JPH04237832A - パワーユニットのケース構造 - Google Patents
パワーユニットのケース構造Info
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- JPH04237832A JPH04237832A JP538391A JP538391A JPH04237832A JP H04237832 A JPH04237832 A JP H04237832A JP 538391 A JP538391 A JP 538391A JP 538391 A JP538391 A JP 538391A JP H04237832 A JPH04237832 A JP H04237832A
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- Japan
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- reinforcing member
- transmission
- engine
- power unit
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims abstract description 53
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 18
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 56
- 239000003351 stiffener Substances 0.000 abstract description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 230000001965 increasing effect Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミッションケースとエ
ンジンとの連結剛性を高めるとともにミッションケース
側のクランク軸受の支持剛性を高めるための補強部材を
シリンダブロックの下端に配設したパワーユニットのケ
ース構造に関する。
ンジンとの連結剛性を高めるとともにミッションケース
側のクランク軸受の支持剛性を高めるための補強部材を
シリンダブロックの下端に配設したパワーユニットのケ
ース構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両等のエンジンにおいて、シリンダブ
ロックの下端に補強部材を配設し、この補強部材のクラ
ンク軸方向一端にクランク軸の径方向に拡がるミッショ
ンケースとの連結部を備えた補強部材を配設することに
よって、エンジンとミッションとの連結剛性を高め、ク
ランク軸受の支持剛性を高めてパワープラント振動の低
減を図ることが従来から提案されている。
ロックの下端に補強部材を配設し、この補強部材のクラ
ンク軸方向一端にクランク軸の径方向に拡がるミッショ
ンケースとの連結部を備えた補強部材を配設することに
よって、エンジンとミッションとの連結剛性を高め、ク
ランク軸受の支持剛性を高めてパワープラント振動の低
減を図ることが従来から提案されている。
【0003】例えば、特開昭63−61757号公報に
記載のものでは、周縁部がシリンダブロックの下端開口
縁部に取り付けられるとともに、一端がコーン状に拡が
ってミッションケース周縁部と連結されるようにされた
補強部材が設けられている。また、実開昭62−741
56号公報に記載のものでは、ミッションケースのエン
ジン側下方開口部を覆うダストカバーにシリンダブロッ
クとオイルパンとの側壁部間に延出する連結部材を一体
に設けることによって上記と同様の補強部材を構成する
ようにしている。また、実開平2−39558号公報に
記載のものでは、オイルパンにミッション側端部の軸受
部のベアリングキャップと連結される連結部と、ミッシ
ョン周縁部と連結される連結部と、それらを補強するリ
ブとを一体形成することにより、ミッションに最も近い
ベアリングキャップの振動を抑制し、エンジンとミッシ
ョンの結合剛性の向上を図っている。
記載のものでは、周縁部がシリンダブロックの下端開口
縁部に取り付けられるとともに、一端がコーン状に拡が
ってミッションケース周縁部と連結されるようにされた
補強部材が設けられている。また、実開昭62−741
56号公報に記載のものでは、ミッションケースのエン
ジン側下方開口部を覆うダストカバーにシリンダブロッ
クとオイルパンとの側壁部間に延出する連結部材を一体
に設けることによって上記と同様の補強部材を構成する
ようにしている。また、実開平2−39558号公報に
記載のものでは、オイルパンにミッション側端部の軸受
部のベアリングキャップと連結される連結部と、ミッシ
ョン周縁部と連結される連結部と、それらを補強するリ
ブとを一体形成することにより、ミッションに最も近い
ベアリングキャップの振動を抑制し、エンジンとミッシ
ョンの結合剛性の向上を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】車両用等のパワーユニ
