JP2004133615A - 電子優待システム - Google Patents
電子優待システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004133615A JP2004133615A JP2002296453A JP2002296453A JP2004133615A JP 2004133615 A JP2004133615 A JP 2004133615A JP 2002296453 A JP2002296453 A JP 2002296453A JP 2002296453 A JP2002296453 A JP 2002296453A JP 2004133615 A JP2004133615 A JP 2004133615A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shareholder
- information
- terminal device
- individual
- identification information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000011282 treatment Methods 0.000 title claims abstract description 33
- 230000008901 benefit Effects 0.000 claims description 28
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
【課題】従来よりコストを低減し、また、不正な取引に利用されにくい状態で、株式を一般に公開している企業であれば株主優待制度が利用できるようにする。
【解決手段】制御部101は、認証が成立した識別情報をもとに株式を発行している企業を特定し、特定した企業が有する個別企業サーバ200に、識別情報に対応する個人株主の株主優待に関する情報(株主優待情報)の送出を要求し、要求した株主優待情報を受け付けた制御部101は、この株主優待情報で特定される個人株主に対して提供可能なサービスの内容を示す情報(サービス情報)を選定し、選定したサービス情報を端末装置300に送出する。
【選択図】 図1
【解決手段】制御部101は、認証が成立した識別情報をもとに株式を発行している企業を特定し、特定した企業が有する個別企業サーバ200に、識別情報に対応する個人株主の株主優待に関する情報(株主優待情報)の送出を要求し、要求した株主優待情報を受け付けた制御部101は、この株主優待情報で特定される個人株主に対して提供可能なサービスの内容を示す情報(サービス情報)を選定し、選定したサービス情報を端末装置300に送出する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICカードを用いて株主優待制度により株主にサービスを提供する電子優待システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
企業の知名度を向上させるとともに、企業への投資の魅力度を向上させ、安定した個人株主の獲得のために株主優待制度がある。これは、企業が一定以上の株式を所有する株主に対し、配当の他に、企業が運営している店舗やレジャー施設の利用が可能な商品券,割引券,及びサービス券などの株主優待券や自社の製品などを提供する制度である。最近では、株式譲渡益や配当金などの他にも、上記株主優待制度の内容を、株式購入時の銘柄選択の参考にする個人投資家も増加している。
【0003】
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を本件の出願時までに発見するには至らなかった。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−273428号公報
【特許文献2】
特開2002−259721号公報
【特許文献3】
特開2002−279360号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の株主優待の方法では、以下に示すような問題点があった。
例えば、映画鑑賞が可能な株主優待券を株主に提供する場合、対象となる映画が上映されている期間中に株主優待券を株主に送付する必要があり、送付のためのコストが多大となっている。また、株主優待券が、金券等販売店などにより株主以外に転売されて使用される等、不正に取引される場合も発生する。
【0006】
また、自社で販売店舗やレジャー施設などを保有せず、また、製品を製造していない企業などでは、株主優待制度として株主に提供する対象がなく、株主優待制度を導入しにくいという問題があった。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、従来よりコストを低減し、また、不正な取引に利用されにくい状態で、株式を一般に公開している企業であれば株主優待制度が利用できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る電子優待システムは、株主優待制度の対象となる株主を識別するための識別情報が記録された識別情報記憶部を備えた管理サーバと、この管理サーバとネットワークを介して接続され、株主の固有な情報と株主に対応する株主優待情報とが記録された株主情報記録部を備えた株主が所有する株式を発行する企業の個別企業サーバと、管理サーバとネットワークを介して接続され、ICカードに記録された情報の読み出しを行うリーダ部を備えた端末装置と、株主を識別するための株主識別情報が記録された特定ICカードとを備え、管理サーバは、特定ICカードに記録されている株主識別情報を端末装置より受け付けると、株主識別情報で特定される個別企業サーバに、株主識別情報に対応する株主の株主優待情報の送出を要求し、個別企業サーバより送出された株主優待情報より株主に提供可能なサービスを選定し、選定したサービスの情報を端末装置に送出し、端末装置より選定したサービスのいずれかのサービス提供の要求を端末装置より受け付け、このサービス提供の発生による株主優待情報の変更を個別企業サーバに通知し、サービス提供の指示を示す情報を出力するようにしたものである。