JP6877390B2 - 注文管理システム、注文管理サーバ、注文管理端末、およびプログラム - Google Patents

注文管理システム、注文管理サーバ、注文管理端末、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6877390B2
JP6877390B2 JP2018140272A JP2018140272A JP6877390B2 JP 6877390 B2 JP6877390 B2 JP 6877390B2 JP 2018140272 A JP2018140272 A JP 2018140272A JP 2018140272 A JP2018140272 A JP 2018140272A JP 6877390 B2 JP6877390 B2 JP 6877390B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
order
message
time
order management
customer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018140272A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020017113A (ja
Inventor
雄大 植田
雄大 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Recruit Holdings Co Ltd
Original Assignee
Recruit Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Recruit Holdings Co Ltd filed Critical Recruit Holdings Co Ltd
Priority to JP2018140272A priority Critical patent/JP6877390B2/ja
Publication of JP2020017113A publication Critical patent/JP2020017113A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6877390B2 publication Critical patent/JP6877390B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、レストランなどで利用客の注文を管理する、注文管理システム、注文管理サーバ、注文管理端末、およびプログラムに関する。
飲食店においては、利用客の満足度を高めるため、注文を受けてから料理を提供するまでの時間が長くなりすぎないようにするための技術が導入されている。例えば、特許文献1には、料理の注文から配膳までの経過時間を算出して配膳指示伝票や勘定伝票に印字するシステムが開示されている。飲食店の担当者は、料理の提供の際に経過時間を確認し、提供が遅れた場合には利用客に謝罪することができる。
特開2014−153946号公報
従来のシステムでは、注文を受けてから料理を提供するまでの経過時間についての情報は、料理の提供が遅れたことを把握する目的で使用されている。一方、料理が早く提供できたことを従業員にタイムリーに知らせることは行われていなかった。配膳担当者や調理担当者にとっては、注文の受付から料理の提供までの一連の作業がうまく運んだ場合のフィードバック情報は、調理順や作業手順などの改善に有用な情報である。また、結果がよかった(提供が早かった)ことよりも、悪かった(提供が遅かった)ことにばかり焦点を当てることは、従業員のモチベーションを低下させることにも繋がるという問題があった。
本発明は、以上説明した事情を鑑みてなされたものであり、料理提供時間が早かった場合と遅かった場合の情報を、業務の改善に効果的な形で従業員に提供することを目的の一つとする。
本発明の一実施形態に係る注文管理システムは、利用客の注文を管理する、注文管理システムであって、
前記利用客の注文を受け付ける注文管理端末と、
前記注文管理端末を介して受け付けた注文を管理する注文管理サーバと、を備え、
前記注文管理端末は、
受け付けた注文の情報を表示装置に表示する注文内容表示部と、
前記表示装置上で、前記利用客への対応が完了した注文を指定する操作入力を受け付ける完了操作受付部と、
前記利用客への対応が完了した注文の情報を前記注文管理サーバに送信する完了報告部と、を備え、
前記注文管理サーバは、
注文を受け付けた時刻と、前記利用客への対応が完了した注文の情報を受信した時刻に基づいて、当該注文への対応に要した時間を算出する時間算出部と、
