JPH064580U - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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Publication number
JPH064580U
JPH064580U JP4236992U JP4236992U JPH064580U JP H064580 U JPH064580 U JP H064580U JP 4236992 U JP4236992 U JP 4236992U JP 4236992 U JP4236992 U JP 4236992U JP H064580 U JPH064580 U JP H064580U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner box
storage box
mounting plate
cushioning material
corner
Prior art date
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Pending
Application number
JP4236992U
Other languages
English (en)
Inventor
昭平 稲森
裕司 岸中
Original Assignee
松下冷機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下冷機株式会社 filed Critical 松下冷機株式会社
Priority to JP4236992U priority Critical patent/JPH064580U/ja
Publication of JPH064580U publication Critical patent/JPH064580U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は製氷機用貯水タンク部品などを組み
込んだ収納箱体を内箱天面部コーナーに取り付けた冷蔵
庫に関するもので、ポリウレタン発泡での変形の影響を
受けることなく、内箱天面部コーナーと収納箱体との隙
を防止し外観向上をした冷蔵庫を提供することを目的と
したものである。 【構成】 内箱の天面部コーナーに取り付けられた収納
箱体19の外周壁27が当接するとともに断熱材17側
の取付板20に設けた凹部24空間内に緩衝材軟質ウレ
タンフォーム23あるいは緩衝材ブチルパテ44を挿
入、収納箱体19の外周壁27を緩衝材軟質ウレタンフ
ォーム23あるいは緩衝材ブチルパテ44部の内箱面に
取付板20を係止したことで構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は製氷機用貯水タンク部品などを組み込んだ収納箱体を内箱天面部コー ナーに取り付けた冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の冷蔵庫は図10,図11,図12,図13,図14に示すよう に、実開昭61−114293号に開示されている。冷蔵庫の内箱1の天面部コ ーナー2に配置された収納箱体3は、内箱1の発泡ポリウレタンの断熱材4側に 配置された取付板5にビス6により、取り付けられている。そして、内箱1の天 面部コーナー2には逆コの字状に連続した溝状の凹部7(庫内側から見て)を形 成している。取付板5には内箱1の天面部コーナー2に形成されている逆コの字 状の凹部7と同一形状の凹部8を形成し、内箱1に形成した逆コの字状の凹部7 を覆っている。前記収納箱体3の外周壁9は内箱1の天面部コーナー2に形成さ れた凹部8の平面部10に当接し、ビス6にて取付固定するものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記構成では、内箱1と外箱11の空間部に充填する発泡ポリウ レタンの断熱材4の発泡圧により、内箱1が庫内側に湾曲12し、内箱1天面部 コーナー2において、直角度が90度以下となり、収納箱体3のコーナー部2と に隙13が目立ち外観品位を下げるといった問題を有していた。
【0004】 本考案は上記問題点に鑑み、内箱天井部コーナーの隙をなくする冷蔵庫を提供 するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記欠点を解決するために本考案の冷蔵庫は、内箱,外箱及びこれら両箱間に 充填発泡される断熱材と、前記内箱の天面部コーナーに取り付けられる製氷機用 貯水タンク部品などを組み込んだ収納箱体とよりなり、前記内箱天面コーナー断 熱材側に収納箱体を取り付ける取付穴を設けた取付板を配置し、前記内箱の天面 部コーナーに取り付けられる収納箱体の外周壁が当接するとともに断熱材側の上 記取付板に設けた凹部空間と空間内に緩衝材を挿入、収納箱体の外周壁を緩衝材 部の内箱面に前記取付板と収納箱体を係止したものである。また、緩衝材を軟質 ウレタンフォームなどの弾性と、ブチルパテなどの弾力性と粘着性を有するとい う材料より備えたものである。
【0006】
【作用】
本考案は上記した構成によって、発泡ポリウレタンの断熱材による天面部コー ナーの変形がなく、収納箱体外周壁が均一に当接することかでき、収納箱体との 隙を防止するものである。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例の冷蔵庫について図面を参照しながら説明する。図1 から図9は本考案の一実施例における冷蔵庫を示すもので、図1において、14 は冷蔵庫本体で内箱15と外箱16からなり、内箱15と外箱16の空間部には 発泡ポリウレタンの断熱材17が充填されている。内箱15の天面部コーナー1 8の断熱材17側には、収納箱19固定用の取付板20を配置している。
【0008】 この取付板20は断熱材17側の内箱15天面部コーナー18を覆っている。 また、取付板20には収納箱体19を固定するための取付穴21と内箱15と位 置決めする凸起部22とネジ固定へこみ39と、取付下穴40及び緩衝材軟質ウ レタンフォーム23又は緩衝材ブチルパテ44を挿入する凹部24が設けられて いる。
【0009】 そして、内箱15の天面部コーナー18には取付板20の取付穴21と対向す る位置に取付穴21より大きな逃げ穴25と、取付板20のビス固定へこみ39 を覆っているビス頭隠しへこみ41と取付下穴40より大きな逃げ穴を有する取 付穴43と取付板20の凸起部22に対向する位置に凸起部22より大きな位置 決め穴26が設けられている。
