JP2023154276A - 提供管理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】適切なタイミングで商品を提供することを目的とする。【解決手段】飲食に係る商品の提供を管理する提供管理装置であって、制御部と、記憶部と、出力装置と通信する通信部と、を備え、前記制御部は、異なる準備エリアで準備される複数の商品を同時提供する旨の注文情報を、オーダー端末装置から受信した場合に、各商品の準備エリアに設置された複数の出力装置それぞれから、複数の商品のうち、出力装置が設置された各準備エリアが準備を担当する担当商品の調理伝票を出力させ、複数の出力装置のうち、少なくとも1つの出力装置から出力される調理伝票には、さらに、複数の商品のうち、当該出力装置が設置された準備エリア以外の準備エリアが準備を担当する、担当外商品の情報が含まれる。【選択図】図7

Description

本発明は、提供管理装置及びプログラムに関する。
従来、レストラン等の飲食店では、ハンディターミナルなどのオーダー端末装置(注文端末)を用いたシステムが導入されている。このようなシステムが導入された飲食店では、接客者がハンディターミナルに注文を入力すると、注文情報はサーバ装置を介してキッチンプリンタに送信され、キッチンプリンタから調理伝票が出力される。このようなシステムにおいて、特許文献1には、注文伝票の正規のキッチンプリンタが印字可能でない場合には、リカバリープリンターが注文伝票を印字する技術が開示されている。
特開2000-35992号公報
飲食店における商品の注文を受け付ける場合においては、商品Aと商品Bを同時に提供して欲しい、といった同時提供の指示を受けることがある。この場合には、従来は、調理担当者などが、調理伝票に、手書きで同時である旨を書き込むなどの方法で、対応していた。しかしながら、同時提供の旨の書き込みを忘れた場合には、適切なタイミングで商品を提供できないという問題があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、適切なタイミングで商品を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、飲食に係る商品の提供を管理する提供管理装置であって、制御部と、記憶部と、出力装置と通信する通信部と、を備え、前記制御部は、異なる準備エリアで準備される複数の商品を同時提供する旨の注文情報を、オーダー端末装置から受信した場合に、各商品の準備エリアに設置された複数の出力装置それぞれから、前記複数の商品のうち、前記出力装置が設置された各準備エリアが準備を担当する担当商品の調理伝票を出力させ、前記複数の出力装置のうち、少なくとも1つの出力装置から出力される調理伝票には、さらに、前記複数の商品のうち、当該出力装置が設置された準備エリア以外の準備エリアが準備を担当する、担当外商品の情報が含まれる。
本発明の他の形態は、飲食に係る商品の提供を管理する提供管理装置であって、制御部と、記憶部と、出力装置と通信する通信部と、を備え、前記制御部は、異なる準備エリアで準備される複数の商品を同時提供する旨の注文情報を、オーダー端末装置から受信した場合に、前記複数の商品に対応した複数の調理伝票を、各商品の準備エリアに設置された複数の出力装置それぞれから出力させ、前記複数の調理伝票のうち、少なくとも1つの調理伝票に、同時提供すべきことを明示する情報が含まれる。
本発明の他の形態は、飲食に係るの商品の提供を管理する提供管理装置のコンピュータに、異なる準備エリアで準備される複数の商品を同時提供する旨の注文情報を、オーダー端末装置から受信した場合に、各商品の準備エリアに設置された複数の出力装置それぞれから、前記複数の商品のうち、前記出力装置が設置された各準備エリアが準備を担当する担当商品の調理伝票を出力させるステップを実行させるためのプログラムであり、前記複数の出力装置のうち、少なくとも1つの出力装置から出力される調理伝票には、さらに、前記複数の商品のうち、当該出力装置が設置された準備エリア以外の準備エリアが準備を担当する、担当外商品の情報が含まれるプログラムである。
飲食に係る商品の提供を管理する提供管理装置のコンピュータに、異なる準備エリアで準備される複数の商品を同時提供する旨の注文情報を、オーダー端末装置から受信した場合に、各商品の準備エリアに設置された複数の出力装置それぞれから、前記複数の商品のうち、前記出力装置が設置された各準備エリアが準備を担当する担当商品の調理伝票を出力させるためのプログラムであり、前記複数の調理伝票のうち、少なくとも1つの調理伝票に、同時提供すべきことを明示する情報が含まれるプログラムである。
本発明によれば、適切なタイミングで商品を提供することができる。
提供管理システムの構成図である。 商品DBのデータ構成の一例を示す図である。 プリンタ特定テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 優先度テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 オーダーを受ける場合の操作の説明図である。 提供処理を示すフローチャートである。 提供処理を説明するための図である。 複数の同時提供のグループを指定する操作の説明図である。 複数の同時提供のグループが存在する場合の提供処理の説明図である。 第1の変形例に係る提供処理の説明図である。 第2の変形例に係る調理伝票を示す図である。 第3の変形例に係る商品DBのデータ構成の一例である。
本発明の実施形態を、図を参照して説明する。なお、以下に示す実施形態は、本発明を具体化した一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