この電子優待システムによれば、株主優待のサービスの実施が、個別企業サーバとは異なる管理サーバにより管理される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態における電子優待システムの構成例を概略的に示す構成図である。本システムは、管理サーバ100と個別企業サーバ200と端末装置300と、これらを接続するネットワーク500と、ICカード400とから構成されている。
【0009】
管理サーバ100は、例えば、株主優待のサービス提供を、株式を発行している企業の代理として行う運営会社に配置され、制御部101と識別情報記憶部102とネットワーク接続部103とから構成されている。識別情報記憶部102には、個人株主を識別するための識別情報などが記録されている。
個別企業サーバ200は、例えば株式を発行している企業に配置され、制御部201と株主情報記憶部202とネットワーク接続部203とから構成されている。株主情報記憶部202には、個人株主の固有な情報から構成された株主情報や、株主優待情報などが株主毎に記録されている。
【0010】
端末装置300は、例えば、運営会社の店舗や、また、証券会社などに配置され、制御部301とリーダライタ部302とネットワーク接続部303と表示部304と入力部305とから構成されている。
上述した各サーバや端末装置300の制御部は、例えばコンピュータであり、演算処理部(CPU)が記憶部(メモリ)に記録されている所定のプログラムにより動作し、各制御などの動作を行うものである。
また、ICカード400には、株主に対して企業より発行されたものであり、個人株主情報として、住所,氏名,性別,識別子や、この株主が株主優待制度の対象者であることを示す情報などが記録されている。
【0011】
以下、本実施の形態における株主優待システムの動作について説明する。以下では、端末装置300が、運営会社の店舗に配置されている場合を例にして説明する。
まず、例えば運営会社の担当者が個人株主から所持しているICカード400を預かり、これを端末装置300のカードスロットに挿入する。端末装置300のリーダライタ部302は、ステップS201において、カードスロットにICカード400が挿入されると、ステップS202に進み、ICカード400に記録された情報を読み出し、読み出した情報を制御部301に渡す。例えば、この段階で、制御部301が、表示部304に情報処理中である旨を表示させるようにしてもよい。
【0012】
リーダライタ部302からの情報を受け取った制御部301は、受け取った情報により、ICカード400が、個人株主に対して提供された株主優待を実現するためのものであることを認識すると(ステップS203)、ステップS204に進み、ICカード400より個人株主の識別情報を取り出す。なお、ステップS203において、ICカード400が株主優待を実現するものでないと判断した場合、処理を終了する。
【0013】
情報を取り出した制御部301は、ネットワーク接続部303及びネットワーク500を介し、取り出した識別情報を管理サーバ100に送出する(ステップS205)。端末装置300から送出された識別情報は、ネットワーク500及びネットワーク接続部103を介し、管理サーバ100の制御部101で受け付けられる。
【0014】
このようにして情報を受け付けた制御部101では、識別情報記憶部102に記憶されている識別情報を参照することで、受け付けた識別情報の認証を行う(ステップS206)。
例えば、識別情報記憶部102には、株主優待のサービスを提供する対象となる株主の情報を識別するための固有の識別情報として識別子が記録され、ICカード400にも同一の識別子が識別情報として記録されていれば、受け付けた識別情報(識別子)をもつ株主情報の有無により、照合・認証が行える。
【0015】
また、識別情報記憶部102に記録されている株主情報には、株主優待制度の対象者であることを示す情報も含まれている。従って、この対象者である情報が、受け付けた識別情報に一致する識別情報を有する株主情報の中に含まれていることで、受け付けた識別情報の送出元であるICカード400が、株主優待制度対象の個人株主が所有するものであることを認証できる。このように、管理サーバ100では、識別情報記憶部102の中に存在する株主情報に対応する特定の識別情報を、端末装置300より受け付けることで、認証を行う。
【0016】
認証が成立すると、制御部101は、認証が成立した識別情報をもとに株式を発行している企業を特定し、特定した企業が有する個別企業サーバ200に、識別情報に対応する個人株主の株主優待に関する情報(株主優待情報)の送出を要求する(ステップS207)。管理サーバ100からの情報送出要求は、ネットワーク500及びネットワーク接続部203を介し、個別企業サーバ200の制御部201で受け付けられる。
【0017】
情報送出要求を受け付けた制御部201は、株主情報記憶部202より、上記個人株主に対応する株主情報を株主情報記憶部202の中より検索して取り出す。株主情報を取り出した制御部201は、取り出した株主情報の中の株主優待情報を、管理サーバ100に対して送出する(ステップS208)。個別企業サーバ200から送出された株主優待情報は、ネットワーク500及びネットワーク接続部103を介し、管理サーバ100の制御部101で受け付けられる。
