JPH0443496Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0443496Y2 JPH0443496Y2 JP17297986U JP17297986U JPH0443496Y2 JP H0443496 Y2 JPH0443496 Y2 JP H0443496Y2 JP 17297986 U JP17297986 U JP 17297986U JP 17297986 U JP17297986 U JP 17297986U JP H0443496 Y2 JPH0443496 Y2 JP H0443496Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- sealing sheet
- rim
- mouth
- mouth rim
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 27
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 10
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 229940121363 anti-inflammatory agent Drugs 0.000 description 1
- 239000002260 anti-inflammatory agent Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は密閉シート付き容器に係り、特に、カ
ツプ型容器を密封シート等のシートで密閉するよ
うにしたものに関する。
ツプ型容器を密封シート等のシートで密閉するよ
うにしたものに関する。
従来より、カツプ型容器を密閉用シート等のシ
ートで密閉するようにしたものは種々提供されて
おり、例えば、実開昭61−48161号公報に記載さ
れているものがある。
ートで密閉するようにしたものは種々提供されて
おり、例えば、実開昭61−48161号公報に記載さ
れているものがある。
これは第7図及び第8図に示すようにカツプ型
に形成した容器20の口縁に鍔部21を形成し、
この鍔部21の一側端を三角形に突出させて、突
出部22を形成し、この突出部22の内部には指
掛け用の穴23が穿設されている。
に形成した容器20の口縁に鍔部21を形成し、
この鍔部21の一側端を三角形に突出させて、突
出部22を形成し、この突出部22の内部には指
掛け用の穴23が穿設されている。
前記鍔部21には密閉用シート24が溶着され
ており、この密閉用シート24にも前記指掛け用
の穴23と同様の穴25が穿設されている。
ており、この密閉用シート24にも前記指掛け用
の穴23と同様の穴25が穿設されている。
開封に際しては、密閉用シート24を突出部2
2から剥がし、前記指掛け用の穴23と穴25に
夫々指を掛けて引くと密閉用シート24と鍔部2
1との接着が剥がれ、内容物を取り出せるように
なつている。
2から剥がし、前記指掛け用の穴23と穴25に
夫々指を掛けて引くと密閉用シート24と鍔部2
1との接着が剥がれ、内容物を取り出せるように
なつている。
また、この他の従来例としては実開昭59−
112766号公報に記載されているものがある。
112766号公報に記載されているものがある。
これは第9図に示すように、容器本体30の口
縁部31の外周に、連結片33を複数個等間隔に
設け、この連結片33の外端部にリング34を設
けるとともに、このリング34に指掛け片35を
形成したものであり、口縁部31の上面とリング
34の上面に密閉用のシート36を接着したもの
である。
縁部31の外周に、連結片33を複数個等間隔に
設け、この連結片33の外端部にリング34を設
けるとともに、このリング34に指掛け片35を
形成したものであり、口縁部31の上面とリング
34の上面に密閉用のシート36を接着したもの
である。
ところが前記した第7図及び第8図に示すもの
にあつては、開封に際して、指掛け用の穴23と
穴25に夫々指を掛けて引くものであるため、開
封に手間取つてしまうという欠点がある。
にあつては、開封に際して、指掛け用の穴23と
穴25に夫々指を掛けて引くものであるため、開
封に手間取つてしまうという欠点がある。
また、第9図に示すものにあつては、容器本体
