JPH0336268Y2 - - Google Patents

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JPH0336268Y2
JPH0336268Y2 JP1986091474U JP9147486U JPH0336268Y2 JP H0336268 Y2 JPH0336268 Y2 JP H0336268Y2 JP 1986091474 U JP1986091474 U JP 1986091474U JP 9147486 U JP9147486 U JP 9147486U JP H0336268 Y2 JPH0336268 Y2 JP H0336268Y2
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は洗面台あるいは手洗台等を構成するカ
ウンター板に関するものである。
(従来の技術) 洗面台或いは手洗台等を構成するカウンター板
としては、石板等一体的に形成する場合の他は、
通常化粧板が使用されている。この化粧板は、そ
の端縁部が露出すると中の材料が見えるため、そ
の端縁部をエツジ材によつて覆う必要がある。従
来のこのエツジ材によつてカウンター板の端縁部
を覆う場合、次のようにしていた。
すなわち、第7図に示したように、カウンター
板と同様な化粧板によつて形成したエツジ材を当
該カウンター板の端縁部に接着剤等によつて固定
したものがある。あるいは、第8図に示したよう
に、以上のようなエツジ材の内面に形成した脚部
を、カウンター板側に形成した接合穴内に嵌合し
て、このエツジ材とカウンター板とを接着剤によ
つて固着したものがある。
ところが、上記いずれの場合も、カウンター板
にエツジ材を固着すべく圧接した場合に、これら
の間に介在した接着剤が表面側に漏れ出ることが
ある。このようになると見栄が悪く、この種のカ
ウンター板に必要な水切りを良好に行なえないこ
とになることもあつて、漏れ出た接着剤の後処理
がどうしても欠かせないものとなつている。これ
とは逆に、カウンター板とエツジ材との間に上述
したような接着剤が漏出るような間〓が存在する
と、この間〓から水が浸入し得ることになり、侵
入した水により中に介在されている接着剤が膨潤
して当該カウンター板の化粧板が剥離するといつ
たことにもなるのである。
また、近年におけるこの種のカウンター板にあ
つては、第1図及び第2図に示すような曲面形状
にすることが望まれてきている。このような要望
があるのは、この種のカウンター板が使用される
洗面台等の配置される場所は通常狭い所であり、
この狭い空間を有効に利用する必要性からであ
る。
このように、この種のカウンター板が曲面を有
する必要性が高まつてくると、前述したエツジ材
もそのカウンター板の曲面形状に合わせなければ
ならないことは当然である。このようなカウンタ
ー板の曲面に合つたエツジ材を固着することは従
来の構成では困難であつたのである。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は以上のような実状に鑑みてなされたも
ので、その解決しようとする問題点は、特に前端
縁が曲面とされているカウンター板におけるエツ
ジ材の取付けの困難性及び接着剤の漏出である。
そして、本考案の目的とするところは、カウン
ター板の前端縁が例え曲面であつても、これに対
するエツジ材の固着を接着剤の漏出現象を生じさ
せることなく行なつた曲面カウンター板を、簡単
な構成によつて提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するために、本考案が採つ
た手段は、実施例に対応する第1図〜第6図を参
照して説明すると、 カウンター板の前端縁11の一部を水槽12の
外形形状に対応した曲面とするとともに、その端
面に奥になる程広くなる接合穴14を連続的に形
成し、 エツジ材13の内側面に、カウンター板の前端
縁11に形成した接合穴14内に嵌合される脚部
15を形成するとともに、 このエツジ材13の内側面またはカウンター板
の前端縁面を凹面とすることにより、カウンター
板とエツジ材13との間及び脚部15と接合穴1
4との間に空〓16を連続的に形成するようにし
て、この空〓16内に接着剤17を介在させてカ
ウンター板とエツジ材13とを固着するようにし
たことを特徴とする洗面台等の曲面カウンター板
10 である。
(考案の作用及び使用の態様) 以上のように構成した本考案に係る曲面カウン
