JPH0445024Y2 - - Google Patents

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JPH0445024Y2
JPH0445024Y2 JP1985194576U JP19457685U JPH0445024Y2 JP H0445024 Y2 JPH0445024 Y2 JP H0445024Y2 JP 1985194576 U JP1985194576 U JP 1985194576U JP 19457685 U JP19457685 U JP 19457685U JP H0445024 Y2 JPH0445024 Y2 JP H0445024Y2
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JP
Japan
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flange
bottom plate
plate
refrigerator
side walls
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JP1985194576U
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JPS62102978U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は冷蔵庫に関し、特に運搬に用いられる
把手装置の改良構成に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来此種冷蔵庫ではその重量の大なるが故に、
運搬の際は上部を後方へ傾斜せしめ、背面上部及
び底面前部を持つことにより、二人係りで運搬す
る方法が通常採られている。この場合、冷蔵庫の
背面上部には例えば実公昭59−26213号公報に示
される如く把手を構成するが、底面前部は例えば
実開昭53−41777号公報に示される如き高さ調節
用のボルト等が手掛け部とされていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記公報の如くボルト等を運搬用把手に流用す
るものでは、それ自体大きさが小さく、又、手に
接する面が粗面となるため持ち難く、誤つて冷蔵
庫を落下させてしまう問題が生じていた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は斯かる問題点を解決するために、底板
2を構成する上壁12,左右側壁13,14及び
底面フランジ15の左右側壁13,14は外箱3
の左右側板31,32と間隔を存して断熱材10
の充填空間38を形成すると共に底面フランジ1
5前部には冷蔵庫1下面に開放する凹所18aを
構成する把手部18を充填空間38側に膨出形成
したものである。
(ホ) 作用 本考案によれば冷蔵庫底面前部に運搬時に手指
を掛ける凹所を形成できる。又、この把手部は断
熱材中に埋設される形となる。
(ヘ) 実施例 次に図面に於いて本願の実施例を説明する。第
1図は冷蔵庫1の下部断面図を示している。2は
前方に開口する外箱3の底板であり、冷蔵庫1下
部の機械室4の内壁面を構成する合成樹脂部材で
ある。又、5は外箱3の背面板、6は同前板であ
る。7は外箱3内に組込まれ、内部を貯蔵室8と
する内箱であり、前方開口縁の外向フランジ7a
を外箱3開口縁の溝に挿入係合するものである
が、その下縁は前板6上縁の上方に開口する溝6
aに係合せられている。上記底板2、背面板5及
び前板6等を具備した外箱3と内箱7間にウレタ
ンフオーム等の断熱材10を注入し、現場発泡方
式にて充填して断熱箱体11を構成するものであ
る。
第2図は底板2の後方斜視図を、又、第3図は
外箱3の分解図を、更に第4図は第1図のA−A
線断面図を示している。底板2は硬質合成樹脂を
一体成形にて構成されており、後部が高い段差形
状の上壁12と左右側壁13,14と該左右側壁
13,14下端から外方へ張出す底面フランジ1
5,15を有して略門型を成している。底面フラ
ンジ15,15の断熱材10側となる上面にはそ
の前部に把手部18と複数の円錐状突起16,1
6……と前後に延在する溝17,17が一体に形
成されている。底板2前端及び後端には外方へ張
出す前フランジ19及び後フランジ20がそれぞ
れ一体に成形され、更に左右側壁13,14後部
には上下に延在して左右へ張り出し、機械室4か
ら上方の内箱7方向へ延在する冷媒配管21を収
容する収納部22,22が形成されている。24
は機械室4内に収納配設され、後に同様に機械室
4内に設けられる図示しない電動圧縮機から出た
高温冷媒を流通せられ蒸発パイプであり、蛇行状
に折曲された後複数の線条を溶接固定されて略平
板状とされており、底板2の上壁12の左右の前
後部から一体に下方に突出する支持部25,26
によつて上壁12と間隔を存して略水平に支持さ
れている。この蒸発パイプ24上に図示しない冷
却器からの除霜水を貯留する蒸発皿27が、前板
6に形成された挿入孔6bより納出自在に載置さ
れる。支持部25,26間の上壁12には下方へ
膨出された保持部28が一体に形成されており、
この保持部28が蒸発皿27の両側壁27a上縁
に当接して蒸発皿27を蒸発パイプ24に押し付
ける様に作用し、蒸発皿27を蒸発パイプ24と
の間に安定的に保持し、電動圧縮機からの振動等
にるガタ付きを防止する。保持部28は上壁12
の補強も兼ねる。又、蒸発パイプ24からの熱伝
導を良好にする。蒸発パイプ24は蒸発皿27を
加熱して除霜水の自動蒸発を達成する。又、29
は支持部25からの断熱材10の漏出を防止する
シール板である。
第3図に於いて30及び31,32は外箱3を
構成する天板及び左右側板であり、一枚の帯状鋼
板の二箇所を折曲して略門型とする事により、連
続して構成されている。左右側板31,32の下
端には内方に折曲した内向フランジ33,33が
形成され、更に複数の挿入孔34,34……が穿
設されている。
次に断熱箱体11の組立て手順を説明する。底
板2は予め硬質合成樹脂によつて成形しておく。
他方、一枚の鋼板を折曲して略門型としたものの
左右側板31,32には、その下部間に渡つて前
板6を螺子止め若しくは係合等によつて取り付け
る。その後第3図中矢印の如く底板2を前記天板
30左右側板31,32及び前板6の組立て体に
取付ける。この場合、底面フランジ15,15の
突起16,16……は内向フランジ33,33の
挿入孔34,34……に挿入係合され、内向フラ
ンジ33,33は底面フランジ15,15上面に
当接される。この時内向フランジ33,33には
