JPH044629Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH044629Y2 JPH044629Y2 JP15011287U JP15011287U JPH044629Y2 JP H044629 Y2 JPH044629 Y2 JP H044629Y2 JP 15011287 U JP15011287 U JP 15011287U JP 15011287 U JP15011287 U JP 15011287U JP H044629 Y2 JPH044629 Y2 JP H044629Y2
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- JP
- Japan
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- joint
- wall
- bath unit
- wall material
- bathtub
- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、浴槽及び洗い場等からなるバスユニ
ツトの壁面接合部における防水緩衝構造に関する
ものである。
ツトの壁面接合部における防水緩衝構造に関する
ものである。
〈従来の技術〉
従来のバスユニツトと壁面との接合部の構造は
第4図に示すように浴槽11及び洗い場12等から
なり、バスユニツト1の上端鍔縁2上に、防水材
5を螺子6によつて水密的に定着した後、該防水
材5に、前記浴槽11及び洗い場12等からなるバ
スユニツト1の上端部を囲む壁材3の下端凹溝4
を嵌合させて一次防水を図ると共に、該バスユニ
ツト1の上端鍔縁2と壁材3の接合部浴室側に、
シーリング材7を用いて二次防水を行うようにし
たもの、又、第5図に示すようにバスユニツト1
の上端鍔縁2上に、防水材5を介して壁材31の
下端に嵌着したアルミサツシ8を接合させて一次
防水を行い、更に該上端鍔縁2と該アルミサツシ
8と接合部間隙にシーリング材7を充填して二次
防水したもの、その他第6図に示すようにバスユ
ニツト1の上端鍔縁2上に、防水材5を介して壁
材32の下端を接合すると共に、前記鍔縁2の外
周縁に屈曲立設した外縁2′に向かつて該壁材32
の取付溝から螺子6を挿通して、該壁材32とバ
スユニツト1との安定接合を図り、更に該鍔縁2
と壁材32との間及び、該壁材32と嵌込板9との
間にシーリング材7を注入して二次防水を行うも
の等がある。
第4図に示すように浴槽11及び洗い場12等から
なり、バスユニツト1の上端鍔縁2上に、防水材
5を螺子6によつて水密的に定着した後、該防水
材5に、前記浴槽11及び洗い場12等からなるバ
スユニツト1の上端部を囲む壁材3の下端凹溝4
を嵌合させて一次防水を図ると共に、該バスユニ
ツト1の上端鍔縁2と壁材3の接合部浴室側に、
シーリング材7を用いて二次防水を行うようにし
たもの、又、第5図に示すようにバスユニツト1
の上端鍔縁2上に、防水材5を介して壁材31の
下端に嵌着したアルミサツシ8を接合させて一次
防水を行い、更に該上端鍔縁2と該アルミサツシ
8と接合部間隙にシーリング材7を充填して二次
防水したもの、その他第6図に示すようにバスユ
ニツト1の上端鍔縁2上に、防水材5を介して壁
材32の下端を接合すると共に、前記鍔縁2の外
周縁に屈曲立設した外縁2′に向かつて該壁材32
の取付溝から螺子6を挿通して、該壁材32とバ
スユニツト1との安定接合を図り、更に該鍔縁2
と壁材32との間及び、該壁材32と嵌込板9との
間にシーリング材7を注入して二次防水を行うも
の等がある。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかし、上記何れの従来例もその目的はバスユ
ニツトと壁材との接合部の漏水を防止すると共に
接合部の見苦しさを極力軽減させることにある。
ニツトと壁材との接合部の漏水を防止すると共に
接合部の見苦しさを極力軽減させることにある。
そして通常、バスユニツトと壁材は全く異なる
材質であり、しかも組立接合が現場における作業
であり、殊にシーリング材の充填作業等が技術者
による手作業によることから不本意ながら外観上
の仕上がりが大きくばらつき、又、バスユニツト
と壁材の表面とが当初の設計していたように面一
に仕上げるのが頗る困難である。
材質であり、しかも組立接合が現場における作業