ター板10にあつては、その前端縁11に固着し
たエツジ材13が次のような状態になつている。
すなわち、第3図及び第5図に示すようにエツ
ジ材13の内側に凹面13aを形成した場合、あ
るいは第6図に示すように曲面カウンター板10
の前端縁11に凹面11aを形成した場合、曲面
カウンター板10とエツジ材13間には空〓16
が形成されている。換言すれば、エツジ材13は
その内面側の上下両端部にて曲面カウンター板1
0の前端縁11に当接することになり、しかもこ
れら上下両端部が前端縁11側にしつかりと圧接
されているのである。また、このエツジ材13の
脚部15が嵌合される接合穴14は、奥になる程
広くなるものとして形成したから、第4図〜第6
図に示したように、空〓16としては断面略T字
状のものとなり、しかもこの空〓16内に充填さ
れた接着剤17は全体として断面略T字状に一体
化されたものとなるのである。
以上のような曲面カウンター板10を形成する
には、次のようにするとよい。すなわち、まず接
着剤17を前端縁11に連続して形成した接合穴
14内に注入するのである。この場合、接着剤1
7の一部が接合穴14から出ていたとしても、こ
れは後述のように問題はない。そして、エツジ材
13の脚部15を接合穴14内に嵌合するのであ
るが、このとき、脚部15の嵌合によつて接合穴
14内に注入されていた接着剤17の一部が接合
穴14から外に出る。しかしながら、この接着剤
17は、エツジ材13によつて形成される空〓1
6内に納まつてしまうから、このエツジ材13の
外側に漏出することはないのである。特に、この
種のエツジ材13の取付けは、通常長尺なエツジ
材13の一端から順次連続的に行われるものであ
り、空〓16もこの取付けに従つて順次形成され
て行くから、仮に接合穴14内に注入されている
接着剤17が部分的に多くあつたとしても、最終
的にはエツジ材13の取付最終端において漏出す
るのみである。この端部において漏出した接着剤
17はこれのみをふき取ることにより、見栄えの
悪いものとすることはないのである。
以上のことは、当該曲面カウンター板10が水
に漏れた場合も効果がある。すなわち、エツジ材
13はその内面側の上下両端部にて曲面カウンタ
ー板10の前端縁11にしつかりと当接している
から、曲面カウンター板10とエツジ材13間に
水が侵入することは殆どない。従つて、本考案に
係る曲面カウンター板10にあつては、従来のカ
ウンター板の場合のように、水の侵入による接着
剤の膨潤という現象も生じないのである。
本考案が以上のように曲面カウンター板10に
対するエツジ材13の固着が行なわれているとと
もに、エツジ材13に形成した脚部15によつて
曲面カウンター板10側に固定されているから、
当該曲面カウンター板10が例え曲面部を有する
ものであつても、エツジ材13の曲面カウンター
板10に対する固着は完全になされ、耐久性に優
れたものとなつている。
勿論、当該曲面カウンター板10は、その前端
縁11の一部に曲面部を形成したから、その占め
る面積は小さくなつており、狭い場所に配置する
のに便利となつているのである。
(実施例) 次に、本発明を図面に示した実施例に基づいて
説明する。
第1図には本考案に係る曲面カウンター板10
を採用した洗面台の平面が示してある。この曲面
カウンター板10にあつては、その中央部に水槽
12を有していて、この水槽12の外形形状に対
応した曲面部11bが前端縁11の一部に二個所
形成してあり、この曲面部11bに沿つてエツジ
材13が固着してある。なお、第2図は曲面カウ
ンター板10の他の実施例を示すもので、この場
合水槽12は一方に偏在した状態となつており、
この水槽12の外形形状に対応した曲面部11b
が前端縁11の一部に一個所形成してある。
エツジ材13はその全体を可撓性を有する材料
によつて形成したもので、その内面中央部には脚
部15が一体的に形成してある。この脚部15
は、曲面カウンター板10側の前端縁11に形成
した接合穴14内に嵌合されるもので、その一部
にはかえし部15aが形成してある。また、接合
穴14は、第4図〜第6図に示したように、奥に
なる程広くなるものとして形成してあり、これに
より、この接合穴14内に脚部15を嵌合した場
合に、エツジ材13と前端縁11との間に連続す
る空〓16を形成するものである。
第3図及び第5図に示したエツジ材13にあつ
ては、その内面側が凹面13aとなつている。エ
ツジ材13の内面をこのように凹面13aとする