【0018】
株主優待情報を受け付けた制御部101は、この株主優待情報で特定される個人株主に対して提供可能なサービスの内容を示す情報(サービス情報)を選定する(ステップS209)。次いで、制御部101は、選定したサービス情報を端末装置300に送出する(ステップS210)。例えば、株主優待情報は、優待条件に対応した価値(ポイント)であり、多くのポイントを備えているほど、提供可能なサービスの対象が増加する。上記サービス情報は、ネットワーク104を介してネットワーク500に送出され、端末装置300のネットワーク接続部303に受け取られる。
【0019】
管理サーバ100より送出されたサービス情報を受け付けた端末装置300では、制御部301が、受け付けたサービス情報をもとに、ICカード400で特定される株主に対して提供可能なサービスの情報を、表示部304に表示する(ステップS211)。このことにより、ICカード400を所持している個人株主は、自身が得られる株主優待の内容を確認できる。例えば、この個人株主は、表示部304に表示されているいずれかの商品を、株主優待のサービスとして入手することができる。
【0020】
個人株主からの依頼により、前述した運営会社の担当者が、個人株主の希望するサービスの要求を入力部305より入力すると、端末装置300は、入力された要求(優待サービス要求)を管理サーバ100に送出する(ステップS212)。
【0021】
送出された優待サービス要求は、ネットワーク500及びネットワーク接続部103を介して制御部101に受け付けられる。上記優待サービス要求を受け付けた制御部101は、まず、受け付けた優待サービス要求のサービスに対応し、上記個人株主の株主優待情報に変更が発生した旨を、個別企業サーバ200に送出する(ステップS213)。例えば、サービスの発生により個人株主の有するポイントが消費されるので、個人株主が所定数のポイントを消費したことを示す情報が、個別企業サーバ200に送出される。
【0022】
株主優待情報の変更に関する情報を受け付けた個別企業サーバ200では、制御部201が、対応する個人株主の株主優待情報を変更する(ステップS214)。例えば、制御部201は、受け付けた情報をもとに、株主情報記憶部202に記録されている対応する株主の株主優待情報に示されるポイントを減算する。このようにして、株主情報記憶部202に記録されている株主優待情報を変更した後、個別企業サーバ200の制御部201は、上記株主優待情報の変更が終了したことを管理サーバ100に通知する(ステップS215)。
【0023】
株主優待情報の変更が終了したことを通知された管理サーバ100では、制御部101が、上記優待サービス要求に対応するサービスの提供を行う指示を出力する(ステップS216)。例えば、図示しない印刷装置により、対象となる個人株主を特定する情報とともに、要求されたサービスの内容などの情報を、所定の用紙に印刷出力する。この印刷出力された情報は、例えば、運営会社の担当者により確認され、実際のサービス提供の行動がなされる。例えば、印刷出力されたサービス内容を示す情報には、株主優待サービス対象の商品郡の中より個人株主に指定された商品の情報が含まれており、担当者は、この商品を上記個人株主宛に発送する手続きをとる。
【0024】
また例えば、ステップS216の指示は、ネットワーク500を介して端末装置500に通知され、この通知を受けた制御部301が、通知内容を表示部304に表示する。このことにより、端末装置500を操作する担当者は、指定された商品を、個人株主に提供する。
以上のように個人株主に株主優待のサービスを提供した後、端末装置300を操作している担当者は、ICカード400をリーダライタ部302より取り出し、ICカード400を個人株主に返却する。
【0025】
一方、ステップS206で認証が成立しない場合、制御部101は、認証が不成立となったことを、端末装置300に通知する(ステップS217)。認証の不成立を受けた端末装置300では、制御部301が認証不成立の旨を表示部304に表示する(ステップS218)。このことにより、端末装置300を操作する担当者は、預かったICカードが認証されなかったことを認識する。
【0026】
なお、上記実施の形態では、端末装置300が、運営会社の店舗に配置されている場合を例にしたが、これに限るものではない。例えば、株式を発行している企業の株式を含めた証券の売買等を行う証券会社に、端末装置300が配置され、端末装置300の管理を上記証券会社が行うようにしてもよい。例えば、端末装置300の管理とともに、ICカード400の発行管理などを、上記証券会社が行うようにしてもよい。
【0027】
例えば、ICカード400の発行管理を上記証券会社が行うことで、この証券会社に口座を開設し、かつ複数の企業の株式を所有している個人株主に対し、1つのICカードで複数の企業からの株主優待制度を利用可能とするサービスを提供することができる。また、ICカード400の発行管理を上記証券会社が行うことで、この証券会社に口座を開設している個人株主が、上記証券会社が提供する有料のシステムを利用した場合、この株主に対して証券会社より前述したポイントを提供することもできる。
【0028】
