JPS583593Y2 - 浴槽のエプロン取付構造 - Google Patents
浴槽のエプロン取付構造Info
- Publication number
- JPS583593Y2 JPS583593Y2 JP8062778U JP8062778U JPS583593Y2 JP S583593 Y2 JPS583593 Y2 JP S583593Y2 JP 8062778 U JP8062778 U JP 8062778U JP 8062778 U JP8062778 U JP 8062778U JP S583593 Y2 JPS583593 Y2 JP S583593Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- edge
- apron
- apron member
- bathtub
- bathtub body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、浴槽本体に取付けられるエプロンの取付構
造に関し、浴槽本体の上縁フランジ部の外端縁を垂下形
成してなる垂下縁部内面に、スペーサ部材を介してエプ
ロン部材の上端縁部を圧接保持し、かつ浴槽本体外側壁
面、上縁フランジ部、垂下縁部及びエプロン部材とで囲
まれる陰影空間に発泡性合成樹脂液を注入充填し、該発
泡性合成樹脂液の発泡硬化と同時にエプロン部材を固定
するに際して、上記浴槽本体の垂下縁部内面とエプロン
部材の上端縁部との接合部間に軟質弾性体を介在させる
ことにより、注入初期の粘度の低い発泡性合成樹脂液の
漏れを防止するようにしたものである。
造に関し、浴槽本体の上縁フランジ部の外端縁を垂下形
成してなる垂下縁部内面に、スペーサ部材を介してエプ
ロン部材の上端縁部を圧接保持し、かつ浴槽本体外側壁
面、上縁フランジ部、垂下縁部及びエプロン部材とで囲
まれる陰影空間に発泡性合成樹脂液を注入充填し、該発
泡性合成樹脂液の発泡硬化と同時にエプロン部材を固定
するに際して、上記浴槽本体の垂下縁部内面とエプロン
部材の上端縁部との接合部間に軟質弾性体を介在させる
ことにより、注入初期の粘度の低い発泡性合成樹脂液の
漏れを防止するようにしたものである。
従来、この種の浴槽において、エプロン部材を取付ける
場合、第１図に例示するように、通常浴槽本体１の上端
フランジ部２の外端縁を垂下形成した垂下縁部３の内側
にエプロン部材４の上端縁部４ａを差込み、かつ該エプ
ロン部材上端縁部を上記浴槽本体外側壁面１ａと垂下縁
部３との間に介在されるスペーサ部材５で圧接保持する
とともに、それら浴槽本体外側壁面、上縁フランジ部、
垂下縁部及びエプロン部材とで囲まれる陰影空間６に、
硬質発泡ウレタン樹脂あるいは発泡スチロール樹脂等か
らなる発泡性合成樹脂液を注入充填して発泡硬化させた
発泡体７により上記エプロン部材を固定してなる構成を
有するものがある。
場合、第１図に例示するように、通常浴槽本体１の上端
フランジ部２の外端縁を垂下形成した垂下縁部３の内側
にエプロン部材４の上端縁部４ａを差込み、かつ該エプ
ロン部材上端縁部を上記浴槽本体外側壁面１ａと垂下縁
部３との間に介在されるスペーサ部材５で圧接保持する
とともに、それら浴槽本体外側壁面、上縁フランジ部、
垂下縁部及びエプロン部材とで囲まれる陰影空間６に、
硬質発泡ウレタン樹脂あるいは発泡スチロール樹脂等か
らなる発泡性合成樹脂液を注入充填して発泡硬化させた
発泡体７により上記エプロン部材を固定してなる構成を
有するものがある。
しかしながら、このような従来構造のものでは、特に浴
槽本体がハンドレイアップ成形法により成形されたＦＲ
Ｐ製のものであると、浴槽本体１の垂下縁部３を平坦に
成形することが非常に困難であることから、該垂下縁部
３の内面にはある程度の凹凸が残り、このため浴槽本体
の垂下縁部内側に差込まれるエプロン部材の上端縁部と
、該垂下縁部内面との接合面部に隙間が生じ、この隙間
から注入初期における粘度の低い発泡性合成樹脂液が漏
れ易く、取付後の外観性が悪く、後仕上げ加工を施す必
要があるなど、種々の不都合があった。
槽本体がハンドレイアップ成形法により成形されたＦＲ
