JP2004341761A - サービス提供予定時間通知方法及びプログラム - Google Patents

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明久 寺越
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Abstract

【課題】注文から配膳までの、正確な配膳時間を客に通知する。
【解決手段】配膳管理サーバ10は、注文受付端末20で受け付けた客の注文を入力し(ステップS1)、基本調理時間テーブル10aから注文のあった料理の基本調理時間を抽出し(ステップS2)、調理人が仕掛かり中の料理の調理時間(カウンタ値)を管理する調理時間カウンタ10bを参照して、そのカウンタ値に、注文を入力するたびごとに抽出された基本調理時間を積算することで予定配膳時間を算出し(ステップS3)、算出した予定配膳時間を注文受付端末20に通知する(ステップS4)。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サービス提供予定時間通知方法及びプログラムに関し、特に、注文された料理が配膳されるまでの予定配膳時間を通知するサービス提供予定時間通知方法及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、飲食店においては、料理を注文してからの待ち時間が不明であったり、受付順通りにサービスが提供されなかったり、最悪、忘れられている場合がある。
【0003】
例えば、飲食店へ何人かで行って、それぞれが任意の料理を注文した場合、一人だけなかなか注文した料理が配膳されない場合がある。このような体験をした客は、その飲食店にとってマイナス広告塔になりかねなく、飲食店にとって不利益である。
【0004】
従来、注文された料理の調理所要時間と、店の混雑状況に応じた上乗せ時間から、客に調理完了予定時刻を通知する技術があった(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開昭59−225483(第471頁―第475頁)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の従来技術では、混雑状況を店員が判断して、上乗せ時間を見積もって入力するので、おおよその調理完了時間は通知できるが、正確な配膳時間を客に通知することはできないという問題があった。
【0007】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、注文した料理が配膳されるまでの時間を、注文した客、接客係、厨房の料理人で共有することができると共に、注文の順番を接客係間で共有し、公正な順番で客に配膳を行うことが可能なサービス提供予定時間通知方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、図1で示すように、注文された料理が配膳されるまでの予定配膳時間を通知するサービス提供予定時間通知方法において、客からの注文を入力するステップ(S1)と、料理の基本調理時間が管理されている基本調理時間テーブル10aから、注文された料理の基本調理時間を抽出するステップ(S2)と、調理人が仕掛かり中の料理の調理時間を管理する調理時間カウンタ10bを参照して、仕掛かり中の調理時間に、注文を入力するたびごとに抽出された基本調理時間を積算していき、予定配膳時間を算出するステップ(S3)と、予定配膳時間を通知するステップ(S4)と、を有することを特徴とするサービス提供予定時間通知方法が提供される。
【0009】
上記の方法によれば、配膳管理サーバ10は、注文受付端末20で受け付けた客の注文を入力し、基本調理時間テーブル10aから注文のあった料理の基本調理時間を抽出し、調理時間カウンタ10bを参照してカウンタ値に、注文を入力するたびごとに抽出された基本調理時間を積算することで予定配膳時間を算出し、算出した予定配膳時間を注文受付端末20に通知する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態のサービス提供予定時間通知方法が実現される配膳管理システムの概略の構成図である。
【0011】
本発明の実施の形態に係わる配膳管理システムは、注文された料理の客への配膳時間や、順序などを管理する配膳管理サーバ10と、飲食店内において、接客係(以下配膳係と呼ぶ場合もある)が携帯し、客室で客の注文を受け付けるための注文受付端末20と、配膳係に配膳の順番などを指示する配膳指示機30から構成される。
【0012】
なお、注文受付端末20は、接客係がそれぞれ携帯するため必要な台数は客室の大きさによって異なるが、簡単のため1台のみ図示している。複数あってもよい。
【0013】
また、配膳指示機30は、例えば、出来上がった料理が順次並べられる配膳カウンタなどに設置される。
図1に示すような配膳管理システムにおける、配膳管理サーバ10でのサービス提供予定時間通知方法の概略を説明する。
