JPH03544Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH03544Y2 JPH03544Y2 JP1984000776U JP77684U JPH03544Y2 JP H03544 Y2 JPH03544 Y2 JP H03544Y2 JP 1984000776 U JP1984000776 U JP 1984000776U JP 77684 U JP77684 U JP 77684U JP H03544 Y2 JPH03544 Y2 JP H03544Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- pump
- crankshaft
- rib
- cylinder block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 29
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 28
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 2
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はエンジンにより駆動されるオイルポン
プに関し、更に詳細にはオイルポンプの駆動歯車
を遊び歯車を介してクランク軸外周に設けた歯車
に噛合させたものに関する。
プに関し、更に詳細にはオイルポンプの駆動歯車
を遊び歯車を介してクランク軸外周に設けた歯車
に噛合させたものに関する。
(従来技術)
第1図は従来例を示しており、図中1はシリン
ダブロツク、2はクランク軸である。クランク軸
2はメタル15を介してシリンダブロツク1の側
壁3、ブロツク1内の仕切り4及びメタルキヤツ
プ5,6等により支承されている。オイルポンプ
7はブロツク1の下面に固定され、ポンプ7の駆
動歯車8は遊び歯車9と噛み合つている。遊び歯
車9はクランク軸端部外周に設けたクランクギヤ
10と噛み合つている。遊び歯車9はメタル11
を介して筒軸12に回転自在に嵌合している。筒
軸12はメタルキヤツプ5の取付穴に嵌合し、ボ
ルト13によりキヤツプ5に固定されている。メ
タルキヤツプ5内には潤滑孔14が設けられ、こ
の孔14からメタル11の部分に潤滑油が送られ
るようになつている。
ダブロツク、2はクランク軸である。クランク軸
2はメタル15を介してシリンダブロツク1の側
壁3、ブロツク1内の仕切り4及びメタルキヤツ
プ5,6等により支承されている。オイルポンプ
7はブロツク1の下面に固定され、ポンプ7の駆
動歯車8は遊び歯車9と噛み合つている。遊び歯
車9はクランク軸端部外周に設けたクランクギヤ
10と噛み合つている。遊び歯車9はメタル11
を介して筒軸12に回転自在に嵌合している。筒
軸12はメタルキヤツプ5の取付穴に嵌合し、ボ
ルト13によりキヤツプ5に固定されている。メ
タルキヤツプ5内には潤滑孔14が設けられ、こ
の孔14からメタル11の部分に潤滑油が送られ
るようになつている。
ところが上述の従来例には次に述べるような問
題がある。即ち、(a)遊び歯車9の取付けに手間が
掛かる。又遊び歯車9の取付け時に遊び歯車9と
クランクギヤ10間のバツクラツシユ(隙間)を
正確に調整した後、オイルポンプ7の取付け時に
遊び歯車9と駆動歯車8間のバツクラツシユを正
確に調整していたので、バツクラツシユ調整が難
しい。(b)メタルキヤツプ5に筒軸12の取付穴及
び潤滑孔14を設けることにより、メタルキヤツ
プ5の強度が低下する。又メタルキヤツプ5を他
のメタルキヤツプ6等と同一形状にすることがで
きない。又クランク軸2の振動等がメタルキヤツ
プ5を介して遊び歯車9に伝わる不具合がある。
(c)メタルキヤツプ5の位置により各歯車8,9,
10の軸方向位置が制限される。
題がある。即ち、(a)遊び歯車9の取付けに手間が
掛かる。又遊び歯車9の取付け時に遊び歯車9と
クランクギヤ10間のバツクラツシユ(隙間)を
正確に調整した後、オイルポンプ7の取付け時に
