JP2020205024A - 予約オーダー処理システム、予約オーダー処理方法およびソフトウエア - Google Patents

予約オーダー処理システム、予約オーダー処理方法およびソフトウエア Download PDF

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Abstract

【課題】予約注文を確実に処理することができる予約オーダー処理システムを提供する。【解決手段】予約オーダー処理システム1は、飲食物のオーダーを受け付けてオーダー情報を送信する注文受付部9と、飲食物の品目情報と調理人特性情報を有してオーダー情報に基づく調理指示情報を送信するオーダーステーション2と、調理指示情報を受信して印刷する出力部5と、を備え、注文受付部9は、受取時刻を指定したオーダー情報を送信し、オーダーステーション2は、受取時刻、品目情報および調理人特性情報に基づいて調理開始時刻を求め、調理開始時刻に調理指示情報を送信する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、予約オーダー処理システム、予約オーダー処理方法およびソフトウエアに関する。
飲食店等の外食産業では、店内での飲食の提供だけでなく、持ち帰り(テイクアウト)用や配達(デリバリー)用の弁当等を提供する形態が増えている。
このような飲食店では、POSレジやキッチンプリンタを含むオーダー処理システムが導入されており、飲食物の注文(オーダー)を受けた時に、キッチンプリンタから調理指示伝票が印刷されるようになっている。
顧客から受取時刻を指定した注文(予約オーダー)を受け付けたときは、調理指示伝票のメモ欄に受取時刻を手書きで記入したり、調理開始時に調理指示伝票を印刷したりして、予約オーダーを処理している。
しかし、メモ欄の記載を見落としたり、店内での注文(通常オーダー)と予約オーダーが重なったりして、予約オーダーの効率的な処理が必ずしも実現されていない。
特開2014−186470号公報
本発明が解決しようとする課題は、予約オーダーを確実に処理することができる予約オーダー処理システム、予約オーダー処理方法およびソフトウエアを提供することである。
実施形態の予約オーダー処理システムは、飲食物のオーダーを受け付けて、オーダー情報を送信する注文受付部と、前記飲食物の品目情報と調理人特性情報を有し、前記オーダー情報を受信して、前記オーダー情報に基づく調理指示情報を送信するオーダーステーションと、前記調理指示情報を受信して表示または印刷する出力部と、を備え、前記注文受付部は、受取時刻を指定したオーダー情報を送信し、前記オーダーステーションは、前記受取時刻、前記品目情報および前記調理人特性情報に基づいて調理開始時刻を求め、前記調理開始時刻に前記調理指示情報を送信する、ことを特徴とする。
実施形態の予約オーダー処理システムは、前記調理人特性情報は、調理人毎に任意設定可能である、ことを特徴とする。
実施形態の予約オーダー処理システムは、前記調理人特性情報は、飲食物の品目毎に任意設定可能である、ことを特徴とする。
実施形態の予約オーダー処理方法は、飲食物のオーダーを受け付けてオーダー情報を生成する注文受付工程と、前記オーダー情報に基づく調理指示情報を生成する調理指示生成工程と、前記調理指示情報を表示または印刷する出力工程と、を有し、前記注文受付工程において、受取時刻を指定したオーダー情報を生成し、前記調理指示生成工程において、前記飲食物の品目情報と調理人特性情報に基づいて調理開始時刻を求め、前記出力工程において、前記調理開始時刻に前記調理指示情報を表示または印刷する、ことを特徴とする。
実施形態のプログラムは、コンピュータを、飲食物の品目情報と調理人特性情報を集約すると共に、受取時刻を指定した飲食物のオーダー情報を受け付ける注文集約手段と、前記受取時刻、前記品目情報および前記調理人特性情報に基づいて調理開始時刻を求める調理開始時刻算出手段と、前記オーダー情報に基づく調理指示情報を生成して、前記調理開始時刻に前記調理指示情報を表示または印刷させる出力制御手段と、して機能させることを特徴とする。