【0014】
なお以下では、調理人が1人の場合について説明する。複数人いる場合については後述する。
注文受付端末20で受け付けた注文を無線通信などの手段により入力すると(ステップS1)、料理の基本調理時間が管理されている基本調理時間テーブル10aから、注文された料理の基本調理時間を抽出する(ステップS2)。基本調理時間が抽出されると、調理人が仕掛かり中の料理の調理時間(以下カウンタ値と呼ぶ場合もある)を管理する調理時間カウンタ10bを参照して、そのカウンタ値に、注文が入力されるごとに抽出された基本調理時間を積算して予定配膳時間を算出する(ステップS3)。
【0015】
例えば、基本調理時間が5分と、10分の異なる2つの料理が注文された場合、カウンタ値が5分を示す値であれば、ステップS3の処理で、カウンタ値に基本調理時間の5分と10分を積算して、20分という予定配膳時間が算出される。
【0016】
その後、予定配膳時間を接客係の注文受付端末20に通知する(ステップS4)。
接客係は、注文された料理の予定配膳時間を、注文受付端末20で配膳管理サーバ10から受信し、客に提示して了解を得る。了解を得た注文は、料理の予定配膳時間とともに、伝票番号や受付時間、席番などが管理される注文管理テーブル10cに登録される。
【0017】
さらに、予定配膳時間は注文管理テーブル10cの注文情報とともに、配膳指示機30に通知され、配膳係に配膳を指示する。予定配膳時間に達しても注文された料理が配膳されない場合には、配膳管理サーバ10はアラーム信号を送出して、配膳指示機30の画面でアラームを表示し、配膳係に注意を促す。また、配膳指示機30は調理場(厨房)に設置して(以下、これを厨房装置と呼ぶ場合もある)、調理人に注文の順序や予定配膳時間などを表示するようにしてもよい。
【0018】
このように、上記の方法によれば、仕掛かり中の料理の調理時間を管理する調理時間カウンタ10bのカウンタ値に、注文された料理の基本調理時間を積算していくことで、正確な予定配膳時間を算出し、客に通知することができる。客は、その時間を経過しても料理が配膳されない場合には、その旨を接客係に伝えればよく、不要なトラブルを防止することができる。また、注文受付から調理が配膳されるまでの時間と配膳順序を管理できる。
【0019】
以下、本発明の実施の形態の詳細を説明する。
まず、配膳管理サーバ10のハードウェア構成例を説明する。
図2は、本発明の実施の形態の配膳管理サーバのハードウェア構成例である。
【0020】
配膳管理サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、HDD(Hard Disk Drive)14、グラフィック処理部15、入力I/F(Interface)16及び通信I/F17などによって構成され、これらはバス18を介して相互に接続されている。
【0021】
ここで、CPU11は、HDD14に格納されているプログラムに応じて各部を制御する。図1で示した、調理時間カウンタ10bは、CPU11が有しているタイマーの機能を用いて実現可能である。
【0022】
ROM12は、CPU11が実行する基本的なプログラムやデータを格納している。
RAM13は、CPU11が実行途中のプログラムや、演算途中のデータを一時的に格納する。
【0023】
HDD14は、CPU11が実行するOS(Operating System)や、アプリケーションプログラムが格納される。さらに、図1で示した、料理の基本調理時間を管理する基本調理時間テーブル10a、注文管理テーブル10cなどが格納される。
【0024】
グラフィック処理部15には、ディスプレイなどの表示装置15aが接続されており、CPU11からの描画命令に従って、表示装置15aの画面上に画像を表示させる。
【0025】
入力I/F16には、マウス16aやキーボード16bが接続されており、これらにより入力された情報を受信し、バス18を介してCPU11に送信する。通信I/F17は、図1で示した注文受付端末20や、配膳指示機30との間で、例えば、無線通信によりデータの送受信を行う。
【0026】
注文受付端末20は、例えばHHT(Handy Held Terminal)であり、内部のハードウェア構成は、ほぼ図2と同様である。また、配膳指示機30の内部のハードウェア構成も、ほぼ図2と同様であるので説明を省略する。
【0027】
次に、図2で示したような構成の配膳管理サーバ10における、サービス提供予定時間通知方法を説明する。
図3は、配膳管理サーバにおけるサービス提供予定時間通知方法を説明するフローチャートである。
【0028】
また、図4は、調理時間カウンタのカウントダウン処理を説明するフローチャートである。
まず、図4のカウントダウン処理を説明する。
【0029】
調理時間カウンタ10bは、CPU11のタイマー機能により、1秒間のタイマーウェイトを行い(ステップS20)、カウンタ値が0であるか否かの判定をして、0であればステップS20に戻り、0でなければステップS22に進み(ステップS21)、カウンタ値をマイナス1秒した後ステップS20からの処理を繰り返す(ステップS22)。このような処理が、以下の図3で示す予定配膳時間通知処理の実行中に行われる。