また、端末装置300において、ICカード400による株主優待サービスを提供するときに、このサービスが利用されたときの状況(例えば、端末装置400にICカード400が認識された時刻や、利用された端末装置400の設置地域などの情報)、及び、利用されたサービスの内容などを、管理サーバ100で管理することで、顧客管理を行うこともできる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、株主優待のサービスの実施が、個別企業サーバとは異なる管理サーバにより管理されるようにした。この結果、例えば、自社で販売店舗やレジャー施設などを保有せず、また、製品を製造していないため、株主優待制度として株主に提供する対象がない企業であっても、個別企業サーバを用意することで、株主優待制度が利用できるようになる。このように、本発明によれば、従来よりコストを低減し、また、不正な取引に利用されにくい状態で、株式を一般に公開している企業であれば株主優待制度が利用できるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における電子優待システムの構成例を概略的に示す構成図である。
【図2】図1の電子優待システムによる電子優待について説明するフローチャートである。
【符号の説明】
100…管理サーバ、101…制御部、102…識別情報記憶部、ネットワーク接続部…103、200…個別企業サーバ、201…制御部、202…株主情報記憶部、203…ネットワーク接続部、300…端末装置、301…制御部、302…リーダライタ部、303…ネットワーク接続部、304…表示部、305…入力部、400…ICカード、500…ネットワーク。
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICカードを用いて株主優待制度により株主にサービスを提供する電子優待システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
企業の知名度を向上させるとともに、企業への投資の魅力度を向上させ、安定した個人株主の獲得のために株主優待制度がある。これは、企業が一定以上の株式を所有する株主に対し、配当の他に、企業が運営している店舗やレジャー施設の利用が可能な商品券,割引券,及びサービス券などの株主優待券や自社の製品などを提供する制度である。最近では、株式譲渡益や配当金などの他にも、上記株主優待制度の内容を、株式購入時の銘柄選択の参考にする個人投資家も増加している。
【0003】
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を本件の出願時までに発見するには至らなかった。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−273428号公報
【特許文献2】
特開2002−259721号公報
【特許文献3】
特開2002−279360号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の株主優待の方法では、以下に示すような問題点があった。
例えば、映画鑑賞が可能な株主優待券を株主に提供する場合、対象となる映画が上映されている期間中に株主優待券を株主に送付する必要があり、送付のためのコストが多大となっている。また、株主優待券が、金券等販売店などにより株主以外に転売されて使用される等、不正に取引される場合も発生する。
【0006】
また、自社で販売店舗やレジャー施設などを保有せず、また、製品を製造していない企業などでは、株主優待制度として株主に提供する対象がなく、株主優待制度を導入しにくいという問題があった。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、従来よりコストを低減し、また、不正な取引に利用されにくい状態で、株式を一般に公開している企業であれば株主優待制度が利用できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る電子優待システムは、株主優待制度の対象となる株主を識別するための識別情報が記録された識別情報記憶部を備えた管理サーバと、この管理サーバとネットワークを介して接続され、株主の固有な情報と株主に対応する株主優待情報とが記録された株主情報記録部を備えた株主が所有する株式を発行する企業の個別企業サーバと、管理サーバとネットワークを介して接続され、ICカードに記録された情報の読み出しを行うリーダ部を備えた端末装置と、株主を識別するための株主識別情報が記録された特定ICカードとを備え、管理サーバは、特定ICカードに記録されている株主識別情報を端末装置より受け付けると、株主識別情報で特定される個別企業サーバに、株主識別情報に対応する株主の株主優待情報の送出を要求し、個別企業サーバより送出された株主優待情報より株主に提供可能なサービスを選定し、選定したサービスの情報を端末装置に送出し、端末装置より選定したサービスのいずれかのサービス提供の要求を端末装置より受け付け、このサービス提供の発生による株主優待情報の変更を個別企業サーバに通知し、サービス提供の指示を示す情報を出力するようにしたものである。この電子優待システムによれば、株主優待のサービスの実施が、個別企業サーバとは異なる管理サーバにより管理される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態における電子優待システムの構成例を概略的に示す構成図である。本システムは、管理サーバ100と個別企業サーバ200と端末装置300と、これらを接続するネットワーク500と、ICカード400とから構成されている。
【0009】
管理サーバ100は、例えば、株主優待のサービス提供を、株式を発行している企業の代理として行う運営会社に配置され、制御部101と識別情報記憶部102とネットワーク接続部103とから構成されている。識別情報記憶部102には、個人株主を識別するための識別情報などが記録されている。
個別企業サーバ200は、例えば株式を発行している企業に配置され、制御部201と株主情報記憶部202とネットワーク接続部203とから構成されている。株主情報記憶部202には、個人株主の固有な情報から構成された株主情報や、株主優待情報などが株主毎に記録されている。
