JPS6120531Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6120531Y2 JPS6120531Y2 JP19059481U JP19059481U JPS6120531Y2 JP S6120531 Y2 JPS6120531 Y2 JP S6120531Y2 JP 19059481 U JP19059481 U JP 19059481U JP 19059481 U JP19059481 U JP 19059481U JP S6120531 Y2 JPS6120531 Y2 JP S6120531Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- gear
- camshaft
- tachometer
- gear unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は油圧ポンプを備えたエンジン、例えば
トラクタやコンバイン等に搭載されるエンジジン
の回転計ギヤユニツトに関する。
トラクタやコンバイン等に搭載されるエンジジン
の回転計ギヤユニツトに関する。
従来のエンジンでは、第3図に示すようにカム
軸3のギヤケース2側の先端部は、ギヤケース2
に形成された取付孔40の内周面に直接支承され
ており、また取付孔40の大径部40aにはさら
に回転計ギヤユニツト41が嵌着されている。と
ころがエンジンにカム軸駆動の油圧ポンプを備え
ている場合には、カム軸3のギヤケース内部分に
大きな荷重がかかり、カム軸3の先端を良好に支
承できないという不具合があつた。特に油圧ポン
プが大容量の場合には取付孔40の内周面の摩耗
が激しかつた。一方摩耗対策として、第4図に示
すようにギヤケース2に形成された取付孔50の
内側にボールベアリング52を嵌着した構造のも
のがあるが、第4図のような構造のものでは、取
付孔50にベアリング支持面53と、回転計ギヤ
ユニツト51用のいんろう部55を形成しなけれ
ばならないと共に、ベアリング係止用段部56等
を形成しなければならなかつた。即ちギヤケース
2のような大きな部材に、支持面53や段部56
等を有する複雑な形状の取付孔50を加工しなけ
ればならず、加工に極めて手間がかかつていた。
また回転計ギヤユニツト51のギヤケース2外へ
の張出量L1が増加し、エンジンのコンパクト化
が妨げられるという不具合もあつた。
軸3のギヤケース2側の先端部は、ギヤケース2
に形成された取付孔40の内周面に直接支承され
ており、また取付孔40の大径部40aにはさら
に回転計ギヤユニツト41が嵌着されている。と
ころがエンジンにカム軸駆動の油圧ポンプを備え
ている場合には、カム軸3のギヤケース内部分に
大きな荷重がかかり、カム軸3の先端を良好に支
承できないという不具合があつた。特に油圧ポン
プが大容量の場合には取付孔40の内周面の摩耗
が激しかつた。一方摩耗対策として、第4図に示
すようにギヤケース2に形成された取付孔50の
内側にボールベアリング52を嵌着した構造のも
のがあるが、第4図のような構造のものでは、取
付孔50にベアリング支持面53と、回転計ギヤ
ユニツト51用のいんろう部55を形成しなけれ
ばならないと共に、ベアリング係止用段部56等
を形成しなければならなかつた。即ちギヤケース
2のような大きな部材に、支持面53や段部56
等を有する複雑な形状の取付孔50を加工しなけ
ればならず、加工に極めて手間がかかつていた。
また回転計ギヤユニツト51のギヤケース2外へ
の張出量L1が増加し、エンジンのコンパクト化
が妨げられるという不具合もあつた。
本考案は上記のような従来例の不具合を解消す
るものであつて、大容量の油圧ポンプを備えたエ
ンジンでもカム軸を良好に支承できるようにする
と共に、ギヤケース及び回転計ギヤユニツトの加
工及び組立を容易化にすることを目的としてい
る。以下図面に基づいて本考案を説明する。
るものであつて、大容量の油圧ポンプを備えたエ
ンジンでもカム軸を良好に支承できるようにする
と共に、ギヤケース及び回転計ギヤユニツトの加
工及び組立を容易化にすることを目的としてい
る。以下図面に基づいて本考案を説明する。
エンジンの水平断面部分図(第2図の−断
面部分図)である第1図において、1はエンジン
のシリンダブロツク、2はギヤケース、3はカム
軸である。カム軸3は、ボールベアリング5及び
カム室6内のいくつかのボールベアリングを介し
てシリンダブロツク1に支承されると共に、ギヤ
ケース2内に延び出している。カム軸3のギヤケ
ース2内部分にはキー7を介してカムギヤ8が固
着されており、カムギヤ8はクランク軸4(第2
図)のクランクギヤに噛み合つている。シリンダ
ブロツク1には張出部1aが形成されており、張
出部1aのギヤケース2側とは反対側の面に油圧
ポンプ10が固着されている。油圧ポンプ10の
ポンプ軸11はギヤケース2内へ延び出し、ポン
プ軸11に固着された駆動ギヤ12はカムギヤ8
に噛み合つている。ギヤケース2にはカム軸3と
同心の円形取付孔13が形成されており、この取
付孔13に回転計ギヤユニツト15が嵌着されて
いる。
面部分図)である第1図において、1はエンジン
のシリンダブロツク、2はギヤケース、3はカム
軸である。カム軸3は、ボールベアリング5及び
カム室6内のいくつかのボールベアリングを介し
てシリンダブロツク1に支承されると共に、ギヤ
ケース2内に延び出している。カム軸3のギヤケ
ース2内部分にはキー7を介してカムギヤ8が固
