JP2009211258A - レシピ提供システム、レシピ提供方法、およびレシピ提供用プログラム - Google Patents
レシピ提供システム、レシピ提供方法、およびレシピ提供用プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】商品の購入情報を用いて、個別に応用されたレシピや専門的な知識に基づくレシピの提供を可能にする。
【解決手段】発行するレシートに、購入者であるユーザ用に公開されるWebサイトアドレスを印刷するレシート発行端末と、レシート発行端末から通知される情報に基づきユーザに提供するレシピ情報を検索するレシピ検索手段と、検索したレシピ情報を掲載するWebページを前記Webサイトアドレスにおいて公開するWebサーバ手段と、予めユーザに対し登録されているあて先情報であってアドバイザが使用するアドバイザ端末のアドレスを示すあて先情報に、該ユーザの購入商品の情報または提供するレシピの情報を通知して、アドバイスを要求するアドバイス要求手段とを有し、Webサーバ手段は、入力されたアドバイスをユーザに対し公開されるWebページに反映する。
【選択図】図1
【解決手段】発行するレシートに、購入者であるユーザ用に公開されるWebサイトアドレスを印刷するレシート発行端末と、レシート発行端末から通知される情報に基づきユーザに提供するレシピ情報を検索するレシピ検索手段と、検索したレシピ情報を掲載するWebページを前記Webサイトアドレスにおいて公開するWebサーバ手段と、予めユーザに対し登録されているあて先情報であってアドバイザが使用するアドバイザ端末のアドレスを示すあて先情報に、該ユーザの購入商品の情報または提供するレシピの情報を通知して、アドバイスを要求するアドバイス要求手段とを有し、Webサーバ手段は、入力されたアドバイスをユーザに対し公開されるWebページに反映する。
【選択図】図1
Description
本発明は、購入された商品の情報を用いてレシピを提供するレシピ提供システム、レシピ提供方法、およびレシピ提供用プログラムに関する。
食材を購入する際、あらかじめ献立を決めてから購入したとしても、必要とする分量の食材が売られているとは限らず、購入した食材が余ってしまうことが多く見受けられる。また、献立を決めるときに参考にするレシピについても、本や雑誌などに掲載されているものに限定されてしまうことが多い。
利用者の状況に合わせたレシピを提供するための技術に関し、例えば、特許文献1には、購買者に購買した物に関する情報を提供する購買者支援システムにおいてレシピを提供する例が記載されている。
また、特許文献2には、ユーザの家族に合った献立や登録食材を材料に含む献立を索出するレシピ情報提供方法が記載されている。
しかし、上記で示した方法では、予め登録されているレシピ情報から、購入者が購入した食材に応じたレシピを検索して提供している。従って、予め登録されているレシピしか提供できないという問題がある。なお、特許文献2では、ユーザの家族構成やアレルギー等食べられない食材の情報等のユーザ情報に基づいて個々のユーザに適した食材リストを提供する旨や、購入履歴情報に基づいてバランスよく食材を組み込んだレシピ情報を提供する旨が記載されているが、必ずしも個々の事案に適合するレシピが登録されているとは限らない。例えば、アレルギー等により食べられない食材を含んだレシピであってもその食材の変更が可能なレシピは多く存在するはずであるが、予め登録されているレシピ情報からの策出では、このような応用を効かすことができない。また、一般的なレシピ本には載っていない療養食等、専門的な知識を要するレシピを提供してほしいといった要望もある。
そこで、本発明は、商品の購入情報を用いて、予め登録されているレシピだけでなく、個別に応用されたレシピや専門的な知識に基づくレシピの提供が可能なレシピ提供システム、レシピ提供方法、およびレシピ提供用プログラムを提供することを目的とする。
本発明によるレシピ提供システムは、購入された商品の情報を用いてレシピを提供するレシピ提供システムであって、
購入された商品に関するレシートを発行するレシート発行端末と、前記レジ端末とネットワークを介して接続されるセンターサーバとを備え、前記レシート発行端末は、商品が購入される際に、購入者であるユーザを識別するためのユーザ識別情報と購入された商品の情報とをネットワークを介して接続されるセンターサーバに送信するとともに、発行するレシートに前記センターサーバにおいて該ユーザ用に公開されるWebサイトアドレスを印刷し、前記センターサーバは、ユーザ別に、少なくとも該ユーザが購入した商品の情報を保持するユーザ情報記憶手段と、レシピ情報を保持するレシピ情報記憶手段と、前記レシート発行端末からユーザ識別情報と購入された商品の情報とを受信すると、受信した情報および前記ユーザ情報記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記レシピ情報記憶手段から、前記ユーザ識別情報で示されるユーザに提供するレシピ情報を検索するレシピ検索手段と、前記レシピ検索手段が検索したレシピ情報を掲載するWebページを、前記ユーザに対し前記レシート発行端末がレシートに印刷する前記Webサイトアドレスにおいて公開するWebサーバ手段と、予めユーザに対し登録されているあて先情報であってアドバイザが使用するアドバイザ端末のアドレスを示すあて先情報に、該ユーザが購入した商品の情報または提供するレシピの情報を通知して、提供するレシピに対するアドバイスを要求するアドバイス要求手段とを有し、前記Webサーバ手段は、前記アドバイザからのアドバイスの入力を受け付けるためのWebページを該アドバイザに対し公開し、入力されたアドバイスを前記ユーザに対し公開されるWebページに反映することを特徴とする。
