JPS6117343Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6117343Y2 JPS6117343Y2 JP8503181U JP8503181U JPS6117343Y2 JP S6117343 Y2 JPS6117343 Y2 JP S6117343Y2 JP 8503181 U JP8503181 U JP 8503181U JP 8503181 U JP8503181 U JP 8503181U JP S6117343 Y2 JPS6117343 Y2 JP S6117343Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- partition wall
- foamed
- inner box
- refrigerator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 32
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 16
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- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 3
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 2
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- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来の冷凍冷蔵庫に於いては、外箱と内箱との
間に発泡断熱材を充填発泡して本体を構成し、該
本体内部に断熱仕切壁を差し込んで冷凍室及び冷
蔵室を区画形成しているが、此の種のものでは断
熱仕切壁と内箱内周壁との接合部に隙間が生じ、
該隙間を通して冷凍室内の冷気が冷蔵室内に漏れ
るという欠点がある。又、これを防止するために
従来では断熱仕切壁の周囲にシール材を貼り付け
ていたが、シール材を貼り付ける手間やシール材
によるコストアツプ或は商品の信頼性に種々の問
題が有つた。
間に発泡断熱材を充填発泡して本体を構成し、該
本体内部に断熱仕切壁を差し込んで冷凍室及び冷
蔵室を区画形成しているが、此の種のものでは断
熱仕切壁と内箱内周壁との接合部に隙間が生じ、
該隙間を通して冷凍室内の冷気が冷蔵室内に漏れ
るという欠点がある。又、これを防止するために
従来では断熱仕切壁の周囲にシール材を貼り付け
ていたが、シール材を貼り付ける手間やシール材
によるコストアツプ或は商品の信頼性に種々の問
題が有つた。
本考案は上述事項に鑑みて考案されたもので、
以下図示の一実施例により詳細に説明する。
以下図示の一実施例により詳細に説明する。
１は金属製の外箱２と合成樹脂製の内箱３との
間にウレタンフオーム等の発泡断熱材４を充填発
泡して構成される冷凍冷蔵庫本体（以下単に本体
と称す）にして、該内箱３の上部内周壁には後述
する断熱仕切壁を嵌入するための嵌合凹部５を形
成している。この嵌合凹部５の底部には適数個の
透孔６，６…を穿設し、上記発泡断熱材４の注入
発泡時この発泡断熱材４の一部が上記透孔６，６
…を通して内箱内面側に流出するような構成とな
している。
間にウレタンフオーム等の発泡断熱材４を充填発
泡して構成される冷凍冷蔵庫本体（以下単に本体
と称す）にして、該内箱３の上部内周壁には後述
する断熱仕切壁を嵌入するための嵌合凹部５を形
成している。この嵌合凹部５の底部には適数個の
透孔６，６…を穿設し、上記発泡断熱材４の注入
発泡時この発泡断熱材４の一部が上記透孔６，６
…を通して内箱内面側に流出するような構成とな
している。
７は上記本体１の内部を冷凍室８及び冷蔵室９
に区画形成するための断熱仕切壁にして、合成樹
脂板７ａと発泡断熱材４ｂとで構成され、その上
面にはドレン受皿７ｃを、又その両側壁及び後壁
には凹条溝７ｄを形成している。この断熱仕切壁
７は上記内箱３の嵌合凹部５に嵌入され、外箱２
と内箱３との間に注入発泡される発泡断熱材４の
一部が上記透孔６，６…より凹条溝７ｄ内に流入
しここで発泡固化することにより該発泡断熱材４
の接着作用によつて固定されるものであり、上記
凹条溝７ｄ内に流入した発泡断熱材４は断熱仕切
壁７と内箱３との接合部のシール作用をもなす。
に区画形成するための断熱仕切壁にして、合成樹