【0030】
予定配膳時間通知処理が開始すると、CPU11は、調理時間カウンタ10bのカウンタ値を、0(つまり、調理人の手が空いている状態)にリセットする(ステップS10)。続いて、注文受付端末20からの注文が、通信I/F17を介して、入力されるまで待機して、注文が入力された場合にはステップS12の処理に進む(ステップS11)。注文が入力されると、CPU11は、例えば、HDD14に格納された基本調理時間テーブル10aを取り出し、注文された料理の基本調理時間を抽出する(ステップS12)。
【0031】
図5は、基本調理時間テーブルの例を示す図である。
図のように、基本調理時間テーブル10aは、料理名と、その料理を作るために必要な基本調理時間(単位は分である)と、同一料理を複数人分調理する場合に用いられる係数(詳しくは後述する)と、からなる。
【0032】
ステップS12の処理では、例えば、“Aランチ”が注文された場合に、この基本調理時間テーブル10aから、“Aランチ”の基本調理時間の10分が抽出される。
【0033】
続いて、CPU11は、ステップS12の処理で抽出された基本調理時間を、例えば、RAM13に保持し、調理時間カウンタ10bのカウンタ値と足し合わせて予定配膳時間を算出する。なお、後述する処理によって注文が確定した料理についての基本調理時間は、そのまま保持され、その後の注文の料理の基本調理時間と積算され、カウンタ値と足し合わされて予定配膳時間として算出される(ステップS13)。
【0034】
次に、注文を受け付けた注文受付端末20に、算出した予定配膳時間を通信I/F17を介して通知する(ステップS14)。
その後、通知した予定配膳時間を客が承諾したか否かの信号を、注文受付端末20から通信I/F17を介して受信することにより、CPU11は、客が承諾して注文が決定したか否かを判断する(ステップS15)。注文が決定した場合には、CPU11は、注文した料理を、注文管理テーブル10cに登録する(ステップS16)。
【0035】
なお、このとき、調理時間カウンタ10bのカウンタが0であれば、注文が決定した料理の基本調理時間が、調理時間カウンタ10bにセットされ、調理人は注文された料理の調理を開始する。
【0036】
図6は、注文管理テーブルの例を示す図である。
図のように、注文管理テーブル10cでは、注文受付順に、伝票番号、受付時間、予定配膳時間、注文を受け付けた客の席番、料理名と、配膳を完了したか否かのフラグである配完フラグ、とが管理されている。この配完フラグは、配膳を完了した場合には“on”となり、完了していない場合には、“off”である。
【0037】
注文管理テーブル10cへの登録が終わると、配膳指示機30に、予定配膳時間とともに注文管理テーブル10cの注文情報を送信し、その後ステップS11の処理に戻る(ステップS17)。
【0038】
一方、ステップS15の処理で、注文が決定しなかった場合には注文を登録せず、ステップS12の処理で抽出した基本調理時間を、例えば、RAM13から消去してステップS11に戻る。
【0039】
上記の処理中、図4で示した調理時間カウンタ10bのカウントダウン処理が行われており、調理時間カウンタ10bにセットされたカウンタ値が0になった場合には、待機していた次の注文の料理の基本調理時間がセットされ、調理人は次の料理の調理に取り掛かる。
【0040】
以下、図3のステップS13の予定配膳時間の算出の処理について、具体的に説明する。なお、以下では、図5で示した基本調理時間テーブル10aと、図6で示した注文管理テーブル10cを参照して説明する。
【0041】
まず、3人のグループの客が来店して、12時05分に、“Aランチ”、“Bランチ”、“Cランチ”の順に注文した場合について説明する。
席番“k−1”の客が“Aランチ”を注文すると、調理時間カウンタ10bは、始め0であるので、算出される予定配膳時間は、“Aランチ”の基本調理時間と一致し、10分となる。予定配膳時間を提示された客が承諾した場合には、調理時間カウンタ10bに“Aランチ”の基本調理時間の10分がセットされ、調理人は料理を開始する。調理人が1人の場合の事例では、配膳テーブル(または厨房)に設置された指示画面に表示された情報の順(上から、または、受付時間の早いものから)に調理オーダを確認して調理を開始する。
【0042】
調理人が複数の場合の事例では、厨房に設置された厨房装置における調理人ごとの指示画面を、それぞれ調理人が確認し、調理を開始する。調理人は調理オーダを確認したことを示すために、その調理の「開始」ボタンを押下(クリック、タッチ)する。これによりシステムが認識する。
【0043】
この認識を契機に、その調理に必要な基本調理時間を、調理カウンタ10bにセットし、カウントダウン処理を行う。カウントダウン処理は、厨房装置の調理人ごとの指示画面の調理の「完了」ボタンを押下(クリック、タッチ)されるまで行われ、その時点の調理カウンタ10bの値を以降の予定配膳時間から減算する(カウンタ値がマイナスの場合は、減算のマイナスで加算する)。
