JPS5828891Y2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents
車両用空気調和装置Info
- Publication number
- JPS5828891Y2 JPS5828891Y2 JP8465179U JP8465179U JPS5828891Y2 JP S5828891 Y2 JPS5828891 Y2 JP S5828891Y2 JP 8465179 U JP8465179 U JP 8465179U JP 8465179 U JP8465179 U JP 8465179U JP S5828891 Y2 JPS5828891 Y2 JP S5828891Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air conditioner
- distributor
- conditioner unit
- instrument panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はトラクタ等の建設車両に搭載する空気調和装
置に関するものである。
置に関するものである。
建設車両等の場合、キャビンが非常に狭いため、空調装
置も制約を受け、比較的簡単な冷暖装置を運転席の下ま
たは後部等に配置し、冷暖風を座席の下または後部等か
ら直接吹出す方式が多く採用されているー。
置も制約を受け、比較的簡単な冷暖装置を運転席の下ま
たは後部等に配置し、冷暖風を座席の下または後部等か
ら直接吹出す方式が多く採用されているー。
しかしながら、簡易型の冷暖装置であるため、当然に冷
房、暖房効果が悪く、且つ吹出風の温度のコントロール
がきかず適切な空調フィーリングが得られないし、冷暖
装置のコントロール系が直接取付られている場合が多く
、きわめて操作性が悪いなどの欠点があった。
房、暖房効果が悪く、且つ吹出風の温度のコントロール
がきかず適切な空調フィーリングが得られないし、冷暖
装置のコントロール系が直接取付られている場合が多く
、きわめて操作性が悪いなどの欠点があった。
このため、この考案は建設車両にあっても、空調フィー
リングが良く、操作性の良いもので且つ狭いキャビンに
搭載ができる車両用空気調和装置を提供するものであり
、エアコンユニットを運転席の後方に設け、空調空気を
導風ダクトにより前方のインストルメント付近に設けた
分配器に導き、該分配器からインストルメントパネルに
設けられた操作板の操作により所望の吹出口から所望の
空調空気を吹出させるようにしたものである。
リングが良く、操作性の良いもので且つ狭いキャビンに
搭載ができる車両用空気調和装置を提供するものであり
、エアコンユニットを運転席の後方に設け、空調空気を
導風ダクトにより前方のインストルメント付近に設けた
分配器に導き、該分配器からインストルメントパネルに
設けられた操作板の操作により所望の吹出口から所望の
空調空気を吹出させるようにしたものである。
次に、この考案の実施例を図面により説明する。
第１図において、建設車両が示され、車両本体１に運転
席２を囲んで密閉構造とした運転室３が設けられている
。
席２を囲んで密閉構造とした運転室３が設けられている
。
運転室３には運転席の後方に下記するエアコンユニット
４が配置され、そこから調和空気を導く導風ダクト５を
インストルメントパネル６の下方に設けられた下記に詳
述する分配器７に接続し、第１図には図示しないが吹出
口から運転室３内に調和空気を吹出している。
４が配置され、そこから調和空気を導く導風ダクト５を
インストルメントパネル６の下方に設けられた下記に詳
述する分配器７に接続し、第１図には図示しないが吹出
口から運転室３内に調和空気を吹出している。
第２図、第３図において、エアコンユニット４は、エバ
ポレータ９、ヒータコア１０及び送風機１１等の空調機
器により構成され、該空調機器はケース８内に配置され
ている。
ポレータ９、ヒータコア１０及び送風機１１等の空調機
器により構成され、該空調機器はケース８内に配置され
ている。
即ち、エバポレータ９は上流に、ヒータコア１０は下流
に設けられ、エバポレータ９の上流には、内外気切換ド
ア１２が設けられて下記する内外気切換レバー２５によ
り動かされ内気口１３と外気口１４を選択的に開閉して
内外気を選択的に導入している。
に設けられ、エバポレータ９の上流には、内外気切換ド
ア１２が設けられて下記する内外気切換レバー２５によ
り動かされ内気口１３と外気口１４を選択的に開閉して
内外気を選択的に導入している。
ヒータコア１０の上流には、エアミックスドア１５が設
けられ、下記する温度コントロールレバー２６により動
かされ、このエアミックスドア１５の開度によりヒータ
コア１０を通る空気量を変化させて空調空気の温度制御
がなされており、ヒータコア１０の温水弁１６は該エア
ミックスドア１５と連動している。
けられ、下記する温度コントロールレバー２６により動
