JP2589885Y2 - 密封容器用の蓋 - Google Patents
密封容器用の蓋Info
- Publication number
- JP2589885Y2 JP2589885Y2 JP1994014554U JP1455494U JP2589885Y2 JP 2589885 Y2 JP2589885 Y2 JP 2589885Y2 JP 1994014554 U JP1994014554 U JP 1994014554U JP 1455494 U JP1455494 U JP 1455494U JP 2589885 Y2 JP2589885 Y2 JP 2589885Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- lid
- sealed container
- peripheral surface
- hole
- inner peripheral
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、食品や医薬品等の収容
に使用する密封性を有する容器の蓋に関する。 【０００２】 【従来の技術】食品や医薬品等を収容するための容器に
は、高密封性が要求されており、通常予め成形されてい
る蓋本体の蓋体頂部の内周面にパッキン部を接着剤で接
着する等して得られたパッキン部付きの蓋が利用されて
いる。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】本考案は、密封性能が
極めて高く、しかも蓋本体とパッキン部との間の接合強
度が高く、かつ製造が容易な密封容器用の蓋を提供す
る。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本考案は、中央部に貫通
孔を有するパッキン部をインサート部材とする蓋本体用
の合成樹脂の射出成形によって成形してなる密封容器用
の蓋であって、蓋体頂部と該蓋体頂部の周縁部から垂下
するスカート部とからなる蓋本体と、前記蓋本体におけ
る蓋体頂部の内周面内に貼着しているパッキン部とを有
しており、しかも前記パッキン部の中央部の貫通孔内に
は、この密封容器用の蓋を係合させる容器の開口部の内
周面に嵌合する下向きの突起部が、蓋体頂部の内周面か
ら突設されている密封容器用の蓋からなる。 【０００５】 【実施例】以下、本考案の密封容器用の蓋の具体的な構
成を図面実施例に基づいて説明する。 【０００６】実施例１ ［図１］において符号５で表示される本考案の１実施例
品である密封容器用の蓋は、中央部に貫通孔を有する低
密度ポリエチレン樹脂製のパッキン部６と、該パッキン
部６の貫通孔内に接当されている高密度ポリエチレン樹
脂製の下向きの突起部７と、高密度ポリエチレン樹脂製
の蓋本体８とからなり、パッキン部６と突起部７とが、
蓋本体８における蓋体頂部９の内周面内において蓋本体
８に貼着されている。 【０００７】なお、上記の高密度ポリエチレン樹脂製の
下向きの突起部７は、この密封容器用の蓋５を係合させ
る別製の容器の開口部の内周面に嵌合し、この容器の開
口部を閉塞するものである。 【０００８】上記の構成による密封容器用の蓋５は、二
色射出成形機によって貫通孔を有するパッキン部６を一
次成形した後、別製の突起部７をパッキン部６における
貫通孔内にインサートした後、これをインサート部材と
する二次成形によって蓋本体８を射出成形したものであ
る。 【０００９】前記密封容器用の蓋５は、上記した通り、
該密封容器用の蓋５を係合させる容器の開口部の内周面
に突起部７の外周面が嵌合し、これによって密封容器用
の蓋５による密封性能が極めて良好になる。 【００１０】本考案の密封容器用の蓋は、上記の実施例
品のように、突起部を構成する部材を予め成形してお
き、該部材をパッキン部における貫通孔内にインサート
した後、これをインサート部材とする射出成形によって
蓋本体を成形する方法、あるいは貫通孔を有するパッキ
ン部をインサート部材とし、突起部と蓋本体との一体成
形体を射出成形する方法等によって得られる。 【００１１】なお蓋本体と、突起部と、貫通孔を有する
パッキン部との組み合わせとしては、［表１］に示すよ
うな樹脂の組み合わせを利用することができる。 【００１２】 【表１】 【００１３】 【考案の作用及び効果】本考案の密封容器用の蓋は、中
央部に貫通孔を有するパッキン部をインサート部材とす
る蓋本体用の合成樹脂の射出成形によって成形してなる
密封容器用の蓋であって、蓋体頂部と該蓋体頂部の周縁
部から垂下するスカート部とからなる蓋本体と、前記蓋
本体における蓋体頂部の内周面内に貼着されているパッ
キン部とを有しており、しかも前記パッキン部の中央部
の貫通孔内には、この密封容器用の蓋を係合させる容器
の開口部の内周面に嵌合する下向きの突起部が、蓋体頂
部の内周面から突設されているものである。 【００１４】上記の構成による本考案の密封容器用の蓋