であり、殊にシーリング材の充填作業等が技術者
による手作業によることから不本意ながら外観上
の仕上がりが大きくばらつき、又、バスユニツト
と壁材の表面とが当初の設計していたように面一
に仕上げるのが頗る困難である。
従つて、多くの場合壁材面が出ていたり、又、
浴室ユニツトの方が出ていたりして両者の間に段
差を生じ、特にバスユニツトが壁材の面より出て
いる状態では内部で転倒した時、硬質材であるか
ら打撲傷を負つたりして非常に危険であつた。
浴室ユニツトの方が出ていたりして両者の間に段
差を生じ、特にバスユニツトが壁材の面より出て
いる状態では内部で転倒した時、硬質材であるか
ら打撲傷を負つたりして非常に危険であつた。
本考案は、拘る上記従来例における転倒時にお
ける危険をなくした安全且つ防水性の高いバスユ
ニツトの壁面接合部におる防水緩衝構造を提供す
るものである。
ける危険をなくした安全且つ防水性の高いバスユ
ニツトの壁面接合部におる防水緩衝構造を提供す
るものである。
〈問題点を解決するための手段〉
バスユニツトの鍔縁と壁材との接合部及び該接
合部の浴室側で該接合部を掩つて低発泡樹脂材に
て被覆すると共に、該樹脂材による浴室側被覆部
と壁材との間にシーリング材を充填せしめてな
る。
合部の浴室側で該接合部を掩つて低発泡樹脂材に
て被覆すると共に、該樹脂材による浴室側被覆部
と壁材との間にシーリング材を充填せしめてな
る。
〈実施例〉
以下、本考案について図面に示す実施例により
詳細に説明する。
詳細に説明する。
浴槽又は洗い場などバスユニツト1の上端鍔縁
2に複数個の透孔2″を穿設すると共に、該鍔縁
2の外周に上向外縁2′を屈曲形成し、該鍔縁2
上に該バスユニツト1の上部を囲む壁材3aを対
置して、該壁材3aと外縁2′を適宜固着する。
2に複数個の透孔2″を穿設すると共に、該鍔縁
2の外周に上向外縁2′を屈曲形成し、該鍔縁2
上に該バスユニツト1の上部を囲む壁材3aを対
置して、該壁材3aと外縁2′を適宜固着する。
そして該壁材3aの下端縁浴室側にシーリング
材10を添設して一次防水手段を施し、更に上端
鍔縁2の透孔2″から注入された低発泡樹脂材1
3によつて、該鍔縁2と壁材3aのなす間隙及
び、該壁材3aの凹溝3a′内を充満させると共
に、バスユニツト1の上端縁とシーリング材10
の外面とに跨がつて緩衝帯12を一体的に連設形
成するものである。
材10を添設して一次防水手段を施し、更に上端
鍔縁2の透孔2″から注入された低発泡樹脂材1
3によつて、該鍔縁2と壁材3aのなす間隙及
び、該壁材3aの凹溝3a′内を充満させると共
に、バスユニツト1の上端縁とシーリング材10
の外面とに跨がつて緩衝帯12を一体的に連設形
成するものである。
又、上記において鍔縁2の上下両面は透孔2″
を経て連接された低発泡樹脂材13によつてイン
サートされた状態となつており、尚、該低発泡樹
脂材13は閉鎖間隙をもたない部分つまり開放さ
れた部分では、その部分に所要形状の補助型を用
いることにより成型キヤビテイーを形成し、例え
ば緩衝帯12を得るものである。
を経て連接された低発泡樹脂材13によつてイン
サートされた状態となつており、尚、該低発泡樹
脂材13は閉鎖間隙をもたない部分つまり開放さ
れた部分では、その部分に所要形状の補助型を用
いることにより成型キヤビテイーを形成し、例え
ば緩衝帯12を得るものである。
そして、該低発泡樹脂材13は閉鎖間隙に強力
に注入充填されることにより、型面あるいは部材
面に接する部分は高稠密度のスキン層11′とな
り、内部に独立気泡層11を形成する。
に注入充填されることにより、型面あるいは部材
面に接する部分は高稠密度のスキン層11′とな
り、内部に独立気泡層11を形成する。
又、上記の壁材3aは積層材その他厚肉ボード
を用いた例を示すが、これに限らず第2図の如
く、琺瑯パネルのように金属製内装壁材3bを用
いてもよく、この場合にも該外装板の下端屈曲片
を鍔縁2に螺子6によつて適宜固着するもので、
前記第1図の場合と殆ど変わる処なく同様に接合
部を構成することができる。
を用いた例を示すが、これに限らず第2図の如
く、琺瑯パネルのように金属製内装壁材3bを用
いてもよく、この場合にも該外装板の下端屈曲片
を鍔縁2に螺子6によつて適宜固着するもので、
前記第1図の場合と殆ど変わる処なく同様に接合
部を構成することができる。
そして、上記において浴槽1の鍔縁2又は金属
製内装壁材3bの低発泡樹脂材13と接する面に