脂板７ａと発泡断熱材４ｂとで構成され、その上
面にはドレン受皿７ｃを、又その両側壁及び後壁
には凹条溝７ｄを形成している。この断熱仕切壁
７は上記内箱３の嵌合凹部５に嵌入され、外箱２
と内箱３との間に注入発泡される発泡断熱材４の
一部が上記透孔６，６…より凹条溝７ｄ内に流入
しここで発泡固化することにより該発泡断熱材４
の接着作用によつて固定されるものであり、上記
凹条溝７ｄ内に流入した発泡断熱材４は断熱仕切
壁７と内箱３との接合部のシール作用をもなす。
１０は冷凍室８の後部に設けられた仕切板にし
て、該仕切板１０と内箱２後面との間には蒸発器
１１及び送風フアン１２が設置されて居り、該蒸
発器１１からの冷気は送風フアン１２の駆動によ
り冷凍室８及び冷蔵室９に適宜分岐されて送られ
る。
て、該仕切板１０と内箱２後面との間には蒸発器
１１及び送風フアン１２が設置されて居り、該蒸
発器１１からの冷気は送風フアン１２の駆動によ
り冷凍室８及び冷蔵室９に適宜分岐されて送られ
る。
ここで本考案冷凍冷蔵庫の組み立てについて説
明する。先ず最初、外箱２と内箱３とを組み合わ
せ、この状態で内箱３の嵌合凹部５に断熱仕切壁
７を嵌入する。而して、上記外箱２と内箱３との
間に形成される空間部に発泡断熱材４の原液を注
入すると、上記空間部内で化学反応を起こし発泡
断熱材４が成長し、その成長によつて外箱２と内
箱３との空間部が徐々に充満されてくる。この
時、断熱仕切壁７が位置する部分、即ち嵌合凹部
５の底部には透孔６，６…が形成されているた
め、成長過程の発泡断熱材４が上記透孔６，６…
を通して断熱仕切壁７の凹条溝７ｄ内に流入し、
ここで発泡固化する。
明する。先ず最初、外箱２と内箱３とを組み合わ
せ、この状態で内箱３の嵌合凹部５に断熱仕切壁
７を嵌入する。而して、上記外箱２と内箱３との
間に形成される空間部に発泡断熱材４の原液を注
入すると、上記空間部内で化学反応を起こし発泡
断熱材４が成長し、その成長によつて外箱２と内
箱３との空間部が徐々に充満されてくる。この
時、断熱仕切壁７が位置する部分、即ち嵌合凹部
５の底部には透孔６，６…が形成されているた
め、成長過程の発泡断熱材４が上記透孔６，６…
を通して断熱仕切壁７の凹条溝７ｄ内に流入し、
ここで発泡固化する。
この断熱仕切壁７の凹条溝７ｄ内で発泡固化し
た発泡断熱材４はその接着作用によつて該断熱仕
切壁７と内箱３との接着を確実に行わしめる他、
冷凍室８からの冷蔵室９への冷気漏れを防止する
作用をなす。而して、上記外箱２と内箱３の空間
部及び断熱仕切壁７の凹条溝７ｄ内に発泡断熱材
４が満たされた後、冷凍室８の後部に蒸発器１１
及び送風フアン１２を設置し、その前面部を仕切
板１０によつて被覆すれば良い。
た発泡断熱材４はその接着作用によつて該断熱仕
切壁７と内箱３との接着を確実に行わしめる他、
冷凍室８からの冷蔵室９への冷気漏れを防止する
作用をなす。而して、上記外箱２と内箱３の空間
部及び断熱仕切壁７の凹条溝７ｄ内に発泡断熱材
４が満たされた後、冷凍室８の後部に蒸発器１１
及び送風フアン１２を設置し、その前面部を仕切
板１０によつて被覆すれば良い。
本考案は、以上の如く外箱と内箱との間に発泡
断熱材を充填発泡して本体を形成すると共に、該
本体内を断熱仕切壁により冷凍室と冷蔵室とに区
画形成する冷凍冷蔵庫に於いて、２枚の合成樹脂
板の間に発泡断熱材を介挿しその少なくとも相隣
る３方の周側面部に凹条溝を形成した断熱仕切壁
を備えると共に、内箱の内周壁に上記断熱仕切壁
を嵌入するための嵌合凹部を形成し、該嵌合凹部
の底部には上記外箱と内箱との間に注入発泡する
発泡断熱材を、前記断熱仕切壁の凹条溝内に流入
させるための適数個の透孔を形成したものである
から、断熱仕切壁としては予じめ２枚の合成樹脂
板と発泡断熱材とで簡単に製作することができる
ものであり、又その組み立て作業についても上記
断熱仕切壁を内箱の嵌合凹部内に嵌入し上記外箱
と内箱との間に発泡断熱材を発泡するだけで良い
ため非常に作業性が良く、更に上記透孔を通して
発泡断熱材の一部を前記凹条溝内に流入させるよ
うにしているため断熱仕切壁側の発泡断熱材との
密着性が良く、断熱仕切壁の固定が確実に行なわ
れるのみならず、該断熱仕切壁の凹条溝内で発泡
固化する発泡断熱材によつて冷凍室からの冷蔵室
への冷気漏れを確実に防止することができるとい
う顕著な効果を奏し得るものである。
断熱材を充填発泡して本体を形成すると共に、該
本体内を断熱仕切壁により冷凍室と冷蔵室とに区
画形成する冷凍冷蔵庫に於いて、２枚の合成樹脂
板の間に発泡断熱材を介挿しその少なくとも相隣