【0044】
また、図6のような注文情報が、注文管理テーブル10cに登録される。
席番“k−2”の客が“Bランチ”を注文すると、調理時間カウンタ10bのカウンタ値は10分であるので、これに“Bランチ”の基本調理時間の5分が足し合わされ、予定配膳時間は15分となる。予定配膳時間を提示された客が承諾した場合には、注文管理テーブル10cに登録される。
【0045】
席番“k−3”の客が“Cランチ”を注文すると、カウンタ値の10分と“Bランチ”の基本調理時間の和に、“Cランチ”の基本調理時間の5分が積算されて、予定配膳時間は20分となる。予定配膳時間を提示された客が承諾した場合には、注文管理テーブル10cに登録される。
【0046】
次に、新たに3名の客が来店して、12時06分に、“Dランチ”、“Bランチ”、“Bランチ”の順に注文した場合を説明する。
席番“l−1”の客が“Dランチ”を注文すると、カウンタ値と“Bランチ”及び“Cランチ”の基本調理時間の和に、さらに“Dランチ”の基本調理時間の15分が積算される。ここで、カウンタ値は、“Aランチ”の仕掛かりを開始してから1分が経過して9分となっているので、予定配膳時間は、34分となる。予定配膳時間を提示された客が承諾した場合には、注文管理テーブル10cに登録される。
【0047】
席番“l−2”、“l−3”の客がともに“Bランチ”を注文すると、12時05分に注文された“Bランチ”は、まだ調理を開始していないので、今回注文された分を同時に調理すること(以下、相乗りと呼ぶ場合もある)が可能である。料理を複数同時に調理する場合の調理時間は以下の式に従う。
【0048】
調理時間=基本調理時間+基本調理時間×係数(数量−1)…………(1)
“Bランチ”の基本調理時間は5分であり、図5で示した係数は0.1で、数量(注文数)は3であるので、調理時間は、式(1)より、5+5×0.1(3−1)=6と算出される。これにより、予定配膳時間はカウンタ値の9分と足し合わされ15分となる。予定配膳時間を提示された客が承諾した場合には、注文管理テーブル10cに登録される。
【0049】
12時17分に、“Eランチ”が注文された場合を説明する。
カウントダウン処理によって、12時15分に“Aランチ”の調理時間がセットされた調理時間カウンタ10bは0になり、続いて、“Bランチ”3つ分の調理時間の6分がセットされる。2分後の12時17分には、カウンタ値は4分となっているので、“Cランチ”、“Dランチ”の基本調理時間の和である20分に、“Eランチ”の基本調理時間の10分が積算されて、予定配膳時間は34分となる。予定配膳時間を提示された客が承諾した場合には、注文管理テーブル10cに登録される。
【0050】
このような処理により、図6で示したような注文管理テーブル10cが作成される。
注文管理テーブル10cの情報は、配膳指示機30に通知されて、表示される。配膳係りは、この情報に応じて配膳する。配膳係りは、配膳が完了した料理について、配膳が完了した旨を配膳指示機30に入力する。その情報は、配膳管理サーバ10に通知され、配完フラグが“on”となる。また、予定配膳時間を超過しているにもかかわらず、配完フラグが“on”とならない場合には、配膳管理サーバ10は、アラーム信号を、配膳指示機30に送出し、配膳係りに注意を促す。このアラーム信号は、ブリンク、火の玉のアイコンの表示などの強調表示とすることでより注意を喚起することができる。また、表示の際には、伝票番号ごとに、例えば、太枠などで囲みグループ化し、グループ内の注文の配膳が全て完了した場合(配完フラグが全て“on”)には、グループ内の注文情報を削除して伝票を発行する。
【0051】
なお、実際の配膳時間が、予定配膳時間とずれた場合、以後の注文受付の際に算出される予定配膳時間に、その差分を加えるか減ずることで調整するようにしてもよい。
【0052】
以上、調理人が1人の場合について説明した、次に、調理人が2人の場合についてのサービス提供予定時間通知方法を簡単に説明する。
なお、以下では、2人の調理人が担当の料理を、分担して調理する場合について説明する。
【0053】
この場合、調理人ごとに、調理時間カウンタ及び基本調理時間テーブルを有する。
調理人が2人の場合の、サービス提供予定時間通知方法は、図3で示した調理人が1人の場合の処理の流れを示すフローチャートと、ステップS11の注文入力後に、どの調理人が担当すべき注文か選択される処理が追加される以外は、ほぼ同様の処理となる。但し、基本調理時間及び、調理時間カウンタは、それぞれの調理人に対応したものが用いられる。
【0054】
図7は、調理人ごとの基本調理時間テーブルの例であり、(A)が調理人ID=1の調理人の基本調理時間テーブル、(B)が調理人ID=2の調理人の基本調理時間テーブルの例である。
【0055】