における下向きの突起部は、該密封容器用の蓋を係合さ
せる容器の開口部の内周面に嵌合するものである。 【００１５】これによって、本考案の密封容器用の蓋
は、密封性能が極めて高く、しかも蓋本体とパッキン部
との間の接合強度が高く、かつ製造が容易である等の作
用、効果を奏する。
に使用する密封性を有する容器の蓋に関する。 【０００２】 【従来の技術】食品や医薬品等を収容するための容器に
は、高密封性が要求されており、通常予め成形されてい
る蓋本体の蓋体頂部の内周面にパッキン部を接着剤で接
着する等して得られたパッキン部付きの蓋が利用されて
いる。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】本考案は、密封性能が
極めて高く、しかも蓋本体とパッキン部との間の接合強
度が高く、かつ製造が容易な密封容器用の蓋を提供す
る。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本考案は、中央部に貫通
孔を有するパッキン部をインサート部材とする蓋本体用
の合成樹脂の射出成形によって成形してなる密封容器用
の蓋であって、蓋体頂部と該蓋体頂部の周縁部から垂下
するスカート部とからなる蓋本体と、前記蓋本体におけ
る蓋体頂部の内周面内に貼着しているパッキン部とを有
しており、しかも前記パッキン部の中央部の貫通孔内に
は、この密封容器用の蓋を係合させる容器の開口部の内
周面に嵌合する下向きの突起部が、蓋体頂部の内周面か
ら突設されている密封容器用の蓋からなる。 【０００５】 【実施例】以下、本考案の密封容器用の蓋の具体的な構
成を図面実施例に基づいて説明する。 【０００６】実施例１ ［図１］において符号５で表示される本考案の１実施例
品である密封容器用の蓋は、中央部に貫通孔を有する低
密度ポリエチレン樹脂製のパッキン部６と、該パッキン
部６の貫通孔内に接当されている高密度ポリエチレン樹
脂製の下向きの突起部７と、高密度ポリエチレン樹脂製
の蓋本体８とからなり、パッキン部６と突起部７とが、
蓋本体８における蓋体頂部９の内周面内において蓋本体
８に貼着されている。 【０００７】なお、上記の高密度ポリエチレン樹脂製の
下向きの突起部７は、この密封容器用の蓋５を係合させ
る別製の容器の開口部の内周面に嵌合し、この容器の開
口部を閉塞するものである。 【０００８】上記の構成による密封容器用の蓋５は、二
色射出成形機によって貫通孔を有するパッキン部６を一
次成形した後、別製の突起部７をパッキン部６における
貫通孔内にインサートした後、これをインサート部材と
する二次成形によって蓋本体８を射出成形したものであ
る。 【０００９】前記密封容器用の蓋５は、上記した通り、
該密封容器用の蓋５を係合させる容器の開口部の内周面
に突起部７の外周面が嵌合し、これによって密封容器用
の蓋５による密封性能が極めて良好になる。 【００１０】本考案の密封容器用の蓋は、上記の実施例
品のように、突起部を構成する部材を予め成形してお
き、該部材をパッキン部における貫通孔内にインサート
した後、これをインサート部材とする射出成形によって
蓋本体を成形する方法、あるいは貫通孔を有するパッキ
ン部をインサート部材とし、突起部と蓋本体との一体成
形体を射出成形する方法等によって得られる。 【００１１】なお蓋本体と、突起部と、貫通孔を有する
パッキン部との組み合わせとしては、［表１］に示すよ
うな樹脂の組み合わせを利用することができる。 【００１２】 【表１】 【００１３】 【考案の作用及び効果】本考案の密封容器用の蓋は、中
央部に貫通孔を有するパッキン部をインサート部材とす
る蓋本体用の合成樹脂の射出成形によって成形してなる
密封容器用の蓋であって、蓋体頂部と該蓋体頂部の周縁
部から垂下するスカート部とからなる蓋本体と、前記蓋
本体における蓋体頂部の内周面内に貼着されているパッ
キン部とを有しており、しかも前記パッキン部の中央部
の貫通孔内には、この密封容器用の蓋を係合させる容器
の開口部の内周面に嵌合する下向きの突起部が、蓋体頂
部の内周面から突設されているものである。 【００１４】上記の構成による本考案の密封容器用の蓋
における下向きの突起部は、該密封容器用の蓋を係合さ
せる容器の開口部の内周面に嵌合するものである。 【００１５】これによって、本考案の密封容器用の蓋
は、密封性能が極めて高く、しかも蓋本体とパッキン部
との間の接合強度が高く、かつ製造が容易である等の作
用、効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の密封容器用の蓋の実施例品を示す断面
図である。 【符号の説明】 ５・・・・密封容器用の蓋 ６・・・・中央部に貫通孔を有するパッキン部 ７・・・・密封容器用の蓋５を係合させる容器の開口部に嵌
合する下向きの突起部 ８・・・・蓋本体 ９・・・・蓋体頂部