前記注文への対応に要した時間に基づいて、前記注文管理端末の前記表示装置に表示するメッセージを決定するメッセージ決定部と、
決定したメッセージを前記注文管理端末に送信するメッセージ送信部と、を備えたものである。
また、前記メッセージ決定部は、前記注文が前記利用客による初回の注文か2回目以降の注文かの区別と、前記注文への対応に要した時間に基づいて、前記注文管理端末の前記表示装置に表示するメッセージを決定するようにしてもよい。
また、前記メッセージ決定部は、前記注文への対応に要した時間が推奨時間以内であるか否かに基づいて、前記注文管理端末の前記表示装置に表示するメッセージを決定するようにしてもよい。
また、前記メッセージ決定部は、ある利用客による注文への対応に要した時間が全て推奨時間以内であったか否かに基づいて、前記注文管理端末の前記表示装置に表示するメッセージを決定するようにしてもよい。
また、前記メッセージ送信部は、前記注文管理端末から、前記利用客への対応が完了した注文の情報を受信した際に、前記決定したメッセージを前記注文管理端末に送信するようにしてもよい。
本発明によれば、料理提供時間が早かった場合と遅かった場合の情報を、業務の改善に効果的な形で従業員に提供することができる。
本発明の実施形態に係る注文管理システム1の構成を示す図。 本発明の実施形態に係るメッセージ管理テーブルDB2の例を示す図。 本発明の実施形態に係る注文管理端末20の構成を示す図。 本発明の実施形態に係る注文受付から料理提供までのフローチャート。 本発明の実施形態に係る注文管理端末20へのメッセージ通知処理のフローチャ ート。 本発明の実施形態に係る注文管理端末20のタッチパネルに表示されるメッセー ジを例示する図。 本発明の実施形態に係る注文管理端末20のタッチパネルに表示されるメッセー ジを例示する図。 本発明の実施形態に係る注文管理端末20のタッチパネルに表示されるメッセー ジを例示する図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
実施の形態
図1は、本実施形態に係る注文管理システム1の構成を示す図である。
図1に示すように、注文管理システム1は、注文管理サーバ10と、注文管理端末20を含んでいる。注文管理サーバ10と注文管理端末20は、通信ネットワークNを介して接続される。通信ネットワークNは、例えば、インターネット、LAN、電話回線、企業内ネットワーク、移動体通信網、ブルートゥース(登録商標)、WiFi(Wireless Fidelity)、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。また、注文管理端末20は複数含まれていてもよい。また、注文管理サーバ10は、会計時に会計処理を行うためのレジ端末や、厨房に設置され注文伝票を印刷するキッチンプリンターなどとも通信ネットワークNを介して接続されていてもよい。
本実施形態では、注文管理システム1は、来店した利用客をテーブルに案内した後、接客係が注文を受けて注文内容を厨房の調理係に伝え、料理が出来たら接客係がテーブルまで料理を運ぶという流れで料理を提供する飲食店で使用される。また、本実施形態では、注文管理サーバ10は1つの飲食店における注文を管理するが、注文管理サーバ10は、複数の飲食店で用いられる注文管理端末20と通信することで、各店舗における注文を管理するようにしてもよい。
注文管理サーバ10は、飲食店の従業員が注文管理端末20を介して入力する利用客の注文情報を管理する。注文管理サーバ10は、汎用的なコンピュータであり、1台のコンピュータで構成されていてもよいし、通信ネットワークN上に分散する複数のコンピュータから構成されていてもよい。注文管理サーバ10は、制御装置(時間算出部、メッセージ決定部、メッセージ送信部)11と、外部記憶装置12を備えている。制御装置11は、ハードウェアとして、CPU、ROMやRAM等のメモリ、入力インタフェース、出力インタフェース、通信インタフェース及びこれらを結ぶバス等を備えている。制御装置11は、CPUがROM等に格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。
外部記憶装置12は、ハードディスクドライブ等である。外部記憶装置12は、注文管理テーブルDB1と、メッセージ管理テーブルDB2を備えている。
注文管理テーブルDB1には、接客係が利用客から受け付けた注文内容が登録されている。具体的には、例えば1レコードに、注文番号、テーブル番号、注文種別、メニュー名、数量、ステータス(提供済・未済)、注文受付時刻、料理提供完了時刻などの情報が記録されている。注文種別は、初回の注文であることを表す「新規」と、2回目以降の注文であることを表す「通常」が含まれる。ステータスは、注文が受け付けられてから料理提供が完了するまでは「未済」であり、料理提供が完了すると「提供済」となる。