図5で示した基本調理時間テーブル10aと同様に、調理人ごとに、調理可能な料理名と、その基本的な基本調理時間と、係数と、さらにロットが管理される。ここで、ロットは、第1の実施の形態では省略したが、同じ料理において一度に調理可能な品数である。つまり、調理人ID=1の調理人は、図7(A)のように“Aランチ”は一度に5人分の調理が可能であることを示している。
【0056】
以下、図7の基本調理時間テーブルを参照して、調理人が2人の場合に作成される注文管理テーブルを説明することで、調理人が2人の場合の具体的なサービス提供予定時間通知方法を説明する。
【0057】
図8は、調理人が2人の場合の、注文管理テーブルの例である。
なお、2人の調理人の調理時間を管理する調理時間カウンタのカウンタ値は、始めは0であるとする。
【0058】
まず、12時05分に、4人のグループが来店して、それぞれ、“Aランチ”、“Bランチ”、“Cランチ”、“Eランチ”の順に注文した場合について説明する。
【0059】
席番“h−1”の客により“Aランチ”が注文されると、まず、CPU11は、図7の基本調理時間テーブルを参照して、“Aランチ”を調理可能であるのは、調理人ID=1の調理人であると判断する。調理人ID=1の調理時間カウンタのカウンタ値は始め0であるので、“Aランチ”に関して算出される予定配膳時間は、“Aランチ”の基本調理時間と一致し、10分となる。予定配膳時間を提示された客が承諾した場合には、調理時間カウンタに“Aランチ”の基本調理時間の10分がセットされ、調理人は“Aランチ”の調理を開始する。さらに、注文情報が管理テーブルに登録される。
【0060】
席番“h−2”の客により“Bランチ”が注文されると、“Bランチ”も調理人ID=1の調理人が調理可能な料理であると判断される。調理人ID=1の調理時間カウンタのカウンタ値は10分であるので、これに“Bランチ”の基本調理時間の5分が足し合わされ、予定配膳時間は15分となる。予定配膳時間を提示された客が承諾した場合には、注文管理テーブルに登録される。
【0061】
席番“h−3”の客により“Cランチ”が注文されると、“Cランチ”も同様に調理人ID=1の調理人が調理可能な料理であると判断される。ここで、調理人ID=1の調理時間カウンタのカウンタ値と“Bランチ”の基本調理時間の和に、“Cランチ”の基本調理時間の5分が積算されて、予定配膳時間は20分となる。予定配膳時間を提示された客が承諾した場合には、注文管理テーブルに登録される。
【0062】
席番“h−4”の客により“Eランチ”が注文されると、図7から、“Eランチ”は調理人ID=2の調理人が調理可能な料理であると判断される。調理人ID=2の調理時間カウンタのカウンタ値は始め0であるので、“Eランチ”に関して算出される予定配膳時間は、“Eランチ”の基本調理時間と一致し、10分となる。予定配膳時間を提示された客が承諾した場合には、調理人ID=2の調理時間カウンタに“Eランチ”の基本調理時間の10分がセットされ、調理人ID=2の調理人は“Eランチ”の調理を開始する。さらに、注文情報が管理テーブルに登録される。
【0063】
以上で、1番目のグループの注文受付を終了する。このグループの配膳が全て完了した場合(配完フラグが全て“on”)になった場合には、伝票番号0001の伝票を発行する。
【0064】
続いて、12時06分に、3人のグループが来店して、全員が“Fランチ”を注文した場合について説明する。
“Fランチ”が3つ注文されると、図7より、“Fランチ”は調理人ID=2の調理人が調理可能な料理であると判断される。図7(B)で示した“Fランチ”のロット数は3であるので、3人分同時につくることが可能であり、係数の0.1を用いて、前述の式(1)より、3つ分の調理時間は、5+5×0.1(3−1)=6となる。これにより、予定配膳時間は調理人ID=2のカウンタ値の9分と足し合わされ15分となる。予定配膳時間を提示された客が承諾した場合には、注文管理テーブルに登録される。
【0065】
以上で、2番目のグループの注文受付を終了する。このグループの配膳が全て完了した場合(配完フラグが全て“on”)になった場合には、伝票番号0002の伝票を発行する。
【0066】
続いて、1名が来店して、12時06分に“Dランチ”を注文した場合、“Dランチ”は調理人ID=1の調理人が調理可能であると判断される。予定配膳時間は、“Dランチ”の基本調理時間の15分が、待機中の料理の基本調理時間の和(“Bランチ”の5分と“Cランチ”の5分の和)の10分に積算され、さらに調理人ID=1の調理時間カウンタのカウンタ値の9分に足しあわされて、34分となる。予定配膳時間を提示された客が承諾した場合には、注文管理テーブルに登録される。
【0067】
配膳が完了した場合(配完フラグが全て“on”)になった場合には、伝票番号0003の伝票を発行する。
さらに続いて、4名が来店して、12時07分に“Bランチ”2つと、“Cランチ”2つが注文された場合について説明する。
【0068】
