JP2504871Y2 - 印刷版処理装置 - Google Patents
印刷版処理装置Info
- Publication number
- JP2504871Y2 JP2504871Y2 JP1990117406U JP11740690U JP2504871Y2 JP 2504871 Y2 JP2504871 Y2 JP 2504871Y2 JP 1990117406 U JP1990117406 U JP 1990117406U JP 11740690 U JP11740690 U JP 11740690U JP 2504871 Y2 JP2504871 Y2 JP 2504871Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing plate
- upper cover
- processing
- guide roller
- processing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、画像が焼き付けられた印刷版を処理槽内の
処理液中に搬送して処理するための印刷版処理装置に関
し、詳しくは印刷版処理装置の挿入部の構造に関する。
処理液中に搬送して処理するための印刷版処理装置に関
し、詳しくは印刷版処理装置の挿入部の構造に関する。
［従来の技術］ 従来の印刷版処理装置では、印刷版を水平方向に搬送
し、この印刷版面に処理液を噴射する方式と、浅型の処
理槽内に印刷版を搬送し、処理液に印刷版を浸漬させる
方式がある。
し、この印刷版面に処理液を噴射する方式と、浅型の処
理槽内に印刷版を搬送し、処理液に印刷版を浸漬させる
方式がある。
後者の場合、前者と異なり印刷版は複数の搬送ローラ
により浅型の処理槽内を緩やかなＵ字状に湾曲しながら
搬送される。
により浅型の処理槽内を緩やかなＵ字状に湾曲しながら
搬送される。
［考案が解決しようとする課題］ ところが、印刷版を浅型の処理槽内に搬送して浸漬処
理する場合、上述のように印刷版が湾曲して搬送される
ため、印刷版が処理装置内に搬送されてゆくと印刷版終
端が上方にハネ上がるという問題点がある。
理する場合、上述のように印刷版が湾曲して搬送される
ため、印刷版が処理装置内に搬送されてゆくと印刷版終
端が上方にハネ上がるという問題点がある。
通常の印刷版処理装置では作業者の安全確保のため
（例えば指等が入らないように）、印刷版の挿入部は印
刷版を挿入するに足りるだけの隙間以外はカバーされて
いる。従って、印刷版の終端が隙間以上にハネ上がる
と、他部材に接触して印刷版面に傷を生じるという欠点
があった。
（例えば指等が入らないように）、印刷版の挿入部は印
刷版を挿入するに足りるだけの隙間以外はカバーされて
いる。従って、印刷版の終端が隙間以上にハネ上がる
と、他部材に接触して印刷版面に傷を生じるという欠点
があった。
［課題を解決するための手段］ 請求項１に記載の考案は、画像が焼き付けられ、上部
カバーにより構成された挿入口より挿入された印刷版
を、印刷版の搬送方向に対して前記挿入口の下流側に設
けられた挿入ローラ対に挟持させて略Ｕ字状に湾曲した
搬送路に沿って搬送し、処理槽内の処理液に浸漬して処
理する印刷版処理装置において、印刷版の搬送方向に対
して前記挿入ローラ対の上流側における前記挿入口付近
に、印刷版の上面と当接して自由に回転することによ
り、印刷版の上面と前記上部カバーとの接触を防止する
回転自在なガイドローラを設けたことを特徴とする。
カバーにより構成された挿入口より挿入された印刷版
を、印刷版の搬送方向に対して前記挿入口の下流側に設
けられた挿入ローラ対に挟持させて略Ｕ字状に湾曲した
搬送路に沿って搬送し、処理槽内の処理液に浸漬して処
理する印刷版処理装置において、印刷版の搬送方向に対
して前記挿入ローラ対の上流側における前記挿入口付近
に、印刷版の上面と当接して自由に回転することによ
り、印刷版の上面と前記上部カバーとの接触を防止する
回転自在なガイドローラを設けたことを特徴とする。
請求項２に記載の考案は、請求項１に記載の考案にお
いて、前記ガイドローラの両端が前記上部カバーに軸支
されている。
いて、前記ガイドローラの両端が前記上部カバーに軸支
されている。
［作用］ 請求項１に記載の考案によれば、印刷版の終端がハネ
上がりが挿入ローラ対の上流側に設けられたガイドロー
ラにより押さえられるため、印刷版の上面が上部カバー
に接触して傷がつくことを防止することができる。
上がりが挿入ローラ対の上流側に設けられたガイドロー
ラにより押さえられるため、印刷版の上面が上部カバー
に接触して傷がつくことを防止することができる。
また、請求項２に記載の考案によれば、ガイドローラ
