JPS6343439Y2 - - Google Patents

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JPS6343439Y2
JPS6343439Y2 JP1984185062U JP18506284U JPS6343439Y2 JP S6343439 Y2 JPS6343439 Y2 JP S6343439Y2 JP 1984185062 U JP1984185062 U JP 1984185062U JP 18506284 U JP18506284 U JP 18506284U JP S6343439 Y2 JPS6343439 Y2 JP S6343439Y2
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JP
Japan
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natural frequency
groove
prime mover
flange
upper flange
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JP1984185062U
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JPS6199699U (ja
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、原動機、例えば立軸ポンプの駆動原
動機等を取付基礎上又は吐出ケーシング上等に固
定すべく設けた原動機支持用架台に関する。
(従来の技術) 従来、原動機を原動機支持用架台を介して取付
基礎上に又はケーシング上に固定するようにした
ものを、立軸ポンプの場合について、第4図によ
つて説明すると、原動機(モータ)1は、原動機
支持用架台2の上部フランジ2aに取付けられ、
該原動機支持用架台2の下部フランジ2bは、支
持体3を介して、吐出ケーシング4と共に取付基
礎5上に固定されている。なお、図中、6は外水
位7に水没する位置に設置された羽根車、8は回
転軸、9は中間軸継手、10は吊下げ管、11は
吐出エルボ、12は中間水中軸受、13は保護
管、14は案内羽根、15は吸込ベルを示す。
駆動用原動機1により羽根車6が駆動される
と、水は吸込ベル15から吸込まれ、吐出エルボ
11から吐出されるが、運転中、ポンプ全体の固
有振動数と原動機1の回転サイクルの共振による
振動現象が問題となることが多い。
上記のような振動現象を回避するために、設計
段階でポンプ全体の固有振動数を予想すべく種々
の解析が行われるのであるが、ポンプ取付基礎の
剛性によるポンプ全体の固有振動数の変化、原動
機自体の剛性の評価等により、必ずしも正確な精
度ではポンプ全体の固有振動数をとらえることが
できないのが現状である。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来のものにおいて、ポンプ全体の固
有振動数を種々の解析によつて求め、原動機の回
転サイクルとの共振を避けるようにして設計した
ものに対し、もし共振を起こしてしまつた場合
に、工場や現地にて手軽にポンプ全体の固有振動
数を変化させるような手法は従来余り考えられて
いなかつた。そのため、一度、共振が発生する
と、原動機と原動機架台を取り外し、フランジ部
を再加工したり、リブを溶接したりしていたが、
多大の労力と費用を要するという問題点を有して
いた。
そのため、従来、原動機側の取付フランジと支
持側フランジとを、間隙部材を介して両フランジ
を貫通するボルトによつて連結し締付け固定する
ようにして、連結部分の剛性を下げて支持床上部
の固有振動数を下げ、原動機の回転数との共振に
よる異常振動を防止するようにしたもの(実開昭
53−76302号公報)、また上記締付位置を経方向の
長孔に沿つて調整操作して電動機台の固有振動数
を変化させるようにしたもの(実開昭56−88999
号公報)が既に提案されている。
ところが、これらのものは何れも、両側フラン
ジ部を貫通ボルトで連結し締付け固定するように
なつており、方向別の固有振動数の調整をも行な
うことは困難であるという問題点があつた。
本考案は、上記した従来技術の問題点を解決
し、工場或いは現地にて手軽にポンプ等の装置全
体の固有振動数を変化させることができるばかり
でなく、方向別の固有振動数の調整をも容易に行
なえる構造をもつた原動機架台を提供することを
技術的課題としている。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記した問題点並びに技術的課題を
解決するために、駆動用原動機を取付ける上部フ
ランジの内径側に原動機架台の支持円筒部上に至
るまで環状の溝部を形成した原動機支持用架台に
おいて、上記溝部の下面又は上面に端面を当接さ
せる押しボルトを複数個、上記フランジの円周上
に等間隔に上面又は下面より螺合し、上記溝部を
上部フランジの上面又は下面より上記押しボルト
によつて押すことによりポンプ全体の固有振動数
を方向別にも調整できるようにしたことを特徴と
している。
(作用) 本考案は、上記のように上部フランジの内径側
に溝を加工したことにより、上部フランジ部分が
板ばね効果を起し、原動機架台としては柔構造と
なる。そして工場又は現地にて共振を生じた場
合、押しボルトを締めることによつて、該押しボ
ルトの端面を溝部の下面又は上面に当接させ、該
溝部につつぱりを入れた状態とし、これによつて
上部フランジ部分のばね効果が変化し、原動機架
台は柔構造から剛構造となり、ポンプの固有振動
数を共振点(原動機の回転サイクル)から外すこ
とができる。
また、上記押しボルトを上部フランジの円周上
に等間隔に複数本取付けたことによつて、固有振
動数の微調整から大巾な調整まで行なうことがで
き、また方向によつて固有振動数が異なる場合、
その方向に関連した押しボルトを調整することに
よつて、方向別の固有振動数の調整をも行なうこ
とができる。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面と共に説明する。
第1図は、本考案に係る原動機架台の一実施例
を示す縦断面図、第2図は第1図−線からみ
た平面図、第3図は第1図のA部の拡大断面図で
