JP2510756B2 - 脱穀装置における処理物の厚さ検出装置 - Google Patents

脱穀装置における処理物の厚さ検出装置

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JP2510756B2
JP2510756B2 JP2127222A JP12722290A JP2510756B2 JP 2510756 B2 JP2510756 B2 JP 2510756B2 JP 2127222 A JP2127222 A JP 2127222A JP 12722290 A JP12722290 A JP 12722290A JP 2510756 B2 JP2510756 B2 JP 2510756B2
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宗之 河瀬
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、扱室から落下放出される処理物に対する選
別部が揺動駆動自在に設けられ、この選別部上に存在す
る処理物の厚さを検出する接触式の複数のセンサが取り
付けられている脱穀装置における処理物の厚さ検出装置
に関する。
〔従来の技術〕
上記処理物の厚さ検出装置においては、選別部に存在
する処理物の厚さを適切に検出するために設ける複数の
センサの各々を揺動駆動自在な選別部側に取付けている
が(例えば、実開昭62−172329号公報参照)、選別部側
の揺動にかかわらずその検出情報を脱穀装置の本体側に
伝達するためには、脱穀装置の本体側から引き出した信
号線を弛ませて選別部側に接続する必要がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
この為、選別部の揺動駆動にともなって信号線の弛み
部分が絶えず揺れ動くことになるので、信号線が劣化し
たり断線し易くなり、センサの情報を確実に伝達できな
くなるおそれがある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、選
別部の揺動駆動にともなう信号線の劣化や断線を防止し
て、センサの情報の信頼性を高めながら、それらのセン
サに対するメンテナンスがし易くなるようにすることを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の脱穀装置における処理物の厚さ検出装置は、 扱室から落下放出される処理物に対する選別部が揺動
駆動自在に設けられ、この選別部上に存在する処理物の
厚さを検出する接触式の複数のセンサが取り付けられて
いるものであって、 その特徴構成は、前記複数のセンサが、前記扱室の下
部壁を形成し、且つ、挿脱自在に組み付けられている受
網に取り付けられている点にある。
〔作 用〕
複数のセンサが扱室の下部壁を構成する受網に取り付
けられているので、選別部の揺動駆動にともなって信号
線が変形することがなく、また、その受網が挿脱自在に
組み付けられているから、受網の挿脱操作にともなっ
て、それらの複数のセンサも一挙に着脱できる。
〔発明の効果〕
選別部の揺動駆動にともなう信号線の変形がないの
で、信号線の劣化や断線を防止してセンサの情報の信頼
性を高めることができ、しかも、受網の挿脱操作にとも
なって複数のセンサも一挙に着脱できるので、それらの
センサに対するメンテナンスがし易い。
〔実施例〕
以下、本発明を、コンバインに搭載された脱穀装置に
適用した場合の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図に示すように、脱穀装置は、フィードチェーン
(1)にて挟持搬送される刈取穀稈を扱処理する扱胴
(2)を収納する扱室(A)と、その扱室(A)からの
漏下処理物に対して選別作用する選別部としての揺動選
別板(3)と選別風を送風する唐箕(4)とを備えた選
別装置(B)とからなる。
前記扱室(A)の下部には、前記扱胴(2)の下側外
周部に沿って脱穀処理物漏下用の受網(5)が設けら
れ、そして、その受網(5)の後方側箇所に、前記扱室
(A)内に残存する脱穀処理物を排出するための開口
(6)が形成されている。
前記揺動選別板(3)は、前方から後方に向かって順
次並ぶように配置されたグレンパン(7)、チャフシー
ブ(8)、及び、ストローラック(9)の夫々を備え、
前記チャフシーブ(8)の下方には、補助グレンパン
(10)とグレンシーブ(11)とが夫々前後方向に順次並
ぶ状態で配置され、そして、それらの各部が左右一対の
側板(12)の間に固定され、全体として板状に形成され
ている。
また、前記選別装置(B)の下部には、前記グレンシ
ーブ(11)から漏下する穀粒を一番物として回収する一
番物回収部(13)と、前記ストローラック(9)の終端
部や前記グレンシーブ(11)の終端部を超えて落下する
藁屑等と穀粒とが混入した処理物(以下の説明において
二番物と略称する)を回収して前記扱室(A)に還元す
るための二番物回収部(14)とが設けられている。尚、
図中、(15)は前記二番物を前記扱室(A)に還元する
ためのスロワである。
前記チャフシーブ(8)について説明すれば、第3図
に示すように、処理物移送方向(第4図中において左右
方向)に並置された複数個の帯板状部材(8a)が、その
上端部を支点として前記左右の側板(8b)に対して回動
自在に取り付けられ、各帯板状部材(8a)の下端部に枢
着された操作ロッド(16)を前後方向に押し引き操作す
ることによって、前記帯板状部材(8a)の隣合うもの同
士の間隔(p)(以下の説明においてチャフ開度と略称
する場合もある)を変更調節できるように構成されてい
る。
そして、前記チャフ開度を変更調節する間隔調節用の
電動モータ(M)が設けられ、その電動モータ(M)に
ギヤ式の連係機構(17)を介して連結される揺動アーム
(17a)と前記操作ロッド(16)とがレリーズワイヤ(1
8)にて連動連結されている。尚、図中の(19)は前記
チャフ開度を閉じ側に復帰付勢するスプリング、(PM
1)は電動モータ(M)による操作ロッド(16)の操作
