JPH0333724Y2 - - Google Patents

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JPH0333724Y2
JPH0333724Y2 JP16485484U JP16485484U JPH0333724Y2 JP H0333724 Y2 JPH0333724 Y2 JP H0333724Y2 JP 16485484 U JP16485484 U JP 16485484U JP 16485484 U JP16485484 U JP 16485484U JP H0333724 Y2 JPH0333724 Y2 JP H0333724Y2
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JP
Japan
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copy paper
pair
rollers
conveying
conveyance
Prior art date
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JP16485484U
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JPS6178158U (ja
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電子複写機等に使用される複写紙の
カール取り装置に関する。
従来の技術 一般に電子複写機等においては、複写紙上に形
成されたトナー像を定着するためにヒートローラ
タイプやオーブンタイプ等の加熱定着装置を備え
ているが、この加熱定着装置を通過することによ
り複写紙にカールが生じることがある。これは、
主に加熱定着装置からの熱により、複写紙内で含
有水分量のバランスが崩れるために発生するので
あるが、そのカールする方向は複写紙のパルプ繊
維の配向やサイズ及びその時の状態に応じて様々
である。
このような複写紙のカールは、両面複写機やソ
ータを備えた複写機等においてシワ、折れ、、あ
るいは紙詰り等の原因となるため、従来から種々
のカール取り装置が提案されており、例えば、特
開昭56−48343号公報や特開昭57−212461号公報
等がある。前者は上向きのカールを矯正する手段
と下向きのカールを矯正する手段とを備え、事前
にカールの方向を検出することにより適宜どちら
かの矯正手段を作動させるものである。また、後
者は1つの矯正手段をカールの方向に応じて上向
きのカールを矯正するように、あるいは下向きの
カールを矯正するように作動させるものである。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、前記したものにおいては、いづ
れも複写紙のカール方向を検出する手段が必要で
あると共に、矯正手段の作動を切換える手段が必
要であるため、構造が複雑になると共にコスト高
になるという不都合があつた。
さらに、従来のものでは複写紙のカールが局部
的である場合、平担な部分に新たにカールを生じ
させるということもある。
本考案は以上のような不都合に鑑みてなされた
もので、カールの方向を検出する手段を必要とす
ることなく確実に複写紙のカールを取り除くカー
ル取り装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記した問題点を解決するため、複
写紙搬送路上に設けられた2つの搬送ローラ対の
間に搬送路の幅方向に長さを持つ波面を有する上
下一対の案内部材をその波面の先端縁が前記2つ
の搬送ローラ対の接触部を結ぶ平面と交互に交差
するように配設すると共に、上下案内部材の間隔
を搬送方向に対して少なくとも両側部で中央より
も広くなるように形成し、かつ前記2つの搬送ロ
ーラ対の搬送速度を搬送方向に対して下流のロー
ラ対が上流のローラ対よりも速くなるように設定
したことを特徴とするものである。
作 用 本考案のカール取り装置は、複写紙を2つの搬
送ローラ対によつて緊張状態で搬送すると共に、
案内部材に形成された波面の先端縁を用いて交互
にしごくよう作用する。
実施例 以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明
する。
第1図は、本考案を適用した複写紙のカール取
り装置を示すもので、第1搬送ローラ対1と第2
搬送ローラ対2とそれらの間に配置された1対の
案内部材3とから構成されている。
第1搬送ローラ対1及び第2搬送ローラ対2は
2つの同径のゴムローラからなり、図示しない駆
動源によりそれぞれ上ローラ1a,2aを矢印方
向へ回転することにより下ローラ1b,2bも従
動回転可能とされている。その際の搬送速度は、
第1搬送ローラ対1よりも第2搬送ローラ対2の
方が若干速くなるよう設定されている。
案内部材3は複写紙Pが通過する側の面をテフ
ロンコートした上ガイド板31と下ガイド板36
とからなり、相方とも搬送路の幅方向に長さを持
つ波面32,37が形成されている。この波面3
2,37は、複写紙Pが通過し易いように第2図
に示すように複写紙Pと対向する面32b,37