席番“k−1”、“k−2”の客により“Bランチ”が2つ注文されると、図7より、“Bランチ”は調理人ID=1の調理人が調理可能な料理であると判断される。図7(A)で示した“Bランチ”のロット数は3である。“Bランチ”は、調理を開始していない12時05分に注文されたものと合わせて3つであるので、相乗り可能であり、同時に調理することが可能である。ここで、係数の0.1を用いて、式(1)より、3つ分の調理時間は、5+5×0.1(3−1)=6となる。これにより、予定配膳時間は調理人ID=1のカウンタ値の8分と足し合わされ14分となる。予定配膳時間を提示された客が承諾した場合には、注文管理テーブルに登録される。
【0069】
席番“k−3”、“k−4”の客により、注文される2つの“Cランチ”も同様に、前に注文されたものに相乗り可能であり、予定配膳時間は“Bランチ”3人分の調理時間の6分に“Cランチ”2人分の調理時間の6分が積算されて、さらに調理人ID=1のカウンタ値の8分と足し合わされ20分となる。予定配膳時間を提示された客が承諾した場合には、注文管理テーブルに登録される。
【0070】
以上で、このグループの注文受付を終了する。グループの配膳が全て完了した場合(配完フラグが全て“on”)になった場合には、伝票番号0004の伝票を発行する。
【0071】
続いて、1名が来店して、12時08分に“Dランチ”を注文した場合、“Dランチ”は調理人ID=1の調理人が調理可能であると判断される。図7(A)で示した“Dランチ”のロット数は3である。“Dランチ”は、調理を開始していない12時06分に注文されたものと合わせて2つであるので、相乗り可能であり、同時に調理することが可能である。ここで、係数の0.2を用いて、式(1)より、2つ分の調理時間は、15+15×0.2(2−1)=18となる。この値が、基本調理時間の積算の12分と、調理人ID=1のカウンタ値の7分と足し合わされ、予定配膳時間は37分となる。予定配膳時間を提示された客が承諾した場合には、注文管理テーブルに登録される。
【0072】
配膳が完了した場合(配完フラグが全て“on”)になった場合には、伝票番号0005の伝票を発行する。
次に、2名が来店して、12時10分に、“Gランチ”、“Eランチ”の順に注文した場合について説明する。
【0073】
まず、席番“m−1”の客により、“Gランチ”が注文されると、図7より、“Gランチ”は調理人ID=2の調理人が調理可能な料理であると判断される。“Gランチ”の基本調理時間は5分であるので、基本調理時間の積算の6分と、カウンタ値の5分と足し合わされ、予定配膳時間は16分となる。
【0074】
席番“m−2”の客により、“Eランチ”が注文されると、同様に“Eランチ”は調理人ID=2の調理人が調理可能な料理であると判断される。“Eランチ”は、12時05分に注文されているが、仕掛かり中であるので、相乗りは不可能であり、Eランチの基本調理時間の10分が、基本調理時間の積算の11分と、カウンタ値の5分と足し合わされ、予定配膳時間は26分となる。
【0075】
以上で、このグループの注文受付を終了する。このグループの配膳が全て完了した場合(配完フラグが全て“on”)になった場合には、伝票番号0006の伝票を発行する。
【0076】
最後に、1名が来店し、12時11分に“Bランチ”を注文した場合、“Bランチ”は調理人ID=1の調理人が調理可能であると判断される。“Bランチ”は、前の時刻に合計3人分注文されており、調理が開始されていない状態である。しかし、図7(A)のように、“Bランチ”のロット数は3であるので、相乗りは不可能となる。よって、予定配膳時間は、“Bランチ”の基本調理時間の5分が、基本調理時間の積算の30分と、カウンタ値の4分と足し合わされ、予定配膳時間は39分となる。
【0077】
配膳が完了した場合(配完フラグが全て“on”)になった場合には、伝票番号0007の伝票を発行する。
上記のように、調理人が2人の場合にも、調理時間カウンタを2人分設けて、注文された料理の基本調理時間を積算して、調理時間カウンタのカウンタ値に足し合わせて予定配膳時間を算出することで、客に、より正確な予定配膳時間を通知することが可能になる。
【0078】
なお、注文された料理の情報を、配膳管理サーバ10から受信する端末(以下、調理状況通知端末)を調理場に配置して、調理人が参照可能にして、さらに調理状況を配膳管理サーバ10に通知するようにしてもよい。
【0079】
図9は、調理状況通知端末に表示される画面の例であり、(A)は調理人ID=1用の表示画面で、(B)は調理人ID=2用の表示画面の例である。
注文受付順に、調理を開始したか否か、料理名、数量、調理が完了したか否かが表示される。
【0080】
図9(A)では、“Aランチ”の調理が完了して、“Bランチ”の調理を開始していることを示す。また、図9(B)では、“Eランチ”の調理を開始していることを示す。
【0081】
