JP3027920U - 発動発電機の燃料タンクの防振構造 - Google Patents

発動発電機の燃料タンクの防振構造

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JP3027920U
JP3027920U JP1996001487U JP148796U JP3027920U JP 3027920 U JP3027920 U JP 3027920U JP 1996001487 U JP1996001487 U JP 1996001487U JP 148796 U JP148796 U JP 148796U JP 3027920 U JP3027920 U JP 3027920U
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vibration
flange
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fuel tank
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秀幸 橋場
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発動機の発生する振動がフレームを介して燃
料タンクに伝達するのを防止しつつ組立性向上を図る。 【解決手段】 中心孔を有する防振ゴム4と、燃料タン
クTにフランジ5を形成して固定用孔と、フレーム1に
貫通孔7を設ける。貫通孔7を臨む下面にナット3を固
着し、上面に断面コの字形のプレート8を載置し、内面
間に防振ゴム4とフランジ5を狭持する。ボルト6がプ
レート8の孔と防振ゴム4の中心孔とフランジ5の固定
孔と貫通孔7を貫通してナット3に緊締する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、発動機と、該発動機で駆動される発電機と、前記発動機の燃料油を 貯溜して発動機および発電機の上方に配置される燃料タンクとがフレームに取り 付けられる発動発電機の燃料タンクの防振構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の燃料タンクTの防振構造を図4示す。フレーム1に固着されたステー2 に貫通孔を形成し、ステー2の下面にナット3を溶接しステー2の上に円筒状防 振ゴム4を置き、その上に燃料タンクTのフランジ5の固定孔を合わせて、ボル ト6を上から挿入してナット3と噛み合わせて締め付けていた。ボルト6を締め 付ける際、防振ゴム4の変形量は規制されないため、締め方が不足すればガタ付 きが生じ、また締め過ぎれば防振ゴム4が潰れてしまい両者とも防振ゴム4の防 振性を発揮できないため正規な締付量を管理する必要がある。また組立作業にお けるステー2の貫通孔と防振ゴム4の内径とフランジ5の固定孔を位置合わせし た後のボルト6の緊締は作業性が低下することがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
発動発電機においては、フレームを介して発動機の発生する振動が燃料タンク に伝達するのを防ぐ目的で、前述の如く燃料タンクを防振ゴムを介してフレーム に取付けている。しかし、防振ゴムの取付作業の状態により防振性が完全に発揮 されない場合がある。本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、防振性の確 保および組立性向上を図りコスト低減に寄与する発動発電機を提供することを課 題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、中心孔を有する防振ゴムを備え、燃料タ ンクにフランジを形成して固定用孔と、フレームに貫通孔を設けて貫通孔を臨む 一方面にナットを固着し、他方面に断面コの字形のプレートを載置し、プレート の相対する面に同心の孔を設けると共に内面間に防振ゴムとフランジを狭持し、 ボルトがプレートの孔と防振ゴムの中心孔とフランジの固定孔と貫通孔を貫通し てナットに緊締される技術手段を採用した。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、図面により本考案の実施例に基づいて説明する。
【0006】 図5および図6は発動発電機の構成を示しており、丸パイプを屈曲形成してな るフレーム1に発動機Eと、該発動機Eで駆動される発電機Gと、前記発動機E の燃料油を貯溜して発動機Eおよび発電機Gの上方に配置される燃料タンクTと が取り付けられる。フレーム1にはフレーム1の一部たるステー2が固着され、 該ステー2で燃料タンクTを保持している。
【0007】 図1は燃料タンクTの要部取付拡大図であり防振構造を説明するものである。 発動発電機のフレーム1に取り付けられた断面L字形のステー2はフレーム1に 固着される垂直面2Vと燃料タンクTを保持する水平面2Hを有し、該水平面2 Hには取付用の貫通孔7が形成され、貫通孔7を臨むよう水平面2Hの下面にナ ット3が固着されている。固着の方法は溶接(いわゆるウェルドナット)や接着 等で行なう。水平面2Hの上面にはプレート8が載置される。プレート8は断面 コの字形の形状を有し鉄板、アルミ板等を曲げ加工にて形成され、相対する面( 8a、8b)には同心の孔が形成される。防振ゴム4は中心孔を有する円筒また は矩形の筒状に形成される。燃料タンクTには周囲にフランジ5が形成され、フ ランジ5には複数の固定孔が設けられている。プレート8の相対する面(8a、 8b)の内面間の距離は、防振ゴム4の高さとフランジ5の厚みの和より若干短 く形成されており、プレート8の相対する内面(8a、8b)に防振ゴム4とフ ランジ5を狭持し、プレート8の相対する一方の内面8aには防振ゴム4が接触 し他方の内面8bにはフランジ5が接触する。防振ゴム4の中心孔とプレート8 の同心孔とフランジ8の固定孔はほぼ同径に形成され、各々の孔を同心状にすべ く位置合わせしプレート8bの孔よりボルト6を通し、ボルト6はステー2の貫 通孔7下面のナット3に緊締される。
