JP2509062Y2 - 孔 栓 - Google Patents
孔 栓Info
- Publication number
- JP2509062Y2 JP2509062Y2 JP1995000662U JP66295U JP2509062Y2 JP 2509062 Y2 JP2509062 Y2 JP 2509062Y2 JP 1995000662 U JP1995000662 U JP 1995000662U JP 66295 U JP66295 U JP 66295U JP 2509062 Y2 JP2509062 Y2 JP 2509062Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin
- hole
- panel
- walled
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/24—Superstructure sub-units with access or drainage openings having movable or removable closures; Sealing means therefor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S220/00—Receptacles
- Y10S220/19—Rubber plugs and caps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は金属板製のワークに開
設された孔を塞ぐ孔栓、特に自動車のボデーのラッカー
が洩れる孔を密閉するための弾性材料から成る孔栓に関
する。
設された孔を塞ぐ孔栓、特に自動車のボデーのラッカー
が洩れる孔を密閉するための弾性材料から成る孔栓に関
する。
【0002】
【従来の技術】このような孔栓は、実開昭53−101
149号の第6図以降に示されている。この公知の弾性
材料製の孔栓は皿形で、肉厚の底壁と、肉厚の筒壁を有
する。筒壁の外周面は上に向かって肥厚し、上端の近く
に設けた環状の係合溝により該溝の下に下部係合片、該
溝の上に上部係合片を形成し、上部係合片は下部係合片
に覆い被さっている。
149号の第6図以降に示されている。この公知の弾性
材料製の孔栓は皿形で、肉厚の底壁と、肉厚の筒壁を有
する。筒壁の外周面は上に向かって肥厚し、上端の近く
に設けた環状の係合溝により該溝の下に下部係合片、該
溝の上に上部係合片を形成し、上部係合片は下部係合片
に覆い被さっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ワークの孔を塞ぐには
底壁から孔に押込み、孔の縁を係合溝に入れ、ワークを
上部係合片と下部係合片で上下から挟んでシールするの
であるが、前述したように底壁、筒壁とも肉厚である上
に、筒壁の外周面は下部係合片、係合溝、上部係合片を
形成するために上に向かって肥厚しているので、孔栓を
変形させてワークの孔に押込んで取付けるのに非常に大
きな力を必要とし、指で簡単に押込んで取付けることは
できない。
底壁から孔に押込み、孔の縁を係合溝に入れ、ワークを
上部係合片と下部係合片で上下から挟んでシールするの
であるが、前述したように底壁、筒壁とも肉厚である上
に、筒壁の外周面は下部係合片、係合溝、上部係合片を
形成するために上に向かって肥厚しているので、孔栓を
変形させてワークの孔に押込んで取付けるのに非常に大
きな力を必要とし、指で簡単に押込んで取付けることは
できない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の孔栓は、指で軽
く押込むだけでワークの孔に簡単に取付けることがで
き、それでいて孔を確実にシールをするようにしたので
あって、円形の薄肉底壁(10)と、該底壁の回りから一
体に短く立ち、前記パネルの孔に押込まれる薄肉筒壁
(12)と、該薄肉筒壁の上端に一体に連なって半径方向
外向きに張出し、下向きの外周縁(14)で前記パネルの
外面に当接する半円弧断面の薄肉環状フランジ(13)
と、前記薄肉底壁(10)の回りから前記薄肉筒壁(12)
を囲んで薄肉環状フランジ(13)の内部に向かって斜め
上向きに一体に立ち、上端周縁(16)で前記パネルの内
面に当接する薄肉筒形リップ(15)とからなり、パネル
の外面に当接する薄肉環状フランジ(13)の下向き外周
縁(14)と、パネルの内面に当接する薄肉筒形リップ
(15)の上端周縁(16)とを同一水平面上にあらしめた
ことを特徴とする。
く押込むだけでワークの孔に簡単に取付けることがで
き、それでいて孔を確実にシールをするようにしたので
あって、円形の薄肉底壁(10)と、該底壁の回りから一
体に短く立ち、前記パネルの孔に押込まれる薄肉筒壁
(12)と、該薄肉筒壁の上端に一体に連なって半径方向
外向きに張出し、下向きの外周縁(14)で前記パネルの
外面に当接する半円弧断面の薄肉環状フランジ(13)
と、前記薄肉底壁(10)の回りから前記薄肉筒壁(12)
を囲んで薄肉環状フランジ(13)の内部に向かって斜め
上向きに一体に立ち、上端周縁(16)で前記パネルの内
面に当接する薄肉筒形リップ(15)とからなり、パネル
の外面に当接する薄肉環状フランジ(13)の下向き外周
縁(14)と、パネルの内面に当接する薄肉筒形リップ
(15)の上端周縁(16)とを同一水平面上にあらしめた
ことを特徴とする。
【0005】
【実施例】図示の実施例において、10は孔栓の円形の
薄肉底壁、11は該底壁の回りから一体に短く立ち、パ
ネル17の孔18に押込まれる薄肉筒壁を示す。薄肉筒
壁の上端には、半径方向外向きに張出し、下向きの外周
縁14でパネルの外面に当接する半円弧断面の薄肉環状
フランジ13が一体に連なっている。又、薄肉底壁10
の回りには薄肉筒壁12を囲んで薄肉環状フランジ13
の内部に向かって斜め上向きに一体に立ち、上端周縁1
6でパネル17の内面に当接する薄肉筒形リップ15が
設けられている。そして、薄肉環状フランジ13の下向