図1は、本実施形態に係る提供管理システム1の全体図である。提供管理システム1は、レストランなどの飲食に係る商品を提供する店において、注文された商品の提供を管理するシステムである。提供管理システム1は、提供管理装置10と、オーダー端末装置20と、3台のキッチンプリンタ31~33を備えている。なお、本実施形態においては、提供管理システム1は、3台のキッチンプリンタ31~33を備えるものとするが、提供管理システム1は、2台以上のキッチンプリンタを備えればよい。提供管理装置10と、オーダー端末装置20と、キッチンプリンタ31~33と、は、ネットワークNを介して相互に通信することができる。なお、以下において、各キッチンプリンタ31~33を区別する場合など、適宜、第1プリンタ31、第2プリンタ32及び第3プリンタ33と称する。
提供管理装置10は、例えば据置型の汎用コンピュータやクラウド型の外部サーバ等により構成され、注文された商品の提供を管理する。オーダー端末装置20は、例えばハンディターミナルやスマートフォン、タブレット端末などのスマートデバイスである。オーダー端末装置20は、接客者などのユーザが携帯し、利用客からのオーダー入力等に利用される。入力された情報は、提供管理装置10に送信される。なお、図1に示す例では、一つのオーダー端末装置20が示されているものの、オーダー端末装置20は複数あってもよく、提供管理装置10は複数のオーダー端末装置20と通信可能である。
キッチンプリンタ31~33は、印刷媒体に調理伝票を出力する印刷装置である。キッチンプリンタ31~33は、出力装置の一例である。キッチンプリンタ31~33のハードウェア構成及びソフトウェア構成は同様である。キッチンプリンタ31~33は、それぞれ第1印刷部311、第2印刷部321、第3印刷部331を備える。第1印刷部311、第2印刷部321、第3印刷部331は、いずれも調理伝票を出力する。
第1プリンタ31、第2プリンタ32及び第3プリンタ33は、それぞれ異なる準備エリア(キッチンエリア)に設置される。本実施形態においては、第1プリンタ31は、ドリンク準備エリアに設置され、第2プリンタ32は、刺身準備エリアに設置され、第3プリンタ33は、焼き物準備エリアに設置されるものとする。ここで、ドリンク準備エリアは、ドリンク類が準備、提供されるエリアである。刺身準備エリアは、刺身等、火を使わない料理が準備(調理)、提供されるエリアである。焼き物準備エリアは、焼き物や揚げ物等、火を使った料理が準備(調理)、提供されるエリアである。なお、これらの準備エリアは、商品を準備するエリアであればよく、商品を提供する直前に一旦商品が置かれる、提供エリアも含むものとする。このように、複数の準備エリアそれぞれにキッチンプリンタが設置され、各準備エリアで準備、提供される商品についての調理伝票が各準備エリアのキッチンプリンタから出力される。
第1プリンタ31には、提供管理装置10を介して、オーダー端末装置20が注文を受け付けた商品のうち、ドリンク類についての注文情報が送信される。第1プリンタ31の第1印刷部311からは、ドリンク類についての調理伝票が出力される。第2プリンタ32には、提供管理装置10を介して、オーダー端末装置20から刺身類の注文情報が送信される。第2プリンタ32の第2印刷部312からは、刺身類についての調理伝票が出力される。第3プリンタ33には、提供管理装置10を介して、オーダー端末装置20から焼き物類の注文情報が送信される。第3プリンタ33の第3印刷部331からは、焼き物類について調理伝票が出力される。ここで、ドリンク類は、ドリンク準備エリアが準備を担当する担当商品である。一方で、ドリンク類は、刺身準備エリア及び焼き物準備エリアにおいては、担当外商品である。同様に、刺身類は、刺身準備エリアの担当商品であり、ドリンク準備エリア及び焼き物準備エリアの担当外商品である。
提供管理装置10は、第1制御部11と、第1通信部12と、記録媒体13と、を備えている。第1制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサと、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等、プロセッサが処理を実行するためのメモリとを含み、各種の処理を実行する。第1制御部11は、記録媒体13やROMなどに格納された種々のプログラムを実行する。本実施形態の第1制御部11は、記録媒体13に格納されたプログラムを実行することにより、商品提供の管理のための処理行う。第1制御部11の処理については後述する。第1通信部12は、オーダー端末装置20、キッチンプリンタ31~33など外部の装置と無線通信を行うための装置であり、第1制御部11による情報の送受信は、第1通信部12を介して行われる。
記録媒体13は、商品DB131と、プリンタ特定テーブル132と、優先度テーブル133と、を記憶する。図2は、商品DB121のデータ構成の一例を示す図である。商品DB131は、店舗にて提供される各商品に関する情報を格納する。商品DB131は、具体的には、商品IDと、商品名と、カテゴリと、単価と、を対応付けて格納する。商品IDは、商品の識別情報である。商品名は、メニュー表に表示される、商品の名称である。カテゴリは、商品の属するカテゴリである。本実施形態においては、カテゴリは、準備エリアが同じ商品は同じカテゴリに分類されるように定義されているものとし、串焼き、揚げ物、刺身、アルコール、ソフトドリンク、等を含むものとする。単価は、商品の値段である。
図3は、プリンタ特定テーブル132のデータ構成の一例を示す図である。プリンタ特定テーブル132は、各商品の調理伝票を出力するプリンタを特定するための情報を格納する。なお、本実施形態においては、商品DB121において定義された、プリンタのカテゴリ単位で、プリンタが特定されるものとする。プリンタ特定テーブル132は、カテゴリと、プリンタIDと、を対応付けて格納する。プリンタIDは、キッチンプリンタの識別情報である。本実施形態においては、「001」は第1プリンタ31のプリンタIDであり、「002」、「003」は、それぞれ第2プリンタ32及び第3プリンタ33のプリンタIDであるものとする。第1制御部11は、プリンタ特定テーブル132を参照することで、カテゴリに含まれる商品の調理伝票を、いずれのキッチンプリンタから出力させるかを決定することができる。
