JP2023022569A - 洗眼用組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】プロピレングリコールを配合しながらも、防腐性に優れた洗眼用組成物を提供することを目的とする。【解決手段】ヒアルロン酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種を0.01w/v%以上、及びプロピレングリコールを含有し、第4級アンモニウム塩系防腐剤、パラオキシ安息香酸エステル類、クロロブタノール及びソルビン酸類から選択される防腐剤を含有しない、洗眼用組成物。【選択図】なし
Description
洗眼用組成物に関する。
洗眼薬の浸透圧は涙液に近い値に調整することが望ましいとされており、その等張化剤としてプロピレングリコールが配合されることが多い。しかし、プロピレングリコールを配合すると防腐性が悪化するという問題があった。一方、塩化ベンザルコニウムのような防腐剤を使用することで防腐性を向上させることが知られているが(特許文献1)、角膜への影響やコンタクトレンズへの吸着が懸念され、防腐剤の使用は望ましくない。
そこで、本発明者は、プロピレングリコールを配合しながらも、防腐性に優れた洗眼用組成物を提供することを目的とする。
本発明者は、前記課題に鑑み鋭意検討を行ったところ、洗眼用組成物においてプロピレングリコールに0.01w/v%以上のヒアルロン酸を組み合わせて使用することにより、防腐剤を配合していないにもかかわらず、また、プロピレングリコールを配合しているにもかかわらず、洗眼用組成物に防腐性を付与できることを見出した。本発明は該知見に基づき更に検討を重ねた結果完成されたものであり、次に掲げるものである。
項1.(A)ヒアルロン酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種を0.01w/v%以上、及び(B)プロピレングリコールを含有し、第4級アンモニウム塩系防腐剤、パラオキシ安息香酸エステル類、クロロブタノール及びソルビン酸類から選択される防腐剤を含有しない、洗眼用組成物。
項2.更に、(C)エデト酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種を0.05w/v%以上含有する、項1に記載の洗眼用組成物。
項3.更に、(D)ピリドキシン、コンドロイチン硫酸及びこれらの塩からなる群より選択される少なくとも1種を含有する、項1または2に記載の洗眼用組成物。
項4.コンタクトレンズ装着中に使用される、項1~3のいずれか一項に記載の洗眼組成物。
項1.(A)ヒアルロン酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種を0.01w/v%以上、及び(B)プロピレングリコールを含有し、第4級アンモニウム塩系防腐剤、パラオキシ安息香酸エステル類、クロロブタノール及びソルビン酸類から選択される防腐剤を含有しない、洗眼用組成物。
項2.更に、(C)エデト酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種を0.05w/v%以上含有する、項1に記載の洗眼用組成物。
項3.更に、(D)ピリドキシン、コンドロイチン硫酸及びこれらの塩からなる群より選択される少なくとも1種を含有する、項1または2に記載の洗眼用組成物。
項4.コンタクトレンズ装着中に使用される、項1~3のいずれか一項に記載の洗眼組成物。
ヒアルロン酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種を0.01w/v%以上と、プロピレングリコールとを組み合わせて用いることにより、第4級アンモニウム塩系防腐剤、パラオキシ安息香酸エステル類、クロロブタノール及びソルビン酸類から選択される防腐剤を含有しなくても、防腐性に優れた洗眼用組成物を提供することができる。
以下、本開示に包含される実施形態について更に詳細に説明する。
本開示は、ヒアルロン酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種を0.01w/v%以上、及びプロピレングリコールを含有し、第4級アンモニウム塩系防腐剤、パラオキシ安息香酸エステル類、クロロブタノール及びソルビン酸類から選択される防腐剤を含有しない、洗眼用組成物を包含する。
ヒアルロン酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種(成分(A)と称することがある)は、従来公知の物質であり、ヒアルロン酸の塩として、好ましくはナトリウム塩等のアルカリ金属塩等が例示される。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
成分(A)の含有量は、本開示の洗眼用組成物中0.01w/v%以上である限り制限されず、好ましくは0.01~0.08w/v%、より好ましくは0.01~0.02w/v%、更に好ましくは0.015~0.02w/v%が例示される。
