JPH0240880B2 - - Google Patents

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JPH0240880B2
JPH0240880B2 JP58097695A JP9769583A JPH0240880B2 JP H0240880 B2 JPH0240880 B2 JP H0240880B2 JP 58097695 A JP58097695 A JP 58097695A JP 9769583 A JP9769583 A JP 9769583A JP H0240880 B2 JPH0240880 B2 JP H0240880B2
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JP
Japan
Prior art keywords
motor
motor stand
stand
pump
turnbuckle
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58097695A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59221500A (ja
Inventor
Yoichi Kanemitsu
Tatsuo Hiuga
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
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Publication of JPS59221500A publication Critical patent/JPS59221500A/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は立軸ポンプの固有振動数と回転数との
共振現象によるポンプの振動を防止する装置に関
するものである。
従来例の立軸ポンプの据付例を第1図に示す。
下部のポンプケーシングA中には図示されない羽
根車が納められ、垂直なポンプ軸18は垂直なケ
ーシング中に軸承され上方にのびている。コンク
リート基礎10上に板金又は鋳鉄製の基礎取付板
4を載置してコンクリート基礎10に埋込まれた
図示されない基礎ボルトにより固定し、基礎取付
板4上に吐出ケーシング1を締結し、吐出ケーシ
ング1を蔽うようにモータ台3を基礎取付板4に
載置する。モータ台3は下端の据付フランジ11
を挿通する取付ボルト12を基礎取付板4にねじ
込み固定し、上端のモータ取付のための上面フラ
ンジ13に立形の駆動モータ2のモータフランジ
14を嵌合載置(嵌合部不図示)し、上面フラン
ジ13とモータフランジ14のボルト穴を挿通す
るボルトナツト15によりモータ台3と駆動モー
タ2を締結している。駆動モータ2のモータ軸1
6は軸継手17を介して立軸ポンプのポンプ軸1
8に連結されている。ポンプ軸18は吐出ケーシ
ング1のグランド部19を挿通して軸封してポン
プから外部に突出するものである。
モータ台3は全体としては截頭円錐の筒状ある
いは円筒形であるが吐出ケーシング1貫通のため
あるいはグランド部19、軸継手17の点検のた
め、広範囲にわたり窓21が開口している。この
ため駆動モータ2からの振動によりモータ台3が
変形する際円筒あるいは円錐の曲げ変形のように
は変形せず、モータ台3の窓の開口している残り
の部材がそれぞれ平板のように曲げ剪断変形す
る。このため、モータ台3の上面フランジ13に
駆動モータ2から加わる剪断力、曲げモーメント
に対するモータ台3剛性はモータ台3が円筒ある
いは円錐として変形すると仮定した場合に比較し
て大幅に低下する。このため立軸ポンプを現地に
据付け後駆動モータ2が首振り振動をするモード
の固有振動数と回転数との共振による振動トラブ
ルが発生している。立軸ポンプの共振による振動
は現地据付後発生する。ポンプ共振トラブルの対
策として根本的にはモータ台3の改造により、モ
ータ台3の剛性を強化するには、ポンプを分解し
なければならないため多大のコストと時間を必要
とした。
従来これらの対策としては簡易なものとしては
モータ台3の取付ボルト12を外してモータ台3
と基礎取付板4の間にスペーサを入れることが行
われる。然しこの方法であるとモータ台3を持上
げるため軸方向の変位を許されるわずかな範囲に
限られ効果的な対策でもない。実開昭56−88999
号の考案はモータ台3の支持フランジとモータの
取付フランジに外周側から内周側に向う径方向の
長孔を設けている。然しこの方法だと取付ボルト
を径方向に移動する範囲に限られ、単にモータの
支持条件を変えるものであり、モータ台の動剛性