【0010】
端末装置300は、例えば、運営会社の店舗や、また、証券会社などに配置され、制御部301とリーダライタ部302とネットワーク接続部303と表示部304と入力部305とから構成されている。
上述した各サーバや端末装置300の制御部は、例えばコンピュータであり、演算処理部(CPU)が記憶部(メモリ)に記録されている所定のプログラムにより動作し、各制御などの動作を行うものである。
また、ICカード400には、株主に対して企業より発行されたものであり、個人株主情報として、住所,氏名,性別,識別子や、この株主が株主優待制度の対象者であることを示す情報などが記録されている。
【0011】
以下、本実施の形態における株主優待システムの動作について説明する。以下では、端末装置300が、運営会社の店舗に配置されている場合を例にして説明する。
まず、例えば運営会社の担当者が個人株主から所持しているICカード400を預かり、これを端末装置300のカードスロットに挿入する。端末装置300のリーダライタ部302は、ステップS201において、カードスロットにICカード400が挿入されると、ステップS202に進み、ICカード400に記録された情報を読み出し、読み出した情報を制御部301に渡す。例えば、この段階で、制御部301が、表示部304に情報処理中である旨を表示させるようにしてもよい。
【0012】
リーダライタ部302からの情報を受け取った制御部301は、受け取った情報により、ICカード400が、個人株主に対して提供された株主優待を実現するためのものであることを認識すると(ステップS203)、ステップS204に進み、ICカード400より個人株主の識別情報を取り出す。なお、ステップS203において、ICカード400が株主優待を実現するものでないと判断した場合、処理を終了する。
【0013】
情報を取り出した制御部301は、ネットワーク接続部303及びネットワーク500を介し、取り出した識別情報を管理サーバ100に送出する(ステップS205)。端末装置300から送出された識別情報は、ネットワーク500及びネットワーク接続部103を介し、管理サーバ100の制御部101で受け付けられる。
【0014】
このようにして情報を受け付けた制御部101では、識別情報記憶部102に記憶されている識別情報を参照することで、受け付けた識別情報の認証を行う(ステップS206)。
例えば、識別情報記憶部102には、株主優待のサービスを提供する対象となる株主の情報を識別するための固有の識別情報として識別子が記録され、ICカード400にも同一の識別子が識別情報として記録されていれば、受け付けた識別情報(識別子)をもつ株主情報の有無により、照合・認証が行える。
【0015】
また、識別情報記憶部102に記録されている株主情報には、株主優待制度の対象者であることを示す情報も含まれている。従って、この対象者である情報が、受け付けた識別情報に一致する識別情報を有する株主情報の中に含まれていることで、受け付けた識別情報の送出元であるICカード400が、株主優待制度対象の個人株主が所有するものであることを認証できる。このように、管理サーバ100では、識別情報記憶部102の中に存在する株主情報に対応する特定の識別情報を、端末装置300より受け付けることで、認証を行う。
【0016】
認証が成立すると、制御部101は、認証が成立した識別情報をもとに株式を発行している企業を特定し、特定した企業が有する個別企業サーバ200に、識別情報に対応する個人株主の株主優待に関する情報(株主優待情報)の送出を要求する(ステップS207)。管理サーバ100からの情報送出要求は、ネットワーク500及びネットワーク接続部203を介し、個別企業サーバ200の制御部201で受け付けられる。
【0017】
情報送出要求を受け付けた制御部201は、株主情報記憶部202より、上記個人株主に対応する株主情報を株主情報記憶部202の中より検索して取り出す。株主情報を取り出した制御部201は、取り出した株主情報の中の株主優待情報を、管理サーバ100に対して送出する(ステップS208)。個別企業サーバ200から送出された株主優待情報は、ネットワーク500及びネットワーク接続部103を介し、管理サーバ100の制御部101で受け付けられる。
【0018】
株主優待情報を受け付けた制御部101は、この株主優待情報で特定される個人株主に対して提供可能なサービスの内容を示す情報(サービス情報)を選定する(ステップS209)。次いで、制御部101は、選定したサービス情報を端末装置300に送出する(ステップS210)。例えば、株主優待情報は、優待条件に対応した価値(ポイント)であり、多くのポイントを備えているほど、提供可能なサービスの対象が増加する。上記サービス情報は、ネットワーク104を介してネットワーク500に送出され、端末装置300のネットワーク接続部303に受け取られる。
【0019】
管理サーバ100より送出されたサービス情報を受け付けた端末装置300では、制御部301が、受け付けたサービス情報をもとに、ICカード400で特定される株主に対して提供可能なサービスの情報を、表示部304に表示する(ステップS211)。このことにより、ICカード400を所持している個人株主は、自身が得られる株主優待の内容を確認できる。例えば、この個人株主は、表示部304に表示されているいずれかの商品を、株主優待のサービスとして入手することができる。
【0020】
個人株主からの依頼により、前述した運営会社の担当者が、個人株主の希望するサービスの要求を入力部305より入力すると、端末装置300は、入力された要求(優待サービス要求)を管理サーバ100に送出する(ステップS212)。