プロピレングリコール(成分(B)と称することがある)は、従来公知である。プロピレングリコールの含有量は、本開示の効果が得られる限り制限されないが、該洗眼用組成物中、好ましくは0.01~2w/v%、より好ましくは0.05~1.5w/v%、更に好ましくは0.1~1w/v%が例示される。また、プロピレングリコールの含有量は、本開示の効果が得られる限り制限されないが、該洗眼用組成物中、成分(A)1質量部あたり、好ましくは1~100質量部、より好ましくは10~55質量部、更に好ましくは20~50質量部が例示される。
本開示の洗眼用組成物は、第4級アンモニウム塩系防腐剤、パラオキシ安息香酸エステル類、クロロブタノール及びソルビン酸類から選択される防腐剤を含有しない。該防腐剤は、点眼、洗眼分野で従来公知の防腐剤である。第4級アンモニウム系防腐剤として、ベンザルコニウム塩化物、ベンゼトニウム塩化物等が例示される。パラオキシ安息香酸エステル類として、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチル等のパラオキシ安息香酸エステル、パラオキシ安息香酸エステルの塩(ナトリウム塩等のアルカリ金属塩等)等が例示される。ソルビン酸類として、ソルビン酸、ソルビン酸の塩(ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属等)等が例示される。
本開示の洗眼用組成物は、更に、エデト酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種(成分(C)と称することがある)を含有してもよい。エデト酸は、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)とも称され従来公知である。エデト酸の塩としては、エデト酸一ナトリウム、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、エデト酸二カリウム、エデト酸三カリウム、エデト四カリウム等(水和物を含む)が例示される。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本開示の洗眼用組成物が成分(C)を含有する場合、その含有量は、本開示の効果が得られる限り制限されないが、該洗眼用組成物中、成分(C)は0.02w/v%以上、好ましくは0.05w/v%以上、より好ましくは0.05~0.1w/v%、更に好ましくは0.05~0.08w/v%が例示される。また、成分(C)の含有量は、本開示の効果が得られる限り制限されないが、該洗眼用組成物中、成分(A)1質量部あたり、好ましくは1~8質量部、より好ましくは2~6質量部、更に好ましくは2.5~5質量部が例示される。
本開示の洗眼用組成物は、更に、ピリドキシン、コンドロイチン硫酸及びこれらの塩からなる群より選択される少なくとも1種(成分(D)と称することがある)を含有してもよい。
ピリドキシン及びその塩は、公知の物質であり制限されないが、ピリドキシンの塩として塩酸塩(塩酸ピリドキシン)、リン酸塩等の無機酸塩が例示される。
コンドロイチン硫酸は、D-グルクロン酸とN-アセチルガラクトサミンの2糖が反復する糖鎖に硫酸がエステル結合した構造を有するムコ多糖である。コンドロイチン硫酸の塩としては、本発明を制限するものではないが、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、マグネシウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩等が例示される。本発明を制限するものではないが、コンドロイチン硫酸の塩として、好ましくはコンドロイチン硫酸エステルナトリウム等が例示される。
本開示において使用されるコンドロイチン硫酸やその塩はこの限りにおいて制限されないが、その分子量として、好ましくは重量平均分子量が0.5万~4.5万程度が例示され、より好ましくは1万~4万程度、更に好ましくは1.5万~3万程度が例示される。重量平均分子量はゲルろ過クロマトグラフィーにより測定される。コンドロイチン硫酸やその塩は市販されており、例えば商品名局外規コンドロイチン硫酸ナトリウム(生化学工業株式会社製、重量平均分子量20000)で販売されている。
ピリドキシンやその塩、コンドロイチン硫酸やその塩は、1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本開示の洗眼用組成物が成分(D)を含有する場合、その含有量は、本開示の効果が得られる限り制限されないが、該洗眼用組成物中、成分(D)は好ましくは0.001~0.1w/v%、より好ましくは0.01~0.07w/v%、更に好ましくは0.04~0.06w/v%が例示される。また、成分(D)含有量は、本開示の効果が得られる限り制限されないが、該洗眼用組成物中、成分(A)1質量部あたり、好ましくは1~10質量部、より好ましくは2~6質量部、更に好ましくは2~4質量部が例示される。
