JPS583555Y2 - 鞄の芯板 - Google Patents

鞄の芯板

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Publication number
JPS583555Y2
JPS583555Y2 JP2461180U JP2461180U JPS583555Y2 JP S583555 Y2 JPS583555 Y2 JP S583555Y2 JP 2461180 U JP2461180 U JP 2461180U JP 2461180 U JP2461180 U JP 2461180U JP S583555 Y2 JPS583555 Y2 JP S583555Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
bag
core board
upper side
synthetic resin
Prior art date
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Expired
Application number
JP2461180U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56125732U (ja
Inventor
芳春 宮本
Original Assignee
株式会社 ロ−エル
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 ロ−エル filed Critical 株式会社 ロ−エル
Priority to JP2461180U priority Critical patent/JPS583555Y2/ja
Publication of JPS56125732U publication Critical patent/JPS56125732U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鞄の芯板に関する。
一般的に手提鞄にあっては、所定の形状を保持させるよ
う前胴aおよび後胴a′を第1図、第2図に示す如く、
表皮すと裏地Cの間に芯板dを装入し、これらを一体的
に口枠eおよび底板fと縫止等してなるが、従来の上記
芯板dは裏地Cをのり付けし易い厚紙からなるから使用
頻度が高がったり、靴内に収納物を多く入れ過ぎたりし
て、芯板dの彎曲、展開頻度が大であったり、彎曲度が
大きくなると挫屈強度は低下して変形し、このため鞄の
保形ができなきなって型崩れを生じ易い難点があった。
一方、厚紙に代えて上記芯板を合成樹脂型とした場合、
これの強度が増し、型崩れの問題はなくなるが、合成樹
脂製芯板の場合、鞄口を閉じた際に芯板上辺部が彎曲す
るというよりも該芯板中間部が彎曲してしまい、その結
果、鞄がビヤ樽状に膨むといった外観の招き、また、弾
発性が高い故に鞄口の閉じ合わせが楽に行なえず、その
他にも合成樹脂型の芯板では糊の吸収が悪く、塗布した
際にムラも生じるので該芯板内面へ裏地の貼り合わせた
際の仕上がりが悪くなっている。
そこで本考案は上述従来の難点に鑑みて検討の結果、板
体を塩化ビニール等の強靭な材料で成形し、この裏面に
布地を適切に装着して構成することにより、鞄を長期間
にわたって保形できて、かつ、裏地の装着および表皮の
縫着を容易ならしめることを目的とするものである。
以下本考案の実施例を示した図面について詳述すれば、
第3図ないし第6図において、板体1を、鞄の前胴aお
よび後胴a′に対応する縦横寸法を有する大きさにかつ
、彎曲可能な任意所望の板厚に形成するが、こ)で、こ
の板体1は塩化ビニールその他の適度に弾性を有する強
靭な合成樹脂材で一体に形成される。
しかし、上記塩化ビニール等の合成樹脂製板体1は接着
材が塗布し難い特性を有するがら、後述する裏地の接着
を考慮して、板体1の内面全体に任意所望材質の布地2
を図示の如く周縁部1aでミシン掛は等により縫着3し
て一体に構成したものである。
こ・で、上記板体1と布地2の縫着3位置は表皮と縫着
する部分に予め一致させておき、その縫着跡をミシン掛
けすることで表皮4との縫着を容易ならしめんとするも
のである。
また、上記板体1は、上辺部1bの片面に第3図、第5
図に示す如く複数の筋目5・・・・・・を適宜間隔に横
設するか、または、上辺部を所定幅にわたって第6図に
示す如く薄肉部6に形成しである。
このように板体1を形成すると、表皮4および裏地7と
共に彎曲して巻着縫止等により取付ける際、板体1の上
辺部1bは彎曲し易いので前胴aおよび後胴a′の上側
部を所定の曲率に体裁良く形成できて都合が良い。
以上説明した通り、本考案は鞄の前胴、後胴に用いられ
ている芯板において、前胴または後胴と対応する大きさ
に形成された板体は、弾性を有する強靭な合成樹脂から
なり、該板体の上辺部は、これに横設された複数の筋目
、または薄肉部による彎曲の容易な形状を備えており、
該板体の内面には布地が当てがわれ、これら板体、布地
相互の周縁部が縫合されていることを特徴としている。
したがって本考案の場合、板体が弾性を有する強靭な合
成樹脂製であることにより、型部れや座屈のない高い強
度が得られ、長く鞄の保形効果を発揮することとなるが
、これにとどまることなく、つぎのような効果も得られ
る。
つまり、複数の筋目または薄肉部を備えている板体の上
辺部は、その他部に比べて曲がりやすくなっており、砲
口を閉じたときには当該上辺部のみが彎曲し、板体中間
部が見苦しく膨出彎曲することがないから、鞄の形態が
良好に保持できることとなり、しかも上辺部が曲がりや
すいからこそ、砲口の閉じ合わせも楽に行なえる。
その上、板体の内面には糊の吸収性のよい布地があるの
で、これに裏地を糊づけする際、接着剤の塗布状態を均
一にして仕上がりよく裏地を貼り合わせることができ、
また、板体には布地との縫着跡がその周縁部にあるから
、丈夫な板体を備えているといえどもその縫着跡にそっ
て表皮、口枠、底皮などとの縫着が容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は手提鞄を例示した斜視図、第2図は同鞄におけ
る前後胴の芯板を示す縦断側面図、第3図は本考案に係
る芯板の正面図、第4図は同芯板の裏面図、第5図は同
芯板と表皮の縦断側面図、第6図は同芯板の他の実施例
を示す縦断側面図である。 a・・・前胴、a /・・・・・・後胴、1・・・・・
・板体、1a・・・・・・板体の周縁部、2・・・・・
・布地、3・・・・・・板体と布地の縫着部、4・・・
・・・表皮、5・・・・・・筋目、6・・・・・・薄肉
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鞄の前胴、後胴に用いられる芯板において、前胴または
    後胴と対応する大きさに形成された板体は、弾性を有す
    る強靭な合成樹脂からなり、該板体の上辺部は、これに
    横設された複数の筋目、または薄肉部による彎曲の容易
    な形状を備えており、該板体の内面には布地が当てがわ
    れ、これら板体、布地相互の周縁部が縫合されている鞄
    の芯板。
JP2461180U 1980-02-27 1980-02-27 鞄の芯板 Expired JPS583555Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2461180U JPS583555Y2 (ja) 1980-02-27 1980-02-27 鞄の芯板

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JP2461180U JPS583555Y2 (ja) 1980-02-27 1980-02-27 鞄の芯板

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Publication Number Publication Date
JPS56125732U JPS56125732U (ja) 1981-09-25
JPS583555Y2 true JPS583555Y2 (ja) 1983-01-21

Family

ID=29620680

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JPS56125732U (ja) 1981-09-25

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