JP2007299065A - 株主優待支援システム及び株主優待支援方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】株主優待支援システム20のバックサーバ21は、提携百貨店サーバ10から提供された商品データを記憶する。顧客企業端末30からの要求に応じて、バックサーバ21は、株主優待支援サービスとして、ランク数設定処理、期名・ランク設定処理、優待品選定処理、優待品確認処理、設定優待品印刷処理を実行する。更に、株主情報提供サービスとしてアンケート選択処理、アンケート編集処理、アンケート作成処理、株主向けメッセージ入力処理、アンケート確認処理、アンケート印刷処理を実行する。そして、顧客企業端末30において選択された優待品カタログを株主に提供する。更に、フロントサーバ22は、株主端末40からの選択結果を取得する。
【選択図】図1
Description
企業の負担の軽減を図りながら、株主に対して多様な商品を提供することができる株主優待制度の運用の支援を行なうための株主優待支援システム及び株主優待支援方法を提供することにある。
請求項1又は4に記載の発明によれば、制御サーバが、担当者端末から優待品の価格設定情報を取得した場合、この価格設定情報に対応する商品価格の商品を商品データ記憶手段において特定する。そして、特定した商品の商品概要情報により構成した商品一覧を担当者端末に提供する。担当者端末から優待品の選定情報を取得した場合、選定された優待品の商品コードを企業コードに関連付けて株主優待データ記憶手段に記録する。そして、選定された商品コードの商品概要情報を一覧表示させた優待品カタログを作成し、株主データ記憶手段において企業コードに関連付けられた株主に提供する。株主が選択した優待品に関する情報を取得した場合、商店サーバに優待品の発送を指示する。これにより、企業は、事務負担の増加を回避しながら株主優待制度を実施することができる。
て利用可能な各種機能を制限する権限管理のためのデータを保持している。
質問・優待品選択手段214は、顧客企業端末30との間で通信を行ない、アンケートの質問設定や、株主優待に用いる商品候補を選択する手段として機能する。なお、アンケートは、予め設定された標準質問の中から選択できる他に、顧客企業の固有質問も登録することができる。
証券情報登録手段216は、株主認証用のデータ(ここでは、証券コード,期名,株主コード,株主名,所有株数)を登録する手段として機能する。ここで、証券コードは、公開企業などに対して、証券コード審議会が与える企業コードを用いる。株主コードは、個々の株主を特定するための識別子である。
なお、各端末、サーバ間のインターネット上の通信は、通信時の漏洩を防ぐため、暗号化(SSL)を用いて行なう。このため、各端末やサーバには、通信暗号化ソフトが組み込まれている。
株主認証手段221は、インターネットを介してログイン要求があった場合、正規の株主かどうかを判断するための利用者認証を行なう手段として機能する。
また、アンケート回答手段223は、株主が回答したアンケート内容に関するデータを株主端末40から取得する手段として機能する。そして、優待品選択手段222、アンケート回答手段223は、株主端末40から取得したデータをバックサーバ21の株主回答選択登録データベース記憶部21eに格納する手段として機能する。
質問データベース記憶部21aには、図3に示すように、株主に対するアンケートに用いられる質問データが記録される。この質問データは、株主優待支援サービスの運営主体が標準的な質問内容をアップロードした場合に記録される。この質問データは、質問番号、質問内容、選択肢に関するデータから構成される。
質問内容データ領域には、株主優待支援サービスの運営主体が予め準備した雛形的な質問に関するデータが記録される。
選択肢データ領域には、質問内容に対応した選択肢に関するデータが記録される。例えば、「性別」という質問に対しては選択肢として「男性」や「女性」がある。
商品価格帯データ領域には、商品価格情報として、商品を提供する価格を特定するためのデータが記録される。
商品名、商品写真、商品仕様、商品説明データ領域には、商品概要情報として、それぞれ商品の内容把握のための各種情報に関するデータが記録される。
業が選択した優待品の商品コードに関するデータが記録される。
期名領域には、決算期を特定するための期名データが記録される。
アンケート回答データ領域には、各アンケートの質問に対して株主が選択した回答(選択肢)を特定するためのデータが記録される。
(優待品の商品登録処理)