調理人により、調理開始ボタン50が押下されることにより、画面には“開始”と表示されるとともに、調理開始信号が配膳管理サーバ10に通知される。これにより、配膳管理サーバ10では、調理を行うべき注文された料理の基本調理時間を、前述したような調理時間カウンタにセットし、カウントダウン処理を開始させる。一方、調理人により、調理完了ボタン51が押下されることにより、画面には“完了”と表示されるとともに、調理完了信号が配膳管理サーバ10に通知される。配膳管理サーバ10は、これを受けて調理時間カウンタのカウントダウンを終了させ、カウンタ値を0にする。このように、調理人から、調理状況を受け取り、これを反映させることで、より正確な予定配膳時間を算出でき、客に通知することができる。
【0082】
次に、接客係の携帯する注文受付端末20の表示例を示す。
図10は、注文受付端末の表示例であり、(A)は注文受付画面、(B)は調理依頼状況の表示例である。
【0083】
図10(A)のように、注文受付画面には、グループごと(伝票ごと)に、テーブル番号、人数、受付時間、席番、料理名、入力した料理の予定配膳時間と、料理の数量などが表示される。この予定配膳時間を客に通知して、客が承諾すれば、注文ボタン60を押下することで、注文が登録される。また、切替ボタン61aを押下すると、図10(B)のような調理依頼状況が表示される。ここでは、調理人ごとの、調理依頼状況として、料理名と、注文数やロットが参照できるようになっている。例えば、調理人ID=1の欄で、“Aランチ(10) 1 5”は、基本調理時間が10分のAランチの注文が1つあり、ロットは5であることを示す。ここで、反映ボタン62を押下すると、配膳管理サーバ10からの情報を受け取り、注文を反映させた最新の調理依頼状況が表示される。また、切替ボタン61bを押下すると、図10(A)の注文受付の画面に戻る。
【0084】
なお、上記では、調理人が2人の場合について説明したが、3人以上の場合についても、調理時間カウンタを人数分設けることで、予定配膳時間を同様に算出することができる。
【0085】
また、上記では、予定配膳時間を客に通知して、承諾を得るとして説明したが、全ての場合について通知するのではなく、例えば、予定配膳時間が20分を超える場合にのみ、通知するようにしてもよい。
【0086】
なお、上記では、接客係が注文受付端末20で、客の注文を受け付けるとして説明したが、例えば、客席のテーブルに注文を入力する端末装置を備え、客が直接入力することにより、配膳管理サーバ10に注文を送信して、注文を行うような場合にも本発明が適用できることは言うまでもない。
【0087】
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、配膳管理サーバ10が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto−Optical disc)などがある。
【0088】
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
【0089】
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
【0090】
(付記1)注文された料理が配膳されるまでの予定配膳時間を通知するサービス提供予定時間通知方法において、
客からの注文を入力するステップと、
前記料理の基本調理時間が管理されている基本調理時間テーブルから、注文された前記料理の前記基本調理時間を抽出するステップと、
調理人が仕掛かり中の前記料理の調理時間を管理する調理時間カウンタを参照して、前記調理時間に、前記注文を入力するたびごとに抽出された前記基本調理時間を積算していき、前記予定配膳時間を算出するステップと、
前記予定配膳時間を通知するステップと、
を有することを特徴とするサービス提供予定時間通知方法。
【0091】
(付記2)前記予定配膳時間を超過しても前記料理が配膳されない場合は、アラーム信号を送出することを特徴とする付記1記載のサービス提供予定時間通知方法。
【0092】
(付記3)調理が開始された場合に、調理開始信号を受信し、前記基本調理時間を前記調理時間カウンタにセットし、カウントダウン処理を開始することを特徴とする付記1記載のサービス提供予定時間通知方法。
【0093】
(付記4)調理完了信号を受信した場合、その時点の前記調理時間カウンタの値をもとに前記予定配膳時間を修正することを特徴とする付記1記載のサービス提供予定時間通知方法。
【0094】
(付記5)注文された料理が配膳されるまでの予定配膳時間を通知する処理をコンピュータに機能させるプログラムにおいて、
コンピュータを、
客からの注文を入力する注文入力手段、
前記料理の基本調理時間が管理されている基本調理時間テーブルから、注文された前記料理の前記基本調理時間を抽出する基本調理時間抽出手段、
調理人が仕掛かり中の前記料理の調理時間を管理する調理時間カウンタを参照して、仕掛かり中の前記調理時間に、前記注文を入力するたびごとに抽出された前記基本調理時間を積算していき、前記予定配膳時間を算出する予定配膳時間算出手段、
前記予定配膳時間を通知する予定配膳時間通知手段、
として機能させるプログラム。
【0095】
(付記6)前記コンピュータを更に、