遊び歯車9と駆動歯車8間のバツクラツシユを正
確に調整していたので、バツクラツシユ調整が難
しい。(b)メタルキヤツプ5に筒軸12の取付穴及
び潤滑孔14を設けることにより、メタルキヤツ
プ5の強度が低下する。又メタルキヤツプ5を他
のメタルキヤツプ6等と同一形状にすることがで
きない。又クランク軸2の振動等がメタルキヤツ
プ5を介して遊び歯車9に伝わる不具合がある。
(c)メタルキヤツプ5の位置により各歯車8,9,
10の軸方向位置が制限される。
(考案の目的)
本考案は、(a)オイルポンプの駆動歯車と遊び歯
車間等のバツクラツシユ調整を不要にし、(b)遊び
歯車の支持を安定化すると共に、オイルポンプ近
傍のメタルキヤツプを他のメタルキヤツプと同一
形状とすることができるようにし、(c)駆動歯車、
遊び歯車等の軸方向位置を容易に設計変更可能と
すること等を目的としている。
車間等のバツクラツシユ調整を不要にし、(b)遊び
歯車の支持を安定化すると共に、オイルポンプ近
傍のメタルキヤツプを他のメタルキヤツプと同一
形状とすることができるようにし、(c)駆動歯車、
遊び歯車等の軸方向位置を容易に設計変更可能と
すること等を目的としている。
(考案の構成)
本考案はエンジンのシリンダブロツク21とそ
の下側に取付けたメタルキヤツプ40にクランク
軸37を支承し、シリンダブロツク21の下端面
にオイルパン22を固定し、オイルパン22内に
配置したオイルポンプ23の駆動歯車33を遊び
歯車35に噛み合せ、遊び歯車35をエンジンの
クランク軸外周に設けたクランクギヤ36に噛み
合せたものにおいて、オイルポンプ33のポンプ
ケース24をオイルパン22内のシリンダブロツ
ク21下端面に締着し、ポンプケース24より上
記メタルキヤツプ40の側方かつ駆動歯車33の
上方へ斜めに延びる一体のリブ32を設け、リブ
32の先端部に設けた取付穴44に筒軸42を嵌
合し、筒軸42を座金45を介してボルト46で
リブ32に固定し、筒軸42上に上記遊び歯車3
5を支承したことを特徴とするオイルポンプであ
る。
の下側に取付けたメタルキヤツプ40にクランク
軸37を支承し、シリンダブロツク21の下端面
にオイルパン22を固定し、オイルパン22内に
配置したオイルポンプ23の駆動歯車33を遊び
歯車35に噛み合せ、遊び歯車35をエンジンの
クランク軸外周に設けたクランクギヤ36に噛み
合せたものにおいて、オイルポンプ33のポンプ
ケース24をオイルパン22内のシリンダブロツ
ク21下端面に締着し、ポンプケース24より上
記メタルキヤツプ40の側方かつ駆動歯車33の
上方へ斜めに延びる一体のリブ32を設け、リブ
32の先端部に設けた取付穴44に筒軸42を嵌
合し、筒軸42を座金45を介してボルト46で
リブ32に固定し、筒軸42上に上記遊び歯車3
5を支承したことを特徴とするオイルポンプであ
る。
第2図は本考案を採用したエンジンのクランク
軸と直角な横断面略図である。図中21はシリン
ダブロツクで、シリンダブロツク21の下面には
オイルパン22が固定されている。23はオイル
ポンプで、オイルポンプ23のポンプケース24
は一体のリブ25を介して図示しないボルト等に
よりシリンダブロツク21の下面に固定されてい
る。図示の実施例では、オイルポンプ23として
ギヤポンプが採用されている。即ち、オイルポン
プ23のポンプ室26内には原動歯車とそれに噛
み合う従動歯車(共に図示せず)が配置される。
27は吸込ポート、28は吐出ポートで、吸入ポ
ート27は図示しない吸上げ管を介してオイルパ
ン22内のストレーナに連通する。又吐出ポート
28はポンプケース24内の通路30を介してシ
リンダブロツク21内の通路31に連通してい
る。リブ32はポンプケース24に一体成形さ
れ、ケース24から斜め上方に突出している。
軸と直角な横断面略図である。図中21はシリン
ダブロツクで、シリンダブロツク21の下面には
オイルパン22が固定されている。23はオイル
ポンプで、オイルポンプ23のポンプケース24
は一体のリブ25を介して図示しないボルト等に
よりシリンダブロツク21の下面に固定されてい
