JP2002007679A - 商品購入履歴管理サービス方法 - Google Patents

商品購入履歴管理サービス方法

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JP2002007679A
JP2002007679A JP2000182945A JP2000182945A JP2002007679A JP 2002007679 A JP2002007679 A JP 2002007679A JP 2000182945 A JP2000182945 A JP 2000182945A JP 2000182945 A JP2000182945 A JP 2000182945A JP 2002007679 A JP2002007679 A JP 2002007679A
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Koji Ogawa
浩司 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客の商品購買に関する履歴管理を有効に行
い、商品購入時の商品選択やマーケティングに有効に活
用する。 【解決手段】 顧客が洋服店(リアル、サイバー)1
A、3Bで洋服(アクセサリ、マフラーなどファッショ
ン関係を含む)を購入すると、その情報(購入履歴情
報)は、属性や写真(商品情報)などとともに自動でイ
ンターネット12上のサーバ3に設けられたデータベー
ス6に格納され管理される。顧客は、各種の情報端末を
利用して、インターネットウエブ上に設定した顧客自身
のホームページ(マイページ)から、購入管理データベ
ースにアクセスすることができ、購入した洋服をネット
上で管理することができる。そして、次回、洋服を購入
するときは、店にある端末もしくは、携帯端末から購入
管理データベースにアクセスし、過去に購入した洋服な
どを参考にしながら新規の洋服を購入できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客が自己の購入
商品を有効に管理し、無駄な購入等を回避することがで
きる商品購入履歴管理サービス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば洋服店で洋服を買う場合
に、きれいに陳列された商品を見ると、ついつい家にあ
る洋服のことを忘れてしまいがちとなり、結局購入する
洋服のタイプの型が偏ってしまうというようなことがよ
くある。この場合、従来は、個々のユーザが自分の所有
している洋服を自分で管理しておくしか方法がなく、気
づいたら例えばグレーの洋服ばかり、いつもシャツばか
りというように、購入商品が偏ってしまうという問題が
生じる。また、これまでの洋服と新規で購入する洋服と
のコーディネートに関し、店員に相談しようとしても、
よほどの常連顧客でもない限り、店員が過去の購入商品
を把握していることはなく、有効な相談を受けられない
ことが多い。この結果、既に購入している洋服を活かし
たコーディネート等が困難であり、販売店にある洋服だ
けでのコーディネートになってしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上述のような
実情に鑑み、インターネット等のネットワークシステム
を活用することにより、顧客の商品購入履歴を収集して
データベース化し、商品購入の際に販売店等の端末で適
宜に活用できるようなシステムを構築することが考えら
れる。しかし、この場合、販売店のネットワークシステ
ムだけで顧客の商品購入履歴を収集してデータベース化
することは、顧客が実際に所有している商品を完全に把
握することは困難であり、有効なデータベースを構築で
きないという問題がある。また、特に洋服等は国内で購
入するだけでなく、海外旅行の際に購入することも従来
より多く行われており、また、最近ではインターネット
を用いた取り引きで商品を購入することも多くなりつつ
あるため、購買経路の異なる商品を一元的にデータベー
ス化することは困難である。
【0004】また、このようなデータベースから各顧客
に応じた情報提供(商品紹介等)を行うことを考えた場
合でも、データベースの内容が不正確であれば、その顧
客に適合した最適なデータが得られないという問題も生
じる。特に商品が洋服等のように個々人の嗜好を強く反
