JP2507855Y2 - 車両用小物入れ - Google Patents
車両用小物入れInfo
- Publication number
- JP2507855Y2 JP2507855Y2 JP8374490U JP8374490U JP2507855Y2 JP 2507855 Y2 JP2507855 Y2 JP 2507855Y2 JP 8374490 U JP8374490 U JP 8374490U JP 8374490 U JP8374490 U JP 8374490U JP 2507855 Y2 JP2507855 Y2 JP 2507855Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- hole
- sphere
- stored
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車両のインストルメントパネル等に取付けら
れる小物入れに関するものである。
れる小物入れに関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の小物入れは、小物入れ本体がインスト
ルメントパネルに車室内に開口部を向けて取付けられ、
この本体にはその上面を切欠いて弾性変形部が形成さ
れ、この弾性変形部にはインストルメントパネルの開口
縁に係合する係止爪が突設され、この弾性変形部の先端
には押え部が設けられた車両用小物入れが開示されてい
る(実開昭60−163145)。
ルメントパネルに車室内に開口部を向けて取付けられ、
この本体にはその上面を切欠いて弾性変形部が形成さ
れ、この弾性変形部にはインストルメントパネルの開口
縁に係合する係止爪が突設され、この弾性変形部の先端
には押え部が設けられた車両用小物入れが開示されてい
る(実開昭60−163145)。
この小物入れをインストルメントパネルの開口縁に取
付けたときに、弾性変形部が小物入れ本体内側に撓み、
押え部が本体内に収納された小物を押付けるので、小物
が走行中にがたつくことはない。
付けたときに、弾性変形部が小物入れ本体内側に撓み、
押え部が本体内に収納された小物を押付けるので、小物
が走行中にがたつくことはない。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記小物入れは本体内にカセットテープ等の
小物をぎっしり収納すると、小物間の各隙間が狭くな
り、小物の取出しが困難になる不具合があった。
小物をぎっしり収納すると、小物間の各隙間が狭くな
り、小物の取出しが困難になる不具合があった。
本考案の目的は、小物をぎっしり収納しても小物を容
易に取出すことができる車両用小物入れを提供すること
にある。
易に取出すことができる車両用小物入れを提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の車両用小物入れ
は、車室内に取付けられ前記車室内に向けられた開口部
を有し両側面に引出し方向に長孔が形成され前記長孔の
前記開口部側近傍の両側面に球体収容孔が形成された箱
体と、前記箱体に前記開口部から引出し可能に収納され
前記箱体に収納された状態で前記長孔の最奥部に対向す
る外側面に凹部が形成されかつ前記凹部近傍から前記球
体収容孔に対向する位置に至る外側面に長溝が形成され
た小物入れ用トレイと、前記長孔及び前記球体収容孔を
覆う球体サポートと、前記凹部と前記長孔と前記サポー
トの間に支持され前記トレイの引出し時又は収納時に前
記長孔に沿って前記サポート内面を転動する第1球体
と、前記長溝と前記球体収容孔と前記サポートの間に支
持され前記トレイの引出し時又は収納時に前記長溝を転
動する第2球体と、前記トレイを収納した状態で前記ト
レイを一時的に固定する固定手段とを備えたものであ
る。
は、車室内に取付けられ前記車室内に向けられた開口部
を有し両側面に引出し方向に長孔が形成され前記長孔の
前記開口部側近傍の両側面に球体収容孔が形成された箱
体と、前記箱体に前記開口部から引出し可能に収納され
前記箱体に収納された状態で前記長孔の最奥部に対向す
る外側面に凹部が形成されかつ前記凹部近傍から前記球
体収容孔に対向する位置に至る外側面に長溝が形成され
た小物入れ用トレイと、前記長孔及び前記球体収容孔を
覆う球体サポートと、前記凹部と前記長孔と前記サポー
トの間に支持され前記トレイの引出し時又は収納時に前
記長孔に沿って前記サポート内面を転動する第1球体
と、前記長溝と前記球体収容孔と前記サポートの間に支
持され前記トレイの引出し時又は収納時に前記長溝を転
動する第2球体と、前記トレイを収納した状態で前記ト
レイを一時的に固定する固定手段とを備えたものであ
る。
[作用] 小物入れ用トレイは箱体に球体を介して保持されるの
で、トレイの引出し抵抗及び収納抵抗を極めて小さくす
ることができ、引出した状態でトレイから容易に小物を
取出すことができる。
で、トレイの引出し抵抗及び収納抵抗を極めて小さくす
ることができ、引出した状態でトレイから容易に小物を
取出すことができる。
[実施例] 次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳しく説明す
る。
る。
第1図〜第4図に示すように、小物入れ10の箱体11は
図示しないインストルメントパネルに車室内に開口部11
aを向けて取付けられる。この箱体11には小物入れ用ト
レイ12が開口部11aから引出し可能に収納される。箱体1
1はその両側面に引出し方向に形成された長孔11bと、長
孔11bの開口部11a側近傍の両側面に球体収容孔11cが形
成される。
図示しないインストルメントパネルに車室内に開口部11
aを向けて取付けられる。この箱体11には小物入れ用ト
レイ12が開口部11aから引出し可能に収納される。箱体1
1はその両側面に引出し方向に形成された長孔11bと、長
孔11bの開口部11a側近傍の両側面に球体収容孔11cが形
成される。
トレイ12は箱体11に収納された状態で、長孔11bの最
奥部に対向する外側面に凹部12aが形成され、かつ凹部1
2a近傍から孔11cに対向する位置に至る外側面に長溝12b
が形成される(第1図)。またトレイ12の小物13を載せ
るベース12cと小物13が突当る立壁12gにかけて小物13を
それぞれ所定の位置に収納するための仕切板12dが形成
される。小物13はこの例ではカセットテープである(第
4図)。長孔11bおよび孔11cを覆って球体サポート14が
ねじ16により箱体11の外側面に取付けられる。
奥部に対向する外側面に凹部12aが形成され、かつ凹部1
2a近傍から孔11cに対向する位置に至る外側面に長溝12b
が形成される(第1図)。またトレイ12の小物13を載せ
るベース12cと小物13が突当る立壁12gにかけて小物13を
それぞれ所定の位置に収納するための仕切板12dが形成
される。小物13はこの例ではカセットテープである(第
4図)。長孔11bおよび孔11cを覆って球体サポート14が
ねじ16により箱体11の外側面に取付けられる。
凹部12aと長孔11bとサポート14の間には第1球体21が
支持され、この球体21はトレイ12の引出し時又は収納時
に、長孔11bに沿ってサポート14内面を転動する。長溝1
2bと孔11cとサポート14の間には第2球体22が支持さ
れ、この球体22はトレイ12の引出し時又は収納時に、長
溝12bを転動する(第3図)。トレイ12の外側面には係
止手段12eとして突起が形成される。この突起12eはトレ
イ12を箱体11に収納した状態で開口部11a近傍の内側面
を僅かに押広げて係止し、トレイ12を一時的に固定す
る。またトレイ12の引出し端には取手12fが形成され
る。
支持され、この球体21はトレイ12の引出し時又は収納時
に、長孔11bに沿ってサポート14内面を転動する。長溝1
2bと孔11cとサポート14の間には第2球体22が支持さ
れ、この球体22はトレイ12の引出し時又は収納時に、長
溝12bを転動する(第3図)。トレイ12の外側面には係
止手段12eとして突起が形成される。この突起12eはトレ
イ12を箱体11に収納した状態で開口部11a近傍の内側面
を僅かに押広げて係止し、トレイ12を一時的に固定す
る。またトレイ12の引出し端には取手12fが形成され
る。
このように構成された車両用小物入れの使用方法を説
明する。
明する。
小物13を取出すときには、取手12fを第1図の実線矢
印の方向に引いて小物入れ用トレイ12を箱体11から引出
す(第2図)。この結果、小物13の上面と引出し端面の
2面が車室内に出現するので(第4図)、小物13を容易
に取出すことができる。トレイ12を箱体11に収納すると
きには、取手12fを第2図の破線矢印の方向に押し、突
起12eを開口部11a近傍の内側面に係止する(第1図)。
この結果、車両が急発進、急停車又は走行中に振動して
も、トレイ12は箱体11内にしっかり固定されているの
で、トレイ12が飛出すことはない。また突起12eの開口
部11a近傍の内側面への係止することによって、トレイ1
2が箱体11内にきちんと収納されたという節度感を持た
せることができる。
印の方向に引いて小物入れ用トレイ12を箱体11から引出
す(第2図)。この結果、小物13の上面と引出し端面の
2面が車室内に出現するので(第4図)、小物13を容易
に取出すことができる。トレイ12を箱体11に収納すると
きには、取手12fを第2図の破線矢印の方向に押し、突
起12eを開口部11a近傍の内側面に係止する(第1図)。
この結果、車両が急発進、急停車又は走行中に振動して
も、トレイ12は箱体11内にしっかり固定されているの
で、トレイ12が飛出すことはない。また突起12eの開口
部11a近傍の内側面への係止することによって、トレイ1
2が箱体11内にきちんと収納されたという節度感を持た
せることができる。
更に突起12eを開口部11a近傍の内側面から外せば、球
体21及び22のころがり摩擦及びすべり摩擦だけで、トレ
イ12の引出し及び収納をスムーズに行うことができる。
体21及び22のころがり摩擦及びすべり摩擦だけで、トレ
イ12の引出し及び収納をスムーズに行うことができる。
なお、実施例では突起を箱体の内側面を押広げて係止
させてトレイを一時的に固定したが、これに限らずマグ
ネットと磁性体とによって係止させてもよい。
