JP2016066250A - 飲食店の顧客用端末およびプログラム - Google Patents

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Takashi Murachi
隆志 村地
和弘 大滝
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和弘 大滝
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Abstract

【課題】飲食店の顧客用端末において、端末が提供するサービスの内容を、アンケートの回答内容に応じて自動的に変更できるものを提供する。
【解決手段】
顧客用端末10は、飲食店の顧客に対してサービスを提供する。顧客用端末10は、顧客の注文を受け付ける、受注機能と、顧客に対してアンケートを実施する、アンケート機能と、アンケートの回答に応じ、顧客に対して異なるサービスを提供する、サービス提供機能とを有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、飲食店の顧客に対してサービスを提供する顧客用端末およびプログラムに関する。
飲食店において、テーブルトップオーダシステムが知られている。たとえば、テーブルに小型のコンピュータ端末を設置し、この端末を介して顧客の注文が入力できるようになっている。このような端末は、顧客に対し、注文用メニューの表示などのサービスを提供する。また、このようなテーブルトップオーダシステムを用いて、顧客に対しアンケートを実施することも知られている。このような構成の例は、たとえば特許文献1に記載される。
特開2003−76907号公報
しかしながら、従来の技術では、端末が提供するサービスの内容を、アンケートの回答内容に応じて自動的に変更することができないため、顧客の嗜好に合ったサービスを提供することが困難であるという問題があった。
たとえば、特許文献1のシステムでは当日の食事代金の割引やクーポン券の交付が行われるが、これらのサービスは端末自体が提供することができず、他の装置(たとえばPOS端末やレジスター装置等)や店員との連携が必要となる。また、特許文献1のシステムでは、端末自体が提供するサービス(たとえば注文用メニューの表示等)は固定されており、アンケートの回答内容に応じて変化しない。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、飲食店の顧客用端末において、端末が提供するサービスの内容を、アンケートの回答内容に応じて自動的に変更できるものを提供することを目的とする。
上述の問題点を解決するため、この発明に係る顧客用端末は、
飲食店の顧客に対してサービスを提供する、顧客用端末であって、
前記顧客の注文を受け付ける、受注機能と、
前記顧客に対してアンケートを実施する、アンケート機能と、
前記アンケートの回答に応じ、前記顧客に対して異なるサービスを提供する、サービス提供機能と
を有する。
前記アンケート機能は、
アンケートに係る質問文を表示する機能と、
前記質問文に対する回答を表す情報の入力を受け付ける機能と、
を含んでもよい。
前記アンケートは複数の質問文を含み、
前記アンケート機能は、第1の質問文に対する回答に応じ、その後に表示される第2の質問文を変更する機能を含んでもよい。
前記顧客用端末は、複数の商品を含むメニューを表示する機能を備え、
前記サービス提供機能は、前記メニューにおける商品の表示順序を前記回答に応じて異ならせて表示する機能を含んでもよい。
前記サービス提供機能は、メニューに関連しない情報を提供する機能を含んでもよい。
前記サービス提供機能は、前記回答に応じて異なる娯楽プログラムを実行する機能を含んでもよい。
また、この発明に係るプログラムは、コンピュータを上述の顧客用端末として機能させる。