図である。 【符号の説明】 ５・・・・密封容器用の蓋 ６・・・・中央部に貫通孔を有するパッキン部 ７・・・・密封容器用の蓋５を係合させる容器の開口部に嵌
合する下向きの突起部 ８・・・・蓋本体 ９・・・・蓋体頂部
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フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭61−232167（ＪＰ，Ａ)
特開 昭59−14917（ＪＰ，Ａ)
特開 昭54−154693（ＪＰ，Ａ)
実開 昭61−183846（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭59−16858（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭55−56264（ＪＰ，Ｕ)
特公 昭61−52057（ＪＰ，Ｂ２)
特公 昭40−6200（ＪＰ，Ｂ１)
Claims (1)
- (57)【実用新案登録請求の範囲】 １．中央部に貫通孔を有するパッキン部（６）をインサ
ート部材とする蓋本体（８）用の合成樹脂の射出成形に
よって成形してなる密封容器用の蓋（５）であって、蓋
体頂部（９）と該蓋体頂部（９）の周縁部から垂下する
スカート部とからなる蓋本体（８）と、前記蓋本体
（８）における蓋体頂部（９）の内周面内に貼着してい
るパッキン部（６）とを有しており、しかも前記パッキ
ン部（６）の中央部の貫通孔内には、この密封容器用の
蓋を係合させる容器の開口部の内周面に嵌合する下向き
の突起部（７）が、蓋体頂部（９）の内周面から貫通孔
内に接当されて突設されていることを特徴とする密封容
器用の蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994014554U JP2589885Y2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 密封容器用の蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994014554U JP2589885Y2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 密封容器用の蓋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0744510U JPH0744510U (ja) | 1995-11-21 |
| JP2589885Y2 true JP2589885Y2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=11864374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1994014554U Expired - Lifetime JP2589885Y2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 密封容器用の蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2589885Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102548053B1 (ko) * | 2021-08-23 | 2023-06-28 | 주식회사 이지텍 | 이중사출성형을 통한 오링과 마개 동시 제작방법 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54154693A (en) * | 1972-04-13 | 1979-12-05 | Yoshino Yatarou | Hermetic lid made of synthetic resin |
| JPS5648677Y2 (ja) * | 1978-10-09 | 1981-11-13 | ||
| JPS57196662U (ja) * | 1981-06-08 | 1982-12-13 | ||
| JPS5916858U (ja) * | 1982-07-22 | 1984-02-01 | ライオン株式会社 | 容器とキヤツプとの嵌合構造 |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP1994014554U patent/JP2589885Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0744510U (ja) | 1995-11-21 |
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