購入された商品に関するレシートを発行するレシート発行端末と、前記レジ端末とネットワークを介して接続されるセンターサーバとを備え、前記レシート発行端末は、商品が購入される際に、購入者であるユーザを識別するためのユーザ識別情報と購入された商品の情報とをネットワークを介して接続されるセンターサーバに送信するとともに、発行するレシートに前記センターサーバにおいて該ユーザ用に公開されるWebサイトアドレスを印刷し、前記センターサーバは、ユーザ別に、少なくとも該ユーザが購入した商品の情報を保持するユーザ情報記憶手段と、レシピ情報を保持するレシピ情報記憶手段と、前記レシート発行端末からユーザ識別情報と購入された商品の情報とを受信すると、受信した情報および前記ユーザ情報記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記レシピ情報記憶手段から、前記ユーザ識別情報で示されるユーザに提供するレシピ情報を検索するレシピ検索手段と、前記レシピ検索手段が検索したレシピ情報を掲載するWebページを、前記ユーザに対し前記レシート発行端末がレシートに印刷する前記Webサイトアドレスにおいて公開するWebサーバ手段と、予めユーザに対し登録されているあて先情報であってアドバイザが使用するアドバイザ端末のアドレスを示すあて先情報に、該ユーザが購入した商品の情報または提供するレシピの情報を通知して、提供するレシピに対するアドバイスを要求するアドバイス要求手段とを有し、前記Webサーバ手段は、前記アドバイザからのアドバイスの入力を受け付けるためのWebページを該アドバイザに対し公開し、入力されたアドバイスを前記ユーザに対し公開されるWebページに反映することを特徴とする。
また、本発明によるレシピ提供方法は、購入された商品の情報を用いてレシピを提供するためのレシピ提供方法であって、レシート発行端末が、商品が購入された際に、購入者であるユーザを識別するためのユーザ識別情報と購入された商品の情報とをネットワークを介して接続されるセンターサーバに送信するとともに、発行するレシートに前記センターサーバにおいて該ユーザ用に公開されるWebサイトアドレスを印刷することによりレシピを提供するレシピ提供方法において、前記センターサーバが、ユーザ別に、少なくとも該ユーザが購入した商品の情報を保持するとともに、レシピ情報を保持し、前記レシート発行端末からユーザ識別情報と購入された商品の情報とを受信すると、受信した情報および前記ユーザ情報記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記ユーザ識別情報で示されるユーザに提供するレシピ情報を検索し、検索したレシピ情報を掲載したWebページを、前記ユーザに対し前記レシート発行端末がレシートに印刷する前記Webサイトアドレスにおいて公開し、予めユーザに対し登録されているあて先情報であってアドバイザが使用するアドバイザ端末のアドレスを示すあて先情報に、該ユーザが購入した商品の情報または提供するレシピの情報を通知して、提供するレシピに対するアドバイスを要求し、前記アドバイザからのアドバイスの入力を受け付けるためのWebページを該アドバイザに対し公開し、入力されたアドバイスを前記ユーザに対し公開されるWebページに反映することを特徴とする。
また、本発明によるレシピ提供用プログラムは、購入された商品の情報を用いてレシピを提供するためのレシピ提供用プログラムであって、商品が購入された際にレシートを発行するレシート発行端末とネットワークを介して接続されるセンターサーバに適用されるレシピ提供用プログラムにおいて、コンピュータに、ユーザ別に、少なくとも該ユーザが購入した商品の情報を保持するとともに、レシピ情報を保持する記憶装置を備えたコンピュータに、前記レシート発行端末からユーザ識別情報と購入された商品の情報とを受信すると、受信した情報および前記記憶装置に保持されているユーザ別の情報に基づいて、前記ユーザ識別情報で示されるユーザに提供するレシピ情報を検索する処理、検索したレシピ情報を掲載したWebページを、前記ユーザに対し前記レシート発行端末がレシートに印刷する前記Webサイトアドレスにおいて公開するための処理、予めユーザに対し登録されているあて先情報であってアドバイザが使用するアドバイザ端末のアドレスを示すあて先情報に、該ユーザが購入した商品の情報または提供するレシピの情報を通知して、提供するレシピに対するアドバイスを要求する処理、前記アドバイザからのアドバイスの入力を受け付けるためのWebページを該アドバイザに対し公開し、入力されたアドバイスを前記ユーザに対し公開されるWebページに反映する処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、商品の購入情報を用いて、予め登録されているレシピの中でユーザの状況にあったレシピだけでなく、個別に応用されたレシピや専門的な知識に基づくレシピを提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明によるレシピ提供システムの構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本発明によるレシピ提供システムは、センターサーバ1と、レシート発行端末2と、アドバイザ端末3とを備える。また、センターサーバ1は、ユーザ情報記憶手段11と、レシピ情報記憶手段12と、レシピ検索手段13と、Webサーバ手段14と、アドバイス要求手段15とを含む。
レシート発行端末2は、購入された商品に関するレシートを発行する情報処理端末である。なお、本発明によるレシート発行端末2は、商品が購入される際に、購入者であるユーザを識別するためのユーザ識別情報と購入された商品の情報とをネットワークを介して接続されるセンターサーバに送信するとともに、発行するレシートに前記センターサーバにおいて該ユーザ用に公開されるWebサイトアドレスを印刷する。
ユーザ情報記憶手段11は、ユーザ別に、少なくとも該ユーザが購入した商品の情報を保持する。また、レシピ情報記憶手段12は、レシピ情報を保持する。