前記予定配膳時間を超過しても前記料理が配膳されない場合は、アラーム信号を送出するアラーム送出手段として機能させることを特徴とする付記5記載のプログラム。
【0096】
(付記7)注文された料理が配膳されるまでの予定配膳時間を通知するサービス提供予定時間通知装置において、
客からの注文を入力する注文入力手段と、
前記料理の基本調理時間が管理されている基本調理時間テーブルから、注文された前記料理の前記基本調理時間を抽出する基本調理時間抽出手段と、
調理人が仕掛かり中の前記料理の調理時間を管理する調理時間カウンタを参照して、仕掛かり中の前記調理時間に、前記注文を入力するたびごとに抽出された前記基本調理時間を積算していき、前記予定配膳時間を算出する予定配膳時間算出手段と、
前記予定配膳時間を通知する予定配膳時間通知手段と、
を有することを特徴とするサービス提供予定時間通知装置。
【0097】
(付記8)前記予定配膳時間を超過しても前記料理が配膳されない場合は、アラーム信号を送出するアラーム送出手段を有することを特徴とする付記7記載のサービス提供予定時間通知装置。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、仕掛かり中の料理の調理時間を管理する調理時間カウンタのカウンタ値に、注文された料理の基本調理時間を積算していくことで、正確な予定配膳時間を算出し、客に通知することができる。客は、その時間を経過して料理が配膳されない場合には、その旨を接客係に伝えればよく、不要なトラブルを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のサービス提供予定時間通知方法が実現される配膳管理システムの概略の構成図である。
【図2】本発明の実施の形態の配膳管理サーバのハードウェア構成例である。
【図3】配膳管理サーバにおけるサービス提供予定時間通知方法を説明するフローチャートである。
【図4】調理時間カウンタのカウントダウン処理を説明するフローチャートである。
【図5】基本調理時間テーブルの例を示す図である。
【図6】注文管理テーブルの例を示す図である。
【図7】調理人ごとの基本調理時間テーブルの例であり、(A)が調理人ID=1の調理人の基本調理時間テーブル、(B)が調理人ID=2の調理人の基本調理時間テーブルの例である。
【図8】調理人が2人の場合の、注文管理テーブルの例である。
【図9】調理状況通知端末に表示される画面の例であり、(A)は調理人ID=1用の表示画面で、(B)は調理人ID=2用の表示画面の例である。
【図10】注文受付端末の表示例であり、(A)は注文受付画面、(B)は調理依頼状況の表示例である。
【符号の説明】
10 配膳管理サーバ
10a 基本調理時間テーブル
10b 調理時間カウンタ
10c 注文管理テーブル
20 注文受付端末
30 配膳指示機

Claims (5)

  1. 注文された料理が配膳されるまでの予定配膳時間を通知するサービス提供予定時間通知方法において、
    客からの注文を入力するステップと、
    前記料理の基本調理時間が管理されている基本調理時間テーブルから、注文された前記料理の前記基本調理時間を抽出するステップと、
    調理人が仕掛かり中の前記料理の調理時間を管理する調理時間カウンタを参照して、前記調理時間に、前記注文を入力するたびごとに抽出された前記基本調理時間を積算していき、前記予定配膳時間を算出するステップと、
    前記予定配膳時間を通知するステップと、
    を有することを特徴とするサービス提供予定時間通知方法。
  2. 前記予定配膳時間を超過しても前記料理が配膳されない場合は、アラーム信号を送出することを特徴とする請求項1記載のサービス提供予定時間通知方法。
  3. 調理が開始された場合に、調理開始信号を受信し、前記基本調理時間を前記調理時間カウンタにセットし、カウントダウン処理を開始することを特徴とする請求項1記載のサービス提供予定時間通知方法。
  4. 調理完了信号を受信した場合、その時点の前記調理時間カウンタの値をもとに前記予定配膳時間を修正することを特徴とする請求項1記載のサービス提供予定時間通知方法。
  5. 注文された料理が配膳されるまでの予定配膳時間を通知する処理をコンピュータに機能させるプログラムにおいて、
    コンピュータを、
    客からの注文を入力する注文入力手段、
    前記料理の基本調理時間が管理されている基本調理時間テーブルから、注文された前記料理の前記基本調理時間を抽出する基本調理時間抽出手段、
    調理人が仕掛かり中の前記料理の調理時間を管理する調理時間カウンタを参照して、前記仕掛かり中の調理時間に、前記注文を入力するたびごとに抽出された前記基本調理時間を積算していき、予定配膳時間を算出する予定配膳時間算出手段、
    前記予定配膳時間を通知する予定配膳時間通知手段、
    として機能させるプログラム。
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