JP2004126825A - カタログギフトシステム及びカタログギフトシステム管理サーバ - Google Patents
カタログギフトシステム及びカタログギフトシステム管理サーバ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004126825A JP2004126825A JP2002288032A JP2002288032A JP2004126825A JP 2004126825 A JP2004126825 A JP 2004126825A JP 2002288032 A JP2002288032 A JP 2002288032A JP 2002288032 A JP2002288032 A JP 2002288032A JP 2004126825 A JP2004126825 A JP 2004126825A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gift
- product
- catalog
- information
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000007726 management method Methods 0.000 claims abstract description 195
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 claims description 106
- 238000004590 computer program Methods 0.000 claims description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 80
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 238000013461 design Methods 0.000 description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 7
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 4
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 4
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 3
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000035935 pregnancy Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
【課題】カタログギフトの贈答者が贈答先の選択した商品に対する贈答仕様を指定することができるカタログギフトシステム及びカタログギフトシステム管理サーバを提供する。
【解決手段】カタログギフトシステム管理サーバ4は、カタログギフトの贈答者の端末2からの贈答者IDと贈答仕様とを受け、DB5へ記憶する。また、カタログギフトシステム管理サーバ4は、カタログギフトの贈答先の端末3から贈答者IDとリンクした贈答先ID、選択した商品の商品番号及び配送先情報を受け、DB5へ記憶する。そして、カタログギフトシステム管理サーバ4は、物流センタのサーバ7へ贈答先の端末3から受信した商品番号及び配送先情報と、贈答者の端末2から受信した贈答仕様とを送信し、商品の配送を指示する。
【選択図】 図1
【解決手段】カタログギフトシステム管理サーバ4は、カタログギフトの贈答者の端末2からの贈答者IDと贈答仕様とを受け、DB5へ記憶する。また、カタログギフトシステム管理サーバ4は、カタログギフトの贈答先の端末3から贈答者IDとリンクした贈答先ID、選択した商品の商品番号及び配送先情報を受け、DB5へ記憶する。そして、カタログギフトシステム管理サーバ4は、物流センタのサーバ7へ贈答先の端末3から受信した商品番号及び配送先情報と、贈答者の端末2から受信した贈答仕様とを送信し、商品の配送を指示する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、贈答者が贈答商品を掲載したカタログを贈答先に受け渡し、贈答先に所望の贈答商品を選択させるカタログギフトシステムに関し、特に、インターネット及び記録通信が可能な媒体を用いて、贈答者、贈答先及びカタログギフトサービスの提供者である商品供給業者を支援するためのカタログギフトシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、商品の贈答者がギフト専門店や百貨店において贈答商品(以下、単に「商品」)のカタログを購入して贈答先に渡し、贈答先はカタログの中から好みの商品を選ぶというカタログギフトシステムが行われている。図6は従来のカタログギフトシステムの手順を示す図である。
(a)贈答者は、ギフト専門店や百貨店などのカタログギフト取扱場所の店頭において、贈答者の情報、贈答先の情報など指示してカタログギフトを購入すると、カタログギフトパッケージが贈答者へ届けられる。カタログギフトパッケージには、商品の情報及び商品番号が印刷された商品カタログと、注文のためのハガキが含まれている。しかし、カタログギフト取扱場所は、贈答者からの指示を受け、カタログギフトパッケージ本体にのしなどを含めた包装(ラッピング)を行うが、贈答先の指定した商品に対する包装(ラッピング)仕様、グリーティングカード仕様などの指定を受けることはない。
(b)商品供給業者は、カタログギフト取扱場所から受けた贈答者の情報、贈答先の情報を登録する。
(c)贈答者は、贈答先へ宅配や手渡しによりカタログギフトパッケージを渡す。
(d)贈答先は、カタログギフトパッケージの中に入っている商品カタログに掲載されている商品の中から、商品カタログに記載の情報を参考にして何れかの商品を選択し、ハガキに記入して投函する。
(e)商品供給業者は、到着したハガキに記載されている商品の配送を物流センタに指示する。
(f)物流センタは、指定された商品をラッピングする、グリーティングカードを添えるなどの贈答仕様に加工することなく、贈答先への商品の宅配を行う。
【0003】
また、特許文献1においては、ギフト受取人(贈答先)に対して選択可能なギフト商品(贈答商品)に関する情報を充分に伝達することができ、且つ選択されたギフト商品をギフト受取人に対して迅速に送付することのできる、ギフトシステムが開示されている。すなわち、ギフトの申込人からの依頼に応じ、ギフトの受取人に対して、たとえばCD−ROMのような電子記憶媒体を送付する。ギフト受取人は、送付されたCD−ROMを用いてコンピュータをインターネットに接続させる。そして、ギフト受取人のコンピュータに提示されたページ、たとえばギフト受取人に固有の専用ページにおいて、ギフト商品の選択および送付の申込みを行う。また、ギフト受取人に対して、電子メールによるギフト申込人(贈答者)への礼状の送付を支援する。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−123711号公報(段落0011−段落0026、第1図及び第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のカタログギフトシステム及び特許文献1のギフトシステムにおいて、カタログギフト取扱場所は、カタログギフトの受注時に商品供給業者へ登録する贈答者及び贈答先の情報、カタログギフトパッケージの包装などの情報を贈答者から受ける必要があった。よって、専門販売知識を有する店舗や店頭以外ではカタログギフトを販売することは困難であった。例えば、一般のスーパーマーケットやコンビニエンスストアにおいては、単純に商品陳列棚に配置された商品を顧客が自身で選択し、会計所に持参して支払いを行っており、店頭で専門の販売知識や注文の対応を行うことは困難である。そこで、専門知識、迅速な注文方式、贈答仕様などを支援することより、一般のスーパーマーケットやコンビニエンスストアような一般小売店においてもカタログギフトを取り扱いたいという要望がある。
また、実際に贈答先に配送する商品にラッピングを行ったり、グリーティングカードを添えたいという要望があった。しかし、従来のカタログギフトシステムにおいては、贈答先が指定した商品に対して包装(ラッピング)、グリーティングカード仕様の指定を贈答者から受けることは行っていなかった。
また、贈答者は、贈答先がどの商品を選択したか情報を照会することはできなかった。また、贈答者や贈答先は、商品の配送状況を迅速に照合できなかった。また、贈答者は購入したカタログ上に掲載している商品以外から贈答先に商品を選択させたり、自らの感性によりオリジナルなカタログを作成することはできなかった。
【0006】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、カタログギフトの贈答者が贈答先の選択した商品に対する贈答仕様を指定することができるカタログギフトシステム及びカタログギフトシステム管理サーバを提供することにある。また、この発明の他の目的は、贈答者が選択したカタログ掲載商品以外の商品をも贈答先が選択することができ、さらには、贈答先が選択した商品及び指定した商品の配送状態を提示することができるカタログギフトシステム及びカタログギフトシステム管理サーバを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決すべくなされたもので、請求項1に記載の発明は、カタログギフトの贈答者の端末と、カタログギフトの贈答先の端末と、前記贈答者の端末及び前記贈答先の端末とネットワークを介して接続され、カタログギフトサービスに関する情報を管理するカタログギフトシステム管理サーバとからなるカタログギフトシステムであって、前記贈答者の端末は、カタログギフトの贈答先が選択する商品に対する贈答仕様の情報を前記カタログギフトシステム管理サーバへ通知する贈答仕様通知手段を備え、前記贈答先の端末は、贈答先が選択した商品の識別符号と配送先情報とを前記カタログギフトシステム管理サーバへ通知し、商品を注文する注文通知手段を備え、前記カタログギフトシステム管理サーバは、贈答仕様の情報、贈答先が選択した商品の識別符号、及び、配送先情報を記憶するデータベースと、前記贈答者の端末から贈答仕様の情報を受信する贈答仕様入力手段と、前記贈答仕様入力手段が受信した贈答仕様の情報を前記データベースに書き込む贈答仕様登録保持手段と、前記贈答先の端末から贈答先が選択した商品の識別符号と配送先情報とを受信し、商品の注文を受け付ける商品注文手段と、前記商品注文手段が受信した贈答先が選択した商品の識別符号と配送先情報とを前記データベースに書き込む商品注文登録保持手段とを備える、ことを特徴とするカタログギフトシステムである。
【0008】
請求項2に記載の発明は、カタログギフトの贈答者の端末と、カタログギフトの贈答先の端末と、前記贈答者の端末及び前記贈答先の端末とネットワークを介して接続され、カタログギフトサービスに関する情報を管理するカタログギフトシステム管理サーバとからなるカタログギフトシステムに用いられるカタログギフトシステム管理サーバであって、カタログギフトの贈答先が選択する商品に対する贈答仕様の情報、贈答先が選択した商品の識別符号、及び、配送先情報を記憶するデータベースと、前記贈答者の端末から贈答仕様の情報を受信する贈答仕様入力手段と、前記贈答仕様入力手段が受信した贈答仕様の情報を前記データベースに書き込む贈答仕様登録保持手段と、前記贈答先の端末から贈答先が選択した商品の識別符号と配送先情報とを受信し、商品の注文を受け付ける商品注文手段と、前記商品注文手段が受信した贈答先が選択した商品の識別符号と配送先情報とを前記データベースに書き込む商品注文登録保持手段と、を備えることを特徴とするカタログギフトシステム管理サーバである。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のカタログギフトシステム管理サーバであって、前記データベースは、さらに、商品の評価情報を記憶し、商品評価入力手段は、贈答先の端末から商品の評価情報を受け、商品評価照会手段は、他の贈答先の端末から商品の評価情報の照会を受け、商品評価の情報を前記他の贈答先の端末へ通知し、商品評価登録保持手段は、前記商品評価入力手段から商品評価の情報を受け、前記データベースへ書き込むとともに、前記商品評価照会手段から商品評価の照会を受け、前記データベースから商品評価の情報を読み出して前記商品評価照会手段へ通知する、ことを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載のカタログギフトシステム管理サーバであって、前記データベースは、さらに、贈答先が選択した商品の配送状況を示す情報を記憶し、配送状況照会手段は、前記贈答者または贈答先の端末から贈答先が選択した商品の配送状況の照会を受け、配送状況を示す情報を前記贈答者または贈答先の端末へ返送し、贈答先商品配送状態登録保持手段は、前記配送状況照会手段から配送状況の照会の通知を受け、前記データベースから贈答者が選択した商品の配送状況を示す情報を読み出して前記配送状況照会手段に通知する、ことを特徴とする。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項2から請求項4までのいずれかの項に記載のカタログギフトシステム管理サーバであって、前記データベースは、さらに、贈答先が選択可能な商品の識別符号と、商品のカタログ画像情報を記憶し、電子カタログ作成手段は、前記贈答者の端末から贈答先が選択可能な商品の識別符号を受け、電子カタログ照会手段は、前記贈答先の端末から贈答先が選択可能な商品のカタログの照会を受け、贈答先が選択可能な商品のカタログ画像情報を前記贈答先の端末へ返送し、電子カタログ登録保持手段は、前記電子カタログ作成手段から贈答先が選択可能な商品の識別符号を受け、前記データベースに書き込むとともに、前記電子カタログ照会手段から贈答先が選択可能な商品のカタログの照会を受け、前記データベースから贈答先が選択可能な商品の識別符号に対応するカタログ画像情報を読み出して前記電子カタログ照会手段へ通知する、ことを特徴とする。
【0012】
請求項6に記載の発明は、請求項2から請求項5までのいずれかの項に記載のカタログギフトシステム管理サーバであって、前記データベースは、さらに、贈答先が差額を支払うことにより入手可能なランクアップ商品の情報と、ランクアップ商品を入手するための差額情報とを記憶し、前記商品注文手段は、前記贈答先の端末からランクアップ商品の紹介の要求を受け、ランクアップ商品の情報と差額情報とを前記カタログギフトの贈答者の端末へ通知するとともに、ランクアップ商品の注文を受け付け、前記商品注文登録保持手段は、前記商品注文手段からランクアップ商品の紹介の要求を受け、前記データベースからランクアップ商品の情報と差額情報とを読み出して、前記商品注文手段へ通知する、ことを特徴とする。
【0013】
請求項7に記載の発明は、カタログギフトの贈答者の端末と、カタログギフトの贈答先の端末と、前記贈答者の端末及び前記贈答先の端末とネットワークを介して接続され、カタログギフトサービスに関する情報を管理するカタログギフトシステム管理サーバとからなるカタログギフトシステムに用いられるカタログギフトシステム管理サーバ上で実行されるコンピュータプログラムであって、前記贈答者の端末からカタログギフトの贈答先が選択する商品に対する贈答仕様の情報を受信するステップと、受信した贈答仕様の情報をデータベースに書き込むステップと、前記贈答先の端末から贈答先が選択した商品の識別符号と配送先情報とを受信し、商品の注文を受け付けるステップと、受信した贈答先が選択した商品の識別符号報と配送先情報とを前記データベースに書き込むステップと、をコンピュータに実行させるためのカタログギフトシステム管理サーバのコンピュータプログラムである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。
1. サービス提供形態
まず、本実施の形態によるカタログギフトシステムを用いたカタログギフトサービスの提供形態を説明する。図1は、この発明の一実施の形態によるカタログギフトシステムの概要構成を示すブロック図である。
(1)カタログギフトサービスを提供する商品供給業者は、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどのカタログギフト取扱場所にカタログギフトパッケージ1aを卸す。カタログギフトパッケージ1a内には、贈答者が行う手順の説明が記載されている贈答者用手引12、贈答先が行う手順の説明が記載されている贈答先用手引13、商品カタログ14、及び、注文用のハガキ15が封入されている。贈答者は、カタログギフト取扱場所からカタログギフトパッケージ1aを購入する。
【0015】
(2)贈答者は、カタログギフトパッケージ1aを開封し、贈答者用手引12を取り出す。そして、贈答者用手引12に記載されているカタログギフトサービスホームページのアクセスアドレスを用いて、贈答者が保有する端末2から商品供給業者の保有するカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスする。贈答者は、端末2から贈答先が選択した商品に対する包装(ラッピング)や、商品に添えるメッセージカード及びメッセージ内容などの贈答仕様を指定し、カタログギフトシステム管理サーバ4へ登録する。また、必要に応じて、電子カタログを作成してカタログギフトシステム管理サーバ4へ登録する。電子カタログとは、カタログギフトシステム管理サーバ4に登録されている商品カタログのページであり、対象商品は、贈答者が購入したカタログギフトパッケージ1aの価格により提供可能、かつ、商品カタログ14には記載されていない商品の中から贈答者が選択する。さらに、贈答者は、カタログギフトサービスホームページ上に掲載する贈答先へのメッセージをカタログギフトシステム管理サーバ4へ登録する。商品供給業者は、カタログギフトシステム管理サーバ4に登録された電子カタログを印刷して商品カタログ14を作成し、贈答者及び贈答先へ届ける。
なお、贈答者が購入するカタログギフトパッケージ1aに商品カタログ14を封入せず、全ての贈答商品を贈答者が選択し、電子カタログを作成することでもよい。
【0016】
(3)贈答者は、カタログギフトパッケージ1aから贈答者用手引12のみを取り出したカタログギフトパッケージ1bを贈答先に手渡しや郵送などによりプレゼントする。
プレゼント後、贈答者は、端末2からカタログギフトシステム管理サーバ4にアクセスし、贈答先の商品選択状況や、選択された商品の配送状況の照会を行う。また、贈答先がカタログギフトサービスホームページ上に登録した贈答者宛のメッセージの読み出しを行う。
(4)贈答先は、カタログギフトパッケージ1bを受け取ると、贈答先用手引13に記載のカタログギフトサービスホームページのアクセスアドレスを用いて、贈答先が保有する端末3からカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスし、商品の詳細情報や他者の評価を得る。また、贈答者が作成した電子カタログや、差額を支払うことより入手可能な商品(ランクアップ商品)の閲覧、贈答者が書き込んだメッセージの閲覧及び贈答者宛のメッセージの書き込みを行う。贈答先は、カタログギフトシステム管理サーバ4から得た商品の詳細情報や他者の評価、電子カタログ、ランクアップ商品の情報を基に商品を選択すると、端末3からカタログギフトシステム管理サーバ4へ選択した商品の商品番号(商品の識別符号)と、配送先住所、氏名、配送希望時間からなる配送先情報を通知し、商品を注文する。あるいは、カタログギフトパッケージ1b内のハガキ15により商品を注文してもよい。この場合、商品供給業者が端末6からカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスし、DB5へ商品番号及び配送先情報を書き込む。
商品注文後、贈答先は、端末3からカタログギフトシステム管理サーバ4にアクセスし、商品の配送状況を照会する。
【0017】
(5)商品供給業者のカタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答先が登録した商品番号及び配送先情報と、贈答者が登録した贈答仕様を物流センタの保有するサーバ7へ送信する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品の配送を物流センタに指示した旨の配送状況をDB5へ書き込む。
(6)物流センタは、サーバ7が受信した商品番号、及び、贈答仕様に従い、商品にメッセージカードを添えて包装(ラッピング)するなどの贈答加工を施す。
(7)物流センタは、(6)において贈答加工した商品を、受信した配送先情報に従い贈答先に配送する。また、サーバ7からカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスし、商品が発送済みである旨の配送状況をDB5へ書き込む。
【0018】
(8)贈答先は、贈答加工がなされた商品を受け取ると、端末3から商品供給業者のカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスし、受け取った商品の評価やコメントなどを書き込む。また、贈答者へ送付するお礼状の注文をカタログギフトシステム管理サーバ4へ登録する。商品供給業者は、注文を受けたお礼状を印刷し、贈答者へ郵便などにより送付する。
(9)商品供給業者は、端末6からカタログギフトシステム管理サーバ4にアクセスし、DB5に書き込まれた商品の評価を読み出し、カタログギフトのカタログ製作にフィードバックする。また、カタログギフトシステム管理サーバ4が提供する商品情報に、商品の評価やコメントを書き込む。