【0021】
送出された優待サービス要求は、ネットワーク500及びネットワーク接続部103を介して制御部101に受け付けられる。上記優待サービス要求を受け付けた制御部101は、まず、受け付けた優待サービス要求のサービスに対応し、上記個人株主の株主優待情報に変更が発生した旨を、個別企業サーバ200に送出する(ステップS213)。例えば、サービスの発生により個人株主の有するポイントが消費されるので、個人株主が所定数のポイントを消費したことを示す情報が、個別企業サーバ200に送出される。
【0022】
株主優待情報の変更に関する情報を受け付けた個別企業サーバ200では、制御部201が、対応する個人株主の株主優待情報を変更する(ステップS214)。例えば、制御部201は、受け付けた情報をもとに、株主情報記憶部202に記録されている対応する株主の株主優待情報に示されるポイントを減算する。このようにして、株主情報記憶部202に記録されている株主優待情報を変更した後、個別企業サーバ200の制御部201は、上記株主優待情報の変更が終了したことを管理サーバ100に通知する(ステップS215)。
【0023】
株主優待情報の変更が終了したことを通知された管理サーバ100では、制御部101が、上記優待サービス要求に対応するサービスの提供を行う指示を出力する(ステップS216)。例えば、図示しない印刷装置により、対象となる個人株主を特定する情報とともに、要求されたサービスの内容などの情報を、所定の用紙に印刷出力する。この印刷出力された情報は、例えば、運営会社の担当者により確認され、実際のサービス提供の行動がなされる。例えば、印刷出力されたサービス内容を示す情報には、株主優待サービス対象の商品郡の中より個人株主に指定された商品の情報が含まれており、担当者は、この商品を上記個人株主宛に発送する手続きをとる。
【0024】
また例えば、ステップS216の指示は、ネットワーク500を介して端末装置500に通知され、この通知を受けた制御部301が、通知内容を表示部304に表示する。このことにより、端末装置500を操作する担当者は、指定された商品を、個人株主に提供する。
以上のように個人株主に株主優待のサービスを提供した後、端末装置300を操作している担当者は、ICカード400をリーダライタ部302より取り出し、ICカード400を個人株主に返却する。
【0025】
一方、ステップS206で認証が成立しない場合、制御部101は、認証が不成立となったことを、端末装置300に通知する(ステップS217)。認証の不成立を受けた端末装置300では、制御部301が認証不成立の旨を表示部304に表示する(ステップS218)。このことにより、端末装置300を操作する担当者は、預かったICカードが認証されなかったことを認識する。
【0026】
なお、上記実施の形態では、端末装置300が、運営会社の店舗に配置されている場合を例にしたが、これに限るものではない。例えば、株式を発行している企業の株式を含めた証券の売買等を行う証券会社に、端末装置300が配置され、端末装置300の管理を上記証券会社が行うようにしてもよい。例えば、端末装置300の管理とともに、ICカード400の発行管理などを、上記証券会社が行うようにしてもよい。
【0027】
例えば、ICカード400の発行管理を上記証券会社が行うことで、この証券会社に口座を開設し、かつ複数の企業の株式を所有している個人株主に対し、1つのICカードで複数の企業からの株主優待制度を利用可能とするサービスを提供することができる。また、ICカード400の発行管理を上記証券会社が行うことで、この証券会社に口座を開設している個人株主が、上記証券会社が提供する有料のシステムを利用した場合、この株主に対して証券会社より前述したポイントを提供することもできる。
【0028】
また、端末装置300において、ICカード400による株主優待サービスを提供するときに、このサービスが利用されたときの状況(例えば、端末装置400にICカード400が認識された時刻や、利用された端末装置400の設置地域などの情報)、及び、利用されたサービスの内容などを、管理サーバ100で管理することで、顧客管理を行うこともできる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、株主優待のサービスの実施が、個別企業サーバとは異なる管理サーバにより管理されるようにした。この結果、例えば、自社で販売店舗やレジャー施設などを保有せず、また、製品を製造していないため、株主優待制度として株主に提供する対象がない企業であっても、個別企業サーバを用意することで、株主優待制度が利用できるようになる。このように、本発明によれば、従来よりコストを低減し、また、不正な取引に利用されにくい状態で、株式を一般に公開している企業であれば株主優待制度が利用できるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における電子優待システムの構成例を概略的に示す構成図である。
【図2】図1の電子優待システムによる電子優待について説明するフローチャートである。
【符号の説明】
100…管理サーバ、101…制御部、102…識別情報記憶部、ネットワーク接続部…103、200…個別企業サーバ、201…制御部、202…株主情報記憶部、203…ネットワーク接続部、300…端末装置、301…制御部、302…リーダライタ部、303…ネットワーク接続部、304…表示部、305…入力部、400…ICカード、500…ネットワーク。
Claims (1)
- 株主優待制度の対象となる株主を識別するための識別情報が記録された識別情報記憶部を備えた管理サーバと、
前記管理サーバとネットワークを介して接続され、前記株主の固有な情報と前記株主に対応する株主優待情報とが記録された株主情報記録部を備えた前記株主が所有する株式を発行する企業の個別企業サーバと、