【0010】 前記収納箱体19の外周壁27は内箱15の天面部コーナー18の、取付板2 0に設けられた凹部24の内箱15の平面部28に当接し、ビス29にて取付固 定されている。そして、取付板20は内箱15の天面部コーナー18に、凹部2 4に緩衝材軟質ウレタンフォーム23を挿入し凸起部22と内箱15の穴26と 嵌合し位置決めされ、取付板20のビス固定へこみ39と内箱15のビス頭隠し へこみ41を合わせ固定ビス42にて取り付け全周をテープ30にて内箱15に 固定されている。
【0011】 さらに、緩衝材軟質ウレタンフォーム24を緩衝材ブチルパテ44においては 、取付板20の凹に緩衝材ブチルパテ44を挿入し、凸起部22と内箱15の穴 26と嵌合し位置決めされ緩衝材ブチルパテ44の粘着力で取付板20と内箱1 5を固定されている。
【0012】 上記内箱15を外箱16に組み込み、その空間部に発泡ポリウレタンの断熱材 17を充填する際発泡治具31により内箱15,外箱16の発泡圧による変形を 防止している。しかし、内箱15の各天32,底33,左34,右35部は発泡 治具を外した後2次発泡により、中央部が庫内側に湾曲36し、コーナー部37 において直角度が確保しにくいが、取付板20の凹部24に緩衝材軟質ウレタン フォーム23あるいは緩衝材ブチルパテ44を挿入しているため内箱15の天面 部コーナー18が変形しても、収納箱体19の外周壁27を内箱15面に押し付 けると収納箱体19の外周壁27に添って当接させ固定することができる。また 、収納箱体19の外周壁27は内箱15の天面部コーナー18の緩衝材軟質ウレ タンフォーム23あるいは緩衝材ブチルパテ44部に当接しているため、内箱1 5と収納箱体19の隙が目立ちにくくでき外観品位を向上させる。
【0013】
【考案の効果】 本考案は以上の説明から明らかなように、内箱の天面部コーナーを覆う収納箱 体取付板に収納箱体が取付固定されており、収納箱体の外周壁を内箱内面に当接 させたものであり、内箱位置決めに取付板凸起部により取付板を位置決めでき、 取付板の凹部に挿入した緩衝材軟質ウレタンフォームあるいは緩衝材ブチルパテ と対応した内箱天面部コーナーに収納箱体の外周壁を当接しているため、内箱天 面部コーナーの変形を吸収し内箱との隙を目立ちにくくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における緩衝材軟質ウレタン
フォームにおける収納箱体取付け断面図
【図2】同緩衝材軟質ウレタンフォームにおける収納箱
体取付け断面図
【図3】同緩衝材軟質ウレタンフォームにおける収納箱
体取付け断面図
【図4】同緩衝材軟質ウレタンフォームにおける取付板
の斜視図
【図5】同緩衝材ブチルパテにおける収納箱体取付け断
面図
【図6】同緩衝材ブチルパテにおける収納箱体取付け断
面図
【図7】同緩衝材ブチルパテにおける取付板の斜視図
【図8】同内箱天面部コーナー斜視図
【図9】同冷蔵庫の正面図
【図10】従来の冷蔵庫の収納箱体取付け断面図
【図11】同収納箱体取付け断面図
【図12】同取付板の斜視図
【図13】同内箱天面部コーナー斜視図
【図14】同冷蔵庫の正面図
【符号の説明】
15 内箱 16 外箱 17 断熱材 18 天面部コーナー 19 収納箱体 20 取付板 21 取付穴 23 緩衝材軟質ウレタンフォーム 24 凹部空間 27 外周壁 44 緩衝材ブチルパテ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内箱,外箱、及びこれら両箱間に充填発
    泡される断熱材と、前記内箱の天面部コーナーに取り付
    けられる製氷機用貯水タンク部品などを組み込んだ収納
    箱体とよりなり、前記内箱天面コーナー断熱材側に収納
    箱体を取り付ける取付穴を設けた取付板を配置し、前記
    内箱の天面部コーナーに取り付けられる収納箱体の外周
    壁が当接するとともに断熱材側の上記取付板に設けた凹
    部空間と空間内に緩衝材を挿入、収納箱体の外周壁を緩
    衝材部の内箱面に前記取付板を係止したことからなる冷
    蔵庫。
  2. 【請求項2】 緩衝材を軟質ウレタンフォームなどの弾
    性を有する材料とした請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 緩衝材をブチルパテなどの弾力性と粘着
    性を有する材料とした請求項2記載の冷蔵庫。
JP4236992U 1992-06-19 1992-06-19 冷蔵庫 Pending JPH064580U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4236992U JPH064580U (ja) 1992-06-19 1992-06-19 冷蔵庫

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JP4236992U JPH064580U (ja) 1992-06-19 1992-06-19 冷蔵庫

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JPH064580U true JPH064580U (ja) 1994-01-21

Family

ID=12634132

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02144525U (ja) * 1989-05-11 1990-12-07
WO2016202554A1 (de) * 2015-06-18 2016-12-22 BSH Hausgeräte GmbH Haushaltskältegerät mit einem aussengehäuse, welches einen innenbehälter umgibt
WO2018193662A1 (ja) * 2017-04-21 2018-10-25 三菱電機株式会社 断熱箱体および冷蔵庫

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JPH02144525U (ja) * 1989-05-11 1990-12-07
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