一実施形態の予約オーダー処理システム1の構成例を示す模式図である。 予約オーダー処理システム1の主要なハードウエア構成を示す図である。 データテーブルを示す図であって、(a)品目情報、(b)調理人特性情報、(c)注文情報である。 一実施形態の予約オーダー処理方法を示すフローチャートである。 ハンディターミナル9の予約入力画面の例を示す図である。 キッチンプリンタ5から出力される調理指示伝票であって、(a)通常オーダー時、(b)予約オーダー時、(c)予約オーダー実行時を示す図である。
以下、実施形態の予約オーダー処理システム、予約オーダー処理方法およびプログラムについて、図面を参照して説明する。各図において、同一構成については同一の符号を付す。
〔予約オーダー処理システム〕
図1は、実施形態の予約オーダー処理システム1の構成例を示す模式図である。
図2は、予約オーダー処理システム1の主要なハードウエア構成を示す図である。
図3は、データテーブルを示す図であって、(a)品目情報、(b)調理人特性情報、(c)注文情報である。
予約オーダー処理システム1は、例えばレストランや弁当屋等において、飲食物の注文・会計に使用される注文会計システムの一部である。予約オーダー処理システム1は、店舗内における通常オーダーの処理と、店舗外から通知された予約オーダーの処理の両方(2つの販売チャネル)を処理する。つまり、予約オーダー処理システム1は、通常オーダー処理システムと並列的に存在する。
予約オーダー処理システム1は、図1に示すように構成されている。すなわち、予約オーダー処理システム1は、オーダーステーション2、KDサーバー3、キッチンディスプレイ4、キッチンプリンタ5、POSレジスタ6、無線通信ユニット7を備え、これらが有線LAN等の通信回線8を介して接続される。無線通信ユニット7には、ハンディターミナル9が無線通信により接続される。
オーダーステーション2は、店舗で提供するメニューの品目情報を集約するコンピュータサーバーである。オーダーステーション2は、演算処理部121、メモリ122、ハードディスク123、通信部124等を備える。
ハードディスク123は、品目情報を集約したメニューデーターベースを有する。
品目情報には、品目、価格、調理時間等が含まれる(図3(a)参照)。
調理時間は、各メニューの品目(飲食物)の標準的な調理時間である。この調理時間情報は、店舗の管理者等が任意に設定(増減)することができるようになっている。
また、ハードディスク123には、店舗で働く各調理担当者(調理人)の特性を示す調理人特性情報も集約される。
調理人特性情報には、調理担当者番号、勤務時間、担当品目、熟練度等が含まれる(図3(b)参照)。
担当品目は、その調理担当者が調理を担当する飲食物名である。
調理担当者の熟練度は、例えば3段階評価される。熟練度が高くなるにしたがってレベルの数値が大きくなる。この調理人特性情報は、店舗の管理者等が任意に設定(追加・修正・削除)できるようになっている。
オーダーステーション2は、ハンディターミナル9等に入力されたオーダー情報を集約して、キッチンディスプレイ4やキッチンプリンタ5にオーダー情報に基づく調理指示情報を提供するコンピュータサーバーでもある。
調理指示情報は、顧客が注文した品目情報等をキッチンの調理担当者に指示する通知情報である。
調理指示情報には、伝票番号、品目、数量、受付時間、予約時間、調理担当者番号、調理開始時刻等が含まれる(図3(c)参照)。
オーダーステーション2のメモリ122には、各種プログラムが保存される。例えば、オーダーステーション(コンピュータ)2を、飲食物の品目情報と調理人特性情報を集約すると共に、受取時刻を指定した飲食物のオーダー情報を受け付ける注文集約手段と、受取時刻、品目情報および調理人特性情報に基づいて調理開始時刻を求める調理開始時刻算出手段と、オーダー情報に基づく調理指示情報を生成して、調理開始時刻に調理指示情報を表示または印刷させる出力制御手段と、して機能させるためのプログラムが保存される。
KD(Kitchen Display)サーバー3は、キッチンディスプレイ4を制御するコンピュータである。KDサーバー3は、演算処理部131、メモリ132、ハードディスク133、通信部134等を備える。
KDサーバー3は、オーダーステーション2から調理指示情報を受信して、キッチンディスプレイ4に調理指示情報を表示させる。
