JP6122336B2 - ホールプラグ - Google Patents

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Description

本発明は、被取付部材の取付孔に挿入して取り付けられてその取付孔を閉塞面部で閉塞するホールプラグに関する。
従来、車両(自動車)のボディーパネル等の被取付部材に形成されたプラグホール等の取付孔には、車両使用時に使わなくなってそのまま残るものがあり、このような取付孔を通って車両室内に水や泥等の異物が侵入するのを防止するために、例えば特許文献1に示されるような取付孔を閉塞面部で閉塞するホールプラグが提案されている。このようなホールプラグは、取付孔を閉塞する閉塞面部の外周端に撓み可能な鍔状撓み部を備え、取付孔にホールプラグを取り付けた状態で鍔状撓み部を取付孔の外周表面と当接させて撓ませることで、その鍔状撓み部と取付孔の外周表面との間で当接密着力を生じさせてシール機能を持たせるようになっていた。
ところで、鍔状撓み部は、取付孔の外周表面との当接による撓みを可能にするため、言い換えれば取付孔の外周表面との間で当接密着力を生じさせるために、その外周端(先端)から閉塞面部との境界線部分となる撓み基部までの寸法としてある程度の長さ寸法を設定する必要があった。このため、取付孔の近傍位置に立ち壁等が折曲形成されてその折曲部分と取付孔との間の距離が短くなってしまう場合には、ホールプラグを取付孔に取り付けた状態で鍔状撓み部の先端が折曲部分のアールにかかってしまい、鍔状撓み部と取付孔の外周表面との間で適切な当接密着力を生じさせることができなくなってしまう。
特開2005−61459号公報
本発明の課題は、取付孔の近傍位置に折曲部分がある場合でも、取付孔の外周表面との間で適切な当接密着力を生じさせることができるホールプラグを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明は、
被取付部材の取付孔に挿入して取り付けられてその取付孔を閉塞面部で閉塞するホールプラグにおいて、
前記閉塞面部の裏面に立設されるとともに外径寸法が前記取付孔の孔径寸法とほぼ同一に設定されて取付孔に嵌入される嵌入側壁部と、
該嵌入側壁部から突出して設けられるとともに、前記取付孔に挿入されるときに取付孔の内周面に押圧されて前記ホールプラグの取付軸線に接近する方向に弾性変形し、その取付孔を越えて挿入されたときに取付軸線から離間する方向に弾性復元することで前記ホールプラグを取付孔に係止する弾性爪部と、
前記閉塞面部の外周端に鍔状で撓み可能に設けられるとともに、前記ホールプラグを前記取付孔に取り付けた状態でその取付孔の外周表面と当接して撓み、ホールプラグを取付孔から抜き取る方向に付勢することで、前記弾性爪部との間で取付孔の外周端部分を挟持する鍔状撓み部と、
前記嵌入側壁部が前記閉塞面部から立設される基部に設けられるとともに前記取付孔の孔径寸法に比べて縮径して形成された縮径部と、を備え、
前記鍔状撓み部の外径寸法を前記取付孔の孔径寸法よりも大きい値に設定するとともに、前記閉塞面部との境界線部分となる前記鍔状撓み部の撓み基部の径寸法を、前記縮径部の外径寸法以上でありかつ前記取付孔の孔径寸法よりも小さい値に設定し
前記弾性爪部は、少なくとも前記取付軸線を中心とした左右対称位置となる前記嵌入側壁部の2箇所に設けられることを特徴とする。