レシピ検索手段13は、レシート発行端末2からユーザ識別情報と購入された商品の情報とを受信すると、受信した情報およびユーザ情報記憶手段11に記憶されている情報に基づいて、レシピ情報記憶手段12から、受信したユーザ識別情報で示されるユーザに提供するレシピ情報を検索する。
アドバイス要求手段15は、予めユーザに対し登録されているあて先情報であってアドバイザが使用するアドバイザ端末のアドレスを示すあて先情報に、該ユーザが購入した商品の情報または提供するレシピの情報を通知して、提供するレシピに対するアドバイスを要求する。ここで、アドバイス要求手段15の通知先となるアドバイザ端末は、医師または栄養士が使用する情報処理端末であってもよい。アドバイス要求手段15は、例えば、予めユーザに対し登録されている電子メールアドレスに、アドバイスの入力を要求する旨と、提供対象とするユーザを示す情報と、該ユーザが購入した商品の情報または提供するレシピの情報とを記載した電子メールを送信することによって、提供するレシピに対するアドバイスを要求する。
Webサーバ手段14は、レシピ検索手段13が検索したレシピ情報を掲載するWebページを、提供対象とされるユーザ用としてレシート発行端末2がレシートに印刷するWebサイトアドレスにおいて該ユーザに対し公開する。また、Webサーバ手段14は、アドバイス要求手段15が要求したアドバイザからのアドバイスの入力を受け付けるためのWebページを該アドバイザに対し公開し、入力されたアドバイスを対象とされるユーザ用に公開されるWebページに反映する。
また、レシピ検索手段13は、レシート発行端末からの、購入者であるユーザを識別するためのユーザ識別情報と購入された商品の情報の受信に対して、該ユーザ用に公開されるWebサイトアドレスに検索したレシピ情報の指定を組み合わせたURLを作成し、作成したURLの情報をレシート発行端末2に送信するようにしてもよい。そのような場合には、レシート発行端末2は、購入者であるユーザを識別するためのユーザ識別情報と購入された商品の情報とをセンターサーバ1に送信した際にレシピ検索手段13から返信されるURLの情報を、発行するレシートに印刷してもよい。
このような構成により、予め登録された第3者を介在させることができ、予め登録されているレシピの中でユーザの状況にあったレシピだけでなく、個別に応用されたレシピや専門的な知識に基づくレシピを提供することができる。
また、本発明によるレシピ提供システムは、図2に示すように、提供対象となるユーザが使用するユーザ端末4とアドバイザ端末3との間で、テレビ電話等の動画通信リンクを形成することが可能な場合には、レシート発行端末2は、発行するレシートに、前記センターサーバにより該ユーザ用に公開されるWebサイトアドレスと、予めユーザに対し登録されているあて先情報であって所定のアドバイザ宛ての電話番号とを印刷してもよい。このとき、レシート発行端末2が発行するレシートに印刷される電話番号は、調理に詳しいオペレータが配置されたオペレーションセンタに設置されているテレビ電話が可能なアドバイス端末のあて先情報となる電話番号であってもよい。
このような構成によって、ユーザは、提供されるレシピを見ただけではわからない場合でも、直接アドバイザと話しつつ動画によるガイドを受けることが可能となる。
以下、より具体的な実施形態について説明する。図3は、本実施形態のレシピ提供システムの構成例を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態のレシピ提供システムは、レジ端末10と、センターシステム30と、ユーザ端末40と、アドバイザ端末50とを備える。また、センターシステム30は、制御−検索エンジン301と、個人マスタ情報データベース302(以下、個人マスタ情報DB302という。)と、レシピサーバ303と、Webサーバ304とを含む。
また、レジ端末10とセンターシステム30(少なくとも制御−詮索エンジン301)とは、ネットワーク20−1を介して接続されている。また、ユーザ端末40とセンターシステム30(少なくともWebサーバ304)とアドバイザ端末50とは、それぞれネットワーク20−2を介して接続されている。
レジ端末10は、商品情報の入力を行い、購入した商品に応じたレシートを発行する。本実施形態では、レシートを発行する際に、商品情報の入力だけでなく、会員番号等購入者を識別するための情報の入力を行い、それらの情報をセンターシステム30にネットワーク20−1を介して送信することにより得られるURL(より具体的には、購入した商品に応じて作成されWebサーバ304で提供される該会員用のWebページのアドレスを示すURL)の情報をレシートに印字する。
商品情報は、例えば、商品名、価格、量、産地などその商品に関する情報である。会員番号等購入者を識別するための情報は、センターシステム30において予め登録されている会員情報に関連づけられている情報である。なお、会員情報には、会員番号の他に、氏名、生年月日、家族構成などが含まれる。
制御−検索エンジン301は、レジ端末10から送信される情報を終端し、会員に提供するレシピの検索、会員用Webサイト・アドレス(URL)の作成、各種情報の登録・更新といった他の処理部と協働して本システムの機能を実現させるための各種制御(他の処理部への指示を含む。)を行う。なお、制御−検索エンジン301は、図1および図2におけるレシピ検索手段13およびアドバイス要求手段15の機能を実現する処理部である。
制御−検索エンジン301は、例えば、レジ端末10から送信される商品情報および会員情報を元に、購入者である会員に提供するレシピ情報を検索し、Webサーバ304に登録する。そして、該レシピ情報の提供用に割り当てたWebサーバ304上のWebサイトアドレス(URL)を、受信した商品情報および会員情報の送信元であるレジ端末10に返信する。
