JP2503115Y2 - 内燃機関のブリ―ザ装置 - Google Patents
内燃機関のブリ―ザ装置Info
- Publication number
- JP2503115Y2 JP2503115Y2 JP1989058651U JP5865189U JP2503115Y2 JP 2503115 Y2 JP2503115 Y2 JP 2503115Y2 JP 1989058651 U JP1989058651 U JP 1989058651U JP 5865189 U JP5865189 U JP 5865189U JP 2503115 Y2 JP2503115 Y2 JP 2503115Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- breather
- combustion engine
- internal combustion
- attached
- inspection window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は内燃機関のブリーザ装置に関する。
（従来の技術） 第４図に示すように内燃機関のシリンダブロツク
（１）に、各シリンダ毎の点検窓（２）を設けた内燃機
関においては、この窓（２）を利用してブリーザを取付
ける場合が多い。
（１）に、各シリンダ毎の点検窓（２）を設けた内燃機
関においては、この窓（２）を利用してブリーザを取付
ける場合が多い。
しかしながら内燃機関は、クランクシヤフト（３）や
コネクチングロツド（４）の回転により点検窓蓋（５）
の部分に多くのオイルが飛ばされるため、点検窓を利用
して取付けたブリーザの空気通路をオイルが塞いで内部
圧力が上昇し、オイルを吹き出す現象があり、これを防
止するため第５図乃至第７図に示すように点検窓（２）
の取付用フランジに、第１の油切り板（６）とこれを狭
持するパツキン（７）とを介してブリーザ（８）をボル
ト（９）で取付けると共にそのブリーザ（８）内にはそ
の空気通路に臨んで第２の油切り板（10）をボルト（1
1）で取付けている。
コネクチングロツド（４）の回転により点検窓蓋（５）
の部分に多くのオイルが飛ばされるため、点検窓を利用
して取付けたブリーザの空気通路をオイルが塞いで内部
圧力が上昇し、オイルを吹き出す現象があり、これを防
止するため第５図乃至第７図に示すように点検窓（２）
の取付用フランジに、第１の油切り板（６）とこれを狭
持するパツキン（７）とを介してブリーザ（８）をボル
ト（９）で取付けると共にそのブリーザ（８）内にはそ
の空気通路に臨んで第２の油切り板（10）をボルト（1
1）で取付けている。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、かかる油切り板（６）（10）の取付け
は点検窓部の構造を煩雑にすると共にその取付けに手数
がかかる等の不都合を有していた。
は点検窓部の構造を煩雑にすると共にその取付けに手数
がかかる等の不都合を有していた。
本考案はかかる現状に鑑み提案されるものであって油
切り板なしでもオイルが直接ブリーザ部にかからないよ
うにした装置を提供することを目的とする。
切り板なしでもオイルが直接ブリーザ部にかからないよ
うにした装置を提供することを目的とする。
（課題を解決するための手段） 上記の目的を達成するための本考案の装置を実施例に
対応する第１図乃至第３図を用いて説明すると本考案は
内燃機関のシリンダブロツクに、各シリンダ毎の点検窓
を間隔をおいて設け、該点検窓部にブリーザを取付けた
内燃機関のブリーザ装置において、隣接する２つの点検
窓をカバーするブリーザブラケツトを取付け、該ブリー
ザブラケツトの中央にブリーザを取付けたことを特徴と
する。
対応する第１図乃至第３図を用いて説明すると本考案は
内燃機関のシリンダブロツクに、各シリンダ毎の点検窓
を間隔をおいて設け、該点検窓部にブリーザを取付けた
内燃機関のブリーザ装置において、隣接する２つの点検
窓をカバーするブリーザブラケツトを取付け、該ブリー
ザブラケツトの中央にブリーザを取付けたことを特徴と
する。
（作用） そして、本考案は上記の手段により点検窓（２）の一
対の間のシリンダブロツクの壁が油切り板の替りをする
と共に、点検窓（２）より飛散する油も直接ブリーザ
（８）にかかることがない。
対の間のシリンダブロツクの壁が油切り板の替りをする
と共に、点検窓（２）より飛散する油も直接ブリーザ
（８）にかかることがない。
（実施例） 以下本考案の一実施例を第１図乃至第３図について説
明すると、（１）はシリンダブロツク、（２）は各シリ
ンダ毎の点検窓を示し、該点検窓（２）の隣接する１対
のフランジ間に渉ってパツキン（７）を介して１個のブ
リーザブラケツト（12）をボルト（13）で取付け、該ブ
ラケツト（12）の中央に環状パツキン（14）を介してブ