メッセージ管理テーブルDB2には、所定の条件が成立したときに、注文管理端末20に表示されるメッセージの情報が登録されている。メッセージは、後述するように、接客係がテーブルに料理を提供し、注文管理端末20で注文のステータスを提供済に更新する操作を行った際に、条件に応じて注文管理端末20に表示される。
図2は、メッセージ管理テーブルDB2の例を示す図である。図2の例では、1レコードに、番号、メッセージ、対象データ、表示条件、優先度の情報が記録されている。メッセージは、注文管理端末20に表示されるメッセージの内容である。対象データは、当該メッセージを表示する対象となる注文種別(新規または通常)である。また、表示条件は、当該メッセージを表示するか否かを判断する条件である。具体的には、料理が所定の時間内に提供できたかどうかが条件となる。優先度は、複数のメッセージが表示条件を満たした場合に、実際に注文管理端末20に表示するメッセージを選択するための優先度である。
例えば、メッセージ1は、各テーブルの新規の注文のレコードのステータスが全て基準時間内に「提供済」となった場合に表示される。推奨時間は、注文受付から料理提供までにかかる料理提供時間の基準値であり、推奨時間以内に提供されれば合格(早く提供できた)と判断される。推奨時間は注文種別によって異なっていてもよい。例えば、「新規」の注文の場合には、できるだけ早く提供することが望ましいため、短め(例えば、10分)とし、「通常」の注文の場合には、新規の場合よりも長め(例えば、15分)に設定してもよい。また、メニューによって推奨時間を変えるようにしてもよい。例えば、ビールなどの飲み物は短めに設定し、料理は飲み物よりも長い時間に設定してもよい。
メッセージ2は、各テーブルの新規の注文のいずれかのレコードのステータスが最初に「提供済」になった際、推奨時間内であれば表示される。同様に、メッセージ3は、各テーブルの通常の注文のレコードのステータスが全て推奨時間内に「提供済」となった場合に表示され、メッセージ4は、各テーブルの通常の注文のいずれかのレコードのステータスが最初に「提供済」になった際、推奨時間内であれば表示される。
メッセージ5は、各テーブルの全注文(新規も通常も含む)について、レコードのステータスが「提供済」となったタイミングが警告時間経過後であるものが2件以上となった際に表示される。警告時間は、料理の提供が遅れたと判断する基準値(例えば、30分)である。
注文管理端末20は、接客係が利用客からの注文を入力したり、料理の提供が済んだ注文については、提供済に更新する際に使用する携帯端末であり、専用端末の他、タブレット端末、スマートフォン、ノートPC(Personal Computer)など、通信ネットワークNを介して注文管理サーバ10とデータの授受が可能なあらゆる端末装置を利用することができる。
図3は、注文管理端末20の構成を示す図である。図3に示すように、注文管理端末20は、プロセッサ(注文内容表示部、完了操作受付部、完了報告部、メッセージ受信部、メッセージ表示部)201、タッチパネル202、通信ネットワークNに接続するための通信インタフェース203、ディスクドライブまたは半導体メモリ(ROM、RAMなど)などの記憶装置204を備えている。
プロセッサ201は、CPUが記憶装置204に格納されている各種プログラムを実行することで注文管理端末20の各部を中枢的に制御する。
タッチパネル202には、注文入力画面や注文表示画面等が表示され、接客係は、注文入力画面を操作して利用客の注文を入力する。また、注文表示画面には、注文管理テーブルDB1に登録されている注文の情報が表示される。また、料理を提供した際に提供済に更新する操作を行うことができる。
通信インタフェース203は、通信ネットワークNを介して他の装置と通信をするためのハードウェアモジュールである。
記憶装置204は、例えば、ディスクドライブまたは半導体メモリ(ROM、RAMなど)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。記憶装置204には、オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、各種データ等が格納される。また、記憶装置204には、これら各種プログラムや各種データのほか、プロセッサ201が実行することにより、注文管理サーバ10と連携して注文管理を行うためのコンピュータプログラムが記憶されている。
次に、本実施形態による注文受付から料理提供までの流れについて、図4のフローチャートを用いて説明する。