の口縁部31の外周とリング34とが複数個の連
結片33を介して結合されているため、使用時に
はリング34の指掛け片35を引いてこれら複数
個の連結片33を引きちぎりながら開封すること
となり、操作が困難である。
の口縁部31の外周とリング34とが複数個の連
結片33を介して結合されているため、使用時に
はリング34の指掛け片35を引いてこれら複数
個の連結片33を引きちぎりながら開封すること
となり、操作が困難である。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、
容易に開封できるようにした密閉シート付き容器
とすることを技術的課題とする。
容易に開封できるようにした密閉シート付き容器
とすることを技術的課題とする。
本考案は前記技術的課題を解決するために、以
下のような構成とした。
下のような構成とした。
即ち、カツプ状の容器本体1の口縁2の側面に
設けたヒンジ帯6のみを介してリング7を一体成
型し、このリング7は前記口縁2の外径よりも内
径を大きく形成する。
設けたヒンジ帯6のみを介してリング7を一体成
型し、このリング7は前記口縁2の外径よりも内
径を大きく形成する。
さらに、前記リング7を前記口縁2に緩嵌した
状態で、前記口縁2の上面とリング7の接着面7
aとに密閉用シート10を接着して密閉シート付
き容器とした。
状態で、前記口縁2の上面とリング7の接着面7
aとに密閉用シート10を接着して密閉シート付
き容器とした。
リング7を持ち上げると密閉用シート10はリ
ング7とともに上方向に持ち上がり、密閉用シー
ト10と口縁2の上面との接着が剥がれ、開封す
ることができる。
ング7とともに上方向に持ち上がり、密閉用シー
ト10と口縁2の上面との接着が剥がれ、開封す
ることができる。
本考案の実施例を第1図ないし第6図に基づい
て説明するが、まず、第1図ないし第4図に示す
第1の実施例から説明する。
て説明するが、まず、第1図ないし第4図に示す
第1の実施例から説明する。
カツプ状の容器本体1の口縁2の外周は鍔部3
となつており、その一端縁3aの一部を切り欠い
てテーパー部4が形成されている。
となつており、その一端縁3aの一部を切り欠い
てテーパー部4が形成されている。
前記鍔部3の内周側上面には高さがHの環状壁
部5が形成されており、この鍔部3の他端縁3b
にはヒンジ帯6のみを介して前記環状壁部5の高
さと同一厚さHのリング7が一体成型されてい
る。
部5が形成されており、この鍔部3の他端縁3b
にはヒンジ帯6のみを介して前記環状壁部5の高
さと同一厚さHのリング7が一体成型されてい
る。
即ち、口縁2の一部は前記環状壁部5が設けら
れることによつて環状に突出している。
れることによつて環状に突出している。
このリング7は径方向に可撓性を有していると
ともに、前記口縁2に緩嵌するよう口縁2の外径
よりも内径を大きく形成してあり、かつ前記テー
パー部4に対応する部位に、そのテーパー部4へ
密接する傾斜面8を有する押圧部9が突設されて
いる。
ともに、前記口縁2に緩嵌するよう口縁2の外径
よりも内径を大きく形成してあり、かつ前記テー
パー部4に対応する部位に、そのテーパー部4へ
密接する傾斜面8を有する押圧部9が突設されて
いる。
このため前記テーパー部4と傾斜面8とは第4
図に示すように、テーパー面で接触し押圧部9を
矢示F方向に押すとリング7は矢示G方向に移動
するように構成されている。
図に示すように、テーパー面で接触し押圧部9を
矢示F方向に押すとリング7は矢示G方向に移動
するように構成されている。
そして、容器本体1内にパウダー状消炎剤等の
内容物を充填した後、前記環状壁部5の上面とリ
ング7の接着面7aとにアルミラミネートシート
で形成された密閉用シート10を超音波ウエルダ
で接着して密閉するようになつている。
内容物を充填した後、前記環状壁部5の上面とリ
ング7の接着面7aとにアルミラミネートシート
で形成された密閉用シート10を超音波ウエルダ
で接着して密閉するようになつている。
開封に際して、押圧部9を矢示F方向に押す
と、前記テーパー部4と傾斜面8とによりリング
7は矢示G方向に移動する。すると密閉用シート
10はリング7とともに上方向に持ち上がり前記
環状壁部5の上面との接着が剥がれ、開封するこ
とができる。
と、前記テーパー部4と傾斜面8とによりリング
7は矢示G方向に移動する。すると密閉用シート