Ｐ製のものであると、浴槽本体１の垂下縁部３を平坦に
成形することが非常に困難であることから、該垂下縁部
３の内面にはある程度の凹凸が残り、このため浴槽本体
の垂下縁部内側に差込まれるエプロン部材の上端縁部と
、該垂下縁部内面との接合面部に隙間が生じ、この隙間
から注入初期における粘度の低い発泡性合成樹脂液が漏
れ易く、取付後の外観性が悪く、後仕上げ加工を施す必
要があるなど、種々の不都合があった。
この考案は、上記従来の欠点を除去することを目的とし
たもので、以下、図示の実施例に基づいて説明する。
たもので、以下、図示の実施例に基づいて説明する。
尚、図示の実施例において従来構造と重複する部分は同
一符号を用いて説明する。
一符号を用いて説明する。
すなわち、この考案は、第２図に示すように、浴槽本体
１の上縁フランジ部２の外端縁を垂下形成した垂下縁部
３の内面とエプロン部材４の上端縁部４ａとの間に軟質
発泡ウレタン樹脂あるいは発泡ポリエチレン樹脂等の軟
質弾性体８を介在してなる構成を有するもので、上記エ
プロン部材４の上端縁部４ａを内方に向ってＬ字型に段
付形威し、該段付面部４１に上記垂下縁部３の下端面を
当接するとともに、上記エプロン部材の段付上端縁部４
ａの外面と、浴槽本体垂下縁部３の下部内面とで形成さ
れる空隙部９に上記軟質弾性体８を介在してなるもので
ある。
１の上縁フランジ部２の外端縁を垂下形成した垂下縁部
３の内面とエプロン部材４の上端縁部４ａとの間に軟質
発泡ウレタン樹脂あるいは発泡ポリエチレン樹脂等の軟
質弾性体８を介在してなる構成を有するもので、上記エ
プロン部材４の上端縁部４ａを内方に向ってＬ字型に段
付形威し、該段付面部４１に上記垂下縁部３の下端面を
当接するとともに、上記エプロン部材の段付上端縁部４
ａの外面と、浴槽本体垂下縁部３の下部内面とで形成さ
れる空隙部９に上記軟質弾性体８を介在してなるもので
ある。
ところで、上記浴槽本体１にエプロン部材４を取付ける
には、第３図から第５図に示すように、浴槽本体１を載
置台１１上に逆に配置する一方、該浴槽本体１の垂下縁
部３の内側に、予め両面粘着テープ、接着剤等で軟質弾
性体８が貼着されたエプロン部材４の段付上端縁部４ａ
を差込み配置し、かつ該エプロン部材４を外側から押圧
位置決めする側型１２を上記載置台１１に配置するとと
もに、浴槽本体１の外側壁面１ａとエプロン部材４の段
付上端縁部４ａの内面との間にスペーサ部材５を圧入し
て、上記エプロン部材４の段付上端縁部４ａを内側から
上記垂下縁部３側に向けて圧接保持させた後、それらで
囲まれる陰影空間６に発泡性合成樹脂液１３を注入充填
し、発泡硬化させることにより、取付けてなるものであ
る。
には、第３図から第５図に示すように、浴槽本体１を載
置台１１上に逆に配置する一方、該浴槽本体１の垂下縁
部３の内側に、予め両面粘着テープ、接着剤等で軟質弾
性体８が貼着されたエプロン部材４の段付上端縁部４ａ
を差込み配置し、かつ該エプロン部材４を外側から押圧
位置決めする側型１２を上記載置台１１に配置するとと
もに、浴槽本体１の外側壁面１ａとエプロン部材４の段
付上端縁部４ａの内面との間にスペーサ部材５を圧入し
て、上記エプロン部材４の段付上端縁部４ａを内側から
上記垂下縁部３側に向けて圧接保持させた後、それらで
囲まれる陰影空間６に発泡性合成樹脂液１３を注入充填
し、発泡硬化させることにより、取付けてなるものであ
る。
したがって、上記の構成によれば、スペーサ部材を介し
て浴槽本体の垂下縁部内面にエプロン部材の上端縁部を
圧接保接するにおいて、該垂下縁部内面とエプロン部材
上端縁部との接合面間に軟質弾性体を介在したことから
、浴槽本体外側壁面、上縁フランジ部、垂下縁部及びエ
プロン部材とで囲まれる陰影空間に発泡体を充填して上
記エプロン部材を浴槽本体に固定する際、粘度の低い注
入初期の発泡性合成樹脂液が上記両接合面から漏れ出る
のを確実に防止でき、また軟質弾性体の介在により浴槽
本体の垂下縁部の厚みが不均一であっても常に一定した
状態でエプロン部材を取付けることができるとともに、
取付後の後仕上げも必要がないなど、作業性及び外観性