を変化させるものでないため、共振防止の範囲は
極めて限定される。又、実開昭54−17401号公報
の考案は、ベース上に設けたモータ支持台上に、
駆動機台を介して駆動機を設けており、駆動機台
に垂直方向のステーを後に附加可能としている。
このようにすると、ポンプ支持台と駆動機台を併
せて補剛することはないため、防振の効果は小な
い。又、ステーは垂直で方向一定であるため、多
様に制振を行なうことができない。
本発明は立軸ポンプが共振した場合にポンプを
分解、再組立することなく共振を確実に防止でき
る装置を提供することを目的とする。
本発明は立軸ポンプを駆動するモータとポンプ
設置床の間に位置するモータ台のモータフランジ
に接合するモータ台上部フランジ面近傍のモータ
台と設置床側のモータ台下部の据付フランジ面近
傍のモータ台に、それぞれターンバツクルの両端
部を係止取付ける手段を設けてなり、立軸ポンプ
に共振発生時ターンバツクルを取付け、モータ台
の動剛性を変えることにより共振を防止すること
を特徴とする立軸ポンプの防振装置としたもので
あつて、モータ台が共振した場合にはターンバツ
クルをモータ台に選択的に取付け、ターンバツク
ルの張力を加減してターンバツクルの張力により
モータ台の張力によりモータ台の動剛性を変化さ
せて共振を防止するものである。
以下、この発明の実施例を図面に従つて説明す
る。第2図は立軸ポンプの一部断面で示す側面図
である。立軸ポンプの構成は第1図の従来例と全
く同じでありその説明は省略される。この発明で
はモータ台3が従来例と異るが、モータ台3も基
本的な構成は第1図の従来例と同様で截頭円錐の
筒状もしくは円筒状の下端に外フランジになるよ
うに据付フランジ11、上端に上面フランジ13
を設け、窓21を備える。モータ台3の内面上部
にターンバツクル8を取り付けるための取付板6
と同じく下部に取付板7を数枚取り付けておく。
取付板6と7は対向しており、対向した取付板
6,7結ぶ直線は吐出ケーシングと交わることの
ないように、それぞれ取付板6と7の位置を決定
する。
ターンバツクル8は両端に互に逆方向のめねじ
を切られた締金22の両端に一端を夫々ねじ込ん
だテンシヨンボルト23,24の他端の耳金部2
5,26をボルトナツト27により取付板6,7
に取付けるものである。
第3図は取付板に取付方法を示す平面図であ
る。取付板6,7はモータ台3の内面に溶接によ
り取付けられる。この形状であるとターンバツク
ル8を取付けないとき取付板6,7が内部側に突
出している。モータ台3が板金製の場合に適す
る。
第4図は取付板を取付ける部分の他の実施例で
ある。モータ台3の内面には座9を一体(鋳鉄製
取付台)もしくは溶接(鉄板製)にて設ける。度
9はL形の取付板6,7の一辺のボルト穴を挿入
してボルト28を座9のめねじにねじ込み固定し
ておき、取付板6,7の他辺にターンバツクル8
の耳金部25,26を当接して両者のボルト穴を
挿通するボルトナツト27によりターンバツクル
8を取付けるものである。
第5図は取付板を取付ける部分の更に他の実施
例である。座9に対して取付板6,7は第4図と
同じに取付けるが取付板6もしくは7の何れかは
二本のターンバツクル8が係止できるように、取
付板6もしくは7の座9に接する部分の両側を折
曲してその両側部分にボルトナツト27の挿通す
る係止穴を設けたものであり、一枚の取付板6、
もしくは7にターンバツクル8が複数係止され
る。取付板6が第5図実施例とすると取付板7は
第3図、第4図の方法で取付けるようにしてもよ
い。取付板7を第5図の方法で取付けた場合に取
付板6を同様に第3図、第4図の方法で取付けて
もよい。又一般に第3図、第4図、第5図の取付
板の設け方は組合せてもよい。従つてターンバツ
クル8の取付可能な数のみでなく、ターンバツク
ル8の取付方向はターンバツクル8の両端を適当
な位置にある取付板6,7によつて変えられる。
ポンプ据付時はターンバツクル8は取付けない
で第2図のように組立てる。取付板6,7は第4
図、第5図のような実施例の場合はポンプ据付時
は取付けていない。
ポンプ運転時にモータ台3に共振する振動が発
生したときは取付板6,7を座9に当ててボルト
28によりモータ台3に取付ける(第4図、第5
図)。そしてターンバツクル8の耳金部25,2
6を取付板6,7に夫々当接してボルトナツト2
7により固定する。そして締金22をテンシヨン
ボルト23,24に張力を加える方向に回動す
る。テンシヨンボルト23,24に張力が加わる
とモータ台3の動剛性が変化するので固有振動数
は変化し振動は消滅する。各方向のターンバツク
ル8の締付けを変えることにより、振動ノードの
位置も移り固有振動数が変化するので広い範囲に
わたつてモータ台3に生ずる共振現象を消滅させ