10はリング7とともに上方向に持ち上がり前記
環状壁部5の上面との接着が剥がれ、開封するこ
とができる。
次に、第5図及び第6図に示す第2の実施例を
説明する。
説明する。
これは、カツプ状の容器本体1の口縁2の一側
面にヒンジ帯6のみを介してリング7が一体成型
されている。一方、前記容器本体1の口縁2の他
端面には、側方及び上方に開口し、その内壁にア
ンダーカツト部11が形成された係合用切り欠き
凹部12が設けられている。
面にヒンジ帯6のみを介してリング7が一体成型
されている。一方、前記容器本体1の口縁2の他
端面には、側方及び上方に開口し、その内壁にア
ンダーカツト部11が形成された係合用切り欠き
凹部12が設けられている。
環状壁部5の形状及び形成位置は前記第1の実
施例と同様である。またその高さは前記実施例と
同様にHである。
施例と同様である。またその高さは前記実施例と
同様にHである。
前記リング7は前記口縁2の外径よりも内径を
大きく形成してあり、ヒンジ帯6との結合部分に
ヒンジ帯6用の逃げ溝7bが形成されている。こ
のヒンジには中折れ溝6a,6aが刻設されてお
り、第5図に示す如く、この部分で折れ曲がるよ
うになつている。
大きく形成してあり、ヒンジ帯6との結合部分に
ヒンジ帯6用の逃げ溝7bが形成されている。こ
のヒンジには中折れ溝6a,6aが刻設されてお
り、第5図に示す如く、この部分で折れ曲がるよ
うになつている。
また、ヒンジ帯6との結合部分に対向する部位
には前記係合用切り欠き凹部12に係合する係合
突起14が突設され、その外方には指掛け突起1
3が突設されている。
には前記係合用切り欠き凹部12に係合する係合
突起14が突設され、その外方には指掛け突起1
3が突設されている。
前記リング7は口縁2の一部を構成する前記環
状壁部5の外方に位置した状態で、その接着面7
aが口縁2の上面、即ち、前記環状壁部5の頂部
と面一になるように形成されている。
状壁部5の外方に位置した状態で、その接着面7
aが口縁2の上面、即ち、前記環状壁部5の頂部
と面一になるように形成されている。
開封に際しては、前記指掛け用突起13を上方
に持ち上げる。すると密閉用シート10はリング
7とともに上方向に持ち上がり前記口縁2の上面
との接着が剥がれ、開封することができる。
に持ち上げる。すると密閉用シート10はリング
7とともに上方向に持ち上がり前記口縁2の上面
との接着が剥がれ、開封することができる。
ところで、前記リング7は、第5図に示すよう
にリング7を開いた状態で成型し、密閉用シート
10を接着する際に口縁2側に折り曲げてもよい
が、第6図に示すようにリング7を閉じた状態で
成型することも可能である。
にリング7を開いた状態で成型し、密閉用シート
10を接着する際に口縁2側に折り曲げてもよい
が、第6図に示すようにリング7を閉じた状態で
成型することも可能である。
また、密閉用シート10を接着する際にはリン
グ7を開いた状態で口縁2側とともに接着しても
よいが、リング7を開いた状態で密閉用シート1
0を接着し、然る後に口縁2側に接着してもよ
い。これは前記した第1の実施例(第2図)でも
同様である。
グ7を開いた状態で口縁2側とともに接着しても
よいが、リング7を開いた状態で密閉用シート1
0を接着し、然る後に口縁2側に接着してもよ
い。これは前記した第1の実施例(第2図)でも
同様である。
さらに、前記したいずれの実施例においても、
密閉用シート10はリング7に密着した状態で開
封することができるから、リング7を元位置に戻
すことによつて簡易的に閉蓋することができる。
密閉用シート10はリング7に密着した状態で開
封することができるから、リング7を元位置に戻
すことによつて簡易的に閉蓋することができる。
本考案によれば、カツプ状の容器本体の口縁の
側面にヒンジ帯のみを介してリングを一体成型
し、このリングを前記口縁に緩嵌した状態で、前
記口縁の上面とリングの接着面とに密閉用シート
を接着するように構成したので、リングを軽く持
ち上げるだけで前記口縁の上面と密閉用シートを
剥離させることができる。
側面にヒンジ帯のみを介してリングを一体成型
し、このリングを前記口縁に緩嵌した状態で、前
記口縁の上面とリングの接着面とに密閉用シート
を接着するように構成したので、リングを軽く持
ち上げるだけで前記口縁の上面と密閉用シートを
剥離させることができる。
