JP2506159Y2 - カ―ド処理装置 - Google Patents

カ―ド処理装置

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JP2506159Y2
JP2506159Y2 JP1990121155U JP12115590U JP2506159Y2 JP 2506159 Y2 JP2506159 Y2 JP 2506159Y2 JP 1990121155 U JP1990121155 U JP 1990121155U JP 12115590 U JP12115590 U JP 12115590U JP 2506159 Y2 JP2506159 Y2 JP 2506159Y2
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中山  実
正美 平野
誠 粕谷
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Nippon Signal Co Ltd
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Nippon Signal Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリペイドカード,ストアードフェアカー
ド等のカードの処理装置に係り、特に、カード処理機本
体へのカード挿入方向が限定されないものに関する。
【従来の技術】
従来、この種のカード処理装置は、カード挿入口に挿
入されたカードから読取ったデータ(磁気データ)を基
に演算処理し、その演算結果により、発券処理や入場許
可処理等の所要の処理を行ない、残額又は残回数などの
残額価値を新たな磁気データとして書込むともに、使用
状態で示す目安パンチ穴を開けて返却するように構成さ
れている。 また、近時、処理機本体(以下、本体という)内に印
字ユニットを組込んで、残額価値をカードの表面または
裏面に印字することも行なわれるようになってきてい
る。 ところで、目安パンチ穴または残額価値を印字する場
合は、カードの所定位置にパンチングまたは印字できる
ように、カードは規定の方向で、すなわち、カードの表
裏面と挿入の前後方向(以下、前後方向という)が規定
どおりに挿入されなければならない。もし、カードが規
定以外で挿入されたときは、パンチングまたは印字がで
きないので、返却されるように構成されている。 しかし、カード挿入に際し、挿入方向を規定の方向に
合致させなければならないことは、利用客に不便を強い
ることになる。このため、本体内にスイッチバック式の
反転機構を備えて、挿入されたれカード(乗車券)の表
裏面がいずれの面であっても本体内で一致させることが
できるようにしたカード処理装置が提案されている(実
開昭56-165750号公報)。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記提案に係るカード処理装置におい
ては、反転機構によりカードの表裏面を一致できるよう
に構成されているが、いずれの前後方向に対処できるも
のでないので、前後方向不一致で返却される場合があ
る。特に、カードにおいては、表裏面で模様が大きく異
なり表裏の誤りは比較的少ないが、前後方向の目印がカ
ードの模様と判別しにくいため、前後方向を誤ることが
多いという特質がある。 そこで、本考案は、上記課題を解決するためになされ
たものであって、その目的は、カードの表裏面及び前後
方向を問わない、いわゆる4方向対応型のカード処理装
置の提供にある。
【課題を解決するための手段】
本考案装置は、上記の目的を達成するために、本体に
挿入されたカードに記録されているデータを演算処理
し、その演算結果により発券処理等の所要の処理を行な
うとともに、残額価値をそのカードに印字して返却する
ようにしたカード処理装置において、前記挿入されたカ
ードを搬送する搬送路途中に設けられるとともに、その
カードの挿入方向に関して右側及び左側にそれぞれ設け
られた一対の磁気ヘッドと、前記搬送路途中に設けられ
るとともに、前記挿入されたカードの所定の印字面に印
字する印字ユニットと、前記搬送路から分岐して設けら
れるとともに、その搬送路から受取ったカードを反転し
て再びその搬送路へ返却する反転搬送路と、前記一対の
磁気ヘッドと前記挿入されたカードのデータ記録面に基
づいて、その挿入されたカードの表面及び裏面と、前方
向及び後方向とを判定する判定手段と、前記判定手段が
前記挿入されたカードを裏面挿入と判定したときに、そ
のカードを前記主搬送路から前記反転搬送路へ送出する
送出手段とを有し、カードが表面又は裏面のいずれの面
を上にして挿入されても、また、カードの挿入方向が前
方向又は後方向のいずれでも処理可能としたことを特徴
としている。 また、搬送路途中に設けられるとともに、そのカード
の挿入方向に関して左右側に設けられた一対のパンチン
グユニットを有することを特徴としている。
【作用】
上記構成において、挿入されたカードの印字面が一対
の磁気ヘッドで印字手段の印字面と一致していると判定
されたときは、そのカードは反転手段によって反転され
ずに印字手段に送られて印字処理される。 また、挿入されたカードの印字面と印字手段の印字面