かされ、このエアミックスドア１５の開度によりヒータ
コア１０を通る空気量を変化させて空調空気の温度制御
がなされており、ヒータコア１０の温水弁１６は該エア
ミックスドア１５と連動している。
そして、最も下流には、送風機１１が設けられ、調和空
気がケース８の吐出口１７から吹出されるものである。
気がケース８の吐出口１７から吹出されるものである。
分配器７は前記したエアコンユニット４からの調和空気
の吹出口を選択させる機構で、インストルメントパネル
６の下部またはその付近に設けられ、エアコンユニット
４からの調和空気を導く導風ダクト５は、運転席２の下
方等を通り分配器７の接続口１８に接続されている。
の吹出口を選択させる機構で、インストルメントパネル
６の下部またはその付近に設けられ、エアコンユニット
４からの調和空気を導く導風ダクト５は、運転席２の下
方等を通り分配器７の接続口１８に接続されている。
この分配器７には、上部吹出口１９と下部吹出口２０を
選択するドア２１とデフロストモードに切換えるドア２
２とが設けられ、共に下記するモードコントロールレバ
ー２７により動かされて、ＦＡＣＥ位置で上方の吹出口
１９から、Ｆ００Ｔ位置で下方の吹出口２０から、そし
てＤＥＦ位置でデフロスト吹出口２３から調和空気が吹
出される。
選択するドア２１とデフロストモードに切換えるドア２
２とが設けられ、共に下記するモードコントロールレバ
ー２７により動かされて、ＦＡＣＥ位置で上方の吹出口
１９から、Ｆ００Ｔ位置で下方の吹出口２０から、そし
てＤＥＦ位置でデフロスト吹出口２３から調和空気が吹
出される。
操作板２４は、インストルメントパネル６に設けられ、
左側にエアコンスイッチ兼用の送風機の回転を制御の送
風機スイッチ２８が設けられ、また中央上方に温度コン
トロールレバー２６が設けられてこのレバー２６の移動
位置でワイヤー３０を介して上記したエアミックスドア
１５の開度を制御している。
左側にエアコンスイッチ兼用の送風機の回転を制御の送
風機スイッチ２８が設けられ、また中央上方に温度コン
トロールレバー２６が設けられてこのレバー２６の移動
位置でワイヤー３０を介して上記したエアミックスドア
１５の開度を制御している。
また上方で左側には内外気切換レバー２５があり、この
レバー２５の移動位置でワイヤー２９を介して前記内外
気切換ドア１２を開閉側倒している。
レバー２５の移動位置でワイヤー２９を介して前記内外
気切換ドア１２を開閉側倒している。
下方にはモードコントロールレバー２７が設置られ、該
レバー２７の移動位置でワイヤー３１゜３１′を介して
前記したドア２１及びデフロストドア２２の開閉を制御
しているものである。
レバー２７の移動位置でワイヤー３１゜３１′を介して
前記したドア２１及びデフロストドア２２の開閉を制御
しているものである。
尚、この考案にあってエアコンユニット４は第３図に示
すように、長手方向を横向きに設置した例であるが、内
部構造を若干変化することで縦置きに設置することもで
き、キャビンのスペースで横幅に余裕のとれない場合に
は有効である。
すように、長手方向を横向きに設置した例であるが、内
部構造を若干変化することで縦置きに設置することもで
き、キャビンのスペースで横幅に余裕のとれない場合に
は有効である。
この考案は上述のように、エアコンユニットヲ建設機械
のキャビン内で運転席の後方に設け、このエアコンユニ
ットから調和空気を導風ダクトで前方のインストルメン
トパネルの下方に設けた分配器に導き、該分配器で所望
の吹出口を選択するようにすることで、エアコンユニッ
トは今まで通りキャビン内で運転席の後方に設けられる
と共に、吹出口を選択するだけの分配器は小型でありイ
ンストルメントパネルの下方の装着が可能であり、吹出
される空気は温度調節された所望の調和空気であり、空
調フィーリングが向上されるものである。
のキャビン内で運転席の後方に設け、このエアコンユニ
ットから調和空気を導風ダクトで前方のインストルメン
トパネルの下方に設けた分配器に導き、該分配器で所望
の吹出口を選択するようにすることで、エアコンユニッ
トは今まで通りキャビン内で運転席の後方に設けられる
と共に、吹出口を選択するだけの分配器は小型でありイ
ンストルメントパネルの下方の装着が可能であり、吹出
される空気は温度調節された所望の調和空気であり、空
調フィーリングが向上されるものである。
特に運転席の後方に設けられたエアコンユニットで冷暖
された空気がインストルメントパネル付近の分配器まで
導風ダクトを介して導かれるので、この導風ダクトを通
過する間に十分混合され、均一となった所望の温度の空
気がどの吹出口からも吹出され、空調フィーリング上優
れている。
された空気がインストルメントパネル付近の分配器まで
導風ダクトを介して導かれるので、この導風ダクトを通
過する間に十分混合され、均一となった所望の温度の空
気がどの吹出口からも吹出され、空調フィーリング上優
れている。
そして、モード切換、温度コントロール及び内外気切換
等の操作板を車両のインストルメントパネルに設けるよ