る。図示の実施例では、オイルポンプ23として
ギヤポンプが採用されている。即ち、オイルポン
プ23のポンプ室26内には原動歯車とそれに噛
み合う従動歯車(共に図示せず)が配置される。
27は吸込ポート、28は吐出ポートで、吸入ポ
ート27は図示しない吸上げ管を介してオイルパ
ン22内のストレーナに連通する。又吐出ポート
28はポンプケース24内の通路30を介してシ
リンダブロツク21内の通路31に連通してい
る。リブ32はポンプケース24に一体成形さ
れ、ケース24から斜め上方に突出している。
第2図の−線に沿う縦断面略図である第3
図において、33はオイルポンプ23の駆動歯車
で、駆動歯車33はポンプ軸34を介して前記ポ
ンプ室内の原動歯車に接続する。駆動歯車33は
遊び歯車35(中間歯車)と噛み合い、又遊び歯
車35はクランクギヤ36と噛み合つている。ク
ランクギヤ36はクランク軸37の軸端部外周に
設けられている。クランク軸37はメタル38を
介してシリンダブロツク21の側壁、仕切り(共
に図示せず)及びメタルキヤツプ40等により支
承されている。図中O−Oはクランク軸37の中
心線である。
図において、33はオイルポンプ23の駆動歯車
で、駆動歯車33はポンプ軸34を介して前記ポ
ンプ室内の原動歯車に接続する。駆動歯車33は
遊び歯車35(中間歯車)と噛み合い、又遊び歯
車35はクランクギヤ36と噛み合つている。ク
ランクギヤ36はクランク軸37の軸端部外周に
設けられている。クランク軸37はメタル38を
介してシリンダブロツク21の側壁、仕切り(共
に図示せず)及びメタルキヤツプ40等により支
承されている。図中O−Oはクランク軸37の中
心線である。
遊び歯車35はメタル41を介して筒軸42に
回転自在に嵌合し、筒軸42の小径端部43はリ
ブ32の取付穴44に嵌合している。筒軸42は
座金45を介してボルト46によりリブ32に固
定されている。即ち、本考案においては、ポンプ
ケース24のリブ32が遊び歯車35の取付座と
なつている。リブ32内には小径の通路47が設
けられ、通路47は前記通路30と取付穴44と
を連通している。筒軸42には潤滑用の半径孔4
8が設けられ、半径孔48はボルト46の外周を
介して取付穴44に連通している。
回転自在に嵌合し、筒軸42の小径端部43はリ
ブ32の取付穴44に嵌合している。筒軸42は
座金45を介してボルト46によりリブ32に固
定されている。即ち、本考案においては、ポンプ
ケース24のリブ32が遊び歯車35の取付座と
なつている。リブ32内には小径の通路47が設
けられ、通路47は前記通路30と取付穴44と
を連通している。筒軸42には潤滑用の半径孔4
8が設けられ、半径孔48はボルト46の外周を
介して取付穴44に連通している。
本考案において、クランクギヤ36と遊び歯車
35間のバツクラツシユはかなり大き目(例えば
0.2mm程度)に設定され、そのバツクラツシユは
例えばクランク軸中心線O−Oとポンプ軸34の
中心線間の間隔によつて定められる。従つて組立
て時にはオイルポンプ23をシリンダブロツク2
1の所定位置に取り付けるのみで良く、複雑なバ
ツクラツシユ調整を必要としないようになつてい
る。クランク軸37の回転中の振動、たわみ等が
クランクギヤ36に伝わる事情を考慮すると、上
述した程度の粗いバツクラツシユ調整で充分であ
る。又遊び歯車35の取付け時に、駆動歯車33
と遊び歯車35間のバツクラツシユ調整は勿論不
要である。
35間のバツクラツシユはかなり大き目(例えば
0.2mm程度)に設定され、そのバツクラツシユは
例えばクランク軸中心線O−Oとポンプ軸34の
中心線間の間隔によつて定められる。従つて組立
て時にはオイルポンプ23をシリンダブロツク2
1の所定位置に取り付けるのみで良く、複雑なバ
ツクラツシユ調整を必要としないようになつてい
る。クランク軸37の回転中の振動、たわみ等が
クランクギヤ36に伝わる事情を考慮すると、上
述した程度の粗いバツクラツシユ調整で充分であ
る。又遊び歯車35の取付け時に、駆動歯車33
と遊び歯車35間のバツクラツシユ調整は勿論不
要である。
