JPS583594Y2 - 浴槽のエプロン取付構造 - Google Patents
浴槽のエプロン取付構造Info
- Publication number
- JPS583594Y2 JPS583594Y2 JP8240578U JP8240578U JPS583594Y2 JP S583594 Y2 JPS583594 Y2 JP S583594Y2 JP 8240578 U JP8240578 U JP 8240578U JP 8240578 U JP8240578 U JP 8240578U JP S583594 Y2 JPS583594 Y2 JP S583594Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- apron
- apron member
- bathtub body
- bathtub
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、浴槽本体の側壁とエプロンとの間の陰影空
間に発泡合成樹脂を充填した浴槽の改良に関し、合成樹
脂発泡体の注入時の作業性を向上させ、且つ製品の外観
性の向上を図るようにしたものである。
間に発泡合成樹脂を充填した浴槽の改良に関し、合成樹
脂発泡体の注入時の作業性を向上させ、且つ製品の外観
性の向上を図るようにしたものである。
従来、この種の浴槽においては、エプロン部材を取付け
る場合、第1図から第5図に例示するように、下型治具
A上に浴槽本体1を逆に載置し、該浴槽本体1の上縁フ
ランジ部2の外端縁を垂下形成してなる垂下縁部3の内
面側にエプロン部材4の上端縁部4aを差込んで該エプ
ロン部材外面に側型治具Bを外側から当て、かつ該エプ
ロン部材4の上端縁部を上記浴槽本体1の外側壁面1a
と垂下縁部3との間に圧入介在されるスペーサ部材5で
圧接保持するとともに、上記エプロン部材4の両側自由
端縁部4bと浴槽本体1との間に形成される開放部6に
合板を当てがいFRPをその上がら積層することによっ
て合板を浴槽本体に接着硬化させた仕切壁7で閉塞し、
これら浴槽本体の外側壁面、上縁フランジ部、垂下縁部
、エプロン部材及び仕切壁で囲まれる陰影空間8に発泡
性合成樹脂液9を注入して発泡硬化させることにより、
硬化後の発泡合成樹脂10でエプロン部材4を浴槽本体
1に固定してなる構成を有するものがある。
る場合、第1図から第5図に例示するように、下型治具
A上に浴槽本体1を逆に載置し、該浴槽本体1の上縁フ
ランジ部2の外端縁を垂下形成してなる垂下縁部3の内
面側にエプロン部材4の上端縁部4aを差込んで該エプ
ロン部材外面に側型治具Bを外側から当て、かつ該エプ
ロン部材4の上端縁部を上記浴槽本体1の外側壁面1a
と垂下縁部3との間に圧入介在されるスペーサ部材5で
圧接保持するとともに、上記エプロン部材4の両側自由
端縁部4bと浴槽本体1との間に形成される開放部6に
合板を当てがいFRPをその上がら積層することによっ
て合板を浴槽本体に接着硬化させた仕切壁7で閉塞し、
これら浴槽本体の外側壁面、上縁フランジ部、垂下縁部
、エプロン部材及び仕切壁で囲まれる陰影空間8に発泡
性合成樹脂液9を注入して発泡硬化させることにより、
硬化後の発泡合成樹脂10でエプロン部材4を浴槽本体
1に固定してなる構成を有するものがある。
即ち、注入初期の発泡合成樹脂は粘度が低いため、単に
開放部6に合板を取り付けるだけでは不充分で、従って
前記のように合板の上がら更にFRPを積層して粘度の
低い樹脂の漏れを防ぐ必要があった。
開放部6に合板を取り付けるだけでは不充分で、従って
前記のように合板の上がら更にFRPを積層して粘度の
低い樹脂の漏れを防ぐ必要があった。
しかし、上記仕切壁7を形成する作業は作業性に劣り、
またその費用も高くつく欠点があった。
またその費用も高くつく欠点があった。
この考案は、上記従来の欠点を除去することを目的とし
たもので、以下、図示の実施例に基づいて説明する。
たもので、以下、図示の実施例に基づいて説明する。
尚、図示の実施例において従来構造と重複する部分は、
同一符号を用いて説明する。
同一符号を用いて説明する。
すなわち、この考案は、第6図に示すように、成形型に
より所定の形状に底形されたFRPまたは他の合成樹脂
材料からなるエプロン部材4(図示の実施例では2方型
のもの)の両側自由端縁部4bに、厚さ1〜3mmの発
泡ポリエチレンシート等の柔軟性及び水蜜性を有するシ
ート11を粘着テープ等で貼着し、上述した従来のエプ
ロン取付けに際し、上記シート11で浴槽本体1との間
に生じる開放部6を閉塞してなる構成を有するものであ
る。
より所定の形状に底形されたFRPまたは他の合成樹脂
材料からなるエプロン部材4(図示の実施例では2方型
のもの)の両側自由端縁部4bに、厚さ1〜3mmの発
泡ポリエチレンシート等の柔軟性及び水蜜性を有するシ
ート11を粘着テープ等で貼着し、上述した従来のエプ
ロン取付けに際し、上記シート11で浴槽本体1との間
に生じる開放部6を閉塞してなる構成を有するものであ
る。
ところで、上記エプロン部材4の両側自由端縁部4bに
貼着されたシート11で浴槽本体1との開放部6を閉塞
するには、第7図に示すように、該シート11の自由端
縁部11 aを内側に曲げて浴槽本体1の外側壁面1a
側へ単に密着させるか、または粘着テープで貼着させる
ことにより行なわれる。
貼着されたシート11で浴槽本体1との開放部6を閉塞