ットをエンジンとオートマチックトランスミッション(
自動変速機)とによって構成する場合は、通常、エンジ
ンのクランク軸の一端にドライブプレートが取り付けら
れ、このドライブプレートの周縁部数箇所にボルトによ
ってトルクコンバータが連結されるが、その場合に、ド
ライブプレートをトルクコンバータに連結するボルトは
、ミッション側から取り付けることは構造上不可能で、
どうしてもエンジン側からの取り付けとならざるを得な
い。そのため、上記のように補強部材をシリンダブロッ
ク下端に配設し、その径方向に拡がる連結部をミッショ
ンケース周縁部と連結するに際しては、上記ボルトを取
り付けるための開口窓(サービスホール)を残すような
構造とする必要があり、それが構造上の制約となって、
補強部材によるエンジンとミッションとの連結剛性を十
分に向上させることができない。
ットをエンジンとオートマチックトランスミッション(
自動変速機)とによって構成する場合は、通常、エンジ
ンのクランク軸の一端にドライブプレートが取り付けら
れ、このドライブプレートの周縁部数箇所にボルトによ
ってトルクコンバータが連結されるが、その場合に、ド
ライブプレートをトルクコンバータに連結するボルトは
、ミッション側から取り付けることは構造上不可能で、
どうしてもエンジン側からの取り付けとならざるを得な
い。そのため、上記のように補強部材をシリンダブロッ
ク下端に配設し、その径方向に拡がる連結部をミッショ
ンケース周縁部と連結するに際しては、上記ボルトを取
り付けるための開口窓(サービスホール)を残すような
構造とする必要があり、それが構造上の制約となって、
補強部材によるエンジンとミッションとの連結剛性を十
分に向上させることができない。
【0005】一方、マニュアルトランスミッション(手
動変速機)の場合には、クラッチハウジングからの水抜
きが必要であって、そのための開口を設けた場合にやは
り上記と同様の問題が発生する。
動変速機)の場合には、クラッチハウジングからの水抜
きが必要であって、そのための開口を設けた場合にやは
り上記と同様の問題が発生する。
【0006】また、ミッションに最も近くて最も振動し
やすいクランク軸受のベアリングキャップをこのような
補強部材に連結することによってその支持剛性を高めよ
うとすると、径方向に拡がるミッション連結部に長いボ
ルトを通すことになるため、軸受の倒れに対する剛性が
十分でなくなる。
やすいクランク軸受のベアリングキャップをこのような
補強部材に連結することによってその支持剛性を高めよ
うとすると、径方向に拡がるミッション連結部に長いボ
ルトを通すことになるため、軸受の倒れに対する剛性が
十分でなくなる。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、ミッションケースのエンジン側下方位置に開
口窓を設けつつも、ミッションケースとエンジンとの連
結剛性を向上させ、またクランク軸受の支持剛性を向上
させることのできるパワーユニットのケース構造を得る
ことを目的とする。
であって、ミッションケースのエンジン側下方位置に開
口窓を設けつつも、ミッションケースとエンジンとの連
結剛性を向上させ、またクランク軸受の支持剛性を向上
させることのできるパワーユニットのケース構造を得る
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るパワーユニ
ットのケース構造は、シリンダブロック下端に補強部材
を配設し、この補強部材のクランク軸方向一端にはクラ
ンク軸の径方向に拡がる連結部を形成して、この連結部
をミッションケース周縁部と連結し、しかも、上端が補
強部材を介してクランク軸受に連結されるとともに下端
がミッションケース周縁部と連結される補強板を補強部
材の連結部とは別体として設けて、これら補強板と補強
部材の連結部とにより前記ミッションケースのエンジン
側開口部を閉塞させるようにしたものである。
ットのケース構造は、シリンダブロック下端に補強部材
を配設し、この補強部材のクランク軸方向一端にはクラ
ンク軸の径方向に拡がる連結部を形成して、この連結部
をミッションケース周縁部と連結し、しかも、上端が補
強部材を介してクランク軸受に連結されるとともに下端
がミッションケース周縁部と連結される補強板を補強部
材の連結部とは別体として設けて、これら補強板と補強
部材の連結部とにより前記ミッションケースのエンジン
側開口部を閉塞させるようにしたものである。
【0009】上記補強板は、上端が補強部材を介してミ
ッション側端部のクランク軸受と連結され、下端がミッ
ションケース周縁部の下部位置に連結されたものとする
ことができる。
ッション側端部のクランク軸受と連結され、下端がミッ
ションケース周縁部の下部位置に連結されたものとする
ことができる。
【0010】
【作用】シリンダブロック下端に補強部材が配設され、
この補強部材のクランク軸方向一端においてクランク軸
の径方向に拡がるよう形成された連結部がミッションケ
ース周縁部と連結されることにより、ミッションケース
とエンジンとの連結剛性が高まってパワープラント振動
が低減される。しかも、上記補強部材とは別体に補強板
が設けられて、その補強板の上端が補強部材を介してク