前記管理サーバとネットワークを介して接続され、ICカードに記録された情報の読み出しを行うリーダ部を備えた端末装置と、
前記株主を識別するための株主識別情報が記録された特定ICカードと
を備え、
前記管理サーバは、前記特定ICカードに記録されている前記株主識別情報を前記端末装置より受け付けると、前記株主識別情報で特定される前記個別企業サーバに、前記株主識別情報に対応する株主の株主優待情報の送出を要求し、前記個別企業サーバより送出された株主優待情報より前記株主に提供可能なサービスを選定し、選定したサービスの情報を前記端末装置に送出し、前記端末装置より前記選定したサービスのいずれかのサービス提供の要求を前記端末装置より受け付け、このサービス提供の発生による前記株主優待情報の変更を前記個別企業サーバに通知し、前記サービス提供の指示を示す情報を出力する
ことを特徴とする電子優待システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002296453A JP2004133615A (ja) | 2002-10-09 | 2002-10-09 | 電子優待システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002296453A JP2004133615A (ja) | 2002-10-09 | 2002-10-09 | 電子優待システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004133615A true JP2004133615A (ja) | 2004-04-30 |
Family
ID=32286445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002296453A Pending JP2004133615A (ja) | 2002-10-09 | 2002-10-09 | 電子優待システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004133615A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006164037A (ja) * | 2004-12-09 | 2006-06-22 | Hitachi Ltd | 株主優待券流通方法、株主優待券流通システム、および株主優待券流通プログラム |
JP2007109125A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Hitachi Ltd | 優待確認システム、支払システム、株式取引情報システム、株主優待システム、優待確認方法、株主優待方法、支払決定プログラムおよび優待確認プログラム |
JP2007299065A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-15 | Takara Printing Co Ltd | 株主優待支援システム及び株主優待支援方法 |
JP2007323539A (ja) * | 2006-06-03 | 2007-12-13 | Nippon System Development Co Ltd | 株主優待ポイントサービスシステム |
JP2009042852A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Shareholders Relationservice Inc | 株主カードシステム |
KR101164071B1 (ko) | 2010-12-21 | 2012-07-18 | 서순만 | 주식카드 시스템, 정보 전송방법 및 그 기록매체 |
WO2016103488A1 (ja) * | 2014-12-26 | 2016-06-30 | 株式会社野村総合研究所 | 株主優待システム |
-
2002
- 2002-10-09 JP JP2002296453A patent/JP2004133615A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006164037A (ja) * | 2004-12-09 | 2006-06-22 | Hitachi Ltd | 株主優待券流通方法、株主優待券流通システム、および株主優待券流通プログラム |
JP4522837B2 (ja) * | 2004-12-09 | 2010-08-11 | 株式会社日立製作所 | 株主優待券流通方法、および株主優待券流通システム |
JP2007109125A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Hitachi Ltd | 優待確認システム、支払システム、株式取引情報システム、株主優待システム、優待確認方法、株主優待方法、支払決定プログラムおよび優待確認プログラム |
JP4516510B2 (ja) * | 2005-10-17 | 2010-08-04 | 株式会社日立製作所 | 優待確認システム、支払システム、株主優待システム、優待確認方法、株主優待方法、支払決定プログラムおよび優待確認プログラム |
JP2007299065A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-15 | Takara Printing Co Ltd | 株主優待支援システム及び株主優待支援方法 |
JP2007323539A (ja) * | 2006-06-03 | 2007-12-13 | Nippon System Development Co Ltd | 株主優待ポイントサービスシステム |
