JP6253887B2 - オーダーエントリーシステム - Google Patents

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Description

本発明は、オーダーエントリーシステムに関する。
現在、ファミリーレストランや居酒屋等の飲食店では、来店客からの注文を電子データで管理するオーダーエントリーシステムが利用されている。オーダーエントリーシステムでは、接客担当の店員がハンディターミナルに客の注文を入力すると、ハンディターミナルは、入力された注文内容を無線によってコントローラへ送信する。コントローラは、受信した注文内容の伝票(調理伝票)を印字させるための印字データをプリンタへ送信する。プリンタは、コントローラから受信した印字データを印字し、厨房のスタッフは、印字された伝票によって注文内容を確認し、注文された料理の調理を行う。特許文献1には、このようなオーダーエントリーシステムにおいて、注文入力時間から、調理完了時間を管理し、調理完了予定時間を経過すると、厨房に対して遅延を報知する技術が記載されている。また、特許文献2には、このようなオーダーエントリーシステムにおいて、注文入力時間からの経過時間をディスプレイに表示する技術が記載されている。
特開2001−290872号公報 特開2003−303376号公報
ところで、飲食店において、料理を注文してから、実際に料理が提供されるまで時間がかかる場合がある。注文を取った店員が料理を提供する場合は、時間が経過していることがわかるので、料理提供時に客に対して提供が遅れたことを謝罪することができるが、提供する店員が違った場合や、注文入力作業と料理提供作業とを分業化している場合は、料理提供時に提供が遅れたことがわからず、謝罪も行えないため、客の心象を悪くしてしまうことがある。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の技術では、料理を提供する店員が、料理提供時に、料理の提供が遅れたことをすぐに判断することができない、という問題がある。また、一般的に勘定伝票には注文時間が印字されているが、勘定伝票は、最後の料理提供時にあわせて客に提示するのが一般的で、それまでの料理提供時には提供担当者は料理が遅れたか否かを判断することができない。さらに、最後の料理提供時でも、店員が、現在時刻と比較して、瞬時に経過時間を計算し、提供が遅れたかどうかをすぐに判断しなければならず、手間がかかる。
そこで、本発明は上述の事情を鑑みてなされたものであり、料理の提供が遅れたことを、料理を客に提供する担当者に知らせることができるオーダーエントリーシステムを提供することを目的とする。
本発明は、制御装置と出力装置とを有するオーダーエントリーシステムであって、前記制御装置は、注文を入力する装置から注文情報を受信する注文受信部と、前記注文受信部が受信した注文情報と当該注文情報が示す注文の注文時刻とを記憶する注文情報記憶部と、前記注文情報に含まれるメニューの配膳が完了したことを示す完了通知を受信する完了通知受信部と、前記注文情報記憶部が記憶する前記注文情報の注文時刻と、前記完了通知受信部が受信した完了通知が示す配膳の完了時刻とに基づいて、注文から配膳までの経過時間を算出する経過時間算出部と、前記経過時間算出部が算出した経過時間を示す情報を前記出力装置に出力させる出力部と、を備えることを特徴とするオーダーエントリーシステムである。
また、本発明のオーダーエントリーシステムにおいて、前記出力装置は、印字装置であって、前記出力部は、前記経過時間を示す情報を前記印字装置に印字させることを特徴とする。
また、本発明のオーダーエントリーシステムにおいて、前記制御装置は、注文から配膳までの経過時間に応じたマークを記憶するマーク記憶部を備え、前記出力部は、前記経過時間算出部が算出した経過時間に対応するマークを前記マーク記憶部から読み出し、当該読み出したマークを前記出力装置に出力させることを特徴とする。
また、本発明のオーダーエントリーシステムにおいて、前記制御装置は、前記経過時間を示す情報を含めた当該注文情報に関する伝票情報を作成し、前記出力装置は、前記制御装置から前記伝票情報を受信して、前記印字装置に印字させることを特徴とする。