このように、取付孔の外周表面との当接によって撓んで弾性爪部との間で取付孔の外周端部分を挟持する鍔状撓み部の設定寸法において、その撓み基部の径寸法を、嵌入側壁部の基部に縮径して形成された縮径部の外径寸法以上でありかつ取付孔の孔径寸法よりも小さい値に設定することで、取付孔の外周表面との間で適切な当接密着力を生じさせるために必要な鍔状撓み部の長さ寸法(鍔状撓み部の先端から撓み基部までの寸法)を持たせた上で、嵌入側壁部の外壁、言い換えれば取付孔の外周端から鍔状撓み部の先端までの長さ寸法を短くすることができる。このため、取付孔の近傍位置に立ち壁等が折曲形成されてその折曲部分と取付孔との間の距離が短くなってしまう場合でも、ホールプラグを取付孔に取り付けた状態で鍔状撓み部の先端が折曲部分のアールにかかることを回避することができ、結果として、鍔状撓み部と取付孔の外周表面との間で適切な当接密着力を生じさせた状態でホールプラグを取付孔に取り付けることができる。
本発明に係るホールプラグとそれが取り付けられるボデーパネルを示す斜視図。 ホールプラグが取り付けられたボデーパネルを示す平面図。 ホールプラグを示す斜視図。 図2のA−A線断面図。 図2のB−B線断面図。 図5のC部分拡大図。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1及び図2に示すように、ホールプラグ1は、板状部材が折曲形成されてなる被取付部材としてのボデーパネル30に穿設された取付孔31に取り付けられる。取付孔31は、本実施形態では楕円孔として形成されている。ボデーパネル30は、例えば自動車の外板を構成するものであり、この外板に穿設された取付孔31は、部品を組み付ける際等の作業孔として用いられ、作業終了後の自動車の使用状態では不要となる。このため、ホールプラグ1が取付孔31に取り付けられてその取付孔31が閉塞される。なお、ホールプラグ1は、ボデーパネル30の内外の両方向に対する水の流通を遮断する防水機能を有して取付孔31を閉塞する。
ホールプラグ1は、剛性を有する樹脂材料で一体成形されてなり、図3に示すように、取付孔31を閉塞する正円形状の閉塞面部2と、閉塞面部2の裏面に筒状に立設されて取付孔31に挿入される筒状挿入部3とを備えている。筒状挿入部3は、楕円形状の取付孔31と対応するようにホールプラグ1を下方(閉塞面部2とは反対方向)から見て平面視小判形(レーストラック形、楕円形)の筒状に形成されている。
平面視小判形をなす筒状挿入部3の長手方向における両端の側壁は、取付孔31に嵌入される一対の嵌入側壁部4を構成する。一対の嵌入側壁部4は、楕円形状の取付孔31の長軸方向両端の円弧に沿った円弧形状に形成されるとともに、図4に示すように、その外径寸法L1が取付孔31の長軸方向の孔径寸法すなわち長径寸法S1と同一に設定されている。一方、筒状挿入部3の短手方向における両端の側壁は、取付孔31に挿入される一対の挿入側壁部5を構成する。一対の挿入側壁部5は、図5に示すように、取付孔31の短軸方向の孔径寸法すなわち短径寸法S2よりも短い一定の外壁間距離L2(以下、これを挿入側壁部5の外径寸法L2ともいう)を置いて平行に延びて形成されている。
嵌入側壁部4には、弾性爪部6が形成されている。弾性爪部6は、嵌入側壁部4の基部(閉塞面部2裏面からの立設部分)からホールプラグ1の取付軸線P(図1参照)の方向に所定の長さで穿設された一対の第1スリット7と、嵌入側壁部4の基部に取付軸線Pと直交する方向に穿設された第2スリット8とによって嵌入側壁部4から抜き取られるようにして形成されている。そして、弾性爪部6は、嵌入側壁部4との連結部分(回動支点部9)を支点として取付軸線Pに対して接近/離間するように回動可能に弾性変形する。弾性爪部6の外壁には、嵌入側壁部4から突出して形成されてホールプラグ1を取付孔31に係止する係止突起6aが設けられる。これにより、取付軸線Pを中心とした左右対称位置となる嵌入側壁部4には、それぞれ係止突起6aを備えた弾性爪部6が設けられる。