キッチンディスプレイ4は、調理指示情報を表示する表示装置である。キッチンディスプレイ4は、KDサーバー3からオーダー情報を受信して、調理指示情報を表示する。
例えば、KDサーバー3は、キッチンディスプレイ4に表示した調理指示情報の表示色を区別したり、キッチンディスプレイ4における調理指示情報の表示領域を変更(移動)したりして、調理待ちや調理済み状況等をリアルタイムに通知する。これにより、キッチンの調理担当者に調理状況等が情報伝達される。
KDサーバー3とキッチンディスプレイ4は、キッチンプリンタ5と同様に、出力部として機能する。
キッチンプリンタ(出力部)5は、顧客が注文した品目情報をキッチンの調理担当者に指示する調理指示情報を印字発行する印刷装置である。キッチンプリンタ5は、KDサーバー3から調理指示情報を受信して、紙片の調理指示伝票Ha、Hb、Hc(図6参照)を印字発行する。
POSレジスタ6は、チェックアウトカウンタに設置される会計装置である。POSレジスタ6は、KDサーバー3からオーダー情報を受信して、会計処理を行う。
無線通信ユニット7は、店舗の天井などに設置されて、ハンディターミナル9と無線通信を行う。
ハンディターミナル(注文受付部)9は、店員が個々に携帯する複数の小型端末装置である。
ハンディターミナル9は、演算処理部191、メモリ192、操作部193、表示部194、通信部135等を備える。
ハンディターミナル9には、注文品目、数量などのオーダー情報が入力される。ハンディターミナル9に入力された情報は、オーダーステーション2に送信される。
また、ハンディターミナル9には、予約オーダーが入力される場合もある。予約オーダーとは、受取時刻を指定した注文である。
通信回線8には、さらにターミナルアダプタ11が接続され、インターネットNを介してオーダーステーション2と本部管理サーバー12とが通信可能になっている。
オーダーステーション2には、本部管理サーバー12を介して予約オーダーが入力(送信)される場合もある。つまり、予約オーダー処理システム1では、飲食物のネット予約も可能である。具体的には、本部管理サーバー12は、予約用Webサイトを有し、この予約用Webサイトに入力された予約オーダーをオーダーステーション2に送信する。
キッチンディスプレイ4、キッチンプリンタ5、無線通信ユニット7およびハンディターミナル9の台数はいずれも任意である。
〔予約オーダー処理方法〕
図4は、一実施形態の予約オーダー処理方法を示すフローチャートである。
図5は、ハンディターミナル9の予約入力画面の例を示す図である。
図6は、キッチンプリンタ5から出力される調理指示伝票であって、(a)通常オーダー時、(b)予約オーダー時、(c)予約オーダー実行時である。
(通常オーダー処理)
最初に、通常オーダー処理、すなわち店舗内での注文の受付処理について説明する。
店舗内での注文は、ハンディターミナル9を介して予約オーダー処理システム1が受け付ける(ステップS1)。
具体的には、店舗において、店員が来店した顧客から直接注文を聞き取る。店員は、注文内容をハンディターミナル9に入力する。ハンディターミナル9に入力された情報(オーダー情報)は、オーダーステーション2に向けて送信される。
図5に示すように、ハンディターミナル9の表示部194には、注文画面Dが表示される。注文画面Dには、現在時刻を表示する領域D1や予約時間(受取時刻)を入力する領域D2が設けられる。領域D1には、例えば「10:50」と表示される。
通常オーダーの場合には、店員は、予約時間を入力する領域D2を空欄(未入力)にしたまま、オーダーステーション2に向けてオーダー情報を送信する。
オーダーステーション2の演算処理部121は、オーダー情報を受信すると、予約時間(受取時刻)の有無を確認する(ステップS2)。
通常オーダーの場合には、オーダー情報に予約時間が含まれない(ステップS2:No)。このため、オーダーステーション2は、オーダー情報から調理指示情報を生成し、この調理指示情報をKDサーバー3やキッチンプリンタ5に向けて送信する。この調理指示情報には、予約時間(受取時刻)、調理担当者番号、調理開始時刻は含まれない。