【0019】
2.カタログギフトシステムの概要構成
次に、図1を用いて本実施の形態によるカタログギフトシステムの概要構成について説明する。
カタログギフトパッケージ1aは、商品供給業者が販売するカタログギフトの商品パッケージである。カタログギフトパッケージ1a内には、贈答者用手引12、贈答先用手引13、商品カタログ14及びハガキ15が封入されている。
贈答者用手引12は、贈答者が行う手順の説明が記載されている印刷物であり、カタログギフトパッケージ1aを購入した贈答者を一意に識別するための贈答者IDと、商品供給業者の保有するカタログギフトシステム管理サーバ4がインターネット上で提供するカタログギフトサービスホームページのアクセスアドレスであるURL(Universal Resource Locator)が記載されている。
贈答先用手引13は、贈答先が行う手順の説明が記載されている印刷物であり、贈答者IDに対応し、贈答先を一意に識別するための贈答先IDと、カタログギフトシステム管理サーバ4がインターネット上で提供するカタログギフトサービスホームページのアクセスアドレスであるURLが記載されている。
商品カタログ14は、商品の写真や簡単な商品説明と、商品を一意に識別するための商品番号(商品の識別符号)が記載されている印刷物である。また、商品供給業者の保有するカタログギフトシステム管理サーバ4がカタログギフトサービスホームページ上で提供する商品情報のURLが記載されている。
ハガキ15は、商品を注文するための一般の郵便ハガキであり、予め贈答先用手引13に記載の贈答先IDと、宛先である商品供給業者の住所及び名称が記載されている。さらに、商品番号、商品名、配送先住所及び氏名、配送希望時間などを記載する欄が設けられている。
【0020】
端末2は、贈答者の保有するパーソナルコンピュータである。端末2は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を実装し、ダイヤルアップ、ブロードバンド回線などによりインターネットなどの公衆ネットワークであるネットワークNと接続され、商品供給業者のカタログギフトシステム管理サーバ4と通信する機能を有する。さらに、端末2はブラウザを備え、キーボードやマウスからの入力に従ってカタログギフトシステム管理サーバ4へ情報を送信する機能と、カタログギフトシステム管理サーバ4から受信した画面情報を表示する機能を有する。
端末3は、贈答先の保有するパーソナルコンピュータであり、端末2と同様の機能を有する。
【0021】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品供給業者が保有するサーバであり、TCP/IPを備え、専用線やブロードバンド回線によりネットワークNと接続され、端末2、端末3及びサーバ7と通信する機能を有する。また、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などのローカルネットワークと接続され、データベース(DB)5及び端末6と通信する機能を有する。そして、端末2、端末3及び端末6から受信した情報に基づいて、DB5への情報の書き込みあるいは読み出しを行う機能と、端末2、端末3及び端末6へ画面情報を送信する機能を有する。また、物流センタのサーバ7へ商品番号、配送先情報、及び、贈答仕様を送信する機能と、受信した配送情報をDB5へ書き込む機能を有する。
【0022】
DB5は、ローカルネットワークを介してカタログギフトシステム管理サーバ4と接続されるデータベースサーバである。
DB5は、以下の情報を記憶する。
<カタログギフトパッケージ情報>
・贈答者ID:主キー情報であり、カタログギフトパッケージ1aを購入した贈答者を一意に識別する。
・贈答先ID:主キー情報であり、贈答先を一意に識別する。
・贈答者情報:贈答者に関する情報であり、贈答者の氏名、住所、電話番号、電子メールアドレスなどからなる。
・包装紙情報:贈答者へ配送する商品を包装する包装紙に関する情報であり、包装紙の種別あるいは包装紙の画像ファイルである。
・ラッピング種別:贈答者に配送する商品のラッピング仕様を示す情報である。
・メッセージカードデザイン情報:贈答者に配送する商品に添えるメッセージカードの仕様を示す情報であり、メッセージカードデザインの種別、あるいは、メッセージカードデザインの画像ファイルである。
・カードメッセージ情報:贈答者に配送する商品に添えるメッセージカードに印刷するメッセージを示す情報である。
・記念日情報:贈答者の記念日に関する情報であり、記念日の年月日及び記念日の説明などの付加情報からなる。
・電子カタログ情報:贈答先に選択させることが可能な商品に関する情報であり、商品番号、及び、商品コメントからなる。
・オンラインメッセージ情報:ネットワークの機能により贈答者と贈答先の間で交換するメッセージに関する情報である。贈答先の氏名及び電子メールアドレス、贈答先へのメッセージ、贈答者の氏名及び電子メールアドレス、贈答者へのメッセージからなる。メッセージは、テキスト情報、音声情報、画像情報などである。
・選択商品情報:贈答先が選択した商品に関する情報であり、商品番号、商品名及び商品選択日時からなる。
・配送情報:商品の配送状況を示す情報である。
・ランクアップ商品情報:贈答先が差額を支払うことにより商品を入手することが可能な商品(ランクアップ商品)に関する情報であり、ランクアップ商品の一覧及びランクアップに必要な価格の情報からなる。
・お礼状情報:贈答先が贈答者へ送るお礼状に関する情報であり、宛先の住所及び氏名と、差出人の住所及び氏名、メッセージからなる。
・配送先情報:商品の配送先を示す情報であり、商品の配送先の住所、氏名、電話番号、配送希望時間帯などからなる。
・決済情報:支払いに関する情報であり、配送時代金引換、クレジットカードによる支払いなどの種別を示す。また、クレジットカードによる支払いの場合、クレジットカード番号、支払い回数、有効期限などの情報が付加される。
【0023】
<商品情報>
・商品番号:主キー情報であり、商品を一意に識別する。
・商品名:商品の名称を示す。
・詳細情報:商品の詳細な説明を示す情報である。例えば、三次元(3D)により表現された商品図式や音声動画による商品説明、商品供給業者からのコメント、商品製作者からのコメントなどからなる。
・評価情報:贈答先が入力した商品の評価を示す情報であり、商品の評価を数値で表した評価数値、商品コメント、商品の評価アンケート結果からなる。
・カタログ画像:商品カタログの画像イメージである。
<商品供給業者情報>
・商品供給業者ID:商品供給業者を一意に識別する。
【0024】
端末6は、商品供給業者の保有するパーソナルコンピュータである。端末6は、TCP/IPを実装し、ローカルネットワークと接続され、商品供給業者のカタログギフトシステム管理サーバ4と通信する機能を有する。さらに、端末6はブラウザを備え、キーボードやマウスからの入力に従ってカタログギフトシステム管理サーバ4へ情報を送信する機能と、カタログギフトシステム管理サーバ4から受信した画面情報を表示する機能を有する。
【0025】
サーバ7は、物流センタが保有するサーバであり、TCP/IPを備え、専用線やブロードバンド回線によりネットワークNと接続され、商品供給業者のカタログギフトシステム管理サーバ4と通信する機能を有する。そして、カタログギフトシステム管理サーバ4から受信した選択商品情報と、配送先情報と、包装紙情報、ラッピング種別、メッセージカードデザイン情報及びカードメッセージ情報からなる贈答仕様とを受け内部に記憶する機能と、カタログギフトシステム管理サーバ4へ配送情報を通知する機能を有する。
【0026】
3.カタログギフトシステム管理サーバの構成
図2は、図1に示すカタログギフトシステム管理サーバ4の内部構成を展開して示したブロック図であり、本発明に直接関係するブロックのみ抽出して示してある。
カタログギフトシステム管理サーバ4は、制御手段41、通信手段42、贈答者情報制御手段44、サーバシステム管理手段45、贈答先情報制御手段46及び商品供給業者情報制御手段47からなる。
制御手段41は、CPU(central processing unit)及びROM、RAMなどの各種メモリから構成され、各部の制御や、データの一時的な格納や、データの転送等を行う。
通信手段42は、ネットワークNを介して端末2、端末3及びサーバ7と通信する機能と、ローカルネットワークを介してDB5及び端末6と通信する機能を有する。
【0027】
贈答者情報制御手段44は、端末2から受信したカタログギフトサービスに関する各種情報をDB5内に登録するようサーバシステム管理手段45へ指示する機能と、サーバシステム管理手段45がDB5から読み出した情報を端末2へ通知する機能を有する。贈答者情報制御手段44は以下の各種手段からなる。
・ホームページアクセス手段440は、贈答者用メニュー画面を端末2へ送信する機能と、端末2から贈答者IDを受信しアクセスを受け付け、贈答者を識別する機能と、贈答者が選択したメニューを受け、贈答仕様入力手段441、電子カタログ作成手段442、メッセージ掲示照会手段443、あるいは、選択商品/配送状況照会手段444へ通知する機能を有する。
・贈答仕様入力手段441は、贈答者情報、贈答仕様、記念日情報を入力するための画面情報を端末2へ送信する機能と、贈答者情報、贈答仕様を端末2から受け、贈答仕様登録保持手段451へ通知する機能と、記念日情報を端末2から受け、記念日登録保持手段458へ通知する機能とを有する。
・電子カタログ作成手段442は、電子カタログ情報を入力するための画面情報を端末2へ送信する機能と、端末2から受信した電子カタログ情報を電子カタログ作成通知手段452へ通知する機能を有する。
・メッセージ掲示照会手段443は、端末2からメッセージ掲示登録/参照の通知を受け、メッセージ交換保持伝達手段453へ通知する機能と、メッセージ交換保持伝達手段453から読み出したオンラインメッセージ情報を表示するとともに、オンラインメッセージ情報を登録するための画面情報を端末2へ送信する機能と、端末2から受信したオンラインメッセージ情報をメッセージ交換保持伝達手段453へ通知する機能とを有する。
・選択商品/配送状況照会手段444は、端末2からの商品選択/配送照会を受け、贈答先商品配送状態登録保持手段454へ通知する機能と、贈答先商品配送状態登録保持手段454から受けた選択商品情報及び配送情報を表示する画面情報を生成して端末2へ送信する機能を有する。
【0028】
贈答先情報制御手段46は、端末3から受信したカタログギフトサービスに関する各種情報をDB5内に登録するようサーバシステム管理手段45へ指示する機能と、サーバシステム管理手段45がDB5から読み出した情報を端末3へ通知する機能を有する。贈答先情報制御手段46は、以下の各種手段からなる。
・ホームページアクセス手段460は、贈答先用メニュー画面を端末3へ送信する機能と、端末3から贈答先IDを受信しアクセスを受け付け、贈答先を識別する機能と、贈答先が選択したメニューを受け、商品詳細/評価照会手段461、電子カタログ照会手段462、メッセージ掲示照会手段463、配送状況照会手段464、商品注文手段465、商品評価手段466、あるいは、お礼状注文手段467へ通知する機能を有する。
・商品詳細/評価照会手段461は、端末3からの商品詳細/評価照会の通知を受け、商品評価/コメント登録保持手段456へ通知する機能と、商品評価/コメント登録保持手段456から受けた商品の詳細情報及び評価情報を表示する画面情報を生成して端末3へ送信する機能を有する。
・電子カタログ照会手段462は、端末3からの電子カタログ照会の通知を受け、電子カタログ作成通知手段452へ通知する機能と、電子カタログ作成通知手段452から受信した電子カタログ情報及びカタログ画像からなる電子カタログを表示する画面情報を生成して端末3へ通知する機能を有する。
・メッセージ掲示照会手段463は、端末3からのメッセージ掲示登録/参照の通知を受け、メッセージ交換保持伝達手段453へ通知する機能と、メッセージ交換保持伝達手段453から受けたオンラインメッセージ情報を表示するとともに、オンラインメッセージ情報を登録するための画面情報を端末3へ送信する機能と、端末3から受信したオンラインメッセージ情報をメッセージ交換保持伝達手段453へ通知する機能を有する。
・配送状況照会手段464は、端末3からの配送照会を受け、贈答先商品配送状態登録保持手段454へ通知する機能と、贈答先商品配送状態登録保持手段454から受けた配送情報を表示する画面情報を生成して端末3へ送信する機能を有する。
・商品注文手段465は、贈答先が選択した商品の商品番号及び配送先情報を入力するための画面情報を端末3へ送信する機能と、端末3から受けた商品番号及び配送先情報を商品注文登録保持手段450へ通知する機能を有する。また、端末3からランクアップ商品の紹介の要求を受け、商品注文登録保持手段450へ通知する機能と、商品注文登録保持手段450から受けたランクアップ商品情報を表示するための画面情報を生成して端末3へ送信する機能を有する。
・商品評価手段466は、端末3からの商品の評価情報を受け、商品評価/コメント登録保持手段456へ通知する機能を有する。
・お礼状注文手段467は、お礼状情報を入力するための画面情報を端末3へ送信する機能と、端末3から受けたお礼状情報をお礼状登録保持手段458へ通知する機能を有する。
【0029】
商品供給業者情報制御手段47は、端末6から受信したカタログギフトサービスに関する各種情報をDB5内に登録するようサーバシステム管理手段45へ指示する機能と、サーバシステム管理手段45がDB5から読み出した情報を端末6へ通知する機能を有する。商品供給業者情報制御手段47は、以下の各種手段からなる。
・電子カタログデータ登録手段475は、端末6から商品の詳細情報と、カタログ画像を受け、電子カタログ登録保持手段455へ通知する機能を有する。
・商品評価照会登録手段476は、端末6から商品評価照会/登録の通知を受け、商品評価/コメント登録保持手段456へ通知する機能と、商品評価/コメント登録保持手段456から受けた商品の評価情報を表示する画面情報を生成して端末6へ送信する機能を有する。また、端末6から商品コメントを受け、商品評価/コメント登録保持手段456へ通知する機能を有する。
【0030】
サーバシステム管理手段45は、贈答者情報制御手段44、贈答先情報制御手段46、商品供給業者情報制御手段47から受けた各種情報をDB5内に書き込む機能と、贈答者情報制御手段44、贈答先情報制御手段46、商品供給業者情報制御手段47からの問い合わせを受け、DB5から各種情報を読み出して通知する機能を有する。サーバシステム管理手段45は以下の各種手段からなる。
・贈答仕様登録保持手段451は、贈答仕様入力手段441から贈答者情報、商品の贈答仕様、記念日情報を受け、DB5へ書き込む機能を有する。
・電子カタログ作成通知手段452は、電子カタログ作成手段442から電子カタログ情報を受け、DB5へ書き込む機能と、電子カタログ照会手段462から電子カタログ照会の通知を受け、DB5から電子カタログ情報及びカタログ画像を読み出して返送する機能を有する。
・メッセージ交換保持伝達手段453は、メッセージ掲示照会手段443またはメッセージ掲示照会手段463から、メッセージ掲示登録/参照の通知受け、DB5からオンラインメッセージ情報を読み出して返送する機能と、メッセージ掲示照会手段443またはメッセージ掲示照会手段463から受信したオンラインメッセージ情報をDB5へ書き込む機能を有する。
・贈答先商品配送状態登録保持手段454は、選択商品/配送状況照会手段444から商品選択あるいは配送照会を受け、DB5から選択商品情報及び配送情報を読み出して返送する機能と、配送状況照会手段464から配送照会を受け、DB5から配送情報を読み出して返送する機能を有する。
・電子カタログ登録保持手段455は、電子カタログデータ登録手段475から商品の詳細情報と、カタログ画像を受け、DB5へ書き込む機能を有する。
・商品評価/コメント登録保持手段456は、商品詳細/評価照会手段461から商品詳細/評価照会の通知を受け、DB5から商品の詳細情報及び評価情報を読み出して返送する機能と、商品評価手段466から商品の評価情報を受け、DB5へ書き込む機能を有する。また、商品評価照会登録手段476から商品評価照会を受け、DB5から評価情報を読み出して返送する機能と、商品評価照会登録手段476から商品コメントを受け、DB5内の評価情報に書き込む機能を有する。
・お礼状登録保持手段457は、お礼状注文手段467からお礼状情報を受け、DB5へ書き込む機能を有する。
・記念日登録保持手段458は、贈答仕様入力手段441から記念日情報を受け、DB5へ登録する機能と、DB5から記念日情報を読み出し、読み出しを行った日にちと記念日の年月日が一致する場合には、記念日を通知するための電子メールを生成し、送信するリマインダー機能を有する。
・電子カタログ印刷手段459は、DB5から電子カタログ情報及び電子カタログ画像を読み出し、登録された電子カタログを印刷するオンデマンド印刷機能を有する。
・商品注文登録保持手段450は、商品注文手段465から受けた贈答先が選択した商品の商品番号及び商品の配送先情報をDB5へ書き込む機能を有する。また、商品注文手段465からランクアップ商品の紹介の通知を受け、DB5からランクアップ商品情報を読み出して返送する機能を有する。
【0031】
4.カタログギフトシステム管理サーバの動作
4.1 贈答者からのアクセスによる動作
次に、同実施の形態によるカタログギフトシステム管理サーバ4の動作を説明する。図3は、贈答者からのアクセスによるカタログギフトシステム管理サーバ4の動作フローを示す図である。
商品供給業者は、各カタログギフトパッケージ1aに対してユニークな贈答者ID及びユニークな贈答先IDを発行して、DB5に登録するとともに、カタログギフトパッケージ1aの贈答者用手引12に贈答者IDを、贈答先用手引13及びハガキ15に贈答先IDを印刷する。
【0032】
4.1.1 贈答者アクセス
まず、贈答者は、カタログギフトパッケージ1aをカタログギフト取扱場所から購入すると、贈答者用手引12を取り出し、記載されているURLを端末2のブラウザに入力し、ネットワークNを介してカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスする。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2からのアクセスを受け付けると、カタログギフトサービスのホームページのTOP画面を返送する。端末2は、受信したTOP画面を表示する(ステップS101)。
【0033】
続いて贈答者は、端末2に表示されているTOP画面から、購入者用のページにアクセスするためのボタンを押下する。すると、端末2は、カタログギフトシステム管理サーバ4へ購入者用のページの要求を送信し、カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答者IDを入力するためのアクセス画面を返送する。贈答者は、端末2に表示されているアクセス画面に、カタログギフトパッケージ1aの贈答者用手引12に記載されている贈答者IDを入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から贈答者IDを受信すると、DB5内を検索し、受信した贈答者IDが登録されていることを確認して内部に記憶する。そして、利用する機能を選択するためのメニューページを端末2へ返送する(ステップS105)。なお、贈答者アクセス後の各種画面には、メニューページに戻るためのボタンが備えられ、カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2からメニューページに戻るためのボタンが選択されたことの通知を受けると、メニューページを返送する。
【0034】
4.1.2 贈答仕様指定登録
贈答者が端末2に表示されているメニューページから贈答仕様指定登録を選択する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から贈答仕様指定登録が選択されたことの通知を受けると、贈答者情報を登録するための贈答者情報登録画面を端末2へ返送する。贈答者は、端末2に表示されている贈答者情報登録画面に、贈答者の氏名、住所、電話番号、電子メールアドレスなどの贈答者情報を入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から贈答者情報を受信し、DB5内に書き込む(ステップS111)。
【0035】
続いて、カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答先への商品配送時の包装紙を選択するための包装紙選択画面を端末2へ送信する。包装紙選択画面には、包装紙の図案及び選択ボタン、画像ファイルの入力フィールド、及び、送信ボタンが備えられている。贈答者は、端末2に表示されている包装紙選択画面から選択ボタンにより所望の包装紙を選択し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から選択した包装紙の種別を受信し、DB5内の包装紙情報に書き込む(ステップS112)。あるいは、贈答者は、予め端末2内に記憶している画像ファイル名を端末2の入力フィールドに入力し、送信ボタンを押下する。端末2は、カタログギフトシステム管理サーバ4へ画像ファイルを送信し、カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から受信した画像ファイルをDB5内の包装紙情報に書き込む。
【0036】
