JP2020134969A - 飲食物注文管理システム、飲食物注文管理装置、飲食物注文管理方法及び飲食物注文管理プログラム - Google Patents

飲食物注文管理システム、飲食物注文管理装置、飲食物注文管理方法及び飲食物注文管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】店側はコストをかけず店員の労力を軽減でき、顧客側は、店員に頼ることなく自らが注文したいタイミングで飲食物を注文することができる。【解決手段】ネットワーク40を介して顧客3が携行する顧客端末30と相互に通信可能な飲食物注文管理システム100は、メニューにアクセスするためのアクセス情報と、席IDを少なくとも含む識別情報と、が格納された二次元コード27を作成する二次元コード作成手段と、作成した二次元コード27を印字した印字紙を出力する二次元コード出力手段と、顧客端末30が席に掲示された二次元コード27を読み取ってメニューにアクセスした場合には、顧客端末30に対してメニューを送信するメニュー送信手段と、顧客端末30から注文情報を受け付けた場合には、レシートを作成するレシート作成手段と、作成したレシートを出力するレシート出力手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、飲食店において飲食物を注文する技術に関し、特に、顧客が携行する情報処理端末を用いて飲食物を注文する飲食物注文管理システム、飲食物注文管理装置、飲食物注文管理方法及び飲食物注文管理プログラムに関する。
小規模の居酒屋に代表される飲食店では、店員が他の複数の仕事を掛け持ちしていることが多く、顧客が注文したいたいときに店員が即座に注文に応じてくれない場合がある。
これに対して、客席にタブレット型の端末を設置し、顧客が店員を介さず自由に注文をするセルフオーダー方式も可能となってきている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、このような端末を含む情報処理システムを導入するに際しては多額の設備投資が必要である。
特開2008−3750号公報
ところで昨今、スマートフォンやタブレット端末などの情報処理端末が普及している。そのため、飲食店に入店した顧客が自ら携行する情報処理端末を用いて飲食物を注文することができれば、店員の到着を待つことなく飲食物を注文することができ、顧客及び飲食店の双方にとって大変便利である。
本発明は上記の事情を鑑みてなされたものであり、飲食店にとっては、コストをかけることなく、店員の労力を軽減できるとともに、顧客にとっては、店員に頼ることなく、自らが注文したいタイミングで飲食物を注文することができる飲食物注文管理システム、飲食物注文管理装置、飲食物注文管理方法及び飲食物注文管理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る飲食物注文管理システムは、その一態様として、
ネットワークを介して、顧客が携行する顧客端末と相互に通信可能な飲食物注文管理システムであって、
飲食店の飲食物のメニューを記憶するメニュー記憶手段と、
飲食店の店員から、飲食店の会計単位の全席に対して二次元コードを出力する第一の指示を受け付けた場合には、会計単位の全席に対して、メニューにアクセスするためのアクセス情報と、会計単位の席を一意に識別可能な席IDを少なくとも含む識別情報と、が格納された二次元コードを作成する第一の二次元コード作成手段と、
前記第一の二次元コード作成手段が作成した二次元コードのそれぞれを印字した二次元コード印字紙を出力する第一の二次元コード出力手段と、
飲食店の店員が、前記第一の二次元コード出力手段により出力された二次元コード印字紙のそれぞれを該当する席に掲示した後の第一の状態において、前記顧客端末が、顧客が飲食する席に掲示された二次元コードを読み取ってメニューにアクセスした場合には、該顧客端末に対して前記メニュー記憶手段に記憶されたメニューを送信するメニュー送信手段と、
顧客がメニューの中から飲食物の注文を行い、メニューを送信した前記顧客端末から、注文した飲食物の品名及び個数を含む注文情報を受け付けた場合には、受け付けた注文情報、及び前記メニュー記憶手段に記憶されたメニューに基づいて、前記顧客端末が読み込んだ二次元コードに含まれる席ID、注文を受けた飲食物の品名、個数及び金額を少なくとも含むレシートを作成するレシート作成手段と、
前記レシート作成手段が作成したレシートを出力するレシート出力手段と、
を備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る飲食物注文管理装置は、その一態様として、
飲食店に配設された店舗端末と、顧客が携行する顧客端末と、ネットワークを介して前記店舗端末及び前記顧客端末と相互に通信可能な飲食物注文管理装置と、を備えた情報処理システムにおける前記飲食物注文管理装置であって、
飲食店ごとに飲食物のメニューを記憶するメニュー記憶手段と、
前記店舗端末から、飲食店の会計単位の全席に対して二次元コードを出力する第一の指示を受け付けた場合には、会計単位の全席に対して、メニューにアクセスするためのアクセス情報と、前記店舗端末が配設された飲食店を一意に識別可能な店ID、会計単位の席を一意に識別可能な席IDを少なくとも含む識別情報と、が格納された二次元コードを作成する第一の二次元コード作成手段と、
前記第一の二次元コード作成手段が作成した二次元コードのそれぞれを、前記第一の指示を送信した前記店舗端末に送信する第一の二次元コード出力手段と、
前記店舗端末が、前記第一の二次元コード出力手段が送信した二次元コードのそれぞれを印字した二次元コード印字紙を出力した後、飲食店の店員が、二次元コード印字紙のそれぞれを該当する席に掲示した第一の状態において、前記顧客端末が、顧客が飲食する席に掲示された二次元コードを読み取ってメニューにアクセスした場合には、該顧客端末に対して前記メニュー記憶手段に記憶されたメニューを送信するメニュー送信手段と、
顧客がメニューの中から飲食物の注文を行い、メニューを送信した前記顧客端末から、注文した飲食物の品名及び個数を含む注文情報を受け付けた場合には、受け付けた注文情報、及び前記メニュー記憶手段に記憶されたメニューに基づいて、前記顧客端末が読み込んだ二次元コードに含まれる店ID、席ID、注文を受けた飲食物の品名、個数及び金額を少なくとも含むレシートデータを作成するレシート作成手段と、
前記レシート作成手段が作成したレシートデータを記憶するレシート記憶手段と、
備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る飲食物注文管理方法は、その一態様として、
ネットワークを介して、顧客が携行する顧客端末と相互に通信可能なコンピュータが実行する飲食物注文管理方法であって、
前記コンピュータは、
飲食店の飲食物のメニューを記憶するメニュー記憶手段を備え、
飲食店の店員から、飲食店の会計単位の全席に対して二次元コードを出力する第一の指示を受け付けた場合には、会計単位の全席に対して、メニューにアクセスするためのアクセス情報と、会計単位の席を一意に識別可能な席IDを少なくとも含む識別情報と、が格納された二次元コードを作成する第一の二次元コード作成ステップと、
前記第一の二次元コード作成ステップにおいて作成した二次元コードのそれぞれを印字した二次元コード印字紙を出力する第一の二次元コード出力ステップと、
飲食店の店員が、前記第一の二次元コード出力ステップにより出力された二次元コード印字紙のそれぞれを該当する席に掲示した後の第一の状態において、前記顧客端末が、顧客が飲食する席に掲示された二次元コードを読み取ってメニューにアクセスした場合には、該顧客端末に対して前記メニュー記憶手段に記憶されたメニューを送信するメニュー送信ステップと、
顧客がメニューの中から飲食物の注文を行い、メニューを送信した前記顧客端末から、注文した飲食物の品名及び個数を含む注文情報を受け付けた場合には、受け付けた注文情報、及び前記メニュー記憶手段に記憶されたメニューに基づいて、前記顧客端末が読み込んだ二次元コードに含まれる席ID、注文を受けた飲食物の品名、個数及び金額を少なくとも含むレシートを作成するレシート作成ステップと、
前記レシート作成ステップにおいて作成したレシートを出力するレシート出力ステップと、
を備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る飲食物注文管理プログラムは、その一態様として、
ネットワークを介して、顧客が携行する顧客端末と相互に通信可能なコンピュータが読み取り可能な飲食物注文管理プログラムであって、
前記コンピュータを、
飲食店の飲食物のメニューを記憶するメニュー記憶手段と、
飲食店の店員から、飲食店の会計単位の全席に対して二次元コードを出力する第一の指示を受け付けた場合には、会計単位の全席に対して、メニューにアクセスするためのアクセス情報と、会計単位の席を一意に識別可能な席IDを少なくとも含む識別情報と、が格納された二次元コードを作成する第一の二次元コード作成手段と、
前記第一の二次元コード作成手段が作成した二次元コードのそれぞれを印字した二次元コード印字紙を出力する第一の二次元コード出力手段と、
飲食店の店員が、前記第一の二次元コード出力手段により出力された二次元コード印字紙のそれぞれを該当する席に掲示した後の第一の状態において、前記顧客端末が、顧客が飲食する席に掲示された二次元コードを読み取ってメニューにアクセスした場合には、該顧客端末に対して前記メニュー記憶手段に記憶されたメニューを送信するメニュー送信手段と、
顧客がメニューの中から飲食物の注文を行い、前記メニューを送信した前記顧客端末から、注文した飲食物の品名及び個数を含む注文情報を受け付けた場合には、受け付けた注文情報、及び前記メニュー記憶手段に記憶されたメニューに基づいて、前記顧客端末が読み込んだ二次元コードに含まれる席ID、注文を受けた飲食物の品名、個数及び金額を少なくとも含むレシートを作成するレシート作成手段と、
前記レシート作成手段が作成したレシートを出力するレシート出力手段と、