接客係は、注文管理端末20に注文入力画面を表示し、利用客からの注文を受けて入力する(ステップS101)。具体的には、例えば、まず、タッチパネル202に表示されたテーブル番号ボタンを操作してテーブルを選択する。さらに、タッチパネル202に表示されたメニューボタンを操作して料理を選択し、数量を入力する。
入力された注文内容は、注文管理サーバ10に送信される(ステップS102)。注文管理サーバ10は、受信した注文内容を注文管理テーブルDB1に記録する(ステップS103)。例えば、テーブル02において、初回(新規)注文として、「生ビール中ジョッキ(数量:4)」、「枝豆(数量:1)」、「牡蠣フライ(数量:1)」を受け付けた場合、注文管理テーブルDB1に、(注文番号「001」、テーブル番号「02」、注文種別「新規」、メニュー名「生ビール中ジョッキ」、数量「4」、ステータス「未済」、注文受付時刻「18:00」、料理提供完了時刻「−」)、(注文番号「002」、テーブル番号「02」、注文種別「新規」、メニュー名「枝豆」、数量「1」、ステータス「未済」、注文受付時刻「18:00」、料理提供完了時刻「−」)、(注文番号「003」、テーブル番号「02」、注文種別「新規」、メニュー名「牡蠣フライ」、数量「1」、ステータス「未済」、注文受付時刻「18:00」、料理提供完了時刻「−」)、の3レコードが登録される。
登録された注文内容は、厨房のキッチンプリンター等に送信され、注文伝票が印刷される(ステップS104)。厨房の調理係は、注文伝票に基づいて調理を行う(ステップS105)。
料理が完成したら、接客係が料理を受け取り、対象のテーブルまで料理を運ぶ(ステップS106)。この時、接客係は、注文管理端末20を操作して注文表示画面を表示し、当該注文を提供済のステータスに更新する操作を行う(ステップS107)。
注文管理端末20は、ステータスの更新操作に基づいて、注文管理サーバ10に、料理提供完了情報を送信する(ステップS108)。料理提供完了情報には、ステータス更新操作が行われた注文の注文番号と、更新後のステータス(提供済)が含まれる。
注文管理サーバ10は、受信した料理提供完了情報に基づいて、注文管理テーブルDB1の対応するレコードのステータスと料理提供完了時刻を更新する(ステップS109)。料理提供完了時刻は、例えば料理提供完了情報を受信した時間とする。例えば、注文番号「001」の生ビール中ジョッキ(数量4)の料理提供完了情報を18:09に受信した場合には、当該レコードが注文番号「001」、テーブル番号「02」、注文種別「新規」、メニュー名「生ビール中ジョッキ」、数量「4」、ステータス「提供済」、注文受付時刻「18:00」、料理提供完了時刻「18:09」に更新される。
次に、本実施形態による注文管理端末20へのメッセージ通知処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。注文管理端末20へのメッセージ通知は、注文管理サーバ10が注文管理端末20から料理提供完了情報を受信したタイミングで行われる。
注文管理サーバ10は、注文管理端末20から料理提供完了情報を受信し、注文管理テーブルDB1の対応するレコードのステータスと料理提供完了時刻を更新すると(ステップS201:YES)、注文管理テーブルDB1を参照し、ステータスが「提供済」に更新された(料理の提供が完了した)レコードの内容と、メッセージ管理テーブルDB2の各メッセージの対象データおよび表示条件に基づいて、注文管理端末20へ通知するメッセージを決定する処理を行う。
まず、注文管理サーバ10は、メッセージ管理テーブルDB2から、ステータスが「提供済」のレコードが対象データとなるメッセージを抽出する(ステップS202)。具体的には、レコードの注文種別が「新規」であれば、図2に示すメッセージ1,2,5を抽出する。
さらに、注文管理サーバ10は、ステータスが「提供済」になったレコードの料理提供時間を算出する(ステップS203)。料理提供時間は、注文管理テーブルDB1に記録された「料理提供完了時刻」から「注文受付時刻」を引いた値とすることができる。例えば、注文受付時刻「18:00」、料理提供完了時刻「18:09」であれば、料理提供時間は9分となる。
注文管理サーバ10は、算出した料理提供時間等に基づいて、抽出されたメッセージの中で表示条件が成立するものを選択する(ステップS204)。例えば、テーブル番号「02」の「新規」の注文のすべてのレコードのステータスが「提供済」であり、料理提供時間が推奨時間内であれば、メッセージ1が選択される。また、テーブル番号「02」の「新規」の注文のうちの1件のみのステータスが「提供済」であり、かつ料理提供時間が推奨時間内であれば、メッセージ2が選択される。一方、テーブル番号「02」の「新規」の注文のすべてのレコードのステータスが「提供済」であるが、そのうちの2件の料理提供時間が警告時間を超えている場合には、メッセージ5が選択される。
