JP2007226533A - 予算管理機能を備えたセルフオーダー式電子メニュー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】予算を設定してその範囲内で注文できる電子メニュー装置を提供する。
【解決手段】飲食物品目の料金を含む各種属性情報を品目IDに対応付けして集約したメニューデータベースと、制御手段の制御により画像を表示する手段と、客による操作入力を受付可能な操作入力手段と、制御手段の制御によりPOSシステムと通信する手段と、メモリを備え、操作入力手段により受け付けた金額をメモリに記憶し、メニューデータベースに登録されている品目のうち、メモリに記憶された金額以下の料金が付いた品目のみを注文入力の受付対象として、メモリに記憶された金額より高い料金が付いた品目とは区別して表示手段に表示させ、操作入力に応答して注文入力を受け付け、受け付けた注文入力をPOSシステムに出力するとともに、当該注文入力に係る金額をメモリの記憶金額から減額する。
【選択図】図3

Description

この発明は、飲食店において、入店した客にコンピュータ端末をあずけ、メニューを見て商品を選ぶ行為と選んだ商品をお店に注文する行為とを客自身がコンピュータ端末を操作して行うセルフオーダー式電子メニュー装置に関し、とくに、客が設定した予算内で注文できる機能に関する。
最近、レストランや居酒屋などにおいて、入店した客にタッチパネルディスプレイつきのタブレットコンピュータ(電子メニュー注文装置)を預け、客がメニューを見て商品を選ぶ行為と、選んだ商品をお店に注文する行為とを、客自身が電子メニュー注文装置(客席端末とかオーダー端末などと呼ばれている)を操作して行う方式のセルフオーダーPOSシステムが実用化され、普及し始めてきた。このシステムに関しては、以下に例示するような多くの特許出願や実用新案登録出願がなされている。
《特開昭58−137076号》「食堂管理装置」
レジスタ端末装置、厨房用表示装置、配膳用表示装置、テーブルごとの注文用端末装置を備え、これらを中央処理装置で制御することにより注文・配膳・精算などの業務を正確かつ高能率に行える。
《実開昭63−179557号》「タッチセンサー付・ビジュアルメニューオーダーシステム」
ビデオディスクプレーヤでメニュー映像を再生してパソコンのタッチパネル付モニターテレビに表示し、客がタッチ入力した飲食物の注文情報をPOSレジスタと厨房プリンターに無線伝送して注文伝票を印刷するとともに会計処理を行う。
《特開平2−156372号》「オーダエントリ装置」
オーダエントリ端末を店舗内の各テーブルに埋め込み、画像情報をメニューとして表示し、客に直接オーダエントリさせる。
《特開平5−314149号》「料理オーダ装置」
客がテーブルに座って切り換えスイッチを切り替えると、テレビ番組などを映していたタッチパネル表示装置にメニュービデオ装置で再生される料理メニューが表示される。画面の各料理には文字スーパーインポーズによって値段も同時に表示される。
《特開平9−44569号》「セルフPOSシステム」
客がセルフPOSに近づくとセンサーがこれを検出し、客に向けてメッセージと案内画面が表示される。客はその画面に従ってメニューの中から好みの料理をタッチパネルで選択すると、注文情報を印刷した客用のチケットが発行されるとともに、注文情報が店舗システムに通知される。
《特開平10−74218号》「電子メニュー装置及び電子オーダーリングシステム」
メニューの変更を行うにあたって、電子スチルカメラで商品を撮影してメニューデータ記憶部に格納するだけで良いため、通常のメニューのように写真の現像や印刷を待つ必要がなく、手軽に行うことができる。
《特開平11−296747号》「個人別会計機能を有するPOSシステム」
飲食物をセルフオーダーするごとに注文する客のIDを入力することで、グループ客の合計額と一人一人の客の会計金額の両方を自動的に集計し、精算を客ごとに行える。
《特開2001−338035号》「飲食店のサービスネットワークシステム」
