JP2503022Y2 - 長尺帯状材のバッファストック装置 - Google Patents

長尺帯状材のバッファストック装置

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JP2503022Y2
JP2503022Y2 JP8804290U JP8804290U JP2503022Y2 JP 2503022 Y2 JP2503022 Y2 JP 2503022Y2 JP 8804290 U JP8804290 U JP 8804290U JP 8804290 U JP8804290 U JP 8804290U JP 2503022 Y2 JP2503022 Y2 JP 2503022Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、半導体部品を連続して製造する場合におい
て使用する長尺帯状のリードフレーム等のような長尺帯
状材を、その長手方向に移送するに場合に際して、その
移送の途中において、洗浄又は乾燥等を行うためとか、
或いは、各種の工程間における速度差を吸収する等のた
めに、当該長尺帯状材を適宜長さの分だけストックする
ようにしたバッファストック装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、トランジスターやダイオード等の半導体部品
の製造に際しては、長尺帯状のリードフレームを使用
し、このリードフレームをその長手方向に一定の速度で
移送する途中において、半導体チップのダイボンディン
グ、合成樹脂のモールド部によるパッケージ、半田メッ
キ等の適宜加工を施したのち、各半導体部品をリードフ
レームから切り放すようにしたいわゆる連続製造方法が
採用されている。
そして、このリードフレームを使用した半導体部品の
連続製造方法においては、リードフレームの移送中にお
いて、その洗浄又は乾燥等を行うためとか、或いは、各
種の工程間における速度差を吸収する等のために、当該
リードフレームを適宜長さの分だけストックするように
したバッファストック装置が使用される。
従来、この種のバッファストック装置は、第6図に示
すように、長尺帯状材1の移送方向に沿って、複数個の
送りホイール2,3,4,5を配設し、これら各送りホイール
2,3,4,5によって案内される前記長尺帯状材1を、前記
各送りホイール2,3,4,5のうち第1送りホイール2及び
第2送りホイール3の間、及び第2送りホイール3と第
3送りホイール4との間、並びに第3送りホイール4と
第4送りホイール5との間において、下向きに垂らすよ
うに湾曲し、この垂らし湾曲部の内側に、ダンサーホイ
ール6,7,8を吊り下げ、この各ダンサーホイール6,7,8の
重量によって長尺帯状材1が各送りホイール2,3,4,5の
外周面から順次離れるようにすることにより、前記長尺
帯状材1を、ジクザグ状に屈曲した状態でストックする
構成にしていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この従来のバッファストック装置は、長尺帯
状材1をジグザグ状に屈曲することに、加工に手数を要
するダンサーホイール6,7,8を使用しているから、バッ
ファストック装置の製造価格が大幅にアップするのであ
る。
しかも、この従来のバッファストック装置に対して、
長尺帯状材1をセットするに際しては、当該長尺帯状材
1を、各送りホイール2,3,4,5の間において、下向きに
垂らすように湾曲したのち、この各垂らし湾曲部内に、
ダンサーホイール6,7,8を装填するようにしなければな
らないから、このセットに多大の手数を必要とすること
も問題であった。
本考案は、前記従来のようなダンサーホイールを使用
することなく、長尺帯状材をジグザグ状に屈曲した状態
で保持できるようにすることによって、前記の問題を解
消することを技術的課題とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この技術的課題を達成するため本考案は、長尺帯状材
の移送方向に沿って、複数個の送りホイールを配設し、
前記長尺帯状材を、前記各送りホイールの間において下
向きに垂らすように湾曲して成るバッファストック装置
において、前記各送りホイールにおける外周面のうち当
該外周面より前記長尺帯状材が離れる個所に、前記各送
りホイールに対して非回転のスクレーパを、当該スクレ
ーパが前記送りホイールの外周面から下向きの略接線方
向に延びるように設ける構成にした。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を、第1図に示すように、長手
方向に沿って適宜間隔で半導体部品A1を備えたリードフ
レームAに対する洗浄装置に適用した場合の図面につい
て説明する。
図において、符号10は、水等の適宜の洗浄液11を入れ
た洗浄槽を示し、該洗浄槽10内には、前記リードフレー
ムAの移送方向に沿って複数個の送りホイール12,13,1
4,15を配設する。
この各送りホイール12,13,14,15は、いずれもその外
周面に、前記リードフレームAにおける半導体部品A1
嵌まる環状溝16を備えていると共に、前記リードフレー