注文管理サーバ10は、選択したメッセージを、注文管理端末20に送信する(ステップS205)。注文管理端末20は、受信したメッセージをタッチパネル202に表示する(ステップS206)。図6〜8は、タッチパネル202に表示される画面の例を示す図である。図6は、メッセージ1を表示した例であり、図に示すように、注文表示画面上にメッセージ1の内容M1(「Great!(新)(大宴会用テーブル1)全て時間内に出せました!」)が表示される。図7は、メッセージ4を表示した例であり、注文表示画面上にメッセージ4の内容M4(「Good!(大宴会用テーブル2)1品目は時間内に出せました!」)が表示される。図8は、メッセージ5を表示した例であり、注文表示画面上にメッセージ5の内容M5(「Bad…(大宴会用テーブル1)2品以上遅れてしまいました…」)が表示される。なお、「Great!」や「Good!」の代わりに、視覚的に分かりやすい記号や図柄を表示するようにしてもよい。例えば、「Great!」の場合は星印を3つ、「Good!」ならば星印を2つ並べて表示するようにしてもよい。また、「Bad…」の場合には、警告マークなどを表示するようにしてもよい。
接客係は、注文管理端末20に表示されたメッセージを見ることにより、テーブル単位で、料理が時間内に提供できているかどうかを知ることができる。さらに、接客係がこの結果を調理係に伝えることで、調理係は、テーブル間でのばらつきがでないように、調理の順番などの段取りを調整することができる。また、料理が早く提供できたことを知らせるメッセージを通知することにより、モチベーションの向上にも繋がる。
なお、複数のメッセージが表示条件を満たした場合には、メッセージの優先度が最も高いものを表示するようにしてもよい。例えば、あるテーブルにおいて、新規の注文2品の提供が遅れて警告時間を超えてしまい、2回目の注文(通常の注文)の全商品と提供が同時になった場合(2回目の注文の提供は推奨時間内)、メッセージ3と5がどちらも表示条件を満たしている。この場合、優先度の高いメッセージ3が注文管理端末20に表示される。
また、「新規」と「通常」以外の注文種別を設けるようにしてもよい。例えば、前回の注文から長時間(例えば、30分以上)経過後の注文を、「通常」とは別の注文種別として管理し、例えば「新規」の注文と同様に推奨時間を短めに設定するようにしてもよい。前回の注文から長時間経過している場合には、テーブルの上に飲み物や料理が無くなっている可能性が高いため、新規の注文と同様に早めに飲み物や料理を提供するように調整することができる。
以上のように、本実施形態によれば、注文管理端末20において注文を受け付けてから、テーブルへの品物の提供が完了するまでにかかった時間に基づいて、注文管理端末20にメッセージを表示するようにした。特に、推奨時間内に提供できた場合には肯定的なメッセージを注文管理端末20に表示するようにした。これにより、注文の受付から料理の提供までの一連の作業がうまく運んだ場合のフィードバック情報が得られるため、接客係や調理係などの従業員が今後の作業手順などの指針とすることができる。また、提供時間が遅かった場合などの否定的な内容の通知だけでなく、肯定的な通知を積極的に通知するようにしたので、従業員のモチベーションの向上に繋げることもできる。
また、新規の注文と2回目以降の注文を区別して管理し、注文の種別によって、料理提供が早かったかどうかを判断する基準(推奨時間)も変えるようにしたので、新規の注文は早めに提供することを心掛けるなどの方針に対応したメッセージを通知することができる。
また、各テーブルの注文が推奨時間内に全て出せた場合などにメッセージを出すようにしたので、テーブル単位での対応状況を容易に把握することができ、各テーブルへのサービスに大きな不均衡が生じないように調整することができる。
また、メッセージは、注文管理端末20から料理提供完了情報を受信したタイミングで表示するようにしたので、接客係がメッセージを確認しやすいタイミングでメッセージを通知することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。例えば、上述した各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更し、または並列に実行することができる。
1…注文管理システム
10…注文管理サーバ
11…制御装置
12…外部記憶装置
20…注文管理端末
201…プロセッサ
202…タッチパネル
203…通信インタフェース
204…記憶装置
DB1…注文管理テーブル
DB2…メッセージ管理テーブル
N…通信ネットワーク