また、本開示を制限するものではないが、より好ましくは、ピリドキシン及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種は、該洗眼用組成物中、0.008~0.01w/v%、更に好ましくは0.001~0.01w/v%、特に好ましくは0.005~0.01w/v%が例示される。
また、本開示を制限するものではないが、より好ましくは、コンドロイチン硫酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種が、該洗眼用組成物中、0.0055~0.05w/v%、更に好ましくは0.01~0.05w/v%、特に好ましくは0.025~0.05w/v%が例示される。
本開示の洗眼用組成物は、点眼や洗眼における使用に許容可能な任意の他の成分を更に含有してもよい。該他の成分として、本開示を制限するものではないが、緩衝剤、安定剤、等張化剤、溶剤(水等)、pH調整剤、薬効成分、清涼化剤、刺激剤、増粘剤等が例示される。該他の成分は、本開示の効果を妨げないことを限度として、目的等に応じて適宜選択すればよく、1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよく、その配合量も適宜決定すればよい。なお、前記成分(A)~(D)は、その成分に応じて例えば薬効成分、安定剤、増粘剤等としても知られているが、本開示において前記成分(A)~(D)は該任意の他の成分には包含されない。
該他の成分の一例として緩衝剤を挙げると、緩衝剤としてホウ酸、ホウ砂等が例示される。緩衝剤は、1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。例えば、該組成物がホウ酸を含有する場合、ホウ酸の含有量は、本開示の効果を妨げない限り制限されず、該組成物中、好ましくは0.1~2.5w/v%が例示され、より好ましくは0.5~2w/v%が例示される。例えば、該組成物がホウ砂を含有する場合、ホウ砂の含有量は、本開示の効果を妨げない限り制限されず、該組成物中、好ましくは0.005~0.5w/v%が例示され、より好ましくは0.005~0.05w/v%が例示される。該組成物は、ホウ酸、ホウ砂以外の緩衝剤を含有してもよく、含有しなくてもよい。また、該組成物はホウ酸やホウ砂のいずれか一方のみを配合してもよい。
該他の成分の一例として安定剤を挙げると、安定剤としてポリソルベート(ポリソルベート80、ポリソルベート60等)、ポリオキシエチレン(POE)硬化ヒマシ油(POE(80)硬化ヒマシ油、POE(60)硬化ヒマシ油等、括弧内の数字は酸化エチレンの平均付加モル数を意味する)、POEポリオキシプロピレングリコール、トロメタモール等が例示される。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。該組成物が安定剤を含有する場合、その含有量は、本開示の効果を妨げない限り制限されず、該組成物中、好ましくは0.01~1w/v%が例示され、より好ましくは0.05~0.1w/v%が例示される。該組成物が安定剤を含有する場合、例えばポリソルベート、POE硬化ヒマシ油、POEポリオキシプロピレングリコール及びトロメタモールから選択されるいずれか1種のみ、または2種のみを含有してもよく、また、例えば、ポリソルベートを含有する場合、POE硬化ヒマシ油、POEポリオキシプロピレングリコール及び/またはトロメタモールを配合しないで調製することもできる。
該他の成分の一例として薬効成分を挙げると、薬効成分として、アミノ酸類、抗炎症剤、ビタミン類、抗ヒスタミン剤等が挙げられる。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本開示を制限するものではないが、例えばアミノ酸類として、グルタミン酸及びその塩等のアミノ酸及びその塩;タウリンなどのアミノ酸類似物等が例示される。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。本開示の洗眼用組成物は、アミノ酸及び/またはその塩を配合しないで調製することもできる。ここでいうアミノ酸とは、アミノ基とカルボキシ基の両方の官能基を持つ蛋白質の構成ユニットとなりえるアミノ酸を意味し、例えばL-アスパラギン酸等が含まれる。また、本開示の洗眼用組成物は、アミノ酸類似物を配合しないで調製することもできる。
本開示を制限するものではないが、例えば抗炎症剤として、硫酸亜鉛、乳酸亜鉛、イプシロン-アミノカプロン酸、アラントイン、グリチルリチン酸及びその塩、アズレン類(アズレン、ジメチルイソプロピルアズレン、ジメチルエチルアズレン、これらの塩等)等が例示される。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。本開示を制限するものではないが、該組成物は好ましくは硫酸亜鉛及び/または乳酸亜鉛を含有しない。また、該組成物は、イプシロン-アミノカプロン酸、アラントイン、グリチルリチン酸及びその塩を配合しないで調製することもできる。