把手部18を逃げる切欠33aが形成され、更に
左右側板31,32間には予め前板6が固定され
ているので、天板30を中心とした左右側板3
1,32の拡開は防止されるため、突起16,1
6……の挿入孔34,34……への挿入作業は円
滑に行なえると共に、両者の係合によつて左右側
板31,32と底板2の仮止めが達成される。
又、前板6下縁の内向フランジ6cは底板2前フ
ランジ19下端の溝19aに係合する。この状態
で底板2の前フランジ19は前板6内面に密接
し、後フランジ20は左右側板31,32の後縁
部の外面に密接することになる。又、底面フラン
ジ15,15の溝17,17にはシール材36,
36が収納され、内向フランジ33,33との間
をシールする。この状態で底板2の左右側壁1
3,14は左右側板31,32とそれぞれ所定の
間隔を存して断熱材10の充填空間38,38を
形成している。この様にして組立てた後、内箱7
を外箱3と間隔を存して組込み(充填空間38は
この間隔と連通している。)、更に背面板5を他の
外箱3構成部材に固定し、又、断熱箱体11内に
組込まれる冷却装置の部品を組込み、内箱3,7
間に断熱材10を充填して発泡固化せしめ、一体
化する。従つて溶接作業等を不要として組立て作
業の簡素化が図れる。特に予め塗装された鋼板に
て外箱3を形成する場合には溶接が出来ないため
本願は有効である。その後、蒸発パイプ24や図
示しない電動圧縮機等を組込んで冷蔵庫1を完成
する。
第5図は底板2の下方斜視図を、又、第6図は
第1図のB−B線断面図を示している。運搬用把
手装置を構成する把手部18は底面フランジ15
前部上面より充填空間38側へ膨出して一体に成
形されており、従つて断熱材10内に埋設される
形となつている。又、内部には下方へ開放した凹
所18aを形成しており、この凹所18aが冷蔵
庫1運搬時の手指挿入空間となる。この時把手部
18は断熱材10中に埋設されているため、把手
部18の強度は大きく、運搬時に底板2が変形す
る危険性がなく、又、把手部18は合成樹脂にて
成形されため、例えば金属板にて構成するものの
如く、端部のバリ取り等を行う必要がない。
尚、実施例では前方開口の冷蔵庫1に本願を適
用したがそれに限られず、上方に開口する所謂チ
エストタイプの冷蔵庫でも本願は有効である。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、外箱底板の左右側壁、底面フ
ランジ及び左右側板の下部との間に脚部用空間を
形成したことにより、内外両箱間に充填される断
熱材がこの空間にも充填されるため、底板の下方
に形成される機械室側壁かつ断熱箱の脚部に対応
する壁の構造強度が向上する。また、底面フラン
ジの前部に前記空間に膨出した下面開口の凹所を
形成したことにより、この凹所を形成する壁は断
熱材中に埋没するため、凹所周囲の強度を確保で
き、格別な把手部材を設けることなくこの凹所を
運搬用の把手として利用できる。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の実施例を示すもので、第1図は
冷蔵庫下部の断面図、第2図は底板の後方斜視
図、第3図は外箱の分解斜視図、第4図は第1図
のA−A線断面図、第5図は底板の下方斜視図、
第6図は第1図のB−B線断面図である。 1……冷蔵庫、2……底板、3……外箱、10
……断熱材、13,14……左右側壁、15……
底面フランジ、18……把手部、31,32……
左右側板、38……充填空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天板、左右側板、背板及び底板を有する外箱と
    内箱とで断熱材を充填する空間を形成し、前記底
    板は、上壁、左右側壁及びこの左右側壁の下端か
    ら外方に延びた底面フランジを備え、このフラン
    ジと左右側壁と前記左右側板の下部とで囲まれ、
    かつ前記空間と連通する脚部用空間を形成した冷
    蔵庫であつて、前記フランジの前部には、この脚
    部用空間に膨出した下面開口の把手用の凹所を形
    成したことを特徴とする冷蔵庫の運搬用把手装
    置。
JP1985194576U 1985-12-18 1985-12-18 Expired JPH0445024Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985194576U JPH0445024Y2 (ja) 1985-12-18 1985-12-18

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JP1985194576U JPH0445024Y2 (ja) 1985-12-18 1985-12-18

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JPS62102978U JPS62102978U (ja) 1987-06-30
JPH0445024Y2 true JPH0445024Y2 (ja) 1992-10-22

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ID=31151673

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Families Citing this family (2)

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JP2839537B2 (ja) * 1989-03-17 1998-12-16 株式会社日立製作所 冷蔵庫および冷蔵庫梱包体
JP2008070065A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5934285B2 (ja) * 1974-09-24 1984-08-21 旭硝子株式会社 液晶のセルへの注入方法

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JPS614224Y2 (ja) * 1981-01-20 1986-02-08
JPS5934285U (ja) * 1982-08-26 1984-03-02 三洋電機株式会社 冷蔵庫

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JPS5934285B2 (ja) * 1974-09-24 1984-08-21 旭硝子株式会社 液晶のセルへの注入方法

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