図6(a)に示すように、キッチンプリンタ5は、オーダーステーション2から調理指示情報を受信して、通常オーダー時の伝票である調理指示伝票Haを印字発行する(ステップS3)。
調理指示伝票Haの領域H1には、注文品の受取時刻が記載される。通常オーダーの場合には、即時に調理を開始する必要があるため、領域H1は空欄(不記載)である。
また、調理指示伝票Haには、出力された時間を表示する領域H2が設けられる。領域H2には、例えば「2019年8月29日 10:51」と記載される。
さらに、調理指示伝票Haには、伝票番号を表示する領域H3、調理担当者を表示する領域H4、注文品名と注文数を表示する領域H5が設けられる。領域H3には、例えば「99999」と記載される。領域H4は、は空欄(不記載)または例えば「XXX」と記載される。領域H5には、例えば「AAA 10」と記載される。
キッチンプリンタ5から調理指示伝票Haが印刷されることにより、キッチンの調理担当者に調理指示が伝達される。
ハンディターミナル9の注文入力から、キッチンディスプレイ4やキッチンプリンタ5での通常オーダー時の調理指示情報(調理指示伝票Ha)の出力指示は、即時に行われる。
同様に、KDサーバー3の演算処理部131は、オーダーステーション2から調理指示情報を受信して、この調理指示情報をキッチンディスプレイ4に表示させる。キッチンディスプレイ4は、KDサーバー3の指示に基づいて、調理指示情報を表示する(ステップS3)。
これにより、キッチンの調理担当者に調理指示が伝達され、したがって、調理担当者は、調理指示に従って調理を開始する。
(予約オーダー処理)
次に、予約オーダー処理、すなわち受取時刻を指定した注文の処理について説明する。受取時刻を指定した注文(予約)とは、例えば持ち帰り弁当の販売予約が該当する。
予約受付は、ハンディターミナル9や本部管理サーバー12が提供する予約用Webサイトを介して、予約オーダー処理システム1が受け付ける(ステップS1、注文受付工程)。
具体的には、顧客が店外から店舗に入電し、店員が顧客から直接注文を聞き取る。店員は、注文内容をハンディターミナル9に入力する。このとき、店員は、顧客から持ち帰り弁当等の注文品を受取時刻も併せて聞き取り、この受取時刻をハンディターミナル9に入力する。
図5に示すように、ハンディターミナル9の表示部194には、予約時間(受取時刻)を入力する領域D2を有する注文画面Dが表示される。予約受付の場合には、店員は、この領域D2に受取時刻を入力して、オーダーステーション2に向けてオーダー情報を送信する。店員は、領域D2に例えば「12:30」と入力する。
このように、予約オーダーは、受取時刻を指定する点で、通常オーダーとは異なる。
そして、現在時刻が例えば10:50のときに、ハンディターミナル9に入力された情報(予約オーダー)がオーダーステーション2に送信される。
また、予約用Webサイトを介した予約オーダーでは、図1に示すように、顧客が所持するスマートフォン等の情報端末13から予約オーダーが入力される。注文品の受取時刻もスマートフォン等の情報端末13から入力される。
スマートフォン等の情報端末13のディスプレイには、予約時間を入力する欄が表示される(不図示)。顧客は、予約時間の欄に受取時刻を入力して、現在時刻が例えば10:50のときに、オーダーステーション2に向けてオーダー情報を送信する。
顧客が予約用Webサイトに入力した情報(オーダー情報)は、本部管理サーバー12からインターネットNを介してオーダーステーション2に送信される。
オーダーステーション2の演算処理部121は、オーダー情報を受信すると、予約時間(受取時刻)の有無を確認する(ステップS2)。
予約オーダーの場合には、オーダー情報に予約時間が含まれる(ステップ2:Yes)。
次に、オーダーステーション2は、調理担当者を選定する(ステップS4)。
オーダーステーション2は、ハードディスク123に記憶された調理人特性情報を参照して、注文品を調理する調理担当者を選定する。特に、調理人特性情報のうちの勤務時間と担当品目を参照して、調理担当者を選定する。
オーダーステーション2は、調理担当者を選定すると同時に、予約オーダー実行時(調理開始時刻)を求める。予約オーダー実行時については、後述する。