本開示を制限するものではないが、例えばビタミン類として、ビタミンA(パルミチン酸レチノール、酢酸レチノール、レチノール、レチナール、レチノイン酸等)、ビタミンB(フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン等)、ビタミンE(酢酸トコフェロール、コハク酸トコフェロール、ニコチン酸トコフェロール、リノレン酸トコフェロール等)等が挙げられる。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。本開示を制限するものではないが、該組成物は、ビタミン類の少なくとも1種を配合しないで調製することもできる。
本開示を制限するものではないが、例えば抗ヒスタミン剤として、クロルフェニラミン及びその塩(マレイン酸クロルフェニラミン等)、ジフェンヒドラミン及びその塩(ジフェンヒドラミン塩酸塩等)等が例示される。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。本開示の組成物は、抗ヒスタミン剤を配合しないで調製することもできる。
本開示の組成物が薬効成分を含有する場合、本開示の効果を妨げない限り、薬効成分の含有量は制限されず、該組成物中、薬効成分の含有量は好ましくは0.05~0.3w/v%、より好ましくは0.1~0.3w/v%、更により好ましくは0.2~0.27w/v%が例示される。
該他の成分の一例として清涼化剤を挙げると、清涼化剤としてメントール、カンフル、ボルネオール等が例示される。清涼化剤は1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。本開示の組成物は、清涼化剤を含有してもよく、清涼化剤を配合しないで調製することもできる。
該他の成分の一例として刺激剤を挙げると、刺激剤としてプロピオンアルデヒド等のアルデヒド等が例示される。本開示を制限するものではないが、本開示の組成物は、刺激剤を含有してもよく、刺激剤を配合せず調製することもできる。
該他の成分の一例として増粘剤を挙げると、増粘剤としてアルギン酸やその塩、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、カルボキシビニルポリマー、これらの塩、グリセリン等が例示される。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。本開示の洗眼用組成物は、これらの増粘剤を配合せず調製することもできる。
本開示の洗眼用組成物は、前記成分(A)及び(B)、必要に応じて前記成分(C)、(D)、前記他の成分を混合することにより製造することができる。該混合は、これらの成分を混合できる限り制限されず、通常の手順に従い混合すればよい。
本開示の洗眼用組成物のpHは、点眼剤や洗眼剤として使用可能な範囲であれば制限されないが、室温(25℃)でpH5~8、好ましくはpH5.5~6.5、より好ましくはpH5.5~6、更に好ましくはpH5.5~5.8が例示される。
本開示の洗眼用組成物の形態は、室温で液状であり、従来公知の方法と同様に眼を洗浄できる限りその使用方法は制限されず、通常、洗眼カップ(アイカップ)を用いた洗眼に使用されるか、点眼による洗眼に使用される。
本開示の洗眼用組成物は、コンタクトレンズを装着した状態で使用してもよく、装着していない状態で使用してもよい。コンタクトレンズは、ハードコンタクトレンズ、ソフトコンタクトレンズの別を問わない。
本開示の洗眼用組成物は、前述のようにして使用できる限り制限されないが、洗眼カップを用いて使用される場合、通常、従来公知の一般的な洗眼剤用の容器(例えば、容器本体、キャップを含む)に収容すればよい。該容器の容量も制限されないが、使い勝手が良い等の観点から、容量は好ましくは450~550mLが例示される。
洗眼カップを用いる洗眼は、通常の手順に従えばよく、例えば、洗眼カップに本開示の洗眼用組成物を前記容器から適量、例えば1眼あたり1回に4~6mLを注ぎ、次いで、該カップを片側の眼周辺に押し当てて該カップ内の洗眼用組成物と眼とを接触させ、数回まばたきを行うことにより使用される。
また、本開示の洗眼用組成物が点眼による洗眼に使用される場合、通常、点眼容器に収容して使用される。点眼容器としては、該組成物を収容して点眼できる限り制限されず、例えば、従来公知の点眼剤や点眼型洗眼剤等に使用されている点眼容器(例えば、容器本体、中栓(ノズル)及びキャップの少なくとも2つが一体型となっているタイプ)が例示される。該容器の容量は制限されないが、使い勝手が良い等の観点から、容量は8~20mLが例示される。