量を前記チャフ開度として検出するチャフ開度検出用の
第1ポテンショメータであって、揺動アーム(17a)の
枢支部に付設されている。
そして前記チャフ開度は、第1ポテンショメータ(PM
1)の検出角と目標角とが一致すべく電動モータ(M)
が駆動されることによって、目標間隔となるように制御
される。
前記揺動選別板(3)上に存在する処理物の厚みを検
出するための構成について説明すると、第1図に示すよ
うに、受網(5)に固着された弓金(20)に、一対のセ
ンサ(S)が所定の間隔で設けられている。これらセン
サ(S)は、いずれも処理物の移送方向(扱胴軸芯の方
向)へ揺動自在に設けられた下向きの接触子(21)と、
この接触子(21)の揺動に応じて抵抗値が変化する第2
ポテンショメータ(PM2)とから成り、第2ポテンショ
メータ(PM2)に接続された信号線(L)を介して第2
図に示すマイクロコンピュータ利用の制御装置(H)に
連絡されている。
つまり、チャフシーブ(8)上の処理物層が厚くなる
ほど、接触子(21)が処理物移送方向への揺動角が大き
くなり、第2ポテンショメータ(PM2)の抵抗値が増大
する。そしてその抵抗値に応じた信号電圧が2本の信号
線(L)を通じて制御装置(H)へ入力されることにな
る。
ところで、揺動選別板(3)の揺動駆動に伴って前記
揺動選別板(3)とセンサ(S)との距離が変動するの
で、接触子(21)も揺動することとなり、その結果、2
本の信号線(L)から伝達される信号電圧も揺動選別板
(3)の揺動駆動に同期して変動することになる。そこ
で制御装置(H)は、これら信号電圧の極大値のみを逐
次取り込み、この極大値を基準として処理物層の厚さを
演算する。但し、2つのセンサ(S)から信号電圧が伝
達されてくるので、夫々の極大値を逐次比較し、大きい
方の極大値を基準として処理物層の厚さを演算する。
前記制御装置(H)には、第2図に示しているよう
に、2つの第2ポテンショメータ(PM2)の他に、前記
チャフ開度調節用の電動モータ(M)と前記第1ポテン
ショメータ(PM1)が連絡されており、第1ポテンショ
メータ(PM1)と2つの第2ポテンショメータ(PM2)の
情報に基づいて、電動モータ(M)が駆動制御され、選
別装置(B)の選別状態が自動調節されることになる。
基本的には、チャフシーブ(8)上の処理物の層が設
定値より厚くなると、前記チャフ開度が大となる方へ電
動モータ(M)を駆動し、処理物の漏下量を増大させ
る。また、処理物の層が設定値より薄くなると、前記チ
ャフ開度が小となるように電動モータ(M)を駆動し、
処理物の漏下量を減少させる。このようにして処理物の
層を一定の厚さに維持しているのである。
尚、第1図に示すように、前記扱胴(2)を支持する
扱室上部カバー(2A)が、扱胴回転軸芯方向に沿う軸芯
(P)周りで上方へ揺動開放できるように構成されると
共に、前記受網(5)が、左右一対のガイド(5A)に沿
って上方へ抜取ることができるように挿脱自在に支持さ
れており、もって、扱胴(2)を開放させた状態におい
て、受網(5)を抜取ることによって、センサ(S)の
点検、保守作業を行えるようになっている。
〔別実施例〕
(a) 第5図に示すように、受網(5)の下部に、複
数個(例えば2個)のセンサ(S)を扱胴軸芯方向に沿
って所定の間隔で設けてもよい。
(b) 複数個の(例えば2個)のセンサ(S)を扱胴
軸芯方向に沿う所定の間隔で設け、それに加えて複数個
の(例えば2個)のセンサ(S)を扱胴回転方向に沿っ
て所定の間隔で設けてもよい。
(c) センサの構成は各種変更できる。
(d) 複数のセンサから電圧される信号電圧の処理方
法は様々である。先の実施例のように最も高い信号電圧
のみを用いてもよいし、夫々の信号電圧を平均して用い
てもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
ために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の
構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る脱穀装置における処理物の厚さ検出
装置の実施例を示し、第1図は脱穀装置上部の縦断正面
図、第2図は制御構成のブロック図、第3図はチャフ開
度の調節機構の説明図、第4図は脱穀装置の切り欠側面
図であり、第5図は別実施例における脱穀装置上部の縦
断正面図である。 (3)……選別部、(5)……固定部、(A)……扱
室、(S)……センサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扱室(A)から落下放出される処理物に対
    する選別部(3)が揺動駆動自在に設けられ、この選別
    部(3)上に存在する処理物の厚さを検出する接触式の
    複数のセンサ(S)が取り付けられている脱穀装置にお
    ける処理物の厚さ検出装置であって、 前記複数のセンサ(S)が、前記扱室(A)の下部壁を
    形成し、且つ、挿脱自在に組み付けられている受網
    (5)に取り付けられている脱穀装置における処理物の
    厚さ検出装置。
JP2127222A 1990-05-17 1990-05-17 脱穀装置における処理物の厚さ検出装置 Expired - Lifetime JP2510756B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6055334U (ja) * 1983-09-24 1985-04-18 株式会社クボタ 脱穀選別装置
JPS6280552U (ja) * 1985-11-08 1987-05-22
JPH0629002Y2 (ja) * 1986-04-23 1994-08-10 ヤンマー農機株式会社 脱穀機の選別部制御装置

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JPH0423916A (ja) 1992-01-28

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