映するものである場合には、顧客毎の嗜好に応じた有効
なマーケティングを行うことが困難である。
【0005】そこで本発明の目的は、顧客の商品購買に
関する履歴管理を有効に行い、商品購入時の商品選択や
マーケティングに有効に活用することが可能な商品購入
履歴管理サービス方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、顧客毎の購入履歴情報と各購入商品の内容を
示す商品情報とを蓄積する購入管理データベースを有す
るネットワークサーバを設け、顧客の商品購入に応じて
ネットワークを介して当該顧客の購入管理データベース
の購入履歴情報を更新するとともに、顧客からネットワ
ークを通じたアクセスに応じて、前記購入管理データベ
ースに格納した当該顧客の購入履歴情報と商品情報を当
該顧客用に設定したウエブ上のホームページに表示し、
さらに顧客自身が前記ホームページから自己の購入履歴
情報を追加、修正できるようにしたことを特徴とする。
【0007】本発明の商品購入履歴管理サービス方法に
おいて、ネットワークサーバは、顧客毎の購入履歴情報
と各購入商品の内容を示す商品情報とを蓄積する購入管
理データベースを管理し、ネットワークを介して顧客の
商品購入情報を受信し、当該顧客の購入管理データベー
スの購入履歴情報を更新していく。また、顧客からネッ
トワークを通じたアクセスに応じて、購入管理データベ
ースに格納した当該顧客の購入履歴情報と商品情報を当
該顧客用に設定したウエブ上のホームページに表示す
る。そして、このホームページ上で、顧客自身が自己の
購入履歴情報を追加、修正の操作を行うと、この情報に
基づいて、当該顧客の購入管理データベースの購入履歴
情報を追加、修正していく。
【0008】したがって、顧客の購入管理データベース
には、販売店等をつなぐネットワークシステムで把握で
きる顧客の商品購入履歴情報が自動的に蓄積されるとと
もに、このネットワークシステムでは把握できない商品
購入履歴情報についても、顧客自身の操作によって適宜
に追加、修正でき、購買経路の異なる商品を一元的にデ
ータベース化することができる。このため、顧客によっ
ては、商品の新規購入時に、この顧客用に設定されたウ
エブ上のホームページを呼び出して購入履歴情報や商品
情報を表示させることにより、顧客自身の所有している
商品を全体的に把握でき、無駄のない有効な買い物をす
ることができる。また、洋服等のコーディネイトの際に
も、購入済みの洋服と新規購入しようとする洋服とを適
正に把握して購入でき、店員にアドバイスを受ける場合
にも有効活用することが可能である。また、このような
一元管理の可能なデータベースを用いて、顧客の好み等
を容易に把握でき、マーケティングに有効に活用するこ
とが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明による商品購入履歴
管理サービス方法の実施の形態について説明する。本実
施の形態による商品購入履歴管理サービス方法は、次の
ようなインターネットを利用した洋服購入履歴サービス
モデルを提供するものである。すなわち、この洋服購入
履歴サービスモデルは、顧客が洋服店(リアル、サイバ
ー)で洋服(アクセサリ、マフラーなどファッション関
係を含む)を購入すると、その情報(購入履歴情報)
は、属性や写真(商品情報)などとともに自動でインタ
ーネット上のサーバに設けられたデータベース(購入管
理データベース)に格納され管理される。
【0010】顧客は、各種の情報端末を利用して、イン
ターネットウエブ上に設定した顧客自身のホームページ
(マイページ)から、購入管理データベースにアクセス
することができ、購入した洋服をネット上で管理するこ
とができる。また、マイページを通して顧客自身が既に
ある洋服などのデータを自分で追加したり、廃棄した洋
服に関しては削除したりすることもできる。そして、次
回、洋服を購入するときは、店にある端末もしくは、携
帯端末から購入管理データベースにアクセスし、過去に
購入した洋服などを参考にしながら新規の洋服を購入す
るというサービスモデルである。また、サービス提供業
者は、顧客の購入データから洋服の好みを分析し、個別
に新しい洋服のプロモーションや宣伝をなどを行うこと
ができるというサービスモデルである。
【0011】以下、このような洋服購入履歴サービスモ
デルの具体的実施例について、図面を参照して説明す