クランク軸37が回転すると、その回転力はク
ランクギヤ36から遊び歯車35を介して駆動歯
車33に伝わり、駆動歯車33の回転力はポンプ
軸34からポンプ室26(第2図)内の前記原動
歯車に伝達される。それにより、オイルポンプ2
3が作動し、オイルパン22内のオイルは前記ス
トレーナ及び吸上げ管を介して吸入ポート27に
吸い上げられる。上記オイルはポンプ室26内で
加圧され、吐出ポート28及び通路30,31を
経てエンジンの各部に供給され、潤滑油として使
用される。又通路30内のオイルの一部は、第3
図中の通路47を通して取付穴44に送られ、取
付穴44からボルト46の外周、半径孔48を通
してメタル41に供給され、メタル41を潤滑す
る。
ランクギヤ36から遊び歯車35を介して駆動歯
車33に伝わり、駆動歯車33の回転力はポンプ
軸34からポンプ室26(第2図)内の前記原動
歯車に伝達される。それにより、オイルポンプ2
3が作動し、オイルパン22内のオイルは前記ス
トレーナ及び吸上げ管を介して吸入ポート27に
吸い上げられる。上記オイルはポンプ室26内で
加圧され、吐出ポート28及び通路30,31を
経てエンジンの各部に供給され、潤滑油として使
用される。又通路30内のオイルの一部は、第3
図中の通路47を通して取付穴44に送られ、取
付穴44からボルト46の外周、半径孔48を通
してメタル41に供給され、メタル41を潤滑す
る。
本考案を具体化する時、リブ32の形状を変え
ることにより各歯車33,35,36の軸方向位
置を自由に変更することができる。又オイルポン
プ23としてトロコイドポンプ等ギヤポンプ以外
のポンプを採用することも可能である。なおクラ
ンクギヤ36と遊び歯車35間の噛合い精度が低
いこと及びクランク軸37の振動、たわみ等によ
る影響等を考慮してクランクギヤ36は比較的強
度の高い材料で形成することが好ましい。一方駆
動歯車33と遊び歯車35間の噛合い精度は高
く、又ポンプ軸34は振動等が少ないので、駆動
歯車33は比較的強度が低く、軽い材料で形成す
ることができる。
ることにより各歯車33,35,36の軸方向位
置を自由に変更することができる。又オイルポン
プ23としてトロコイドポンプ等ギヤポンプ以外
のポンプを採用することも可能である。なおクラ
ンクギヤ36と遊び歯車35間の噛合い精度が低
いこと及びクランク軸37の振動、たわみ等によ
る影響等を考慮してクランクギヤ36は比較的強
度の高い材料で形成することが好ましい。一方駆
動歯車33と遊び歯車35間の噛合い精度は高
く、又ポンプ軸34は振動等が少ないので、駆動
歯車33は比較的強度が低く、軽い材料で形成す
ることができる。
(考案の効果)
本考案によると、(a)バツクラツシユを調整する
場合、ポンプ取付部を軸の直角方向に動かすこと
により、駆動歯車とクランクギヤ間等のバツクラ
ツシユ調整が容易になる。(b)遊び歯車はクランク
軸の振動、たわみ等の影響を受けにくくなる。又
クランク軸等のメタルキヤツプは他のメタルキヤ
ツプと同一形状とすることができる。(c)オイルポ
ンプのポンプケースに設けた取付座(リブ32)
の軸方向位置を変えることにより、駆動歯車、遊
び歯車、クランクギヤ等の軸方向位置を自由に変
更できる。又本考案によると組立てが容易になる
と共にコストも低減する。(d)更に本考案によると
ポンプケース24よりメタルキヤツプ40の側方
かつ駆動歯車33の上方へ斜めに延びる一体のリ
ブ32を設けたので、遊び歯車35の取付座とな
る筒軸42の位置を、メタルキヤツプ40の側方
近傍に正確に定めやすく、従つて遊び歯車35に
近い位置のメタルキヤツプ40を他のメタルキヤ
ツプ40と共通仕様のものにしても筒軸42を従
来と同様の最適位置に設けることができる。しか
も駆動歯車33、遊び歯車35を装着したオイル
ポンプ23を1ユニツトとしてシリンダブロツク
21の下端面に締着するだけで、遊び歯車35を
クランクギヤ36と最適位置で噛み合せることが
できる。リブ32はオイルポンプケース24と一
体であるため、メタルキヤツプ40と干渉しない
位置にリブ32をコンパクトに延長することがで