次に、カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答先への商品配送時のラッピングを選択するためのラッピング選択画面を端末2へ送信する。ラッピング選択画面には、ラッピングのイメージ図及び選択ボタン、送信ボタンが備えられている。贈答者は、端末2に表示されているラッピング選択画面から選択ボタンにより所望のラッピングを選択し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2からラッピング種別を受信し、DB5に書き込む(ステップS113)。
【0037】
次に、カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答先への商品配送時に商品に添えるメッセージカードのデザインを選択するためのメッセージカード選択画面を端末2へ送信する。メッセージカード選択画面には、メッセージカードデザイン及び選択ボタン、画像ファイルの入力フィールド、及び、送信ボタンが備えられている。贈答者は、端末2に表示されているメッセージカード選択画面から選択ボタンにより所望のメッセージカードデザインを選択し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2からメッセージカードデザインの種別を受信し、DB5内のメッセージカードデザイン情報に書き込む(ステップS114)。あるいは、贈答者は、予め端末2内に記憶している画像ファイル名を入力フィールドに入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から画像ファイルを受信し、DB5内のメッセージカードデザイン情報に書き込む。
【0038】
次に、カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答先への商品配送時に商品に添えるメッセージカードに記載するメッセージを入力するためのカードメッセージ登録画面を端末2へ送信する。カードメッセージ登録画面には、任意のメッセージを入力するための入力フィールドと、結婚祝、出産祝、誕生日などのタイプ別のメッセージの例文を選択するためのプルダウンメニューと、送信ボタンとが備えられている。贈答者は、端末2に表示されているカードメッセージ登録画面の入力フィールドへメッセージを入力して送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2からメッセージを受信し、DB5内のカードメッセージ情報に書き込む(ステップS115)。あるいは、贈答者がプルダウンメニューによりメッセージの例文を選択して、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2からメッセージの例文の種別を受信し、DB5内のカードメッセージ情報に書き込む。
【0039】
次に、カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答者に関わる記念日を登録するための記念日登録画面を端末2へ送信する。記念日登録画面には、記念日の年月日及び記念日の付加情報を入力するフィールドが備えられている。贈答者は、端末2に表示されている記念日登録画面へ記念日の年月日と、結婚記念日、子供の誕生日などの記念日の付加情報を入力して送信ボタンを押下する。すると、カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から受信した記念日の年月日及び記念日の付加情報を受信し、DB5内の記念日情報に書き込む(ステップS116)。
【0040】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、所定の時間毎に、DB5内の全贈答者の記念日情報を読み出す。そして、記念日情報内の記念日が読み出しを行った日付と一致する場合、当該贈答者の贈答者情報内のメールアドレス宛に記念日であることを通知する電子メールを送信する(ステップS119)。
なお、贈答者が過去にギフトサービスを利用したときに登録した包装紙情報、ラッピング種別、メッセージカード情報、カードメッセージ情報を参照できるように、包装紙選択画面、ラッピング選択画面、メッセージカード選択画面、カードメッセージ登録画面に過去に利用した贈答者IDを入力するためのフィールドを設けてもよい。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から過去に利用した贈答者IDを受けた場合は、受信した過去に利用した贈答者IDに対応する包装紙情報、ラッピング種別、メッセージカード情報、カードメッセージ情報をDB5から読み出し、参照画面を生成して端末2へ返送する。
【0041】
4.1.3 電子カタログ作成
贈答仕様指定登録終了後、あるいは、端末2に表示されているメニューページから電子カタログ作成が選択されたことの通知を受けると、カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品を検索するための商品検索指定画面を端末2へ返送する。商品検索指定画面には、贈答者IDにより識別されるカタログギフトの価格に対応し、カタログギフトパッケージ1a内の商品カタログ14に記載されていない商品の一覧と、商品評価閲覧ボタンが備えられている。贈答者が、端末2に表示されている商品検索指定画面から贈答したい商品に対応する商品評価閲覧ボタンを押下すると、端末2は、カタログギフトシステム管理サーバ4へ選択した商品番号を送信する(ステップS121)。
【0042】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から受信した商品番号をキーに商品の商品情報内の詳細情報及び評価情報をDB5から読み出し、商品評価参照画面を生成して端末2へ返送する。なお、商品評価参照画面には、前画面、すなわち、商品検索指定画面に戻るためのボタンと、電子カタログに商品を選択するためのボタンが備えられている(ステップS122)。贈答者は、端末2に表示されている商品評価参照画面に表示されている商品説明や他者の商品評価を参考にし、電子カタログに当該商品を選択することを決めた場合には電子カタログに商品を選択するためのボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から当該商品が電子カタログに選択されたことの通知を受けると、当該商品の商品番号をDB5内の電子カタログ情報に書き込む。なお、贈答者が電子カタログに当該商品を選択しないことを決めた場合には前画面に戻るためのボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、前画面に戻るための指示を端末2から受信すると、ステップS121へ戻り、商品検索指定画面を端末2へ返送する。
【0043】
次に、カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答先が端末3において電子カタログを閲覧したときに画面に表示する商品コメントを入力するための商品コメント入力画面を端末2へ送信する。贈答者は、端末2に表示されている商品コメント入力画面に任意の商品コメントを入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から受信した商品コメントを一時的に内部に記憶する(ステップS123)。
【0044】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答者が選択した商品の商品番号により、DB5内の商品情報を検索し、カタログ画像をDB5から読み出す。そして、読み出したカタログ画像にステップS123において受信した商品コメントを付加した画像と、登録ボタン及び取消ボタンを備えたプレビュー画面を作成して端末2へ返送する。端末2がプレビュー画面を表示すると、贈答者は電子カタログの画面イメージを確認し、電子カタログの登録を希望する場合には、登録ボタンを押す。すると、カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から登録が要求された旨の通知を受けると、商品番号と商品コメントをDB5内の電子カタログ情報に書き込む(ステップS124)。なお、取消ボタンが押下され、カタログギフトシステム管理サーバ4が端末2から取消の通知を受けた場合には、再び商品コメント入力画面を送信する。
【0045】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、決められた時間毎、あるいは、電子カタログが登録される毎に、DB5内に新たに登録された電子カタログ情報を読み出す。そして、商品番号に対応する商品情報内のカタログ画像をDB5から読み出し、電子カタログ情報内のコメントを付加してカタログ14を印刷する(ステップS129)。商品供給業者は、印刷したカタログ14を封入したカタログギフトパッケージ1aを贈答者に郵便や宅配などにより送付する。あるいは、印刷したカタログ14を封入したカタログギフトパッケージ1bを贈答先に郵便や宅配などにより送付する。このとき、贈答者にもカタログ14を送付してもよい。
【0046】
4.1.4 メッセージ掲示登録/参照
カタログギフトシステム管理サーバ4は、電子カタログ作成が終了した、あるいは、端末2に表示されているメニューページからメッセージ掲示登録/参照が選択されたことの通知を受けた場合、贈答者IDをキーにして、贈答先から登録されたオンラインメッセージ情報内のメッセージをDB5から読み出す。そして、贈答先からのメッセージが登録されている場合には、読み出したメッセージを表示するとともに贈答先の情報を登録するための贈答先情報登録画面を端末2へ送信する。贈答者は、贈答先へのメッセージを掲示する場合には、端末2が表示する贈答先情報登録画面に贈答先の氏名、電子メールアドレスを入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から受信した贈答先の氏名、電子メールアドレスをDB5内のオンラインメッセージ情報に書き込む(ステップS131)。なお、メッセージは、テキスト情報、音声情報、画像情報などである。
【0047】
次に、カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答先へ伝えたいメッセージを登録するメッセージ登録画面を端末2へ送信する。贈答者が、端末2に表示されているメッセージ登録画面の入力フィールドに贈答先へのメッセージを入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から受信したメッセージをDB5内のオンラインメッセージ情報に書き込む(ステップS132)。
【0048】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、オンラインメッセージが登録されたことを通知するための電子メールを作成して、贈答先の電子メールアドレス宛てに送信すると、メッセージを通知した旨のメッセージ通知画面を生成して端末2へ送信する。贈答者は、端末2に表示されたメッセージ通知画面により、メッセージが通知されたことを認識する(ステップS133)。なお、電子メールにより直接贈答先へのメッセージを通知してもよい。
【0049】
4.1.5 商品選択/配送照会
贈答者は、カタログギフトパッケージ1bを贈答先にプレゼントした後、贈答先が選択した商品や、商品の配送状況を照会するために、端末2からカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスする。
そして、4.1.1節の贈答者アクセスを行うと、端末2にメニュー画面が表示される。贈答者は、端末2に表示されているメニューページから商品選択/配送照会を選択する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品選択/配送照会が選択されたことの通知を受けると、贈答者IDをキーにDB5内の選択商品情報を読み出す。選択商品情報には、贈答先が商品を選択済みの場合には商品番号、商品名及び商品選択日時が、まだ選択していない場合にはNULLなどが記憶されている。そして、贈答先が商品を選択済みの場合には商品番号、商品名及び選択日時を、まだ選択していない場合には選択されていない旨を通知するための選択商品情報照会画面を生成し、端末2へ送信する。端末2は、受信した選択商品情報照会画面を表示する(ステップS141)。
【0050】
贈答者は、贈答先が商品を選択済みであることを確認すると、選択商品情報照会画面上の商品配送情報照会ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品配送情報照会の通知を端末2から受けると、贈答者IDをキーにDB5内の配送情報を読み出し、読み出した配送情報を表示するための商品配送情報照会画面を生成して端末2へ返送する。贈答者は、端末2に表示された商品配送情報照会画面により、商品の配送状況を確認する(ステップS142)。
【0051】
4.2 贈答先からのアクセスによる動作
図4は、贈答先からのアクセスによるカタログギフトシステム管理サーバ4の動作フローを示す図である。
4.2.1 贈答先アクセス
贈答先は、カタログギフトパッケージ1bを受け取ると、贈答先用手引13を取り出し、記載されているURLを端末3のブラウザに入力し、ネットワークNを介してカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスする。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3からのアクセスを受け付けると、カタログギフトサービスのホームページのTOP画面を返送する。端末3は、受信したTOP画面を表示する(ステップS201)。
【0052】
続いて贈答先は、端末3に表示されているTOP画面から、贈答先用のページにアクセスするためのボタンを押下する。すると、端末3は、カタログギフトシステム管理サーバ4へ贈答先用のページの要求を送信し、カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答先IDを入力するためのアクセス画面を返送する。贈答先は、端末3に表示されているアクセス画面に、カタログギフトパッケージ1bの贈答先用手引13に記載されている贈答先IDを入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3から贈答先IDを受信すると、DB5内を検索し、受信した贈答先IDが登録されていることを確認して内部に記憶する。そして、利用する機能を選択するためのメニューページを端末3へ返送する(ステップS205)。
【0053】
4.2.2 商品詳細/評価照会
贈答先が端末3に表示されているメニューページから商品詳細/評価照会を選択すると、端末3は、商品詳細/評価照会が選択されたことをカタログギフトシステム管理サーバ4へ通知する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、検索する対象の商品番号を入力するための商品検索指定画面を端末3へ返送する。贈答先は、端末3に表示されている商品検索指定画面に照会を希望する商品の商品番号を入力して送信ボタンを押下する(ステップS211)。
【0054】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3から受信した商品番号をキーに商品の商品情報内の詳細情報及び評価情報をDB5から読み出し、詳細/評価参照画面を生成して端末3へ返送する。贈答先は、端末3の表示する詳細/評価参照画面により、三次元(3D)により表現された商品図式や音声動画による商品説明、商品供給業者からのコメント、商品製作者からのコメント、他者の評価を閲覧する(ステップS212)。なお、詳細/評価参照画面に商品注文を実行するためのボタンを備えることにより、カタログギフトシステム管理サーバ4が端末3から商品注文が選択された通知を商品番号とともに受け、後述する商品注文の手順を行ってもよい。また、商品カタログ14に記載のURLにより、直接詳細/評価参照画面にアクセスしてもよい。
【0055】
4.2.3 電子カタログ照会
贈答先は、端末3に表示されているメニューページから電子カタログ照会を選択すると、端末3は、電子カタログ照会が選択されたことをカタログギフトシステム管理サーバ4へ通知する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答先IDをキーにDB5内の電子カタログ情報を読み出し、さらに、電子カタログ情報内の商品番号に対応した商品情報を検索して、カタログ画像を読み出す。そして、読み出したカタログ画像と、電子カタログ情報内の商品コメントからなる電子カタログ表示画面を生成して、端末3へ返送する。端末3は、受信した電子カタログ情報画面を表示する(ステップS221)。
【0056】
贈答先は、ランクアップ商品の紹介を希望する場合には、電子カタログ表示画面上のランクアップ商品紹介ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3からランクアップ商品紹介の要求を受けると、贈答先IDをキーにDB5からランクアップ商品情報を読み出し、ランクアップ紹介画面を生成する。ランクアップ紹介画面には、ランクアップ商品の一覧と、ランクアップに必要な価格が含まれている。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3へランクアップ紹介画面を送信し、端末3は、受信したランクアップ紹介画面を表示する(ステップS222)。
なお、ランクアップ紹介画面に、商品詳細/評価照会を行うためのボタンを備えることにより、商品詳細/評価照会を行ってもよい。
また、電子カタログ表示画面、ランクアップ照会画面に商品注文を実行するためのボタンを備えることにより、カタログギフトシステム管理サーバ4が端末3から商品注文が選択された通知を商品番号とともに受け、後述する商品注文の手順を行ってもよい。
【0057】
4.2.4 メッセージ掲示登録/参照
贈答先は、端末3に表示されているメニューページからメッセージ掲示登録/参照を選択すると、端末3は、メッセージ掲示登録/参照が選択されたことをカタログギフトシステム管理サーバ4へ通知する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、メッセージ掲示登録/参照が選択されたことの通知を受けると、贈答先IDをキーにして、贈答者から登録されたメッセージをDB5から読み出す。そして、贈答者からのメッセージが登録されている場合には、読み出したメッセージを表示するとともに贈答先の情報を登録するための贈答者情報登録画面を端末3へ返送し、端末3は、受信した贈答者情報登録画面を表示する。贈答先は、贈答者からのメッセージを閲覧し、贈答先へのメッセージを掲示する場合には、端末3に表示されている贈答者情報登録画面に、贈答者の氏名、電子メールアドレスなどの贈答者情報を入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3から受信した贈答者情報をDB5内のオンラインメッセージ情報に書き込む(ステップS231)。
【0058】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答者へ伝えたいメッセージを登録するためのメッセージ登録画面を端末3へ送信する。贈答先が、端末3に表示されているメッセージ登録画面の入力フィールドに贈答者へのメッセージを入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3から受信したメッセージをDB5内のオンラインメッセージ情報に書き込む(ステップS232)。
【0059】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、オンラインメッセージが登録されたことを通知するための電子メールを作成して、贈答者の電子メールアドレス宛てに送信すると、メッセージを通知した旨のメッセージ通知画面を生成して端末3へ送信する。贈答先は、端末3に表示されたメッセージ通知画面により、メッセージが通知されたことを認識する(ステップS233)。なお、電子メールにより直接贈答者へのメッセージを通知してもよい。
【0060】
4.2.5 商品注文
贈答先は、端末3に表示されているメニューページから商品注文を選択すると、端末3は、商品注文が選択されたことをカタログギフトシステム管理サーバ4へ通知する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品注文が選択されたことの通知を受けると、商品番号と、商品の配送先情報を入力するための配送先情報入力画面を端末3へ返送する。贈答先は、端末3に表示されている配送先情報入力画面に、選択した商品の商品番号と、商品の配送先の住所、氏名、電話番号を入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3から受信した商品番号をDB5内の選択商品情報に、商品の配送先の住所、氏名、電話番号をDB5内の配送先情報に書き込む(ステップS241)。
【0061】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、選択された商品番号が、ランクアップ商品であることを判断した場合には、ランクアップに必要な価格を表示し、ランクアップ商品であることを確認するためのランクアップ確認画面を端末3へ送信する。贈答先が、端末3に表示されているランクアップ確認画面により、ランクアップに必要な価格を確認すると、確認ボタンを押下する(ステップS242)。
【0062】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3からランクアップの確認を受信すると、支払情報を入力するための決済画面を生成して、端末3へ送信する。贈答先は、端末3に表示されている決済画面に従って、支払いの種別やクレジットカード番号、支払い回数、有効期限などの決済情報を入力して送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、受信した決済情報をDB5内へ書き込む(ステップS243)。