次いで、オーダーステーション2は、オーダー情報から調理指示情報を生成する(調理指示生成工程)。
そして、この調理指示情報をKDサーバー3やキッチンプリンタ5に向けて即時に送信する(出力工程)。この調理指示情報には、予約時間(受取時刻)、調理担当者番号、調理開始時刻が含まれる。
図6(b)に示すように、キッチンプリンタ5は、オーダーステーション2から調理指示情報を受信して、調理指示伝票Hbを印字発行する(ステップS5)。この調理指示伝票Hbは、予約オーダーを受けたことを示す予約伝票である。
調理指示伝票Hbの領域H1には、注文品の受取時刻が記載される。予約オーダーの場合には、領域H1予約時間(受取時刻)が記載される。調理指示伝票Hbの領域H1には、例えば「予約時間 12:30」と記載される。
また、調理指示伝票Hbには、出力された時間を表示する領域H2が設けられる。領域H2には、例えば「2019年8月29日 10:51」と記載される。
さらに、調理指示伝票Hbには、伝票番号を表示する領域H3、調理担当者を表示する領域H4、注文品名と注文数を表示する領域H5が設けられる。領域H3には、例えば「9999」と記載される。領域H4には、例えば「XXX」と記載される。領域H5には、例えば「AAA 10」と記載される。
キッチンプリンタ5から調理指示伝票Hbが印刷されることにより、キッチンの調理担当者に、予約オーダーを受けたことおよび注文品の受取時刻が伝達される。
同様に、KDサーバー3の演算処理部131は、オーダーステーション2から調理指示情報を受信して、この調理指示情報をキッチンディスプレイ4に表示させる。
キッチンディスプレイ4は、KDサーバー3の指示に基づいて、調理指示情報を表示する(ステップS5)。この調理指示情報には、受取時刻(予約時間)が含まれる。
これにより、キッチンの調理担当者に、予約オーダーを受けたことおよび注文品の受取時刻が伝達される。
ハンディターミナル9または予約用Webサイトにおける予約入力から、キッチンディスプレイ4やキッチンプリンタ5での調理指示情報(調理指示伝票Hb)の出力指示は、即時に行われる。
これにより、調理担当者は、予約オーダーの存在を意識することができる。
次に、オーダーステーション2は、予約オーダー実行時(調理開始時刻)である否かを確認する(ステップS6)。
予約オーダー実行時でない場合(ステップ6:No)、オーダーステーション2は、予約オーダー実行時まで待機する。
そして、オーダーステーション2は、予約オーダー実行時になる(ステップ6:Yes)と、調理指示情報を再度、KDサーバー3やキッチンプリンタ5に向けて送信する。この調理指示情報には、予約時間(受取時刻)が含まれる。2度目の調理指示情報は、リマインダーとして機能する。
リマインダーとしての調理指示情報は、予約時間(受取時刻)の数十分前に送信される。つまり、予約時間の数十分前の時刻が予約オーダー実行時であり、予約オーダーされた飲食物(注文品)の調理時間を考慮して算出された調理開始時刻である。
オーダーステーション2は、この調理開始時刻に調理指示情報をKDサーバー3やキッチンプリンタ5に向けて送信する。
これにより、予約オーダーされた飲食物が受取時刻に遅れることなく確実に調理されて、顧客に提供することが可能となる。
注文品AAAの標準的な調理時間が20分の場合には、受取時刻(12:30)の30分前(12:00)に調理指示情報がキッチンプリンタ5等に向けて送信される。すなわち、標準的な調理時間(20分)に予備時間(10分)を加えた30分前が調理開始時刻に設定される。
これにより、受取時間には、注文品AAAの調理が完了し、顧客に確実に提供できる
図6(c)に示すように、キッチンプリンタ5は、オーダーステーション2から調理指示情報を受信して、調理指示伝票Hcを印字発行する(ステップS7)。
この調理指示伝票Hcは、予約オーダーされた飲食物の調理開始を知らせる調理開始伝票である。
調理指示伝票Hcの領域H1には、注文品の受取時刻が記載される。予約オーダーの場合には、領域H1に予約時間(受取時刻)が記載される。調理指示伝票Hcの領域H1には、例えば「リマインダー 12:30」と記載される。
また、調理指示伝票Hcには、出力された時間(調理開始時刻)を表示する領域H2が設けられる。領域H2には、例えば「2019年8月29日 12:00」と記載される。