うにしたので操作性はきわめて改善されている。
等の操作板を車両のインストルメントパネルに設けるよ
うにしたので操作性はきわめて改善されている。
また各吹出口を持った分配器をエアコンユニットとは別
置きとしているため、エアコンユニットの吹出口は１個
所であり他機種への転用等に汎用性があるものである。
置きとしているため、エアコンユニットの吹出口は１個
所であり他機種への転用等に汎用性があるものである。
第１図はこの考案の建設機構に装着の側面図、第２図は
車両のインストルメントパネル方向に見た図、第３図は
この考案の概略の構成図である。 １・・・・・・車両本体、２・・・・・・運転席、４・
・・・・・エアコンユニット、５・・・・・・導風ダク
ト、７・・・・・・分配器、９・・・・・・エバポレー
タ、１０・・・・・・ヒータコア、１５・・・・・・エ
アミックスドア、２４・・・・・・操作板。
車両のインストルメントパネル方向に見た図、第３図は
この考案の概略の構成図である。 １・・・・・・車両本体、２・・・・・・運転席、４・
・・・・・エアコンユニット、５・・・・・・導風ダク
ト、７・・・・・・分配器、９・・・・・・エバポレー
タ、１０・・・・・・ヒータコア、１５・・・・・・エ
アミックスドア、２４・・・・・・操作板。
Claims (1)
- エバポレーク９と、ヒータコア１０及びエアミックスド
ア１５を含む空調機器が組込まれたエアコンユニット４
を運転席２の後方に設け、このエアコンユニット４をイ
ンストルメントパネル６付近に設けられた分配器７に導
風ダクト５を介して接続し、前記分配器７は複数の吹出
口１９，２０゜２３を選択するモードドア２Ｌ２２を有
し、該モードドア２１．２２と前記エアミックスドア１
５とを操作する操作板２４をインストルメントパネル６
に設けたことを特徴とする車両用空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8465179U JPS5828891Y2 (ja) | 1979-06-20 | 1979-06-20 | 車両用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8465179U JPS5828891Y2 (ja) | 1979-06-20 | 1979-06-20 | 車両用空気調和装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS563013U JPS563013U (ja) | 1981-01-12 |
| JPS5828891Y2 true JPS5828891Y2 (ja) | 1983-06-24 |
Family
ID=29317842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8465179U Expired JPS5828891Y2 (ja) | 1979-06-20 | 1979-06-20 | 車両用空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5828891Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63182004A (ja) * | 1987-01-22 | 1988-07-27 | Showa Denko Kk | 水溶液の濃縮装置 |
| WO1992005971A1 (en) * | 1990-09-27 | 1992-04-16 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Heating apparatus in cabin |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015024696A (ja) * | 2013-07-24 | 2015-02-05 | ヤンマー株式会社 | 作業車両 |
-
1979
- 1979-06-20 JP JP8465179U patent/JPS5828891Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63182004A (ja) * | 1987-01-22 | 1988-07-27 | Showa Denko Kk | 水溶液の濃縮装置 |
| WO1992005971A1 (en) * | 1990-09-27 | 1992-04-16 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Heating apparatus in cabin |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS563013U (ja) | 1981-01-12 |
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