る。図1は、本例におけるネットワークシステムの構成
を概念的に示すブロック図であり、図2は、図1のネッ
トワークシステムのハードウエア構成を示すブロック図
である。また、図3は、本例で用いる各種テーブルの構
成例を示す説明図である。
【0012】図1において、店舗1Aは、実際に商品を
陳列して販売するリアルな店舗であり、処理部1と情報
端末2が設置されている。処理部1は、会員登録処理、
認証処理、商品データベース4からのデータ取得処理、
店舗情報の入力処理、購入情報の入力(日付け、コメン
ト等)処理、登録商品データベース6へのデータ格納処
理等を行うものである。この処理部1は、その実体が必
ずしも店舗にある必要はない。処理部1の実体がインタ
ーネット側にあり、店舗からはブラウザなどでネットワ
ークを介して処理部1を利用するように構成することも
可能である。情報端末2は、顧客が店舗から自分のペー
ジにアクセスし、このページから自宅にある洋服等を参
照するためのものである。したがって、このページを見
ながら、自分で判断するだけでなく、店員にアドバイス
を受けるといった利用方法が可能である。
【0013】また、店舗3Aは、インターネットのウエ
ブ上に開設されたサイバーな店舗であり、処理部3が設
置されている。この処理部3は、処理部1と同様に、会
員登録処理、認証処理、商品データベース4からのデー
タ取得処理、店舗情報の入力処理、購入情報の入力(日
付け、コメント等)処理、登録商品データベース6への
データ格納処理等を行うものであり、入力処理は全て自
動的に行われるものである。また、サーバ11は、商品
データベース(DB)4、顧客データベース5、登録商
品データベース6、店舗データベース7を有する。商品
データベース4は、商品の管理(属性)情報と各商品の
写真情報が格納された商品テーブル4Aを有するもので
ある。この商品テーブル4Aには、図3(A)に示すよ
うに、商品ID、商品名、種類、サイズ、素材、色等の
各情報が格納されている。
【0014】顧客データベース5は顧客テーブル5Aを
有するものであり、この顧客テーブル5Aには、図3
(C)に示すように、顧客ID、名称、パスワード、性
別、メールアドレス、電話番号、住所、その他の情報
(身体情報である身長、バスト(B)、ウェスト
(W)、ヒップ(H)などの寸法)が格納されている。
登録商品データベース6は、顧客の商品購入に関する情
報を登録する登録商品テーブル6Aを有するものであ
り、登録商品テーブル6Aには、図3(D)に示すよう
に、登録ID、顧客ID、商品ID、購入店舗ID、購
入日、店員コメント、自分コメント、その他の情報が格
納されている。店舗データベース7は、店舗の情報を格
納する店舗テーブル7Aを有するものであり、この店舗
テーブル7Aには、図3(B)に示すように、店舗I
D、名称(ブランド名)、支店名、住所、その他の情報
が格納されている。
【0015】また、顧客用ホームページ8は、各顧客に
専用に設けられたものであり、ID、パスワードで認証
を行うことにより、呼び出すことができるものである。
顧客が店舗(リアル、サイバー)1A、3Aで商品を購
入すると、自動で更新される。また、コメントを入れた
り、編集(カスタマイズ)が可能である。また、顧客の
嗜好を分析した結果に対応したプロモーションが展開さ
れる。情報端末9は、例えばユーザが所有している携帯
電話、PC等の各種端末であり、インターネットの通信
機能を有し、自分専用のホームページ8にアクセスでき
る。広告スポンサー10は、顧客用ホームページ8で広
告をうつ業者自身、または他の業者である。
【0016】図2において、店舗1Aには、インターネ
ット12を用いた通信を行う通信装置21と、その制御
部22と、各種データを入力するための入力装置23
と、ホームページ等を表示するための表示装置24とを
有する。また、店舗3Aには、インターネット12を用
いた通信を行う通信装置31と、その制御部32と、オ
ーダを自動処理するための処理部33を有する。また、
サーバ11は、インターネット12を用いた通信を行う
通信装置41と、その制御部42と、上述した各テーブ
ル4A〜7Aを設けたデータベース4〜7を有する。ま
た、ユーザの情報端末9は、インターネット12を用い
た通信を行う通信装置51と、その制御部52と、各種
データを入力するための入力装置53と、ホームページ
等を表示するための表示装置54と、ホームページを検