として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、飲食店にとっては、コストをかけることなく、店員の労力を軽減できるとともに、顧客にとっては、店員に頼ることなく、自らが注文したいタイミングで飲食物を注文することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る飲食店注文管理システムの概略構成図である。 (a)は、本発明の第1の実施の形態に係る店舗DBのデータ構成を模式的に示す図、(b)は、二次元コードのデータ構成を模式的に示す図、(c)は、アクセスDBのデータ構成を模式的に示す図、(d)は、レシートDBのデータ構成を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る注文管理サーバの概略構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係るレシートの一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る店舗端末の概略構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る顧客端末の概略構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る飲食店注文管理システムの全席に対する二次元コード出力処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る飲食店注文管理システムの注文処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る飲食店注文管理システムのレシート出力処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る飲食店注文管理システムの特定の席に対する二次元コード出力処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る飲食店注文管理システムの注文処理の変形例の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る飲食店注文管理システムの注文管理サーバの変形例の概略構成図である。 本発明の第2の実施の形態に係る注文管理サーバの概略構成図である。 本発明の第2の実施の形態に係る飲食店注文管理システムの全席に対する二次元コード出力処理の流れを示すフローチャートである。 図16とともに、本発明の第2の実施の形態に係る飲食店注文管理システムの注文処理の流れを示すフローチャートである。 図15とともに、本発明の第2の実施の形態に係る飲食店注文管理システムの注文処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る飲食店注文管理システムの特定の席に対する二次元コード出力処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
[第1の実施の形態]
<飲食物注文管理システムの構成>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る飲食物注文管理システム100の概略構成図である。飲食物注文管理システム100は、顧客3が飲食店2において飲食物を注文する場合、顧客3が携行する顧客端末30を用いて飲食物の注文を可能とするサービス(以下、スマートオーダーサービスという)を提供するコンピュータシステムである。飲食物注文管理システム100では、顧客端末30が、飲食店2の席に掲示された二次元コード27を読み取ることにより、Web上の飲食店2のメニューにアクセスした後、顧客3がWeb上のメニューの中から飲食物の注文を行うようになっている。一方、飲食店2では、店舗端末20が、上記注文により、飲食物の注文に関するレシート28を出力するので、飲食店2の店員は、このレシート28に従って飲食物の調理及び提供を行うようになっている。
このように、飲食物注文管理システム100では、顧客3は、飲食店2の店員に頼ることなく、自らが注文したいタイミングで飲食物を注文することが可能である。また、飲食店2は、顧客3が自ら携行する顧客端末30で飲食物の注文をしてくれるので、客席にコストをかけてタブレット型の端末を設置する必要もなく、また、店員を介さずに注文を受けることができるので、店員の労力を軽減することが可能である。
なお、本実施の形態の飲食物注文管理システム100は、図1に示すように、複数の飲食店2において複数の顧客3からの飲食物の注文を管理可能であるが、以下においては、所定の1店舗の飲食店2において1人の顧客3がスマートオーダーサービスを利用する場合について説明する。また、スマートオーダーサービスでは、飲食店2は当該サービスの会員となる必要があるが、顧客3は当該サービスの会員となる必要はない、したがって、顧客3は、飲食物注文管理システム100に対して個人情報や属性情報を登録する必要はない。
飲食物注文管理システム100は、図1に示すように、スマートオーダーサービスを提供する管理会社1が有する注文管理サーバ10と、飲食店2に設置された店舗端末20と、顧客3が携行する顧客端末30と、注文管理サーバ10、店舗端末20及び顧客端末30をそれぞれ相互に通信可能とする、例えば、インターネット網、公衆網、LAN(Local Area Network)などの構内網、などからなる通信ネットワーク40、とを備えている。
ここで、まず、飲食物注文管理システム100に用いられる二次元コード27について説明する。図2(a)は、二次元コード27のデータ構成を説明する図である。二次元コード27は、例えば、マトリックス式のQRコード(登録商標)が好適であるが、QRコード(登録商標)に限定されるものではない。他の二次元コードでも適用可能であり、マトリックス式の他の種類の二次元コードやスタック式の二次元コードでもよい。
スマートオーダーサービスにおいては、二次元コード27を印字した紙(以下、二次元コード印字紙という)が飲食店2の全席に配置されている。なお、スマートオーダーサービスにおける席とは、後述する席番が付与された席を意味する。
二次元コード27に格納されている情報には、少なくとも、Web上の飲食店2のメニューのアドレスを示すURL(Uniform Resource Locator)と、識別データが含まれている。二次元コード27にメニューのアドレスを示すURLが含まれているため、顧客3は顧客端末30で二次元コード27を読み込むことにより、注文管理サーバ10に設けられた飲食店2のメニューにアクセスすることが可能となっている。識別データは、顧客端末30から注文管理サーバ10への不正アクセスを防止するために設けられたものである。本実施の形態に係る識別データは、店番、席番、客番、日付、及びセキュリティコードで構成されている。
店番は、飲食店2を一意に識別可能な番号であり、席番は、飲食店2におけるテーブルやカウンターなど会計単位の席を一意に識別可能な番号である。以下、本実施の形態において「席」と表記する場合には、この会計単位の席を意味する。例えば、カウンターの席に対しては、それぞれの席に対して一の番号が付与される一方、テーブルの席に対しては4人掛けの席であっても一のテーブルに対して一の席番が付与されるようにしてもよい。勿論、席番の付与は飲食店2ごとの事情に合わせて自由に設定することが可能である。客番は、同一店、同一席、同一日付における顧客3の入れ替わり回数を示す番号である。具体的には、日付が変わって初めて二次元コード27を作成する場合には、客番には初期値1が設定され、以後、同一店、同一席、同一日付に関して二次元コード27を再作成する場合には、客番は1ずつ加算されて設定される。セキュリティコードは、乱数により作成する一定数以上の文字列であり、本実施の形態では、32桁の文字列で構成され、使用する文字を0〜9及びA〜Fの16種としている。つまり、セキュリティコードの組合せは、16の32乗通りとなる。
このように、本実施の形態の識別データは、同一店、同一席及び同一日付に対して、複数の情報を保持可能としているが、客番を付加することにより、客の入れ替わりに合わせて、現在、飲食店2に在席する顧客3のアクセスだけを有効とし、退店した顧客3のアクセスを無効とするデータとしている(後述するアクセス可否データd20にて説明する)。また、セキュリティコードを付加することにより、悪意の第三者が不正にアクセスすることを禁止している。本実施の形態の飲食物注文管理システム100では、顧客3は退店後もメニューのURLに基づいてアクセスすることが可能となるため、不要なアクセスを排除したものである。すなわち、本実施の形態の識別データは、不要又は不正な注文を排除するために設けられている。
図3は、注文管理サーバ10の機能構成図である。注文管理サーバ10は、飲食物注文管理システム100全体を統括する装置である。
注文管理サーバ10は、図3に示すように、例えば、ハードディスク等から構成され、飲食物注文管理システム100が管理するデータを記憶する記憶部11と、例えば、CPU及びメモリ等から構成され、記憶部11の制御や、各種データの転送、種々の演算、データの一時的な格納等を行うことにより、本実施の形態の後述する各種処理(マスタ処理、二次元コード出力処理、注文処理、レシート出力処理)を実行する制御部12と、通信ネットワーク40を介して店舗端末20や顧客端末30とデータの送受信を行う通信部13と、を備えている。
記憶部11は、詳しくは、店舗データベース(以下、店舗DBという)101、アクセスデータベース(以下、アクセスDBという)102、及びレシートデータベース(以下、レシートDBという)103を具備する構成となっている。図2(b)に店舗DB101、図2(c)にアクセスDB102、図2(d)にレシートDB103のデータ構成の模式図を示す。
店舗DB101は、スマートオーダーサービスを利用する飲食店2のマスタ情報を記憶するデータベースである。店舗DB101は、図2(b)に示すように、店番を、パスワード、メニュー情報、及び席情報と、を対応付けて構成された店舗データd10を記憶している。つまり、店舗DB101は、飲食店2ごとにメニュー情報や席情報などを記憶している。ここで、メニュー情報は、飲食店2のメニューに関する情報であり、飲食物ごとに品名、金額(単価)、画像などを備えたデータである。席情報は、飲食店2の席に関する情報であり、飲食店2に設けられた全席を上記席番と対応付けたデータである。店舗データd10は、飲食店2の店員が、店舗端末20を用いて、飲食物注文管理システム100におけるマスタ処理を実行することにより、登録/更新可能となっている。