するには、第7図に示すように、該シート11の自由端
縁部11 aを内側に曲げて浴槽本体1の外側壁面1a
側へ単に密着させるか、または粘着テープで貼着させる
ことにより行なわれる。
したがって、上記の構成によれば、浴槽本体とエプロン
部材との間に形成される陰影空間に発泡性合成樹脂液を
注入充填し、発泡硬化後の発泡合成樹脂によりエプロン
部材を浴槽本体に取付けるにおいて、浴槽本体の外側壁
面とエプロン部材の両側自由端縁部との間に生じる開放
部に、柔軟性及び水密性を有するシートを配置して該開
放部を閉塞したことから、従来のような剛性体からなる
仕切壁による閉塞構造のものと比較して作業性が向上し
、注入初期の粘度の低い発泡性合成樹脂液の漏れも確実
に防止できるために脱型が容易であり、かつ従来の合板
の上からFRPを積層接着したものに較べてシート表面
が平滑で、色も白色、その他任意の美しい色を採用する
ことができるので外観性の向上を図ることができ、さら
仕切壁の材料費も格段に安くなるなど、実用性にすぐれ
た効果を奏するものである。
部材との間に形成される陰影空間に発泡性合成樹脂液を
注入充填し、発泡硬化後の発泡合成樹脂によりエプロン
部材を浴槽本体に取付けるにおいて、浴槽本体の外側壁
面とエプロン部材の両側自由端縁部との間に生じる開放
部に、柔軟性及び水密性を有するシートを配置して該開
放部を閉塞したことから、従来のような剛性体からなる
仕切壁による閉塞構造のものと比較して作業性が向上し
、注入初期の粘度の低い発泡性合成樹脂液の漏れも確実
に防止できるために脱型が容易であり、かつ従来の合板
の上からFRPを積層接着したものに較べてシート表面
が平滑で、色も白色、その他任意の美しい色を採用する
ことができるので外観性の向上を図ることができ、さら
仕切壁の材料費も格段に安くなるなど、実用性にすぐれ
た効果を奏するものである。
第1図から第5図は従来の浴槽本体へのエプロン取付状
態を示す説明図、第6図はこの考案に係るエプロン部材
の一実施例を示す説明図、第7図は同じく取付状態を示
す説明図である。 1・・・・・・浴槽本体、1a・・・・・・外側壁面、
2・・・・・・上縁フランジ部、3・・・・・・垂下縁
部、4・・・・・・エプロン部材、4a・・・・・・上
端縁部、4b・・・・・・自由端縁部、5・・・・・・
スペーサ部材、6・・・・・・開放部、8・・・・・・
陰影空間、10・・・・・・発泡合成樹脂、11・・・
・・・シート、11a・・・・・由由端縁部。
態を示す説明図、第6図はこの考案に係るエプロン部材
の一実施例を示す説明図、第7図は同じく取付状態を示
す説明図である。 1・・・・・・浴槽本体、1a・・・・・・外側壁面、
2・・・・・・上縁フランジ部、3・・・・・・垂下縁
部、4・・・・・・エプロン部材、4a・・・・・・上
端縁部、4b・・・・・・自由端縁部、5・・・・・・
スペーサ部材、6・・・・・・開放部、8・・・・・・
陰影空間、10・・・・・・発泡合成樹脂、11・・・
・・・シート、11a・・・・・由由端縁部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 浴槽本体の上縁フランジ部の外端縁を垂下形成した垂下
縁部内面にエプロン部材の上端縁部を当合し、かつ該エ
プロン部材とで形成される浴槽本体の陰影空間に発泡合
成樹脂を充填硬化させて上記エプロン部材を固定するに
あたり、 上記エプロン部材の自由端縁部に柔軟性及び水蜜性を有
するシートを貼着し、該シートで上記浴槽本体とエプロ
ン部材との間の開放部を閉塞したことを特徴とする浴槽
のエプロン取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8240578U JPS583594Y2 (ja) | 1978-06-16 | 1978-06-16 | 浴槽のエプロン取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8240578U JPS583594Y2 (ja) | 1978-06-16 | 1978-06-16 | 浴槽のエプロン取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54184250U JPS54184250U (ja) | 1979-12-27 |
JPS583594Y2 true JPS583594Y2 (ja) | 1983-01-21 |
Family
ID=29003229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8240578U Expired JPS583594Y2 (ja) | 1978-06-16 | 1978-06-16 | 浴槽のエプロン取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS583594Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-16 JP JP8240578U patent/JPS583594Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54184250U (ja) | 1979-12-27 |
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