着されており、カムギヤ8はクランク軸4(第2
図)のクランクギヤに噛み合つている。シリンダ
ブロツク1には張出部1aが形成されており、張
出部1aのギヤケース2側とは反対側の面に油圧
ポンプ10が固着されている。油圧ポンプ10の
ポンプ軸11はギヤケース2内へ延び出し、ポン
プ軸11に固着された駆動ギヤ12はカムギヤ8
に噛み合つている。ギヤケース2にはカム軸3と
同心の円形取付孔13が形成されており、この取
付孔13に回転計ギヤユニツト15が嵌着されて
いる。
回転計ギヤユニツト15の本体16内には、駆
動用ウオームギヤ17と、このウオームギヤ17
に噛み合う回転取出用ギヤ18とが備えられてお
り、ウオームギヤ17はその軸部17aがメタル
20を介して本体16に支承され、軸部17aの
先端は、例えばオルダム継手方式によりカム軸3
の先端に連動連結されている。軸部17aの中心
線は勿論カム軸3の中心線の延長上に位置してい
る。本体16には外向きフランジ21が形成され
ると共に、シリンダブロツク1側に延びる筒状の
いんろう部兼用ベアリングケース部23が一体に
形成されている。ベアリングケース部23の内周
面にはボールベアリング25が嵌着され、ボール
ベアリング25の内周側にカム軸3の先端部が支
持されている。ベアリングケース部23の外周側
は取付孔13の内周側に嵌合している。
動用ウオームギヤ17と、このウオームギヤ17
に噛み合う回転取出用ギヤ18とが備えられてお
り、ウオームギヤ17はその軸部17aがメタル
20を介して本体16に支承され、軸部17aの
先端は、例えばオルダム継手方式によりカム軸3
の先端に連動連結されている。軸部17aの中心
線は勿論カム軸3の中心線の延長上に位置してい
る。本体16には外向きフランジ21が形成され
ると共に、シリンダブロツク1側に延びる筒状の
いんろう部兼用ベアリングケース部23が一体に
形成されている。ベアリングケース部23の内周
面にはボールベアリング25が嵌着され、ボール
ベアリング25の内周側にカム軸3の先端部が支
持されている。ベアリングケース部23の外周側
は取付孔13の内周側に嵌合している。
回転計ギヤユニツト15はそのフランジ21部
分が第2図に示すようにボルト26によつてギヤ
ケース2に締着されている。またこの第2図にお
いて、取出用ギヤ18の軸部18aは本体16の
上方へ延び出しており、軸部18aの上端部には
ユニバーサル回転継手30の一端が連結(螺着)
されている。回転継手30の他端は回転計に連結
される。31はクランク軸4に固着されたプー
リ、32はプーリ31とラジエータ駆動用プーリ
とを連動連結するVベルトである。
分が第2図に示すようにボルト26によつてギヤ
ケース2に締着されている。またこの第2図にお
いて、取出用ギヤ18の軸部18aは本体16の
上方へ延び出しており、軸部18aの上端部には
ユニバーサル回転継手30の一端が連結(螺着)
されている。回転継手30の他端は回転計に連結
される。31はクランク軸4に固着されたプー
リ、32はプーリ31とラジエータ駆動用プーリ
とを連動連結するVベルトである。
駆動用ウオームギヤ17はカム軸3と共に回転
し、その回転はウオームギヤ17と取出用ギヤ1
8との間で減速されて回転継手30に伝達され、
回転継手30から回転計に伝達される。
し、その回転はウオームギヤ17と取出用ギヤ1
8との間で減速されて回転継手30に伝達され、
回転継手30から回転計に伝達される。
なお油圧ポンプ10は、例えばコンバイン等作
業機の油圧装置を駆動するために利用される。
業機の油圧装置を駆動するために利用される。
以上説明したように本考案によると:
(1) カム軸3の端部がボールベアリング25によ
つて支持されるため、カム軸駆動の大容量の油
圧ポンプ10をエンジンに備えていても、カム
軸3は良好に支持され、取付孔13が摩耗した
りする必配はない。
つて支持されるため、カム軸駆動の大容量の油
圧ポンプ10をエンジンに備えていても、カム
軸3は良好に支持され、取付孔13が摩耗した
りする必配はない。
(2) 回転計ギヤユニツト本体16にいんろう部兼
用ベアリングケース部23を一体に形成し、ベ
アリングケース部23にカム軸受用ベアリング
25を嵌着するようにしているので、ギヤケー
ス2の取付孔13にベアリング係止用段部等を
形成する必要がなくなり、取付孔13の形状が
円筒状の簡単なものになる。即ちギヤケース2
のような大きな部材の加工が簡単になるため、
製造加工に手間がかからなくなる。
用ベアリングケース部23を一体に形成し、ベ
アリングケース部23にカム軸受用ベアリング
25を嵌着するようにしているので、ギヤケー
ス2の取付孔13にベアリング係止用段部等を
形成する必要がなくなり、取付孔13の形状が
円筒状の簡単なものになる。即ちギヤケース2
のような大きな部材の加工が簡単になるため、
製造加工に手間がかからなくなる。
(3) ベアリングケース部23の外周側をいんろう
部として利用するため、ベアリング25を備え
ているにもかかわらず、回転計ギヤユニツト1
5のギヤケース2外への張出量L(第1図)を
小さく抑えることができ、エンジンをコンパク
トに保つことができる。
部として利用するため、ベアリング25を備え
ているにもかかわらず、回転計ギヤユニツト1
5のギヤケース2外への張出量L(第1図)を
小さく抑えることができ、エンジンをコンパク
トに保つことができる。
(4) 回転計ギヤユニツト15とベアリング25と