JP4701399B2 (ja) * | 2006-06-03 | 2011-06-15 | 株式会社 シェアホルダーズ・リレーションサービス | 株主優待ポイントサービスシステム |
JP2009042852A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Shareholders Relationservice Inc | 株主カードシステム |
KR101164071B1 (ko) | 2010-12-21 | 2012-07-18 | 서순만 | 주식카드 시스템, 정보 전송방법 및 그 기록매체 |
WO2016103488A1 (ja) * | 2014-12-26 | 2016-06-30 | 株式会社野村総合研究所 | 株主優待システム |
JPWO2016103488A1 (ja) * | 2014-12-26 | 2017-05-18 | 株式会社野村総合研究所 | 株主優待システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6954738B2 (en) | Method and apparatus for distributing enforceable property rights | |
CN113853627A (zh) | 管理对象物的方法、智能合约及管理装置 | |
DE69828971T2 (de) | Symmetrisch gesichertes elektronisches Kommunikationssystem | |
JPH09510814A (ja) | コンピュータ化された商業取引を遂行する方法及び装置 | |
KR20070041508A (ko) | 여러 지급채널을 통해 여러 pin을 사용해 상환하는시스템과 방법 | |
US20080294508A1 (en) | Method and apparatus for an electronic transaction network designed to facilitate dual, bilateral buyer-driven and bilateral seller-driven conditional early payment incentive offers, acceptances, and payments | |
JP4302079B2 (ja) | デジタルコンテンツ販売方法及びその実施装置 | |
JP2004133615A (ja) | 電子優待システム | |
JP2023007937A (ja) | 管理システム及びノンファンジブルトークンの管理方法 | |
WO2023286773A1 (ja) | 印刷によって製造される商品の製造方法及びシステム | |
US20040111648A1 (en) | System, apparatus, terminal, method, and computer program for managing information | |
JP2005025664A (ja) | レシート発行管理装置、レシート発行管理システム、及びレシート発行管理装置用プログラム | |
JP2002056326A (ja) | 履歴蓄積装置、検証装置および電子権利流通システム | |
JP2006330990A (ja) | 利用代金徴収システムとそれを実現するためのコンピュータプログラムとその方法 | |
JP2005267402A (ja) | 株主優待システムおよび株主優待支援方法 | |
JP2020067764A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム | |
JP7266072B2 (ja) | ユーティリティトークン管理システム | |
JP2003187068A (ja) | 株主情報システムにおけるサーバおよび株主情報送信方法 | |
US20100017277A1 (en) | System and Method for Electronic Coupon Service Using Smart Card | |
EP1290823B1 (en) | Method and apparatus for distributing enforceable property rights | |
RU2224285C1 (ru) | Способ маркировки документа, передаваемого по телекоммуникационным сетям связи | |
TWI273502B (en) | Method and system for distributing enforceable property rights | |
RU2213994C1 (ru) | Способ заключения юридически значимой электронной сделки | |
JP2002366757A (ja) | 文書データの配信システム及びその方法、有価証券の新規募集/売り出し/買い付けシステム及びその方法 | |
JP2006119986A (ja) | 複数連icタグを用いる取り引きシステム、電子チケット、icタグ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050803 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080610 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090106 |