まず、提携百貨店サーバ10は、株主優待支援システム20に対して商品登録依頼処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、提携百貨店サーバ10は、インターネットを介して商品データを提供する。この商品データは、商品毎に、商品コード、商品名、商品写真、商品仕様、商品説明に関するデータを含んで構成される。
次に、株主優待カタログの提供処理について説明する。
まず、顧客企業は、優待サービス申込処理を実行する(ステップS2−1)。この場合、顧客企業は、優待品を提供する提携百貨店を決めて、株主優待支援サービスの運営主体に申し込む。この場合、株主優待支援サービスの運営主体は、顧客企業データベース記憶部21cに、この顧客企業の証券コードに、選択された提携百貨店コードを関連付けて記録する。更に、株主優待支援サービスの運営主体は、バックサーバ21を利用するための認証データを設定し、利用者認証手段211に保持させるとともに、顧客企業に提供する。
には、株主総会の期名や決算年月の入力欄が設けられている。更に、表示画面620には、先に設定したランク数に対応するランク(ここでは、「Aランク」、「Bランク」、「Cランク」)に対応する保有株式数及び商品価格帯の設定欄が設けられている。これを利用することにより、保有株式数に応じて優待品を設定することができる。
この場合、バックサーバ21は、アンケート選択処理を実行する。具体的には、質問・優待品選択手段214は、質問データベース記憶部21aから質問データを抽出して、質問項目選択画面データを生成する。そして、質問・優待品選択手段214は、この質問項目選択画面データを顧客企業端末30に提供する。質問項目選択画面データを受信した顧客企業端末30は、図14に示す表示画面660をディスプレイに出力する。顧客企業の担当者は、表示画面660を参照しながら、選択欄のチェックボックスを利用して所望の質問を選択することができる。
担当者は、株主向けメッセージを作成し、このファイルを表示画面690で選択する。
顧客企業端末30から申込決定指示を受信した株主優待支援システム20は、選定された優待品の連絡処理を実行する(ステップS2−4)。具体的には、バックサーバ21のサブセット生成手段218は、提携百貨店サーバ10に、選定された優待品や、メッセージに関するデータを含むカタログ作成指示を送信する。
している場合には、保有株式数に応じた優待品カタログを同封する。
次に、優待品の発送処理について説明する。
葉書の場合、株主は、優待品カタログの第1面800、第2面810の返送用葉書に所定事項を記入し、返送する(ステップS3−1)。本実施形態では、この場合の宛先として提携百貨店の集計センタ50とする。
・ 上記実施形態では、商品データベース記憶部21bには、株主優待に利用可能な商品(優待品候補)に関する商品データが記録される。この商品データは、提携百貨店サーバ10からアップロードされた場合に記録される。そして、顧客企業データベース記憶部21cには、顧客企業により選択されたアンケート内容や優待品に関する選択結果データが記録される。この選択結果データは、証券コード、百貨店コード、決算期情報、質問項目、メッセージファイルに関するデータが記録される。更に、顧客企業毎に、ランク、保有株式数範囲、商品コードに関するデータが記録される。これにより、顧客企業は、百貨店が提供する優待品の候補の中から所望の商品を優待品として提供することができる。また、自社製品を持たない企業においても株主優待制度を実現することができる。従って、株主に多様な商品を提供することができる。
○ 上記実施形態では、商品データベース記憶部21bには、図4に示すように、株主優待に利用可能な商品(優待品候補)に関する商品データが記録される。すなわち、提携百貨店が準備した商品の中から、株主優待支援サービスの運営主体が選定した商品に関するデータが顧客企業に優待品の候補として提示される。優待品として提供する商品は、提携百貨店の商品に限定されるものではない。自社商品に関するデータを、商品データベース記憶部21bに記録させてもよい。個人向けの自社商品を持っている顧客企業においても、ロジスティクス機能などの事務負担をなくして、効率的に株主優待制度の導入を行なうことができる。
Claims (6)
- 商店が提供する優待品候補の商品コードについて、商品価格情報及び商品概要情報を含む商品情報を記録した商品データ記憶手段と、
株主優待実施企業の企業コード毎に、株主情報を記録した株主データ記憶手段と、
