JP2507378Y2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JP2507378Y2
JP2507378Y2 JP12353790U JP12353790U JP2507378Y2 JP 2507378 Y2 JP2507378 Y2 JP 2507378Y2 JP 12353790 U JP12353790 U JP 12353790U JP 12353790 U JP12353790 U JP 12353790U JP 2507378 Y2 JP2507378 Y2 JP 2507378Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は車両用空気調和装置に関する。
(従来の技術) 一般に、車両用空気調和装置にあっては、例えば、特
開昭62-261514号公報に示す如くインテークドアの切換
えによって室内又は室外からエアが取入れられ、そのエ
アは冷却用熱交換器,加熱用熱交換器を通過する。この
加熱用熱交換器を通過する際にエアミックスドアの切換
えにより通過量が制御され、調和されたエアは各ドアの
切換制御によりデフロスター吹出口、ベント吹出口、フ
ット吹出口からそれぞれ吹き出されるようになる。
一方、後席側の足元にはフットダクトにより、また、
上半身にはベントダクトによりエアがそれぞれ誘導され
吹出口からそれぞれ吹出されるようになっている。
(考案が解決しようとする課題) 前記した如く後席の乗員用に、ベントダクトが設けら
れているが、この後席用のベントダクトは、分配部のベ
ント口に対して、前方のベントダクトと一緒の接続とな
っている。このために、ベント口に設けられたベントド
アの開閉により、前席及び後席への吹出しが同時に制御
される反面、後席用のベントダクトが長くなり配索に多
大なスペースが必要となる。
即ち、後席用のベントダクトは、フロアパネルに沿っ
て後方へ配索する所から、分配部の上方に設けられたベ
ント口に接続させたベントダクトは、一たんフロアパネ
ルまで下降させた後、後方へ延長する長い配索となり大
きな配設スペースを必要とする等配索効率の面で望まし
くなかった。
そこで、この考案は後席用のベントダクトの効率のよ
い配索を可能にした車両用空気調和装置を提供すること
を目的としている。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、この考案にあっては、エ
アミックスドアを有するヒータコアの下流に配置された
分配部に、デフロスタードアを有するデフロスター口
と、ベントドアを有するベント口と、フットドアを有す
るフット口とを備え前記分配部の下部に、後席側へエア
を誘導するリアベントダクトを接続し、このリアベント
ダクトに、該ダクトを開閉するリアベントダクトドアを
設け、前記リアベントダクトドアの開閉を連動手段を介
して前記ベントドアの開閉に対応させて連動させるよう
にすると共に、少なくとも前記デフロスター口・ベント
口・フット口の各ドアを種々切換開閉する吹出口切換モ
ードを種々有する車両用空気調和装置において、前記切
換モードのバイレベルモード時には、リアベントダクト
ドアの閉モードが得られるように、前記連動手段を構成
してある。
(作用) かかる車両用空気調和装置によれば、例えば、ベント
ドア及びリアベントダクトドアが連動手段により開モー
ドとなることで、前席と後席にエアが同時に吹出され
る。また、閉モードとなることで前席と後席へのエアの
吹出しは同時に停止される。また、例えば、後部に乗員
がいない場合に、顔と足元にエアを同時に吹出すバイレ
ベルモード時にすると、リアベントダクトドアは閉モー
ドとなり、後席へのエアの無駄な吹出しがなくなる。
一方、リアベントダクトは、分配部の下部に直接接続
されるため、リアベントタクトの配索は短くて済むメリ
ットが得られる。
(実施例) 以下、第1図乃至第3図の図面を参照しながらこの考
案の一実施例を詳細に説明する。
第1図は空気調和装置全体の概要図を示しており、空
気調和装置1はブロワユニット3、クリーニングユニッ
ト5、ヒータユニット7、分配部9とによって形成され
ている。ブロワユニット3のユニット本体には電動送風
機11と、電動送風機11によって車外空気を取入れる外気
取入口13及び車内空気を取入れる内記取入口14が設けら
れており、各取入口13,14はインテークドア15によって
開閉自在に制御される。即ち、インテークドア15は図外
の駆動手段によって切換制御され実線位置にあるとき、
内気取入口14は閉じられ、外気取入口13の全開状態が得
られる。またインテークドア15が鎖線位置にある時、外
気取入口13は閉じられると共に、内気取入口14の全開状
態が得られるようになっている。
クリーニングユニット5内には冷却用熱交換器となる
エバポレータ17が設けられている。また、エバポレータ
17の下流で、ヒータユニット7内には加熱用熱交換器と
なるヒータコア19が、またヒータコア19の前面にはエア
・ミックスドア21が夫々配置されている。ヒータコア19
には図外のエンジンからの冷却水が与えられており、こ
の冷却水の温度はエンジンの温度上昇に応じて上昇す
る。
エア・ミックスドア21は図外の駆動手段によって切換
自在に制御され実線位置の時、エバポレータ17で冷却さ
れたエアはヒータコア19への通過が阻止され、鎖線位置
の時、ヒータコア19への流れが可能となる。したがっ
て、エア・ミックスドア21の開度に応じてヒータコア19
を通過するエアの量が変化することで調和されたエア
は、分配部9に送り込まれるようになる。