索するためのブラウザ55とを有する。
【0017】図4は、本例における顧客用ホームページ
(マイページ)8の具体的画面構成を示す説明図であ
り、図5は、図4に示す顧客用ホームページ8につなが
るプロモーションページの具体的画面構成を示す説明図
である。図4に示すように、マイページには、ユーザ
(この例では「花子」さん)が過去に購入した商品の履
歴情報(日付け、購入店舗、品種名、色、サイズ、素
材、店員コメント)が、各商品(本例では洋服)の実写
情報とともに表示される。なお、この表示は複数ページ
にわたっており、画面の切り換えによって順番に見るこ
とができる。また、このページには、ショップの広告8
Aが表示されている。そして、この広告8Aをクリック
することにより、図5に示すようなプロモーションペー
ジを表示でき、新商品の情報等を見ることができる。ま
た、このようなホームページ8の内容を追加、修正(主
に商品の削除)する場合には、追加キー8Bをクリック
することにより、図示しない追加画面が表示され、この
画面上で追加、修正を行うことが可能となっている。
【0018】次に、図6〜図7は、本例における動作例
を示すフローチャートであり、図6はリアル店舗での商
品購入から購入履歴の登録までの動作例を示し、図7は
サイバー店舗での商品購入から購入履歴の登録までの動
作例を示し、図8は、マイページの閲覧から編集、ログ
アウトまでの動作例を示している。まず、図6におい
て、商品の購入を決定すると(ステップS1)、顧客I
Dを入力し(ステップS2)、顧客テーブル5Aの確認
を行う(ステップS3)。ここで、該当する顧客IDが
ない場合には(ステップS4)、会員に登録するか否か
問い(ステップS5)、会員に登録しない場合には、そ
のまま支払い処理を行い(ステップS13)、商品の受
け渡しを行う(ステップS14)。これは、通常の購買
処理である。
【0019】また、会員に登録する場合には、会員登録
画面を表示し(ステップS6)、顧客属性を入力し(ス
テップS7)、これを顧客テーブル5Aに格納して(ス
テップS8)、ステップS9に進む。また、ステップS
4で顧客IDがある場合には、そのままステップS9に
進む。ステップS9では、購入商品IDの入力(レジと
連動の場合には自動で行える)を行い、商品データベー
ス4から商品情報を取得する(ステップS10)。次
に、店舗情報、店員コメント等を入力し(ステップS1
1)、登録商品テーブルにこれらのデータを格納する
(ステップS12)。この後、通常の購買処理と同様に
して、支払い処理を行い(ステップS13)、商品の受
け渡しを行う(ステップS14)。
【0020】次に、図7において、サーバー店舗3Aに
入店し(ステップS21)、顧客IDを入力し(ステッ
プS22)、顧客テーブル5Aの確認を行う(ステップ
S23)。ここで、該当する顧客IDがない場合には
(ステップS24)、会員に登録するか否か問い(ステ
ップS25)、会員に登録しない場合には、そのままス
テップS21に戻る。また、会員に登録する場合には、
会員登録画面を表示し(ステップS26)、顧客属性を
入力し(ステップS27)、これを顧客テーブル5Aに
格納して(ステップS28)、ステップS29に進む。
【0021】また、ステップS24で顧客IDがある場
合には、そのままステップS29に進む。ステップS2
9では、商品の検索、確認を行い、次に商品の購入を決
定すると(ステップS30)、処理の方法で決済処理を
行う(ステップS31)。そして、購入商品IDを取得
し(ステップS32)、商品データベース4から商品情
報を取得する(ステップS33)。そして、これらのデ
ータを登録商品テーブルに格納し(ステップS34)、
サイバー店舗3Aから退出する(ステップS35)。
【0022】次に、図8において、顧客用ホームページ
(マイページ)にアクセスし(ステップS41)、I
D、パスワードを入力する(ステップS42)。ここで
ID、パスワードの認証を行い(ステップS43、S4
4)、IDがない場合には、ステップS41に戻ってア
クセスのやり直す。また、パスワードが正しくなけれ
ば、ステップS42に戻って入力のやり直す。また、I
D、パスワードが適正である場合には、登録商品データ
ベース6から顧客に関連する情報を取得するとともに
(ステップS45)、広告データを取得し(ステップS
46)、当該顧客専用のマイページを表示する(ステッ
プS47)。