さらに、調理指示伝票Hcには、伝票番号を表示する領域H3、調理担当者を表示する領域H4、注文品名と注文数を表示する領域H5が設けられる。領域H3には、例えば「99999」と記載される。領域H4には、例えば「XXX」と記載される。領域H5には、例えば「AAA 10」と記載される。
キッチンプリンタ5から調理指示伝票Hcが印刷されることにより、キッチンの調理担当者(XXX)に、予約オーダーされた飲食物の調理開始時刻(予約オーダー実行時)が伝達される。
同様に、KDサーバー3は、オーダーステーション2から調理指示情報を受信して、この調理指示情報をキッチンディスプレイ4に表示させる。
キッチンディスプレイ4は、KDサーバー3の指示に基づいて、調理指示情報を再度表示する(ステップS7)。この調理指示情報には、表示時刻(調理開始時刻)と受取時刻(予約時間)が含まれる。
これにより、キッチンの調理担当者に、予約オーダーされた飲食物の調理開始時刻(予約オーダー実行時)が伝達される。
このように、予約オーダー実行時(調理開始時刻)が近づくと、キッチンディスプレイ4やキッチンプリンタ5から調理指示情報が再度出力される。
これにより、調理担当者は、予約オーダーされた飲食物の調理を忘却することなく、適時に開始することができる。
上述したように、ステップS4において、オーダーステーション2は、調理担当者を選定すると同時に、予約オーダー実行時(調理開始時刻)を求める。
オーダーステーション2は、予約時間、注文品の標準的な調理時間および調理人特性情報(熟練度情報)に基づいて、調理担当者に対応する予約オーダー実行時(調理開始時刻)を求める。
オーダーステーション2には、品目情報と調理人特性情報が記憶されている。品目情報には、各品目(飲食物)の標準的な調理時間情報が含まれている。調理人特性情報には、調理担当者の熟練度情報が含まれている。
オーダーステーション2は、調理担当者の熟練度情報に応じて標準的な調理時間を補正して、この調理担当者が注文品を調理するに要する時間を求める。
例えば、調理熟練度がレベル1の調理担当者YYYが注文品AAAを調理する場合には、標準調理時間よりも長い時間が調理時間として設定される。
上述した例では、受取時刻(12:30)の35分前(11:55)に調理指示情報が、キッチンプリンタ5等に向けて送信される。つまり、調理熟練度がレベル2の調理担当者XXXの場合よりも5分早く調理指示伝票Hcが印刷される。
調理指示伝票Hcの領域H1には「リマインダー 12:30」、領域H2には「2019年8月29日 11:55」と記載される。領域H3には「99999」、領域H4には「YYY」、領域H5には「AAA 10」と表示される。
例えば、調理熟練度がレベル3の調理担当者ZZZが注文品AAAを調理する場合には、標準調理時間よりも短い時間が調理時間に設定される。
上述した例では、受取時刻(12:30)の25分前(12:05)に調理指示情報がキッチンプリンタ5等に向けて送信される。つまり、調理熟練度がレベル2の調理担当者XXXの場合よりも5分遅く調理指示伝票Hcが印刷される。
調理指示伝票Hcの領域H1には「リマインダー 12:30」、領域H2には「2019年8月29日 12:05」と記載される。領域H3には「99999」、領域H4には「ZZZ」、領域H5には「AAA 10」と表示される。
調理人特性情報は、調理担当者毎に任意設定可能である。調理熟練度は3段階に限らず、さらに多段階であってもよい。
また、調理人特性情報は、飲食物の品目毎に任意設定可能である。調理時間が調理担当者の調理熟練度に影響されやすい品目では調理熟練度を多段階に設定し、影響されにくい品目では調理熟練度を1〜2段階に設定するなどしてもよい。
このように、オーダーステーション2が、各調理担当者の特性(調理人特性情報)に基づいて調理開始時刻を求めるので、飲食物(予約品)の提供を適時に行うことができる。
以上、説明した通り、実施形態の予約オーダー処理システム1および予約オーダー処理方法によれば、予約オーダーされた飲食物の調理開始時刻を調理担当者に確実に伝達することができる。また、各調理担当者の特性に影響されることなく、飲食物の提供を適時に行うことができる。