本発明によれば、注文された注文時刻とメニュー(料理)の調理の完了時刻とに基づいて、注文からメニューの調理完了までの経過時間を算出し、算出した経過時間を示す情報を出力している。これにより、料理の提供が遅れたことを、料理を客に提供する担当者に知らせることができる。
本発明の実施形態におけるオーダーエントリーシステムの全体構成を示す図である。 本実施形態におけるコントローラの構成を示すブロック図である。 本実施形態における注文情報記憶部が記憶するヘッダー情報テーブルのデータ構造及びデータ例を示す概略図である。 本実施形態における注文情報記憶部が記憶する明細情報テーブルのデータ構造及びデータ例を示す概略図である。 本実施形態におけるマーク記憶部が記憶する提供時間テーブルのデータ構造及びデータ例を示す概略図である。 本実施形態における厨房ディスプレイが表示する画面の一例を示すイメージ図である。 本実施形態における厨房ディスプレイが表示する画面の一例を示すイメージ図である。 本実施形態における配膳プリンタが出力する配膳指示伝票の一例を示すイメージ図である。 本実施形態における配膳プリンタが出力する勘定伝票の一例を示すイメージ図である。 本実施形態におけるオーダーエントリーシステムの動作を示すシーケンス図である。 本実施形態におけるコントローラが実行する経過時間出力処理の処理手順を示したフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態によるオーダーエントリーシステムの全体構成を示す図である。オーダーエントリーシステムは、飲食店の店舗に設置され、客の注文を管理するシステムである。同図に示すように、オーダーエントリーシステムは、コントローラ10(制御装置)と、厨房プリンタ20と、厨房ディスプレイ30と、配膳プリンタ40(出力装置)と、複数のハンディターミナル50とを備えて構成される。同図においては、厨房ディスプレイ30、配膳プリンタ40及び厨房プリンタ20をそれぞれ1台のみ示しているが、それぞれ複数台が備えられていてもよい。また、各機器からコントローラ10への通信を中継するため、店舗内に、図示しない中継装置を配置してもよい。
ハンディターミナル50は、注文を入力する装置であり、店舗におけるフロアスタッフに携帯され、入力される注文に基づく注文情報をコントローラ10に送信する。注文情報には、注文されたメニュー(料理)とその数量と注文された日時(以下、オーダー日時(注文時刻)とする。)とが含まれる。また同図には含まれないが、ハンディターミナル50の代わりに据え置き型の入力端末でもよい。
コントローラ10は、厨房ディスプレイ30と、配膳プリンタ40と、厨房プリンタ20と、ハンディターミナル50と無線LAN(Local Area Network)により無線通信する。なお、同図において、コントローラ10と各機器との通信には無線を使用しているが、有線による通信であってもよい。コントローラ10は、オーダーエントリーシステム全体を管理する制御装置である。コントローラ10は、各ハンディターミナル50から注文情報を受信し、伝票番号を付与し、伝票番号を含めた注文情報を記憶管理する。また、コントローラ10は、各ハンディターミナル50から受信した注文情報を厨房ディスプレイ30に送信する。また、コントローラ10は、各ハンディターミナル50から受信した注文情報に基づいて厨房プリンタ20に調理指示伝票を出力させる。また、コントローラ10は、厨房ディスプレイ30からメニューの調理が完了したことを示す調理完了通知を受信すると、注文からメニューの調理完了までの経過時間を算出する。そして、コントローラ10は、経過時間に応じたマークを印字した配膳指示伝票または勘定伝票を配膳プリンタ40に出力させる。調理完了通知には、調理が完了したメニューと、調理が完了した日時である完了日時(完了時刻)とが含まれる。完了日時は、料理の調理が完了したことが入力された日時である。配膳指示伝票は、メニューの配膳を指示する伝票である。勘定伝票は、客が勘定するための伝票である。