とが一致していないと判定されたときは、そのカードは
反転搬送路手段に送られて反転された後、再び磁気ヘッ
ドに送られて磁気データが判断される。そして、その判
断が良と判断された場合は印字手段に送られて印字処理
される。 そして、パンチングユニットにより、残額価値に対応
した位置に目安パンチ穴が開けられる。
【実施例】
以下、本考案の一実施例について、図面に基いて説明
する。 第1図は、実施例装置の概略構成図及び第2図はその
電気的構成を示すブロック図である。 駅構内に設置される発券機としての本体1の一端下側
には、カード挿入口2を有し、そのカード挿入口2に対
向した本体1内には、モータM1によって駆動される搬
送ベルトからなる周知の搬送路3が設けられている。 搬送路3は、カード入出口2から挿入されたカードa
を所定状態に整列させるための整列搬送路3aと、主搬送
路3bとからなり、この主搬送路3bの途中には、カード挿
入口2側から順に、カードCに記録されている磁気デー
タを読取るとともに、新たな磁気データを書込むための
磁気ヘッドHと、残額価値の目安パンチ穴を開けるため
のパンチングユニットPと、カードCの裏面に残額価値
を印字する印字ユニットTとが設けられている。 磁気ヘッドHは、第3図(a)及び(b)に示される
ように、矢印で示されるカードCの挿入(搬送)方向に
関して、カードCの左側(第3図(a)及び(b)では
後側)と右側(第3図(a)及び(b)では下側)に対
向する下側の位置にそれぞれ磁気ヘッドh,h′が設けら
れている。これら各磁気ヘッドh,h′は、カードCの裏
面側に設けられた磁気ストライプMを走査できるよう
に、それぞれ一対の磁気ヘッドh1,h2及びh2,h3から構
成されている。 パンチングユニットPは、周知の一対のパンチング機
構p1,p2からなり、第3図(a)および(b)に示され
るように、矢印で示されるカードCの挿入方向に関し
て、カードCの左側(第3図(a)及び(b)では上
側)と右側(第3図(a)及び(b)では下側)に対向
する位置にそれぞれ設けられている。 印字ユニットTは、周知のサーマルヘッドと取込ロー
ラ群を備えた印字機構からなり、主搬送路3bの途中から
ウイングWを介してカードCを受入れられるように構成
されている。 反転返送路4は、主搬送路3bの終端側にガイド板gを
介して配置され、モータM2によって回転駆動されるエ
ンドレスベルト4aからなり、カードCがこのエンドレス
ベルト4aに沿って移動できるように、複数の押えローラ
とガイド板g′とが設けられている。 制御器20は、第2図に示されるように、システムプロ
グラムの格納されているROM21とワーキングプログラム
の格納されているRAM22とにより演算処理する中央処理
部(CPU)23を有し、このCPU23には、I/Oユニット24を
介して読取・書込ドライバ(R/Wドライバ)25,パンチン
グユニットドライバ26,印字ドライバ27,ウイングドライ
バ28,モータドライバ29が接続されている。 なお、このI/Oユニット24には、カードCの挿入状態
を検知する位置センサのアンプが接続されているが、こ
こでは本考案の説明に直接関与しないので省略されてい
る。 次に、本実施例装置の動作を第3図(a),(b)の
カードCの挿入方向を示す説明図、第4図のカードCの
搬送状態を示す説明図及び第6図のフローチャートを用
いて説明する。 今、本体1のカード挿入口2からカードCが挿入され
ると、(ステップ100肯定。以下、ステップをSとす
る。)、モータM1が回転駆動されて、カードCは本体
1内に取込まれる。取込まれたカードCは、整列搬送路
3aによって所定状態に整列されて主搬送路3bに送られ、
ここで磁気ヘッドHにより、そのカードCに記録されて
いる磁気データが読取られる(S102)。 上述のカードCの挿入が、第4図に示されるように、
カードCの裏面が磁気ヘッドHに当接する表裏状態の正
常なときは(S104肯定)、磁気データは左側の磁気ヘッ
ドhまたは右側の磁気ヘッドh′のいずれかで読取られ
る。 もし、カードCの挿入があったにもかかわらず、左右
いずれの磁気ヘッドh,h′でも磁気データが読取れない
ときは、第5図に示されるように、カードCの表側が磁
気ヘッドHに位置していて、表裏状態が逆向(異常)と
判定される(S104否定)。 さて、カードCの表裏状態が正常で(S104肯定)、磁
気データが左側の磁気ヘッドh1,h2で読取られたとき
は、カードCの前後方向は第3図(a)に示される前後
方向(順方向)と判定され、また、磁気データが右側の
磁気ヘッドh3,h4で読取られたときは、カードCの前後
方向が第3図(b)に示される後方向(逆方向)と判定
される。いずれにしても、磁気ヘッドh1,h2または磁気
ヘッドh3,h4で読取られたデータは、I/Oユニット24を
介してRAM22内に記憶されたのち、CPU23によって所定の
演算処理が行なわれ、その演算結果により、図示しない
発券駆動ドライバ(図示せず)に制御信号が出力される
とともに、新たなデータが磁気ヘッドh又はh′で書込
まれる。 そして、カードCが第3図(a)の順方向で本体1に
挿入されたときは、左側のパンチング機構p2で所定の
位置にパンチ穴が開けられ、また、カードCが第3図