この発明に係る顧客用端末およびプログラムによれば、アンケートの回答に応じて異なるサービスを提供するので、顧客の嗜好に合ったサービスを提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る顧客用端末を含む構成の例を示す図である。 図1の顧客用端末の構成の例を示す図である。 顧客用端末のタッチパネルに表示されるメニュー画面の例である。 顧客用端末のタッチパネルに表示されるアンケート画面の例である。 アンケート機能に係る顧客用端末の処理の流れの例を示すフローチャートである。 図2のアンケートDBの構成の例を示す図である。 図6の質問文の関連等を表すツリー図である。 図2のサービスDBに含まれる表の例である。 図2のサービスDBに含まれる表の、別の例である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1に、本発明の実施の形態1に係るテーブルトップオーダシステムの構成の例を示す。テーブルトップオーダシステムは、少なくとも1つの顧客用端末10を備える。顧客用端末10は、飲食店の顧客に対してサービスを提供する。顧客用端末10は、たとえば飲食店の店舗フロア内に配置されている。顧客用端末10は、顧客が飲食店を利用する際に操作できるよう設置されており、たとえばテーブルにつき1つ設けられる。
テーブルトップオーダシステムはアクセスポイント20を備え、顧客用端末10およびアクセスポイント20は、無線ネットワークN1を介して互いに通信可能に構成される。
テーブルトップオーダシステムは、ルーター30、管理用パソコン40、POSレジ50および調理指示端末60を備える。アクセスポイント20、ルーター30、管理用パソコン40、POSレジ50および調理指示端末60は、有線ネットワークN2を介して互いに通信可能に構成され、たとえばすべて厨房およびバックヤードに配置される。有線ネットワークN2はたとえばLANである。
ルーター30は外部の通信ネットワーク(図示せず。たとえばインターネット)と通信可能に構成される。
このような構成により、顧客用端末10は、アクセスポイント20、ルーター30、管理用パソコン40、POSレジ50および調理指示端末60と通信可能となっている。
図2に、顧客用端末10の構成の例を示す。顧客用端末10はコンピュータとしての構成を含み、演算を行う演算手段11と、情報を格納する記憶手段12と、使用者の操作を受け付ける入力手段(図示せず)と、情報を出力する出力手段(図示せず)と、外部の通信ネットワークに対し情報の入出力を受け付ける通信手段(図示せず)とを備える。
たとえば、演算手段11はCPU(中央処理装置)を含み、記憶手段12は半導体メモリおよびHDD(ハードディスクドライブ)等の記憶媒体を含む。入力手段はたとえばタッチパッドを含む。出力手段はたとえば液晶ディスプレイおよびスピーカを含む。入力手段および出力手段を兼ねるタッチパネルが設けられてもよい。このような構成は、たとえば市販の携帯情報端末を用いて構成することができる。
記憶手段12には、アンケートデータベース(アンケートDB)13およびサービスデータベース(サービスDB)14が格納される。アンケートDB13には、アンケートに係る情報(質問文および選択肢等)が記憶される。サービスDB14には、顧客用端末10が提供するサービスに係る情報(提供されるサービスの内容等)が記憶される。これらのDBに記憶される情報の構成については後に詳述する。
また、とくに図示しないが、記憶手段12には、顧客用端末10の動作を規定するプログラムが格納されている。顧客用端末10は、このプログラムを実行することにより、本明細書に記載される機能を実現する。すなわち、このプログラムは、コンピュータを顧客用端末10として機能させる。
管理用パソコン40および調理指示端末60もコンピュータとしての構成を含み、それぞれ、演算を行う演算手段と、情報を格納する記憶手段と、操作を受け付ける入力手段と、情報を出力する出力手段と、外部の通信ネットワークに対し情報の入出力を受け付ける通信手段とを備える。
顧客用端末10は、顧客の注文を受け付ける機能(受注機能)を備える。受注機能は、たとえばタッチパネルによって実現され、たとえば複数の商品を含むメニューを表示する機能と、表示された商品のいずれかに対する指定を受け付ける機能と、指定された商品を表す情報を、通信ネットワーク(この例では無線ネットワークN1)を介して送信する機能とを含む。
図3に、受注機能に関連して顧客用端末10のタッチパネル70に表示されるメニュー画面の例を示す。この例では、メニュー画面は、1つ以上の商品選択ボタン71と、注文ボタン72と、アンケート開始ボタン73と、会計ボタン74とを含む。商品選択ボタン71には対応する商品の写真および名称が表示されており、顧客は所望の商品に対応する商品選択ボタン71を操作してその商品を選択した後、注文ボタン72を操作することによってその商品の注文を行う。
会計ボタン74は、顧客がすべての商品の注文を終了し、会計処理を依頼する際に操作するボタンである。顧客用端末10は、会計ボタン74が操作されると、それまでに受け付けた注文に関する情報を、POSレジ50に送信する機能を備える。
また、顧客用端末10は、顧客に対してアンケートを実施する機能(アンケート機能)を備える。アンケート機能は、たとえばタッチパネル70によって実現され、たとえばアンケートに係る質問文を表示する機能と、表示された質問文に対する回答を表す情報の入力を受け付ける機能とを含む。また、アンケート機能は、回答を表す情報を、通信ネットワーク(この例では無線ネットワークN1)を介して送信する機能を含んでもよい。
図4に、アンケート機能に関連して顧客用端末10のタッチパネル70に表示されるアンケート画面の例を示す。この例では、アンケート画面は、質問文81と、質問文81に対応する複数の選択肢82と、回答決定ボタン83とを含む。顧客は、質問文81に対応する自身の回答を入力する。たとえば、選択肢82の一つが顧客の回答に対応する場合には、顧客は、該当する選択肢82を操作してその選択肢82を選択した後(図4では「2名以下」という選択肢が選択されている)、回答決定ボタン83(「次へ」と表示されている)を操作することによって、その選択肢82に対応する回答を入力する。顧客の選択は、タッチパネル70の該当項目へのタッチにより行われる。なお、図4の例では選択肢82は2つのみであるが、3つ以上の選択肢82が表示されてもよい。
以上のように構成されるテーブルトップオーダシステムの動作を、以下に説明する。
まず、受注機能に係る動作の例について説明する。顧客用端末10にメニュー画面が表示されている状態で、顧客が商品選択ボタン71および注文ボタン72を操作して商品を注文すると、顧客用端末10は、注文された商品に関する情報(注文情報)を調理指示端末60に送信する。その後、顧客用端末10は再びメニュー画面を表示する。
注文情報は、顧客用端末10を識別する端末識別情報と、注文された商品を識別する商品識別情報とを含む。調理指示端末60は、注文された商品を表す情報(商品名等)を表示する。飲食店の調理担当者は、調理指示端末60に表示された情報を見て、商品の調理を開始することができる。調理指示端末60において、表示された情報の消し込み操作が実行可能であってもよい。
次に、アンケート機能に係る動作の例について説明する。
図5は、実施の形態1におけるアンケート機能に係る顧客用端末10の処理の流れの例を示すフローチャートである。
顧客用端末10は、アンケート機能の実行を開始するためのアンケート開始指示を受け付ける(ステップS1)。アンケート開始指示は、たとえばメニュー画面に表示されるアンケート開始ボタン73に対する操作である。
次に、顧客用端末10は、アンケートに係る質問文81および選択肢82を表示する(ステップS2)。この表示は、たとえば図4のアンケート画面に示すように行われる。ここで、質問文81および選択肢82は、顧客用端末10の記憶手段12に事前に格納されていてもよく、アンケート機能の実行に応じて外部(たとえば管理用パソコン40)から受信してもよい。
次に、顧客用端末10は、表示した質問文81に対する回答の入力を受け付ける(ステップS3)。回答の入力は、たとえば上述のように選択肢82および回答決定ボタン83を操作することによって行われる。顧客用端末10は、受け付けた回答を記憶手段12に記憶してもよいし、外部(たとえば管理用パソコン40)に送信してもよい。
実施の形態1では、アンケートは複数の質問文81を含み、1回のアンケートにおいてステップS2およびS3が質問文81の数だけ繰り返される。まず図4に示すように、ステップS2において1つの質問文81および複数の選択肢82を表示するとともに、ステップS3においてその質問文81に対する回答の入力を受け付ける。そして、回答決定ボタン83の操作に応じてその質問文81に対する回答を受け付けた後、次の質問文81および選択肢82を新たに図4に示すように表示する。以下、同様の処理をすべての質問文81について回答が入力されるまで繰り返す。
また、実施の形態1では、アンケート機能は、ある質問文81(第1の質問文)に対する回答に応じ、その後に表示される質問文81(第2の質問文)を変更する機能を含む。
図6および図7を用いて、このような機能を実現する構成の例を説明する。図6は、アンケートDB13の構成の例であり、図7は、図6に示される質問文の関連等を表すツリー図である。
図6の例では、7個の質問文が定義されており、それぞれ一意の質問IDによって識別される。また、各質問文について、複数(この例ではすべて2つ)の選択肢が関連付けられており、各選択肢はそれぞれ一意の選択肢IDによって識別される。また、選択肢の少なくとも1つには、次の質問文を表す質問IDが関連付けられている。さらに、選択肢の少なくとも1つには、サービス(後述)を表すサービスIDが関連付けられている。
まず顧客用端末10は、特定の質問文を表示して回答を受け付ける。この特定の質問文は、たとえば事前に定義しておくことができ、この例では質問IDがQ1である質問文であるとする。なお、以下では、質問IDがQ1である質問文を「質問Q1」と略記する。他の質問ID、選択肢IDおよびサービスIDについても同様に略記する。
たとえば質問Q1への回答として選択肢A11が選択された場合には、次に質問Q2を表示する。また、質問Q1への回答として選択肢A12が選択された場合には、次に質問Q3を表示する。これは、図7のツリー図における最上層の分岐に対応する。このようにして、顧客用端末10はステップS2およびS3を繰り返し実行して、質問文と選択肢とを逐次表示して回答を受け付ける。入力された選択肢に、次の質問IDが関連付けられていない場合には、顧客用端末10はステップS2およびS3の繰り返しを終了する。
次に、顧客用端末10は、入力された回答に応じ、顧客に対するサービスの内容を決定し(ステップS4)、アンケート機能の実行を終了する。アンケート機能の実行を終了すると、顧客用端末10は、たとえば再びメニュー画面を表示する。
その後、顧客用端末10は、決定されたサービスを提供する(ステップS5、サービス提供機能)。すなわち、顧客用端末10はアンケートの回答に応じ、顧客に対して異なるサービスを提供する。
サービスは、たとえば顧客用端末10が単独で顧客に提供できるものである。顧客用端末10が単独で顧客に提供できるサービスは、たとえば、タッチパネル70による文字列、静止画、動画その他の情報の表示や、図示しないスピーカによる音声の出力などを含む。
図6の例では、たとえば質問Q4が表示され、これに対する回答がA41であった場合には、顧客用端末10はサービスSV1を提供すると決定する。このような質問文、回答およびサービスの関係は、図7のツリー図では最下層の分岐に対応する。
図8および図9を用いて、提供されるサービスの例を説明する。図8および図9は、いずれもサービスDB14に含まれる表の例である。図8は、顧客用端末10がサービスとして提供するCM(コマーシャル)動画に関連する情報を表し、図9は、顧客用端末10がサービスとして提供するメニュー表示のレイアウトに関連する情報を表す。図8および図9において、各サービスIDについて、提供されるサービスの内容が定義される。
図8に示すように、サービス提供機能は、アンケートの回答に応じて、異なるCM動画を提供する機能を含む。図8の例では、アンケートの回答に応じて、CM動画の表示開始タイミング、表示継続時間、および対象者が異なっている。なお、「清算確定時」とは、たとえば会計ボタン74が操作された直後のタイミングを意味する。
たとえば、質問Q3に対し選択肢A31が選択されていた場合(すなわち家族での来店の場合)には、サービスSV5またはSV6が提供されることになるが、この場合にはCMの対象者は子供となり、顧客の嗜好に合ったCM動画を提供することができる。
CM動画は、メニューに含まれる商品に関するものであってもよく、メニューに関連しないもの(少なくとも直接的には関連しないもの)であってもよい。たとえば、店舗と契約したスポンサーが準備するCM動画を用いてもよい。また、CM動画の内容は、たとえば顧客用端末10の記憶手段12に予め格納しておいてもよいし、適宜外部(管理用パソコン40等)から受信してもよい。