厨房ディスプレイ30は、厨房に設置され、コントローラ10から受信した注文情報を表示するディスプレイである。厨房ディスプレイ30は、その表示部にタッチパネルを備え、表示しているメニューの調理が完了したことを入力する装置である。厨房ディスプレイ30は、メニューの調理が完了したことが入力されると、入力されたメニューの調理完了通知をコントローラ10に送信する。厨房プリンタ20は、厨房に設置され、調理指示伝票を出力する。配膳プリンタ40は、店舗のフロアに設置され、配膳指示伝票または勘定伝票を出力する。配膳プリンタ40は、コントローラ10から受信した指示に応じて、経過時間に応じたマークを配膳指示伝票または勘定伝票に印字する。
図2は、本実施形態におけるコントローラ10の構成を示すブロック図である。図示するように、コントローラ10は、通信部110と、制御部120と、記憶部130とを含んで構成される。通信部110は、厨房プリンタ20、厨房ディスプレイ30、配膳プリンタ40またはハンディターミナル50と無線通信する。
制御部120は、コントローラ10全体を制御し、注文送受信部121と、完了通知受信部122と、経過時間算出部123と、出力部124とを含んで構成される。注文送受信部121は、通信部110を介して、ハンディターミナル50から注文情報を受信し、伝票番号を付与し、伝票番号を含めた注文情報を注文情報記憶部131に書き込む。また、注文送受信部121は、通信部110を介して、受信した注文情報を厨房ディスプレイ30及び厨房プリンタ20に送信する。完了通知受信部122は、通信部110を介して、厨房ディスプレイ30から調理完了通知を受信し、受信した調理完了通知を経過時間算出部123に出力する。また、完了通知受信部122は、受信した調理完了通知に含まれる完了時間を注文情報記憶部131に書き込む。
経過時間算出部123は、注文からメニューの調理完了までの経過時間を算出し、算出した経過時間を出力部124に出力する。具体的には、経過時間算出部123は、入力された調理完了通知の注文のオーダー日時を注文情報記憶部131から読み出し、読み出したオーダー日時と入力された調理完了通知に含まれる完了日時との差分から経過時間を算出する。
出力部124は、調理完了通知のメニューがその注文における最後のメニューでない場合、当該メニューの配膳指示伝票を配膳プリンタ40に出力させる。最後のメニューとは、その注文の中で、最後に調理が完了したメニューのことである。このとき、出力部124は、入力された経過時間に対応するマークを配膳指示伝票に印字させる。具体的には、出力部124は、入力された経過時間に対応するマークをマーク記憶部132から読み出し、読み出したマークと調理完了通知のメニューとを含む配膳指示伝票出力指示を配膳プリンタ40に送信する。また、出力部124は、調理完了通知のメニューがその注文における最後のメニューである場合、当該注文の勘定伝票を配膳プリンタ40に出力させる。このとき、出力部124は、入力された経過時間に対応するマークを勘定伝票に印字させる。具体的には、出力部124は、入力された経過時間に対応するマークをマーク記憶部132から読み出し、読み出したマークと調理完了通知のメニューに関する注文情報とを含む勘定伝票出力指示を配膳プリンタ40に送信する。
記憶部130は、種々の情報を記憶し、注文情報記憶部131と、マーク記憶部132とを含んで構成される。注文情報記憶部131は、ハンディターミナル50から受信した注文情報を示すヘッダー情報テーブルと明細情報テーブルとを記憶する。ヘッダー情報テーブルと、明細情報テーブルとに記憶される情報が、注文情報である。マーク記憶部132は、経過時間に応じたマークを示す提供時間テーブルを記憶する。
次に、記憶部130が記憶する各テーブルについて説明する。図3は、本実施形態における注文情報記憶部131が記憶するヘッダー情報テーブルのデータ構造及びデータ例を示す概略図である。図示するように、ヘッダー情報テーブルは、伝票番号と、テーブルと、人数と、担当者と、オーダー日時と、提供完了日時と、合計金額との各項目を有している。伝票番号は、各注文の識別情報である。テーブルは、客のテーブル番号である。人数は、客の人数である。担当者は、注文を入力した担当者である。オーダー日時は、注文された日時である。提供完了日時は、最後のメニューの調理が完了した日時である。合計金額は、注文の合計金額である。