アクセスDB102は、飲食物注文管理システム100における注文処理を実行するに際して、顧客端末30から注文管理サーバ10へのアクセスが有効か否かをチェックするためのデータベースである。アクセスDB102は、図2(c)に示すように、識別データを有効フラグと対応付けたアクセス可否データd20を記憶する。識別データは、上述したように、不正な注文を排除するために設けられているコードであり、有効フラグがオンのアクセス可否データd20はアクセス可(有効)を意味し、有効フラグがオフのアクセス可否データd20はアクセス不可(無効)を意味する。すなわち、顧客端末30から注文管理サーバ10へのアクセスに際しては、顧客端末30から送信された識別データに基づいてアクセスDB102に記憶された識別データを参照し、参照した識別データがアクセス可(有効)である場合には、顧客端末30から注文管理サーバ10へのアクセスを有効としている。
レシートDB103は、飲食物注文管理システム100の注文処理において、顧客端末30から注文が行われた飲食物に関する情報を記憶するデータベースである。レシートDB103は、図2(d)に示すように、飲食店2において注文を受けた飲食物ごとに、店番、品名、数量、席番、金額(単価)、及び注文日時を有するレシートデータd30を記憶するデータベースである。レシートデータd30の店番は、顧客端末30から送信された識別データに含まれる店番が設定されている。レシート28は、このレシートデータd30に基づいて店舗端末20から出力される。
図4にレシート28の一例を示す。本実施の形態のレシート28は、一のレシートデータd30に基づいて、2枚出力される。一つは、注文用レシート28Aであり、もう一つは、会計用レシート28Bである。
注文用レシート28Aは、調理場の店員が調理用に用いたり、フロアの店員が顧客3への配膳用に用いたりする。すなわち、調理場では、この注文用レシート28Aの内容に基づいて、飲食物の調理をし、フロアの店員は、この注文用レシート28Aの内容に基づいて、飲食物を用意したりする。調理が完成した飲食物は、注文用レシート28Aの席番に基づいて顧客3のもとに提供される。
一方、会計用レシート28Bは、注文伝票のバインダーにクリップ止めされる。スマートオーダーサービスでは、飲食店注文管理システム100に基づいた店員を介しない注文受付の他、店員を介した従来ながらの対面の注文受付も可能としている。そのため、飲食店2内では、飲食店注文管理システム100に基づく顧客端末30から注文する顧客3と、店員を介して注文する顧客3と、が混在する。そこで、注文伝票のバインダーには、従来型の手書き注文用紙が挟まれ、当該注文用紙には、店員を介して注文された飲食物の品名及び個数などが記載されるとともに、会計用レシート28Bが挟まれるようになっている。
図4(a)は、注文が食物の場合の注文用レシート28A、図4(b)は、注文が食物の場合の会計用レシート28Bを示している。レシート28A及びBには、品名(例えば、イカの丸干し)、数量(例えば、1)、席番(例えば、テーブル2)、金額(単価)(例えば、¥480)、注文日時(例えば、2018/11/07 10:07)及び注文用か会計用かを識別する文字(例えば、[注文用]、[会計用])が印字される。
図4(c)は、注文が飲物の場合の注文用レシート28A、図4(d)は、注文が飲物の場合の会計用レシート28Bを示している。同様に、レシート28A及びBには、品名(例えば、獺祭二割三分冷酒)、数量(例えば、2)、席番(例えば、テーブル2)、金額(単価)(例えば、¥800)、注文日時(例えば、2018/11/07 10:07)及び注文用か会計用かを識別する文字(例えば、[注文用]、[会計用])が印字される。
なお、図4には図示しなかったが、レシート28には、上記情報に加えて、品名を示すアイコン画像(例えば、ビールの場合には、ビールのジョッキを示す画像、日本酒の場合には、徳利を示す画像など)を印字してもよい。飲食店2の店員が注文内容を即時に把握でき、作業を効率化できる場合がある。また、店番に基づいて飲食店の店名を印字してもよい。
図3に戻り、制御部12を、主たる機能ごとに細分化すると、メニュー登録部104、席情報登録部105、二次元コード作成部106、二次元コード出力部107、アクセス制御部108、メニュー送信部109、及びレシート作成部110に分類される。
メニュー登録部104は、飲食物注文管理システム100のマスタ処理において、飲食店2の店員が店舗端末20を介して入力したメニュー情報を店舗DB101に登録する機能である。
席情報登録部105は、飲食物注文管理システム100のマスタ処理において、飲食店2の店員が店舗端末20を介して入力した席情報を店舗DB101に登録する機能である。
二次元コード作成部106は、飲食物注文管理システム100の二次元コード出力処理において、飲食店2の店員が店舗端末20を介して入力した出力指示情報に対して二次元コード27を作成する機能である。
ここで、二次元コード27を出力する出力指示情報は、(1)全席に対する二次元コード出力指示情報と、(2)特定の席に対する出力指示情報と、がある。全席に対する二次元コード出力指示とは、その日最初に実行される二次元コード出力指示であり、例えば、飲食店2の開店前に実行され、飲食店2内の全席に対して二次元コード27の作成を行う。一方、特定の席に対する出力指示とは、会計が終了した顧客3の席に対する二次元コード出力指示であり、会計が終了した顧客3の席に対して二次元コード27の作成を行う。このように本実施の形態の飲食物注文管理システム100においては、同一の席であっても、客の回転に合わせて二次元コード27を再作成するようにしている。現在、飲食店2に在席する顧客3の顧客端末30からの注文だけを有効とするためである。
二次元コード出力部107は、飲食物注文管理システム100の二次元コード出力処理において、二次元コード作成部106が作成した二次元コード27を店舗端末20に送信する機能である。これにより、店舗端末20では、例えば、レシートプリンタ20Bから全席又は特定の席の二次元コード27が印字された二次元コード印字紙が出力される。なお、二次元コード印字紙には、二次元コード27とともに、少なくとも席番を含む情報(識別データでもよい)が印字されることが好ましい。飲食店2の店員は、印字された席番に従ってこの二次元コード印字紙を該当する席に配置することができるからである。
アクセス制御部108は、飲食物注文管理システム100の注文処理において、顧客端末30からメニューに対するアクセスが行われた場合、顧客端末30から送信された二次元コード27に含まれる識別データに基づいて顧客端末30からのアクセスが有効であるか否かを判断する機能である。アクセス制御部108は、顧客端末30から送信された識別データの有効性を、まず、(1)この識別データがアクセスDB102に記憶されたアクセス可否データd20の識別データとして存在するか否かをチェックし(セキュリティコードのチェック)、(2)識別データとして存在している場合には、次に、この識別データの有効フラグが有効か否かをチェックして(有効フラグのチェック)、メニューに対するアクセスが有効か否かを判断する。
また、本実施の形態では、アクセス制御部108は、飲食物注文管理システム100の二次元コード出力処理において、二次元コード27を作成した後、作成した二次元コード27の識別データの有効フラグをオン(有効)に設定する機能を有する。また、作成した二次元コード27の旧識別データ(作成した二次元コード27の識別データの客番よりも小さな客番の識別データ)が存在する場合には、旧識別データの有効フラグをオフ(無効)に設定する機能を有する。
メニュー送信部109は、飲食物注文管理システム100の注文処理において、アクセス制御部108により、顧客端末30からのアクセスが有効であると判断された場合に、店舗DB101に記憶されたメニュー情報に基づいて、メニューを送信する機能である。これにより、顧客3は、顧客端末30においてメニューを閲覧することが可能となり、飲食物の注文が可能となる。
レシート作成部110は、飲食物注文管理システム100の注文処理において、顧客端末30から飲食物の注文を受けた場合、注文を受けた飲食物のレシートデータd30を作成し、レシートDB103に記憶する機能である。なお、レシート作成データd30の店番は、顧客端末30が送信した識別データの店番に基づく。レシートDB103に記憶されたレシートデータd30は、飲食物注文管理システム100のレシート出力処理において、店舗端末20が定期的に取得するようになっている。
なお、注文管理サーバ10は、上述したようなアプリケーションサーバ、データベースサーバ、及びWeb(World Wide Web)サーバとしての機能を有しており、店舗端末20及び顧客端末30とWebを活用した情報授受ができるようになっている。さらに、注文管理サーバ10は、物理的に一つからなる装置の他、複数の装置がネットワーク接続されたシステムから構成されてもよく、複数の装置で構成された場合には、同一の場所にすべてが設置されていてもよいし、複数の場所に分散して設置されていてもよい。
図5は、店舗端末20の機能構成図である。店舗端末20は、図1に示すように、例えば、パーソナルコンピュータ(personal computer;PC)20Aと、二次元コード27やレシート28を出力するレシートプリンタ20Bと、で構成されることが想定される。
店舗端末20は、詳しくは、図5に示すように、例えば、ハードディスク等から構成されプ各種データを記憶する記憶部21と、例えば、キーボードやマウスなどで構成される入力部22、例えば、液晶ディスプレイなどで構成される表示部23と、例えば、レシートプリンタ20Bなどで構成される出力部24と、例えば、CPU及びメモリ等から構成され、記憶部21の制御や、各種データの転送、種々の演算、データの一時的な格納等を行うことにより、本実施の形態の上述した各種処理(マスタ処理、二次元コード出力処理、注文処理、レシート出力処理)を実行する制御部25と、通信ネットワーク40を介して注文管理サーバ10とデータの送受信を行う通信部26と、を具備する構成である。