を上部カバーとともに取外すことができる。
を上部カバーとともに取外すことができる。
［実施例］ 以下、図面に基づいて本考案が適用されるに好適な一
実施例を説明する。
実施例を説明する。
第１図は、本考案に係る印刷版処理装置の一部を示す
概略断面図、第２図は同じく要部拡大図である。
概略断面図、第２図は同じく要部拡大図である。
浅型の現像処理槽（１）は、印刷版（Ｐ）が複数の搬
送ローラ（２）により緩やかなＵ字上に湾曲しながら現
像液中に搬送されて浸漬処理されるように構成されてい
る。上部カバー（４）とフィードトレー（５）との隙間
により構成されている挿入口（３）より挿入された印刷
版（Ｐ）をニップし、処理槽（１）内へ案内するのは図
示しないモータにより駆動される挿入ローラ対（６）で
ある。上記挿入口（３）はオペレータの手の指が挿入ロ
ーラ対（６）に触れないような間隔に設定されている。
挿入センサ（７）はフィードトレー（５）の下面に設け
られ、フィードトレー（５）に穿設されている孔（８）
を通じて印刷版を非接触で検知するものであり、光電式
あるいは超音波式センサである。上部カバー（４）に回
転自在にその両端が軸支されているガイドローラ（10）
は、印刷版（Ｐ）が挿入口（３）から挿入されると印刷
版（Ｐ）の上面と当接しながら自由に回転する。さらに
ガイドローラ（10）とフィードトレー（５）の間隔は挿
入口（３）の間隔よりも若干狭く設定されている。従っ
て印刷版（Ｐ）の終端がハネ上がって上部カバー（４）
の端部に衝突あるいは摺接することにより生じる傷の発
生を減少することができる。さらに、上記の如くガイド
ローラ（10）が印刷版（Ｐ）の終端のハネ上がりを抑制
するために、挿入センサ（７）と印刷版（Ｐ）間の距離
が常に一定に保持することができ、検知が安定する効果
も奏する。なお、印刷版（Ｐ）は現像処理槽（１）の後
水洗処理部（11）、リンス（ガム）処理部（12）、乾燥
部（13）を順に通過する。また、（14）は夫々水又は処
理液を噴射するシャワーノズルである。
送ローラ（２）により緩やかなＵ字上に湾曲しながら現
像液中に搬送されて浸漬処理されるように構成されてい
る。上部カバー（４）とフィードトレー（５）との隙間
により構成されている挿入口（３）より挿入された印刷
版（Ｐ）をニップし、処理槽（１）内へ案内するのは図
示しないモータにより駆動される挿入ローラ対（６）で
ある。上記挿入口（３）はオペレータの手の指が挿入ロ
ーラ対（６）に触れないような間隔に設定されている。
挿入センサ（７）はフィードトレー（５）の下面に設け
られ、フィードトレー（５）に穿設されている孔（８）
を通じて印刷版を非接触で検知するものであり、光電式
あるいは超音波式センサである。上部カバー（４）に回
転自在にその両端が軸支されているガイドローラ（10）
は、印刷版（Ｐ）が挿入口（３）から挿入されると印刷
版（Ｐ）の上面と当接しながら自由に回転する。さらに
ガイドローラ（10）とフィードトレー（５）の間隔は挿
入口（３）の間隔よりも若干狭く設定されている。従っ
て印刷版（Ｐ）の終端がハネ上がって上部カバー（４）
の端部に衝突あるいは摺接することにより生じる傷の発
生を減少することができる。さらに、上記の如くガイド
ローラ（10）が印刷版（Ｐ）の終端のハネ上がりを抑制
するために、挿入センサ（７）と印刷版（Ｐ）間の距離
が常に一定に保持することができ、検知が安定する効果
も奏する。なお、印刷版（Ｐ）は現像処理槽（１）の後
水洗処理部（11）、リンス（ガム）処理部（12）、乾燥
部（13）を順に通過する。また、（14）は夫々水又は処
理液を噴射するシャワーノズルである。
ガイドローラ（10）は上記説明の如く上部カバー
（４）に軸支されている構成にすると、上部カバー
（４）を取外すと同時にガイドローラ（10）もフィード
トレー（５）や挿入センサ（７）上から離反するためメ
ンテナンス時に好都合ではあるが、これに限定するもの
はない。
（４）に軸支されている構成にすると、上部カバー
（４）を取外すと同時にガイドローラ（10）もフィード
トレー（５）や挿入センサ（７）上から離反するためメ
ンテナンス時に好都合ではあるが、これに限定するもの
はない。
［考案の効果］ 請求項１に記載の考案によれば、挿入ローラ対の上流
側に、印刷版の上面に当接して自由に回転することによ
り、印刷版の上面と前記上部カバーとの接触を防止する
回転自在なガイドローラを設けたので、印刷版の終端の
ハネ上がりを抑制して、印刷版が上部カバーと接触する
ことにより生ずる傷の発生が防止することができる。ま
た、挿入口付近に自由回転するガイドローラが設けられ
ており、挿入ローラ対がこのガイドローラの奥側に配置