(b)の逆方向で本体1に挿入されたときは、右側のパ
ンチング機構p1で所定位置にパンチ穴が開けられる。 次いで、ウイングWは、カードCの表裏状態が正常な
ので非駆動状態を保っており(第1図の実線の状態)、
このため、カードCは印字ユニットTに送られ、ここで
カードCの裏面に演算結果である残価値が印字される
(S106)。 印字処理後は、モータM1が反転して、カードCはカ
ード挿入口2から排出される(S108)。 なお、パンチ穴と新たなデータの書込みは、第4図の
点線で示される復路の搬送中に行なうようにしてもよ
い。 一方、挿入されたカードCの印字面が裏面の場合は
(ステップ104否定)、ウイングWが第1図の鎖線位置
に落下(回転)するとともに、モータM2が回転駆動さ
れる(S110)。このため、カードCはウイングW,ガイド
位置gを介して主搬送路3bの後端側から反転搬送路4内
に取込まれる。 カードCが、反転搬送路4を一周し、ガイド板gを介
して再び主搬送路3bに取込まれると、第5図に示される
ように、Cは反転され、表裏が正常状態となる(S11
0)。したがって、表裏が正常になったカードCは、磁
気ヘッドHの手前まで後退させられた後(S112)、上述
のS102以降の処理が行なわれる。 本実施例装置は、左右一対の磁気ヘッドh,h′と左右
一対のパンチング機構p1,p2及び反転搬送路4を設け
て、本体1に挿入されたカードCの表裏面及び前後方向
に関係なく四方向に対応できるので、カードCの利用客
はカードの挿入方向を全く気にする必要がなくなり、接
客サービスの優れたカード処理装置とすることができ
る。
【考案の効果】
本考案装置は、左右一対の磁気ヘッドと反転搬送路を
設けたので、本体に挿入されたカードの表裏面と前後方
向に関係なく、カードの所定箇所に印字ができ、いわゆ
る4方向に対応可能となり、接客サービスの優れたカー
ド処理装置とすることができる。 また、左右一対のパンチングユニットを設けたとき
は、4方向に対応して所定位置に目安パンチ穴を開ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例装置に係る概略構成図、第2図は制御器
のブロック図、第3図(a)及び(b)はカードと磁気
ヘッド及びパンチングユニットの位置関係を示す説明
図、第4図及び第5図はカードの搬送状態を示す説明
図、第6図は動作を示すフローチャートである。 1……本体(カード処理機本体)、3……搬送路、4…
…反転搬送路、20……制御器、H……磁気ヘッド、P…
…パンチングユニット、T……印字ユニット。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード処理機本体に挿入されたカードに記
    録されているデータを演算処理し、その演算結果により
    発券処理等の所要の処理を行なうとともに、残額価値を
    そのカードに印字して返却するようにしたカード処理装
    置において、 前記挿入されたカードを搬送する搬送路途中に設けられ
    るとともに、そのカードの挿入方向に関して右側及び左
    側にそれぞれ設けられた一対の磁気ヘッドと、 前記搬送路途中に設けられるとともに、前記挿入された
    カードの所定の印字面に印字する印字ユニットと、 前記搬送路から分岐して設けられるとともに、その搬送
    路から受取ったカードを反転して再びその搬送路へ返却
    する反転搬送路と、 前記一対の磁気ヘッドと前記挿入されたカードのデータ
    記録面に基づいて、その挿入されたカードの表面及び裏
    面と、挿入の前方向及び後方向とを判定する判定手段
    と、 前記判定手段が前記挿入されたカードを裏面挿入と判定
    したときに、そのカードを前記主搬送路から前記反転搬
    送路へ送出する送出手段と、 を有し、カードが表面又は裏面のいずれの面を上にして
    挿入されても、また、カードの挿入方向が前方向又は後
    方向のいずれでも処理可能としたことを特徴とするカー
    ド処理装置。
  2. 【請求項2】搬送路途中に設けられるとともに、そのカ
    ードの挿入方向に関して左右側に設けられた一対のパン
    チングユニットを有することを特徴とする請求項1記載
    のカード処理装置。
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JPH0478681U JPH0478681U (ja) 1992-07-09
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03110698A (ja) * 1989-09-26 1991-05-10 Takamisawa Cybernetics Co Ltd プリペイドカード装置の印刷処理方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03110698A (ja) * 1989-09-26 1991-05-10 Takamisawa Cybernetics Co Ltd プリペイドカード装置の印刷処理方式

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