ことによつて、このエツジ材13を曲面カウンタ
ー板10に固着する場合、当該エツジ材13の上
下の端縁線部のみが当接することになるのであ
る。そして、このエツジ材13の凹面13aによ
つて十分な接着剤17を介在させ得る空〓16
を、曲面カウンター板10とエツジ材13間に形
成しているのである。
第6図に示した曲面カウンター板10にあつて
は、第4図に示した場合と異なつて、その前端縁
11に凹面11aが形成してあり、このように形
成した前端縁11に前述したような凹面13aを
有しないエツジ材13が固着してある。この場合
には、このエツジ材13を曲面カウンター板10
に固着する場合、当該曲面カウンター板10の上
下の端縁線部のみが当接することになるのであ
る。そして、この曲面カウンター板10の曲面部
11bによつて十分な接着剤17を介在させ得る
空〓16を、曲面カウンター板10とエツジ材1
3間に形成しているのである。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案に係る曲面カウン
ター板10によれば、上記実施例にて例示した如
く、 カウンター板の前端縁11の一部を水槽12の
外形形状に対応した曲面とするとともに、その端
面に奥になる程広くなる接合穴14を連続的に形
成し、 エツジ材13の内側面に、カウンター板の前端
縁11に形成した接合穴14内に嵌合される脚部
15を形成するとともに、 このエツジ材13の内側面またはカウンター板
の前端縁面を凹面とすることにより、カウンター
板とエツジ材13との間及び脚部15と接合穴1
4との間に空〓16を連続的に形成するようにし
て、この空〓16内に接着剤17を介在させてカ
ウンター板とエツジ材13とを固着するようにし
たこと にその構成上の特徴があり、これにより、前端縁
が例え曲面であつても、これに対するエツジ材の
固有を接着剤の漏出現象を生じさせることなく行
なつた曲面カウンター板を、簡単な構成によつて
提供することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る曲面カウンター板を使用
した洗面台の平面図、第2図は洗面台の他の実施
例を示す平面図、第3図はエツジ材の縦断面図、
第4図はエツジ材を取り付けてない状態のカウン
ター板の縦断面図、第5図は第1図の−線に
沿つて見た部分拡大縦断面図、第6図は他の例を
示す第5図に対応した部分拡大縦断面図、第7図
及び第8図は従来の例を示す第5図に対応した断
面図である。 符号の説明、10……曲面カウンター板、11
……前端縁、11a……凹面、11b……曲面
部、12……水槽、13……エツジ材、13a…
…凹面、14……接合穴、15……脚部、16…
…空〓、17……接着剤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 洗面台等の台板として水槽近傍に設けられると
    ともに、その前端縁にエツジ材を有するカウンタ
    ー板において、 このカウンター板の前端部の一部を前記水槽の
    外形形状に対応した曲面とするとともに、その端
    面に奥になる程広くなる接合穴を連続的に形成
    し、 前記エツジ材の内側面に、前記カウンター板の
    前端縁に形成した前記接合穴内に嵌合される脚部
    を形成するとともに、 このエツジ材の内側または前記カウンター板の
    前端縁面を凹面とすることにより、前記カウンタ
    ー板と前記エツジ材との間及び前記脚部と接合穴
    との間に空〓を連続的に形成するようにして、こ
    の空〓内に接着剤を介在させて前記カウンター板
    とエツジ材とを固着するようにしたことを特徴と
    する洗面台等の曲面カウンター板。
JP1986091474U 1986-06-16 1986-06-16 Expired JPH0336268Y2 (ja)

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JP1986091474U JPH0336268Y2 (ja) 1986-06-16 1986-06-16

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5327121U (ja) * 1976-08-14 1978-03-08

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