ランク軸受に連結され、下端がミッションケース周縁部
と連結されて、これら補強板と補強部材とによりミッシ
ョンケースのエンジン側開口部が閉塞されるよう構成さ
れたことにより、上記補強板によって覆われた部分をサ
ービス用等の開口窓として利用することができ、しかも
、このような開口窓を備えつつも、ミッションケースと
エンジンとの連結剛性が確保できる。また、このように
補強部材に対し別体の補強板を組み付けることによって
、共振周波数を常用回転域から外すようパワープラント
の固有振動数を調整することが容易となる。
この補強部材のクランク軸方向一端においてクランク軸
の径方向に拡がるよう形成された連結部がミッションケ
ース周縁部と連結されることにより、ミッションケース
とエンジンとの連結剛性が高まってパワープラント振動
が低減される。しかも、上記補強部材とは別体に補強板
が設けられて、その補強板の上端が補強部材を介してク
ランク軸受に連結され、下端がミッションケース周縁部
と連結されて、これら補強板と補強部材とによりミッシ
ョンケースのエンジン側開口部が閉塞されるよう構成さ
れたことにより、上記補強板によって覆われた部分をサ
ービス用等の開口窓として利用することができ、しかも
、このような開口窓を備えつつも、ミッションケースと
エンジンとの連結剛性が確保できる。また、このように
補強部材に対し別体の補強板を組み付けることによって
、共振周波数を常用回転域から外すようパワープラント
の固有振動数を調整することが容易となる。
【0011】パワーユニットがエンジンとオートマチッ
クトランスミッションとの連結構造からなる場合、上記
補強板を取り外すことによりドライブプレートをトルク
コンバータに連結するボルトの取り付けを行うことが可
能である。また、マニュアルトランスミッションを備え
たパワーユニットの場合には、補強板取付面の隙間が水
抜きとして機能する。
クトランスミッションとの連結構造からなる場合、上記
補強板を取り外すことによりドライブプレートをトルク
コンバータに連結するボルトの取り付けを行うことが可
能である。また、マニュアルトランスミッションを備え
たパワーユニットの場合には、補強板取付面の隙間が水
抜きとして機能する。
【0012】また、補強板を、上端が補強部材を介して
ミッション側端部のクランク軸受と連結され、下端がミ
ッションケース周縁部の下部位置に連結されたものとす
ることによって、最もミッションに近くて最も振動しや
すいクランク軸受の支持剛性を高めることができ、また
、ミッションケースとエンジンとの連結剛性を一層高め
ることができる。
ミッション側端部のクランク軸受と連結され、下端がミ
ッションケース周縁部の下部位置に連結されたものとす
ることによって、最もミッションに近くて最も振動しや
すいクランク軸受の支持剛性を高めることができ、また
、ミッションケースとエンジンとの連結剛性を一層高め
ることができる。
【0013】
【実施例】以下、実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例を示す車両用パワ
ーユニットの部分断面図、図2は同実施例におけるロア
ブロックをミッション側から見た図、図3は同ロアブロ
ックのミッション連結部を下方から見た図である。
ーユニットの部分断面図、図2は同実施例におけるロア
ブロックをミッション側から見た図、図3は同ロアブロ
ックのミッション連結部を下方から見た図である。
【0015】この実施例において、パワーユニット1は
、エンジン2と、その軸方向一端に連結されたオートマ
チックトランスミッション3とによって構成されている
。すなわち、エンジン2のシリンダブロック4の端部に
はエンドプレート5を介してオートマチックトランスミ
ッション3のコンバータハウジング6がボルト結合され
、エンジン出力軸であるクランク軸7の端部にはドライ
ブプレート8を介してトルクコンバータ9が連結されて
いる。上記ドライブプレート8はミッション側からのボ
ルト10によってクランク軸7に固定されている。また
、ドライブプレート8は周縁部数箇所においてエンジン
側からのボルト11によりトルクコンバータ9に固定さ
れている。
、エンジン2と、その軸方向一端に連結されたオートマ
チックトランスミッション3とによって構成されている
。すなわち、エンジン2のシリンダブロック4の端部に
はエンドプレート5を介してオートマチックトランスミ
ッション3のコンバータハウジング6がボルト結合され
、エンジン出力軸であるクランク軸7の端部にはドライ
ブプレート8を介してトルクコンバータ9が連結されて
いる。上記ドライブプレート8はミッション側からのボ
ルト10によってクランク軸7に固定されている。また
、ドライブプレート8は周縁部数箇所においてエンジン
側からのボルト11によりトルクコンバータ9に固定さ
れている。
【0016】また、シリンダブロック4の下端には、シ
リンダブロック4下端開口縁部の変形および振動を抑制
するとともにパワーユニット1の連結剛性を確保するた
め、補強部材としてロアブロック12が配設されている
。このロアブロック12は、シリンダブロック4下端周
縁部に対し図示しないボルトによって固定されるもので
あって、その一端にはクランク軸7の径方向に拡がるミ