【0063】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、決められた時間毎、あるいは、贈答先からの商品の注文を受ける毎に、DB5内の選択商品情報と、配送先情報と、包装紙情報、ラッピング種別、メッセージカードデザイン情報及びカードメッセージ情報からなる贈答仕様を読み出し、物流センタのサーバ7へ通知するとともに、通知を終えたカタログギフトパッケージ情報内の配送情報に、商品の配送を物流センタに指示した旨を書き込む。物流センタは、選択商品情報により識別される商品に、メッセージカードデザイン情報及びカードメッセージ情報に従ったメッセージカードを添え、包装紙情報により示される包装紙を用いてラッピング種別により示されるラッピングを施し、配送先情報により示される配送先に商品を配送する。そして、物流センタは、サーバ7からカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスして配送済みを通知し、カタログギフトシステム管理サーバ4はDB5の配送情報に配送済みを書き込む。
【0064】
4.2.6 配送照会
贈答者は、商品の注文後に商品の配送状況を照会したい場合は、端末3からカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスする。
そして、4.2.1節の贈答先アクセスを行うと、端末3にメニュー画面が表示される。贈答先は、端末3に表示されているメニューページから配送照会を選択する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、配送照会が選択されたことの通知を受けると、贈答先IDをキーにDB5内の選択商品情報を読み出し、選択商品情報照会画面を生成して端末3へ返送する(ステップS251)。
【0065】
贈答先は、端末3に表示された選択商品情報照会画面により選択商品の商品番号、商品名及び商品選択日時を確認すると、選択商品情報照会画面上の商品配送情報照会ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品配送情報照会の通知を端末3から受けると、贈答先IDをキーにDB5内の配送情報を読み出し、商品配送情報照会画面を生成して端末3へ返送する(ステップS252)。贈答先は、端末3に表示された商品配送情報照会画面により配送情報を確認する。
【0066】
4.2.7 商品評価
贈答者は、配送された商品の評価を行う場合は、端末3からカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスする。
そして、4.2.1節の贈答先アクセスを行うと、端末3にメニュー画面が表示される。贈答先は、端末3に表示されているメニューページから商品評価を選択する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品評価が選択されたことの通知を受けると、贈答先IDをキーにDB5内の選択商品情報を読み出す。そして、選択商品情報内の商品番号及び商品名と、10段階ではどのランクであるかなどの商品の評価数値と及び評価アンケート結果を入力するための評価数値情報入力画面を生成して端末3へ返送する。贈答先は、端末3に表示されている評価数値情報入力画面へ評価数値と評価アンケート結果を入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3から受信した評価数値と評価アンケート結果をDB5内の評価情報に書き込む(ステップS261)。
【0067】
続いて、カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品コメントを入力するための商品コメント入力画面を端末3へ送信する。贈答先が、端末3に表示されている商品コメント入力画面の入力フィールドに商品の使用感などの商品コメントを入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3から受信した商品コメントをDB5内の評価情報に書き込む(ステップS262)。
【0068】
4.2.8 お礼状注文
贈答者が商品を受け取り、お礼状を贈答者へ送りたい場合は、端末3からカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスする。
そして、4.2.1節の贈答先アクセスを行うと、端末3にメニュー画面が表示される。贈答先は、端末3に表示されているメニューページからお礼状注文を選択する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、お礼状注文が選択されたことの通知を受けると、お礼状の宛先の住所及び氏名と、差出人の住所及び氏名を入力するためのお礼状情報登録画面を端末3へ送信する。贈答先は、端末3に表示されたお礼状登録画面にお礼状の宛先の住所及び氏名と、差出人の住所及び氏名を入力すると、送信ボタンを押す。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3から受信したお礼状の宛先の住所及び氏名と、差出人の住所及び氏名をDB5内のお礼状情報に書き込む(ステップS271)。
【0069】
続いて、カタログギフトシステム管理サーバ4は、お礼状に記載するメッセージの入力フィールドを備えたメッセージ登録画面を端末3へ送信する。贈答先が、端末3に表示されているメッセージ登録画面の入力フィールドにメッセージを入力すると、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3から受信したメッセージをDB5内のお礼状情報に書き込む(ステップS272)。
【0070】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、支払情報を入力するための決済画面を生成して、端末3へ送信する。贈答先は、端末3に表示されている決済画面に従って、支払いの種別やクレジットカード番号、支払い回数、有効期限などの決済情報を入力して送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、受信した決済情報をDB5内へ書き込む(ステップS273)。
【0071】
4.3 商品供給業者からのアクセスによる動作
図5は、商品供給業者からのアクセスによるカタログギフトシステム管理サーバ4の動作フローを示す図である。
4.3.1 商品供給業者アクセス
商品供給業者は、カタログギフトシステム管理サーバ4の商品供給業者TOP画面のURLを端末6のブラウザに入力し、ネットワークNを介してカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスする。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末6からのアクセスを受け付けると、商品供給業者TOP画面を返送する(ステップS301)。
【0072】
続いて商品供給業者は、端末6に表示されている商品供給業者TOP画面から、商品供給業者用の機能へアクセスするためのボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末6から商品供給業者用の機能へアクセスの要求を受けると、商品供給業者IDを入力するためのアクセス画面を返送する。商品供給業者は、端末6に表示されているアクセス画面に、自身の商品供給業者IDを入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、DB5内を検索し、端末6から受信した商品供給業者IDが登録されていることを確認すると、利用する機能を選択するためのメニューページを端末6へ返送する(ステップS305)。
【0073】
4.3.2 商品評価照会/登録
商品供給業者は、端末6に表示されているメニューページから商品評価照会/登録を選択する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品評価照会/登録が選択された旨の通知を端末6から受けると、DB5内の商品情報を読み出し、商品番号、商品名及び評価情報を表示するための評価数値情報参照画面を生成し、端末6へ返送する(ステップS311)。
【0074】
商品供給業者は、端末6に表示されている評価数値情報参照画面により評価情報を確認すると、商品コメントを登録する商品を選択し、選択ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品コメントを入力する商品コメント入力画面を生成し、端末6へ返送する。商品供給業者は、端末6に表示されている商品コメント入力画面にコメントを入力し、送信ボタンを押す。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末6から選択した商品コメントをDB5内の評価情報に書き込む(ステップS312)。
【0075】
4.3.3 電子カタログデータ登録
カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品供給業者が端末6に表示されているメニューページから電子カタログデータ登録を選択した旨の通知を受けると、商品番号と、商品説明、商品供給業者からのコメント、商品製作者からのコメントなどからなる詳細情報と、カタログ画像とを登録するための電子カタログデータ登録画面を端末6へ返送する。商品供給業者は、端末6に表示されている電子カタログデータ登録画面に、商品番号、商品の画像、動画、スペックなどの詳細情報、カタログ画像のファイル名を入力して送信ボタンを押す。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末6から受信した詳細情報及びカタログ画像をDB5内の商品番号に対応した商品情報に書き込む(ステップS321)。
【0076】
5.その他
なお、端末2及び端末3は、インターネットにアクセス可能な携帯電話端末でもよい。
また、商品カタログ14は、CD−ROMなどの可搬のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であってもよい。
また、商品供給業者は、書類などにより物流センタへ商品の配送を指示してもよい。
また、配送情報は、上記の設定例に限定されるものではなく、様々な配送状況が設定されうる。配送情報は、物流センタがサーバ7からカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスして設定してもよいし、あるいは、物流センターからの通知を受けて、商品供給業者が設定してもよい。
また、商品情報内の詳細情報は、商品のメーカーがID及びパスワードを用いてカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスし、書き込むことでもよい。
【0077】
上述したように、カタログギフトの贈答者は、商品の包装、グリーティングカードのメッセージなどの贈答仕様を指定し、贈答先が選択した商品に指定した贈答仕様を施して配送することが可能となる。すなわち、専門知識、迅速な注文方式、贈答時の仕様などを支援することが可能となるため、一般のスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの専門知識のない一般小売店においてカタログギフトを取り扱うことが可能となる。
また、購入者は購入したカタログ上に掲載している商品以外から贈答先に商品を選択させることが可能となり、カタログ記載の商品だけではなく、自らの感性により選択したオリジナルの商品を贈答先に紹介することや、オリジナルなカタログを作成することができる。
また、購入者は、贈答先がどの商品を選択したかを迅速に照会することが可能となる。さらに、贈答者及び贈答先は、商品の配送状態を迅速に照合することが可能となる。
また、商品供給業者は、贈答者から商品の評価を収集することが可能となり、カタログ製作や、商品情報の提供などに活用することができる。
また、贈答先はカタログ記載の商品の簡易な情報だけではなく、他者の商品評価などを含むより詳細な商品情報を入手し、商品を選択することが可能となる。また、購入者は、詳細な商品情報を参照し、オリジナルなカタログを作成したり、贈答先に商品を紹介することができる。
また、商品の贈答に伴い、贈答者から贈答先へ、あるいは、贈答先から贈答者へのメッセージを交換することができる。また、お礼状などを迅速かつ簡易に注文することができる。これにより、贈答者と贈答先のスムーズなコミュニケーションを提供することが可能となる。
【0078】
なお、上述の端末2、端末3、カタログギフトシステム管理サーバ4,DB5、端末6、及び、サーバ7は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
【0079】
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ROMの他に、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0080】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0081】
【発明の効果】
この発明によれば、カタログギフトの贈答者は、商品の包装、グリーティングカードのメッセージなどの贈答仕様を指定し、贈答先が選択した商品に指定した贈答仕様を施して配送することが可能となる。すなわち、専門知識、迅速な注文方式、贈答時の仕様などを支援することが可能となるため、一般のスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの一般小売店においてカタログギフトを取り扱うことが可能となる。
また、購入者は購入したカタログ上に掲載している商品以外から贈答先に商品を選択させることが可能となり、カタログ記載の商品だけではなく、自らの感性により選択したオリジナルの商品を贈答先に紹介することや、オリジナルなカタログを作成することができる。
また、購入者は、贈答先がどの商品を選択したかを迅速に照会することが可能となる。さらに、贈答者及び贈答先は、商品の配送状態を迅速に照合することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態によるカタログギフトシステムの概要構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態によるカタログギフトシステム管理サーバ4の内部構成を展開して示したブロック図である。
【図3】同実施の形態による贈答者からのアクセスによるカタログギフトシステム管理サーバ4の動作フローを示す図である。
【図4】同実施の形態による贈答先からのアクセスによるカタログギフトシステム管理サーバ4の動作フローを示す図である。
【図5】同実施の形態による商品供給業者からのアクセスによるカタログギフトシステム管理サーバ4の動作フローを示す図である。
【図6】従来のカタログギフトシステムの手順を示す図である。
【符号の説明】
1a,1b…カタログギフトパッケージ
12…贈答者用手引
13…贈答先用手引
14…商品カタログ
15…ハガキ
2,3,6…端末
4…カタログギフトシステム管理サーバ
41…制御手段
42…通信手段
44…贈答者情報制御手段
440、460…ホームページアクセス手段
441…贈答仕様入力手段
442…電子カタログ作成手段
443、463…メッセージ掲示照会手段
444…選択商品/配送状況照会手段
45…サーバシステム管理手段
450…商品注文登録保持手段
451…贈答仕様登録保持手段
452…電子カタログ作成通知手段
453…メッセージ交換保持伝達手段
454…贈答先商品配送状態登録保持手段
455…電子カタログ登録保持手段
456…商品評価/コメント登録保持手段
457…お礼状登録保持手段
458…記念日登録保持手段
459…電子カタログ印刷手段
46…贈答先情報制御手段
461…商品詳細/評価照会手段
462…電子カタログ照会手段
464…配送状況照会手段
465…商品注文手段
466…商品評価手段
467…お礼状注文手段
47…商品供給業者情報制御手段
475…電子カタログデータ登録手段
476…商品評価照会登録手段
5…データベース(DB)
7…サーバ
【発明の属する技術分野】
この発明は、贈答者が贈答商品を掲載したカタログを贈答先に受け渡し、贈答先に所望の贈答商品を選択させるカタログギフトシステムに関し、特に、インターネット及び記録通信が可能な媒体を用いて、贈答者、贈答先及びカタログギフトサービスの提供者である商品供給業者を支援するためのカタログギフトシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、商品の贈答者がギフト専門店や百貨店において贈答商品(以下、単に「商品」)のカタログを購入して贈答先に渡し、贈答先はカタログの中から好みの商品を選ぶというカタログギフトシステムが行われている。図6は従来のカタログギフトシステムの手順を示す図である。
(a)贈答者は、ギフト専門店や百貨店などのカタログギフト取扱場所の店頭において、贈答者の情報、贈答先の情報など指示してカタログギフトを購入すると、カタログギフトパッケージが贈答者へ届けられる。カタログギフトパッケージには、商品の情報及び商品番号が印刷された商品カタログと、注文のためのハガキが含まれている。しかし、カタログギフト取扱場所は、贈答者からの指示を受け、カタログギフトパッケージ本体にのしなどを含めた包装(ラッピング)を行うが、贈答先の指定した商品に対する包装(ラッピング)仕様、グリーティングカード仕様などの指定を受けることはない。
(b)商品供給業者は、カタログギフト取扱場所から受けた贈答者の情報、贈答先の情報を登録する。
(c)贈答者は、贈答先へ宅配や手渡しによりカタログギフトパッケージを渡す。
(d)贈答先は、カタログギフトパッケージの中に入っている商品カタログに掲載されている商品の中から、商品カタログに記載の情報を参考にして何れかの商品を選択し、ハガキに記入して投函する。
(e)商品供給業者は、到着したハガキに記載されている商品の配送を物流センタに指示する。
(f)物流センタは、指定された商品をラッピングする、グリーティングカードを添えるなどの贈答仕様に加工することなく、贈答先への商品の宅配を行う。
【0003】
また、特許文献1においては、ギフト受取人(贈答先)に対して選択可能なギフト商品(贈答商品)に関する情報を充分に伝達することができ、且つ選択されたギフト商品をギフト受取人に対して迅速に送付することのできる、ギフトシステムが開示されている。すなわち、ギフトの申込人からの依頼に応じ、ギフトの受取人に対して、たとえばCD−ROMのような電子記憶媒体を送付する。ギフト受取人は、送付されたCD−ROMを用いてコンピュータをインターネットに接続させる。そして、ギフト受取人のコンピュータに提示されたページ、たとえばギフト受取人に固有の専用ページにおいて、ギフト商品の選択および送付の申込みを行う。また、ギフト受取人に対して、電子メールによるギフト申込人(贈答者)への礼状の送付を支援する。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−123711号公報(段落0011−段落0026、第1図及び第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のカタログギフトシステム及び特許文献1のギフトシステムにおいて、カタログギフト取扱場所は、カタログギフトの受注時に商品供給業者へ登録する贈答者及び贈答先の情報、カタログギフトパッケージの包装などの情報を贈答者から受ける必要があった。よって、専門販売知識を有する店舗や店頭以外ではカタログギフトを販売することは困難であった。例えば、一般のスーパーマーケットやコンビニエンスストアにおいては、単純に商品陳列棚に配置された商品を顧客が自身で選択し、会計所に持参して支払いを行っており、店頭で専門の販売知識や注文の対応を行うことは困難である。そこで、専門知識、迅速な注文方式、贈答仕様などを支援することより、一般のスーパーマーケットやコンビニエンスストアような一般小売店においてもカタログギフトを取り扱いたいという要望がある。
また、実際に贈答先に配送する商品にラッピングを行ったり、グリーティングカードを添えたいという要望があった。しかし、従来のカタログギフトシステムにおいては、贈答先が指定した商品に対して包装(ラッピング)、グリーティングカード仕様の指定を贈答者から受けることは行っていなかった。
また、贈答者は、贈答先がどの商品を選択したか情報を照会することはできなかった。また、贈答者や贈答先は、商品の配送状況を迅速に照合できなかった。また、贈答者は購入したカタログ上に掲載している商品以外から贈答先に商品を選択させたり、自らの感性によりオリジナルなカタログを作成することはできなかった。