リーザ（８）をボルト（15）で取付けた。
明すると、（１）はシリンダブロツク、（２）は各シリ
ンダ毎の点検窓を示し、該点検窓（２）の隣接する１対
のフランジ間に渉ってパツキン（７）を介して１個のブ
リーザブラケツト（12）をボルト（13）で取付け、該ブ
ラケツト（12）の中央に環状パツキン（14）を介してブ
リーザ（８）をボルト（15）で取付けた。
（考案の効果） このように本考案によるときは隣接する２つの点検窓
をカバーするブリーザブラケツトを取付け、該ブラケツ
トの中央にブリーザを取付けたものであるからブリーザ
は各点検窓の中心から外れ位置に取付けられるため、シ
リンダブロツクの壁が油切り板の替りをすると共に点検
窓より飛散するオイルも直接ブリーザにかかることがな
いので、ブリーザの空気通路がオイルによって塞がれる
ことがない等の効果を有する。
をカバーするブリーザブラケツトを取付け、該ブラケツ
トの中央にブリーザを取付けたものであるからブリーザ
は各点検窓の中心から外れ位置に取付けられるため、シ
リンダブロツクの壁が油切り板の替りをすると共に点検
窓より飛散するオイルも直接ブリーザにかかることがな
いので、ブリーザの空気通路がオイルによって塞がれる
ことがない等の効果を有する。
第１図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、第２図は
第３図のＡ−Ａ線断面図、第３図は第２図のＢ−Ｂ線断
面図、第４図は点検窓部位置の機関断面図、第５図は従
来例を示す分解斜視図、第６図は第７図のＣ−Ｃ線断面
図、第７図は従来例のブリーザ断面図である。 （１）……シリンダブロツク、（２）……点検窓 （８）……ブリーザ、（12）……ブリーザブラケツト
第３図のＡ−Ａ線断面図、第３図は第２図のＢ−Ｂ線断
面図、第４図は点検窓部位置の機関断面図、第５図は従
来例を示す分解斜視図、第６図は第７図のＣ−Ｃ線断面
図、第７図は従来例のブリーザ断面図である。 （１）……シリンダブロツク、（２）……点検窓 （８）……ブリーザ、（12）……ブリーザブラケツト
Claims (1)
- 【請求項１】内燃機関のシリンダブロツクに、各シリン
ダ毎の点検窓を間隔をおいて設け、該点検窓部にブリー
ザを取付けた内燃機関のブリーザ装置において、隣接す
る２つの点検窓をカバーするブリーザブラケツトを取付
け、該ブリーザブラケツトの中央にブリーザを取付けた
ことを特徴とする内燃機関のブリーザ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989058651U JP2503115Y2 (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | 内燃機関のブリ―ザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989058651U JP2503115Y2 (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | 内燃機関のブリ―ザ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02149810U JPH02149810U (ja) | 1990-12-21 |
| JP2503115Y2 true JP2503115Y2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=31584454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989058651U Expired - Fee Related JP2503115Y2 (ja) | 1989-05-23 | 1989-05-23 | 内燃機関のブリ―ザ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2503115Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6316817U (ja) * | 1986-07-17 | 1988-02-04 |
-
1989
- 1989-05-23 JP JP1989058651U patent/JP2503115Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6316817U (ja) * | 1986-07-17 | 1988-02-04 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02149810U (ja) | 1990-12-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |