JPH0115847Y2 - - Google Patents

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JPH0115847Y2
JPH0115847Y2 JP1984171064U JP17106484U JPH0115847Y2 JP H0115847 Y2 JPH0115847 Y2 JP H0115847Y2 JP 1984171064 U JP1984171064 U JP 1984171064U JP 17106484 U JP17106484 U JP 17106484U JP H0115847 Y2 JPH0115847 Y2 JP H0115847Y2
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JP
Japan
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oil
oil pan
crankcase
attached
crankshaft
Prior art date
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JP1984171064U
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JPS6186507U (ja
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エンジンにおけるオイルバツフル板
の取付装置に関する。
(従来の技術) この種装置としては例えば特開昭58−88416号
公報記載のように、オイルバツフル板は、これを
ケースの下側の開口部に形成したオイルパン接合
面にオイルパンと共に共締めするようにしたもの
や或いは実開昭59−60320号公報記載のように、
オイルパンの接合面と無関係にクランク軸ホルダ
の下面に取付けるようにしたものが知られてい
る。
(考案が解決しようとする課題) しかし前者によるときはクランクケースとオイ
ルパンとの接合部のシール面がオイルバツフル板
を挾んでクランクケース側とオイルパン側との上
下2面となり、そのシールが煩雑となると共に、
そのオイル洩れが発生し易く、又後者によるとき
はクランクジヤーナルの取付強度が低下する等の
問題があつた。
本考案はかゝる問題点を解決することを目的と
したものでオイルバツフル板は、クランクジヤー
ナルの強度を低下することなく、而もオイルパン
とは共締めされない取付手段を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成すべく、クランクケ
ースの下側の開口部にオイルパンを取付けると共
に該オイルパンの上面の略全面を覆うオイルバツ
フル板を取付けるものにおいて、前記オイルバツ
フル板を前記クランクケースの下側の開口部の周
縁のオイルパン接合面より内方に位置し且つクラ
ンクジヤーナル間でクランク軸の軸線に直交して
突設する取付部に前記オイルパン接合面と離間し
て取付けると共に前記クランクジヤーナルのクラ
ンク軸ホルダ外側面を前記クランクケース内側面
に当接させたことを特徴とする。
(作用) そして本考案は前記の手段によりバツフル板
は、オイルパン接合面と離間して、而もクランク
軸ホルダとは無関係にクランクケースの開口部に
取付けられると共にクランクケースの内側面はク
ランク軸ホルダに当接される。
(実施例) 本考案を図示の実施例に付き説明する。
図面で1はクランクケース、2は該クランクケ
ース1の下側の開口部に取付けたオイルパンを示
し、該オイルパン2内のオイルを図示しないオイ
ルポンプにより吸上げて該クランクケース1内の
クランク軸3の軸支部等の潤滑箇所に給油せしめ
るようにした。図面で4はクランク軸ホルダを示
し、該ホルダ4はその外側面をクランクケース1
の内側面に当接させた。5は該ホルダ4の下面に
取付けた給油用配管部材を示す。
又、該開口部には、クランク軸3の回転により
オイルパン2内にオイルが波立たないように該オ
イルパン2の上面を覆うオイルバツフル板6が設
けられるが、図示の実施例では、本考案の特徴と
するところに従い、開口部にその周縁のオイルパ
ン2の接合面7より内方に位置し且つクランクジ
ヤーナル間でクランク軸線に直交してバツフル板
6の取付部8を突設し、該バツフル板6をその周
縁部において該取付部8に結着するもので、これ
を更に詳述するに、該バツフル板6を接合面7の
内周縁形状に略合致する平面視略長方形で横断面
形状を横方向中央部に前記配管部材5の受入れ用
凹部6aを有する略V形に形成して成るものと
し、前記取付部8を開口部の横方向両側の接合面
7から内方に延出させて適宜間隔の複数個に突設
し、バツフル板6をその横側縁においてこれら各
取付部8にねじ9により結着するものとした。
又、バツフル板6には、前記凹部6aやクラン
ク軸3の回転に際し余り風圧を受けない回転方向
前方側の横側部、即ち第1図でクランク軸3の回
転方向を時計方向として左側部にオイル戻し孔6
bを形成するもので、これによればクランク軸3
の回転によつて生ずる風やオイル飛沫が該戻し孔
6bから直接オイルパン2内に侵入してオイルの
液面をたたくことが防止され有利である。
図面で10は前記接合面7に施したシール部材
を示す。
(考案の効果) この様に本考案によるときはオイルバツフル板
6は、これをクランクケース1の下側の開口部
に、その周縁のオイルパン2の接合面7より内方
に位置し、且つクランクジヤーナル間でクランク
軸3の軸線に直交して突設するオイルバツフル板
の取付部8にオイルパン2の接合面7と離間して
取付けたものであるから、取付部8は、ジヤーナ
ル部以外のスカート部の強度を高めることがで
き、又該取付部8に取付けられるバツフル板6は
ジヤーナル部に影響することなくジヤーナル部以
外のスカート部でケース1に取付けられてケース
1とオイルパン2とのシール性を損うことがなく
更に該バツフル板6はオイルパン2の全面に渉つ
てクランクケース1の下側の開口部に取付けられ
るためそれだけケース1の開口部をふさいでケー
ス1の強度を高めることができ而もクランクジヤ
ーナルのクランク軸ホルダ4は、その外側面を、
クランクケース1の内側面に当接させたものであ
るから、クランク軸ホルダは、ケース1のスカー
ト部の撓みを防止して強固に取付けられる等の効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置を具備するエンジンの第2図
の−線で截断した要部の截断側面図、第12
図はそのオイルパンを取外した状態の下面図であ
る。 1……クランクケース、2……オイルパン、4
……クランク軸ホルダ、6……オイルバツフル
板、7……接合面、8……取付面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クランクケースの下側の開口部にオイルパンを
    取付けると共に該オイルパンの上面の略全面を覆
    うオイルバツフル板を取付けるものにおいて、前
    記オイルバツフル板を前記クランクケースの下側
    の開口部の周縁のオイルパン接合面より内方に位
    置し且つクランクジヤーナル間でクランク軸の軸
    線に直交して突設する取付部に前記オイルパン接
    合面と離間して取付けると共に前記クランクジヤ
    ーナルのクランク軸ホルダ外側面を前記クランク
    ケース内側面に当接させたことを特徴とするエン
    ジンにおけるオイルバツフル板の取付装置。
JP1984171064U 1984-11-13 1984-11-13 Expired JPH0115847Y2 (ja)

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JP1984171064U JPH0115847Y2 (ja) 1984-11-13 1984-11-13

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JP1984171064U JPH0115847Y2 (ja) 1984-11-13 1984-11-13

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Publication Number Publication Date
JPS6186507U JPS6186507U (ja) 1986-06-06
JPH0115847Y2 true JPH0115847Y2 (ja) 1989-05-11

Family

ID=30728766

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JP1984171064U Expired JPH0115847Y2 (ja) 1984-11-13 1984-11-13

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6329167Y2 (ja) * 1981-04-30 1988-08-05
JPS5960320U (ja) * 1982-10-15 1984-04-20 スズキ株式会社 エンジンの潤滑オイル溜装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6186507U (ja) 1986-06-06

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