【0023】ここで、マイページの編集(追加、修正
等)を行うか否か判断し(ステップS48)、編集を行
わない場合には、そのままログアウトする(ステップS
52)。また、編集を行う場合には、例えばマイページ
上で登録商品へのコメント入力(ステップS49)や他
の商品登録(ステップS50)、さらに図示しないが既
登録商品の削除等を行い、編集後のデータで登録商品デ
ータベースを更新する(ステップS51)。そして、こ
の後、ログアウトする(ステップS52)。
【0024】以上のような本例のビジネスモデルによれ
ば、顧客側と販売企業側の双方で以下のような利益を得
ることが可能となる。 (1)顧客メリット リアル店舗またはサイバー店舗で洋服を購入すると同時
に、購入情報が、ネット上のデータベースに格納され
る。顧客は、購入した洋服履歴を確認できる自分専用の
ホームページ(マイページ)を持つことができ、洋服を
購入するごとに自動で更新される。顧客専用のホームペ
ージは、新規の購入した洋服だけでなく、すでにある洋
服やプレゼントされた洋服に関してもデジタルカメラで
撮影した画像などとともに情報を追加できる。また、廃
棄した洋服に関しても削除などの処理が可能となってい
る点。また、自分の身長、バスト、ウェスト、ヒップな
どの寸法である身体情報も登録することができる。顧客
は、自分専用のホームページでは、購入した洋服に関す
るコメントなどを書くことができる。顧客は、過去に購
入した洋服を店舗で確認し、それにあった(プロである
店員のアドバイスをうけながら)新規の洋服を購入する
ことができる。別の店で購入したとしても店員にこれま
での洋服を確認してもらい、アドバイスを受けることが
できる。
【0025】(2)企業メリット 店員は、顧客が過去に購入した洋服から、顧客の好みを
判別でき、それに基づいた洋服を薦めることができる。
店員は、店舗で、今回顧客が新規に購入する洋服と、過
去に購入した洋服とのコーディネイトを提案することが
できる。顧客が個々に持つホームページでは、顧客の購
入履歴の基づいた、洋服の宣伝を行ったり、プロモーシ
ョンを行うことができる。顧客の洋服のかける予算や購
入頻度に関して統計情報を算出し、予算や購入予定時期
にあった洋服などを提案することができる。
【0026】この結果、顧客の囲い込み、店員のコーデ
ィネーション力の有効活用、顧客データの獲得/蓄積、
顧客データの活用、顧客個別サービスの推進等の利点を
得ることが可能となる。なお、このようなビジネスモデ
ルの収益構造としては、店舗でのサービスアップによる
売上増加、顧客専用ホームページでの広告収入、専用ホ
ームページでの嗜好分析プロモーションによる売上増
加、このサービス自体を他の業者に販売することによる
収益等が考えられる。また、以上の例は、主に洋服を販
売する例について説明したが、本発明は、他の商品を販
売する場合にも適用できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明の商品購入履
歴管理サービス方法では、顧客毎の購入履歴情報と各購
入商品の内容を示す商品情報とを蓄積する購入管理デー
タベースを有するネットワークサーバを設け、顧客の商
品購入に応じてネットワークを介して当該顧客の購入管
理データベースの購入履歴情報を更新するとともに、顧
客からネットワークを通じたアクセスに応じて、購入管
理データベースに格納した当該顧客の購入履歴情報と商
品情報を当該顧客用に設定したウエブ上のホームページ
に表示し、さらに顧客自身が前記ホームページから自己
の購入履歴情報を追加、修正できるようにした。
【0028】したがって、顧客の購入管理データベース
には、販売店等をつなぐネットワークシステムで把握で
きる顧客の商品購入履歴情報が自動的に蓄積されるとと
もに、このネットワークシステムでは把握できない商品
購入履歴情報についても、顧客自身の操作によって適宜
に追加、修正でき、購買経路の異なる商品を一元的にデ
ータベース化することができる。
【0029】このため、顧客によっては、商品の新規購
入時に、この顧客用に設定されたウエブ上のホームペー
ジを呼び出して購入履歴情報や商品情報を表示させるこ
とにより、顧客自身の所有している商品を全体的に把握
でき、無駄のない有効な買い物をすることができる。ま
た、洋服等のコーディネイトの際にも、購入済みの洋服
と新規購入しようとする洋服とを適正に把握して購入で