得る。
上述した実施例はモータ台3の内部側にターン
バツクル8を張つたものであるが取付板6,7を
モータ台3の外部の上下部に設け、モータ台3の
外部側にターンバツクル8を張設してもよい。又
立軸ポンプは吐出ケーシング上にモータ台を介し
てモータを取付けるものにおいてモータ台に上記
実施例と同様にターンバツクルを設けてもよい。
この考案は立軸ポンプを駆動するモータとポン
プ設置床の間に位置するモータ台のモータフラン
ジに接合するモータ台上部フランジ面近傍のモー
タ台と設置床側のモータ台下部の据付フランジ面
近傍のモータ台に、それぞれターンバツクルの両
端部を係止取付ける手段を設けてなり、立軸ポン
プに共振発生時ターンバツクルを取付け、モータ
台の動剛性を変えることにより共振を防止するこ
とを特徴とする立軸ポンプの防振装置としたか
ら、立軸ポンプがモータ台と共振した際、ターン
バツクルを取付けモータ台の動剛性を変化させる
ことによつて低コスト短時間で振動トラブル対策
を行える。ターンバツクルの両端を夫々選択して
取付出来、ターンバツクルの張力方向を変えられ
るため広い範囲にわたつてモータ台の固有振動数
が変えられるので必ず立軸ポンプの共振現象を打
消すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の側面図、第2図は本発明の実
施例の側面図、第3図、第4図、第5図は夫々が
モータ台のターンバツクル取付部を示す異る実施
例の平面図である。 1……吐出ケーシング、2……駆動モータ、3
……モータ台、4……基礎取付板、6,7……取
付板、8……ターンバツクル、9……座、10…
…コンクリート基礎、11……据付フランジ、1
2……取付ボルト、13……上面フランジ、14
……モータフランジ、15……ボルトナツト、1
6……モータ軸、17……軸継手、18……ポン
プ軸、19……グランド部、21……窓、22…
…締金、23,24……テンシヨンボルト、2
5,26……耳金部、27……ボルトナツト、2
8……ボルト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 立軸ポンプを駆動するモータとポンプ設置床
    の間に位置するモータ台のモータフランジに接合
    するモータ台上部フランジ面近傍のモータ台と設
    置床側のモータ台下部の据付フランジ面近傍のモ
    ータ台に、それぞれターンバツクルの両端部を係
    止取付ける手段を設けてなり、立軸ポンプに共振
    発生時ターンバツクルを取付け、モータ台の動剛
    性を変えることにより共振を防止することを特徴
    とする立軸ポンプの防振装置。 2 モータ台のターンバツクルを係止取付ける手
    段がモータ台に座を設け、ターンバツクルの取付
    板を該座に締結可能としたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の立軸ポンプの防振装置。
JP9769583A 1983-05-31 1983-05-31 立軸ポンプの防振装置 Granted JPS59221500A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9769583A JPS59221500A (ja) 1983-05-31 1983-05-31 立軸ポンプの防振装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9769583A JPS59221500A (ja) 1983-05-31 1983-05-31 立軸ポンプの防振装置

Publications (2)

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JPS59221500A JPS59221500A (ja) 1984-12-13
JPH0240880B2 true JPH0240880B2 (ja) 1990-09-13

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ID=14199074

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JP9769583A Granted JPS59221500A (ja) 1983-05-31 1983-05-31 立軸ポンプの防振装置

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JPS59221500A (ja) 1984-12-13

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