【0006】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、カタログギフトの贈答者が贈答先の選択した商品に対する贈答仕様を指定することができるカタログギフトシステム及びカタログギフトシステム管理サーバを提供することにある。また、この発明の他の目的は、贈答者が選択したカタログ掲載商品以外の商品をも贈答先が選択することができ、さらには、贈答先が選択した商品及び指定した商品の配送状態を提示することができるカタログギフトシステム及びカタログギフトシステム管理サーバを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決すべくなされたもので、請求項1に記載の発明は、カタログギフトの贈答者の端末と、カタログギフトの贈答先の端末と、前記贈答者の端末及び前記贈答先の端末とネットワークを介して接続され、カタログギフトサービスに関する情報を管理するカタログギフトシステム管理サーバとからなるカタログギフトシステムであって、前記贈答者の端末は、カタログギフトの贈答先が選択する商品に対する贈答仕様の情報を前記カタログギフトシステム管理サーバへ通知する贈答仕様通知手段を備え、前記贈答先の端末は、贈答先が選択した商品の識別符号と配送先情報とを前記カタログギフトシステム管理サーバへ通知し、商品を注文する注文通知手段を備え、前記カタログギフトシステム管理サーバは、贈答仕様の情報、贈答先が選択した商品の識別符号、及び、配送先情報を記憶するデータベースと、前記贈答者の端末から贈答仕様の情報を受信する贈答仕様入力手段と、前記贈答仕様入力手段が受信した贈答仕様の情報を前記データベースに書き込む贈答仕様登録保持手段と、前記贈答先の端末から贈答先が選択した商品の識別符号と配送先情報とを受信し、商品の注文を受け付ける商品注文手段と、前記商品注文手段が受信した贈答先が選択した商品の識別符号と配送先情報とを前記データベースに書き込む商品注文登録保持手段とを備える、ことを特徴とするカタログギフトシステムである。
【0008】
請求項2に記載の発明は、カタログギフトの贈答者の端末と、カタログギフトの贈答先の端末と、前記贈答者の端末及び前記贈答先の端末とネットワークを介して接続され、カタログギフトサービスに関する情報を管理するカタログギフトシステム管理サーバとからなるカタログギフトシステムに用いられるカタログギフトシステム管理サーバであって、カタログギフトの贈答先が選択する商品に対する贈答仕様の情報、贈答先が選択した商品の識別符号、及び、配送先情報を記憶するデータベースと、前記贈答者の端末から贈答仕様の情報を受信する贈答仕様入力手段と、前記贈答仕様入力手段が受信した贈答仕様の情報を前記データベースに書き込む贈答仕様登録保持手段と、前記贈答先の端末から贈答先が選択した商品の識別符号と配送先情報とを受信し、商品の注文を受け付ける商品注文手段と、前記商品注文手段が受信した贈答先が選択した商品の識別符号と配送先情報とを前記データベースに書き込む商品注文登録保持手段と、を備えることを特徴とするカタログギフトシステム管理サーバである。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のカタログギフトシステム管理サーバであって、前記データベースは、さらに、商品の評価情報を記憶し、商品評価入力手段は、贈答先の端末から商品の評価情報を受け、商品評価照会手段は、他の贈答先の端末から商品の評価情報の照会を受け、商品評価の情報を前記他の贈答先の端末へ通知し、商品評価登録保持手段は、前記商品評価入力手段から商品評価の情報を受け、前記データベースへ書き込むとともに、前記商品評価照会手段から商品評価の照会を受け、前記データベースから商品評価の情報を読み出して前記商品評価照会手段へ通知する、ことを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載のカタログギフトシステム管理サーバであって、前記データベースは、さらに、贈答先が選択した商品の配送状況を示す情報を記憶し、配送状況照会手段は、前記贈答者または贈答先の端末から贈答先が選択した商品の配送状況の照会を受け、配送状況を示す情報を前記贈答者または贈答先の端末へ返送し、贈答先商品配送状態登録保持手段は、前記配送状況照会手段から配送状況の照会の通知を受け、前記データベースから贈答者が選択した商品の配送状況を示す情報を読み出して前記配送状況照会手段に通知する、ことを特徴とする。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項2から請求項4までのいずれかの項に記載のカタログギフトシステム管理サーバであって、前記データベースは、さらに、贈答先が選択可能な商品の識別符号と、商品のカタログ画像情報を記憶し、電子カタログ作成手段は、前記贈答者の端末から贈答先が選択可能な商品の識別符号を受け、電子カタログ照会手段は、前記贈答先の端末から贈答先が選択可能な商品のカタログの照会を受け、贈答先が選択可能な商品のカタログ画像情報を前記贈答先の端末へ返送し、電子カタログ登録保持手段は、前記電子カタログ作成手段から贈答先が選択可能な商品の識別符号を受け、前記データベースに書き込むとともに、前記電子カタログ照会手段から贈答先が選択可能な商品のカタログの照会を受け、前記データベースから贈答先が選択可能な商品の識別符号に対応するカタログ画像情報を読み出して前記電子カタログ照会手段へ通知する、ことを特徴とする。
【0012】
請求項6に記載の発明は、請求項2から請求項5までのいずれかの項に記載のカタログギフトシステム管理サーバであって、前記データベースは、さらに、贈答先が差額を支払うことにより入手可能なランクアップ商品の情報と、ランクアップ商品を入手するための差額情報とを記憶し、前記商品注文手段は、前記贈答先の端末からランクアップ商品の紹介の要求を受け、ランクアップ商品の情報と差額情報とを前記カタログギフトの贈答者の端末へ通知するとともに、ランクアップ商品の注文を受け付け、前記商品注文登録保持手段は、前記商品注文手段からランクアップ商品の紹介の要求を受け、前記データベースからランクアップ商品の情報と差額情報とを読み出して、前記商品注文手段へ通知する、ことを特徴とする。
【0013】
請求項7に記載の発明は、カタログギフトの贈答者の端末と、カタログギフトの贈答先の端末と、前記贈答者の端末及び前記贈答先の端末とネットワークを介して接続され、カタログギフトサービスに関する情報を管理するカタログギフトシステム管理サーバとからなるカタログギフトシステムに用いられるカタログギフトシステム管理サーバ上で実行されるコンピュータプログラムであって、前記贈答者の端末からカタログギフトの贈答先が選択する商品に対する贈答仕様の情報を受信するステップと、受信した贈答仕様の情報をデータベースに書き込むステップと、前記贈答先の端末から贈答先が選択した商品の識別符号と配送先情報とを受信し、商品の注文を受け付けるステップと、受信した贈答先が選択した商品の識別符号報と配送先情報とを前記データベースに書き込むステップと、をコンピュータに実行させるためのカタログギフトシステム管理サーバのコンピュータプログラムである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。
1. サービス提供形態
まず、本実施の形態によるカタログギフトシステムを用いたカタログギフトサービスの提供形態を説明する。図1は、この発明の一実施の形態によるカタログギフトシステムの概要構成を示すブロック図である。
(1)カタログギフトサービスを提供する商品供給業者は、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどのカタログギフト取扱場所にカタログギフトパッケージ1aを卸す。カタログギフトパッケージ1a内には、贈答者が行う手順の説明が記載されている贈答者用手引12、贈答先が行う手順の説明が記載されている贈答先用手引13、商品カタログ14、及び、注文用のハガキ15が封入されている。贈答者は、カタログギフト取扱場所からカタログギフトパッケージ1aを購入する。
【0015】
(2)贈答者は、カタログギフトパッケージ1aを開封し、贈答者用手引12を取り出す。そして、贈答者用手引12に記載されているカタログギフトサービスホームページのアクセスアドレスを用いて、贈答者が保有する端末2から商品供給業者の保有するカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスする。贈答者は、端末2から贈答先が選択した商品に対する包装(ラッピング)や、商品に添えるメッセージカード及びメッセージ内容などの贈答仕様を指定し、カタログギフトシステム管理サーバ4へ登録する。また、必要に応じて、電子カタログを作成してカタログギフトシステム管理サーバ4へ登録する。電子カタログとは、カタログギフトシステム管理サーバ4に登録されている商品カタログのページであり、対象商品は、贈答者が購入したカタログギフトパッケージ1aの価格により提供可能、かつ、商品カタログ14には記載されていない商品の中から贈答者が選択する。さらに、贈答者は、カタログギフトサービスホームページ上に掲載する贈答先へのメッセージをカタログギフトシステム管理サーバ4へ登録する。商品供給業者は、カタログギフトシステム管理サーバ4に登録された電子カタログを印刷して商品カタログ14を作成し、贈答者及び贈答先へ届ける。
なお、贈答者が購入するカタログギフトパッケージ1aに商品カタログ14を封入せず、全ての贈答商品を贈答者が選択し、電子カタログを作成することでもよい。
【0016】
(3)贈答者は、カタログギフトパッケージ1aから贈答者用手引12のみを取り出したカタログギフトパッケージ1bを贈答先に手渡しや郵送などによりプレゼントする。
プレゼント後、贈答者は、端末2からカタログギフトシステム管理サーバ4にアクセスし、贈答先の商品選択状況や、選択された商品の配送状況の照会を行う。また、贈答先がカタログギフトサービスホームページ上に登録した贈答者宛のメッセージの読み出しを行う。
(4)贈答先は、カタログギフトパッケージ1bを受け取ると、贈答先用手引13に記載のカタログギフトサービスホームページのアクセスアドレスを用いて、贈答先が保有する端末3からカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスし、商品の詳細情報や他者の評価を得る。また、贈答者が作成した電子カタログや、差額を支払うことより入手可能な商品(ランクアップ商品)の閲覧、贈答者が書き込んだメッセージの閲覧及び贈答者宛のメッセージの書き込みを行う。贈答先は、カタログギフトシステム管理サーバ4から得た商品の詳細情報や他者の評価、電子カタログ、ランクアップ商品の情報を基に商品を選択すると、端末3からカタログギフトシステム管理サーバ4へ選択した商品の商品番号(商品の識別符号)と、配送先住所、氏名、配送希望時間からなる配送先情報を通知し、商品を注文する。あるいは、カタログギフトパッケージ1b内のハガキ15により商品を注文してもよい。この場合、商品供給業者が端末6からカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスし、DB5へ商品番号及び配送先情報を書き込む。
商品注文後、贈答先は、端末3からカタログギフトシステム管理サーバ4にアクセスし、商品の配送状況を照会する。
【0017】
(5)商品供給業者のカタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答先が登録した商品番号及び配送先情報と、贈答者が登録した贈答仕様を物流センタの保有するサーバ7へ送信する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品の配送を物流センタに指示した旨の配送状況をDB5へ書き込む。
(6)物流センタは、サーバ7が受信した商品番号、及び、贈答仕様に従い、商品にメッセージカードを添えて包装(ラッピング)するなどの贈答加工を施す。
(7)物流センタは、(6)において贈答加工した商品を、受信した配送先情報に従い贈答先に配送する。また、サーバ7からカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスし、商品が発送済みである旨の配送状況をDB5へ書き込む。
【0018】
(8)贈答先は、贈答加工がなされた商品を受け取ると、端末3から商品供給業者のカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスし、受け取った商品の評価やコメントなどを書き込む。また、贈答者へ送付するお礼状の注文をカタログギフトシステム管理サーバ4へ登録する。商品供給業者は、注文を受けたお礼状を印刷し、贈答者へ郵便などにより送付する。
(9)商品供給業者は、端末6からカタログギフトシステム管理サーバ4にアクセスし、DB5に書き込まれた商品の評価を読み出し、カタログギフトのカタログ製作にフィードバックする。また、カタログギフトシステム管理サーバ4が提供する商品情報に、商品の評価やコメントを書き込む。
【0019】
2.カタログギフトシステムの概要構成
次に、図1を用いて本実施の形態によるカタログギフトシステムの概要構成について説明する。
カタログギフトパッケージ1aは、商品供給業者が販売するカタログギフトの商品パッケージである。カタログギフトパッケージ1a内には、贈答者用手引12、贈答先用手引13、商品カタログ14及びハガキ15が封入されている。
贈答者用手引12は、贈答者が行う手順の説明が記載されている印刷物であり、カタログギフトパッケージ1aを購入した贈答者を一意に識別するための贈答者IDと、商品供給業者の保有するカタログギフトシステム管理サーバ4がインターネット上で提供するカタログギフトサービスホームページのアクセスアドレスであるURL(Universal Resource Locator)が記載されている。
贈答先用手引13は、贈答先が行う手順の説明が記載されている印刷物であり、贈答者IDに対応し、贈答先を一意に識別するための贈答先IDと、カタログギフトシステム管理サーバ4がインターネット上で提供するカタログギフトサービスホームページのアクセスアドレスであるURLが記載されている。
商品カタログ14は、商品の写真や簡単な商品説明と、商品を一意に識別するための商品番号(商品の識別符号)が記載されている印刷物である。また、商品供給業者の保有するカタログギフトシステム管理サーバ4がカタログギフトサービスホームページ上で提供する商品情報のURLが記載されている。
ハガキ15は、商品を注文するための一般の郵便ハガキであり、予め贈答先用手引13に記載の贈答先IDと、宛先である商品供給業者の住所及び名称が記載されている。さらに、商品番号、商品名、配送先住所及び氏名、配送希望時間などを記載する欄が設けられている。
【0020】
端末2は、贈答者の保有するパーソナルコンピュータである。端末2は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を実装し、ダイヤルアップ、ブロードバンド回線などによりインターネットなどの公衆ネットワークであるネットワークNと接続され、商品供給業者のカタログギフトシステム管理サーバ4と通信する機能を有する。さらに、端末2はブラウザを備え、キーボードやマウスからの入力に従ってカタログギフトシステム管理サーバ4へ情報を送信する機能と、カタログギフトシステム管理サーバ4から受信した画面情報を表示する機能を有する。
端末3は、贈答先の保有するパーソナルコンピュータであり、端末2と同様の機能を有する。
【0021】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品供給業者が保有するサーバであり、TCP/IPを備え、専用線やブロードバンド回線によりネットワークNと接続され、端末2、端末3及びサーバ7と通信する機能を有する。また、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などのローカルネットワークと接続され、データベース(DB)5及び端末6と通信する機能を有する。そして、端末2、端末3及び端末6から受信した情報に基づいて、DB5への情報の書き込みあるいは読み出しを行う機能と、端末2、端末3及び端末6へ画面情報を送信する機能を有する。また、物流センタのサーバ7へ商品番号、配送先情報、及び、贈答仕様を送信する機能と、受信した配送情報をDB5へ書き込む機能を有する。
【0022】
DB5は、ローカルネットワークを介してカタログギフトシステム管理サーバ4と接続されるデータベースサーバである。
DB5は、以下の情報を記憶する。
<カタログギフトパッケージ情報>
・贈答者ID:主キー情報であり、カタログギフトパッケージ1aを購入した贈答者を一意に識別する。
・贈答先ID:主キー情報であり、贈答先を一意に識別する。
・贈答者情報:贈答者に関する情報であり、贈答者の氏名、住所、電話番号、電子メールアドレスなどからなる。
・包装紙情報:贈答者へ配送する商品を包装する包装紙に関する情報であり、包装紙の種別あるいは包装紙の画像ファイルである。
・ラッピング種別:贈答者に配送する商品のラッピング仕様を示す情報である。
・メッセージカードデザイン情報:贈答者に配送する商品に添えるメッセージカードの仕様を示す情報であり、メッセージカードデザインの種別、あるいは、メッセージカードデザインの画像ファイルである。
・カードメッセージ情報:贈答者に配送する商品に添えるメッセージカードに印刷するメッセージを示す情報である。
・記念日情報:贈答者の記念日に関する情報であり、記念日の年月日及び記念日の説明などの付加情報からなる。
・電子カタログ情報:贈答先に選択させることが可能な商品に関する情報であり、商品番号、及び、商品コメントからなる。
・オンラインメッセージ情報:ネットワークの機能により贈答者と贈答先の間で交換するメッセージに関する情報である。贈答先の氏名及び電子メールアドレス、贈答先へのメッセージ、贈答者の氏名及び電子メールアドレス、贈答者へのメッセージからなる。メッセージは、テキスト情報、音声情報、画像情報などである。
・選択商品情報:贈答先が選択した商品に関する情報であり、商品番号、商品名及び商品選択日時からなる。
・配送情報:商品の配送状況を示す情報である。
・ランクアップ商品情報:贈答先が差額を支払うことにより商品を入手することが可能な商品(ランクアップ商品)に関する情報であり、ランクアップ商品の一覧及びランクアップに必要な価格の情報からなる。
・お礼状情報:贈答先が贈答者へ送るお礼状に関する情報であり、宛先の住所及び氏名と、差出人の住所及び氏名、メッセージからなる。
・配送先情報:商品の配送先を示す情報であり、商品の配送先の住所、氏名、電話番号、配送希望時間帯などからなる。
・決済情報:支払いに関する情報であり、配送時代金引換、クレジットカードによる支払いなどの種別を示す。また、クレジットカードによる支払いの場合、クレジットカード番号、支払い回数、有効期限などの情報が付加される。
【0023】
<商品情報>
・商品番号:主キー情報であり、商品を一意に識別する。
・商品名:商品の名称を示す。
・詳細情報:商品の詳細な説明を示す情報である。例えば、三次元(3D)により表現された商品図式や音声動画による商品説明、商品供給業者からのコメント、商品製作者からのコメントなどからなる。
・評価情報:贈答先が入力した商品の評価を示す情報であり、商品の評価を数値で表した評価数値、商品コメント、商品の評価アンケート結果からなる。
・カタログ画像:商品カタログの画像イメージである。
<商品供給業者情報>
・商品供給業者ID:商品供給業者を一意に識別する。
【0024】
端末6は、商品供給業者の保有するパーソナルコンピュータである。端末6は、TCP/IPを実装し、ローカルネットワークと接続され、商品供給業者のカタログギフトシステム管理サーバ4と通信する機能を有する。さらに、端末6はブラウザを備え、キーボードやマウスからの入力に従ってカタログギフトシステム管理サーバ4へ情報を送信する機能と、カタログギフトシステム管理サーバ4から受信した画面情報を表示する機能を有する。
【0025】
サーバ7は、物流センタが保有するサーバであり、TCP/IPを備え、専用線やブロードバンド回線によりネットワークNと接続され、商品供給業者のカタログギフトシステム管理サーバ4と通信する機能を有する。そして、カタログギフトシステム管理サーバ4から受信した選択商品情報と、配送先情報と、包装紙情報、ラッピング種別、メッセージカードデザイン情報及びカードメッセージ情報からなる贈答仕様とを受け内部に記憶する機能と、カタログギフトシステム管理サーバ4へ配送情報を通知する機能を有する。
【0026】
3.カタログギフトシステム管理サーバの構成
図2は、図1に示すカタログギフトシステム管理サーバ4の内部構成を展開して示したブロック図であり、本発明に直接関係するブロックのみ抽出して示してある。
カタログギフトシステム管理サーバ4は、制御手段41、通信手段42、贈答者情報制御手段44、サーバシステム管理手段45、贈答先情報制御手段46及び商品供給業者情報制御手段47からなる。
制御手段41は、CPU(central processing unit)及びROM、RAMなどの各種メモリから構成され、各部の制御や、データの一時的な格納や、データの転送等を行う。
通信手段42は、ネットワークNを介して端末2、端末3及びサーバ7と通信する機能と、ローカルネットワークを介してDB5及び端末6と通信する機能を有する。
【0027】
贈答者情報制御手段44は、端末2から受信したカタログギフトサービスに関する各種情報をDB5内に登録するようサーバシステム管理手段45へ指示する機能と、サーバシステム管理手段45がDB5から読み出した情報を端末2へ通知する機能を有する。贈答者情報制御手段44は以下の各種手段からなる。
・ホームページアクセス手段440は、贈答者用メニュー画面を端末2へ送信する機能と、端末2から贈答者IDを受信しアクセスを受け付け、贈答者を識別する機能と、贈答者が選択したメニューを受け、贈答仕様入力手段441、電子カタログ作成手段442、メッセージ掲示照会手段443、あるいは、選択商品/配送状況照会手段444へ通知する機能を有する。
・贈答仕様入力手段441は、贈答者情報、贈答仕様、記念日情報を入力するための画面情報を端末2へ送信する機能と、贈答者情報、贈答仕様を端末2から受け、贈答仕様登録保持手段451へ通知する機能と、記念日情報を端末2から受け、記念日登録保持手段458へ通知する機能とを有する。