セルフオーダーPOSシステムの基本機能に加えて、テレビやビデオやインターネットを閲覧するサービス、占いなどのゲームやアンケートを行うサービス、姉妹店やその他の店の紹介などのサービスを行う。
《特開2002−215755号》「外食オーダー方法と外食オーダーシステム」
Webブラウザ付きの携帯電話機にて外食オーダーシステムのホームページにアクセスして所要の情報を入手しておけば、お店にては自分の携帯電話機を客席端末としても使用することができる。
《特開2003−317155号》「レストラン等におけるオーダリングサービスシステム」
注文した料理が配膳されてくる間に、客席端末にプログラムされている懸賞やクイズ等のゲームを楽しむことができる。
《特開2004−302582号》「飲食店向けオーダ処理装置およびその方法、ならびにオーダ処理プログラムおよびその記録媒体」
客が注文してから配膳されるまでの上限時間が設定されており、この時間を超えても配膳されない場合は、店員に通報がなされて厨房に調理を急がせるとともに、客席端末にもう少しお待ちくださいとメッセージがでる。
《特開2005−222387号》「飲食店における注文システム」
客が入店した際、係員が注文端末装置を持って客席テーブルに案内すると、テーブルの通信装置と注文端末装置とが通信を開始してテーブルに客がついたことをシステムが認識する。
《特開2005−84897号》「レストラン等におけるオーダリングサービスシステムとそのための表示部」
料理が配膳されるまでの間や食後のひとときの楽しみを増すように、客席端末に備えたデジタルカメラで仲間などを撮影してプリントを受け取ることができる。
===発明の意図===
一般的なレストランの客席には、大判で何ページもある豪華な印刷物のメニューが置かれており、客はページをめくって商品を選び、店員に注文する。
大判で何ページもある豪華なメニュー印刷物のかわりに上記の客席端末を用いる場合には、客席端末の使い勝手をよくすることが重要である。タブレットコンピュータのディスプレイの面積はごく限られており、1画面で見やすく表示できる情報はきわめて少ない。しかし、コンピュータのプログラムによって画面を切り替えながら、多種多様な情報を表示できる。この特性を活用して、個々の商品アイテムにさまざまな属性情報を付加してメニューをデータベース化しておき、わかりやすい多階層の分類検索により、利用客が簡単に商品選びをできるように客席端末を構成することができる。
このような客席端末はさらに、タブレットコンピュータの情報処理機能を活用することにより、印刷物のメニューのページをめくりながら商品選びをする場合には考えられないさまざまな機能を実現できる。たとえば、商品を注文するごとに、それまで注文した商品の合計金額を表示することができる。そうすれば、客は表示される合計金額を見て、自分の予算額を考えながら追加注文する商品を選択できる。
この機能をさらに進化させて、予算の範囲内では注文できない高額の商品をメニューから外す動作モードを持たせることもできる。そうすれば、好んで使用してくれる客もいるだろう。たとえば、多数の商品の中から真っ先に選択肢から外れる商品をわざわざ見せられるわずらわしさから解放され、操作の手間がその分だけ省けて便利だと感じる客もいるだろう。また、予算外の高額商品を見せられて誘惑されるのを未然に阻止できてありがたいと感じる客もいるだろう。このような意図で本発明が創作された。
===発明の要旨===
この発明に係るセルフオーダー式電子メニュー装置は、次の事項(1)〜(9)により特定されるものである。
(1)メニューデータベースと、表示手段と、操作入力手段と、通信手段と、制御手段と、メモリを備えていること
(2)メニューデータベースは、飲食物品目の料金を含む各種属性情報を品目IDに対応付けして集約すること
(3)表示手段は、制御手段の制御により画像を表示すること
(4)操作入力手段は、客による操作入力を受付可能であること
(5)通信手段は、制御手段の制御によりPOSシステムと通信すること
(6)制御手段は、予算設定処理と、メニュー表示処理と、注文処理を行うこと
(7)予算設定処理は、操作入力手段により受け付けた金額をメモリに記憶すること
(8)メニュー表示処理は、メニューデータベースに登録されている品目のうち、メモリに記憶された金額以下の料金が付いた品目のみを注文入力の受付対象として、メモリに記憶された金額より高い料金が付いた品目とは区別して表示手段に表示させ、操作入力に応答して注文入力を受け付けること
(9)注文処理は、メニュー表示処理にて受け付けた注文入力をPOSシステムに出力するとともに、当該注文入力に係る金額をメモリの記憶金額から減額すること
この発明において、メニュー表示処理は、メニューデータベースに登録されている品目のうち、メモリに記憶された金額以下の料金がついた品目のみを表示対象として、メモリに記憶された金額より高い料金の付いた品目は表示手段に表示させないように構成することもできる。
または、メニューデータベースに登録されている品目のうち、メモリに記憶された金額より高い料金がついた品目について、その旨を通知して注文入力の受付対象とするように構成することもできる。
===発明の効果===
本発明のセルフオーダー式電子メニュー装置によれば、利用客が予算を設定して、その範囲で利用できるので、予算外の高額商品を見たり選択肢から外したりする手間を省くことができ、むやみに多数の注文をしてしまったり、思いつきで高額な注文をしてしまったりすることを抑止できる。そのため利用客は安心感をもって電子メニュー装置の操作を楽しむことができるので、店舗の営業効率が向上するだけでなく、電子メニュー装置の操作を楽しみの一つにして来店する客が増加する効果も期待できる。
===客席端末を含むPOSシステムの構成例===
図1は、本発明に係るセルフオーダー式電子メニュー装置としての客席端末を含むPOSシステムの構成を例示したものである。店舗に1台設置された店舗コンピュータ1と、フロントに設置されたフロント端末2と、厨房に設置された厨房端末3と、客席のテーブルごとなどに設置されている複数の客席端末4とを含み、各装置が店舗内LAN5に接続されて、店舗コンピュータ1をサーバーコンピュータとするクライアントサーバーシステムを構成している。また、フロント端末2には精算用のレジ端末が付帯されている。
店舗コンピュータ1は汎用のサーバーコンピュータであって、店員やオーナーの操作入力を受け付け可能なユーザインタフェースを備えている。そのハードディスク装置には、後述するメニューデータベース6を構築して管理している。この店舗コンピュータ1をフロントに設置し、フロント端末2と一体の構成でもよい。
客席端末4はタブレットタイプの一体型パソコンであって、客席の利用者によって操作されるものである。透明タッチパネルを搭載した液晶表示器からなるユーザインタフェースを備え、利用者と対話形式で情報交換を行えるように構成されている。無線アダプターを介して店舗LAN5に接続され、LAN5を介して店舗コンピュータ1とデータ通信可能である。
フロント端末2は汎用パソコンからなるクライアントコンピュータであり、LAN5を介して店舗コンピュータ1とデータ通信可能である。店員の操作入力を受付可能であり、客の入店時に客席を割り当てたり、退店時に付帯のレジ端末で精算したりする。
厨房端末3もまた、汎用パソコンからなるクライアントコンピュータであって、適宜にLAN5を介して店舗コンピュータ1とデータ通信する。プリンタを付帯して、注文内容に基づいて客席番号やその品目、個数などの注文内容を含む受注伝票を印刷出力する。調理・配膳担当の店員の操作入力を受け付けたり情報を提示するユーザインタフェースを備え、発注した客席番号やその品目、個数などの注文内容を提示したり、配膳し終わった注文について処理完了の旨の操作入力を受け付けたりするように構成してもよい。
===客席端末4の構成===
客席端末4は、液晶ディスプレイとタッチセンサとを積層したタッチパネルを主体としたユーザインタフェースを備え、内蔵するフラッシュメモリやハードディスク装置などの外部記憶には、タッチパネルに表示される各種画像情報などが蓄積されている。
リモコン制御がCPU・RAM・ROM・ビデオRAMなどを含んで全体を統括し、タッチパネルへの入力情報に基づいて各種画像情報や文字情報をビデオRAMにビットマップ展開し、そのビットマップデータに基づいてLCDドライバを駆動してタッチパネルに適宜な情報を表示する。
外部記憶にはまた、この店舗で提供可能な飲食物の品目情報を蓄積し、メニューデータベースとして管理している。これは店舗コンピュータ1と適宜な機会にデータ通信し、同期するよう更新している。
リモコン制御部は、利用者とのタッチパネルを介した対話を通じて、メニューデータベースから利用者の希望する飲食物の品目情報を検索して提示したり、利用者の注文入力を受け付けて発注信号を生成して店舗コンピュータ1に転送したりする。
===メニューデータベースの構成===
店舗コンピュータ1および客席端末に付帯するメニューデータベースには、図2に例示するように、店舗で提供可能な飲食物の品目(それぞれに付与された品目IDにより識別される)について、各品目の品目名、ジャンル、料金のほか、主な材料、摂取カロリー、写真の所在情報など、さまざまな属性項目について記述され、品目IDをキー情報として格納され管理されている。
これらメニューデータベースに含まれる品目情報は、店舗コンピュータ1に備わる適宜なユーザインタフェースを介して、始業前や終業後のメンテナンス時間帯といった適宜な機会に、店員や店のオーナーによりデータ入力・更新がなされる。たとえば、当日限りの特価品の料金を設定・更新したり、おすすめメニューとして利用者に提示しようとする品目を指定したりする。各客席端末4は、店舗コンピュータ1と適時にデータ通信してメニューデータベースを更新し、店舗の営業時間帯には店舗コンピュータ1のメニューデータベースと同一内容になるように管理している。
なお店舗コンピュータ1および各客席端末4は、インターネットなどの外部ネットワークに接続された事業者運営のサーバーなどと、LAN5に接続されたルーターなどの通信インタフェースを介して適宜な機会にデータ通信し、更新データの配信を受けてメニューデータベースを更新するように構成することも可能である。
===メニュー表示処理===
利用客は着席すると、その席に設置されている客席端末4を適宜に操作して、今日の予算を設定することができる。たとえば、図3に例示した客席端末4のトップメニューで、「予算設定」ボタン33を指示入力すると、予算額を数値入力することができるように構成されている。ここで入力された予算額は、メモリに一時記憶される。
予算が設定されると、客席端末4は予算内メニュー表示モードに切り替える。すなわち客席端末4は、メニューデータベースに含まれる多数の品目についての品目情報(品目ID、ジャンル、品目名、料金等)を読み出す。その際に、メモリの数値(予算額)を参照し、この予算額より料金が高い品目について、非表示フラグを付しておく。
そして読み出した品目情報群に基づいて、タッチパネル表示器を使って利用者に対話形式で適宜に注文可能な品目を検索させ、検索結果を一覧表示させる。その中から利用者に目的の品目を選択指示させて、その品目に関する情報を表示する。その際に、非表示フラグが付されていない品目を注文可能な品目として、非表示フラグが付されている品目については検索の対象から外す。表示器にも表示させない。
なお、非表示フラグの付された品目も検索の対象とし、薄色の文字や細小の文字で表示するなどして、注文可能な品目とは区別して表示器に表示してもよい。
品目の検索には、よく知られているように、メニューデータベースの属性項目に基づいて多様な方式をとることができる。たとえば各品目のジャンルによる検索(図3〜4参照)が一般的である。もちろん、品目名による検索(文字入力ボタン31を指示)や、品目IDの指定入力による検索(注文番号入力ボタン32を指示)も可能である。
図3〜4の例では、利用者に飲食物品目のジャンルを選択指定させることによって目的の品目を検索させる。ここでは、ジャンルの指定は複数の階層で行えるように構成されている。例えば、トップメニューでは「寿司」「そば・うどん」「ごはん」「椀もの」「酒類」「ソフトドリンク」「デザート」というように、ジャンルを適宜なカテゴリに分類して一覧的に表示させる。つぎに「酒類」を選択すると「日本酒」「焼酎」「ワイン」「ウイスキー」に分類される。さらに「ワイン」を選択すると「赤ワイン」「白ワイン」「スパークリングワイン」に分類される。このように、メニューデータベースの属性項目(ジャンル)を複数階層のカテゴリに分類している。1つのジャンルが複数のカテゴリに重複して分類されてもよい。
客席端末4は、利用者が表示されているカテゴリのうちのいずれかを選択指定する操作を繰り返していずれかのジャンルにたどりついて選択指定すると、図4に例示したように、そのジャンルに含まれる注文可能な品目を適宜な順番で一覧表示させる。その際に、各品目の料金を対応付けて表示する。また、画面のヘッダー部など適宜な位置に設定された予算額も表示させる。図4の例では、非表示フラグの付された品目は斜体細字で、注文可能な品目とは区別して表示され、その品目は選択指定入力ができないようになっている。
利用者が表示されている注文可能な品目の中から1品目を選択して指定すると、図5に例示したように、その品目についての写真や原材料などの詳細情報が表示され、以下に説明するようにその品目を注文できるように構成されている。
なお、「予算外メニュー」ボタン34を指示するなどすれば、非表示フラグの付された品目も設定された予算に無関係に、表示も注文もできるように構成しておくとよい。
また、利用者が予算設定を行わない場合には、客席端末4は通常のメニュー表示モードで動作し、料金にかかわらずメニューデータベースの注文受付可能な全品目を表示させることはいうまでもない。
===注文処理===
利用者は、上述したようにして客席端末4のタッチパネル式表示器にて適宜にページをめくったり戻したりする所定の操作を行いながら、注文したい品目を表示器に表示させて選択指示入力し(図4参照)、その品目の詳細情報を表示させる(図5参照)。その詳細情報が表示された画面にて注文する数量を指定入力する(図5の51)と、客席端末4は、予算額から注文金額(料金×数量)を差し引いた予算の残額を算出し、表示器に表示させる(図5の53)。
次に利用者が注文ボタン52を指示入力すると、客席端末4は、その品目の品目ID、品目名および注文数、客席番号をともなった発注信号を生成して店舗コンピュータ1に出力する。また客席端末4は、先に算出した予算の残額を新たな予算額としてメモリに上書き記憶させる。このときに、画面のヘッダー部に表示された予算額も新たな予算額に更新させるとよい。
ここで、利用者が数量を指定した際に予算額が注文金額を超える場合には、予算超過の旨のメッセージを表示させる。たとえば、単価料金は予算額内であっても、数量を多くしたことで予算額をオーバーする場合がある。そのような予算超過の場合には、数量を減らして予算内におさめないと注文できないようにしてもよいし、予算超過を利用者に許諾させた上で注文を受け付けるようにしてもよい。たとえば図6に例示したように、予算超過の旨のメッセージ61を表示させ、許諾する場合にのみ、注文ボタン62の指示入力させるようにする。あるいは、「予算外メニュー」ボタンを指示するなどして、注文ボタン62の指示入力が可能になるように構成する。その場合にさらに、予算額を修正できるようにユーザインタフェースを構成しておいてもよい。
上記のように1品目ずつ注文するだけでなく、複数品目を選択した後に一度注文ボタンを指示入力するだけで、まとめてそれら複数品目の注文ができるようにユーザインタフェースを構成してもよい。その場合にも上記と同様に予算超過となれば、いずれかの品目あるいは数量を減らさないと注文できないようにしてもよいし、予算超過を利用者に許諾させた上で注文ボタン62を指示できるように構成してもよい。さらに予算額を修正できるように構成しておいてもよい。
もちろん、予算額は飲食しながらいつでも修正できるように構成してもよい。客が満腹度合いを考慮しながら予算額を増減することができる。
客席端末4は、発注信号を送信した後や予算額が修正された後は、新たな予算額に基づいて、ふたたび上記メニュー表示処理を実行して、予算額以下の注文可能な品目がわかるように一覧表示させる。
===他の実施例===
予算設定は、来店時などにフロント端末1で店員が客席番号を指定して設定するように構成してもよい。
リピーター客などが個人情報を店舗コンピュータ1に登録しておいて、次回来店時に利用者IDをキーとして客席端末4でログインすることにより、個人情報をダウンロードして利用可能に構成できる。たとえば、注文履歴を記録しておいたりお気に入りメニューを登録しておいたりして、次の来店時に面倒なメニュー検索をしなくても、簡単にいつもお決まりの品目を注文できる。そのような場合には、ログインした利用者別に予算設定し管理できるように構成することも可能である。発注信号に利用者IDを対応付けて管理すれば、利用者ID別に予算設定したり、予算額から注文金額を減額させたりできる。
以上に説明した電子メニュー注文装置によれば、利用客が設定した予算の範囲で利用できるので、むやみに多数の注文をしてしまったり、思いつきで高額な注文をしてしまったりすることを抑止できる。客は安心して電子メニュー装置の操作を楽しむことができるので、電子メニュー装置の導入によってサービスが合理化され店舗の営業効率が向上する効果を期待できる。また、電子メニュー装置を楽しみに来店する客が増加する効果も期待できる。
本実施例に係る客席端末を含むシステムの構成を例示した図である。 メニューデータベースの論理構成を例示した図である。 本実施例に係るメニュー表示処理の初期画面を例示している。 本実施例に係るメニュー表示例である。 本実施例に係る注文処理用の画面を例示している。 本実施例に係る予算超過時の注文処理用画面を例示している。
符号の説明
1 店舗コンピュータ
2 フロント端末
3 厨房端末
4 客席端末
5 LAN

Claims (3)

  1. メニューデータベースと、表示手段と、操作入力手段と、通信手段と、制御手段と、メモリを備えたセルフオーダー式電子メニュー装置であって、
    メニューデータベースは、飲食物品目の料金を含む各種属性情報を品目IDに対応付けして集約し、
    表示手段は、制御手段の制御により画像を表示し、
    操作入力手段は、客による操作入力を受付可能であり、
    通信手段は、制御手段の制御によりPOSシステムと通信し、
    制御手段は、予算設定処理と、メニュー表示処理と、注文処理を行い、
    予算設定処理は、操作入力手段により受け付けた金額をメモリに記憶し、
    メニュー表示処理は、メニューデータベースに登録されている品目のうち、メモリに記憶された金額以下の料金が付いた品目のみを注文入力の受付対象として、メモリに記憶された金額より高い料金が付いた品目とは区別して表示手段に表示させ、操作入力に応答して注文入力を受け付け、
    注文処理は、メニュー表示処理にて受け付けた注文入力をPOSシステムに出力するとともに、当該注文入力に係る金額をメモリの記憶金額から減額する
    セルフオーダー式電子メニュー装置。
  2. メニュー表示処理は、メニューデータベースに登録されている品目のうち、メモリに記憶された金額以下の料金がついた品目のみを表示対象として、メモリに記憶された金額より高い料金の付いた品目は表示手段に表示させない
    請求項1に記載のセルフオーダー式電子メニュー装置。
  3. メニュー表示処理は、メニューデータベースに登録されている品目のうち、メモリに記憶された金額より高い料金がついた品目について、その旨を通知して注文入力の受付対象とする
    請求項1に記載のセルフオーダー式電子メニュー装置。

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