制御部25は、飲食物注文管理システム100の機能としては、レシート取得部201を有する。レシート取得部201は、飲食物注文管理システム100のレシート出力処理において、所定の時間間隔ごとに注文管理サーバ10のレシートDB103にアクセスし、レシートDB103に新たなレシートデータd30が存在する場合には、レシートデータd30を取得するレシート取得機能を有している。取得されたレシートデータd30は、店舗端末20からレシート28A及び28Bとして出力される。飲食店2の店員は、出力されたレシート28Aを調理場へ持参し、レシート28Bを該当する席の注文伝票のバインダーにクリップ止めする。
なお、制御部25の機能としては、図示しないが、飲食店2の店員は、店舗端末20の表示部23を介してスマートオーダーサービスの種々の情報を確認することができる。また、飲食店2の店員は、入力部22を介して、メニュー情報や席情報などのマスタ情報を入力することにより、店舗DB101にマスタ情報を登録するマスタ処理を実行することができる。
また、飲食店2の店員は、開店前又は会計終了後に、入力部22を介して、二次元コード27の出力指示をすることにより、二次元コード27が印字された二次元コード印字紙を店舗端末20から出力することができる。この二次元コード印字紙は、上述したように席番に従って該当する席に配置され、掲示される。
また、飲食店2の店員は、会計時、注文伝票のバインダーに挟まれた手書き注文用紙、及び会計用レシート28Bの双方を集計して、精算を行う。
図6は、顧客端末30の機能構成図である。顧客端末30は、図1に示すように、例えば、スマートフォン、タブレット端末など顧客3が携行可能な情報処理端末が想定される。
顧客端末30は、詳しくは、図6に示すように、記憶部31と、UI(User Interface)部32と、撮影部33と、制御部34と、通信部35と、を具備する構成である。
記憶部31は、例えば、フラッシュメモリ等から構成され、制御部34が制御に用いるデータやプログラムなどを記憶するようになっている。本実施の形態の記憶部31には、ブラウザソフトなどのソフトがインストールされている。
UI部32は、情報処理端末の入力部及び出力部(表示部)を兼ねるものであり、顧客3からの入力操作を受け付けるとともに、入力操作に応じて制御部34にて処理された結果を出力(表示)するようになっている。例えば、表示画面を兼ねたタッチパネル、マイク、スピーカなどで構成されている。
撮影部33は、カメラ機能により、席に掲示された二次元コード27を撮影する。
制御部34は、例えば、CPU及びメモリ等から構成され、記憶部31の制御や、各種データの転送、種々の演算、データの一時的な格納等を行うことにより、飲食物注文管理システム100における顧客端末30側の処理を実行する。
制御部34は、飲食物注文管理システム100の機能としては、二次元コード読取部301を有する。二次元コード読取部301は、撮影部33により撮影された画像から二次元コード27の情報を読み取った後、ブラウザソフトを起動し、読み取った情報のアクセス情報(URL)に基づいて注文管理サーバ10のメニューにアクセスする。
通信部35は、ブラウザソフトなどにより、通信ネットワーク40を介して注文管理サーバ10とデータの送受信を行うようになっている。
また、本実施の形態に係る飲食物注文管理システム100の各種処理(マスタ処理、二次元コード出力処理、注文処理、レシート出力処理)を実行するプログラムは、上述したメモリなどの主記憶装置やハードディスクなどの補助記憶装置に格納されているものである。そして、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray Disc(登録商標))などのコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録することも、通信ネットワークを介して配信することも可能である。
<飲食物注文管理システムの動作>
次に、図7〜図10を用いて、本実施の形態に係る飲食物注文管理システム100の動作について説明する。ここで、図7〜図10は、飲食物注文管理システム100の各種処理の流れを示すシーケンス図である。
なお、図7、図9及び図10に示す飲食物注文管理システム100の各種処理は、飲食店2の店員が飲食物注文管理システム100においてユーザ認証された後(店番及びパスワードの入力により認証された後のログイン状態において)、実行される処理である。すなわち、図7、図9及び図10に示す飲食物注文管理システム100の各種処理は、注文管理サーバ10は、接続中の店舗端末20がいずれの店舗端末20であるかを認識している状態、つまり飲食店2の店番を認識している状態で行われている。
<全席に対する二次元コード出力処理>
まず、図7を用いて、飲食物注文管理システム100の全席に対する二次元コード出力処理について説明する。なお、図7は、飲食物注文管理システム100の全席に対する二次元コード出力処理の流れを示すシーケンス図である。
飲食店2の店員は、その日最初の処理として、例えば、開店前に、店舗端末20から全席に対する二次元コード出力指示を行う(ステップS10)。例えば、店員は、店舗端末20に表示された飲食物注文管理システム100の初期画面のメニューの中から「全席に対する二次元コード出力指示」を選択する。この結果、店舗端末20から「全席に対する出力指示情報」が注文管理サーバ10に送信される。
注文管理サーバ10は、店舗端末20から「全席に対する出力指示情報」を受信すると(ステップS20)、飲食店2の店番に従って店舗DB101に記憶された店舗データd10の席情報を参照し、飲食店2の全席の二次元コード27を作成する(ステップS30)。すなわち、この時点において、飲食店2の全席分の二次元コード27が作成される。なお、作成された全席の二次元コード27の識別データの客番には1が設定されている。
次いで、注文管理サーバ10は、作成した全席の二次元コード27のそれぞれの識別データに対して、有効フラグがオンのアクセス可否データd20を作成し、アクセスDB102に記憶する(ステップS40)。この時点において、アクセス可否データd20は、飲食店2の全席分作成される。
次いで、注文管理サーバ10は、作成した全席の二次元コード27を店舗端末20に送信する(ステップS50)。
店舗端末20は、全席の二次元コード27を受信すると(ステップS60)、受信した全席の二次元コード27を出力する(ステップS70)。これにより、出力部24を介して二次元コード27を印字した二次元コード印字紙が全席分出力されるので、飲食店2の店員は、全席分の二次元コード印字紙を席番に従って該当するそれぞれの席に配置する。
このように本実施の形態に係る飲食物注文管理システム100の全席に対する二次元コード出力処理によれば、飲食店2の全席に対して二次元コード27を作成し、全席の二次元コード27を配置するので、顧客3は飲食店2のいずれの席に着いてもスマートオーダーサービスを利用することができる。
<注文処理>
次に、図8を用いて、飲食物注文管理システム100の注文処理について説明する。なお、図8は、飲食物注文管理システム100の注文処理の流れを示すシーケンス図である。
飲食店2の席に着いた顧客3は、携行した顧客端末30を用いて、席に配置された二次元コード印字紙の二次元コード27を読み込む処理を行う(ステップS110)。これにより、顧客端末30は、二次元コード27に含まれるURLに基づいて、注文管理サーバ10内の飲食店2のメニューにアクセスする(ステップS120)。この際、顧客端末30は、飲食店2のメニューへのアクセス要求とともに二次元コード27に含まれる識別データを注文管理サーバ10に送信する。
注文管理サーバ10は、顧客端末30からアクセス要求とともに識別データを受信すると(ステップS130)、受信した識別データに基づいてアクセスDB102を参照し、受信した識別データが有効であるか否かをチェックする(ステップS140)。受信した識別データが有効であるか否かは、アクセスDB102に記憶された該当するアクセス可否データd20の有効フラグに基づいて行う。
次いで、注文管理サーバ10は、受信した識別データが有効である場合には(ステップS150:YES)、店舗DB101に記憶されたメニュー情報に基づいてメニューを顧客端末30に送信する(ステップS160)。
一方、受信した識別データが有効でない場合には(ステップS150:NO)、注文管理サーバ10は、アクセス不可情報を顧客端末30に送信する。これにより、顧客端末30は、アクセス不可である旨の表示を行う(ステップS170)。
メニューを受信した顧客端末30は、メニューを表示するので(ステップS180、ステップS190)、顧客3は、表示されたメニューの中から飲食物の注文を行う(ステップS200)。これにより、飲食物の品名及び数量を少なくとも含んだ注文情報が顧客端末30から注文管理サーバ10に送信される。
注文管理サーバ10は、注文情報を受信すると(ステップS210)、受信した注文情報のほか、顧客端末30から受信した識別データや店舗データd10のメニュー情報を用いてレシートデータd30を作成し、レシートDB103に記憶する(ステップS220)。
顧客3が飲食物の注文を終了する場合には(ステップS230:YES)、飲食物注文管理システム100の注文処理は終了し、顧客3が飲食物の注文を続行する場合には(ステップS230:NO)、ステップS200に戻って、再び表示されたメニューの中から飲食物の注文を行う。
このように本実施の形態に係る飲食物注文管理システム100の注文処理によれば、飲食店2内において顧客3は自らが携行する顧客端末30を用いて飲食物の注文をすることができるので、店員に頼ることなく、自らが注文したいタイミングで飲食物を注文することができる。また、飲食店2の店員は、顧客3からの対面注文の数を減少させることができるので、労力を軽減することができる。
<レシート出力処理>
次に、図9を用いて、飲食物注文管理システム100のレシート出力処理について説明する。なお、図9は、飲食物注文管理システム100のレシート出力処理の流れを示すシーケンス図である。
店舗端末20は、一定時間ごとに(ステップS310:YES)、レシート取得機能を稼働させる(ステップS320)。これにより、レシート取得要求が店舗端末20から注文管理サーバ10に送信される。