プライマー処理を施し樹脂との強力な付着を図つ
ている。
製内装壁材3bの低発泡樹脂材13と接する面に
プライマー処理を施し樹脂との強力な付着を図つ
ている。
〈考案の効果〉
本考案は、上述のようにバスユニツトの上端縁
と壁材との接合部に発泡材による緩衝帯を形成し
たことにより、接合部の水密を保つて漏水を防止
すると共に、バスユニツトと壁材との接合部に段
差が生じた場合、特にバスユニツトの方が突出し
ている状態でも緩衝帯がこの部分を掩うので、万
一浴槽内あるいは洗い場で転倒しても硬質のユニ
ツト角部で直接打撲をうけることがないために衝
撃が少なく、安全であり、重大な事故を招来しな
い。
と壁材との接合部に発泡材による緩衝帯を形成し
たことにより、接合部の水密を保つて漏水を防止
すると共に、バスユニツトと壁材との接合部に段
差が生じた場合、特にバスユニツトの方が突出し
ている状態でも緩衝帯がこの部分を掩うので、万
一浴槽内あるいは洗い場で転倒しても硬質のユニ
ツト角部で直接打撲をうけることがないために衝
撃が少なく、安全であり、重大な事故を招来しな
い。
又、接合部が浴室側で緩衝帯により掩われてい
るので作業上の不手際やシーリング材が目に触れ
ないので作業が一層し易くなるなどの優れた効果
を有する実用価値の高い考案である。
るので作業上の不手際やシーリング材が目に触れ
ないので作業が一層し易くなるなどの優れた効果
を有する実用価値の高い考案である。
第1図乃至第2図は、本考案実施例を示す。第
1図は、本考案の要部拡大縦断面図、第2図は、
同上他の実施例の要部拡大縦断面図、第3図乃至
第6図は、従来例を示す。第3図は、バスユニツ
トの斜視図、第4図は、部分拡大縦断面図、第5
図は、第2例の部分拡大縦断面図、第6図は、第
3例の部分拡大縦断面図である。 1……浴槽、2……鍔縁、3a,3b……壁
材、10……シーリング材、12……緩衝帯、1
3……低発泡樹脂材。
1図は、本考案の要部拡大縦断面図、第2図は、
同上他の実施例の要部拡大縦断面図、第3図乃至
第6図は、従来例を示す。第3図は、バスユニツ
トの斜視図、第4図は、部分拡大縦断面図、第5
図は、第2例の部分拡大縦断面図、第6図は、第
3例の部分拡大縦断面図である。 1……浴槽、2……鍔縁、3a,3b……壁
材、10……シーリング材、12……緩衝帯、1
3……低発泡樹脂材。
Claims (1)
- 浴槽あるいは洗い場上縁と該浴槽あるいは洗い
場を囲む壁材との接合部間隙に軟質低発泡樹脂材
を充填し発泡介在させると共に、該接合部の浴室
側に該接合部を掩つた緩衝帯を前記発泡樹脂材と
一体に連設形成して、該緩衝帯と壁材との間にシ
ーリング材を充填してなるバスユニツトの壁面接
合部における防水緩衝構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15011287U JPH044629Y2 (ja) | 1987-09-29 | 1987-09-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15011287U JPH044629Y2 (ja) | 1987-09-29 | 1987-09-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6454880U JPS6454880U (ja) | 1989-04-04 |
JPH044629Y2 true JPH044629Y2 (ja) | 1992-02-10 |
Family
ID=31422958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15011287U Expired JPH044629Y2 (ja) | 1987-09-29 | 1987-09-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH044629Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-29 JP JP15011287U patent/JPH044629Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6454880U (ja) | 1989-04-04 |
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