例えば、後述するレシピサーバ303から、商品情報で示される商品を材料に含むレシピの情報を検索して登録してもよい。なお、その際に、後述する個人マスタ情報DB302に蓄積されている家族構成、購入履歴、レシピ提供履歴などを利用して、過去に提供したレシピとの重複を避けたり、残っていると思われる商品をともに材料に含むレシピを選択するようにしてもよい。
また、例えば、会員用に予めURLを割り当てておき、そのURLを返信してもよい。このような場合には、会員がそのURLを用いてWebサーバ304にアクセスした際に、そのURLから特定される会員情報を用いてレシピを検索してもよい。その際、例えば、該URLにアクセスされるまでの間に受け付けた医師や栄養士といった専門的な知識を有しているアドバイザからの該会員向けのアドバイスを合わせて提示させるようにしてもよい。
また、例えば、一旦レシピサーバ304から検索されたレシピの情報を登録してURLを返信した上で、そのレシピ情報を、予め登録されている調理師や医師、栄養士等のアドバイザが使用しているアドバイザ端末50に送信してアドバイスを依頼してもよい。なお、レシピに対するコメントだけでなく、会員やその家族の健康状態に対するコメント、レシピの修正といったアドバイスを得るようにしてもよい。また、商品購入とは直接関わらない情報を別途得るようにし、その情報をURLとともに返信してレシートに印字させるようにしてもよい。
個人マスタ情報DB302は、ユーザ(会員)の氏名、住所、家族構成、商品の購入履歴、紹介したレシピの履歴といった本システムの利用に係るユーザに関する情報を記憶する。なお、個人マスタ情報DB302は、本システムの利用に伴って、店舗等で利用できるクーポンを提供するような場合などには、そのクーポンの発行および使用の状況を示す情報を併せて記憶してもよい。以下、個人マスタ情報DB302に記憶される会員別の情報を会員情報という。なお、個人マスタ情報DB302は、図1および図2におけるユーザ情報記憶手段11を実現するデータベースシステムである。
レシピサーバ303は、会員に提供するレシピを蓄積するデータベースを備える。レシピサーバ303は、食材をキーにレシピを検索できるよう該データベースを構成する。また、常に新しいレシピを蓄積できるようデータの書き込みも可能にする。なお、本実施形態では、レシピサーバ303に蓄積させるレシピの情報として、テキスト形式のものと、動画形式のものとを用意する。なお、レシピサーバ303は、図1および図2におけるレシピ情報記憶手段12を実現するデータベースシステムである。
Webサーバ304は、制御−検索エンジン301が割り当てたURLを用いて、対象とする会員用に検索されたレシピを提供する。Webサーバ304は、例えば、制御−検索エンジン301が割り当てたURLをもつ、検索されたレシピの情報を掲載したWebページを通信ネットワーク20−2上で公開し、会員が操作するユーザ端末40からの該URLを指定したアクセスに応じて、該URLが示すWebページの情報を送信することで、レシピを提供する。なお、Webサーバ304は、レシピの情報だけでなく、該会員向けのアドバイス等も合わせて提供する。また、Webサーバ304は、会員用のWebページで提供されるレシピに対し、アドバイザがコメントを入力できるアドバイザ用のWebページの提供も行う。すなわち、アドバイザからのコメントの受け付け機能を有する。なお、Webサーバ304は、図1および図2におけるWebサーバ手段14の機能を実現する処理部である。
アドバイスの依頼に関しては、Webサーバ304が会員用Webページにアクセスされた際に、リアルタイムに行うことも可能である。そのような場合には、アクセス通知を制御−検索エンジン301に行い、制御−検索エンジン301に実処理を行わせればよい。
また、Webサーバ304は、この他にも、Webページとして提供するhtmlファイルの作成や、会員別Webページの管理や、動画管理、アクセス管理、店舗用ページの管理を行う。
アドバイザ端末50は、予め登録されている調理師や医師、栄養士といった専門的な知識を有しているアドバイザが使用する端末である。なお、本実施形態では、調理師や料理に詳しい人が調理法について動画によるガイドを行うためのアドバイザ端末50−1と、医師や栄養士といった専門的な知識を有する人がアドバイスを行うためのアドバイザ端末50−2とを備える場合を例に説明する。本例では、アドバイザ端末50−1とユーザ端末40との間に動画通信用のリンクを形成可能とする。動画通信用リンクは、例えば、テレビ電話システムを利用して形成すればよい。また、例えば、携帯電話システムを利用して形成してもよい。また、例えば、インターネット等の通信ネットワーク上のデータ通信システムを利用して形成してもよい。
なお、本実施形態において、レジ端末10は、POS(Point of sale )レジスタによって実現される。また、制御−検索エンジン301,個人マスタ情報DB301,レシピサーバ303,Webサーバ304は、例えば、ワークステーション・サーバなど、記憶装置を有する情報処理装置によって実現される。なお、それぞれ異なる情報処理装置によって実現した上でそれらを通信可能に接続することでセンターシステム30を構成してもよいし、1つの情報処理装置で複数の処理部(例えば、制御−検索エンジン301とWebサーバ304)の機能を実現してセンターシステム30を構成することも可能である。また、ユーザ端末40は、例えば、携帯電話機やパーソナルコンピュータによって実現される。また、アドバイザ端末50は、例えば、携帯電話機やパーソナルコンピュータによって実現される。
次に、本実施形態の動作について説明する。図4〜図6は、本実施形態のレシピ提供システム全体の動作の一例を示すシーケンス図である。なお、図4〜図5では、購入される商品に応じたWebページを作成するまでの動作例を示している。また、図6では、発行したレシートを利用してレシピを提供するまでの動作例を示している。