注文管理サーバ10は、レシート取得要求を受信すると(ステップS330)、飲食店2の店番に従ってレシートDB103に記憶されたレシートデータd30を参照し、該当する飲食店2のレシートデータd30が存在するか否かをチェックする(ステップS340)。
次いで、注文管理サーバ10は、該当する飲食店2のレシートデータd30が存在する場合には(ステップS350:YES)、レシートデータd30を店舗端末20に送信し(ステップS360)、送信したレシートデータd30を削除する(ステップS370)。一方、該当する飲食店2のレシートデータd30が存在しない場合には(ステップS350:NO)、何ら処理を実行しない。
店舗端末20は、レシートデータd30を受信すると(ステップS380)、受信したレシートデータd30に基づいてレシート28を出力する(ステップS390)。これにより、出力部24を介してレシート28A及びBが出力されるので、飲食店2の店員は、出力されたレシート28Aを調理場へ持参し、レシート28Bを該当する席の注文伝票のバインダーにクリップ止めする。
このように本実施の形態に係る飲食物注文管理システム100のレシート出力処理によれば、飲食店2の店員は、顧客3から対面注文を受けることなく、顧客3が注文したレシート28を受け取ることができるので、注文に関する労力を軽減でき、その分、他の作業に従事することができる。
なお、本実施の形態のレシート出力処理では、レシートDB101には、店舗端末20が取得していないレシートデータd30だけが記憶され、店舗端末20が取得したレシートデータd30は削除されるようにしたが、これとは別の方法によりレシートデータd30を管理するようにしてもよい。例えば、店舗端末20が取得したか否かを示す取得フラグを設け、店舗端末20は、店舗端末20が未だ取得していないレシートデータd30だけを取得するようにしてもよい。
<特定の席に対する二次元コード出力処理>
まず、図10を用いて、飲食物注文管理システム100の特定の席に対する二次元コード出力処理について説明する。なお、図10は、飲食物注文管理システム100の特定の席に対する二次元コード出力処理の流れを示すシーケンス図である。
飲食店2の店員は、会計が終了した顧客3の席に対して、二次元コード出力指示を行う(ステップS410)。例えば、店員は、店舗端末20に表示された飲食物注文管理システム100の初期画面のメニューの中から「特定の席に対する二次元コード出力指示」を選択し、会計が終了した顧客3の席番を入力する。この結果、店舗端末20から席番を含む「特定の席に対する出力指示情報」が注文管理サーバ10に送信される。
注文管理サーバ10は、店舗端末20から席番を含む「特定の席に対する出力指示情報」を受信すると(ステップS420)、飲食店2の店番に従って店舗DB101に記憶された店舗データd10の席情報を参照し、特定の席の二次元コード27を作成する(ステップS430)。すなわち、この時点において、飲食店2の特定の席に対する二次元コード27が新たに作成される。
ここで、新たに作成した特定の席に対する二次元コード27(以下、特定の席に対する新二次元コード27という)の識別データの客番には、この特定の席に対して前回作成したときの二次元コード27(以下、特定の席に対する旧二次元コード27という)の識別データの客番に1が加算された数値が設定されている。
次いで、注文管理サーバ10は、特定の席に対する新二次元コード27の識別データに対して、有効フラグがオンのアクセス可否データd20を作成し、アクセスDB102に記憶する(ステップS440)。また、注文管理サーバ10は、特定の席に対する旧二次元コード27の識別データ(旧識別データ)に対して、有効フラグをオフに更新したアクセス可否データd20をアクセスDB102に記憶する(ステップS450)。これにより、会計を終了した顧客3が退店後、顧客端末30のブラウザ上に残っていたメニューに基づいて再度、注文を行ったとしても注文管理サーバ10はこの注文を受けることはない。
次いで、注文管理サーバ10は、作成した特定の席に対する新二次元コード27を店舗端末20に送信する(ステップS460)。
店舗端末20は、特定の席に対する新二次元コード27を受信すると(ステップS470)、受信した特定の席の新二次元コード27を出力する(ステップS480)。これにより、出力部24を介して特定の席の新二次元コード27を印字した二次元コード印字紙が出力されるので、飲食店2の店員は、席番に従って二次元コード印字紙を特定の席に配置する。
このように本実施の形態に係る飲食物注文管理システム100の特定の席に対する二次元コード出力処理によれば、顧客3が会計を終了した場合、会計を終了した顧客3の席に対して新たな二次元コード27を作成し、会計を終了した顧客3の席に新たな二次元コード27を配置するので、新たな顧客3がこの席が着いても、スマートオーダーサービスを利用することができる。
以上、本実施の形態の飲食物注文管理システム100によれば、飲食店にとっては、コストをかけることなく、店員の労力を軽減できるとともに、顧客にとっては、店員に頼ることなく、自らが注文したいタイミングで飲食物を注文することができる。
また、顧客3が有する顧客端末30は、二次元コード27を保持可能であったり、他から入手可能であったりするので、本実施の形態の二次元コード27は、店番、席番、客番、日付及びセキュリティコードからなる識別データを備えるようにしている。この結果、同一の席にて顧客3が入れ替わった場合であっても、正確に飲食物の注文を取ることができる。すなわち、退店後の顧客3からの不要な注文を排除することができる。また、悪意ある第三者からの不正な注文を排除することができる。
<第1の実施の形態の変形例>
・レシート出力処理
なお、本実施の形態のレシート出力処理は、顧客端末30が能動的にレシートデータd30を取得する、いわゆるプル型の処理であった。しかしながら、注文管理サーバ10がレシートデータd30を作成した後に顧客端末30に送信する、いわゆるプッシュ型の処理としてもよい。
図11は、上記実施の形態の注文処理の中にレシート出力処理を組み込んだ変形例の処理の流れを示すシーケンス図である。ステップS200の工程までは、図8の注文処理と同一であるため、ステップS210以降の注文管理サーバ10と顧客端末30と工程について説明する。
注文管理サーバ10は、注文情報を受信すると(ステップS210)、受信した注文情報のほか、受信した識別データや店舗データd10のメニュー情報を用いてレシートデータd30を作成し(ステップS220)、作成したレシートデータd30を店舗端末20に送信する(ステップS230)。
顧客端末30は、レシートデータd30を受信すると(ステップS240)、受信したレシートデータd30に基づいてレシート28を出力する(ステップS250)。これにより、出力部24を介してレシート28A及びBが出力される。
このように本実施の形態に係る飲食物注文管理システム100の注文処理の変形例によれば、注文管理サーバ10が作成したレシートデータd30を能動的に店舗端末20に送信するので、店舗端末20の処理負荷を軽減することができる。また、注文管理サーバ10が作成したレシートデータd30を即時店舗端末20に送信するので、タイムラグなくレシート28を出力することができる。
・注文管理サーバ10と店舗端末20を兼務する注文管理装置50
また、上記実施の形態の飲食物注文管理システム100では、注文管理サーバ10を管理会社1に配置し、店舗端末20を飲食店2に配置する構成にて説明したが、飲食物注文管理システム100の装置構成は、これに限定されない。例えば、注文管理サーバ10及び店舗端末20の機能を兼ね備えた注文管理装置50を飲食店2に配置するようにしてもよい。
図12は、注文管理装置50の機能構成図である。なお、図12の注文管理装置50の各部に付された符号に関しては、本実施の形態に係る注文管理サーバ10及び店舗端末20の各部位と同一符号を付している場合、同一機能を有している。
ここで、注文管理装置50の出力部56は、二次元コード作成部106が作成した二次元コード27が印字された二次元コード印字紙、レシート作成部110が作成したレシート28を出力する。
[第2の実施の形態]
上記第1の実施の形態では、店員が店舗端末20を介して二次元コード出力指指示(具体的には、全席に対する二次元コード出力指示、特定の席に対する二次元コード出力指示)を行うことを契機に、アクセス可否データd20の有効フラグをコントロールしていた。しかしながら、顧客3が携行した顧客端末30を用いた操作を契機に、アクセス可否データd20の有効フラグをコントロールするようにしてもよい。第2の実施の形態は、店員の店舗端末20を介した二次元コード出力指指示の他、顧客の顧客端末30に対する操作を契機にアクセス可否データd20の有効フラグをコントロールするようにしている。以下、第2の実施の形態に係る飲食物注文管理システム100Aについて説明するが、第1の実施の形態と異なる構成、機能及び処理を中心に説明し、同一の構成、機能及び処理に関しては同一部位には同一符号を付してその説明を適宜省略する。
<注文管理サーバ10Aの構成>
図13は、第2の実施形態の注文管理サーバ10Aの機能構成図である。制御部12Aを、主たる機能ごとに細分化すると、メニュー登録部104、席情報登録部105、二次元コード作成部106、二次元コード出力部107、アクセス制御部108A、メニュー送信部109、及びレシート作成部110Aに分類される。
アクセス制御部108Aは、飲食物注文管理システム100Aの注文処理において、顧客端末30からメニューに対するアクセスが行われた場合、顧客端末30から送信された二次元コード27に含まれる識別データに基づいて顧客端末30からのアクセスが有効であるか否かを判断する機能である。アクセス制御部108は、顧客端末30から送信された識別データの有効性を、まず、(1)この識別データがアクセスDB102に記憶されたアクセス可否データd20の識別データとして存在するか否かをチェックし(セキュリティコードのチェック)、(2)識別データとして存在している場合には、次に、この識別データの有効フラグが有効か否かをチェックして(有効フラグのチェック)、メニューに対するアクセスが有効か否かを判断する。