き、しかも筒軸42の保持剛性を容易に高めうる
とともに、筒軸42をシリンダブロツク21の下
端面より高い任意の位置に自由に設定できる利点
がある。さらに筒軸42はリブ32の取付穴44
に嵌合しているためリブ32に対する筒軸42の
位置が正確に定まると共に、筒軸42は片持状で
あるにもかかわらず1本のボルト46で剛直にリ
ブ32と結合できる利点がある。
場合、ポンプ取付部を軸の直角方向に動かすこと
により、駆動歯車とクランクギヤ間等のバツクラ
ツシユ調整が容易になる。(b)遊び歯車はクランク
軸の振動、たわみ等の影響を受けにくくなる。又
クランク軸等のメタルキヤツプは他のメタルキヤ
ツプと同一形状とすることができる。(c)オイルポ
ンプのポンプケースに設けた取付座(リブ32)
の軸方向位置を変えることにより、駆動歯車、遊
び歯車、クランクギヤ等の軸方向位置を自由に変
更できる。又本考案によると組立てが容易になる
と共にコストも低減する。(d)更に本考案によると
ポンプケース24よりメタルキヤツプ40の側方
かつ駆動歯車33の上方へ斜めに延びる一体のリ
ブ32を設けたので、遊び歯車35の取付座とな
る筒軸42の位置を、メタルキヤツプ40の側方
近傍に正確に定めやすく、従つて遊び歯車35に
近い位置のメタルキヤツプ40を他のメタルキヤ
ツプ40と共通仕様のものにしても筒軸42を従
来と同様の最適位置に設けることができる。しか
も駆動歯車33、遊び歯車35を装着したオイル
ポンプ23を1ユニツトとしてシリンダブロツク
21の下端面に締着するだけで、遊び歯車35を
クランクギヤ36と最適位置で噛み合せることが
できる。リブ32はオイルポンプケース24と一
体であるため、メタルキヤツプ40と干渉しない
位置にリブ32をコンパクトに延長することがで
き、しかも筒軸42の保持剛性を容易に高めうる
とともに、筒軸42をシリンダブロツク21の下
端面より高い任意の位置に自由に設定できる利点
がある。さらに筒軸42はリブ32の取付穴44
に嵌合しているためリブ32に対する筒軸42の
位置が正確に定まると共に、筒軸42は片持状で
あるにもかかわらず1本のボルト46で剛直にリ
ブ32と結合できる利点がある。
第1図は従来例の縦断面部分図、第2図は本考
案を採用したエンジンのクランク軸と直角な横断
面略図、第3図は同じく縦断面略図である。 23……オイルポンプ、32……リブ(取付
座)、33……駆動歯車、35……遊び歯車、3
6……クランクギヤ(回転軸外周の歯車の一例)。
案を採用したエンジンのクランク軸と直角な横断
面略図、第3図は同じく縦断面略図である。 23……オイルポンプ、32……リブ(取付
座)、33……駆動歯車、35……遊び歯車、3
6……クランクギヤ(回転軸外周の歯車の一例)。
Claims (1)
- エンジンのシリンダブロツク21とその下側に
取付けたメタルキヤツプ40にクランク軸37を
支承し、シリンダブロツク21の下端面にオイル
パン22を固定し、オイルパン22内に配置した
オイルポンプ23の駆動歯車33を遊び歯車35
に噛み合せ、遊び歯車35をエンジンのクランク
軸外周に設けたクランクギヤ36に噛み合せたも
のにおいて、オイルポンプ33のポンプケース2
4をオイルパン22内のシリンダブロツク21下
端面に締着し、ポンプケース24より上記メタル
キヤツプ40の側方かつ駆動歯車33の上方へ斜
めに延びる一体のリブ32を設け、リブ32の先
端部に設けた取付穴44に筒軸42を嵌合し、筒
軸42を座金45を介してボルト46でリブ32
に固定し、筒軸42上に上記遊び歯車35を支承
したことを特徴とするオイルポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP77684U JPS60112682U (ja) | 1984-01-06 | 1984-01-06 | オイルポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP77684U JPS60112682U (ja) | 1984-01-06 | 1984-01-06 | オイルポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60112682U JPS60112682U (ja) | 1985-07-30 |