図4は、優先度テーブル133のデータ構成の一例を示す図である。優先度テーブル133は、プリンタの優先度を定める情報である。優先度テーブル133は、具体的には、プリンタIDと、優先度と、を対応付けて格納する。ここで、優先度について説明する。オーダー端末装置20において商品の注文を受け付ける際に、例えば、「生ビールの中とマグロ刺身を同時に出して欲しい」というような要望を受ける場合がある。このような場合に、本実施形態の提供管理装置10は、同時提供の対象となる商品(上記の例では生ビールの中とマグロ刺身)それぞれの調理伝票を出力するキッチンプリンタのうち、1つのキッチンプリンタを親プリンタとして選択する。そして、提供管理装置10は、親プリンタから、親調理伝票を出力させる。また、提供管理装置10は、親プリンタ以外のキッチンプリンタを子プリンタとし、子プリンタから子調理伝票を出力させる。なお、親調理伝票及び子調理伝票については後述する。
優先度は、いずれのキッチンプリンタを親プリンタとして選択するかを定める評価値である。このように、本実施形態においては、調理伝票を印刷するキッチンプリンタ単位で、優先度が定められている。なお、優先度の値が小さい程優先度が高いことを意味する。すなわち、図4に示す例では、プリンタID「001」の優先度が最も高く定められている。なお、親プリンタは、親出力装置の一例である。
さらに、本実施形態においては、優先度は、各準備エリアにおいて準備される商品の、注文から提供までの時間、すなわち調理など準備に要する時間(以下、準備時間と称する)に応じて決定されるものとする。例えば、本実施形態においては、ドリンク類の準備時間は短時間である一方で、焼き物の準備時間は、ドリンク類の準備時間よりも長いとする。この場合、準備時間がより短いカテゴリの商品が準備される準備エリアにおける作業者が提供のタイミングを確認するのが好ましい。そこで、この場合には、優先度は、高い順にドリンク類、焼き物類、と定められる。なお、優先度は、管理者等が店舗毎に提供される商品の性質等により任意に設定することができる。
説明を図1に戻す。オーダー端末装置20は、第2制御部21と、第2通信部22と、表示部23と、入力部24と、を備えている。第2制御部21は、提供管理装置10の第1制御部11と同様に、プロセッサと記憶部(図示せず)とを含み、ROM等の記憶部に格納された種々のプログラムを実行することにより各種の処理を実行する。第2制御部21は、例えばオーダー端末装置20を操作するユーザ(接客者)から入力を受け付けたり、提供管理装置10から受信した情報(例えばメニュー表等)を表示したりする。第2通信部22は、提供管理装置10など外部の装置と無線通信を行うための装置であり、第2制御部21による情報の送受信は、第2通信部22を介して行われる。表示部23は、各種情報を表示する表示装置である。入力部24は、接客者による指示の入力を受け付けるためのユーザインタフェースである。表示部23と入力部24は、タッチパネルとして一体に設けられてもよい。
次に、図5を参照しつつ、接客者がオーダー端末装置20を用いて注文を受ける場合の操作について説明する。図5の上側に示すように、オーダー端末装置20の表示部23には、注文画面400が表示される。接客者が、カテゴリ欄402において、カテゴリを選択すると、商品欄404にカテゴリに属する商品が表示される。ここで、操作者は、商品を選択し、数量ボタン406a,406bにより数量を入力し、注文確定ボタン408を押下する。これにより、商品と数量の入力が完了する。
図5の下側には、注文確認画面410の表示例を示している。接客者は、注文確認画面410において、同時提供の対象となる商品の備考欄にアルファベットを入力する。なお、ここでは、一例として、「A」が入力されたとする。これにより、アルファベット「A」が入力された複数の商品が同時提供すべき商品として登録される。送信ボタン414が選択されると、注文確認画面410の表示内容に応じた注文情報が生成され、オーダー端末装置20から提供管理装置10に注文情報が送信される。注文情報には、テーブルを識別するテーブルIDと、注文を受け付けた注文時刻と、注文された商品の商品IDと数量と、が含まれる。さらに、同時提供が要求された場合には、注文情報において、同時提供に係る商品の商品IDには、同時提供を示す情報が対応付けられている。戻るボタン416が選択された場合には、表示部23の表示は、注文画面400に戻る。
図6は、提供管理装置10による商品提供に係る提供処理を示すフローチャートである。提供処理の前提として、接客者は、オーダー端末装置20を用いて注文を受け付ける。これにより、注文内容を示す注文情報がオーダー端末装置20から提供管理装置10に送信される。
提供処理においては、ステップS100において、提供管理装置10の第1制御部11は、オーダー端末装置20から注文情報を受信したか否かを判断する。第1制御部11は、注文情報を受信するまで待機し(ステップS100でN)、注文情報を受信した場合には(ステップS100でY)、処理をステップS102へ進める。ステップS102において、第1制御部11は、注文情報に含まれる商品IDで特定される商品の調理伝票を出力するキッチンプリンタを特定する。具体的には、第1制御部11は、商品DB131を参照し、商品のカテゴリを特定する。そして、第1制御部11は、プリンタ特定テーブル132を参照して、カテゴリに対応付けられたプリンタIDを特定する。例えば、図5の注文確認画面410の表示に対応した、マグロ刺身、生ビール及び焼き鳥の注文情報に対しては、調理伝票を出力するキッチンプリンタとして、それぞれ、第2プリンタ32、第1プリンタ31、第3プリンタ33が特定される。
次に、ステップS104において、第1制御部11は、注文情報に、同時提供に係る商品が含まれるか否かを確認する。第1制御部11は、具体的には、注文情報に、同時提供を示す情報が含まれる場合に、同時提供に係る商品が含まれると判断する。第1制御部11は、同時提供に係る商品が含まれない場合には(ステップS104でN)、処理をステップS106へ進める。第1制御部11は、同時提供に係る商品が含まれる場合には(ステップS104でY)、処理をステップS108へ進める。
ステップS106においては、第1制御部11は、注文情報に含まれる商品毎に、調理伝票を出力するキッチンプリンタに対し、商品の調理伝票のプリント(出力)を要求するプリント要求を送信する。ステップS106において送信されるプリント要求には、テーブルID、注文時刻、商品名及び個数が含まれるものとする。以上で処理が完了する。
一方、ステップS108においては、第1制御部11は、ステップS102において決定した複数のキッチンプリンタそれぞれの優先度に基づいて、S102において特定した複数のキッチンプリンタの中から、親プリンタを選択する。具体的には、第1制御部11は、優先度テーブル133を参照することで、同時提供に係る商品の調理伝票を出力するキッチンプリンタのうち、より高い優先度が設定されているキッチンプリンタを親プリンタとして選択する。なお、第1制御部11は、複数のキッチンプリンタのうち、親プリンタ以外のキッチンプリンタを子プリンタとする。
次に、ステップS110において、第1制御部11は、親プリンタに対し、親調理伝票のプリント要求を送信する。ここで、親調理伝票には、同時提供の対象となる複数の商品のうち、親プリンタが設置された準備エリアが準備を担当する担当商品だけでなく、当該準備エリアが準備を担当しない担当外商品の情報が含まれる。本実施形態においては、親調理伝票には、同時提供の対象となるすべての商品の情報が含まれる。このような親調理伝票を出力させるために、ステップS110において送信される、親調理伝票のプリント要求には、テーブルID、注文時刻、同時提供の対象となるすべての商品の商品名及び個数に加えて、同時提供マークが含まれる。ここで、同時提供マークは、オーダー端末装置20において、同時提供の対象となる商品の備考欄に入力されたアルファベットである。
次に、ステップS112において、第1制御部11は、子プリンタに対し、子調理伝票のプリント要求を送信する。以上で、処理が完了する。ここで、子調理伝票には、同時提供の対象となる複数の商品のうち、子プリンタが設置された準備エリアが準備を担当する担当商品の情報が含まれる一方で、担当外商品の情報は含まれない。これに対応し、子調理伝票のプリント要求には、テーブルID、注文時刻、担当商品の商品名及び個数に加えて、同時提供マークが含まれる。各調理伝票(親調理伝票、子調理伝票)のプリント要求を受信したキッチンプリンタ31~33は、各印刷部に、プリント要求に応じた調理伝票を印刷(出力)させる。なお、ステップS110及びステップS112の処理は、同時に行われてもよく、ステップS112の処理後にステップS110の処理を実行してもよい。
図7を参照しつつ、注文情報に、同時提供の商品が含まれる場合の、提供処理について具体的に説明する。ここでは、図5の注文確認画面410の表示に対応し、マグロ刺身、生ビール及び焼き鳥が注文情報500に含まれるもとする。また、注文情報500には、マグロ刺身と生ビールを同時する旨の情報(図7の例では、アルファベット「A」)が含まれるものとする。
この場合には、ステップS102において、調理伝票を出力するキッチンプリンタとして、上述の通り、第2プリンタ32、第1プリンタ31、第3プリンタ33が特定される。さらに、ステップS108において、同時提供に係る生ビールとマグロ刺身それぞれを示す親調理伝票を出力する親プリンタとして第1プリンタ31が選択される。また、第2プリンタが子プリンタとして設定される。そして、ステップS110において、親プリンタ(第1プリンタ31)から、同時提供に係るすべての商品の商品名と個数が示された親調理伝票が出力される。
図7の例では、親調理伝票511には、「生ビール中 4」と、「マグロ刺身 1」というように、同時提供に係る商品の情報が含まれる。なお、「生ビール中 4」は、親プリンタとしての第1プリンタ31が設置されたドリンク準備エリアが準備を担当する担当商品である。一方、「マグロ刺身 1」は、ドリンク準備エリア以外のエリアが準備を担当する担当外商品である。このように、親調理伝票511には、担当外商品の情報が含まれる。さらに、各商品の左には、同時提供マークである「A」が印字されている。なお、同時提供マークは、ユーザが、同時提供に係る商品と同時提供に係らない商品とを判別できるものであればよく、特に限定されるものではない。他の例としては、同時提供マークは、星マークや「同」の文字などであってもよい。
一方で、子プリンタとして設定された第2プリンタ32からは、同時提供の対象の「マグロ刺身 1」が印字された子調理伝票512が出力される。子調理伝票512においても、同時提供の対象の「マグロ刺身 1」の左側に、同時提供マーク「A」が印字されている。なお、同時提供マークは、同時提供に係る商品の情報に対応する位置に印字されればよく、その位置は左側に限定されるものではない。なお、他の例としては、子調理伝票においては、同時提供マークは印字されなくてもよい。
第3プリンタ33からは、同時提供の対象でない「焼き鳥モモ塩 3」が印字された調理伝票513が出力される。この調理伝票513には、同時提供マークは印字されていない。なお、親調理伝票511、子調理伝票512、調理伝票513のいずれにも、商品の情報に加えて、テーブルID及び注文時刻が印字される。
このように、親プリンタから出力される親調理伝票には、同時提供の対象となるすべての商品の情報が示される。したがって、親調理伝票を見たユーザは、同時提供の対象となる商品を容易に把握することができる。さらに、同時提供の対象の商品の情報の左側には、同時提供マークが記されている。したがって、ユーザは、同時提供に係る商品がいずれであるかを把握することができる。また、子調理伝票においても、同時提供に係る商品の情報の左側には、同時提供マークが記されている。したがって、子調理伝票を見たユーザも、同時提供に係る商品を把握することができる。
なお、上記においては、2つの商品を同時提供する場合を例に説明したが、同時提供に係る商品は3つ以上指定可能である。この場合にも、第1制御部11は、優先度に応じて、親プリンタを1つ選択すればよい。
また、上記においては、1つの同時提供のグループが指定された場合を例に説明したが、オーダー端末装置20は、1回の注文において、複数の同時提供のグループの指定を受け付けることもできる。
例えば、図8に示すように、注文確認画面410において、備考欄を選択すると、同時提供のグループを示す複数のアルファベットを表示する選択メニュー412が表示される。接客者は、第1のタイミングで提供すべき第1グループの商品に対して、同じアルファベット(例えばA)を選択する。さらに、接客者は、第2のタイミングで提供すべき第2グループの商品に対して、アルファベットBを選択する。
これにより、オーダー端末装置20において、図9に示す注文情報502のように、同時提供マーク「A」と「B」で識別されるように、同時提供の2つのグループを示す情報が含まれる注文情報が生成される。そして、この場合には、「A」に対応付けられた「生ビール中 4」と「マグロ刺身 1」を含む親調理伝票521が親プリンタとしての第1プリンタ31で印刷される。また、「B」に対応付けられた「コーヒー 4」と「アイス 2」を含む親調理伝票522が親プリンタとしての第1プリンタ31で印刷される。親調理伝票521、522には、それぞれ同時提供マーク「A」、「B」が含まれる。また、第2プリンタ32においては、商品の情報「マグロ刺身 1」を含む子調理伝票523が印刷され、第3プリンタ33では、「アイス 2」を含む子調理伝票524が印刷される。なお、子調理伝票523、524には、担当外商品の情報は含まれない。
以上のように、本実施形態に係る提供管理システム1においては、同時提供に係る商品の調理伝票のうち少なくとも1つに、同時提供情報が記載される。したがって、作業者は、同時提供の商品であることを容易に把握することができる。これにより、適切なタイミングで提供することができる。
(変形例)
以上の実施形態は、本発明を実施するための一例であり、他にも種々の実施形態を採用可能である。すなわち特許請求の範囲に記載された本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、以下に説明する種々の変形や変更が可能である。
そうした第1の変形例としては、提供管理システム1において出力される、少なくとも1つの調理伝票に同時提供の対象のすべての商品の情報が含まれればよい。例えば、同時提供に係る複数の商品それぞれを担当する準備エリアのキッチンプリンタから出力されるすべての調理伝票に、同時提供の対象のすべての商品の情報が含まれてもよい。すなわち、図10に示すように、同時提供の対象の商品を担当する準備エリアの第1プリンタ31及び第2プリンタ32のそれぞれから、同時提供の対象のすべての商品の情報を示す調理伝票531、532が出力されてもよい。なお、図10に示す例では、第1プリンタ31で印刷される調理伝票531においては、第1プリンタ31が設置されたドリンク準備エリアで準備される生ビールがマグロ刺身よりも上に印刷されている。一方で、第2プリンタ32で印刷される調理伝票522においては、第2プリンタ32が設置された刺身準備エリアで準備されるマグロ刺身が生ビールよりも上に印刷されている。
また、本実施形態においては、親調理伝票には、同時提供に係るすべての商品が印刷されるものとしたが、親調理伝票には、その準備エリアにおける担当外商品が少なくとも1つ含まれればよく同時提供に係るすべての商品であることは必須ではない。
また、提供管理システム1において、図7を参照しつつ説明したように、親プリンタにおいてのみ同時提供に係るすべての商品の情報が出力(印字)される出力方法と、図10を参照しつつ説明したように、親プリンタ及び子プリンタそれぞれから、同時提供に係るすべての商品の情報が出力(印字)される出力方法と、同時提供の有無に関わらず、各キッチンプリンタから、対応する商品についての情報のみが出力(印字)される出力方法とが、選択的に実行可能であってもよい。
また、第2の変形例としては、同時提供の対象の商品を担当する準備エリアそれぞれのキッチンプリンタから出力される各調理伝票に、担当商品の情報が表示され、担当外商品の情報は表示されないようにしてもよい。これにより、例えば、図11に示すように、第1プリンタ31からは、商品の情報として「生ビール中 4」のみが表示された調理伝票541が出力される。また、第2プリンタ32からは、商品の情報として「マグロ刺身 1」のみが表示された調理伝票542が出力される。なお、各商品の情報の左側には同時提供マーク「A」が記される。このように、同時提供の対象となる商品の情報と共に、同時提供すべきことを明示する情報が表示されればよい。なお、同時提供マークは、同時提供すべきことを明示する情報の一例である。また、他の例としては、同時提供の商品の情報を含む調理伝票の少なくとも1つの同時提供マークが印刷されればよい。
また、第3の変形例としては、優先度は、商品の種類に応じて決定されてもよい。例えば、図12に示すように、商品DB134において、商品毎に、優先度が定められてもよい。この場合、さらに、優先度は、商品の注文から提供までに要する時間が短いほど高い優先度が設定されてもよい。なお、この場合には、優先度テーブル133は不要である。
これにより、同一の準備エリアで準備される商品に対しても、異なる優先度を設定することができる。したがって、より細かな設定が可能となる。また、他の例としては、商品のカテゴリや、カテゴリをより細分化したサブカテゴリ単位で、優先度が定めれてもよい。
第4の変形例としては、親プリンタは、オーダー端末装置20から送信される注文情報において指定されていることとしてもよい。具体的には、利用客から同時提供の指定を受けた場合に、接客者は、オーダー端末装置20へのユーザ操作により、入力部24から、いずれの商品を親商品とするかを指定する。当該操作により、注文情報において親商品として指定された商品の商品IDに親商品である旨の情報が対応付けられる。そして、提供管理装置10は、注文情報において親商品である旨の情報が対応付けられた商品の調理伝票を印刷するキッチンプリンタを親プリンタとして選択すればよい。なお、注文情報には、親プリンタを示す情報が含まれればよく、そのための情報は本例に限定されるものではない。他の例としては、注文情報には、親プリンタのプリンタIDが含まれてもよい。この場合において、プリンタIDは、接客者から入力されるものとする。
第5の変形例としては、調理伝票を出力する出力装置は、プリンタに限定されるものではない。例えば、各準備エリアに表示装置が配置される場合には、表示装置において、親調理伝票及び子調理伝票を含む調理伝票が表示されればよい。
さらに、本発明の手法は、プログラムや方法としても適用可能である。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、システムを制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのプログラムの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし半導体メモリであってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
1 提供管理システム
10 提供管理装置
11 第1制御部
12 第1通信部
13 記録媒体
20 オーダー端末装置
21 第2制御部
22 第2通信部
23 表示部
24 入力部
31~33 キッチンプリンタ
131 商品DB
132 プリンタ特定テーブル
133 優先度テーブル
311 第1印刷部
312 第2印刷部
313 第3印刷部
上記の目的を達成するために、本発明は、飲食に係る商品の提供を管理する提供管理装置であって、制御部と、記憶部と、出力装置と通信する通信部と、を備え、前記制御部は、各商品の準備エリアに設置された複数の前記出力装置それぞれに対して設定された優先度に応じて、複数の前記出力装置の中から親出力装置を選択し、異なる準備エリアで準備される複数の商品を同時提供する旨の注文情報を、オーダー端末装置から受信した場合に、前記注文情報に含まれる前記複数の商品それぞれの準備エリアに設置された複数の前記出力装置それぞれから、前記複数の商品のうち、前記出力装置が設置された各準備エリアが準備を担当する担当商品の調理伝票を出力させ、前記親出力装置から、前記複数の商品のうち、前記親出力装置が設置された準備エリア以外の準備エリアが準備を担当する、担当外商品の情報を含む調理伝票を、親調理伝票として出力させる
本発明の他の形態は、飲食に係る商品の提供を管理する提供管理装置であって、制御部と、記憶部と、出力装置と通信する通信部と、を備え、前記制御部は、異なる準備エリアで準備される複数の商品を同時提供する旨の情報と、各商品の準備エリアに設置された複数の前記出力装置のうちいずれの出力装置を親出力装置とするかを示す情報と、が含まれる注文情報に基づいて、複数の前記出力装置の中から前記親出力装置を選択し、前記注文情報を、オーダー端末装置から受信した場合に、前記注文情報に含まれる前記複数の商品それぞれの準備エリアに設置された複数の前記出力装置それぞれから、前記複数の商品のうち、前記出力装置が設置された各準備エリアが準備を担当する担当商品の調理伝票を出力させ、前記親出力装置から、前記複数の商品のうち、前記親出力装置が設置された準備エリア以外の準備エリアが準備を担当する、担当外商品の情報を含む調理伝票を、親調理伝票として出力させる。
本発明の他の形態は、飲食に係る商品の提供を管理する提供管理装置であって、飲食に係る商品の提供を管理する提供管理装置であって、制御部と、記憶部と、出力装置と通信する通信部と、を備え、前記制御部は、前記商品の種類に対して設定された優先度に応じて、各商品の準備エリアに設置された複数の前記出力装置の中から親出力装置を選択し、異なる準備エリアで準備される複数の商品を同時提供する旨の注文情報を、オーダー端末装置から受信した場合に、前記注文情報に含まれる前記複数の商品それぞれの準備エリアに設置された複数の前記出力装置それぞれから、前記複数の商品のうち、前記出力装置が設置された各準備エリアが準備を担当する担当商品の調理伝票を出力させ、前記親出力装置から、前記複数の商品のうち、前記親出力装置が設置された準備エリア以外の準備エリアが準備を担当する、担当外商品の情報を含む調理伝票を、親調理伝票として出力させる。
本発明の他の形態は、飲食に係る商品の提供を管理する提供管理装置であって、制御部と、記憶部と、出力装置と通信する通信部と、を備え、前記制御部は、前記商品の注文から提供までに要する時間に応じて決定された優先度に応じて、各商品の準備エリアに設置された複数の前記出力装置の中から親出力装置を選択し、異なる準備エリアで準備される複数の商品を同時提供する旨の注文情報を、オーダー端末装置から受信した場合に、前記注文情報に含まれる前記複数の商品それぞれの準備エリアに設置された複数の前記出力装置それぞれから、前記複数の商品のうち、前記出力装置が設置された各準備エリアが準備を担当する担当商品の調理伝票を出力させ、前記親出力装置から、前記複数の商品のうち、前記親出力装置が設置された準備エリア以外の準備エリアが準備を担当する、担当外商品の情報を含む調理伝票を、親調理伝票として出力させる。
本発明の他の形態は、プログラムであって、飲食に係る商品の提供を管理する提供管理装置のコンピュータに、各商品の準備エリアに設置された複数の前記出力装置それぞれに対して設定された優先度に応じて、複数の前記出力装置の中から親出力装置を選択するステップと、異なる準備エリアで準備される複数の商品を同時提供する旨の注文情報を、オーダー端末装置から受信した場合に、前記注文情報に含まれる前記複数の商品それぞれの準備エリアに設置された複数の前記出力装置それぞれから、前記複数の商品のうち、前記出力装置が設置された各準備エリアが準備を担当する担当商品の調理伝票を出力させ、前記親出力装置から、前記複数の商品のうち、前記親出力装置が設置された準備エリア以外の準備エリアが準備を担当する、担当外商品の情報を含む調理伝票を、親調理伝票として出力させるステップと、を実行させるためのプログラムである