図4は、本実施形態における注文情報記憶部131が記憶する明細情報テーブルのデータ構造及びデータ例を示す概略図である。図示するように、明細情報テーブルは、伝票番号と、種別と、メニューNOと、メニュー名と、数量と、単価との各項目を有している。種別は、メインやサブ等のメニューの種別である。メニューNOは、メニューの識別情報である。メニュー名は、メニューの名称である。数量は、メニューが注文された数量である。単価は、メニューの単価である。
図5は、本実施形態におけるマーク記憶部132が記憶する提供時間テーブルのデータ構造及びデータ例を示す概略図である。図示するように、提供時間テーブルは、時間とマークとの各項目を有している。時間は、注文から調理完了までの経過時間を示し、単位は分である。また、マークは、対応する経過時間に応じたマークである。図に示す例では、経過時間「5分以上8分未満」に対応するマークは「◎」であり、経過時間「8分以上10分未満」に対応するマークは「○」であり、経過時間「10分以上15分未満」に対応するマークは「◇」であり、経過時間「15分以上20分未満」に対応するマークは「◆」であり、経過時間「20分以上」に対応するマークは「★」である。
次に、厨房ディスプレイ30が表示する画面について説明する。図6及び図7は、本実施形態における厨房ディスプレイ30が表示する注文一覧画面の一例を示すイメージ図である。図6は、注文一覧画面全体を示す。図示するように、注文一覧画面には、注文されたメニューの一覧が表示される。メニューは注文毎に異なるテーブルに表示され、そのテーブルの表示色はオーダー日時からの経過時間毎に異なる。例えば、経過時間が5分未満である注文のテーブルは灰色で表示し、経過時間が5分以上8分未満のテーブルは黄色で表示し、経過時間が8分以上11分未満である注文のテーブルは橙色で表示し、経過時間が11分以上14分未満である注文のテーブルは桃色で示し、経過時間が14分以上である注文のテーブルは赤色で示す。このように、経過時間毎に異なる色で各注文のテーブルを表示することにより、厨房の担当者は一目でオーダー日時からの経過時間を把握することができる。
図7は、図6に示す注文一覧画面に表示される一注文分のテーブル601を示す拡大図である。図示するように、各テーブルには、注文から現在時刻までの経過時間701と、注文されたメニューの名称と、その数量とが一覧表示される。また、調理が完了したメニューの数量には、チェックマーク702が表示される。担当者は、メニューの調理が完了すると、注文一覧画面に表示されているメニュー名をタッチして、当該メニューの調理が完了したことを入力する。厨房ディスプレイ30は、タッチされたメニューの数量にチェックマーク702を表示する。
次に、配膳プリンタ40が出力する伝票について説明する。図8は、本実施形態における配膳プリンタ40が出力する配膳指示伝票の一例を示すイメージ図である。図示するように、配膳指示伝票には、調理が完了した(配膳を指示する)メニューの名称「チキングラタン」と、その数量「1」と、オーダー日時「2010/07/06 08:45」と、テーブル「16」とに加えて、注文からメニューの調理完了までの経過時間を示すマークMが印字されている。
図9は、本実施形態における配膳プリンタ40が出力する勘定伝票の一例を示すイメージ図である。図示するように、勘定伝票には、伝票番号「00034−1」と、テーブル「17」と、人数「4」と、オーダー日時「2010/07/06 18:13」と、担当「1」と、注文されたメニューと、その数量と、その単価と、合計金額「6,820」とに加えて、注文から最後のメニューの調理完了までの経過時間を示すマークMが印字されている。
次に、図10及び図11を参照して、本実施形態におけるオーダーエントリーシステムにおける動作を説明する。図10は、本実施形態におけるオーダーエントリーシステムの動作を示すシーケンス図である。
(ステップS101)ハンディターミナル50が、注文を入力する。具体的には、客から注文を聞いた担当者がその注文をハンディターミナル50に入力する。その後、ステップS102の処理に進む。