にすぐれた効果を奏するものである。
て浴槽本体の垂下縁部内面にエプロン部材の上端縁部を
圧接保接するにおいて、該垂下縁部内面とエプロン部材
上端縁部との接合面間に軟質弾性体を介在したことから
、浴槽本体外側壁面、上縁フランジ部、垂下縁部及びエ
プロン部材とで囲まれる陰影空間に発泡体を充填して上
記エプロン部材を浴槽本体に固定する際、粘度の低い注
入初期の発泡性合成樹脂液が上記両接合面から漏れ出る
のを確実に防止でき、また軟質弾性体の介在により浴槽
本体の垂下縁部の厚みが不均一であっても常に一定した
状態でエプロン部材を取付けることができるとともに、
取付後の後仕上げも必要がないなど、作業性及び外観性
にすぐれた効果を奏するものである。
第１図は従来の浴槽のエプロン取付状態を示す一部拡大
断面図、第２図はこの考案に係る一実施例を示す一部拡
大断面図、第３図から第５図は同じく浴槽本体へのエプ
ロン部材の取付状態を示す説明図である。 １・・・・・・浴槽本体、１ａ・・・・・・外側壁面、
２・・・・・・上縁フランジ部、３・・・・・・垂下縁
部、４・・・・・・エプロン部材、４ａ・・・・・・上
端縁部、５・・・・・・スペーサ部材、６・・・・・・
陰影空間、７・・・・・・発泡体、８・・・・・・軟質
弾性体。
断面図、第２図はこの考案に係る一実施例を示す一部拡
大断面図、第３図から第５図は同じく浴槽本体へのエプ
ロン部材の取付状態を示す説明図である。 １・・・・・・浴槽本体、１ａ・・・・・・外側壁面、
２・・・・・・上縁フランジ部、３・・・・・・垂下縁
部、４・・・・・・エプロン部材、４ａ・・・・・・上
端縁部、５・・・・・・スペーサ部材、６・・・・・・
陰影空間、７・・・・・・発泡体、８・・・・・・軟質
弾性体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 浴槽本体の上縁フランジ部外端縁を垂下形成し、該垂下
縁部内面にスペーサ部材を介してエプロン部材の上端縁
部を圧接保持するとともに、上記浴槽本体の外側壁面、
上縁フランジ部、垂下縁部及びエプロン部材とで囲まれ
る陰影空間に発泡体を注入充填し発泡硬化させて上記エ
プロン部材を固定するにあたり、 上記浴槽本体の垂下縁部内面とエプロン部材の上端縁部
との間に軟質弾性体を介在したことを特徴とする浴槽の
エプロン取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8062778U JPS583593Y2 (ja) | 1978-06-13 | 1978-06-13 | 浴槽のエプロン取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8062778U JPS583593Y2 (ja) | 1978-06-13 | 1978-06-13 | 浴槽のエプロン取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54182132U JPS54182132U (ja) | 1979-12-24 |
| JPS583593Y2 true JPS583593Y2 (ja) | 1983-01-21 |
Family
ID=28999705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8062778U Expired JPS583593Y2 (ja) | 1978-06-13 | 1978-06-13 | 浴槽のエプロン取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS583593Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-13 JP JP8062778U patent/JPS583593Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54182132U (ja) | 1979-12-24 |
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