挿入側壁部5には、弾性舌片10が形成されている。弾性舌片10は、挿入側壁部5の末端部分(閉塞面部2とは反対側の部分)を基部10aとして閉塞面部2に向かうにつれて挿入側壁部5の外壁から遠ざかるように遊端部10bが延出する。そして、弾性舌片10は、基部10aが片持ち状に支持されることで基部10aを支点として遊端部10bが挿入側壁部5の外壁に対して接近/離間可能に弾性変形する。弾性舌片10の外壁には、弾性爪部6の係止突起6aと同様にホールプラグ1を取付孔31に係止する係止突起10cが形成されている。これにより、取付軸線Pを中心とした左右対称位置となる挿入側壁部5には、それぞれ係止突起10cを備えた弾性舌片10が設けられる。
嵌入側壁部4及び挿入側壁部5から構成される筒状挿入部3が閉塞面部2の裏面から立設される部分の側壁は、平面視小判形の全周に亘って取付軸線P方向に凹んで形成されている。すなわち、嵌入側壁部4の基部には、嵌入側壁部4の外径寸法L1に比べて縮径して形成された縮径部11が設けられ、挿入側壁部5の基部には、挿入側壁部5の外径寸法L2に比べて縮径して形成された縮径部12が設けられている。縮径部11は、嵌入側壁部4の外径寸法L1よりも小さい外径寸法L3に設定され(図4参照)、縮径部12は、挿入側壁部5の外径寸法L2よりも小さい外径寸法L4に設定されている(図5参照)。また、嵌入側壁部4の先端側(基部とは反対側)の側壁には、その先端側に向かうにつれて徐々に縮径した先細り状の傾斜面部13が形成されている。傾斜面部13は、筒状挿入部3の先端側を先細り状にすることで、取付孔31に対する筒状挿入部3の挿入操作すなわちホールプラグ1の取り付け操作を行い易くする。
閉塞面部2は、楕円形の取付孔31を上方から被覆するような正円形状に形成され、その外周端には、鍔状で撓み可能な鍔状撓み部14が一体形成されている。鍔状撓み部14は、半径方向外方(先端)に向けてかつボデーパネル30に向けて下方に傾斜した状態で形成されている。そして、鍔状撓み部14は、ホールプラグ1を取付孔31に取り付けた状態でその取付孔31の外周表面と当接して撓み、ホールプラグ1を取付孔31から抜き取る方向に付勢することで、嵌入側壁部4の弾性爪部6及び挿入側壁部5の弾性舌片10との間で取付孔31の外周端部分を挟持する。
鍔状撓み部14において閉塞面部2との境界線部分、言い換えれば閉塞面部2の外周端と一致する正円形状の撓み基部15は、楕円形状をなす取付孔31の短径寸法S2に対してその径寸法(直径寸法)L5が大きく設定されている。すなわち、取付孔31の短軸方向においては、図6に示すように、取付孔31の外周端から半径方向外方に所定の距離W(=(L5−S2)/2)を置いて撓み基部15が位置することで、短径寸法S2となる取付孔31の部分が閉塞面部2によって完全に被覆される。
これに対して、取付孔31の長軸方向において撓み基部15の径寸法L5は、図4に示すように、取付孔31の長径寸法S1、言い換えれば嵌入側壁部4の外径寸法L1よりも小さく設定されている。このため、長径寸法S1となる取付孔31の部分は、完全に閉塞面部2で被覆されることはなく、閉塞面部2の外周端から延出して形成された鍔状撓み部14により被覆される。なお、鍔状撓み部14は、正円形状の閉塞面部2から半径方向外方へ全周に亘って一定の延出寸法で形成される。これにより、鍔状撓み部14の外周形状は、閉塞面部2と同様に正円形状となり、その外径寸法L6は、取付孔31の長径寸法S1よりも大きく設定される。
次に、ボデーパネル30に対するホールプラグ1の取付状態について説明する。そこでまず、ホールプラグ1が取り付けられるボデーパネル30について説明すると、ボデーパネル30は、図1及び図2に示すように、取付孔31が穿設されてホールプラグ1の取付面となる水平面32と、取付孔31の長軸方向となる水平面32の一端側から上方に折曲形成された立ち壁面33と、取付孔31の長軸方向となる水平面32の他端側から下方に折曲形成された下り壁面34とを備えている。水平面32と立ち壁面33との折曲部分には、上向きに湾曲する折曲アール部33aが形成され、水平面32と下り壁面34との折曲部分には、下向きに湾曲する折曲アール部34aが形成されている。これにより、取付孔31の長軸方向両端の近傍位置には、それぞれ折曲アール部33a,34aが配置されている。