JPH03544Y2 true JPH03544Y2 (ja) | 1991-01-10 |
Family
ID=30472927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP77684U Granted JPS60112682U (ja) | 1984-01-06 | 1984-01-06 | オイルポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60112682U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5663516B2 (ja) * | 2012-03-19 | 2015-02-04 | 株式会社クボタ | エンジンのギヤ伝動装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS475338U (ja) * | 1971-02-12 | 1972-09-16 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5585585U (ja) * | 1978-12-09 | 1980-06-12 |
-
1984
- 1984-01-06 JP JP77684U patent/JPS60112682U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS475338U (ja) * | 1971-02-12 | 1972-09-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60112682U (ja) | 1985-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5791309A (en) | Balancer shaft supporting structure in engine | |
JP3643506B2 (ja) | バランス軸用ハウジング | |
US5788381A (en) | Rotary shaft lubricating structure | |
JPH07285352A (ja) | 動力取出しユニットに使用する軸受キャップ | |
JPS6029604Y2 (ja) | 内燃機関の潤滑油ポンプ | |
JPH10252432A (ja) | エンジンの潤滑装置 | |
JPH03544Y2 (ja) | ||
JP3685693B2 (ja) | バランス軸 | |
JPS6032331Y2 (ja) | バ−チカルエンジンの羽根車式潤滑装置 | |
CN205064022U (zh) | 一种发动机及汽车 | |
JPS6318730Y2 (ja) | ||
JPH0616748U (ja) | 多気筒エンジンのバランサケース組付装置 | |
JP2500213Y2 (ja) | オイルポンプ | |
JPS602393Y2 (ja) | ディ−ゼル機関のギアケ−ス構造 | |
JPS6313374Y2 (ja) | ||
JPS6341528Y2 (ja) | ||
JPS6120531Y2 (ja) | ||
JP2003090225A (ja) | バランス軸用ハウジング | |
JPH0636245Y2 (ja) | エンジン用オイルポンプのドライブギヤ | |
KR0134458Y1 (ko) | 베어링캡에 아이들기어를 설치한 외접기어식 오일펌프의 구동구조 | |
JPS606571Y2 (ja) | エンジンの潤滑油圧送ポンプの取付装置 | |
JPH025747A (ja) | 内燃機関のギヤケース及びギヤケース蓋構造 | |
JPH0217196Y2 (ja) | ||
JPS6118220Y2 (ja) | ||
JPS6146182Y2 (ja) |