させてトレイを一時的に固定したが、これに限らずマグ
ネットと磁性体とによって係止させてもよい。
また、実施例では小物としてカセットテープを挙げた
が、これは一例であってコンパクトディスク等でもよ
い。
が、これは一例であってコンパクトディスク等でもよ
い。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案によれば、小物入れ用トレ
イが箱体に球体を介して保持され、トレイの引出し抵抗
及び収納抵抗が極めて小さくなるので、トレイの引出し
及び収納をスムーズに行うことができる。また小物入れ
に小物をぎっしり収納していても、トレイを引出せば小
物を容易に取出すことができる。
イが箱体に球体を介して保持され、トレイの引出し抵抗
及び収納抵抗が極めて小さくなるので、トレイの引出し
及び収納をスムーズに行うことができる。また小物入れ
に小物をぎっしり収納していても、トレイを引出せば小
物を容易に取出すことができる。
第1図は本考案一実施例の車両用小物入れのトレイを箱
体に収納した状態を示す第4図のA−A線断面図。 第2図はそのトレイを箱体から引出した状態を示す第1
図に対応する断面図。 第3図はその小物入れの分解斜視図。 第4図はその小物入れに小物を収納した状態を示す斜視
図。 10:小物入れ、11:箱体、11a:開口部、11b:長孔、11c:球
体収容孔、12:小物入れ用トレイ、12a:凹部、12b:長
溝、12e:突起(係止手段)、14:球体サポート、21:第1
球体、22:第2球体。
体に収納した状態を示す第4図のA−A線断面図。 第2図はそのトレイを箱体から引出した状態を示す第1
図に対応する断面図。 第3図はその小物入れの分解斜視図。 第4図はその小物入れに小物を収納した状態を示す斜視
図。 10:小物入れ、11:箱体、11a:開口部、11b:長孔、11c:球
体収容孔、12:小物入れ用トレイ、12a:凹部、12b:長
溝、12e:突起(係止手段)、14:球体サポート、21:第1
球体、22:第2球体。
Claims (1)
- 【請求項1】車室内に取付けられ前記車室内に向けられ
た開口部を有し両側面に引出し方向に長孔が形成され前
記長孔の前記開口部側近傍の両側面に球体収容孔が形成
された箱体と、 前記箱体に前記開口部から引出し可能に収納され前記箱
体に収納された状態で前記長孔の最奥部に対向する外側
面に凹部が形成されかつ前記凹部近傍から前記球体収容
孔に対向する位置に至る外側面に長溝が形成された小物
入れ用トレイと、 前記長孔及び前記球体収容孔を覆う球体サポートと、 前記凹部と前記長孔と前記サポートの間に支持され前記
トレイの引出し時又は収納時に前記長孔に沿って前記サ
ポート内面を転動する第1球体と、 前記長溝と前記球体収容孔と前記サポートの間に支持さ
れ前記トレイの引出し時又は収納時に前記長溝を転動す
る第2球体と、 前記トレイを収納した状態で前記トレイを一時的に固定
する固定手段と を備えた車両用小物入れ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8374490U JP2507855Y2 (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | 車両用小物入れ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8374490U JP2507855Y2 (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | 車両用小物入れ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0441432U JPH0441432U (ja) | 1992-04-08 |
JP2507855Y2 true JP2507855Y2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=31631668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8374490U Expired - Lifetime JP2507855Y2 (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | 車両用小物入れ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2507855Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100935938B1 (ko) * | 2007-12-26 | 2010-01-11 | 이두수 | 양방향 포장용 박스 |
-
1990
- 1990-08-07 JP JP8374490U patent/JP2507855Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0441432U (ja) | 1992-04-08 |
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