そして、上記したボデーパネル30に対してホールプラグ1を取り付ける場合、楕円形の取付孔31に対してその長軸方向に一対の嵌入側壁部4を対応させ、短軸方向に一対の挿入側壁部5を対応させた状態で、筒状挿入部3を取付軸線Pに沿って挿入する。このとき、嵌入側壁部4に設けられた弾性爪部6は、取付孔31の長軸方向両端の内周面に押圧されて取付軸線Pに接近する方向に弾性変形し、その取付孔31を越えて挿入されたときに取付軸線Pから離間する方向に弾性復元することでホールプラグ1を取付孔31に係止する。同様に、挿入側壁部5に設けられた弾性舌片10は、取付孔31の短軸方向両端の内周面に押圧されて取付軸線Pに接近する方向に弾性変形し、その取付孔31を越えて挿入されたときに取付軸線Pから離間する方向に弾性復元することでホールプラグ1を取付孔31に係止する。
上記した弾性爪部6及び弾性舌片10によるホールプラグ1の係止状態において、取付孔31を被覆する閉塞面部2の外周端に延出して形成された鍔状撓み部14は、取付孔31の外周表面(ボデーパネル30の水平面32)と当接して撓み、ホールプラグ1を取付孔31から抜き取る方向に付勢することで、弾性爪部6(係止突起6a)及び弾性舌片10(係止突起10c)との間で取付孔31の外周端部分(水平面32)を挟持する。これにより、ホールプラグ1は、取付孔31を被覆するようにしてボデーパネル30に係止して取り付けられる。また、このとき、ホールプラグ1は、ボデーパネル30の表面に適切な圧接状態で鍔状撓み部14を配置することにより、ボデーパネル30の内外の両方向に対する水の流通を遮断する防水機能を有して取付孔31を閉塞する。
ところで、上記した防水機能を発揮する鍔状撓み部14の設定寸法として、その外径寸法L6を取付孔31の孔径寸法(長径寸法S1)よりも大きい値に設定するとともに、閉塞面部2との境界線部分となる鍔状撓み部14の撓み基部15の径寸法L5を、縮径部11の外径寸法L3と取付孔31の孔径寸法(長径寸法S1)との間の値に設定している。言い換えれば、筒状挿入部3の基部を縮径することで(縮径部11を設けることで)、取付孔31の孔径位置よりも内側に鍔状撓み部14の撓み基部15を設けている。
これにより、取付孔31の外周表面との間で適切な当接密着力を生じさせるために必要な鍔状撓み部14の長さ寸法(鍔状撓み部14の先端から撓み基部15までの寸法であり、以下これを撓み設定寸法という)を持たせた上で、嵌入側壁部4の外壁、言い換えれば取付孔31の外周端から鍔状撓み部14の先端までの長さ寸法を短くすることができる。このため、取付孔31の近傍位置に立ち壁等が折曲形成されてその折曲部分と取付孔31との間の距離が短くなってしまう場合、例えば実施形態中に記載のボデーパネル30のように、取付孔31の長軸方向となる水平面32の両端側に立ち壁面33と下り壁面34とがそれぞれ折曲形成されることで、各々の折曲部分となる折曲アール部33a,34aが取付孔31の近傍に位置するような場合でも、ホールプラグ1を取付孔31に取り付けた状態で鍔状撓み部14の先端が折曲アール部33a,34aにかかることを回避することができる。その結果、鍔状撓み部14と取付孔31の外周表面との間で適切な当接密着力を生じさせた状態でホールプラグ1を取付孔31に取り付けることができる。