本発明の他の形態は、プログラムであって、飲食に係る商品の提供を管理する提供管理装置のコンピュータに、異なる準備エリアで準備される複数の商品を同時提供する旨の情報と、各商品の準備エリアに設置された複数の前記出力装置のうちいずれの出力装置を親出力装置とするかを示す情報と、が含まれる注文情報に基づいて、複数の前記出力装置の中から前記親出力装置を選択するステップと、前記注文情報を、オーダー端末装置から受信した場合に、前記注文情報に含まれる前記複数の商品それぞれの準備エリアに設置された複数の前記出力装置それぞれから、前記複数の商品のうち、前記出力装置が設置された各準備エリアが準備を担当する担当商品の調理伝票を出力させ、前記親出力装置から、前記複数の商品のうち、前記親出力装置が設置された準備エリア以外の準備エリアが準備を担当する、担当外商品の情報を含む調理伝票を、親調理伝票として出力させるステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明の他の形態は、プログラムであって、飲食に係る商品の提供を管理する提供管理装置のコンピュータに、前記商品の種類に対して設定された優先度に応じて、各商品の準備エリアに設置された複数の前記出力装置の中から親出力装置を選択するステップと、異なる準備エリアで準備される複数の商品を同時提供する旨の注文情報を、オーダー端末装置から受信した場合に、前記注文情報に含まれる前記複数の商品それぞれの準備エリアに設置された複数の前記出力装置それぞれから、前記複数の商品のうち、前記出力装置が設置された各準備エリアが準備を担当する担当商品の調理伝票を出力させ、前記親出力装置から、前記複数の商品のうち、前記親出力装置が設置された準備エリア以外の準備エリアが準備を担当する、担当外商品の情報を含む調理伝票を、親調理伝票として出力させるステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明の他の形態は、プログラムであって、飲食に係る商品の提供を管理する提供管理装置のコンピュータに、前記商品の注文から提供までに要する時間に応じて決定された優先度に応じて、各商品の準備エリアに設置された複数の前記出力装置の中から親出力装置を選択するステップと、異なる準備エリアで準備される複数の商品を同時提供する旨の注文情報を、オーダー端末装置から受信した場合に、前記注文情報に含まれる前記複数の商品それぞれの準備エリアに設置された複数の前記出力装置それぞれから、前記複数の商品のうち、前記出力装置が設置された各準備エリアが準備を担当する担当商品の調理伝票を出力させ、前記親出力装置から、前記複数の商品のうち、前記親出力装置が設置された準備エリア以外の準備エリアが準備を担当する、担当外商品の情報を含む調理伝票を、親調理伝票として出力させるステップと、を実行させるためのプログラムである。
上記の目的を達成するために、本発明は、飲食に係る商品の提供を管理する提供管理装置であって、制御部と、記憶部と、出力装置と通信する通信部と、を備え、前記制御部は、各商品の準備エリアに設置された複数の前記出力装置それぞれに対して設定された優先度に応じて、複数の前記出力装置の中から親出力装置を選択し、異なる準備エリアで準備される複数の商品を同時提供する旨の注文情報を、オーダー端末装置から受信した場合に、前記注文情報に含まれる前記複数の商品それぞれの準備エリアに設置された複数の前記出力装置それぞれから、前記複数の商品のうち、前記出力装置が設置された各準備エリアが準備を担当する担当商品の調理伝票を出力させ、前記親出力装置から、前記複数の商品のうち、前記親出力装置が設置された準備エリア以外の準備エリアが準備を担当する、担当外商品の情報を含む調理伝票を、親調理伝票として出力させる
本発明の他の形態は、プログラムであって、飲食に係る商品の提供を管理する提供管理装置のコンピュータに、各商品の準備エリアに設置された複数の前記出力装置それぞれに対して設定された優先度に応じて、複数の出力装置の中から親出力装置を選択するステップと、異なる準備エリアで準備される複数の商品を同時提供する旨の注文情報を、オーダー端末装置から受信した場合に、前記注文情報に含まれる前記複数の商品それぞれの準備エリアに設置された複数の前記出力装置それぞれから、前記複数の商品のうち、前記出力装置が設置された各準備エリアが準備を担当する担当商品の調理伝票を出力させ、前記親出力装置から、前記複数の商品のうち、前記親出力装置が設置された準備エリア以外の準備エリアが準備を担当する、担当外商品の情報を含む調理伝票を、親調理伝票として出力させるステップと、を実行させるためのプログラムである
本発明の他の形態は、プログラムであって、飲食に係る商品の提供を管理する提供管理装置のコンピュータに、前記商品の種類に対して設定された優先度に応じて、各商品の準備エリアに設置された複数の出力装置の中から親出力装置を選択するステップと、異なる準備エリアで準備される複数の商品を同時提供する旨の注文情報を、オーダー端末装置から受信した場合に、前記注文情報に含まれる前記複数の商品それぞれの準備エリアに設置された複数の前記出力装置それぞれから、前記複数の商品のうち、前記出力装置が設置された各準備エリアが準備を担当する担当商品の調理伝票を出力させ、前記親出力装置から、前記複数の商品のうち、前記親出力装置が設置された準備エリア以外の準備エリアが準備を担当する、担当外商品の情報を含む調理伝票を、親調理伝票として出力させるステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明の他の形態は、プログラムであって、飲食に係る商品の提供を管理する提供管理装置のコンピュータに、前記商品の注文から提供までに要する時間に応じて決定された優先度に応じて、各商品の準備エリアに設置された複数の出力装置の中から親出力装置を選択するステップと、異なる準備エリアで準備される複数の商品を同時提供する旨の注文情報を、オーダー端末装置から受信した場合に、前記注文情報に含まれる前記複数の商品それぞれの準備エリアに設置された複数の前記出力装置それぞれから、前記複数の商品のうち、前記出力装置が設置された各準備エリアが準備を担当する担当商品の調理伝票を出力させ、前記親出力装置から、前記複数の商品のうち、前記親出力装置が設置された準備エリア以外の準備エリアが準備を担当する、担当外商品の情報を含む調理伝票を、親調理伝票として出力させるステップと、を実行させるためのプログラムである。