また、図9に示すように、サービス提供機能は、メニューにおける商品の表示順序を、アンケートの回答に応じて異ならせて表示する機能を含む。また、サービス提供機能は、メニュー表示の余白部分に、アンケートの回答に応じて異なる情報を表示する機能を含む。
たとえば、質問Q2に対し選択肢A21が選択されていた場合(すなわち顧客が急いでいる場合)には、サービスSV1またはSV2が提供されることになるが、この場合にはメニューの表示順序が「提供時間が短い順」となり、顧客の嗜好に合った態様のメニュー表示を提供することができる。
なお、メニューの表示順序と画面上の位置との対応関係については、たとえば図3のように2次元に配列して表示される場合には、最上段の左端の列を第1とし、以下、右に向かって順に第2、第3と進み、右端の列に達したら1つ下の段において同様に左から右に進む、というように定義可能である。ただし、メニューにおける商品の配列方法や、メニューの表示順序と画面上の位置との対応関係についてはこれに限らず、任意の構成としてよい。
また、たとえば、質問Q5に対し選択肢A51が選択されていた場合(すなわち顧客が急いでおらず、かつ星占いが好みである場合)には、サービスSV3が提供されることになり、メニュー表示の余白部分に星占いが表示され、顧客の嗜好に合ったサービスを提供することができる。なお、余白部分に表示される情報は、このようにメニューに関連しないものであってもよいが、メニューに関連するものとしてもよい。
以上説明するように、本発明の実施の形態1によれば、飲食店の顧客用端末10は、顧客に提供するサービスの内容を、アンケートの回答内容に応じて自動的に変更する。アンケートの回答内容は顧客の嗜好を反映したものとなるので、結果として顧客用端末10は、顧客の嗜好に合ったサービスを提供することができる。
上述の実施の形態1において、次のような変形を施すことができる。
受注機能、アンケート機能、メニュー画面、サービスの内容、等は、実施の形態1のものに限らず、任意の公知の技術を用いて実現されてもよい。
顧客用端末10は、アンケート実行前または実行開始後終了前に所定のサービスを実行する機能を備えてもよい。たとえば、アンケート実行前または実行開始後終了前に、所定時間操作がなされなかった場合には、所定のCM動画を表示してもよい。
実施の形態1では、CM動画によるサービスと、CM動画以外のサービスとの2種類のサービスが提供されるが、提供されるサービスは1種類であってもよく、3種類であってもよく、提供されるサービスの数または種類がアンケートの回答によって変化してもよい。また、異なる選択肢に同じサービスが関連付けられてもよい。
サービス提供機能は、メニューに関連しない情報として、実施の形態1に示すもの以外の情報を提供してもよい。たとえば、天気予報、ニュース、交通情報等を表示してもよい。たとえば、アンケートの回答に応じ、顧客が急いでいる場合には交通情報を表示し、急いでいない場合にはニュースを表示するようにすれば、顧客の嗜好に合ったサービスを提供することができる。
また、サービス提供機能は、情報提供以外を目的とする動画等を提供してもよい。たとえば、アンケートの回答に応じ、異なる楽曲や演目の動画や音声を提供してもよい。また、サービス提供機能は、回答に応じて異なる娯楽プログラムを実行する機能を含んでもよい。娯楽プログラムの意味は、当業者が適宜定義可能であるが、例としてゲームプログラム、占いプログラム、等を含む。または、楽曲や演目の動画等を、娯楽プログラムを介して提供してもよい。また、たとえば、星占いを提供する場合に、対戦型の星占いゲームプログラムを実行してもよい。これらの場合において、動画の内容やゲームプログラムは、たとえば顧客用端末10の記憶手段12に予め格納しておいてもよいし、適宜外部(管理用パソコン40等)から受信してもよい。
さらにサービス提供機能は、無料で商品を提供したり、料金の値引きというサービス提供も考えられる。無料で商品を提供するサービスの場合は、無料商品を選択するメニュー画面を表示するように構成すればよく、料金の値引きを提供するサービスの場合は、全体の合計額から値引き額を減算するように構成すればよい。
