JPH0547104Y2 - - Google Patents

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JPH0547104Y2
JPH0547104Y2 JP1987059364U JP5936487U JPH0547104Y2 JP H0547104 Y2 JPH0547104 Y2 JP H0547104Y2 JP 1987059364 U JP1987059364 U JP 1987059364U JP 5936487 U JP5936487 U JP 5936487U JP H0547104 Y2 JPH0547104 Y2 JP H0547104Y2
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JP
Japan
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lid
lid body
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density polyethylene
polyethylene resin
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は食品や医薬品等の収容に使用される密
封性を有する容器の蓋に関するものである。
〔従来の技術〕
食品や医薬品等を収容するための容器には高密
封性が要求されており、通常、予め成形されてい
る蓋本体の蓋体頂部の内周面にパツキン部を接着
剤で接着する等して得られたパツキン部付きの蓋
が利用されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然して、前記従来のパツキン部付きの蓋は、蓋
本体とパツキン部とを別々に形成して置き、後工
程にて両者を接着して得られるものであるため、
その製造工程が繁雑であることから生産効率が悪
いばかりでなく、各部材の個別の管理等も必要と
なる等の欠点を有している。
これに対して、本考案の密封容器用の蓋は、製
造が容易で、密封性能も良好であり、かつ、蓋本
体とパツキン部との間の接合強度が高い等の特徴
を有するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の密封容器用の蓋は、蓋体頂部と該蓋体
頂部の周縁部から垂下するスカート部とからなる
蓋本体と、前記蓋本体における蓋体頂部の内周面
内に蓋本体と一体成形されているパツキン部とを
有し、パツキン部をインサート部材とする蓋本体
用の合成樹脂の射出成形によつて形成されている
もので、しかも、高密度ポリエチレン樹脂製の蓋
本体と低密度ポリエチレン樹脂製のパツキン部と
の組み合わせ、または、ポリプロピレン樹脂製の
蓋本体とエチレン・プロピレンゴム製のパツキン
部との組み合わせからなる。
かかる構成による本考案の密封容器用の蓋は、
二色射出成形によるインサート成形で成形される
ことが、製造効率の点で好ましい。
〔実施例〕
以下本考案の密封容器用の蓋の具体的な構成を
実施例に基いて説明する。
実施例 1 第1図にて符号1で表示される本考案の1実施
例品たる密封容器用の蓋は、エチレン・プロピレ
ンゴム製のパツキン部2とポリプロピレン樹脂製
の蓋本体3とからなるもので、パツキン部2が蓋
本体3における蓋体頂部4の内周面内に前記蓋本
体3と一体成形されているものであり、二色射出
成形機により、パツキン部2が一次成形された後
で蓋本体3が二次成形されて得られたものであ
る。
実施例 2 第2図において符号5で表示される本考案の1
実施例品たる密封容器用の蓋は、中央部に貫通孔
を有する低密度ポリエチレン樹脂製のパツキン部
6と、該パツキン部6の前記貫通孔内に当接され
ている高密度ポリエチレン樹脂製の突起部7と、
高密度ポリエチレン樹脂製の蓋本体8とからなる
もので、パツキン部6と突起部7とが、前記蓋本
体8における蓋体頂部9の内周面内に該蓋本体8
と一体成形されているものであり、二色射出成形
機により、パツキン部6が一次成形された後、別
製の突起部7が前記パツキン部6における貫通孔
内にインサートされ、次いで蓋本体8が二次成形
されて得られたものである。尚、前記密封容器用
の蓋5における高密度ポリエチレン樹脂製の突起
部7は、容器開口部の内周面に前記突起部7の外
周面が嵌合する大きさとされているもので、本考
案の密封容器用の蓋の密封性能をより高める作用
を奏しているものである。
実施例 3 第3図にて符号10で表示される本考案の1実
施例品たる密封容器用の蓋は、低密度ポリエチレ
ン樹脂製のパツキン部基体11とアルミニウム基
材による積層材(厚さ20μの低密度ポリエチレン
樹脂層/厚さ30μのアルミニウム箔/厚さ20μの
低密度ポリエチレン樹脂層)12とを熱溶着にて
接着したパツキン部13と、高密度ポリエチレン
樹脂製の蓋本体14とからなるもので、前記蓋本
体14における蓋体頂部15の内周面内において
前記蓋本体14とパツキン部13とが一体成形さ
れているものであり、パツキン部13をインサー
ト部材とする蓋本体14の射出成形によつて得ら
れたものである。尚、前記パツキン部13におけ
るアルミニウム基材による積層材12は、密封容
器用の蓋10に極めて優れたガスバリヤー性を付
与する作用を果しているものである。
〔考案の作用及び効果〕
前記構成による本考案の密封容器用の蓋は、蓋
本体における蓋体頂部の内周面に前記蓋本体と一
体成形されているパツキン部を有するもので、パ
ツキン部をインサート部材とする蓋本体用の合成
樹脂の射出成形によつて形成されており、かつ、
高密度ポリエチレン樹脂製の蓋本体と低密度ポリ
エチレン樹脂製のパツキン部との組み合わせ、ま
たは、ポリプロピレン樹脂製の蓋本体とエチレ
ン・プロピレンゴム製のパツキン部との組み合わ
せからなる。
従つて、本考案の密封容器用の蓋は、硬質樹脂
製の蓋本体と軟質樹脂製のパツキン部との間の貼
着強度が高く、また、パツキン部によつて奏され
る密封性能が良好であり、しかも、製造工程数が
少なくて済むことから生産効率が高く、安定した
品質のものが低価格で得られる等の作用、効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の密封容器用の蓋のそ
れぞれ別の実施例品を示す断面図である。 1……密封容器用の蓋、2……パツキン部、3
……蓋本体、4……蓋体頂部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋体頂部と該蓋体頂部の周縁部から垂下するス
    カート部とからなる蓋本体と、前記蓋本体におけ
    る蓋体頂部の内周面内に蓋本体と一体成形されて
    いるパツキン部とを有する密封容器用の蓋が、パ
    ツキン部をインサート部材とする蓋本体用の合成
    樹脂の射出成形によつて形成されており、しか
    も、高密度ポリエチレン樹脂製の蓋本体と低密度
    ポリエチレン樹脂製のパツキン部との組み合わ
    せ、または、ポリプロピレン樹脂製の蓋本体とエ
    チレン・プロピレンゴム製のパツキン部との組み
    合わせからなることを特徴とする密封容器用の
    蓋。
JP1987059364U 1987-04-20 1987-04-20 Expired - Lifetime JPH0547104Y2 (ja)

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JPS63166956U JPS63166956U (ja) 1988-10-31
JPH0547104Y2 true JPH0547104Y2 (ja) 1993-12-10

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58171359A (ja) * 1982-03-24 1983-10-08 日本クラウンコルク株式会社 耐衝撃密封性及び耐ストレスクラツキング性を有するライナ−付容器蓋
JPS5914917A (ja) * 1982-07-16 1984-01-25 Japan Crown Cork Co Ltd 樹脂キヤツプ及びその製法
JPS6152057A (ja) * 1984-08-20 1986-03-14 Takashi Yamawaki 広域集中監視システム
JPS61232167A (ja) * 1985-04-05 1986-10-16 内外化成株式会社 蓋体

Patent Citations (4)

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JPS63166956U (ja) 1988-10-31

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