ッション連結部12aが形成され、また、この連結部1
2aを反ミッション側から支持する複数の略三角形状の
リブ12bが一体形成されている。
リンダブロック4下端開口縁部の変形および振動を抑制
するとともにパワーユニット1の連結剛性を確保するた
め、補強部材としてロアブロック12が配設されている
。このロアブロック12は、シリンダブロック4下端周
縁部に対し図示しないボルトによって固定されるもので
あって、その一端にはクランク軸7の径方向に拡がるミ
ッション連結部12aが形成され、また、この連結部1
2aを反ミッション側から支持する複数の略三角形状の
リブ12bが一体形成されている。
【0017】上記連結部12aの下方中央には、上下方
向の二つのリブ12b,12bの間を抜く形で開口窓1
3が設けられている。そして、ロアブロック12には上
記開口窓13を反ミッション側から覆うようにスティフ
ナ(補強板)14が連結されている。図4は上記スティ
フナ14の単体構造を示す。
向の二つのリブ12b,12bの間を抜く形で開口窓1
3が設けられている。そして、ロアブロック12には上
記開口窓13を反ミッション側から覆うようにスティフ
ナ(補強板)14が連結されている。図4は上記スティ
フナ14の単体構造を示す。
【0018】スティフナ14は、くの字状をなす二つの
連結板部14a,14bと、これら連結板部14a,1
4bを中央において内側から相互に連結する略三角形状
のリブ14cとによって構成されている。そして、一方
の連結板部14aは、ロアブロック12を介し、最もミ
ッション寄りとその内側の二つのクランク軸受15a,
15bのそれぞれのベアリングキャップ16にボルト1
7で連結され、これと略直角の他方の連結板部14bは
、コンバータハウジング6の下方周縁部にボルト18で
連結されるよう構成されている。
連結板部14a,14bと、これら連結板部14a,1
4bを中央において内側から相互に連結する略三角形状
のリブ14cとによって構成されている。そして、一方
の連結板部14aは、ロアブロック12を介し、最もミ
ッション寄りとその内側の二つのクランク軸受15a,
15bのそれぞれのベアリングキャップ16にボルト1
7で連結され、これと略直角の他方の連結板部14bは
、コンバータハウジング6の下方周縁部にボルト18で
連結されるよう構成されている。
【0019】図5は、本発明をマニュアルトランスミッ
ション19を備えるパワーユニット21に適用した実施
例を示している。
ション19を備えるパワーユニット21に適用した実施
例を示している。
【0020】この実施例のパワーユニット21は、エン
ジン2とマニュアルトランスミッション19とによって
構成されている。そして、エンジン2のシリンダブロッ
ク4の端部にはエンドプレート5を介してクラッチハウ
ジング22がボルト結合され、クランク軸7の端部には
フライホイールクラッチ23が配設されている。上記フ
ライホイールクラッチ23はミッション側からのボルト
(図示せず)によってクランク軸に連結される。そして
、シリンダブロック4下端に配設されたロアブロック1
2がミッション連結部12aにおいてクラッチハウジン
グ22の下方周縁部に固定され、やはり、上記連結部1
2aの下方中央に上下方向の二つのリブ12b,12b
の間を抜く形で設けられた開口窓13を反ミッション側
から覆うように、スティフナ14が連結されている。
ジン2とマニュアルトランスミッション19とによって
構成されている。そして、エンジン2のシリンダブロッ
ク4の端部にはエンドプレート5を介してクラッチハウ
ジング22がボルト結合され、クランク軸7の端部には
フライホイールクラッチ23が配設されている。上記フ
ライホイールクラッチ23はミッション側からのボルト
(図示せず)によってクランク軸に連結される。そして
、シリンダブロック4下端に配設されたロアブロック1
2がミッション連結部12aにおいてクラッチハウジン
グ22の下方周縁部に固定され、やはり、上記連結部1
2aの下方中央に上下方向の二つのリブ12b,12b
の間を抜く形で設けられた開口窓13を反ミッション側
から覆うように、スティフナ14が連結されている。
【0021】エンジン2,ロアブロック12およびステ
ィフナ14の具体的構造は先の図1〜4に係る実施例の
ものと同様である。
ィフナ14の具体的構造は先の図1〜4に係る実施例の
ものと同様である。
【0022】なお、上記各実施例においては補強部材と
してロアブロックを設けたものについて説明したが、本
発明はオイルパンを補強部材として利用するものに対し
ても適用することができる。
してロアブロックを設けたものについて説明したが、本
発明はオイルパンを補強部材として利用するものに対し
ても適用することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、ミッションケースの開口窓を設けつつも、ミッショ
ンケースとエンジンとの連結剛性を高め、また、クラン
ク軸受の支持剛性を高めて、サービス性の向上とパワー
プラント振動の低減を両立させることができる。しかも
、補強板を補強部材を介し短いボルトによってミッショ
ン側端部のクランク軸受に連結することができるため、
軸受の支持剛性の確保が容易となる。また、補強部材に