また学生や高齢者等、予め定めた条件に一致する顧客で構成される、または1名以上含まれるときに一定額の値引きを行うサービスを提供したいときにも、本実施の形態で実現可能である。具体的には、「高校生または大学生ですか?」、「65歳以上の方はいらっしゃいますか?」等の質問文を用意しておき、選択肢に応じて、値引きのサービスを行うように構成すればよい。また値引きを行う前に、何等かの証明書提示を必要とするように構成する場合は、サービス提供機能は飲食代を確定する前に、店員に対して、「証明書の確認が要」であることを顧客用端末10に表示し、店員から「確定」の入力を受け付けてから、値引きを行った金額で飲食代を確定するように構成することができる。
さらに今後、一定の条件に該当する人は、飲食代に係る税金が通常の税率より軽減される可能性がある。税率を変更するかどうか決定するサービスを提供するときも、本実施の形態で実現可能である。値引きサービスと同様に、一定の条件に該当する候補を、質問文に対する選択肢で選別し、店員に税率を確定させるように構成すれば良い。会計時より前に税率を確定させることができるので、会計時の煩雑さを軽減でき、利便性を向上させることができる。
実施の形態1では、顧客用端末10が単独で提供できるサービスのみを示している。たとえば、CM動画やメニューの表示は、アンケートの終了後、POSレジ50や管理用パソコン40と通信することなく実行可能である。しかしながら、これらの他に、顧客用端末10が外部の構成要素と連携して実現するサービスを含んでもよい。たとえば、回答に応じ、コーラのクーポン券(サービスSV1に関連付けてもよい)、ジュースのクーポン券(サービスSV2に関連付けてもよい)、次回来店時の優先予約サービス券(サービスSV5に関連付けてもよい)、誕生祝いカード(サービスSV6に関連付けてもよい)、次回来店時に特定商品を無料提供するプレゼント券(サービスSV7に関連付けてもよい)、人数分のソフトドリンク券(サービスSV8に関連付けてもよい)等を発券する命令をPOSレジ50に送信し、これに応じてPOSレジ50または店員が当該クーポン券等を発券してもよい。
テーブルトップオーダシステムのネットワーク構成は図1に示すものに限らない。たとえば、無線ネットワークN1に代えて有線ネットワークを用いてもよく、有線ネットワークN2に代えて無線ネットワークを用いてもよく、無線ネットワークN1および有線ネットワークN2を単一のネットワークにより構成してもよい(この場合アクセスポイント20は省略可能である)。また、テーブルトップオーダシステムは外部のネットワークと通信しないものであってもよい(この場合ルーター30は省略可能である)。
POSレジ50は、顧客用端末10と通信可能である必要はない。たとえば、注文の内容を店員が確認してPOS用携帯端末からPOSレジ50に送信可能であるような構成においては、POSレジ50がテーブルトップオーダシステムから独立していても会計処理は可能である。
アンケートの開始タイミング(すなわち図5の処理のステップS1の実行タイミング)は、アンケート開始ボタン73に限らない。たとえば顧客用端末10が所定時間操作されなかった場合にアンケートが開始されてもよく、その他のタイミングまたは条件に応じて開始されてもよい。
実施の形態1ではアンケートの回答は逐次入力されるが、変形例として、複数の回答をまとめて入力するよう構成してもよい。たとえば、ステップS2において複数の質問文81と選択肢82とを同時に表示するとともに、ステップS3において各質問文81に対する回答を受け付け、回答決定ボタン83に対する一度の操作で複数の回答を入力可能としてもよい。
また、実施の形態1ではアンケートは複数の質問を含むが、変形例としてアンケートを単一の質問文81のみで構成してもよい。この場合には、ステップS2およびS3は1回のアンケートにつき各1回のみ実行される。
実施の形態1では、質問文は図7のように3階層の構造をもって定義されているが、階層の数は3に限らない。また、実施の形態1では最後の質問文に対する回答(図7の最下層の回答)にサービスが関連付けられているが、これ以外の層の回答にサービスが関連付けられてもよく、また、最下層の回答にサービスが関連付けられない場合があってもよい。
選択肢とサービスが1対1で関連付けられないものであってもよい。たとえば、顧客用端末10は、複数の質問文に対する回答に基づき、条件分岐やパターンマッチング等によってサービスを決定してもよい。
