JPH034657Y2 - - Google Patents

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JPH034657Y2
JPH034657Y2 JP1984118882U JP11888284U JPH034657Y2 JP H034657 Y2 JPH034657 Y2 JP H034657Y2 JP 1984118882 U JP1984118882 U JP 1984118882U JP 11888284 U JP11888284 U JP 11888284U JP H034657 Y2 JPH034657 Y2 JP H034657Y2
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JP
Japan
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panel
protrusion
cavity
caulking material
joint
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JP1984118882U
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JPS6132435U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は建築用パネル、特に、表面に波形凹凸
面を有し、かつ、内部に複数の空洞部を並設した
建築用パネルの継手構造に関するものである。
(ロ) 従来技術とその問題点 従来、建築用パネルを、例えば、横貼りに施工
する際には、パネルの突き合わせ端面でハツト型
の目地板を挾持した後にコーキングしたり、ある
いは、パネルの突き合わせ端面に目地テープを貼
着した後にコーキングする方法が行われていた。
しかしながら、表面に波形凹凸面を有し、か
つ、断熱性を高めるために、内部に複数の空洞部
を並設した建築用パネルを、前述の継手構造で接
続すると、コーキング材が空洞部に入り込むの
で、多量のコーキング材を必要とする。
しかも、充填したコーキング材が空洞部に入り
込んで目やせ、隙間の原因となる一方、この隙間
から外気、雨水が入りこむため、断熱性、防水性
が低下するとともに、美観が悪かつた。
さらに、コーキング材を充填する場合に、波形
の凹凸面に倣うようにコーキング材の厚さを適宜
調整する必要があるので、手間がかかつて施工性
が悪かつた。
(ハ) 考案の目的 本考案の目的は、断熱性、防水性に優れ、コー
キング材を節約することができるとともに、施工
が容易で美観が良好な建築用パネルの継手構造を
提供することである。
(ニ) 考案の構成 本考案にかかる建築用パネルの継手構造は、前
記目的を達成するため、表面に波形凹凸面を有
し、かつ、内部に複数の空洞部を並設した建築用
パネルと、前記凹凸面に一定の段差を保持して倣
う上面を有し、かつ、前記空洞部を閉塞可能な側
面を有する突条を一体化して柱等の基材に取付け
られる目地板と、前記突条の両側間に前記パネル
の空洞部を露出している端面を突き合わせること
により、前記突条の上面と前記パネルの端面とで
形成される凹所に充填固着したコーキング材とか
ら構成してある。
(ホ) 実施例の説明 以下、本考案にかかる一実施例を添付図面に従
つて説明する。
本考案にかかる建築用パネルの継手構造は基材
1と、パネル2と、目地板3と、コーキング材4
とから構成してある。
基材1は柱、間柱に限らず、胴縁等であつても
よい。
パネル2は、表面に波形凹凸面5を有するとと
もに、その長手方向に複数の空洞部6を内部に並
設してある。そして、長手方向に直交する方向の
上端部には位置決め用の突部7を有するととも
に、その下端部には前記突部7に嵌合可能な形状
の段部8を有する。
目地板3は、長手方向中央部に突条9を一体化
してなる断面略T字形状を有するもので、前記突
条9は前記パネル2の波形凹凸面5に一定の段差
を保持して倣う上面9aを有し、かつ、前記空洞
部6を閉塞可能な側面9bを有している。
なお、目地板3は合成樹脂製の一体成形品、金
属板をプレス加工してなるもののほか、金属板、
合成樹脂板に別体からなる前記突条9を固着一体
化したものであつてもよい。
コーキング材4は、パネル2の突き合わせ面2
aと突条9の上面9aとで形成される凹所10
に、充填、固着したものである。
(ヘ) 考案の効果 以上の説明から明らかなように、本考案にかか
る建築用パネルの継手構造によれば、パネルの内
部に形成した空洞部の両端部を突条の側面で閉塞
して空気の自由な流通を妨げているので、優れた
断熱性を維持することができる。
しかも、突条が空洞部を閉塞しているので、空
洞部にコーキング材が入り込むことがなくなり、
コーキング材を節約することができる。
さらに、パネルの波形凹凸面に対して一定の段
差を保持して倣うように形成した突条の上面とパ
ネルの突き合わせ面とで形成した凹所に、均一な
厚さのコーキング材を充填するだけでよいうえ
に、突条を位置決めの目印とすることができるの
で、施工が容易になる。
また、コーキング材が空洞部に入り込むことが
ないので、目やせが少なくなつて防水性の低下が
なくなるうえに、美観が良好であるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる一実施例の分解斜視
図、第2図は接続状態を説明するための部分断面
図である。 1……基材、2……パネル、3……目地板、4
……コーキング材、5……波形凹凸面、6……空
洞部、9……突条、10……凹所。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面に波形凹凸面を有し、かつ、内部に複数の
    空洞部を並設した建築用パネルと、前記凹凸面に
    一定の段差を保持して倣う上面を有し、かつ、前
    記空洞部を閉塞可能な側面を有する突条を一体化
    して柱等の基材に取付けられる目地板と、前記突
    条の両側間に前記パネルの空洞部を露出している
    端面を突き合わせることにより、前記突条の上面
    と前記パネルの端面とで形成される凹所に充填固
    着したコーキング材と、からなることを特徴とす
    る建築用パネルの継手構造。
JP11888284U 1984-07-31 1984-07-31 建築用パネルの継手構造 Granted JPS6132435U (ja)

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JP11888284U JPS6132435U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 建築用パネルの継手構造

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JP11888284U JPS6132435U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 建築用パネルの継手構造

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Publication Number Publication Date
JPS6132435U JPS6132435U (ja) 1986-02-27
JPH034657Y2 true JPH034657Y2 (ja) 1991-02-06

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ID=30677761

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0527603Y2 (ja) * 1986-02-25 1993-07-14
JPH0444724Y2 (ja) * 1986-10-27 1992-10-21

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924813B2 (ja) * 1978-09-20 1984-06-12 松下電器産業株式会社 炊飯器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5799009U (ja) * 1980-12-11 1982-06-18
JPS5924813U (ja) * 1982-08-06 1984-02-16 昭和電工建材株式会社 バツクアツプ材

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JPS5924813B2 (ja) * 1978-09-20 1984-06-12 松下電器産業株式会社 炊飯器

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JPS6132435U (ja) 1986-02-27

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