対し別体で構成された補強板をパワープラント共振周波
数を調整する調整部材とすることができ、それによって
、常用回転域でのパワープラント振動低減の効果を一層
高めることができる。
で、ミッションケースの開口窓を設けつつも、ミッショ
ンケースとエンジンとの連結剛性を高め、また、クラン
ク軸受の支持剛性を高めて、サービス性の向上とパワー
プラント振動の低減を両立させることができる。しかも
、補強板を補強部材を介し短いボルトによってミッショ
ン側端部のクランク軸受に連結することができるため、
軸受の支持剛性の確保が容易となる。また、補強部材に
対し別体で構成された補強板をパワープラント共振周波
数を調整する調整部材とすることができ、それによって
、常用回転域でのパワープラント振動低減の効果を一層
高めることができる。
【図1】本発明の一実施例の部分断面図
【図2】同実施
例におけるロアブロックをミッション側から見た図
例におけるロアブロックをミッション側から見た図
【図3】同ロアブロックのミッション連結部を下方から
見た図
見た図
【図4】同実施例におけるスティフナの単体図
【図5】
本発明の他の実施例の部分断面図
本発明の他の実施例の部分断面図
1 パワーユニット
2 エンジン
3 オートマチックトランスミッション4 シリン
ダブロック 6 コンバータハウジング(ミッションケース)7
クランク軸 12 ロアブロック(補強部材) 13 開口窓 14 スティフナ 16 ベアリングキャップ 19 マニュアルトランスミッション21 パワー
ユニット
ダブロック 6 コンバータハウジング(ミッションケース)7
クランク軸 12 ロアブロック(補強部材) 13 開口窓 14 スティフナ 16 ベアリングキャップ 19 マニュアルトランスミッション21 パワー
ユニット
Claims (2)
- 【請求項1】 シリンダブロック下端に補強部材を配
設し該補強部材のクランク軸方向一端にクランク軸の径
方向に拡がる連結部を形成して該連結部をミッションケ
ース周縁部と連結したパワーユニットのケース構造であ
って、前記連結部に、上端が前記補強部材を介してクラ
ンク軸受に連結され下端が前記ミッションケース周縁部
と連結される補強板を別体として設けて、該補強板と前
記補強部材とにより前記ミッションケースのエンジン側
開口部を閉塞させることを特徴とするパワーユニットの
ケース構造。 - 【請求項2】 補強板は上端が補強部材を介してミッ
ション側端部のクランク軸受と連結され、下端が前記ミ
ッションケース周縁部の下部位置に連結された請求項1
記載のパワーユニットのケース構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP538391A JPH04237832A (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | パワーユニットのケース構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP538391A JPH04237832A (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | パワーユニットのケース構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04237832A true JPH04237832A (ja) | 1992-08-26 |
Family
ID=11609647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP538391A Pending JPH04237832A (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | パワーユニットのケース構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04237832A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016179749A (ja) * | 2015-03-24 | 2016-10-13 | 株式会社豊田中央研究所 | 動力出力装置 |
US11267413B2 (en) | 2019-11-08 | 2022-03-08 | Yamashita Rubber Co., Ltd. | Maintenance cover member |
-
1991
- 1991-01-21 JP JP538391A patent/JPH04237832A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016179749A (ja) * | 2015-03-24 | 2016-10-13 | 株式会社豊田中央研究所 | 動力出力装置 |
US11267413B2 (en) | 2019-11-08 | 2022-03-08 | Yamashita Rubber Co., Ltd. | Maintenance cover member |
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