実施の形態1では1回のアンケートにより2通りのサービスが選択されることになるが、サービスの数は適宜変更可能である。また、回答によってはサービスを提供しないと決定してもよい。
アンケートに対する回答は、図4に示すように選択肢82を用いたものに限らない。たとえば回答として任意の文字列の入力を受け付けてもよい。これはタッチパネル70にキーボードを表示する等により実現することができる。また、実施の形態1では、回答に応じてその後の質問文が変更されるが、表示される質問文は固定であってもよい。また、アンケートは、回答を入力できるものであれば、ディスプレイに質問文を表示する形式のものに限らない。
メニューに関連する情報、アンケートDB13、サービスDB14は、管理用パソコン40に記憶されてもよく、管理用パソコン40は、これらの情報を適宜顧客用端末10に送信してもよい。また、管理用パソコン40は、外部のコンピュータ(たとえば本部システムのコンピュータ)とルーター30を介して接続されてもよく、これらの情報を外部のコンピュータから受信してもよい。
10 顧客用端末、70 タッチパネル、71 商品選択ボタン、72 注文ボタン、73 アンケート開始ボタン、74 会計ボタン、81 質問文、82 選択肢(回答)、83 回答決定ボタン。
上述の問題点を解決するため、この発明に係る顧客用端末は、
飲食店の顧客に対してサービスを提供する、顧客用端末であって、
前記顧客の注文を受け付ける、受注機能と、
前記顧客に対してアンケートを実施する、アンケート機能と、
前記アンケートの回答に応じ、前記顧客に対して異なるサービスを提供する、サービス提供機能と
複数の商品を含むメニューを表示する機能と
を有し、
前記サービス提供機能は、前記メニューにおける商品の表示順序を前記回答に応じて異ならせて表示する機能を含む
前記アンケート機能は、
アンケートに係る質問文を表示する機能と、
前記質問文に対する回答を表す情報の入力を受け付ける機能と、
を含んでもよい。
前記アンケートは複数の質問文を含み、
前記アンケート機能は、第1の質問文に対する回答に応じ、その後に表示される第2の質問文を変更する機能を含んでもよい
記サービス提供機能は、メニューに関連しない情報を提供する機能を含んでもよい。
前記サービス提供機能は、前記回答に応じて異なる娯楽プログラムを実行する機能を含んでもよい。

Claims (7)

  1. 飲食店の顧客に対してサービスを提供する、顧客用端末であって、
    前記顧客の注文を受け付ける、受注機能と、
    前記顧客に対してアンケートを実施する、アンケート機能と、
    前記アンケートの回答に応じ、前記顧客に対して異なるサービスを提供する、サービス提供機能と
    を有する、顧客用端末。
  2. 前記アンケート機能は、
    アンケートに係る質問文を表示する機能と、
    前記質問文に対する回答を表す情報の入力を受け付ける機能と、
    を含む、請求項1に記載の顧客用端末。
  3. 前記アンケートは複数の質問文を含み、
    前記アンケート機能は、第1の質問文に対する回答に応じ、その後に表示される第2の質問文を変更する機能を含む、請求項1または2に記載の顧客用端末。
  4. 前記顧客用端末は、複数の商品を含むメニューを表示する機能を備え、
    前記サービス提供機能は、前記メニューにおける商品の表示順序を前記回答に応じて異ならせて表示する機能を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の顧客用端末。
  5. 前記サービス提供機能は、メニューに関連しない情報を提供する機能を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の顧客用端末。
  6. 前記サービス提供機能は、前記回答に応じて異なる娯楽プログラムを実行する機能を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の顧客用端末。
  7. コンピュータを、請求項1〜6に記載の顧客用端末として機能させるプログラム。
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