ここで、個人マスタ情報DB302には、本システムの会員となった際に発行されるカードに記憶した会員番号と対応づけて、該会員に関する情報(会員情報)が登録されているものとする。また、レシピサーバ303には、使用する食材をインデックス情報として含む、ある料理の材料や調理法を示す情報であるレシピ情報が蓄積されているものとする。なお、レシピ情報には、テキスト形式で調理法を示す情報と、動画形式で調理法を示す情報とを含む。
例えば、Webサーバ304に、会員となるユーザの個人情報を入力するための個人情報入力ページを用意しておき、その個人情報入力ページで必要な情報を入力させることで、会員情報を得るようにしてもよい。入力された会員情報は、例えば、制御−検索エンジン301を介して、個人マスタ情報DB302に登録してもよい。図7は、個人情報入力ページの画面表示例を示す説明図である。図7に示すように、例えば、会員番号とともに氏名やパスワード、住所、電話番号、レシピ転送先(かかりつけの医師など)といった情報を入力させればよい。
まず、レジ端末10は、会員が店舗で商品を購入する際の該店舗の店員による操作に応じて、該会員が差し出した会員カードをスキャニング(走査,情報の読み取り)することにより、該会員を識別するための情報(ここでは、会員番号)を取得する(ステップA3)。また、レジ端末10は、店員による操作に応じて、商品に付されたバーコード等をスキャニングすることにより、該商品に関する情報を取得する(ステップA4)。レジ端末10は、例えば、バーコードから商品を識別するための商品IDを読み取り、読み取った商品IDを元に、該レジ端末10と接続されている各商品に関する情報を蓄積している商品情報データベースにアクセスし、該商品の金額や、該商品の名前、分類番号等を読み出せばよい。
レジ端末10では、ステップA4の処理を、購入される商品全てに対して実行する。なお、同じ商品が複数購入される場合には、定員の個数キー押下により購入数に反映させることで同じ商品の2つ目以降の商品については処理が省略される場合もある。
そして、レジ端末10は、購入する商品全てについてステップA4の処理が完了した後の店員による精算キー押下等の操作に応じて、該店舗の識別情報や日付の情報とともに、ステップA3およびステップA4で得られた情報(会員番号および購入される商品に関する情報。以下、購買情報という。)を、ネットワーク20−1を介してセンターシステム30に送信する(ステップA5)。
センターシステム30では、制御−検索エンジン301が、レジ端末10から送信される購買情報を受信する。
制御−検索エンジン301は、レジ端末10から購買情報を受信すると、購買情報に含まれる会員番号を用いて個人マスタ情報DB302を検索し、購入者である会員の会員情報を取得する(ステップA6)。ここでは、例えば、ユーザの家族構成、商品の購入履歴、レシピの提供履歴などを取得する。
会員情報を取得すると、制御−検索エンジン301は、取得した会員情報と購買情報に含まれる購入商品に関する情報とを用いて、レシピサーバ303から、今回の購入を含めて会員が現時点で所持しているだろう食材を用いた会員に合わせたレシピ情報を検索する(ステップA7)。制御−検索エンジン301は、例えば、家族構成、購入履歴、レシピ提供履歴などを利用して、過去に提供したレシピが短期間の間に何度も提供されないように調整を行ったり、家族構成に合わせて材料の分量の調整を行った上で、提供するレシピ情報を決定する。
また、制御−検索エンジン301は、個人マスタ情報DB302に対し、会員情報の更新を行い、会員の購入履歴やレシピ提供状況などの情報を常に最新の状態にして保持させる。なお、個人マスタ情報DB302では、個人情報を扱うため、データの暗号化などのセキュリティ強化を実施することが好ましい。
次に、制御−検索エンジン301は、Webサーバ304に、会員に提供するとして決定したレシピ情報を、該レシピ情報を提供するためのWebページのURLと対応づけて登録する(図5のステップA8)。
また、制御−検索エンジン301は、決定したレシピ情報を該会員に提供するためのWebページのURLを示す情報を、購買情報の送信元であるレジ端末10に送信する(ステップA10)。制御−検索エンジン301は、URLを示す情報として、例えば、URLをテキスト形式で示す情報とともに、該URLを二次元コードに変換した情報を送信するようにしてもよい。
なお、例えば、購入者が会員カードを所持していない場合には、会員番号を含まない購買情報をセンターシステム30に送信するようにしてもよい。そのような場合には、制御−検索エンジン301は、今回の購入食材を用いた一般的なレシピを検索してもよい。なお、該購入者用のWebページはないため、予め設定されているサイトアドレス(Webサーバ304が提供する、非会員向けのレシピ提供用Webページのアドレス等)に該レシピを識別するための情報を組み合わせたURLを示す情報をレジ端末10に送信してもよい。
Webサーバ304では、制御−検索エンジン301から指定されるレシピ情報とURLとを元に、該URLにて公開するWebページに相当するHTMLファイルを作成し、該Webページをネットワーク20−2上で該会員に向けて公開する(ステップA9)。
HTMLファイルを生成する際に、レシピ情報の他に、店舗のお買い得情報などの広告などの情報を含むようにしてもよい。また、会員用に提供する場合には、レシピの動画ファイルを組み込み、会員が動画でレシピを参照できるようにしてもよい。
レジ端末10では、センターシステム30から通知されるURLの情報を待って、購入した商品に関する情報とともに、通知されたURLをレシートに印刷して発行する(ステップA10)。
なお、制御−検索エンジン301から通知されるURLを待たずに、一購買情報に対し、該購買情報を識別するための購買番号を割り当て、予め設定されているサイトアドレス(Webサーバ304の本システム用Webサイトのトップページのアドレス等)に会員番号と購買番号の指定を組み合わせたURLをレジ端末10で生成し、レシートに印刷するようにしてもよい。