(ステップS102)ハンディターミナル50が、入力された注文に関する注文情報をコントローラ10に送信する。
(ステップS103)コントローラ10は、注文情報を受信すると、当該注文に伝票番号を付与し、伝票番号を含めた受信した注文情報を記憶する。その後、ステップS104の処理に進む。
(ステップS104)コントローラ10は、ステップS102において受信した注文情報を厨房ディスプレイ30に送信する。その後、ステップS105の処理に進む。
(ステップS105)コントローラ10は、ステップS102において受信した注文情報を厨房プリンタ20に送信する。
(ステップS106)厨房プリンタ20は、注文情報を受信すると、受信した注文情報に基づく調理指示伝票を出力する。すなわち、厨房プリンタ20は、受信した注文情報に含まれるメニューとその数量を示す調理指示伝票を出力する。
(ステップS107)厨房ディスプレイ30は、注文情報を受信すると、受信した注文情報を注文一覧画面に表示する。その後、ステップS108の処理に進む。
(ステップS108)厨房ディスプレイ30は、料理の調理が完了したことが入力されたか否かを判定する。担当者は、メニューの調理が完了すると、厨房ディスプレイ30に表示されているメニュー名をタッチすることにより、調理完了を入力する。すなわち、厨房ディスプレイ30は、注文一覧画面に表示しているメニュー名のうちいずれかがタッチされたか否かを判定する。メニューの調理が完了したことが入力された場合はステップS109の処理に進み、メニューの調理が完了したことが入力されていない場合はステップS108に戻る。
(ステップS109)厨房ディスプレイ30は、タッチされたメニュー名(またはそのメニューNO)とその伝票番号と完了日時とを含む調理完了通知をコントローラ10に送信する。完了日時は、メニュー名がタッチされた日時である。その後、ステップS110の処理に進む。
(ステップS110)厨房ディスプレイ30は、注文一覧画面おいて、タッチされたメニュー名の数量にチェックマーク702を表示する。その後、ステップS108の処理に戻る。
(ステップS111)コントローラ10は、調理完了通知を受信すると、注文から調理完了までの経過時間を算出する。具体的には、コントローラ10は、調理完了通知に含まれる伝票番号と関連付いて注文情報記憶部131に記憶されている注文情報を読み出し、当該注文情報に含まれるオーダー日時と調理完了通知に含まれる完了日時との差分から経過時間を算出する。その後、ステップS112の処理に進む。
(ステップS112)コントローラ10は、算出した経過時間に対応するマークを選択する。その後、ステップS113の処理に進む。
(ステップS113)コントローラ10は、ステップS109において受信した調理完了通知のメニューがこの注文の最後のメニューであるか否かを判定する。最後のメニューである場合ステップS114に進み、最後のメニューでない場合ステップS116の処理に進む。
(ステップS114)コントローラ10は、注文情報と選択したマークとを含む勘定伝票出力指示を配膳プリンタ40に送信する。その後、ステップS115の処理に進む。
(ステップS115)配膳プリンタ40は、勘定伝票出力指示を受信すると、受信した勘定伝票出力指示に基づいて勘定伝票を出力する。
(ステップS116)コントローラ10は、ステップS109において受信した調理完了通知のメニュー名とステップS112において選択したマークとを含む配膳指示伝票出力指示を配膳プリンタ40に送信する。
(ステップS117)配膳プリンタ40は、配膳指示伝票出力指示を受信すると、受信した配膳指示伝票出力指示に基づいて配膳指示伝票を出力する。
11は、本実施形態におけるコントローラ10が実行する経過時間出力処理の処理手順を示したフローチャートである。本図には、コントローラ10がハンディターミナル50から注文情報を受信してから、当該注文情報のメニューが全て調理されるまでの処理の流れを示している。
(ステップS201)注文送受信部121は、ハンディターミナル50から注文情報を受信する。その後、ステップS202の処理に進む。