ムAにおける長手方向の一側縁に一定の間隔で穿設した
送り孔A2に嵌まる複数本の送りピン17を備え、且つ、図
示しない駆動機構によって、同じ周速度で同じ方向に回
転するように構成されている。
前記リードフレームAを、前記各送りホイール12,13,
14,15のうち第1送りホイール12と第2送りホイール13
との間、及び第2送りホイール13と第3送りホイール14
との間、並びに第3送りホイール14と第4送りホイール
15との間の部位において、下向きに垂らすようにして湾
曲する。
そして、前記第1,第2及び第3送りホイール12,13,14
の外周面のうち当該外周面より前記リードフレームAが
離れる個所に、前記洗浄槽10に支持した板状のスクレー
パ18を、当該スクレーパ18が前記第1,第2及び第3送ホ
イール12,13,14の外周面から下向きの略接線方向に延び
るように設ける。
なお、このスクレーパ17の上端には、傾斜面18aが設
けられていると共に、前記リードフレームAにおける半
導体部品A1が嵌まった状態で通過するための縦溝18bが
刻設されている。また、符号19は、前記各送りホイール
12,13,14,15に対するリードフレームAの押えローラを
示す。
このように、第1,第2及び第3送りホイール12,13,14
の外周面のうち当該外周面より前記リードフレームAが
離れる個所に、前記洗浄槽10に支持した板状のスクレー
パ18を、当該スクレーパ18が前記第1,第2及び第3送り
ホイール12,13,14の外周面から下向きの略接線方向に延
びるように設けることにより、第1,第2及び第3送りホ
イール12,13,14によって移送されるリードフレームA
は、前記各スクレーパ18によって第1,第2及び第3送り
ホイール12,13,14の外周面から離れるように順次ガイド
されて、第1,第2及び第3送りホイール12,13,14の外周
面に巻き付くことを防止できるから、前記従来のよう
に、ダンサーホイールを使用することなく、リードフレ
ームAを、洗浄槽10内において、ジグザグ状に屈曲した
状態に確実に保持することができるのである。
なお、前記実施例は、リードフレームAの洗浄装置に
適用した場合したが、本考案はこれに限らず他の長尺帯
状材にも適用することができると共に、長尺帯状材の乾
燥等を行うとか、或いは、各種の工程間における速度差
を吸収する等のために、当該長尺帯状材を適宜長さの分
だけストックする場合にも適用できることは言うまでも
ない。
〔考案の作用・効果〕
以上の通り、本考案は、各送りホイールの外周面のう
ち当該外周面より前記長尺帯状材が離れる個所に、前記
各送りホイールに対して非回転のスクレーパを、当該ス
クレーパが前記各送りホイールの外周面から下向きの略
接線方向に延びるように設けることにより、各送りホイ
ールによって移送される長尺帯状材は、前記各スクレー
パによって各送りホイールの外周面から離れるように順
次ガイドされて、各送りホイールの外周面に巻き付くこ
とを防止できるから、前記従来のように、ダンサーホイ
ールを使用することなく、長尺帯状材を、ジグザグ状に
屈曲した状態に確実に保持することができ、換言する
と、前記従来におけるダンサーホイールを省略すること
ができる。
従って本考案によると、バッファストック装置を安価
に提供できるのであり、しかも、長尺帯状材のセットに
際しては、当該長尺帯状材を、各送りホイールの間にお
いて下向きに垂らすように湾曲するだけで良く、前記従
来のように、前記垂らし湾曲部内にダンサーホイールを
装填する作業を必要としないから、長尺帯状材のセット
に要する手数を大幅に低減できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はリードフレームの斜視図、第2図は本考案の実
施例の洗浄装置の縦断正面図、第3図は送りホイールの
拡大縦断正面図、第4図は第3図の側面図、第5図は第
3図のV−V視断面図、第6図は従来のバッファストッ
ク装置を示す図である。 A……リードフレーム、A1……半導体部品、10……洗浄
槽、12,13,14,15……送りホイール、16……環状溝、17
……送りピン、18……スクレーパ、18a……傾斜面、18b
……縦溝、19……押えローラ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺帯状材の移送方向に沿って、複数個の
    送りホイールを配設し、前記長尺帯状材を、前記各送り
    ホイールの間において下向きに垂らすように湾曲して成
    るバッファストック装置において、前記各送りホイール
    における外周面のうち当該外周面より前記長尺帯状材が
    離れる個所に、前記各送りホイールに対して非回転のス
    クレーパを、当該スクレーパが前記送りホイールの外周
    面から下向きの略接線方向に延びるように設けたことを
    特徴とする長尺帯状材のバッファストック装置。
JP8804290U 1990-08-22 1990-08-22 長尺帯状材のバッファストック装置 Expired - Fee Related JP2503022Y2 (ja)

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