本実施の形態では、アクセス制御部108Aは、飲食物注文管理システム100の二次元コード出力処理において、二次元コード27を作成した後、作成した二次元コード27の識別データの有効フラグをオフ(無効)に設定する機能を有する。また、作成した二次元コード27の識別データの客番よりも小さな客番の識別データ(旧識別データ)が存在し、かつ旧識別データの有効フラグがオン(有効)の場合には、旧識別データの有効フラグをオフ(無効)に設定する機能を有する。
また、本実施の形態では、飲食物注文管理システム100の注文処理において、顧客端末30からメニューに対する最初のアクセスがあった場合、顧客端末30から送信された識別データの有効フラグはオフ(無効)になっているので、該識別データの有効フラグをオン(有効)に設定する機能を有する。そして、飲食物注文管理システム100の注文処理において、顧客端末30から会計手続のアクセスがあった場合、顧客端末30から送信された識別データの有効フラグをオフ(無効)に設定する機能を有する。
レシート作成部110Aは、飲食物注文管理システム100Aの注文処理において、顧客端末30から飲食物の注文を受けた場合、注文を受けた飲食物のレシートデータd30を作成し、レシートDB103に記憶する機能である。なお、レシート作成データd30の店番は、顧客端末30が送信した識別データの店番に基づく。レシートDB103に記憶されたレシートデータd30は、飲食物注文管理システム100Aのレシート出力処理において、店舗端末20が定期的に取得するようになっている。
なお、本実施の形態では、店舗端末20が取得したレシートデータd30は削除されない。本実施の形態では、レシートデータd30に店舗端末20が取得したか否かを示す取得フラグを設けることにより(図示せず)、店舗端末20は、店舗端末20が未だ取得していないレシートデータd30だけを取得するようにしている。
また、レシート作成部110Aは、飲食物注文管理システム100Aの注文処理において、顧客端末30から会計手続を受けた場合、レシートDB103に記憶されたレシートデータd30に基づいて、該顧客3の会計レシートデータd40を作成し、店舗端末20に送信する。会計レシートデータd40は、飲食店注文管理システム100に基づく注文(店員を介しない注文)の個々の明細、及び合計金額が記載されたデータである。作成された会計レシートデータd40は、飲食物注文管理システム100Aのレシート出力処理において、店舗端末20から会計レシート29(図示せず)として出力されるようになっている。
<全席に対する二次元コード出力処理>
図14は、第2の実施形態の全席に対する二次元コード出力処理の流れを示すシーケンス図である。
飲食店2の店員は、その日最初の処理として、例えば、開店前に、店舗端末20から全席に対する二次元コード出力指示を行う(ステップS10)。例えば、店員は、店舗端末20に表示された飲食物注文管理システム100Aの初期画面のメニューの中から「全席に対する二次元コード出力指示」を選択する。この結果、店舗端末20から「全席に対する出力指示情報」が注文管理サーバ10Aに送信される。
注文管理サーバ10Aは、店舗端末20から「全席に対する出力指示情報」を受信すると(ステップS20)、飲食店2の店番に従って店舗DB101に記憶された店舗データd10の席情報を参照し、飲食店2の全席の二次元コード27を作成する(ステップS30)。すなわち、この時点において、飲食店2の全席分の二次元コード27が作成される。なお、作成された全席の二次元コード27の識別データの客番には1が設定されている。
次いで、注文管理サーバ10Aは、作成した全席の二次元コード27のそれぞれの識別データに対して、有効フラグがオフ(無効)のアクセス可否データd20を作成し、アクセスDB102に記憶する(ステップS41)。この時点において、アクセス可否データd20は、飲食店2の全席分作成される。
次いで、注文管理サーバ10は、作成した全席の二次元コード27を店舗端末20に送信する(ステップS50)。
店舗端末20は、全席の二次元コード27を受信すると(ステップS60)、受信した全席の二次元コード27を出力する(ステップS70)。これにより、出力部24を介して二次元コード27を印字した二次元コード印字紙が全席分出力されるので、飲食店2の店員は、全席分の二次元コード印字紙を席番に従って該当するそれぞれの席に配置する。
<注文処理>
図15は、第2の実施の形態の注文処理の流れを示すシーケンス図である。
飲食店2の席に着いた顧客3は、携行した顧客端末30を用いて、席に配置された二次元コード印字紙の二次元コード27を読み込む処理を行う(ステップS110)。これにより、顧客端末30は、二次元コード27に含まれるURLに基づいて、注文管理サーバ10A内の飲食店2のメニューにアクセスする(ステップS120)。この際、顧客端末30は、飲食店2のメニューへのアクセス要求とともに二次元コード27に含まれる識別データを注文管理サーバ10Aに送信する。
注文管理サーバ10Aは、顧客端末30からアクセス要求とともに識別データを受信すると(ステップS130)、受信した識別データに基づいてアクセスDB102を参照し、受信した識別データが有効であるか否かをチェックする(ステップS140)。受信した識別データが有効であるか否かは、アクセスDB102に記憶された該当するアクセス可否データd20の有効フラグに基づいて行う。
次いで、注文管理サーバ10は、受信した識別データが有効である場合には(ステップS150:YES)、店舗DB101に記憶されたメニュー情報に基づいてメニューを顧客端末30に送信する(ステップS160)。
一方、注文管理サーバ10は、受信した識別データが有効でない場合には(ステップS150:NO)、受信した識別データの有効フラグをオン(有効)に変更したアクセス可否データd20をアクセスDB102に記憶し(ステップS155)、また、旧識別データが存在し、かつ旧識別データが有効である場合には、旧識別データの有効フラグをオフ(有効)に更新したアクセス可否データd20をアクセスDB102に記憶し(ステップS155)、店舗DB101に記憶されたメニュー情報に基づいてメニューを顧客端末30に送信する(ステップS160)。
なお、顧客端末30から注文管理サーバ10A内の飲食店2のメニューに対する最初のアクセスの場合には、受信した識別データは無効となっているので(図14のステップS41、後述する図17のステップS445参照)、ステップS155に従って識別データを有効に変更する。
また、ステップS155において、旧識別データを無効とするのは、以下の理由による。本実施形態の飲食物注文管理システム100Aの会計手続では、会計手続した顧客3の顧客端末30から送信された識別データを無効とするので、原則、旧識別データを無効とする必要はないが、顧客3が会計手続をしない場合(例えば、無銭飲食の場合、口頭で会計を伝えた場合など)には、この席の識別データは有効のままとなってしまう。そこで、このような状況にも対応できるように、ステップS155において、旧識別データが有効として存在する場合、この旧識別データを無効化するようにした。
メニューを受信した顧客端末30は、メニューを表示するので(ステップS180、ステップS190)、顧客3は、表示されたメニューの中から飲食物の注文を行う(ステップS200)。これにより、飲食物の品名及び数量を少なくとも含んだ注文情報が顧客端末30から注文管理サーバ10Aに送信される。
注文管理サーバ10Aは、注文情報を受信すると(ステップS210)、受信した注文情報のほか、顧客端末30から受信した識別データや店舗データd10のメニュー情報を用いてレシートデータd30を作成し、レシートDB103に記憶する(ステップS220)。
顧客3が飲食物の注文を終了する場合には(ステップS230:YES)、ステップS235に進み、顧客3が飲食物の注文を続行する場合には(ステップS230:NO)、ステップS200に戻って、再び表示されたメニューの中から飲食物の注文を行う。
顧客3が、表示されたメニューの中から会計手続を行うと、(ステップS235)、会計手続要求が顧客端末30から注文管理サーバ10Aに送信される。
注文管理サーバ10Aは、会計手続要求を受信すると(ステップS240)、顧客端末30から受信した識別データに対して、有効フラグをオフに更新したアクセス可否データd20をアクセスDB102に記憶する(ステップS245)。
次に、注文管理サーバ10Aは、会計レシートデータd40を作成し(ステップS250)、作成した会計レシートデータd40を顧客端末30に送信する(ステップS255)。
店舗端末20は、会計レシートデータd40を受信すると(ステップS260)、受信した会計レシートデータd40に基づいて会計レシート29を出力する(ステップS265)。
これにより、出力部24を介して会計レシート29が出力されるので、飲食店2の店員は、会計レシート29に基づいて会計を行う。すなわち、(1)飲食店注文管理システム100に基づいた店員を介しない注文受付だけの場合には、この会計レシート29をもって最終的な会計とし、(2)店員を介した対面受付もある場合には、対面の注文を加味して最終的な会計を行う。
<特定の席に対する二次元コード出力処理>
図17は、第2の実施の形態の特定の席に対する二次元コード出力処理の流れを示すシーケンス図である。
飲食店2の店員は、会計が終了した顧客3の席に対して、二次元コード出力指示を行う(ステップS410)。例えば、店員は、店舗端末20に表示された飲食物注文管理システム100Aの初期画面のメニューの中から「特定の席に対する二次元コード出力指示」を選択し、会計が終了した顧客3の席番を入力する。この結果、店舗端末20から席番を含む「特定の席に対する出力指示情報」が注文管理サーバ10に送信される。
注文管理サーバ10Aは、店舗端末20から席番を含む「特定の席に対する出力指示情報」を受信すると(ステップS420)、飲食店2の店番に従って店舗DB101に記憶された店舗データd10の席情報を参照し、特定の席に対する新二次元コード27を作成する(ステップS430)。すなわち、この時点において、飲食店2の特定の席に対する二次元コード27が新たに作成される。