企業コード毎に、優待品の商品コードを記録した株主優待データ記憶手段と、
株主優待実施企業の担当者端末及び商店サーバにネットワークを介して接続された制御サーバとから構成された株主優待支援システムであって、
前記制御サーバが、
前記担当者端末から優待品の価格設定情報を取得した場合、この価格設定情報に対応する商品価格の商品を前記商品データ記憶手段において特定し、
前記特定した商品の商品概要情報により構成した商品一覧を前記担当者端末に提供し、
前記担当者端末から優待品の選定情報を取得した場合、選定された優待品の商品コードを前記企業コードに関連付けて前記株主優待データ記憶手段に記録し、
前記選定された商品コードの商品概要情報を一覧表示させた優待品カタログを作成し、前記株主データ記憶手段において前記企業コードに関連付けられた株主に提供するための処理を行ない、
前記株主が選択した優待品情報を取得した場合、前記商店サーバに優待品の発送を指示することを特徴とする株主優待支援システム。 - 前記価格設定情報は、保有株式数範囲に対応して設定されており、
前記株主優待データ記憶手段において、保有株式数範囲に対応して優待品の商品コードが記録されており、
前記制御サーバは、
前記株主データ記憶手段に記録された株主情報から株式保有数を取得し、
この株式保有数が含まれる保有株式数範囲に対応する商品コードを、前記株主優待データ記憶手段から取得して、優待品カタログを作成することを特徴とする請求項1に記載の株主優待支援システム。 - 前記株主優待支援システムは、企業コード毎にアンケート質問情報を記録するアンケート質問データ記憶手段を更に備え、
前記担当者端末からアンケート質問情報を取得した場合、このアンケート質問情報を前記企業コードに関連付けて前記アンケート質問データ記憶手段に記録し、
前記制御サーバは、前記優待品カタログに、前記アンケート質問データ記憶手段に記録されたアンケート質問情報を含め、株主が選択した優待品情報に併せて取得するように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の株主優待支援システム。 - 商店が提供する優待品候補の商品コードについて、商品価格情報及び商品概要情報を含む商品情報を記録した商品データ記憶手段と、
株主優待実施企業の企業コード毎に、株主情報を記録した株主データ記憶手段と、
企業コード毎に、優待品の商品コードを記録した株主優待データ記憶手段と、
株主優待実施企業の担当者端末及び商店サーバにネットワークを介して接続された制御サーバとから構成された株主優待支援システムを用いて、株主優待を支援する方法であって、
前記制御サーバが、
前記担当者端末から優待品の価格設定情報を取得した場合、この価格設定情報に対応する商品価格の商品を前記商品データ記憶手段において特定し、
前記特定した商品の商品概要情報により構成した商品一覧を前記担当者端末に提供し、
前記担当者端末から優待品の選定情報を取得した場合、選定された優待品の商品コードを前記企業コードに関連付けて前記株主優待データ記憶手段に記録し、
前記選定された商品コードの商品概要情報を一覧表示させた優待品カタログを作成し、前記株主データ記憶手段において前記企業コードに関連付けられた株主に提供するための処理を行ない、
前記株主が選択した優待品情報を取得した場合、前記商店サーバに優待品の発送を指示することを特徴とする株主優待支援方法。 - 前記価格設定情報は、保有株式数範囲に対応して設定されており、
前記株主優待データ記憶手段において、保有株式数範囲に対応して優待品の商品コードが記録されており、
前記制御サーバは、
前記株主データ記憶手段に記録された株主情報から株式保有数を取得し、
この株式保有数が含まれる保有株式数範囲に対応する商品コードを、前記株主優待データ記憶手段から取得して、優待品カタログを作成することを特徴とする請求項4に記載の株主優待支援方法。 - 前記株主優待支援システムは、企業コード毎にアンケート質問情報を記録するアンケート質問データ記憶手段を更に備え、
前記担当者端末からアンケート質問情報を取得した場合、このアンケート質問情報を前記企業コードに関連付けて前記アンケート質問データ記憶手段に記録し、
前記制御サーバは、前記優待品カタログに、前記アンケート質問データ記憶手段に記録されたアンケート質問情報を含め、株主が選択した優待品情報に併せて取得するように構成したことを特徴とする請求項4又は5に記載の株主優待支援方法。
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