き外周縁14と、薄肉筒形リップ15の上端周縁16
は、第1図で明らかなように同一水平面上にある。この
孔栓は弾性エラストマで一体に成形してある。
薄肉底壁、11は該底壁の回りから一体に短く立ち、パ
ネル17の孔18に押込まれる薄肉筒壁を示す。薄肉筒
壁の上端には、半径方向外向きに張出し、下向きの外周
縁14でパネルの外面に当接する半円弧断面の薄肉環状
フランジ13が一体に連なっている。又、薄肉底壁10
の回りには薄肉筒壁12を囲んで薄肉環状フランジ13
の内部に向かって斜め上向きに一体に立ち、上端周縁1
6でパネル17の内面に当接する薄肉筒形リップ15が
設けられている。そして、薄肉環状フランジ13の下向
き外周縁14と、薄肉筒形リップ15の上端周縁16
は、第1図で明らかなように同一水平面上にある。この
孔栓は弾性エラストマで一体に成形してある。
【0006】パネルの孔18に取付けるには第2図に示
すように孔に押込む。これによって筒形リップ15は孔
の縁で押されて内向きに変形し、これに伴い筒壁12は
少し直径を縮めると共に、底壁10は下向きの凸状に変
形するが、筒形リップ、筒壁、底壁はいずれも薄肉であ
るため押込むのに大きな力は要らない。
すように孔に押込む。これによって筒形リップ15は孔
の縁で押されて内向きに変形し、これに伴い筒壁12は
少し直径を縮めると共に、底壁10は下向きの凸状に変
形するが、筒形リップ、筒壁、底壁はいずれも薄肉であ
るため押込むのに大きな力は要らない。
【0007】更に押込むと筒形リップ15の上端は孔1
8の縁から下に離れ、環状フランジ13がパネルの外面
に当接して扁平状に変形する。環状フランジ13も薄肉
であるため僅かな力で容易に変形する。こゝまで押込ん
で指を離すと、下向き外周縁14でパネルの外面に当接
している環状フランジ13は元の半円弧形に戻ろうとす
る復元力で孔栓を引き上げて第4図の状態にし、これに
より筒形リップ15の上端周縁16はパネルの内面に当
接する。
8の縁から下に離れ、環状フランジ13がパネルの外面
に当接して扁平状に変形する。環状フランジ13も薄肉
であるため僅かな力で容易に変形する。こゝまで押込ん
で指を離すと、下向き外周縁14でパネルの外面に当接
している環状フランジ13は元の半円弧形に戻ろうとす
る復元力で孔栓を引き上げて第4図の状態にし、これに
より筒形リップ15の上端周縁16はパネルの内面に当
接する。
【0008】環状フランジ13の下向き外周縁14と、
筒形リップ15の上端周縁16とは、本来は第1図のよ
うに同一平面面上にあったが、その間に第4図のように
パネル17が介在するため環状フランジ13と筒形リッ
プ15はパネルの厚さだけ変形し、その外周縁14と上
端周縁16とはパネルの外面及び内面に弾性的に当接
し、シールを行う。尚、薄肉底壁10の中央にアーチ形
断面の上向き突部11を設けることにより底壁を補強す
ることができる。
筒形リップ15の上端周縁16とは、本来は第1図のよ
うに同一平面面上にあったが、その間に第4図のように
パネル17が介在するため環状フランジ13と筒形リッ
プ15はパネルの厚さだけ変形し、その外周縁14と上
端周縁16とはパネルの外面及び内面に弾性的に当接
し、シールを行う。尚、薄肉底壁10の中央にアーチ形
断面の上向き突部11を設けることにより底壁を補強す
ることができる。
【0009】又、孔栓を成形するエラストマ材料に、所
定の温度で融解する接着剤を混合し、孔栓をパネルの孔
に取付け後、パネルを加熱し、混合した接着剤で孔栓を
パネルに固定してもよい。
定の温度で融解する接着剤を混合し、孔栓をパネルの孔
に取付け後、パネルを加熱し、混合した接着剤で孔栓を
パネルに固定してもよい。
【0010】
【考案の効果】以上で明らかなように、本考案の孔栓を
構成する底壁、筒壁、環状フランジ、筒形リップはいず
れも薄肉であるため、成形するのに使用する弾性エラス
トマ材料は非常に少なく、低コストで提供できると共
に、指で押込んでパネルの孔に容易に取付けることがで
きる。 そして、取付け状態で環状フランジの下向き
の外周縁と、筒形リップの上端周縁は孔の回りでパネル
に内外から弾力的に当接し、シール機能を確実に果す。
構成する底壁、筒壁、環状フランジ、筒形リップはいず
れも薄肉であるため、成形するのに使用する弾性エラス
トマ材料は非常に少なく、低コストで提供できると共
に、指で押込んでパネルの孔に容易に取付けることがで
きる。 そして、取付け状態で環状フランジの下向き
の外周縁と、筒形リップの上端周縁は孔の回りでパネル
に内外から弾力的に当接し、シール機能を確実に果す。
【図1】この考案による孔栓の一実施例の断面図であ
る。
る。
【図2】ワークの孔内に孔栓を押込む当初の状態の説明
図である。
図である。
【図3】孔栓を押込んだ最終段階の説明図である。
【図4】押込む力を釈放した取付状態の説明図である。
10 孔栓の薄肉底壁 12 薄肉筒壁 13 薄肉環状フランジ 14 フランジの下向き外周縁 15 薄肉筒形リップ 16 筒形リップの上端周縁 17 ワーク 18 ワークの孔
Claims (3)
- 【請求項1】 パネルの孔に押込んでその孔を塞ぐ弾性
エラストマで一体成形した孔栓において、 円形の薄肉底壁(10)と、該底壁の回りから一体に短く
立ち、前記パネルの孔に押込まれる薄肉筒壁(12)と、
該薄肉筒壁の上端に一体に連なって半径方向外向きに張
出し、下向きの外周縁(14)で前記パネルの外面に当接
する半円弧断面の薄肉環状フランジ(13)と、前記薄肉
底壁(10)の回りから前記薄肉筒壁(12)を囲んで薄肉
環状フランジ(13)の内部に向かって斜め上向きに一体
に立ち、上端周縁(16)で前記パネルの内面に当接する
薄肉筒形リップ(15)とからなり、パネルの外面に当接
する薄肉環状フランジ(13)の下向き外周縁(14)と、
パネルの内面に当接する薄肉筒形リップ(15)の上端周
縁(16)とを同一水平面上にあらしめたことを特徴とす
る孔栓。 - 【請求項2】 請求項1に記載の孔栓において、薄肉筒