図8は、レジ端末10で発行されるレシートの一例を示す説明図である。図8に示すように、レジ端末10は、店舗名や購入日、商品名や単価、合計金額といった一般的なレシート記載事項の他に、購入者に少なくとも購入商品に対応したレシピを提供するためのURLを、テキスト形式と二次元コード形式で印刷したものを発行してもよい。また、図8に示す例では、URLの他にも、本システム用に設置されているテレビ電話対応のオペレーションセンタの電話番号(図3におけるアドバイザ端末50−1と通話可能な電話番号)を印刷している。
図5のステップA10の処理により、レシートを入手したユーザは、ユーザ端末40を操作して、レシートに記載されているURLにアクセスする。ユーザ端末40は、ユーザ操作により入力されるURLの情報に従い、該URLが指定するWebサーバ304にアクセスする(図6のステップB1)。例えば、ユーザ端末40が携帯電話機である場合には、レシートに印刷されている二次元コードを読み取ることで、Webサーバ304へのアクセスを簡略化することが可能である。
Webサーバ304では、会員用Webページに対するアクセスについては、会員番号とパスワードなどを要求し、本人以外が指定されたWebページへアクセスできないようにする。アクセスを許可すると、Webサーバ304は、URLで指定されたWebページの情報として登録されているHTMLファイルを、アクセス元であるユーザ端末40に送信することで、該会員が購入した商品に対応したレシピの情報を提示したWebページを表示させる(ステップB2)。
また、アクセスを許可したWebサーバ304は、ユーザ端末40にHTMLファイルを送信すると同時に、予め登録されているかかりつけ医師や栄養士が使用しているアドバイザ端末50−2に該Webページで提示するレシピを送信する(ステップB3)。例えば、該会員に対し予め登録されているかかりつけ医師や栄養士のメールアドレスを登録しておき、そのメールアドレス宛てに、アドバイスを依頼する旨の情報とともに購入された商品の情報や提供されるレシピの情報を記載した電子メールを送信することで、所望のアドバイザ端末50にレシピを送信してもよい。電子メールには、さらにアドバイスを入力するときにアクセスするWebサーバ304が提供するレシピ登録・修正ページへのサイトアドレスを記載してもよい。なお、Webサーバ304では、会員のアクセス履歴と、医師や栄養士のレシピ登録・修正履歴を比較して、会員が当該URLにアクセスするたびに医師や栄養士に通知が行かないようにする。
なお、ステップB3の処理は、図5のステップA8において、制御−検索エンジン301が、Webサーバ304へレシピ情報を登録する際に、併せて行うようにしてもよい。
アドバイス依頼の通知を受け取ったアドバイザ端末50−2ではその旨を表示して医師や栄養士からの入力を待つ。医師や栄養士は、例えば、アドバイザ端末50に表示される商品の情報や提供されるレシピの情報を確認した上で、Webサーバ304が提供するレシピ登録・修正ページにアクセスし、その会員の状況(健康状態や栄養取得状態)に応じたアドバイス(レシピに対するコメントやレシピの修正)を入力する。
図9は、レシピ登録・修正ページの画面表示例を示す説明図である。図9に示すように、Webサーバ304は、ある会員に対応づけられている医師や栄養士に向けたレシピ登録・修正用のWebページとして、例えば、会員に関する情報や提供されるレシピの情報を提示するテキスト表示コンポーネントと、コメントやレシピの修正を入力させるためのテキスト入力コンポーネントや、レシピの情報を動画形式で送信するためのファイル送信用コンポーネントを含む画面を表示させる。
アドバイザ端末50−2は、例えば、図9に示すレシピ登録・修正ページ上でのユーザ操作に応じて、ユーザ(ここでは、医師や栄養士)から入力されるアドバイスの情報を、Webサーバ304に送信する(ステップB4)。
なお、図9では、医師から「コレステロール値が高いため、・・・(調味料等)は控えめにしましょう。」といった会員の健康状態に応じたレシピに対するコメントが入力される例を示している。
Webサーバ304は、アドバイスを受信した旨を制御−検索エンジン301に通知する(ステップB5)。アドバイスを受信した旨が通知された制御−検索エンジン301は、個人マスタ情報DB302のコメント入力履歴やレシピ修正履歴を更新する(ステップB6)。また、Webサーバ304は、会員用Webページに受け付けたアドバイスを反映させる(ステップB7)。Webサーバ304は、例えば、会員用Webページに自動更新処理を組み込んでおき、自動更新処理の際に、個人マスタ情報DB302に保持されている最新の情報を元に該会員用WebページのHTMLファイルを作成することにより、アドバイスを反映させてもよい。
図10は、会員に向けたレシピ提供用Webページの画面表示例を示す説明図である。図10に示すように、Webサーバ304は、会員に向けたレシピ提供用Webページとして、例えば、会員に提供するレシピを提示するテキスト表示コンポーネントおよび動画再生用コンポーネントを含む画面を表示させる。
また、レシートにテレビ電話対応のオペレーションセンタの電話番号(図3におけるアドバイザ端末50−1に着信される電話番号)を印刷することにより、会員は、仮にURLを用いてWebサイトにアクセスしてレシピを見ただけでは分からないことがあった場合に、その電話番号に電話をかけることにより、アドバイザ端末50−1を操作するオペレータを呼び出すことができる。そこで、オペレータに質問をしたり、ユーザ端末10にテレビ電話機能を付いている場合には、オペレータとの間で動画を用いたアドバイスを受けることができる。なお、アドバイザ端末50−1は、ネットワーク20−2を介してセンタシステム30と接続されているため、オペレータは、会員から聞いた会員番号を元に、現在会員に提供されているレシピの情報や、会員の家族構成、購入した商品の情報を取得することができる。会員は、例えば、調理中の料理の状態を画像情報にしてアドバイザ端末50−1に転送することにより、図11に示すようなオペレータからの説明や指示を受けることができる。なお、図11に示す例では、オペレータは、調理の進み具合を確認して「焼きすぎに注意しましょう。」といったアドバイスを行っている。