すなわち、ハンディターミナル9(または顧客所有のスマートフォン等の情報端末13)は、飲食物のオーダーを受け付けてオーダーステーション2にオーダー情報を送信する。オーダーステーション2は、飲食物の品目情報と調理人特性情報を有し、オーダー情報を受信して調理指示情報を送信する。キッチンプリンタ5(またはKDサーバー3およびキッチンディスプレイ4)は、調理指示情報を受信して印刷する。そして、ハンディターミナル9は、受取時刻を指定したオーダー情報を送信する。オーダーステーション2は、受取時刻、品目情報および調理人特性情報に基づいて調理開始時刻を求め、調理開始時刻に調理指示情報を送信する。
これにより、調理担当者は、予約オーダーされた飲食物の調理開始を忘却することなく、適時に調理を開始することができる。また、飲食物の提供が安定して、提供遅れが減少する。
また、調理人特性情報(熟練度情報)は、調理担当者毎に任意に設定可能である。
また、調理人特性情報(調理熟練度)は、飲食物の品目毎に任意に設定可能である。例えば、品目AAAに対しては調理熟練度を5段階に設定し、品目BBBに対しては調理熟練度を2段階に設定する。
これにより、飲食物の提供がさらに安定して、提供遅れをなくすことができる。
実施形態では、キッチンディスプレイ4とキッチンプリンタ5が併用される場合について説明したが、これに限らない。キッチンディスプレイ4とキッチンプリンタ5のいずれか一方のみが用いられる場合であってもよい。
本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 予約オーダー処理システム
2 オーダーステーション(コンピュータ)
3 KDサーバー
4 キッチンディスプレイ(出力部)
5 キッチンプリンタ(出力部)
6 POSレジスタ
7 無線通信ユニット
8 通信回線
9 ハンディターミナル(注文受付部)
11 ターミナルアダプタ
12 本部管理サーバー
13 情報端末
N インターネット

Claims (5)

  1. 飲食物のオーダーを受け付けて、オーダー情報を送信する注文受付部と、
    前記飲食物の品目情報と調理人特性情報を有し、前記オーダー情報を受信して、前記オーダー情報に基づく調理指示情報を送信するオーダーステーションと、
    前記調理指示情報を受信して表示または印刷する出力部と、
    を備え、
    前記注文受付部は、受取時刻を指定したオーダー情報を送信し、
    前記オーダーステーションは、前記受取時刻、前記品目情報および前記調理人特性情報に基づいて調理開始時刻を求め、前記調理開始時刻に前記調理指示情報を送信する、予約オーダー処理システム。
  2. 前記調理人特性情報は、調理人毎に任意設定可能である、請求項1に記載の予約オーダー処理システム。
  3. 前記調理人特性情報は、飲食物の品目毎に任意設定可能である、請求項1に記載の予約オーダー処理システム。
  4. 飲食物のオーダーを受け付けてオーダー情報を生成する注文受付工程と、
    前記オーダー情報に基づく調理指示情報を生成する調理指示生成工程と、
    前記調理指示情報を表示または印刷する出力工程と、
    を有し、
    前記注文受付工程において、受取時刻を指定したオーダー情報を生成し、
    前記調理指示生成工程において、前記飲食物の品目情報と調理人特性情報に基づいて調理開始時刻を求め、
    前記出力工程において、前記調理開始時刻に前記調理指示情報を表示または印刷する、予約オーダー処理方法。
  5. コンピュータを、
    飲食物の品目情報と調理人特性情報を集約すると共に、受取時刻を指定した飲食物のオーダー情報を受け付ける注文集約手段と、
    前記受取時刻、前記品目情報および前記調理人特性情報に基づいて調理開始時刻を求める調理開始時刻算出手段と、
    前記オーダー情報に基づく調理指示情報を生成して、前記調理開始時刻に前記調理指示情報を表示または印刷させる出力制御手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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