を1つのユニツトとしてギヤケース2に外側か
ら取り付けることができるので、取付作業が簡
単である。
を1つのユニツトとしてギヤケース2に外側か
ら取り付けることができるので、取付作業が簡
単である。
第1図は本考案による回転計ギヤユニツトを備
えたエンジンの水平断面部分図、第2図は第1図
の矢視正面図、第3、第4図はそれぞれ従来例
の水平断面部分図である。2……ギヤケース、3
……カム軸、10……油圧ポンプ、13……取付
孔、15……回転計ギヤユニツト、16……本
体、17……ウオームギヤ(駆動ギヤ)、23…
…ベアリングケース部、25……ベアリング。
えたエンジンの水平断面部分図、第2図は第1図
の矢視正面図、第3、第4図はそれぞれ従来例
の水平断面部分図である。2……ギヤケース、3
……カム軸、10……油圧ポンプ、13……取付
孔、15……回転計ギヤユニツト、16……本
体、17……ウオームギヤ(駆動ギヤ)、23…
…ベアリングケース部、25……ベアリング。
Claims (1)
- カム軸で駆動する油圧ポンプを備えたエンジン
において、回転計ギヤユニツトの本体にベアリン
グケース部を一体に形成し、ベアリングケース部
内にカム軸受用ベアリングを嵌着し、エンジンの
ギヤケースに形成された取付孔にベアリングケー
ス部を嵌着して、回転計ギヤユニツトの駆動ギヤ
をカム軸に接続すると共に、カム軸の一端をベア
リングに支承させたことを特徴とするエンジンの
回転計ギヤユニツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19059481U JPS5893871U (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | エンジンの回転計ギヤユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19059481U JPS5893871U (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | エンジンの回転計ギヤユニツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5893871U JPS5893871U (ja) | 1983-06-25 |
JPS6120531Y2 true JPS6120531Y2 (ja) | 1986-06-20 |
Family
ID=29994992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19059481U Granted JPS5893871U (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | エンジンの回転計ギヤユニツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5893871U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07122637B2 (ja) * | 1987-07-25 | 1995-12-25 | 本田技研工業株式会社 | 自動2輪車におけるスピ−ドメ−タへの回転動力取出装置 |
-
1981
- 1981-12-21 JP JP19059481U patent/JPS5893871U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5893871U (ja) | 1983-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0519225Y2 (ja) | ||
JPS6029604Y2 (ja) | 内燃機関の潤滑油ポンプ | |
JPS6120531Y2 (ja) | ||
JPH0231593Y2 (ja) | ||
US20030145822A9 (en) | Auxiliary drive for internal combustion engines | |
JPH035139Y2 (ja) | ||
JPS6224770Y2 (ja) | ||
JPS5931997Y2 (ja) | クランクピン部の潤滑装置 | |
US6196085B1 (en) | Coupling an accessory to an engine crankshaft | |
JPH0343468Y2 (ja) | ||
JPS6026163Y2 (ja) | 内燃機関の潤滑装置 | |
JPS6126566Y2 (ja) | ||
JPH035138Y2 (ja) | ||
JP2587032Y2 (ja) | タイミングギア装置 | |
JPS6242151Y2 (ja) | ||
JPS6118220Y2 (ja) | ||
JPS5856411Y2 (ja) | スタ−リング機関のクランク軸用スラスト軸受 | |
JPS6318730Y2 (ja) | ||
JPH0248669Y2 (ja) | ||
JPH03544Y2 (ja) | ||
JPH0223763Y2 (ja) | ||
JPH0631197Y2 (ja) | ウォ−タ−ポンプのシャフト支持構造 | |
JPS6212127Y2 (ja) | ||
JPS5842562Y2 (ja) | 内燃機関におけるオイルポンプ駆動部の潤滑装置 | |
JPS5839412Y2 (ja) | メカニカルタコメ−タ−駆動装置 |