Claims (14)

  1. 飲食に係る商品の提供を管理する提供管理装置であって、
    制御部と、
    記憶部と、
    出力装置と通信する通信部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    異なる準備エリアで準備される複数の商品を同時提供する旨の注文情報を、オーダー端末装置から受信した場合に、各商品の準備エリアに設置された複数の出力装置それぞれから、前記複数の商品のうち、前記出力装置が設置された各準備エリアが準備を担当する担当商品の調理伝票を出力させ、
    前記複数の出力装置のうち、少なくとも1つの出力装置から出力される調理伝票には、さらに、前記複数の商品のうち、当該出力装置が設置された準備エリア以外の準備エリアが準備を担当する、担当外商品の情報が含まれる、提供管理装置。
  2. 前記商品の情報には、同時提供すべきことを明示する情報が含まれる、請求項1に記載の提供管理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記複数の出力装置の中から親出力装置を選択し、
    前記親出力装置から、前記複数の商品のうち、前記親出力装置が設置された準備エリア以外の準備エリアが準備を担当する、前記担当外商品の情報を含む調理伝票を、親調理伝票として出力させる、請求項1に記載の提供管理装置。
  4. 前記注文情報には、前記複数の出力装置のうちいずれの出力装置を前記親出力装置とするかを示す情報が含まれ、
    前記制御部は、前記注文情報に基づいて、前記親出力装置を選択する、請求項3に記載の提供管理装置。
  5. 前記制御部は、前記商品の種類に対して設定された優先度に応じて、前記親出力装置を選択する、請求項4に記載の提供管理装置。
  6. 前記優先度は、前記商品の注文から提供までに要する時間に応じて決定される、請求項5に記載の提供管理装置。
  7. 前記制御部は、前記複数の出力装置それぞれに対して設定された優先度に応じて、前記親出力装置を選択する、請求項3に記載の提供管理装置。
  8. 前記優先度は、前記出力装置が設置された準備エリアにおいて準備される商品の、注文から提供までに要する時間に応じて決定される、請求項7に記載の提供管理装置。
  9. 前記複数の調理伝票それぞれに、前記担当外商品の情報が含まれる、請求項1に記載の提供管理装置。
  10. 前記注文情報に、異なる準備エリアで準備される複数の商品を含む第1グループの商品を同時提供する旨の注文と、異なる準備エリアで準備される複数の商品を含む第2グループの商品を同時提供する旨の注文と、が含まれる場合に、
    前記第1グループに含まれる複数の商品に対応する複数の出力装置のうち、少なくとも1つの出力装置から出力される調理伝票には、前記担当外商品の情報が含まれ、
    前記第2グループに含まれる複数の商品に対応する複数の出力装置のうち、少なくとも1つの出力装置から出力される調理伝票には、前記担当外商品の情報が含まれる、請求項1に記載の提供管理装置。
  11. 前記出力装置は、印刷装置である、請求項1に記載の提供管理装置。
  12. 飲食に係る商品の提供を管理する提供管理装置であって、
    制御部と、
    記憶部と、
    出力装置と通信する通信部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    異なる準備エリアで準備される複数の商品を同時提供する旨の注文情報を、オーダー端末装置から受信した場合に、各商品の準備エリアに設置された複数の出力装置それぞれから、前記複数の商品のうち、前記出力装置が設置された各準備エリアが準備を担当する担当商品の調理伝票を出力させ、
    前記複数の調理伝票のうち、少なくとも1つの調理伝票に、同時提供すべきことを明示する情報が含まれる、提供管理装置。
  13. 飲食に係る商品の提供を管理する提供管理装置のコンピュータに、
    異なる準備エリアで準備される複数の商品を同時提供する旨の注文情報を、オーダー端末装置から受信した場合に、各商品の準備エリアに設置された複数の出力装置それぞれから、前記複数の商品のうち、前記出力装置が設置された各準備エリアが準備を担当する担当商品の調理伝票を出力させるステップを実行させるためのプログラムであり、
    前記複数の出力装置のうち、少なくとも1つの出力装置から出力される調理伝票には、さらに、前記複数の商品のうち、当該出力装置が設置された準備エリア以外の準備エリアが準備を担当する、担当外商品の情報が含まれる、プログラム。
  14. 飲食に係る商品の提供を管理する提供管理装置のコンピュータに、
    異なる準備エリアで準備される複数の商品を同時提供する旨の注文情報を、オーダー端末装置から受信した場合に、各商品の準備エリアに設置された複数の出力装置それぞれから、前記複数の商品のうち、前記出力装置が設置された各準備エリアが準備を担当する担当商品の調理伝票を出力させるためのプログラムであり、
    前記複数の調理伝票のうち、少なくとも1つの調理伝票に、同時提供すべきことを明示する情報が含まれる、プログラム。
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