Claims (8)

  1. 利用客の注文を管理する、注文管理システムであって、
    従業員が前記利用客の注文を受け付ける注文管理端末と、
    前記注文管理端末を介して受け付けた注文を管理する注文管理サーバと、を備え、
    前記注文管理端末は、
    受け付けた注文の情報を表示装置に表示する注文内容表示部と、
    前記表示装置上で、前記利用客への対応が完了した注文を指定する操作入力を受け付ける完了操作受付部と、
    前記利用客への対応が完了した注文の情報を前記注文管理サーバに送信する完了報告部と、を備え、
    前記注文管理サーバは、
    注文を受け付けた時刻と、前記利用客への対応が完了した注文の情報を受信した時刻に基づいて、当該注文への対応に要した時間を算出する時間算出部と、
    前記注文への対応に要した時間に基づいて、前記注文管理端末の前記表示装置に表示する従業員に対するメッセージを決定するメッセージ決定部と、
    決定したメッセージを前記注文管理端末に送信するメッセージ送信部と、を備え、
    前記メッセージ決定部は、
    複数の候補メッセージの中から、前記注文への対応に要した時間が、メッセージ毎に定められた表示条件を満たしてるメッセージを、表示するメッセージとして決定し、
    前記表示条件は、前記注文への対応に要した時間が推奨時間以内であるか否かを含み、前記メッセージ決定部は、前記注文への対応に要した時間が前記推奨時間以内である場合には、従業員の対応を肯定する内容のメッセージを前記表示装置に表示するメッセージとして決定する、注文管理システム。
  2. 前記メッセージ決定部は、
    前記注文が前記利用客による初回の注文か2回目以降の注文かの区別と、前記注文への対応に要した時間に基づいて、前記注文管理端末の前記表示装置に表示するメッセージを決定する請求項1に記載の注文管理システム。
  3. 前記メッセージ決定部は、
    ある利用客による注文への対応に要した時間が全て推奨時間以内であったか否かに基づいて、前記注文管理端末の前記表示装置に表示するメッセージを決定する請求項1または2に記載の注文管理システム。
  4. 前記メッセージ送信部は、
    前記注文管理端末から、前記利用客への対応が完了した注文の情報を受信した際に、前記決定したメッセージを前記注文管理端末に送信する請求項1から3のいずれか1項に記載の注文管理システム。
  5. 利用客の注文を管理する注文管理サーバであって、
    注文管理端末を介して注文を受け付けた時刻と、前記利用客への対応が完了した注文の情報を受信した時刻に基づいて、当該注文への対応に要した時間を算出する時間算出部と、
    前記注文への対応に要した時間に基づいて、前記注文管理端末の前記表示装置に表示する従業員に対するメッセージを決定するメッセージ決定部と、
    決定したメッセージを前記注文管理端末に送信するメッセージ送信部と、を備え、
    前記メッセージ決定部は、
    複数の候補メッセージの中から、前記注文への対応に要した時間が、メッセージ毎に定められた表示条件を満たしてるメッセージを、表示するメッセージとして決定し、
    前記表示条件は、前記注文への対応に要した時間が推奨時間以内であるか否かを含み、前記メッセージ決定部は、前記注文への対応に要した時間が前記推奨時間以内である場合には、従業員の対応を肯定する内容のメッセージを前記表示装置に表示するメッセージとして決定する、注文管理サーバ。
  6. 従業員が利用客の注文を受け付ける注文管理端末であって、
    受け付けた注文の情報を表示装置に表示する注文内容表示部と、
    前記表示装置上で、前記利用客への対応が完了した注文を指定する操作入力を受け付ける完了操作受付部と、
    前記利用客への対応が完了した注文の情報を注文管理サーバに送信する完了報告部と、
    前記注文管理サーバから、注文を受け付けた時刻と利用客への対応が完了した時刻に基づいて決定された従業員に対するメッセージを受信するメッセージ受信部と、