あつて、これらの図面に使用された符号のうち、
第4図における符号と同一のものは、同一ないし
同類の構造を示すものとする。図において、原動
機1を支持する原動機架台2は、支持円筒部21
と上部フランジ22a及び下部フランジ22bか
らなり、該上部フランジ22aの内径側に、支持
円筒部21の上端位置に至るまで溝を加工して溝
部23が形成され、該溝部23の上方位置より、
上部フランジ22aに押しボルト24が、その下
端面が溝部23の下面23aに当接するようにし
て、円周方向にほぼ等間隔に複数本螺合されてい
る。なお、図中、25は上部フランジ22aの上
面に形成され原動機底部フランジ1aを嵌合支持
する段部、26は該原動機底部フランジ1aを上
部フランジ22aに取付ける締付ボルトを示す。
この実施例によれば、上部フランジ22aには
溝部23が内径側より形成されているので、該上
部フランジ部は板ばね効果を起こし、原動機架台
としては柔構造となる。この状態で使用中、工場
又は現地で共振を生じた場合、押しボルト24を
その下端面が溝部23の下面23aに当接するま
でねじ込んでつつぱりを入れた状態とすることに
よつて、上部フランジ部分のばね効果を変化さ
せ、原動機架台を柔構造から剛構造と、ポンプの
固有振動数を共振点から外すことができる。
また、押しボルト24が上部フランジ22aの
円周上に等間隔に取付けられているので、各押し
ボルトを微調整することによつて固有振動数の微
調整から大巾な調整まで行なうことができ、ま
た、方向によつて固有振動数が異なる場合、その
方向に関連した押しボルトを調整することによつ
て、方向別の固有振動数の調整を行なうことがで
きる。
なお、上記実施例において、立軸ポンプの駆動
用原動機を原動機支持用架台上に取付けた場合に
ついて説明したが、一般の原動機にも適用できる
ことは勿論である。
また、溝部のつつぱり作用を行なう押しボルト
を、上部フランジの下面から螺合させ溝部の上面
に当接させるようにすることも、可能である。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、原動機
架台において、立軸ポンプ等の原動機を取付ける
上フランジの内径側に原動機架台の支持円筒部上
に至るまで環状の溝部を加工し、該溝部を上フラ
ンジの上面又は下面より、円周上に等間隔に螺合
され対向面に端部を当接させる複数本の押しボル
トによつて押すことにより、装置全体の固有振動
数を調整することができるようになり、 (i) 現地又は工場において、ポンプ等の共振が発
生した場合、押しボルトを調整するのみで、共
振をはずすことができる。
(ii) 方向によつてポンプの固有振動数が異なる場
合でも、方向別に固有振動数の調整を行なうこ
とができる。
等の効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る原動機架台の一実施例を
示す縦断面図、第2図は第1図のA部の拡大断面
図、第3図は第1図−線を矢印方向からみた
平面図、第4図は従来の原動機架台を備えた立軸
ポンプの縦断面図である。 1……原動機、2……原動機架台、21……支
持円筒部、22a……上部フランジ、23……溝
部、24……押しボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動用原動機を取付ける上部フランジの内径側
    に原動機架台の支持円筒部上に至るまで環状の溝
    部を形成した原動機支持用架台において、上記溝
    部の下面又は上面に端面を当接させる押しボルト
    を複数個、上記フランジの円周上に等間隔に上面
    又は下面より螺合し、上記溝部を上部フランジの
    上面又は下面より上記押しボルトによつて押すこ
    とによりポンプ全体の固有振動数を方向別にも調
    整できるようにしたことを特徴とする原動機架台
    の固有振動数調整装置。
JP1984185062U 1984-12-07 1984-12-07 Expired JPS6343439Y2 (ja)

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JP1984185062U JPS6343439Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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JP1984185062U JPS6343439Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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Publication Number Publication Date
JPS6199699U JPS6199699U (ja) 1986-06-25
JPS6343439Y2 true JPS6343439Y2 (ja) 1988-11-11

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ID=30742546

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5918735B2 (ja) * 2013-09-25 2016-05-18 東芝三菱電機産業システム株式会社 立形回転機結合方法および立形回転機械装置
JP7080784B2 (ja) * 2018-09-28 2022-06-06 株式会社日立インダストリアルプロダクツ 立軸ポンプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5376303U (ja) * 1976-11-30 1978-06-26
JPS5376302U (ja) * 1976-11-30 1978-06-26
JPS5688999U (ja) * 1979-12-12 1981-07-16

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JPS6199699U (ja) 1986-06-25

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