次いで、注文管理サーバ10Aは、特定の席に対する新二次元コード27の識別データに対して、有効フラグがオフのアクセス可否データd20を作成し、アクセスDB102に記憶する(ステップS445)。また、注文管理サーバ10Aは、特定の席に対する旧二次元コード27の識別データに対して、有効フラグがオンであるならば、有効フラグをオフに更新したアクセス可否データd20をアクセスDB102に記憶する(ステップS45)。
次いで、注文管理サーバ10Aは、作成した特定の席に対する新二次元コード27を店舗端末20に送信する(ステップS460)。
店舗端末20は、特定の席に対する新二次元コード27を受信すると(ステップS470)、受信した特定の席の新二次元コード27を出力する(ステップS480)。これにより、出力部24を介して特定の席の新二次元コード27を印字した二次元コード印字紙が出力されるので、飲食店2の店員は、席番に従って二次元コード印字紙を特定の席に配置する。
なお、図17に示した、特定の席に対する二次元コード出力処理は、会計が終了した顧客3の席に対して新二次元コード27を出力する場合を想定して説明したが、これに限定されない。例えば、顧客3が無銭飲食など会計をしないで退店した場合(このような顧客3の席は空席となっているので、店員がこのような状況を発見した場合)に、図17に示す特定の席に対する二次元コード出力処理を実行してもよい。特定の席に対する旧二次元コード27の識別データに対して有効フラグをオフにするので、これにより、会計をせずに退店した顧客3が、顧客端末30のブラウザ上に残っていたメニューに基づいて再度、注文を行ったとしても注文管理サーバ10Aはこの注文を受けることはない。
以上、本実施の形態の飲食物注文管理システム100Aによれば、上記第1の実施の形態と同様に、飲食店にとっては、コストをかけることなく、店員の労力を軽減できるとともに、顧客にとっては、店員に頼ることなく、自らが注文したいタイミングで飲食物を注文することができる。
また、顧客3が有する顧客端末30は、二次元コード27を保持可能であったり、他から入手可能であったりするので、本実施の形態の二次元コード27は、店番、席番、客番、日付及びセキュリティコードからなる識別データを備えるようにしている。この結果、同一の席にて顧客3が入れ替わった場合であっても、正確に飲食物の注文を取ることができる。すなわち、退店後の顧客3からの不要な注文を排除することができる。また、悪意ある第三者からの不正な注文を排除することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は、上述した実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、本発明の実施の形態に対して種々の変形や変更を施すことができ、そのような変形や変更を伴うものもまた、本発明の技術的範囲に含まれるものである。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 管理会社
2 飲食店
3 顧客
10,10A 注文管理サーバ
11,21,31 記憶部
12,12A,25,34 制御部
13,26,35 通信部
20 店舗端末
22 入力部
23 表示部
24 出力部
20A PC
20B レシートプリンタ
27 二次元コード
28 レシート
30 顧客端末
32 UI部
33 撮影部
40 通信ネットワーク
100,100A 飲食物注文管理システム
101 店舗DB
102 アクセスDB
103 レシートDB
104 メニュー登録部
105 席情報登録部
106 二次元コード作成部
107 二次元コード出力部
108,108A アクセス制御部
109 メニュー送信部
110,110A レシート作成部
201 レシート取得部
301 二次元コード読取部
d10 店舗データ
d20 アクセス可否データ
d30 レシートデータ

Claims (12)

  1. ネットワークを介して、顧客が携行する顧客端末と相互に通信可能な飲食物注文管理システムであって、
    飲食店の飲食物のメニューを記憶するメニュー記憶手段と、
    飲食店の店員から、飲食店の会計単位の全席に対して二次元コードを出力する第一の指示を受け付けた場合には、会計単位の全席に対して、メニューにアクセスするためのアクセス情報と、会計単位の席を一意に識別可能な席IDを少なくとも含む識別情報と、が格納された二次元コードを作成する第一の二次元コード作成手段と、
    前記第一の二次元コード作成手段が作成した二次元コードのそれぞれを印字した二次元コード印字紙を出力する第一の二次元コード出力手段と、
    飲食店の店員が、前記第一の二次元コード出力手段により出力された二次元コード印字紙のそれぞれを該当する席に掲示した後の第一の状態において、前記顧客端末が、顧客が飲食する席に掲示された二次元コードを読み取ってメニューにアクセスした場合には、該顧客端末に対して前記メニュー記憶手段に記憶されたメニューを送信するメニュー送信手段と、
    顧客がメニューの中から飲食物の注文を行い、メニューを送信した前記顧客端末から、注文した飲食物の品名及び個数を含む注文情報を受け付けた場合には、受け付けた注文情報、及び前記メニュー記憶手段に記憶されたメニューに基づいて、前記顧客端末が読み込んだ二次元コードに含まれる席ID、注文を受けた飲食物の品名、個数及び金額を少なくとも含むレシートを作成するレシート作成手段と、
    前記レシート作成手段が作成したレシートを出力するレシート出力手段と、
    を備えることを特徴とする飲食物注文管理システム。
  2. 前記識別情報は、
    前記席IDと、客の回転数を示すSEQ番号と、を含み、
    前記識別情報を記憶する識別情報記憶手段をさらに備え、
    前記第一の二次元コード作成手段は、
    会計単位の全席に対して、前記アクセス情報と、前記席ID及び前記SEQ番号の初期値を含む識別情報と、が格納された二次元コードを作成し、
    顧客が会計を終了した後に、飲食店の店員から、会計終了した顧客が飲食していた特定の席に対して二次元コードを出力する第二の指示を受け付けた場合には、前記識別情報記憶手段に記憶された前記特定の席の席IDに対応した識別情報のうち、最大のSEQ番号(以下、第一のSEQ番号という)をインクリメントした数値を新たなSEQ番号(以下、第二のSEQ番号という)とし、前記特定の席に対して、前記アクセス情報と、前記特定の席の席ID及び前記第二のSEQ番号を含む識別情報と、が格納された二次元コードを作成する第二の二次元コード作成手段と、
    前記第二の二次元コード作成手段が作成した前記特定の席の二次元コードを印字した二次元コード印字紙を出力する第二の二次元コード出力手段と、
    をさらに備え、
    前記メニュー送信手段は、
    前記第一の状態、又は飲食店の店員が、前記第二の二次元コード出力手段により出力された二次元コード印字紙を該当する席に掲示した後の第二の状態において、前記顧客端末が、顧客が飲食する席に掲示された二次元コードを読み取ってメニューにアクセスした場合には、該顧客端末に対して前記メニュー記憶手段に記憶されたメニューを送信する、
    ことを特徴とする請求項1記載の飲食物注文管理システム。
  3. 前記識別情報記憶手段は、
    前記識別情報に対応付けて、前記顧客端末からメニューへのアクセスが有効か無効かを示すアクセス可否情報をさらに記憶し、
    前記第一の二次元コード作成手段が作成したすべての二次元コードのそれぞれの前記識別情報に、アクセス可を示すアクセス可否情報を対応付けて前記識別情報記憶手段に登録する第一のアクセス可否情報登録手段と、
    前記第二の二次元コード作成手段が作成した二次元コードの前記識別情報に、アクセス可を示すアクセス可否情報を対応付けて前記識別情報記憶手段に登録するとともに、前記特定の席の席ID及び前記第一のSEQ番号を含む識別情報に対して不可を示すアクセス可否情報を対応付けて前記識別情報記憶手段に登録する第二のアクセス可否情報登録手段と、
    前記顧客端末がメニューにアクセスした場合には、前記顧客端末から送信された前記識別情報に基づいて前記識別情報記憶手段に記憶されたアクセス可否情報を参照し、参照したアクセス可否情報に従ってアクセスの可否を判断するアクセス可否判断手段と、
    を備え、
    前記メニュー送信手段は、
    前前記顧客端末が、前記アクセス可否判断手段において前記顧客端末からのアクセスが可であると判断した場合には、該顧客端末に対してメニューを送信する、
    ことを特徴とする請求項2記載の飲食物注文管理システム。
  4. 前記識別情報記憶手段は、
    前記識別情報に対応付けて、前記顧客端末からメニューへのアクセスが有効か無効かを示すアクセス可否情報をさらに記憶し、
    前記第一の二次元コード作成手段が作成したすべての二次元コードのそれぞれの前記識別情報に、アクセス不可を示すアクセス可否情報を対応付けて前記識別情報記憶手段に登録する第一のアクセス可否情報登録手段と、
    前記第二の二次元コード作成手段が作成した二次元コードの前記識別情報に、アクセス不可を示すアクセス可否情報を対応付けて前記識別情報記憶手段に登録するとともに、前記特定の席の席ID及び前記第一のSEQ番号を含む識別情報がアクセス可を示す情報の場合には、該識別情報に、不可を示すアクセス可否情報を対応付けて前記識別情報記憶手段に登録する第二のアクセス可否情報登録手段と、
    前記顧客端末がメニューにアクセスした場合には、前記顧客端末から送信された前記識別情報に基づいて前記識別情報記憶手段に記憶されたアクセス可否情報を参照し、参照したアクセス可否情報がアクセス不可の場合には、該識別情報に、アクセス可を示すアクセス可否情報を対応付けて登録する第三のアクセス可否情報登録手段と、
    顧客が会計手続を行い、前記顧客端末から会計手続要求を受け付けた場合には、前記顧客端末から送信された前記識別情報に基づいて前記識別情報記憶手段に記憶されたアクセス可否情報を参照し、該識別情報に、アクセス不可を示すアクセス可否情報を対応付けて登録する第四のアクセス可否情報登録手段と、
    を備え、
    前記顧客端末がメニューにアクセスした場合には、前記顧客端末から送信された前記識別情報に基づいて前記識別情報記憶手段に記憶されたアクセス可否情報を参照し、参照したアクセス可否情報に従ってアクセスの可否を判断するアクセス可否判断手段と、