されるため、オペレータの指先や衣服が挿入ローラによ
り印刷版処理装置内に引き込まれることを防止できる。
側に、印刷版の上面に当接して自由に回転することによ
り、印刷版の上面と前記上部カバーとの接触を防止する
回転自在なガイドローラを設けたので、印刷版の終端の
ハネ上がりを抑制して、印刷版が上部カバーと接触する
ことにより生ずる傷の発生が防止することができる。ま
た、挿入口付近に自由回転するガイドローラが設けられ
ており、挿入ローラ対がこのガイドローラの奥側に配置
されるため、オペレータの指先や衣服が挿入ローラによ
り印刷版処理装置内に引き込まれることを防止できる。
また、請求項２に記載の考案によれば、ガイドローラ
の両端が上部カバーに軸支されているので、ガイドロー
ラを上部カバーとともに取外すことができ、装置のメン
テナンスを有効に行うことができる。
の両端が上部カバーに軸支されているので、ガイドロー
ラを上部カバーとともに取外すことができ、装置のメン
テナンスを有効に行うことができる。
第１図は本考案に係る印刷版処理装置の一部を示す断面
図、第２図は同じく要部拡大図である。 （１）……現像処理槽 （３）……挿入口 （６）……挿入ローラ対 （10）……ガイドローラ （Ｐ）……印刷版
図、第２図は同じく要部拡大図である。 （１）……現像処理槽 （３）……挿入口 （６）……挿入ローラ対 （10）……ガイドローラ （Ｐ）……印刷版
Claims (2)
- 【請求項１】画像が焼き付けられ、上部カバーにより構
成された挿入口より挿入された印刷版を、印刷版の搬送
方向に対して前記挿入口の下流側に設けられた挿入ロー
ラ対に挟持させて略Ｕ字状に湾曲した搬送路に沿って搬
送し、処理槽内の処理液に浸漬して処理する印刷版処理
装置において、 印刷版の搬送方向に対して前記挿入ローラ対の上流側に
おける前記挿入口付近に、印刷版の上面と当接して自由
に回転することにより、印刷版の上面と前記上部カバー
との接触を防止する回転自在なガイドローラを設けたこ
とを特徴とする印刷版処理装置。 - 【請求項２】請求項（１）に記載の印刷版処理装置にお
いて、 前記ガイドローラの両端が前記上部カバーに軸支された
印刷版処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990117406U JP2504871Y2 (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | 印刷版処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990117406U JP2504871Y2 (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | 印刷版処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0472243U JPH0472243U (ja) | 1992-06-25 |
| JP2504871Y2 true JP2504871Y2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=31865308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990117406U Expired - Lifetime JP2504871Y2 (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | 印刷版処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2504871Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6481958A (en) * | 1987-09-24 | 1989-03-28 | Konishiroku Photo Ind | Printing plate developing device having printing plate heater |
-
1990
- 1990-11-07 JP JP1990117406U patent/JP2504871Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0472243U (ja) | 1992-06-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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