言い換えれば、鍔状撓み部14に撓み設定寸法を持たせた上で、図4に示すように、折曲アール部33aと折曲アール部34aとの間の水平面32の領域において、鍔状撓み部14が取付孔31の外周表面(水平面32)に対して適切な当接密着力を生じ得る設定可能領域Hの範囲内にホールプラグ1を取り付けることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これはあくまで例示に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、上記した実施形態では、閉塞面部2との境界線部分となる鍔状撓み部14の撓み基部15の径寸法L5を、縮径部11の外径寸法L3と取付孔31の孔径寸法(長径寸法S1)との間の値に設定しているが、撓み基部の径寸法は、縮径部の外径寸法以上でありかつ取付孔の孔径寸法よりも小さい値に設定したものであればよく、この設定によれば本発明の効果を奏し得るものである。また、実施形態中では、嵌入側壁部4の外径寸法L1を取付孔31の長径寸法S1と同一の値に設定しているが、必ずしも同一の値に設定する必要はなく、外径寸法L1を長径寸法S1よりも若干小さい値に設定してもよい。
また、上記した実施形態では、ホールプラグ1に設けられる嵌入側壁部4は、取付軸線Pを中心とした左右対称位置となる2箇所としているが、この構成に限定されるものではない。例えば、取付孔の全周に沿って全ての側壁部を嵌入側壁部として形成してもよい。さらには、嵌入側壁部に設けられる弾性爪部についても2箇所に限定されるものではなく、取付孔の全周に亘った複数箇所(例えば90度間隔で円周の4箇所等)に弾性爪部を設けてもよい。また、実施形態中では、被取付部材としてのボデーパネル30に穿設される取付孔31が楕円形状に形成され、これと対応するように平面視小判形(レーストラック形、楕円形)の筒状挿入部3を備えたホールプラグ1を例示しているが、この構成に限定されるものではない。例えば、被取付部材の取付孔は、実施形態中に記載した楕円孔(長円孔)以外にも正円孔、矩形孔、あるいは角孔等であってもよい。
1 ホールプラグ
2 閉塞面部
4 嵌入側壁部
6 弾性爪部
11 縮径部
14 鍔状撓み部
15 撓み基部
30 ボデーパネル(被取付部材)
31 取付孔
32 水平面
L1,L3,L6 外径寸法
L5 径寸法
P 取付軸線
S1 長径寸法(孔径寸法)

Claims (1)

  1. 被取付部材の取付孔に挿入して取り付けられてその取付孔を閉塞面部で閉塞するホールプラグにおいて、
    前記閉塞面部の裏面に立設されるとともに外径寸法が前記取付孔の孔径寸法とほぼ同一に設定されて取付孔に嵌入される嵌入側壁部と、
    該嵌入側壁部から突出して設けられるとともに、前記取付孔に挿入されるときに取付孔の内周面に押圧されて前記ホールプラグの取付軸線に接近する方向に弾性変形し、その取付孔を越えて挿入されたときに取付軸線から離間する方向に弾性復元することで前記ホールプラグを取付孔に係止する弾性爪部と、
    前記閉塞面部の外周端に鍔状で撓み可能に設けられるとともに、前記ホールプラグを前記取付孔に取り付けた状態でその取付孔の外周表面と当接して撓み、ホールプラグを取付孔から抜き取る方向に付勢することで、前記弾性爪部との間で取付孔の外周端部分を挟持する鍔状撓み部と、
    前記嵌入側壁部が前記閉塞面部から立設される基部に設けられるとともに前記取付孔の孔径寸法に比べて縮径して形成された縮径部と、を備え、
    前記鍔状撓み部の外径寸法を前記取付孔の孔径寸法よりも大きい値に設定するとともに、前記閉塞面部との境界線部分となる前記鍔状撓み部の撓み基部の径寸法を、前記縮径部の外径寸法以上でありかつ前記取付孔の孔径寸法よりも小さい値に設定し
    前記弾性爪部は、少なくとも前記取付軸線を中心とした左右対称位置となる前記嵌入側壁部の2箇所に設けられることを特徴とするホールプラグ。
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