    前記注文管理サーバから受信したメッセージを前記表示装置に表示するメッセージ表示部と、を備え、
    前記メッセージ受信部は、
    複数の候補メッセージの中から、前記注文を受け付けた時刻から前記利用客への対応が完了した時刻までに要した時間が、メッセージ毎に定められた表示条件を満たしてるメッセージを受信し、
    前記表示条件は、前記要した時間が推奨時間以内であるか否かを含み、前記メッセージ受信部は、前記要した時間が前記推奨時間以内である場合には、従業員の対応を肯定する内容のメッセージを受信する、注文管理端末。
  7. 利用客の注文を管理するコンピュータを、
    注文管理端末を介して注文を受け付けた時刻と、前記利用客への対応が完了した注文の情報を受信した時刻に基づいて、当該注文への対応に要した時間を算出する時間算出部と、
    前記注文への対応に要した時間に基づいて、前記注文管理端末の前記表示装置に表示する従業員に対するメッセージを決定するメッセージ決定部と、
    決定したメッセージを前記注文管理端末に送信するメッセージ送信部と、して機能させ、
    前記メッセージ決定部は、
    複数の候補メッセージの中から、前記注文への対応に要した時間が、メッセージ毎に定められた表示条件を満たしてるメッセージを、表示するメッセージとして決定し、
    前記表示条件は、前記注文への対応に要した時間が推奨時間以内であるか否かを含み、前記メッセージ決定部は、前記注文への対応に要した時間が前記推奨時間以内である場合には、従業員の対応を肯定する内容のメッセージを前記表示装置に表示するメッセージとして決定する、プログラム。
  8. 利用客の注文を受け付けるコンピュータを、
    受け付けた注文の情報を表示装置に表示する注文内容表示部と、
    前記表示装置上で、前記利用客への対応が完了した注文を指定する操作入力を受け付ける完了操作受付部と、
    前記利用客への対応が完了した注文の情報を注文管理サーバに送信する完了報告部と、
    前記注文管理サーバから、注文を受け付けた時刻と利用客への対応が完了した時刻に基づいて決定された従業員に対するメッセージを受信するメッセージ受信部と、
    前記注文管理サーバから受信したメッセージを前記表示装置に表示するメッセージ表示部と、して機能させ、
    前記メッセージ受信部は、
    複数の候補メッセージの中から、前記注文を受け付けた時刻から前記利用客への対応が完了した時刻までに要した時間が、メッセージ毎に定められた表示条件を満たしてるメッセージを受信し、
    前記表示条件は、前記要した時間が推奨時間以内であるか否かを含み、前記メッセージ受信部は、前記要した時間が前記推奨時間以内である場合には、従業員の対応を肯定する内容のメッセージを受信する、プログラム。
JP2018140272A 2018-07-26 2018-07-26 注文管理システム、注文管理サーバ、注文管理端末、およびプログラム Active JP6877390B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018140272A JP6877390B2 (ja) 2018-07-26 2018-07-26 注文管理システム、注文管理サーバ、注文管理端末、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018140272A JP6877390B2 (ja) 2018-07-26 2018-07-26 注文管理システム、注文管理サーバ、注文管理端末、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020017113A JP2020017113A (ja) 2020-01-30
JP6877390B2 true JP6877390B2 (ja) 2021-05-26