(ステップS202)注文送受信部121は、ステップS201において受信した注文情報に伝票番号を付与し、伝票番号を含めて注文情報を注文情報記憶部131に書き込んで記憶する。その後、ステップS203の処理に進む。
(ステップS203)注文送受信部121は、ステップS201において受信した注文情報を厨房ディスプレイ30および厨房プリンタ20に送信する。その後、ステップS204の処理に進む。
(ステップS204)完了通知受信部122は、厨房ディスプレイ30から調理完了通知を受信したか否かを判定する。調理完了通知を受信した場合はステップS205の処理に進み、調理完了通知を受信していない場合はステップS204の処理に戻る。
(ステップS205)経過時間算出部123は、注文から調理完了までの経過時間を算出する。具体的には、経過時間算出部123は、受信した調理完了通知に含まれる伝票番号のオーダー日時をヘッダー情報テーブルから読み出し、読み出したオーダー日時と受信した調理完了通知に含まれる完了日時との差分から経過時間を算出する。その後、ステップS206の処理に進む。
(ステップS206)出力部124は、ステップS205において算出した経過時間に応じたマークを選択する。具体的には、出力部124は、マーク記憶部132に記憶されている提供時間テーブルから、算出した経過時間に対応するマークを読み出す。その後、ステップS207の処理に進む。
(ステップS207)出力部124は、ステップS204において受信した調理完了通知のメニューが最後のメニューであるか否かを判定する。最後のメニューである場合ステップS209の処理に進み、最後のメニューでない場合ステップS208の処理に進む。
(ステップS208)出力部124は、ステップS204において受信した調理完了通知のメニュー名と、その数量と、ステップS206において選択したマークとを含む配膳指示伝票出力指示を配膳プリンタ40に送信する。その後、ステップ204の処理に戻る。
(ステップS209)出力部124は、ステップS204において受信した調理完了通知に含まれる伝票番号の注文情報と、ステップS206において選択したマークとを含む勘定伝票出力指示を配膳プリンタ40に送信する。また、出力部124は、ステップS204において受信した調理完了通知に含まれる完了日時を、ヘッダー情報テーブルの提供完了日時に書き込む。その後、当該経過時間出力処理を終了する。
上述したとおり、本実施形態では、コントローラ10は、注文からメニューの調理完了までの経過時間を示す情報を配膳指示伝票または勘定伝票に印字させる。これにより、メニューを提供する担当者は、メニューの提供時に的確に経過時間を把握することができるため、提供が遅れた場合は、メニュー提供時に客に対して謝罪することができ、客の心象を害することを最小限に止めることができる。また、注文入力者とメニュー提供者とが異なる担当者であったとしても、経過時間を確実に判断することができる。
また、本実施形態では、コントローラ10は、経過時間を示す情報をマークで出力させているため、マークの意味を知っている担当者のみが経過時間を把握することができる。すなわち、勘定伝票を受け取った客に経過時間が知られることを防ぐことができる。
また、本実施形態では、コントローラ10は、配膳指示伝票及び勘定伝票に経過時間を示すマークを印字しているため、新たに経過時間を通知するための伝票を印字する必要がなく、紙を節約することができる。
なお、上述した実施形態におけるコントローラ10が備える各部の機能全体あるいはその一部は、これらの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶部のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、配膳指示伝票および勘定伝票に経過時間を示すマークを印字しているが、配膳指示伝票または勘定伝票のいずれかにのみ経過時間を示すマークを印字してもよい。また、上述した実施形態では、経過時間を示すマークを勘定伝票に印字しているが、注文から調理完了までの経過時間が所定時間を超えた場合は、例えば、「ご提供が遅くなり申し訳ございませんでした。」等の販促メッセージを勘定伝票に印字してもよい。