き、店員にアドバイスを受ける場合にも有効活用するこ
とが可能である。また、このような一元管理の可能なデ
ータベースを用いて、顧客の好み等を容易に把握でき、
マーケティングに有効に活用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるネットワークシス
テムの構成を概念的に示すブロック図である。
【図2】図1のネットワークシステムのハードウエア構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態で用いる各種テーブルの構
成例を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態で用いる顧客用ホームペー
ジ(マイページ)の具体的画面構成を示す説明図であ
る。
【図5】図4に示す顧客用ホームページにつながるプロ
モーションページの具体的画面構成を示す説明図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態においてリアル店舗での商
品購入から購入履歴の登録までの動作例を示すフローチ
ャートである。
【図7】本発明の実施の形態においてサイバー店舗での
商品購入から購入履歴の登録までの動作例を示すフロー
チャートである。
【図8】本発明の実施の形態においてマイページの閲覧
から編集、ログアウトまでの動作例を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】 1、3……処理部、1A、3A……店舗、2……情報端
末、4……商品データベース、4A……商品テーブル、
5……顧客データベース、5A……顧客テーブル、6…
…登録商品データベース、6A……登録商品テーブル、
7……店舗データベース、7A……店舗テーブル、8…
…顧客用ホームページ、9……情報端末、10……広告
スポンサー、11……サーバ、12……インターネッ
ト、21、31、41、51……通信装置、22、3
2、42、52……制御部、23、53……入力装置、
24、54……表示装置、33……処理部、55……ブ
ラウザ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客毎の購入履歴情報と各購入商品の内
    容を示す商品情報とを蓄積する購入管理データベースを
    有するネットワークサーバを設け、 顧客の商品購入に応じてネットワークを介して当該顧客
    の購入管理データベースの購入履歴情報を更新するとと
    もに、 顧客からネットワークを通じたアクセスに応じて、前記
    購入管理データベースに格納した当該顧客の購入履歴情
    報と商品情報を当該顧客用に設定したウエブ上のホーム
    ページに表示し、 さらに顧客自身が前記ホームページから自己の購入履歴
    情報を追加、修正できるようにした、 ことを特徴とする商品購入履歴管理サービス方法。
  2. 【請求項2】 前記商品情報には、各購入商品の実写映
    像情報を含むことを特徴とする請求項1記載の商品購入
    履歴管理サービス方法。
  3. 【請求項3】 前記商品情報には、各購入商品の属性情
    報を含むことを特徴とする請求項1記載の商品購入履歴
    管理サービス方法。
  4. 【請求項4】 商品の販売店に前記ホームページにアク
    セスするための端末を設置し、店頭でショッピングを行
    う際に購入履歴情報と商品情報を参照できるようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の商品購入履歴管理サー
    ビス方法。
  5. 【請求項5】 顧客自身による購入履歴情報を追加、修
    正に応じて、前記データベースの内容を変更し、追加、
    修正された購入履歴にかかる商品情報の追加、修正を行
    うようにしたことを特徴とする請求項1記載の商品購入
    履歴管理サービス方法。
  6. 【請求項6】 前記データベース上の購入履歴情報に基
    づいて、各顧客に対応した商品の紹介及び宣伝を前記ホ
    ームページ上で行うようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の商品購入履歴管理サービス方法。
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