bを緩い角度で、また、面32b,37bと反対
側の面32c,37cを急な角度で形成されてい
る。第2図に示される一点鎖線N1−N2は第1搬
送ローラ対1の接触部N1と第2搬送ローラ対2
の接触部N2とを結ぶ平面を示すもので、上ガイ
ド板31と下ガイド板36は波面32,37の先
端縁32a,37aが前記した平面N1−N2と交
互に交差するように配設されており、先端縁32
a,37aと平面N1−N2との交差量lは5mm以
内、好ましくは2〜3mm程度である。また、第3
図に示すように、波面32,37は、その間隔が
搬送方向に対して両側部で中央よりも広くなるよ
う形成されている。
なお、図において、4は加熱定着装置Hから排
出された複写紙Pを第1搬送ローラ対1へ案内す
る案内板で、5は複写紙反転装置Uへ案内する案
内板である。
以上のような構成のカール取り装置において、
複写紙Pは、第1搬送ローラ対1に送られて案内
部材3を通過した後、第2搬送ローラ対2に挾持
される。第2搬送ローラ対2の搬送速度は第1搬
送ローラ対1のそれよりも速いため、複写紙Pは
案内部材3の搬送路内で緊張され、第4図に示す
ように波面32,37の先端縁32a,37aで
しごかれながら搬送される。上下から交互にしご
かれることにより、複写紙Pのカールは徐々に取
り除かれ、やがて第2搬送ローラ対2から平坦な
状態で送り出される。
本考案において、先端縁32a,37aの個数
は上下合わせて少なくとも2つは必要であり、そ
の個数は多いほどカールは除去される。
また、複写紙Pを直線状のエツジでしごいた場
合には複写紙Pの側部に波うちを生じることもあ
るが、本実施例においては波面32と波面37と
の間隔が両側部で広くなるよう形成されているた
め、先端縁32a,32bも曲線状となつてお
り、その結果、側方になるに従つて複写紙Pをし
ごく効力は軽減されて波打ちを発生することもな
い。
効 果 以上の説明で明らかなように、本考案は、カー
ルの方向を検出する手段を必要とすることなく、
上下から交互にしごくことによつて確実に複写紙
のカールを取り除くことができると共に、複写紙
を直線状のエツジでしごいた場合に生じる複写紙
側部の波打ちも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す断面図、第
2図は、案内部材の波面を説明する断面図、第3
図は、第1図におけるT−T線断面図、第4図は
本考案の作用を説明する断面図である。 1……第1搬送ローラ対、2……第2搬送ロー
ラ対、3……案内部材、32,37……波面、3
2a,37a……先端縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複写紙搬送路上に設けられた2つの搬送ローラ
    対の間に搬送路の幅方向に長さを持つ波面を有す
    る上下一対の案内部材をその波面の先端縁が前記
    2つの搬送ローラ対の接触部を結ぶ平面と交互に
    交差するように配設すると共に、上下案内部材の
    間隔を搬送方向に対して少なくとも両側部で中央
    よりも広くなるように形成し、かつ前記2つの搬
    送ローラ対の搬送速度を搬送方向に対して下流の
    ローラ対が上流のローラ対よりも速くなるように
    設定したことを特徴とする複写紙のカール取り装
    置。
JP16485484U 1984-10-30 1984-10-30 Expired JPH0333724Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16485484U JPH0333724Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16485484U JPH0333724Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6178158U JPS6178158U (ja) 1986-05-26
JPH0333724Y2 true JPH0333724Y2 (ja) 1991-07-17

Family

ID=30722717

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JP16485484U Expired JPH0333724Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3268727B2 (ja) * 1996-05-16 2002-03-25 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP5116562B2 (ja) * 2008-05-22 2013-01-09 デュプロ精工株式会社 デカール機構
JP6803209B2 (ja) * 2016-11-28 2020-12-23 株式会社沖データ 媒体搬送装置及び画像形成装置

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JPS6178158U (ja) 1986-05-26

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