【0008】 図2は防振ゴム4の形状の第1変形例とプレート8とフランジ5の要部取付図 であり、筒形の2個の防振ゴム4a、4bでフランジ5を挟み込みプレート8の 内面間に狭持したものであり、プレート8の相対する内面8a、8bには防振ゴ ム4a、4bが接触している。
【0009】 図3は防振ゴム4の形状の第2変形例とプレート8とフランジ5の要部取付図 であり、中間部に周方向の一方から切り込みを形成した筒形の防振ゴム4cを用 い、この切り込み部にフランジ5の端面を挿入しプレート8の内面間に狭持した ものであり、プレート8の相対する内面8a、8bには防振ゴム4cが接触して いる。
【0010】 次に実施例の作用について説明すると、プレート8の相対する面8a、8bの 内面間に防振ゴム4と燃料タンクTのフランジ5を狭持し、プレート8の一面8 aを発動発電機のフレーム1に固着されたステー2に、プレート8の孔と貫通孔 7を合致させるよう載置し、プレート8の他面8bからボルト6を通して、フラ ンジ5の固定孔、防振ゴム4の中心孔、を貫通してステー2の下面のナット3で 緊締するためプレート8によりボルト6の締量が規制され、防振ゴム4の収縮量 は一定となる。
【0011】
【考案の効果】
本考案においては、中心孔を有する防振ゴムを備え、燃料タンクにフランジを 形成して固定用孔と、フレームに貫通孔を設けて貫通孔を臨む一方面にナットを 固着し、他方面に断面コの字形のプレートを載置し、プレートの相対する面に同 心の孔を設けると共に内面間に防振ゴムとフランジを狭持し、ボルトがプレート の孔と防振ゴムの中心孔とフランジの固定孔と貫通孔を貫通してナットに緊締し たので、防振ゴムの収縮量が最適となりフレームから燃料タンクに伝達される振 動を効果的に防止することができるとともに、燃料タンクと防振ゴムがプレート によりサブアッセンブリ化され、フレームに載置しボルトを締める作業が容易化 され、しかもボルトの締量がプレートにより規制されるので、締量を厳密に管理 する必要もないので、組立性向上とコスト低減に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料タンクの防振構造要部拡大図である。
【図2】防振ゴムの第1変形例の要部取付図である。
【図3】防振ゴムの第2変形例の要部取付図である。
【図4】従来の燃料タンクの防振構造拡大図である。
【図5】発動発電機の正面図である。
【図6】発動発電機の側面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・フレーム 3・・・・・・・ナット 4・・・・・・・防振ゴム 5・・・・・・・フランジ 6・・・・・・・ボルト 7・・・・・・・貫通孔 8・・・・・・・プレート 8a、8b・・・プレートの相対面 E・・・・・・・発動機 G・・・・・・・発電機 T・・・・・・・燃料タンク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発動機(E)と、該発動機(E)により
    駆動される発電機(G)と、前記発動機(E)の燃料油
    を貯溜して発動機(E)および発電機(G)の上方に配
    置される燃料タンク(T)とがフレーム(1)に取付け
    られる発動発電機において、中心孔を有する防振ゴム
    (4)を備え、前記燃料タンク(T)にフランジ(5)
    を形成して固定用孔を設け、前記フレーム(1)に貫通
    孔(7)を設けて前記貫通孔(7)を臨む一方面にナッ
    ト(3)を固着し、他方面に断面コの字形のプレート
    (8)を載置し、前記プレート(8)の相対する面(8
    a、8b)に同心の孔を設けると共に内面間に前記防振
    ゴム(4)と前記フランジ(5)を狭持し、ボルト
    (6)が前記プレート(8)の孔と前記防振ゴム(4)
    の中心孔と前記フランジ(5)の固定孔と前記貫通孔
    (7)を貫通して前記ナット(3)に緊締されることを
    特徴とする発動発電機の燃料タンクの防振構造。
JP1996001487U 1996-02-13 1996-02-13 発動発電機の燃料タンクの防振構造 Expired - Lifetime JP3027920U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010255975A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Tokyo Gas Co Ltd 熱源機のパイプシャフト設置用金枠
JP2015191236A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 広東松下環境系統有限公司 騒音低減構造
CN111749871A (zh) * 2019-03-28 2020-10-09 广东松下环境系统有限公司 一种具有防振动结构的装置、除湿装置

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