・電子カタログ作成手段442は、電子カタログ情報を入力するための画面情報を端末2へ送信する機能と、端末2から受信した電子カタログ情報を電子カタログ作成通知手段452へ通知する機能を有する。
・メッセージ掲示照会手段443は、端末2からメッセージ掲示登録/参照の通知を受け、メッセージ交換保持伝達手段453へ通知する機能と、メッセージ交換保持伝達手段453から読み出したオンラインメッセージ情報を表示するとともに、オンラインメッセージ情報を登録するための画面情報を端末2へ送信する機能と、端末2から受信したオンラインメッセージ情報をメッセージ交換保持伝達手段453へ通知する機能とを有する。
・選択商品/配送状況照会手段444は、端末2からの商品選択/配送照会を受け、贈答先商品配送状態登録保持手段454へ通知する機能と、贈答先商品配送状態登録保持手段454から受けた選択商品情報及び配送情報を表示する画面情報を生成して端末2へ送信する機能を有する。
【0028】
贈答先情報制御手段46は、端末3から受信したカタログギフトサービスに関する各種情報をDB5内に登録するようサーバシステム管理手段45へ指示する機能と、サーバシステム管理手段45がDB5から読み出した情報を端末3へ通知する機能を有する。贈答先情報制御手段46は、以下の各種手段からなる。
・ホームページアクセス手段460は、贈答先用メニュー画面を端末3へ送信する機能と、端末3から贈答先IDを受信しアクセスを受け付け、贈答先を識別する機能と、贈答先が選択したメニューを受け、商品詳細/評価照会手段461、電子カタログ照会手段462、メッセージ掲示照会手段463、配送状況照会手段464、商品注文手段465、商品評価手段466、あるいは、お礼状注文手段467へ通知する機能を有する。
・商品詳細/評価照会手段461は、端末3からの商品詳細/評価照会の通知を受け、商品評価/コメント登録保持手段456へ通知する機能と、商品評価/コメント登録保持手段456から受けた商品の詳細情報及び評価情報を表示する画面情報を生成して端末3へ送信する機能を有する。
・電子カタログ照会手段462は、端末3からの電子カタログ照会の通知を受け、電子カタログ作成通知手段452へ通知する機能と、電子カタログ作成通知手段452から受信した電子カタログ情報及びカタログ画像からなる電子カタログを表示する画面情報を生成して端末3へ通知する機能を有する。
・メッセージ掲示照会手段463は、端末3からのメッセージ掲示登録/参照の通知を受け、メッセージ交換保持伝達手段453へ通知する機能と、メッセージ交換保持伝達手段453から受けたオンラインメッセージ情報を表示するとともに、オンラインメッセージ情報を登録するための画面情報を端末3へ送信する機能と、端末3から受信したオンラインメッセージ情報をメッセージ交換保持伝達手段453へ通知する機能を有する。
・配送状況照会手段464は、端末3からの配送照会を受け、贈答先商品配送状態登録保持手段454へ通知する機能と、贈答先商品配送状態登録保持手段454から受けた配送情報を表示する画面情報を生成して端末3へ送信する機能を有する。
・商品注文手段465は、贈答先が選択した商品の商品番号及び配送先情報を入力するための画面情報を端末3へ送信する機能と、端末3から受けた商品番号及び配送先情報を商品注文登録保持手段450へ通知する機能を有する。また、端末3からランクアップ商品の紹介の要求を受け、商品注文登録保持手段450へ通知する機能と、商品注文登録保持手段450から受けたランクアップ商品情報を表示するための画面情報を生成して端末3へ送信する機能を有する。
・商品評価手段466は、端末3からの商品の評価情報を受け、商品評価/コメント登録保持手段456へ通知する機能を有する。
・お礼状注文手段467は、お礼状情報を入力するための画面情報を端末3へ送信する機能と、端末3から受けたお礼状情報をお礼状登録保持手段458へ通知する機能を有する。
【0029】
商品供給業者情報制御手段47は、端末6から受信したカタログギフトサービスに関する各種情報をDB5内に登録するようサーバシステム管理手段45へ指示する機能と、サーバシステム管理手段45がDB5から読み出した情報を端末6へ通知する機能を有する。商品供給業者情報制御手段47は、以下の各種手段からなる。
・電子カタログデータ登録手段475は、端末6から商品の詳細情報と、カタログ画像を受け、電子カタログ登録保持手段455へ通知する機能を有する。
・商品評価照会登録手段476は、端末6から商品評価照会/登録の通知を受け、商品評価/コメント登録保持手段456へ通知する機能と、商品評価/コメント登録保持手段456から受けた商品の評価情報を表示する画面情報を生成して端末6へ送信する機能を有する。また、端末6から商品コメントを受け、商品評価/コメント登録保持手段456へ通知する機能を有する。
【0030】
サーバシステム管理手段45は、贈答者情報制御手段44、贈答先情報制御手段46、商品供給業者情報制御手段47から受けた各種情報をDB5内に書き込む機能と、贈答者情報制御手段44、贈答先情報制御手段46、商品供給業者情報制御手段47からの問い合わせを受け、DB5から各種情報を読み出して通知する機能を有する。サーバシステム管理手段45は以下の各種手段からなる。
・贈答仕様登録保持手段451は、贈答仕様入力手段441から贈答者情報、商品の贈答仕様、記念日情報を受け、DB5へ書き込む機能を有する。
・電子カタログ作成通知手段452は、電子カタログ作成手段442から電子カタログ情報を受け、DB5へ書き込む機能と、電子カタログ照会手段462から電子カタログ照会の通知を受け、DB5から電子カタログ情報及びカタログ画像を読み出して返送する機能を有する。
・メッセージ交換保持伝達手段453は、メッセージ掲示照会手段443またはメッセージ掲示照会手段463から、メッセージ掲示登録/参照の通知受け、DB5からオンラインメッセージ情報を読み出して返送する機能と、メッセージ掲示照会手段443またはメッセージ掲示照会手段463から受信したオンラインメッセージ情報をDB5へ書き込む機能を有する。
・贈答先商品配送状態登録保持手段454は、選択商品/配送状況照会手段444から商品選択あるいは配送照会を受け、DB5から選択商品情報及び配送情報を読み出して返送する機能と、配送状況照会手段464から配送照会を受け、DB5から配送情報を読み出して返送する機能を有する。
・電子カタログ登録保持手段455は、電子カタログデータ登録手段475から商品の詳細情報と、カタログ画像を受け、DB5へ書き込む機能を有する。
・商品評価/コメント登録保持手段456は、商品詳細/評価照会手段461から商品詳細/評価照会の通知を受け、DB5から商品の詳細情報及び評価情報を読み出して返送する機能と、商品評価手段466から商品の評価情報を受け、DB5へ書き込む機能を有する。また、商品評価照会登録手段476から商品評価照会を受け、DB5から評価情報を読み出して返送する機能と、商品評価照会登録手段476から商品コメントを受け、DB5内の評価情報に書き込む機能を有する。
・お礼状登録保持手段457は、お礼状注文手段467からお礼状情報を受け、DB5へ書き込む機能を有する。
・記念日登録保持手段458は、贈答仕様入力手段441から記念日情報を受け、DB5へ登録する機能と、DB5から記念日情報を読み出し、読み出しを行った日にちと記念日の年月日が一致する場合には、記念日を通知するための電子メールを生成し、送信するリマインダー機能を有する。
・電子カタログ印刷手段459は、DB5から電子カタログ情報及び電子カタログ画像を読み出し、登録された電子カタログを印刷するオンデマンド印刷機能を有する。
・商品注文登録保持手段450は、商品注文手段465から受けた贈答先が選択した商品の商品番号及び商品の配送先情報をDB5へ書き込む機能を有する。また、商品注文手段465からランクアップ商品の紹介の通知を受け、DB5からランクアップ商品情報を読み出して返送する機能を有する。
【0031】
4.カタログギフトシステム管理サーバの動作
4.1 贈答者からのアクセスによる動作
次に、同実施の形態によるカタログギフトシステム管理サーバ4の動作を説明する。図3は、贈答者からのアクセスによるカタログギフトシステム管理サーバ4の動作フローを示す図である。
商品供給業者は、各カタログギフトパッケージ1aに対してユニークな贈答者ID及びユニークな贈答先IDを発行して、DB5に登録するとともに、カタログギフトパッケージ1aの贈答者用手引12に贈答者IDを、贈答先用手引13及びハガキ15に贈答先IDを印刷する。
【0032】
4.1.1 贈答者アクセス
まず、贈答者は、カタログギフトパッケージ1aをカタログギフト取扱場所から購入すると、贈答者用手引12を取り出し、記載されているURLを端末2のブラウザに入力し、ネットワークNを介してカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスする。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2からのアクセスを受け付けると、カタログギフトサービスのホームページのTOP画面を返送する。端末2は、受信したTOP画面を表示する(ステップS101)。
【0033】
続いて贈答者は、端末2に表示されているTOP画面から、購入者用のページにアクセスするためのボタンを押下する。すると、端末2は、カタログギフトシステム管理サーバ4へ購入者用のページの要求を送信し、カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答者IDを入力するためのアクセス画面を返送する。贈答者は、端末2に表示されているアクセス画面に、カタログギフトパッケージ1aの贈答者用手引12に記載されている贈答者IDを入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から贈答者IDを受信すると、DB5内を検索し、受信した贈答者IDが登録されていることを確認して内部に記憶する。そして、利用する機能を選択するためのメニューページを端末2へ返送する(ステップS105)。なお、贈答者アクセス後の各種画面には、メニューページに戻るためのボタンが備えられ、カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2からメニューページに戻るためのボタンが選択されたことの通知を受けると、メニューページを返送する。
【0034】
4.1.2 贈答仕様指定登録
贈答者が端末2に表示されているメニューページから贈答仕様指定登録を選択する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から贈答仕様指定登録が選択されたことの通知を受けると、贈答者情報を登録するための贈答者情報登録画面を端末2へ返送する。贈答者は、端末2に表示されている贈答者情報登録画面に、贈答者の氏名、住所、電話番号、電子メールアドレスなどの贈答者情報を入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から贈答者情報を受信し、DB5内に書き込む(ステップS111)。
【0035】
続いて、カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答先への商品配送時の包装紙を選択するための包装紙選択画面を端末2へ送信する。包装紙選択画面には、包装紙の図案及び選択ボタン、画像ファイルの入力フィールド、及び、送信ボタンが備えられている。贈答者は、端末2に表示されている包装紙選択画面から選択ボタンにより所望の包装紙を選択し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から選択した包装紙の種別を受信し、DB5内の包装紙情報に書き込む(ステップS112)。あるいは、贈答者は、予め端末2内に記憶している画像ファイル名を端末2の入力フィールドに入力し、送信ボタンを押下する。端末2は、カタログギフトシステム管理サーバ4へ画像ファイルを送信し、カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から受信した画像ファイルをDB5内の包装紙情報に書き込む。
【0036】
次に、カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答先への商品配送時のラッピングを選択するためのラッピング選択画面を端末2へ送信する。ラッピング選択画面には、ラッピングのイメージ図及び選択ボタン、送信ボタンが備えられている。贈答者は、端末2に表示されているラッピング選択画面から選択ボタンにより所望のラッピングを選択し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2からラッピング種別を受信し、DB5に書き込む(ステップS113)。
【0037】
次に、カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答先への商品配送時に商品に添えるメッセージカードのデザインを選択するためのメッセージカード選択画面を端末2へ送信する。メッセージカード選択画面には、メッセージカードデザイン及び選択ボタン、画像ファイルの入力フィールド、及び、送信ボタンが備えられている。贈答者は、端末2に表示されているメッセージカード選択画面から選択ボタンにより所望のメッセージカードデザインを選択し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2からメッセージカードデザインの種別を受信し、DB5内のメッセージカードデザイン情報に書き込む(ステップS114)。あるいは、贈答者は、予め端末2内に記憶している画像ファイル名を入力フィールドに入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から画像ファイルを受信し、DB5内のメッセージカードデザイン情報に書き込む。
【0038】
次に、カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答先への商品配送時に商品に添えるメッセージカードに記載するメッセージを入力するためのカードメッセージ登録画面を端末2へ送信する。カードメッセージ登録画面には、任意のメッセージを入力するための入力フィールドと、結婚祝、出産祝、誕生日などのタイプ別のメッセージの例文を選択するためのプルダウンメニューと、送信ボタンとが備えられている。贈答者は、端末2に表示されているカードメッセージ登録画面の入力フィールドへメッセージを入力して送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2からメッセージを受信し、DB5内のカードメッセージ情報に書き込む(ステップS115)。あるいは、贈答者がプルダウンメニューによりメッセージの例文を選択して、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2からメッセージの例文の種別を受信し、DB5内のカードメッセージ情報に書き込む。
【0039】
次に、カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答者に関わる記念日を登録するための記念日登録画面を端末2へ送信する。記念日登録画面には、記念日の年月日及び記念日の付加情報を入力するフィールドが備えられている。贈答者は、端末2に表示されている記念日登録画面へ記念日の年月日と、結婚記念日、子供の誕生日などの記念日の付加情報を入力して送信ボタンを押下する。すると、カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から受信した記念日の年月日及び記念日の付加情報を受信し、DB5内の記念日情報に書き込む(ステップS116)。
【0040】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、所定の時間毎に、DB5内の全贈答者の記念日情報を読み出す。そして、記念日情報内の記念日が読み出しを行った日付と一致する場合、当該贈答者の贈答者情報内のメールアドレス宛に記念日であることを通知する電子メールを送信する(ステップS119)。
なお、贈答者が過去にギフトサービスを利用したときに登録した包装紙情報、ラッピング種別、メッセージカード情報、カードメッセージ情報を参照できるように、包装紙選択画面、ラッピング選択画面、メッセージカード選択画面、カードメッセージ登録画面に過去に利用した贈答者IDを入力するためのフィールドを設けてもよい。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から過去に利用した贈答者IDを受けた場合は、受信した過去に利用した贈答者IDに対応する包装紙情報、ラッピング種別、メッセージカード情報、カードメッセージ情報をDB5から読み出し、参照画面を生成して端末2へ返送する。
【0041】
4.1.3 電子カタログ作成
贈答仕様指定登録終了後、あるいは、端末2に表示されているメニューページから電子カタログ作成が選択されたことの通知を受けると、カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品を検索するための商品検索指定画面を端末2へ返送する。商品検索指定画面には、贈答者IDにより識別されるカタログギフトの価格に対応し、カタログギフトパッケージ1a内の商品カタログ14に記載されていない商品の一覧と、商品評価閲覧ボタンが備えられている。贈答者が、端末2に表示されている商品検索指定画面から贈答したい商品に対応する商品評価閲覧ボタンを押下すると、端末2は、カタログギフトシステム管理サーバ4へ選択した商品番号を送信する(ステップS121)。
【0042】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から受信した商品番号をキーに商品の商品情報内の詳細情報及び評価情報をDB5から読み出し、商品評価参照画面を生成して端末2へ返送する。なお、商品評価参照画面には、前画面、すなわち、商品検索指定画面に戻るためのボタンと、電子カタログに商品を選択するためのボタンが備えられている(ステップS122)。贈答者は、端末2に表示されている商品評価参照画面に表示されている商品説明や他者の商品評価を参考にし、電子カタログに当該商品を選択することを決めた場合には電子カタログに商品を選択するためのボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から当該商品が電子カタログに選択されたことの通知を受けると、当該商品の商品番号をDB5内の電子カタログ情報に書き込む。なお、贈答者が電子カタログに当該商品を選択しないことを決めた場合には前画面に戻るためのボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、前画面に戻るための指示を端末2から受信すると、ステップS121へ戻り、商品検索指定画面を端末2へ返送する。
【0043】
次に、カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答先が端末3において電子カタログを閲覧したときに画面に表示する商品コメントを入力するための商品コメント入力画面を端末2へ送信する。贈答者は、端末2に表示されている商品コメント入力画面に任意の商品コメントを入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から受信した商品コメントを一時的に内部に記憶する(ステップS123)。
【0044】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答者が選択した商品の商品番号により、DB5内の商品情報を検索し、カタログ画像をDB5から読み出す。そして、読み出したカタログ画像にステップS123において受信した商品コメントを付加した画像と、登録ボタン及び取消ボタンを備えたプレビュー画面を作成して端末2へ返送する。端末2がプレビュー画面を表示すると、贈答者は電子カタログの画面イメージを確認し、電子カタログの登録を希望する場合には、登録ボタンを押す。すると、カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から登録が要求された旨の通知を受けると、商品番号と商品コメントをDB5内の電子カタログ情報に書き込む(ステップS124)。なお、取消ボタンが押下され、カタログギフトシステム管理サーバ4が端末2から取消の通知を受けた場合には、再び商品コメント入力画面を送信する。
【0045】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、決められた時間毎、あるいは、電子カタログが登録される毎に、DB5内に新たに登録された電子カタログ情報を読み出す。そして、商品番号に対応する商品情報内のカタログ画像をDB5から読み出し、電子カタログ情報内のコメントを付加してカタログ14を印刷する(ステップS129)。商品供給業者は、印刷したカタログ14を封入したカタログギフトパッケージ1aを贈答者に郵便や宅配などにより送付する。あるいは、印刷したカタログ14を封入したカタログギフトパッケージ1bを贈答先に郵便や宅配などにより送付する。このとき、贈答者にもカタログ14を送付してもよい。
【0046】
4.1.4 メッセージ掲示登録/参照
カタログギフトシステム管理サーバ4は、電子カタログ作成が終了した、あるいは、端末2に表示されているメニューページからメッセージ掲示登録/参照が選択されたことの通知を受けた場合、贈答者IDをキーにして、贈答先から登録されたオンラインメッセージ情報内のメッセージをDB5から読み出す。そして、贈答先からのメッセージが登録されている場合には、読み出したメッセージを表示するとともに贈答先の情報を登録するための贈答先情報登録画面を端末2へ送信する。贈答者は、贈答先へのメッセージを掲示する場合には、端末2が表示する贈答先情報登録画面に贈答先の氏名、電子メールアドレスを入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から受信した贈答先の氏名、電子メールアドレスをDB5内のオンラインメッセージ情報に書き込む(ステップS131)。なお、メッセージは、テキスト情報、音声情報、画像情報などである。