る３方の周側面部に凹条溝を形成した断熱仕切壁
を備えると共に、内箱の内周壁に上記断熱仕切壁
を嵌入するための嵌合凹部を形成し、該嵌合凹部
の底部には上記外箱と内箱との間に注入発泡する
発泡断熱材を、前記断熱仕切壁の凹条溝内に流入
させるための適数個の透孔を形成したものである
から、断熱仕切壁としては予じめ２枚の合成樹脂
板と発泡断熱材とで簡単に製作することができる
ものであり、又その組み立て作業についても上記
断熱仕切壁を内箱の嵌合凹部内に嵌入し上記外箱
と内箱との間に発泡断熱材を発泡するだけで良い
ため非常に作業性が良く、更に上記透孔を通して
発泡断熱材の一部を前記凹条溝内に流入させるよ
うにしているため断熱仕切壁側の発泡断熱材との
密着性が良く、断熱仕切壁の固定が確実に行なわ
れるのみならず、該断熱仕切壁の凹条溝内で発泡
固化する発泡断熱材によつて冷凍室からの冷蔵室
への冷気漏れを確実に防止することができるとい
う顕著な効果を奏し得るものである。
第１図は本考案冷凍冷蔵庫の側面断面図、第２
図は同上冷凍冷蔵庫に用いられる断熱仕切壁の外
観斜視図、第３図は同上冷凍冷蔵庫に用いられる
内箱の裏面斜視図を示す。 １：本体、２：外箱、４：発泡断熱材、５：嵌
合凹部、６，６…：透孔、７：断熱仕切壁、８：
冷凍室、９：冷蔵室。
図は同上冷凍冷蔵庫に用いられる断熱仕切壁の外
観斜視図、第３図は同上冷凍冷蔵庫に用いられる
内箱の裏面斜視図を示す。 １：本体、２：外箱、４：発泡断熱材、５：嵌
合凹部、６，６…：透孔、７：断熱仕切壁、８：
冷凍室、９：冷蔵室。
Claims (1)
- 外箱と内箱との間に発泡断熱材を充填発泡して
本体を形成すると共に、該本体内を断熱仕切壁に
より冷凍室と冷蔵室とに区画形成する冷凍冷蔵庫
に於いて、２枚の合成樹脂板の間に発泡断熱材を
介挿しその少なくとも相隣る３方の周側面部に凹
条溝を形成した断熱仕切壁を備えると共に、内箱
の内周壁に上記断熱仕切壁を嵌入するための嵌合
凹部を形成し、該嵌合凹部の底部には上記外箱と
内箱との間に注入発泡する発泡断熱材を、前記断
熱仕切壁の凹条溝内に流入させるための適数個の
透孔を形成した事を特徴としてなる冷凍冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8503181U JPS6117343Y2 (ja) | 1981-06-08 | 1981-06-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8503181U JPS6117343Y2 (ja) | 1981-06-08 | 1981-06-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57196983U JPS57196983U (ja) | 1982-12-14 |
| JPS6117343Y2 true JPS6117343Y2 (ja) | 1986-05-27 |
Family
ID=29880338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8503181U Expired JPS6117343Y2 (ja) | 1981-06-08 | 1981-06-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6117343Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5620764B2 (ja) * | 2010-09-14 | 2014-11-05 | 日立アプライアンス株式会社 | 冷蔵庫 |
| JP5503478B2 (ja) * | 2010-09-14 | 2014-05-28 | 日立アプライアンス株式会社 | 冷蔵庫 |
| JP6093656B2 (ja) * | 2013-06-11 | 2017-03-08 | 日立アプライアンス株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1981
- 1981-06-08 JP JP8503181U patent/JPS6117343Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57196983U (ja) | 1982-12-14 |
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