また、もちろん、店舗等の要望に応じ、配膳指示伝票および勘定伝票に示す経過時間はマークではなく、経過時間そのものを印字させるようにしてもよい。
また、販促メッセージを印字させる場合にも、マークや経過時間に応じて、印字させるメッセージ内容を変更するようにすることで、きめ細やかな接客を実現させるようにしてもよい。
また、コントローラ10は、注文から調理完了までの経過時間が所定時間を超えた場合は、料理の提供が遅れたことを示す情報をPOS(Point Of Sale)レジスタ(不図示)に送信してもよい。これにより、担当者は、POSレジスタにおいてメニューの提供が遅れたことを把握することができるため、勘定伝票の会計処理時に客に対して謝ることができる。
10・・・コントローラ、20・・・厨房プリンタ、30・・・厨房ディスプレイ、40・・・配膳プリンタ、50・・・ハンディターミナル、110・・・通信部、120・・・制御部、121・・・注文送受信部、122・・・完了通知受信部、123・・・経過時間算出部、124・・・出力部、130・・・記憶部、131・・・注文情報記憶部、132・・・マーク記憶部

Claims (6)

  1. 制御装置と、配膳または勘定に関する情報を出力する出力装置とを有するオーダーエントリーシステムであって、
    前記制御装置は、
    注文を入力する装置から注文情報を受信する注文受信部と、
    前記注文受信部が受信した注文情報と当該注文情報が示す注文の注文時刻とを記憶する注文情報記憶部と、
    前記注文情報に含まれるメニューの調理が完了したことを示す完了通知を受信する完了通知受信部と、
    前記注文情報記憶部が記憶する前記注文情報の注文時刻と、前記完了通知受信部が受信した完了通知が示す調理の完了時刻とに基づいて、注文から調理の完了までの経過時間を算出する経過時間算出部と、
    前記メニューの調理が完了したときに、前記経過時間算出部が算出した経過時間を示す情報を前記出力装置に出力させる出力部と、
    を備えることを特徴とするオーダーエントリーシステム。
  2. 前記完了通知受信部は、前記注文情報に含まれる個別メニュー毎の調理が完了したことを示す完了通知を受信し、
    前記出力部は、前記個別メニュー毎の調理が完了したときに、前記経過時間算出部が算出した経過時間を示す情報を前記出力装置に出力させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のオーダーエントリーシステム。
  3. 前記完了通知受信部は、前記注文情報に含まれるすべてのメニューの調理が完了したことを示す完了通知を受信し、
    前記出力部は、前記すべてのメニューの調理が完了したときに、前記経過時間算出部が算出した経過時間を示す情報を前記出力装置に出力させる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のオーダーエントリーシステム。
  4. 前記出力装置は、印字装置であって、
    前記出力部は、前記経過時間を示す情報を前記印字装置に印字させる
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のオーダーエントリーシステム。
  5. 前記制御装置は、前記経過時間を示す情報を含めた当該注文情報に関する伝票情報を作成し、
    前記出力装置は、前記制御装置から前記伝票情報を受信して、前記印字装置に印字させる
    ことを特徴とする請求項4に記載のオーダーエントリーシステム。
  6. 前記制御装置は、前記経過時間を示す情報として、注文から調理の完了までの経過時間に応じたマークを記憶するマーク記憶部を備え、
    前記出力部は、前記経過時間算出部が算出した経過時間に対応するマークを前記マーク記憶部から読み出し、当該読み出したマークを前記出力装置に出力させる
    ことを特徴とする請求項1からは請求項5のいずれかに記載のオーダーエントリーシステム。
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