Family

ID=69580390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018140272A Active JP6877390B2 (ja) 2018-07-26 2018-07-26 注文管理システム、注文管理サーバ、注文管理端末、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6877390B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11143943A (ja) * 1997-11-07 1999-05-28 Seiko Instruments Inc 注文データ管理装置
JP2004086244A (ja) * 2002-08-22 2004-03-18 Mitsui Sumitomo Insurance Co Ltd 進行状況管理システム、進行状況管理装置、進行状況管理方法、及びプログラム
JP2009053825A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Hitachi Software Eng Co Ltd オーダ処理システム及びオーダ処理プログラム
US8620753B2 (en) * 2010-04-14 2013-12-31 Restaurant Technology, Inc. Restaurant management system and method
JP6019921B2 (ja) * 2012-08-20 2016-11-02 株式会社寺岡精工 オーダリングシステムおよびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020017113A (ja) 2020-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6230578B2 (ja) 注文管理サーバ、注文システム、及びプログラム
JP5514968B1 (ja) 商品情報提供システム
JP6277171B2 (ja) 順番管理システム、順番管理装置および順番管理プログラム
JP2009157421A (ja) セルフオーダシステム
JP2023073305A (ja) 通信装置、通信方法、プログラム、および通信システム
JP5899137B2 (ja) 情報処理装置、商品注文システム及び制御プログラム
JP2009163309A (ja) オーダリングシステム,注文管理方法及び注文管理用プログラム
JP7541260B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
JP6877390B2 (ja) 注文管理システム、注文管理サーバ、注文管理端末、およびプログラム
JP4069048B2 (ja) 注文管理システム
JP7340342B2 (ja) オーダー管理装置、オーダー管理システム、およびプログラム
JP7437647B2 (ja) 情報システム、ユーザ端末、サーバ装置、厨房端末、情報処理方法、およびプログラム
JP2004164118A (ja) 電子オーダリングシステム
JP2012238192A (ja) 注文管理システム、注文管理装置、注文管理方法、及びプログラム
JP6217722B2 (ja) テーブル管理装置及びプログラム
JP2012053699A (ja) 注文品報知装置およびプログラム
JP2020205024A (ja) 予約オーダー処理システム、予約オーダー処理方法およびソフトウエア
JP6253887B2 (ja) オーダーエントリーシステム
JP6948422B2 (ja) 注文管理システム、注文管理装置、およびプログラム
JPH11250143A (ja) 注文データ処理システム
JP6996778B2 (ja) 注文管理システム、注文管理装置、制御方法、及びプログラム
JP2014167671A (ja) 注文受付装置および注文受付プログラム
JP2019036099A (ja) 順番管理システム、順番管理装置、およびプログラム
JP7308053B2 (ja) オーダー管理装置、オーダー管理システム、およびプログラム
JP2005071035A (ja) 端末装置、端末管理装置、印刷装置、会計端末装置および販売管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190129

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190129

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190814

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200205

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20200205

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20200213

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20200214

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20200410

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20200414

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20201105

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20201203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210128

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20210319

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20210415

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20210415

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6877390

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE

Ref document number: 6877390

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250