【0047】
次に、カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答先へ伝えたいメッセージを登録するメッセージ登録画面を端末2へ送信する。贈答者が、端末2に表示されているメッセージ登録画面の入力フィールドに贈答先へのメッセージを入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末2から受信したメッセージをDB5内のオンラインメッセージ情報に書き込む(ステップS132)。
【0048】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、オンラインメッセージが登録されたことを通知するための電子メールを作成して、贈答先の電子メールアドレス宛てに送信すると、メッセージを通知した旨のメッセージ通知画面を生成して端末2へ送信する。贈答者は、端末2に表示されたメッセージ通知画面により、メッセージが通知されたことを認識する(ステップS133)。なお、電子メールにより直接贈答先へのメッセージを通知してもよい。
【0049】
4.1.5 商品選択/配送照会
贈答者は、カタログギフトパッケージ1bを贈答先にプレゼントした後、贈答先が選択した商品や、商品の配送状況を照会するために、端末2からカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスする。
そして、4.1.1節の贈答者アクセスを行うと、端末2にメニュー画面が表示される。贈答者は、端末2に表示されているメニューページから商品選択/配送照会を選択する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品選択/配送照会が選択されたことの通知を受けると、贈答者IDをキーにDB5内の選択商品情報を読み出す。選択商品情報には、贈答先が商品を選択済みの場合には商品番号、商品名及び商品選択日時が、まだ選択していない場合にはNULLなどが記憶されている。そして、贈答先が商品を選択済みの場合には商品番号、商品名及び選択日時を、まだ選択していない場合には選択されていない旨を通知するための選択商品情報照会画面を生成し、端末2へ送信する。端末2は、受信した選択商品情報照会画面を表示する(ステップS141)。
【0050】
贈答者は、贈答先が商品を選択済みであることを確認すると、選択商品情報照会画面上の商品配送情報照会ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品配送情報照会の通知を端末2から受けると、贈答者IDをキーにDB5内の配送情報を読み出し、読み出した配送情報を表示するための商品配送情報照会画面を生成して端末2へ返送する。贈答者は、端末2に表示された商品配送情報照会画面により、商品の配送状況を確認する(ステップS142)。
【0051】
4.2 贈答先からのアクセスによる動作
図4は、贈答先からのアクセスによるカタログギフトシステム管理サーバ4の動作フローを示す図である。
4.2.1 贈答先アクセス
贈答先は、カタログギフトパッケージ1bを受け取ると、贈答先用手引13を取り出し、記載されているURLを端末3のブラウザに入力し、ネットワークNを介してカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスする。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3からのアクセスを受け付けると、カタログギフトサービスのホームページのTOP画面を返送する。端末3は、受信したTOP画面を表示する(ステップS201)。
【0052】
続いて贈答先は、端末3に表示されているTOP画面から、贈答先用のページにアクセスするためのボタンを押下する。すると、端末3は、カタログギフトシステム管理サーバ4へ贈答先用のページの要求を送信し、カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答先IDを入力するためのアクセス画面を返送する。贈答先は、端末3に表示されているアクセス画面に、カタログギフトパッケージ1bの贈答先用手引13に記載されている贈答先IDを入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3から贈答先IDを受信すると、DB5内を検索し、受信した贈答先IDが登録されていることを確認して内部に記憶する。そして、利用する機能を選択するためのメニューページを端末3へ返送する(ステップS205)。
【0053】
4.2.2 商品詳細/評価照会
贈答先が端末3に表示されているメニューページから商品詳細/評価照会を選択すると、端末3は、商品詳細/評価照会が選択されたことをカタログギフトシステム管理サーバ4へ通知する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、検索する対象の商品番号を入力するための商品検索指定画面を端末3へ返送する。贈答先は、端末3に表示されている商品検索指定画面に照会を希望する商品の商品番号を入力して送信ボタンを押下する(ステップS211)。
【0054】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3から受信した商品番号をキーに商品の商品情報内の詳細情報及び評価情報をDB5から読み出し、詳細/評価参照画面を生成して端末3へ返送する。贈答先は、端末3の表示する詳細/評価参照画面により、三次元(3D)により表現された商品図式や音声動画による商品説明、商品供給業者からのコメント、商品製作者からのコメント、他者の評価を閲覧する(ステップS212)。なお、詳細/評価参照画面に商品注文を実行するためのボタンを備えることにより、カタログギフトシステム管理サーバ4が端末3から商品注文が選択された通知を商品番号とともに受け、後述する商品注文の手順を行ってもよい。また、商品カタログ14に記載のURLにより、直接詳細/評価参照画面にアクセスしてもよい。
【0055】
4.2.3 電子カタログ照会
贈答先は、端末3に表示されているメニューページから電子カタログ照会を選択すると、端末3は、電子カタログ照会が選択されたことをカタログギフトシステム管理サーバ4へ通知する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答先IDをキーにDB5内の電子カタログ情報を読み出し、さらに、電子カタログ情報内の商品番号に対応した商品情報を検索して、カタログ画像を読み出す。そして、読み出したカタログ画像と、電子カタログ情報内の商品コメントからなる電子カタログ表示画面を生成して、端末3へ返送する。端末3は、受信した電子カタログ情報画面を表示する(ステップS221)。
【0056】
贈答先は、ランクアップ商品の紹介を希望する場合には、電子カタログ表示画面上のランクアップ商品紹介ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3からランクアップ商品紹介の要求を受けると、贈答先IDをキーにDB5からランクアップ商品情報を読み出し、ランクアップ紹介画面を生成する。ランクアップ紹介画面には、ランクアップ商品の一覧と、ランクアップに必要な価格が含まれている。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3へランクアップ紹介画面を送信し、端末3は、受信したランクアップ紹介画面を表示する(ステップS222)。
なお、ランクアップ紹介画面に、商品詳細/評価照会を行うためのボタンを備えることにより、商品詳細/評価照会を行ってもよい。
また、電子カタログ表示画面、ランクアップ照会画面に商品注文を実行するためのボタンを備えることにより、カタログギフトシステム管理サーバ4が端末3から商品注文が選択された通知を商品番号とともに受け、後述する商品注文の手順を行ってもよい。
【0057】
4.2.4 メッセージ掲示登録/参照
贈答先は、端末3に表示されているメニューページからメッセージ掲示登録/参照を選択すると、端末3は、メッセージ掲示登録/参照が選択されたことをカタログギフトシステム管理サーバ4へ通知する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、メッセージ掲示登録/参照が選択されたことの通知を受けると、贈答先IDをキーにして、贈答者から登録されたメッセージをDB5から読み出す。そして、贈答者からのメッセージが登録されている場合には、読み出したメッセージを表示するとともに贈答先の情報を登録するための贈答者情報登録画面を端末3へ返送し、端末3は、受信した贈答者情報登録画面を表示する。贈答先は、贈答者からのメッセージを閲覧し、贈答先へのメッセージを掲示する場合には、端末3に表示されている贈答者情報登録画面に、贈答者の氏名、電子メールアドレスなどの贈答者情報を入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3から受信した贈答者情報をDB5内のオンラインメッセージ情報に書き込む(ステップS231)。
【0058】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、贈答者へ伝えたいメッセージを登録するためのメッセージ登録画面を端末3へ送信する。贈答先が、端末3に表示されているメッセージ登録画面の入力フィールドに贈答者へのメッセージを入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3から受信したメッセージをDB5内のオンラインメッセージ情報に書き込む(ステップS232)。
【0059】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、オンラインメッセージが登録されたことを通知するための電子メールを作成して、贈答者の電子メールアドレス宛てに送信すると、メッセージを通知した旨のメッセージ通知画面を生成して端末3へ送信する。贈答先は、端末3に表示されたメッセージ通知画面により、メッセージが通知されたことを認識する(ステップS233)。なお、電子メールにより直接贈答者へのメッセージを通知してもよい。
【0060】
4.2.5 商品注文
贈答先は、端末3に表示されているメニューページから商品注文を選択すると、端末3は、商品注文が選択されたことをカタログギフトシステム管理サーバ4へ通知する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品注文が選択されたことの通知を受けると、商品番号と、商品の配送先情報を入力するための配送先情報入力画面を端末3へ返送する。贈答先は、端末3に表示されている配送先情報入力画面に、選択した商品の商品番号と、商品の配送先の住所、氏名、電話番号を入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3から受信した商品番号をDB5内の選択商品情報に、商品の配送先の住所、氏名、電話番号をDB5内の配送先情報に書き込む(ステップS241)。
【0061】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、選択された商品番号が、ランクアップ商品であることを判断した場合には、ランクアップに必要な価格を表示し、ランクアップ商品であることを確認するためのランクアップ確認画面を端末3へ送信する。贈答先が、端末3に表示されているランクアップ確認画面により、ランクアップに必要な価格を確認すると、確認ボタンを押下する(ステップS242)。
【0062】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3からランクアップの確認を受信すると、支払情報を入力するための決済画面を生成して、端末3へ送信する。贈答先は、端末3に表示されている決済画面に従って、支払いの種別やクレジットカード番号、支払い回数、有効期限などの決済情報を入力して送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、受信した決済情報をDB5内へ書き込む(ステップS243)。
【0063】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、決められた時間毎、あるいは、贈答先からの商品の注文を受ける毎に、DB5内の選択商品情報と、配送先情報と、包装紙情報、ラッピング種別、メッセージカードデザイン情報及びカードメッセージ情報からなる贈答仕様を読み出し、物流センタのサーバ7へ通知するとともに、通知を終えたカタログギフトパッケージ情報内の配送情報に、商品の配送を物流センタに指示した旨を書き込む。物流センタは、選択商品情報により識別される商品に、メッセージカードデザイン情報及びカードメッセージ情報に従ったメッセージカードを添え、包装紙情報により示される包装紙を用いてラッピング種別により示されるラッピングを施し、配送先情報により示される配送先に商品を配送する。そして、物流センタは、サーバ7からカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスして配送済みを通知し、カタログギフトシステム管理サーバ4はDB5の配送情報に配送済みを書き込む。
【0064】
4.2.6 配送照会
贈答者は、商品の注文後に商品の配送状況を照会したい場合は、端末3からカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスする。
そして、4.2.1節の贈答先アクセスを行うと、端末3にメニュー画面が表示される。贈答先は、端末3に表示されているメニューページから配送照会を選択する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、配送照会が選択されたことの通知を受けると、贈答先IDをキーにDB5内の選択商品情報を読み出し、選択商品情報照会画面を生成して端末3へ返送する(ステップS251)。
【0065】
贈答先は、端末3に表示された選択商品情報照会画面により選択商品の商品番号、商品名及び商品選択日時を確認すると、選択商品情報照会画面上の商品配送情報照会ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品配送情報照会の通知を端末3から受けると、贈答先IDをキーにDB5内の配送情報を読み出し、商品配送情報照会画面を生成して端末3へ返送する(ステップS252)。贈答先は、端末3に表示された商品配送情報照会画面により配送情報を確認する。
【0066】
4.2.7 商品評価
贈答者は、配送された商品の評価を行う場合は、端末3からカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスする。
そして、4.2.1節の贈答先アクセスを行うと、端末3にメニュー画面が表示される。贈答先は、端末3に表示されているメニューページから商品評価を選択する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品評価が選択されたことの通知を受けると、贈答先IDをキーにDB5内の選択商品情報を読み出す。そして、選択商品情報内の商品番号及び商品名と、10段階ではどのランクであるかなどの商品の評価数値と及び評価アンケート結果を入力するための評価数値情報入力画面を生成して端末3へ返送する。贈答先は、端末3に表示されている評価数値情報入力画面へ評価数値と評価アンケート結果を入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3から受信した評価数値と評価アンケート結果をDB5内の評価情報に書き込む(ステップS261)。
【0067】
続いて、カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品コメントを入力するための商品コメント入力画面を端末3へ送信する。贈答先が、端末3に表示されている商品コメント入力画面の入力フィールドに商品の使用感などの商品コメントを入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3から受信した商品コメントをDB5内の評価情報に書き込む(ステップS262)。
【0068】
4.2.8 お礼状注文
贈答者が商品を受け取り、お礼状を贈答者へ送りたい場合は、端末3からカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスする。
そして、4.2.1節の贈答先アクセスを行うと、端末3にメニュー画面が表示される。贈答先は、端末3に表示されているメニューページからお礼状注文を選択する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、お礼状注文が選択されたことの通知を受けると、お礼状の宛先の住所及び氏名と、差出人の住所及び氏名を入力するためのお礼状情報登録画面を端末3へ送信する。贈答先は、端末3に表示されたお礼状登録画面にお礼状の宛先の住所及び氏名と、差出人の住所及び氏名を入力すると、送信ボタンを押す。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3から受信したお礼状の宛先の住所及び氏名と、差出人の住所及び氏名をDB5内のお礼状情報に書き込む(ステップS271)。
【0069】
続いて、カタログギフトシステム管理サーバ4は、お礼状に記載するメッセージの入力フィールドを備えたメッセージ登録画面を端末3へ送信する。贈答先が、端末3に表示されているメッセージ登録画面の入力フィールドにメッセージを入力すると、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末3から受信したメッセージをDB5内のお礼状情報に書き込む(ステップS272)。
【0070】
カタログギフトシステム管理サーバ4は、支払情報を入力するための決済画面を生成して、端末3へ送信する。贈答先は、端末3に表示されている決済画面に従って、支払いの種別やクレジットカード番号、支払い回数、有効期限などの決済情報を入力して送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、受信した決済情報をDB5内へ書き込む(ステップS273)。
【0071】
4.3 商品供給業者からのアクセスによる動作
図5は、商品供給業者からのアクセスによるカタログギフトシステム管理サーバ4の動作フローを示す図である。
4.3.1 商品供給業者アクセス
商品供給業者は、カタログギフトシステム管理サーバ4の商品供給業者TOP画面のURLを端末6のブラウザに入力し、ネットワークNを介してカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスする。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末6からのアクセスを受け付けると、商品供給業者TOP画面を返送する(ステップS301)。
【0072】
続いて商品供給業者は、端末6に表示されている商品供給業者TOP画面から、商品供給業者用の機能へアクセスするためのボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末6から商品供給業者用の機能へアクセスの要求を受けると、商品供給業者IDを入力するためのアクセス画面を返送する。商品供給業者は、端末6に表示されているアクセス画面に、自身の商品供給業者IDを入力し、送信ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、DB5内を検索し、端末6から受信した商品供給業者IDが登録されていることを確認すると、利用する機能を選択するためのメニューページを端末6へ返送する(ステップS305)。
【0073】
4.3.2 商品評価照会/登録
商品供給業者は、端末6に表示されているメニューページから商品評価照会/登録を選択する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品評価照会/登録が選択された旨の通知を端末6から受けると、DB5内の商品情報を読み出し、商品番号、商品名及び評価情報を表示するための評価数値情報参照画面を生成し、端末6へ返送する(ステップS311)。
【0074】
商品供給業者は、端末6に表示されている評価数値情報参照画面により評価情報を確認すると、商品コメントを登録する商品を選択し、選択ボタンを押下する。カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品コメントを入力する商品コメント入力画面を生成し、端末6へ返送する。商品供給業者は、端末6に表示されている商品コメント入力画面にコメントを入力し、送信ボタンを押す。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末6から選択した商品コメントをDB5内の評価情報に書き込む(ステップS312)。
【0075】
4.3.3 電子カタログデータ登録