このように、本実施形態によれば、ユーザに、該ユーザの状況にあったレシピを提供することができる。なお、本実施形態によれば、予め登録された第3者を介在させることで、予め登録されているレシピの中でユーザの状況にあったレシピだけでなく、個別に応用されたレシピや専門的な知識に基づくレシピを提供することができる。また、レシピの提供に際し、オペレータから動画を利用したガイドを受けることが可能である。
次に、レシピ登録動作について説明する。図12は、本実施形態のレシピ登録動作の一例を示すシーケンス図である。
ユーザ端末10は、例えば、図9に示したレシピ登録・修正ページ上でのユーザ操作に応じて、ユーザが知っているレシピの情報をWebサーバ304に送信する(ステップC1)。このとき、例えば、レシピ登録に伴い、割引クーポン等を発行する場合には、その対象となる会員を特定するための会員番号も併せて送信される。
Webサーバ304は、レシピ情報を受信した旨を制御−検索エンジン301に通知する(ステップC2)。レシピ情報を受信した旨が通知された制御−検索エンジン301は、レシピサーバ303を検索して、類似したレシピがあるか否かを判定する(ステップC3)。そして、類似したレシピがなかった場合には、受信したレシピの情報を、レシピサーバ303に仮登録する(ステップC4)。
レシピサーバ303は、例えば、定期的にメンテナンスが行われ、蓄積されている仮登録されたレシピを表示することで、該レシピで実際に料理が完成するかを人手によって確認させる(ステップC5)。例えば、実際に調理を行うといった工程が入ることが好ましい。また、その際に、動画ファイルが登録されていない場合には、調理の様子を撮影して動画ファイルを生成するようにしてもよい。正当性が認められたレシピは、レシピサーバ303に本登録される。レシピサーバ303は、仮レシピが本登録となった場合には、その旨を制御−検索エンジン301に通知する(ステップC6)。
制御−検索エンジン301は、レシピサーバ303からの通知を受けて、そのレシピを登録した会員の会員情報において、割引クーポン券の発行数を変更する等の更新を行う(ステップC7)。
以上のように、本実施形態によれば、ユーザがレシピを登録できるようにすることにより、レシピサーバ303へのレシピの蓄積量を増やすことできる。また、レシピを登録したユーザに対し、クーポン券を発行するなどのサービスを行うことにより、レシピ登録を促進させることができる。また、レシピ登録の際に、仮登録をした上で、人手による確認をさせることで、不正なレシピが登録されることを防ぐことができる。
なお、例えば、ステップC1の処理を、医者や栄養士が操作するアドバイザ端末50−2で行うことも可能である。そのような場合には、登録するレシピの提供先とする会員番号を指定させてもよい。
本発明は、ユーザに対し、レジ端末10から入力される情報に限らず、現在所持しているだろう食材の情報が得られるシステムであれば、好適に適用可能である。
1 センターサーバ
11 ユーザ情報記憶手段
12 レシピ情報記憶手段
13 レシピ検索手段
14 Webサーバ手段
15 アドバイス要求手段
2 レシート発行端末
3 アドバイザ端末
4 ユーザ端末
10 レジ端末
20−1,20−2 ネットワーク
30 センターシステム
301 制御−検索エンジン
302 個人マスタ情報データベース(個人マスタ情報DB)
303 レシピサーバ
304 Webサーバ
40 ユーザ端末
50−1,50−2 アドバイザ端末
11 ユーザ情報記憶手段
12 レシピ情報記憶手段
13 レシピ検索手段
14 Webサーバ手段
15 アドバイス要求手段
2 レシート発行端末
3 アドバイザ端末
4 ユーザ端末
10 レジ端末
20−1,20−2 ネットワーク
30 センターシステム
301 制御−検索エンジン
302 個人マスタ情報データベース(個人マスタ情報DB)
303 レシピサーバ
304 Webサーバ
40 ユーザ端末
50−1,50−2 アドバイザ端末
Claims (8)
- 購入された商品の情報を用いてレシピを提供するレシピ提供システムであって、
購入された商品に関するレシートを発行するレシート発行端末と、前記レジ端末とネットワークを介して接続されるセンターサーバとを備え、
前記レシート発行端末は、商品が購入される際に、購入者であるユーザを識別するためのユーザ識別情報と購入された商品の情報とをネットワークを介して接続されるセンターサーバに送信するとともに、発行するレシートに前記センターサーバにおいて該ユーザ用に公開されるWebサイトアドレスを印刷し、
前記センターサーバは、
ユーザ別に、少なくとも該ユーザが購入した商品の情報を保持するユーザ情報記憶手段と、
レシピ情報を保持するレシピ情報記憶手段と、
前記レシート発行端末からユーザ識別情報と購入された商品の情報とを受信すると、受信した情報および前記ユーザ情報記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記レシピ情報記憶手段から、前記ユーザ識別情報で示されるユーザに提供するレシピ情報を検索するレシピ検索手段と、
前記レシピ検索手段が検索したレシピ情報を掲載するWebページを、前記ユーザに対し前記レシート発行端末がレシートに印刷する前記Webサイトアドレスにおいて公開するWebサーバ手段と、
予めユーザに対し登録されているあて先情報であってアドバイザが使用するアドバイザ端末のアドレスを示すあて先情報に、該ユーザが購入した商品の情報または提供するレシピの情報を通知して、提供するレシピに対するアドバイスを要求するアドバイス要求手段とを有し、