壁(12)は上に向かって直径が漸増する孔栓。 - 【請求項3】 請求項1と2のどれか1項に記載の孔栓
において、薄肉底壁(10)は中央にアーチ形断面の上向
き突部(11)を有する孔栓。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3512582A DE3512582C3 (de) | 1985-04-06 | 1985-04-06 | Lochstopfen, insbesondere zum Abdichten von Lackauslauflöchern in Karosserien von Kraftfahrzeugen |
DE3512582.9 | 1985-04-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0744495U JPH0744495U (ja) | 1995-11-21 |
JP2509062Y2 true JP2509062Y2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=6267461
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61075669A Pending JPS61238575A (ja) | 1985-04-06 | 1986-04-03 | 孔栓 |
JP1995000662U Expired - Lifetime JP2509062Y2 (ja) | 1985-04-06 | 1995-01-24 | 孔 栓 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61075669A Pending JPS61238575A (ja) | 1985-04-06 | 1986-04-03 | 孔栓 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4646932A (ja) |
JP (2) | JPS61238575A (ja) |
BR (1) | BR8601614A (ja) |
DE (1) | DE3512582C3 (ja) |
ES (1) | ES296636Y (ja) |
FR (1) | FR2579955B1 (ja) |
Families Citing this family (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE3831433C2 (de) * | 1988-09-15 | 1994-06-23 | United Carr Gmbh Trw | Verschlußdeckel aus Kunststoff |
DE3917407A1 (de) * | 1989-05-29 | 1990-12-06 | United Carr Gmbh Trw | Verschlussdeckel |
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DE4022307A1 (de) * | 1990-07-13 | 1992-01-16 | United Carr Gmbh Trw | Verschlussdeckel |
FR2672540B1 (fr) * | 1991-02-08 | 1994-12-09 | Itw De France | Bouchon pour une ouverture circulaire pratiquee dans une tole, et procede de fabrication de panneaux sandwichs utilisant ce bouchon. |
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DE29711482U1 (de) | 1997-07-01 | 1997-09-11 | Trw United-Carr Gmbh & Co Kg, 67677 Enkenbach-Alsenborn | Verschlußdeckel aus Kunststoff |
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DE20206393U1 (de) | 2002-04-22 | 2002-07-25 | TRW Automotive Electronics & Components GmbH & Co. KG, 78315 Radolfzell | Einstückiger Verschlussdeckel |
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1985
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1986
- 1986-04-03 BR BR8601614A patent/BR8601614A/pt unknown
- 1986-04-03 JP JP61075669A patent/JPS61238575A/ja active Pending
- 1986-04-04 FR FR868604865A patent/FR2579955B1/fr not_active Expired
- 1986-04-04 ES ES1986296636U patent/ES296636Y/es not_active Expired
- 1986-04-04 US US06/848,355 patent/US4646932A/en not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-01-24 JP JP1995000662U patent/JP2509062Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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