分配部9は、ヒータユニット7と一体形状のものであ
ってもよく、また、この実施例の如く別体の形状でもよ
いもので、上方にはデフロスター口23とベント口25が並
列に設けられている。デフロスター口23には図外の駆動
手段により実線位置と鎖線位置とに切換わる開閉可能な
デフロスタードア24が、また、ベント口25には図外の駆
動手段によりドア軸26aを支点として実線位置と鎖線位
置とに切換わる開閉可能なベントドア26がそれぞれ設け
られている。さらに、各口23,25には、フロントガラス
側へエアを吹出す吹出口を有するデフロスターダクト27
と前方へエアを吹出すベントダクト29がそれぞれ接続さ
れるようになっている。また、分配部9の下部には図外
の駆動手段により実線位置と鎖線位置とに切換わる開閉
可能なフットドア32を有するフット口31と後席用のベン
ト口33がそれぞれ設けられている。
フット口31には後席の足元へエアを吹出す吹出口35a
を備えたフックダクト35が接続されている。一方、後席
用ベント口33には後席の乗員の上半身へ向けてエアを吹
出す吹出口37aを備えたリアベントダクト37が接続連通
している。
リアベントダクト37はフロアトンネル39に沿って配索
され吹出口37aはフロント側のシート41とシート41間に
配置されている。
また、リアベントダクト37が接続されたベント口33に
はリアベントダクトドア43が設けられ、リアベントダク
トドア43と前記ベントドア26とは連動手段45を介して連
動連結している。
連動手段45は、各ドア25,43のドア軸26a,43aに連結さ
れた作動アーム47,49と、作動アーム47と作動アーム49
をつなぐ連結ロッド51とから成る構造となっている。こ
の場合、第1図に示す如くリアベントダクトドア43をプ
レートタイプとすると、前記連動手段45によって、ベン
トドア26が開モードの時、開(鎖線状態)となり、前席
及び後席に調和されたベント風の同時吹き出しが得られ
るようになり、ベントドア26が閉モードの時、閉(点線
状態)となり、ベント風の吹出しが同時に停止されるた
め、リアベントダクト37を第1図鎖線W位置から実線位
置への変更が可能となり、配索スペースを小さくできる
メリットが得られるが、プレートタイプにかえて、リア
ベントダクト43を、第4図と第5図の構造とすることが
望ましい。
即ち、リアベントダクト43を、背面43b、左右両側面4
3c,43c、底面43dからなる上方が開放されたバケットタ
イプとする。そして、前記ベントドア26と連動手段45を
介して連動連結し、ベントドア26の動きに対応してドア
軸43aを支点とし全開位置IIIと、第1,第2全閉位置I,II
がそれぞれ得られるようにするものである。なお、第4
図において他の構成要件は前記実施例と同一のため同一
符号を付して詳細な説明は省略する。
したがって、切換モードを、顔と足元にエアを同時に
吹出すB/L(バイレベル)とした際に、リウベントダク
トドア43は第2全閉位置IIに切換わるため、例えば、後
部に乗員がいない場合に、後方へ調和されたエアの無駄
な吹き出しがなくなり、効率のよいバイレベルモードが
得られる。加えて、リアベントダクト43を、配索に有利
な分配部9の下部に支障なく配置できるようになる。
[考案の効果] 以上、説明したように、この考案によれば、後席へエ
アを誘導するリアベントダクトを分配部の下部に直接接
続連通することができるため、ダクトの占領スペースを
小さくできるメリットが得られることに加えて、顔と足
元にエアを同時に吹き出すバイレベルモードとした際
に、後方へ調和されたエアの無駄な吹き出しがなくな
り、効率のよいバイレベルモードが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の車両用空気調和装置全体の概要図、
第2図はこの考案を実施した車室内の斜視図、第3図は
ヒータユニットと分配部との斜視図、第4図はバイレベ
ルモード対応のリアベントダクトドアを示した切断面
図、第5図は第4図のリアベントダクトを実施した第3
図と同様の斜視図である。 9……分配部 19……ヒータコア 21……エアミックスドア 23……デフロスター口 24……デフロスタードア 25……ベント口 26……ベントドア 31……フット口 32……フットドア 37……リアベントダクト 43……リアベントダクトドア 45……連動手段

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアミックスドアを有するヒータコアの下
    流に配置された分配部に、デフロスタードアを有するデ
    フロスター口と、ベントドアを有するベント口と、フッ
    トドアを有するフット口とを備え前記分配部の下部に、
    後席側へエアを誘導するリアベントダクトを接続し、こ
    のリアベントダクトに、該ダクトを開閉するリアベント
    ダクトドアを設け、前記リアベントダクトドアの開閉を
    連動手段を介して前記ベントドアの開閉に対応させて連
    動させるようにすると共に、少なくとも前記デフロスタ
    ー口・ベント口・フット口の各ドアを種々切換開閉する
    吹出口切換モードを種々有する車両用空気調和装置にお
    いて、 前記切換モードのバイレベルモード時には、リアベント
    ダクトドアの閉モードが得られるように、前記連動手段
    を構成したことを特徴とする車両用空気調和装置。
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