このため、開封操作が極めて容易である。
第1図ないし第6図は本考案の実施例を示し、
第1図ないし第3図は第1の実施例を示す斜視
図、第4図はその断面図、第5図は第2の実施例
を示す断面図、第6図はその斜視図、第7図ない
し第9図は従来の密閉シート付き容器を示す斜視
図である。 1……容器本体、2……口縁、6……ヒンジ
帯、7……リング、10……密閉用シート、7a
……接着面。
第1図ないし第3図は第1の実施例を示す斜視
図、第4図はその断面図、第5図は第2の実施例
を示す断面図、第6図はその斜視図、第7図ない
し第9図は従来の密閉シート付き容器を示す斜視
図である。 1……容器本体、2……口縁、6……ヒンジ
帯、7……リング、10……密閉用シート、7a
……接着面。
Claims (1)
- カツプ状の容器本体1の口縁2の側面に設けた
ヒンジ帯6のみを介してリング7を一体成型し、
このリング7は前記口縁2の外径よりも内径を大
きく形成し、前記リング7を前記口縁2の外側に
緩嵌した状態で、前記口縁2の上面とリング7の
接着面7aとに密閉用シート10を接着したこと
を特徴とする密閉シート付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17297986U JPH0443496Y2 (ja) | 1986-11-11 | 1986-11-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17297986U JPH0443496Y2 (ja) | 1986-11-11 | 1986-11-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6379372U JPS6379372U (ja) | 1988-05-25 |
JPH0443496Y2 true JPH0443496Y2 (ja) | 1992-10-14 |
Family
ID=31110013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17297986U Expired JPH0443496Y2 (ja) | 1986-11-11 | 1986-11-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0443496Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-11 JP JP17297986U patent/JPH0443496Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6379372U (ja) | 1988-05-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004509817A (ja) | 容器の閉塞構造 | |
JPH0443496Y2 (ja) | ||
JPS6122848Y2 (ja) | ||
JPS607326Y2 (ja) | カバ−付容易開封蓋体 | |
JPS6217385Y2 (ja) | ||
JPH033503Y2 (ja) | ||
JPH084418Y2 (ja) | 密封容器 | |
JPH0242592Y2 (ja) | ||
JPS6217420Y2 (ja) | ||
JPS636061Y2 (ja) | ||
JP3734544B2 (ja) | 粘着方式の容器 | |
JPS6145007Y2 (ja) | ||
JPS5856207Y2 (ja) | 再封鎖可能な替え蓋 | |
JPS6145008Y2 (ja) | ||
JP2589885Y2 (ja) | 密封容器用の蓋 | |
JPH0343182Y2 (ja) | ||
JPS589878Y2 (ja) | 封緘中栓 | |
JPH0314707B2 (ja) | ||
JPH08156952A (ja) | 広口容器の蓋 | |
JPH0635118U (ja) | 各種容器用キャップ | |
JPH01116170U (ja) | ||
JPS5929872Y2 (ja) | 密封用容器の上蓋 | |
JPS604938Y2 (ja) | 開封容器 | |
JPH0338746U (ja) | ||
JPS62200503U (ja) |