前記Webサーバ手段は、前記アドバイザからのアドバイスの入力を受け付けるためのWebページを該アドバイザに対し公開し、入力されたアドバイスを前記ユーザに対し公開されるWebページに反映する
ことを特徴とするレシピ提供システム。 - レシート発行端末は、発行するレシートに、前記センターサーバにより該ユーザ用に公開されるWebサイトアドレスと、予めユーザに対し登録されているあて先情報であって所定のアドバイザ宛ての電話番号とを印刷する
請求項1に記載のレシピ提供システム。 - アドバイス要求手段の通知先となるアドバイザ端末は、医師または栄養士が使用する情報処理端末である
請求項1または請求項2に記載のレシピ提供システム。 - レシート発行端末が発行するレシートに印刷される電話番号は、調理に詳しいオペレータが配置されたオペレーションセンタに設置されているテレビ電話が可能なアドバイス端末のあて先情報となる電話番号である
請求項2または請求項3に記載のレシピ提供システム。 - レシピ検索手段は、レシート発行端末からの、購入者であるユーザを識別するためのユーザ識別情報と購入された商品の情報の受信に対して、該ユーザ用に公開されるWebサイトアドレスに検索したレシピ情報の指定を組み合わせたURLを作成し、作成したURLの情報を前記レシート発行端末に送信し、
前記レシート発行端末は、購入者であるユーザを識別するためのユーザ識別情報と購入された商品の情報とをセンターサーバに送信した際に前記レシピ検索手段から返信されるURLの情報を、発行するレシートに印刷する
請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載のレシピ提供システム。 - アドバイス要求手段は、予めユーザに対し登録されている電子メールアドレスに、アドバイスの入力を要求する旨と、提供対象とするユーザを示す情報と、該ユーザが購入した商品の情報または提供するレシピの情報とを記載した電子メールを送信することによって、提供するレシピに対するアドバイスを要求する
請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載のレシピ提供システム。 - 購入された商品の情報を用いてレシピを提供するためのレシピ提供方法であって、
レシート発行端末が、商品が購入された際に、購入者であるユーザを識別するためのユーザ識別情報と購入された商品の情報とをネットワークを介して接続されるセンターサーバに送信するとともに、発行するレシートに前記センターサーバにおいて該ユーザ用に公開されるWebサイトアドレスを印刷することによりレシピを提供するレシピ提供方法において、
前記センターサーバが、
ユーザ別に、少なくとも該ユーザが購入した商品の情報を保持するとともに、レシピ情報を保持し、
前記レシート発行端末からユーザ識別情報と購入された商品の情報とを受信すると、受信した情報および前記ユーザ情報記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記ユーザ識別情報で示されるユーザに提供するレシピ情報を検索し、
検索したレシピ情報を掲載したWebページを、前記ユーザに対し前記レシート発行端末がレシートに印刷する前記Webサイトアドレスにおいて公開し、
予めユーザに対し登録されているあて先情報であってアドバイザが使用するアドバイザ端末のアドレスを示すあて先情報に、該ユーザが購入した商品の情報または提供するレシピの情報を通知して、提供するレシピに対するアドバイスを要求し、
前記アドバイザからのアドバイスの入力を受け付けるためのWebページを該アドバイザに対し公開し、入力されたアドバイスを前記ユーザに対し公開されるWebページに反映する
ことを特徴とするレシピ提供方法。 - 購入された商品の情報を用いてレシピを提供するためのレシピ提供用プログラムであって、
商品が購入された際にレシートを発行するレシート発行端末とネットワークを介して接続されるセンターサーバに適用されるレシピ提供用プログラムにおいて、
コンピュータに、
ユーザ別に、少なくとも該ユーザが購入した商品の情報を保持するとともに、レシピ情報を保持する記憶装置を備えたコンピュータに、
前記レシート発行端末からユーザ識別情報と購入された商品の情報とを受信すると、受信した情報および前記記憶装置に保持されているユーザ別の情報に基づいて、前記ユーザ識別情報で示されるユーザに提供するレシピ情報を検索する処理、
検索したレシピ情報を掲載したWebページを、前記ユーザに対し前記レシート発行端末がレシートに印刷する前記Webサイトアドレスにおいて公開するための処理、
予めユーザに対し登録されているあて先情報であってアドバイザが使用するアドバイザ端末のアドレスを示すあて先情報に、該ユーザが購入した商品の情報または提供するレシピの情報を通知して、提供するレシピに対するアドバイスを要求する処理、
前記アドバイザからのアドバイスの入力を受け付けるためのWebページを該アドバイザに対し公開し、入力されたアドバイスを前記ユーザに対し公開されるWebページに反映する処理
を実行させるためのレシピ提供用プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008051840A JP2009211258A (ja) | 2008-03-03 | 2008-03-03 | レシピ提供システム、レシピ提供方法、およびレシピ提供用プログラム |
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Publications (1)
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ID=41184348
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