カタログギフトシステム管理サーバ4は、商品供給業者が端末6に表示されているメニューページから電子カタログデータ登録を選択した旨の通知を受けると、商品番号と、商品説明、商品供給業者からのコメント、商品製作者からのコメントなどからなる詳細情報と、カタログ画像とを登録するための電子カタログデータ登録画面を端末6へ返送する。商品供給業者は、端末6に表示されている電子カタログデータ登録画面に、商品番号、商品の画像、動画、スペックなどの詳細情報、カタログ画像のファイル名を入力して送信ボタンを押す。カタログギフトシステム管理サーバ4は、端末6から受信した詳細情報及びカタログ画像をDB5内の商品番号に対応した商品情報に書き込む(ステップS321)。
【0076】
5.その他
なお、端末2及び端末3は、インターネットにアクセス可能な携帯電話端末でもよい。
また、商品カタログ14は、CD−ROMなどの可搬のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であってもよい。
また、商品供給業者は、書類などにより物流センタへ商品の配送を指示してもよい。
また、配送情報は、上記の設定例に限定されるものではなく、様々な配送状況が設定されうる。配送情報は、物流センタがサーバ7からカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスして設定してもよいし、あるいは、物流センターからの通知を受けて、商品供給業者が設定してもよい。
また、商品情報内の詳細情報は、商品のメーカーがID及びパスワードを用いてカタログギフトシステム管理サーバ4へアクセスし、書き込むことでもよい。
【0077】
上述したように、カタログギフトの贈答者は、商品の包装、グリーティングカードのメッセージなどの贈答仕様を指定し、贈答先が選択した商品に指定した贈答仕様を施して配送することが可能となる。すなわち、専門知識、迅速な注文方式、贈答時の仕様などを支援することが可能となるため、一般のスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの専門知識のない一般小売店においてカタログギフトを取り扱うことが可能となる。
また、購入者は購入したカタログ上に掲載している商品以外から贈答先に商品を選択させることが可能となり、カタログ記載の商品だけではなく、自らの感性により選択したオリジナルの商品を贈答先に紹介することや、オリジナルなカタログを作成することができる。
また、購入者は、贈答先がどの商品を選択したかを迅速に照会することが可能となる。さらに、贈答者及び贈答先は、商品の配送状態を迅速に照合することが可能となる。
また、商品供給業者は、贈答者から商品の評価を収集することが可能となり、カタログ製作や、商品情報の提供などに活用することができる。
また、贈答先はカタログ記載の商品の簡易な情報だけではなく、他者の商品評価などを含むより詳細な商品情報を入手し、商品を選択することが可能となる。また、購入者は、詳細な商品情報を参照し、オリジナルなカタログを作成したり、贈答先に商品を紹介することができる。
また、商品の贈答に伴い、贈答者から贈答先へ、あるいは、贈答先から贈答者へのメッセージを交換することができる。また、お礼状などを迅速かつ簡易に注文することができる。これにより、贈答者と贈答先のスムーズなコミュニケーションを提供することが可能となる。
【0078】
なお、上述の端末2、端末3、カタログギフトシステム管理サーバ4,DB5、端末6、及び、サーバ7は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
【0079】
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ROMの他に、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0080】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0081】
【発明の効果】
この発明によれば、カタログギフトの贈答者は、商品の包装、グリーティングカードのメッセージなどの贈答仕様を指定し、贈答先が選択した商品に指定した贈答仕様を施して配送することが可能となる。すなわち、専門知識、迅速な注文方式、贈答時の仕様などを支援することが可能となるため、一般のスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの一般小売店においてカタログギフトを取り扱うことが可能となる。
また、購入者は購入したカタログ上に掲載している商品以外から贈答先に商品を選択させることが可能となり、カタログ記載の商品だけではなく、自らの感性により選択したオリジナルの商品を贈答先に紹介することや、オリジナルなカタログを作成することができる。
また、購入者は、贈答先がどの商品を選択したかを迅速に照会することが可能となる。さらに、贈答者及び贈答先は、商品の配送状態を迅速に照合することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態によるカタログギフトシステムの概要構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態によるカタログギフトシステム管理サーバ4の内部構成を展開して示したブロック図である。
【図3】同実施の形態による贈答者からのアクセスによるカタログギフトシステム管理サーバ4の動作フローを示す図である。
【図4】同実施の形態による贈答先からのアクセスによるカタログギフトシステム管理サーバ4の動作フローを示す図である。
【図5】同実施の形態による商品供給業者からのアクセスによるカタログギフトシステム管理サーバ4の動作フローを示す図である。
【図6】従来のカタログギフトシステムの手順を示す図である。
【符号の説明】
1a,1b…カタログギフトパッケージ
12…贈答者用手引
13…贈答先用手引
14…商品カタログ
15…ハガキ
2,3,6…端末
4…カタログギフトシステム管理サーバ
41…制御手段
42…通信手段
44…贈答者情報制御手段
440、460…ホームページアクセス手段
441…贈答仕様入力手段
442…電子カタログ作成手段
443、463…メッセージ掲示照会手段
444…選択商品/配送状況照会手段
45…サーバシステム管理手段
450…商品注文登録保持手段
451…贈答仕様登録保持手段
452…電子カタログ作成通知手段
453…メッセージ交換保持伝達手段
454…贈答先商品配送状態登録保持手段
455…電子カタログ登録保持手段
456…商品評価/コメント登録保持手段
457…お礼状登録保持手段
458…記念日登録保持手段
459…電子カタログ印刷手段
46…贈答先情報制御手段
461…商品詳細/評価照会手段
462…電子カタログ照会手段
464…配送状況照会手段
465…商品注文手段
466…商品評価手段
467…お礼状注文手段
47…商品供給業者情報制御手段
475…電子カタログデータ登録手段
476…商品評価照会登録手段
5…データベース(DB)
7…サーバ
Claims (7)
- カタログギフトの贈答者の端末と、カタログギフトの贈答先の端末と、前記贈答者の端末及び前記贈答先の端末とネットワークを介して接続され、カタログギフトサービスに関する情報を管理するカタログギフトシステム管理サーバとからなるカタログギフトシステムであって、
前記贈答者の端末は、カタログギフトの贈答先が選択する商品に対する贈答仕様の情報を前記カタログギフトシステム管理サーバへ通知する贈答仕様通知手段を備え、
前記贈答先の端末は、贈答先が選択した商品の識別符号と配送先情報とを前記カタログギフトシステム管理サーバへ通知し、商品を注文する注文通知手段を備え、
前記カタログギフトシステム管理サーバは、
贈答仕様の情報、贈答先が選択した商品の識別符号、及び、配送先情報を記憶するデータベースと、
前記贈答者の端末から贈答仕様の情報を受信する贈答仕様入力手段と、
前記贈答仕様入力手段が受信した贈答仕様の情報を前記データベースに書き込む贈答仕様登録保持手段と、
前記贈答先の端末から贈答先が選択した商品の識別符号と配送先情報とを受信し、商品の注文を受け付ける商品注文手段と、
前記商品注文手段が受信した贈答先が選択した商品の識別符号と配送先情報とを前記データベースに書き込む商品注文登録保持手段とを備える、
ことを特徴とするカタログギフトシステム。 - カタログギフトの贈答者の端末と、カタログギフトの贈答先の端末と、前記贈答者の端末及び前記贈答先の端末とネットワークを介して接続され、カタログギフトサービスに関する情報を管理するカタログギフトシステム管理サーバとからなるカタログギフトシステムに用いられるカタログギフトシステム管理サーバであって、
カタログギフトの贈答先が選択する商品に対する贈答仕様の情報、贈答先が選択した商品の識別符号、及び、配送先情報を記憶するデータベースと、
前記贈答者の端末から贈答仕様の情報を受信する贈答仕様入力手段と、
前記贈答仕様入力手段が受信した贈答仕様の情報を前記データベースに書き込む贈答仕様登録保持手段と、
前記贈答先の端末から贈答先が選択した商品の識別符号と配送先情報とを受信し、商品の注文を受け付ける商品注文手段と、
前記商品注文手段が受信した贈答先が選択した商品の識別符号と配送先情報とを前記データベースに書き込む商品注文登録保持手段と、
を備えることを特徴とするカタログギフトシステム管理サーバ。 - 前記データベースは、さらに、商品の評価情報を記憶し、
商品評価入力手段は、贈答先の端末から商品の評価情報を受け、
商品評価照会手段は、他の贈答先の端末から商品の評価情報の照会を受け、商品評価の情報を前記他の贈答先の端末へ通知し、
商品評価登録保持手段は、前記商品評価入力手段から商品評価の情報を受け、前記データベースへ書き込むとともに、前記商品評価照会手段から商品評価の照会を受け、前記データベースから商品評価の情報を読み出して前記商品評価照会手段へ通知する、
ことを特徴とする請求項2に記載のカタログギフトシステム管理サーバ。 - 前記データベースは、さらに、贈答先が選択した商品の配送状況を示す情報を記憶し、
配送状況照会手段は、前記贈答者または贈答先の端末から贈答先が選択した商品の配送状況の照会を受け、配送状況を示す情報を前記贈答者または贈答先の端末へ返送し、
贈答先商品配送状態登録保持手段は、前記配送状況照会手段から配送状況の照会の通知を受け、前記データベースから贈答者が選択した商品の配送状況を示す情報を読み出して前記配送状況照会手段に通知する、
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のカタログギフトシステム管理サーバ。 - 前記データベースは、さらに、贈答先が選択可能な商品の識別符号と、商品のカタログ画像情報を記憶し、
電子カタログ作成手段は、前記贈答者の端末から贈答先が選択可能な商品の識別符号を受け、
電子カタログ照会手段は、前記贈答先の端末から贈答先が選択可能な商品のカタログの照会を受け、贈答先が選択可能な商品のカタログ画像情報を前記贈答先の端末へ返送し、
電子カタログ登録保持手段は、前記電子カタログ作成手段から贈答先が選択可能な商品の識別符号を受け、前記データベースに書き込むとともに、前記電子カタログ照会手段から贈答先が選択可能な商品のカタログの照会を受け、前記データベースから贈答先が選択可能な商品の識別符号に対応するカタログ画像情報を読み出して前記電子カタログ照会手段へ通知する、
ことを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれかの項に記載のカタログギフトシステム管理サーバ。 - 前記データベースは、さらに、贈答先が差額を支払うことにより入手可能なランクアップ商品の情報と、ランクアップ商品を入手するための差額情報とを記憶し、
前記商品注文手段は、前記贈答先の端末からランクアップ商品の紹介の要求を受け、ランクアップ商品の情報と差額情報とを前記カタログギフトの贈答者の端末へ通知するとともに、ランクアップ商品の注文を受け付け、
前記商品注文登録保持手段は、前記商品注文手段からランクアップ商品の紹介の要求を受け、前記データベースからランクアップ商品の情報と差額情報とを読み出して、前記商品注文手段へ通知する、
ことを特徴とする請求項2から請求項5までのいずれかの項に記載のカタログギフトシステム管理サーバ。 - カタログギフトの贈答者の端末と、カタログギフトの贈答先の端末と、前記贈答者の端末及び前記贈答先の端末とネットワークを介して接続され、カタログギフトサービスに関する情報を管理するカタログギフトシステム管理サーバとからなるカタログギフトシステムに用いられるカタログギフトシステム管理サーバ上で実行されるコンピュータプログラムであって、
前記贈答者の端末からカタログギフトの贈答先が選択する商品に対する贈答仕様の情報を受信するステップと、
受信した贈答仕様の情報をデータベースに書き込むステップと、
前記贈答先の端末から贈答先が選択した商品の識別符号と配送先情報とを受信し、商品の注文を受け付けるステップと、
受信した贈答先が選択した商品の識別符号報と配送先情報とを前記データベースに書き込むステップと、
をコンピュータに実行させるためのカタログギフトシステム管理サーバのコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002288032A JP2004126825A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | カタログギフトシステム及びカタログギフトシステム管理サーバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002288032A JP2004126825A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | カタログギフトシステム及びカタログギフトシステム管理サーバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004126825A true JP2004126825A (ja) | 2004-04-22 |
Family
ID=32280638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002288032A Withdrawn JP2004126825A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | カタログギフトシステム及びカタログギフトシステム管理サーバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004126825A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007299065A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-15 | Takara Printing Co Ltd | 株主優待支援システム及び株主優待支援方法 |
JP2013140552A (ja) * | 2011-12-09 | 2013-07-18 | Gourmet Navigator Inc | 商品販売システム及び商品販売方法 |
JP2014092907A (ja) * | 2012-11-02 | 2014-05-19 | Japan Research Institute Ltd | 贈答品選択支援装置、贈答品選択支援方法、およびプログラム |
JP5939660B2 (ja) * | 2014-06-26 | 2016-06-22 | 楽天株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
JP2016149116A (ja) * | 2015-02-05 | 2016-08-18 | 株式会社ニコプロダクション | ギフトブック作成支援サーバ装置、ギフトブック作成支援システム、及びギフトブック作成支援方法 |
JP2018013880A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | ヤフー株式会社 | 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び端末 |
JP2021071815A (ja) * | 2019-10-29 | 2021-05-06 | 株式会社花雲 | ギフト資産管理システム |
-
2002
- 2002-09-30 JP JP2002288032A patent/JP2004126825A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007299065A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-15 | Takara Printing Co Ltd | 株主優待支援システム及び株主優待支援方法 |
JP2013140552A (ja) * | 2011-12-09 | 2013-07-18 | Gourmet Navigator Inc | 商品販売システム及び商品販売方法 |
WO2013151018A1 (ja) * | 2012-04-02 | 2013-10-10 | 株式会社ぐるなび | 商品販売システム及び商品販売方法 |
JP2014092907A (ja) * | 2012-11-02 | 2014-05-19 | Japan Research Institute Ltd | 贈答品選択支援装置、贈答品選択支援方法、およびプログラム |
JP5939660B2 (ja) * | 2014-06-26 | 2016-06-22 | 楽天株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
JPWO2015198436A1 (ja) * | 2014-06-26 | 2017-04-20 | 楽天株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記録媒体 |
JP2016149116A (ja) * | 2015-02-05 | 2016-08-18 | 株式会社ニコプロダクション | ギフトブック作成支援サーバ装置、ギフトブック作成支援システム、及びギフトブック作成支援方法 |
JP2018013880A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | ヤフー株式会社 | 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び端末 |
JP2021071815A (ja) * | 2019-10-29 | 2021-05-06 | 株式会社花雲 | ギフト資産管理システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6741320B1 (ja) | ギフト資産管理システム | |
JP2013125475A (ja) | 異言語使用者間の商品問い合わせ仲介方法及び商品問い合わせ仲介システム | |
JP2007026471A (ja) | ネットワークを利用した商品販売または購入の方法及びそのシステム | |
JP2001265853A (ja) | 関連商品推奨システム及び方法 | |
JP2007080075A (ja) | 商品販売システム、サーバ、方法、プログラム及びプリント成果物 | |
JP4473481B2 (ja) | ネットワークシステム、見積情報管理方法、サーバ装置、プログラム、および記録媒体 | |
US20100235257A1 (en) | Multimedia gift registry system | |
JP2002230340A (ja) | 販売業者管理システムおよび販売業者管理方法 | |
US20010021919A1 (en) | Distribution and collection surrogate system in internet on-line sale | |
JP2004126825A (ja) | カタログギフトシステム及びカタログギフトシステム管理サーバ | |
JP4976072B2 (ja) | 落札物の配送手続方法 | |
JP5635852B2 (ja) | 寄付処理方法およびシステムならびにプログラム | |
JP2002157521A (ja) | 贈答品用カタログ作成配布方法及びシステム | |
KR101505033B1 (ko) | Url을 이용한 전자상거래 관리서버 및 그 관리방법 | |
JP3923951B2 (ja) | ネットワークを利用した商品販売または購入の方法 | |
WO2002050740A1 (fr) | Systeme de vente de marchandises personnalisees et son procede | |
KR100364973B1 (ko) | 전자상거래방법 및 전자상거래시스템 | |
JP2003187151A (ja) | 電子取引方法、その方法を実行させるためのプログラム、プログラムを記録した情報記録媒体、情報処理装置、及び電子取引システム | |
JP2003288510A (ja) | 従属商品の選択支援装置及び方法 | |
JP6625592B2 (ja) | 情報処理装置及びプログラム | |
JP2001265852A (ja) | 商品推奨システム及び方法 | |
JP2003248761A (ja) | 通信回線手段による商品売買・物流システム | |
JP2003067654A (ja) | オンラインショッピングにおける商品配送方法 | |
JP2002216006A (ja) | 情報提供システム、情報提供装置及び電子商取引システム | |
JP2007140982A (ja) | ウェブログ管理サーバ、方法、及びコンピュータプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060110 |