    を備え、
    前記メニュー送信手段は、
    前前記顧客端末が、前記アクセス可否判断手段において前記顧客端末からのアクセスが可であると判断した場合には、該顧客端末に対してメニューを送信する、
    ことを特徴とする請求項2記載の飲食物注文管理システム。
  5. 一又は複数の飲食店における飲食物の注文を管理する注文管理装置と、
    前記一又は複数の飲食店のそれぞれに配設された店舗端末と、
    を備えることを特徴とする請求項3又は4記載の飲食物注文管理システム。
  6. 飲食店に配設された店舗端末と、顧客が携行する顧客端末と、ネットワークを介して前記店舗端末及び前記顧客端末と相互に通信可能な飲食物注文管理装置と、を備えた情報処理システムにおける前記飲食物注文管理装置であって、
    飲食店ごとに飲食物のメニューを記憶するメニュー記憶手段と、
    前記店舗端末から、飲食店の会計単位の全席に対して二次元コードを出力する第一の指示を受け付けた場合には、会計単位の全席に対して、メニューにアクセスするためのアクセス情報と、前記店舗端末が配設された飲食店を一意に識別可能な店ID、会計単位の席を一意に識別可能な席IDを少なくとも含む識別情報と、が格納された二次元コードを作成する第一の二次元コード作成手段と、
    前記第一の二次元コード作成手段が作成した二次元コードのそれぞれを、前記第一の指示を送信した前記店舗端末に送信する第一の二次元コード出力手段と、
    前記店舗端末が、前記第一の二次元コード出力手段が送信した二次元コードのそれぞれを印字した二次元コード印字紙を出力した後、飲食店の店員が、二次元コード印字紙のそれぞれを該当する席に掲示した第一の状態において、前記顧客端末が、顧客が飲食する席に掲示された二次元コードを読み取ってメニューにアクセスした場合には、該顧客端末に対して前記メニュー記憶手段に記憶されたメニューを送信するメニュー送信手段と、
    顧客がメニューの中から飲食物の注文を行い、メニューを送信した前記顧客端末から、注文した飲食物の品名及び個数を含む注文情報を受け付けた場合には、受け付けた注文情報、及び前記メニュー記憶手段に記憶されたメニューに基づいて、前記顧客端末が読み込んだ二次元コードに含まれる店ID、席ID、注文を受けた飲食物の品名、個数及び金額を少なくとも含むレシートデータを作成するレシート作成手段と、
    前記レシート作成手段が作成したレシートデータを記憶するレシート記憶手段と、
    備えることを特徴とする飲食物注文管理装置。
  7. 前記レシートデータは、前記顧客端末から取得状況を示す取得フラグをさらに備え、
    前記顧客端末は、所定の時間間隔で前記レシート記憶手段に記憶されたレシートデータを参照し、前記店舗端末が配設された飲食店の店IDであって取得フラグが未取得を示すレシートデータを取得するレシート取得手段を備えることを特徴とする請求項6記載の飲食物注文管理装置。
  8. 前記レシート作成手段が作成したレシートデータを、該レシートデータに含まれる店IDの飲食店の前記顧客端末に送信するレシートデータ送信手段をさらに備えることを特徴とする請求項6記載の飲食物注文管理装置。
  9. 前記識別情報は、
    前記席IDと、客の回転数を示すSEQ番号と、を含み、
    前記識別情報を記憶する識別情報記憶手段をさらに備え、
    前記第一の二次元コード作成手段は、
    会計単位の全席に対して、前記アクセス情報と、前記店ID、前記席ID及び前記SEQ番号の初期値を含む識別情報と、が格納された二次元コードを作成し、
    顧客が会計を終了した後に、前記店舗端末から、会計終了した顧客が飲食していた特定の席に対して二次元コードを出力する第二の指示を受け付けた場合には、前記識別情報記憶手段に記憶された前記特定の席の席IDに対応した識別情報のうち、最大のSEQ番号(以下、第一のSEQ番号という)をインクリメントした数値を新たなSEQ番号(以下、第二のSEQ番号という)とし、前記特定の席に対して、前記アクセス情報と、前記店舗端末が配設された飲食店の店ID、前記特定の席の席ID及び前記新たなSEQ番号を含む識別情報と、が格納された二次元コードを作成する第二の二次元コード作成手段と、
    前記第二の二次元コード作成手段が作成した前記特定の席の二次元コードを、前記第二の指示を送信した前記店舗端末に送信する第二の二次元コード出力手段と、
    をさらに備え、
    前記メニュー送信手段は、
    前記第一の状態、又は前記店舗端末が、前記第二の二次元コード出力手段により送信された前記特定の席の二次元コードを印字した二次元コード印字紙を出力した後に飲食店の店員が、出力された二次元コード印字紙を該当する席に掲示した後の第二の状態において、前記顧客端末が、顧客が飲食する席に掲示された二次元コードを読み取ってメニューにアクセスした場合には、該顧客端末に対して前記メニュー記憶手段に記憶されたメニューを送信する、
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の飲食物注文管理装置。
  10. 前記識別情報記憶手段は、
    前記識別情報に対応付けて、前記顧客端末からメニューへのアクセスが有効か無効かを示すアクセス可否情報をさらに記憶し、
    前記第一の二次元コード作成手段が作成したすべての二次元コードのそれぞれの前記識別情報に対してアクセス可を示すアクセス可否情報を付加して前記アクセス可否情報記憶手段に登録する第一のアクセス可否情報登録手段と、
    前記第二の二次元コード作成手段が作成した二次元コードの前記識別情報に対してアクセス可を示すアクセス可否情報を付加して前記識別情報記憶手段に登録するとともに、前記店ID、前記特定の席の席ID及び前記第一のSEQ番号を含む識別情報に対して不可を示すアクセス可否情報を付加して前記識別情報記憶手段に登録する第二のアクセス可否情報登録手段と、
    前記顧客端末がメニューにアクセスした場合には、前記顧客端末から送信された前記識別情報に基づいて前記識別情報記憶手段に記憶されたアクセス可否情報を参照し、参照したアクセス可否情報に従ってアクセスの可否を判断するアクセス可否判断手段と、
    前記メニュー送信手段は、
    前前記顧客端末が、前記アクセス可否判断手段において前記顧客端末からのアクセスが可であると判断した場合には、該顧客端末に対してメニューを送信する、
    ことを特徴とする請求項9記載の飲食物注文管理装置。
  11. ネットワークを介して、顧客が携行する顧客端末と相互に通信可能なコンピュータが実行する飲食物注文管理方法であって、
    前記コンピュータは、
    飲食店の飲食物のメニューを記憶するメニュー記憶手段を備え、
    飲食店の店員から、飲食店の会計単位の全席に対して二次元コードを出力する第一の指示を受け付けた場合には、会計単位の全席に対して、メニューにアクセスするためのアクセス情報と、会計単位の席を一意に識別可能な席IDを少なくとも含む識別情報と、が格納された二次元コードを作成する第一の二次元コード作成ステップと、
    前記第一の二次元コード作成ステップにおいて作成した二次元コードのそれぞれを印字した二次元コード印字紙を出力する第一の二次元コード出力ステップと、
    飲食店の店員が、前記第一の二次元コード出力ステップにより出力された二次元コード印字紙のそれぞれを該当する席に掲示した後の第一の状態において、前記顧客端末が、顧客が飲食する席に掲示された二次元コードを読み取ってメニューにアクセスした場合には、該顧客端末に対して前記メニュー記憶手段に記憶されたメニューを送信するメニュー送信ステップと、
    顧客がメニューの中から飲食物の注文を行い、メニューを送信した前記顧客端末から、注文した飲食物の品名及び個数を含む注文情報を受け付けた場合には、受け付けた注文情報、及び前記メニュー記憶手段に記憶されたメニューに基づいて、前記顧客端末が読み込んだ二次元コードに含まれる席ID、注文を受けた飲食物の品名、個数及び金額を少なくとも含むレシートを作成するレシート作成ステップと、
    前記レシート作成ステップにおいて作成したレシートを出力するレシート出力ステップと、
    を備えることを特徴とする飲食物注文管理方法。
  12. ネットワークを介して、顧客が携行する顧客端末と相互に通信可能なコンピュータが読み取り可能な飲食物注文管理プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    飲食店の飲食物のメニューを記憶するメニュー記憶手段と、
    飲食店の店員から、飲食店の会計単位の全席に対して二次元コードを出力する第一の指示を受け付けた場合には、会計単位の全席に対して、メニューにアクセスするためのアクセス情報と、会計単位の席を一意に識別可能な席IDを少なくとも含む識別情報と、が格納された二次元コードを作成する第一の二次元コード作成手段と、
    前記第一の二次元コード作成手段が作成した二次元コードのそれぞれを印字した二次元コード印字紙を出力する第一の二次元コード出力手段と、
    飲食店の店員が、前記第一の二次元コード出力手段により出力された二次元コード印字紙のそれぞれを該当する席に掲示した後の第一の状態において、前記顧客端末が、顧客が飲食する席に掲示された二次元コードを読み取ってメニューにアクセスした場合には、該顧客端末に対して前記メニュー記憶手段に記憶されたメニューを送信するメニュー送信手段と、
    顧客がメニューの中から飲食物の注文を行い、前記メニューを送信した前記顧客端末から、注文した飲食物の品名及び個数を含む注文情報を受け付けた場合には、受け付けた注文情報、及び前記メニュー記憶手段に記憶されたメニューに基づいて、前記顧客端末が読み込んだ二次元コードに含まれる席ID、注文を受けた飲食物の品名、個数及び金額を少なくとも含むレシートを作成するレシート作成手段と、
    前記レシート作成手段が作成したレシートを出力するレシート出力手段と、
    として機能させることを特徴とする飲食物注文管理プログラム。
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