点眼による洗眼は、通常の使用方法に従えばよく、本開示の洗眼用組成物を、1眼あたり1回に4~6滴点眼することにより使用される。1滴あたりの滴下量も制限されないが、1滴あたり、好ましくは35~40μLが例示される。
本開示の洗眼用組成物によれば、第4級アンモニウム塩系防腐剤、パラオキシ安息香酸エステル類、クロロブタノール及びソルビン酸類から選択される防腐剤を配合していないにもかかわらず、ヒアルロン酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種を0.01w/v%以上と、プロピレングリコールとを組み合わせて用いることにより、洗眼用組成物に優れた防腐性を付与することができる。また、更に、エデト酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種を配合したり、ピリドキシン、コンドロイチン硫酸及びこれらの塩からなる群より選択される少なくとも1種を配合することにより、後述の実施例に示す通り防腐剤を配合していないにもかかわらず、洗眼用組成物に一層優れた防腐性を付与することができる。また、該組成物が前述の薬効成分等を更に含有している場合は、該薬効成分等に基づく有用作用も得ることができる。
以下、例を示して本開示をより詳細に説明するが、本開示はこれらに限定されない。
試験例
1.洗眼用組成物の調製
次の表1に示す配合割合に従い各成分を混合し、得られた混合物を滅菌フィルターに通した(実施例1~5、参考例、比較例1~3)。調製直後の各組成物のpHを測定した。pHは、室温(25℃)で、卓上型pHメーターF-52(株式会社堀場製作所製)を用いて測定した。なお、表中のコンドロイチン硫酸エステルナトリウムは、局外規コンドロイチン硫酸ナトリウム(重量平均分子量20000)を使用した。
1.洗眼用組成物の調製
次の表1に示す配合割合に従い各成分を混合し、得られた混合物を滅菌フィルターに通した(実施例1~5、参考例、比較例1~3)。調製直後の各組成物のpHを測定した。pHは、室温(25℃)で、卓上型pHメーターF-52(株式会社堀場製作所製)を用いて測定した。なお、表中のコンドロイチン硫酸エステルナトリウムは、局外規コンドロイチン硫酸ナトリウム(重量平均分子量20000)を使用した。
2.防腐力評価
<カンジダ菌>
滅菌した生理食塩水にカンジダ菌(Candida albicans)を懸濁して菌液(1×108cfu/mL)を調製した。前述のようにして得た各組成物10mLに菌液を1×106cfu/mLとなるように接種し、30℃、暗所で14日間保存した。保存後、カンジダ菌を接種した各組成物0.1mLを市販のGPLP寒天培地(GPLP寒天培地「ダイゴ」、富士フイルム和光純薬株式会社製)にコンラージ棒で塗布し、30℃で48時間培養後、コロニー数を目視でカウントし、カウントした値に100を乗じた値を、保存から14日後の各組成物の菌数とした。接種時の菌数を100%として、14日間保存後の各組成物における菌数の割合(生存率)を算出した。算出した値から次の基準に従って洗眼用組成物の防腐力を評価した。
[評価基準]
◎:生存率が接種量の0.1%以下に減少
○:生存率が接種量の1%以下に減少
△:生存率が接種量の10%以下に減少
×:前記△の基準を満たさない
<カンジダ菌>
滅菌した生理食塩水にカンジダ菌(Candida albicans)を懸濁して菌液(1×108cfu/mL)を調製した。前述のようにして得た各組成物10mLに菌液を1×106cfu/mLとなるように接種し、30℃、暗所で14日間保存した。保存後、カンジダ菌を接種した各組成物0.1mLを市販のGPLP寒天培地(GPLP寒天培地「ダイゴ」、富士フイルム和光純薬株式会社製)にコンラージ棒で塗布し、30℃で48時間培養後、コロニー数を目視でカウントし、カウントした値に100を乗じた値を、保存から14日後の各組成物の菌数とした。接種時の菌数を100%として、14日間保存後の各組成物における菌数の割合(生存率)を算出した。算出した値から次の基準に従って洗眼用組成物の防腐力を評価した。
[評価基準]
◎:生存率が接種量の0.1%以下に減少
○:生存率が接種量の1%以下に減少
△:生存率が接種量の10%以下に減少
×:前記△の基準を満たさない
<黄色ブドウ球菌>
滅菌した生理食塩水に黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)を懸濁して菌液(1×108cfu/mL)を調製した。前述のようにして得た各組成物10mLに菌液を1×106cfu/mLとなるように接種し、35℃、暗所で14日間保存した。保存後、黄色ブドウ球菌を接種した各組成物0.1mLを市販のSCDLP寒天培地(SCDLP寒天培地「ダイゴ」、富士フイルム和光純薬株式会社製)にコンラージ棒で塗布し、35℃で48時間培養後、コロニー数を目視でカウントし、カウントした値に100を乗じた値を、保存から14日後の各組成物の菌数とした。接種時の菌数を100%として、14日間保存後の各組成物における菌数の割合(生存率)を算出した。算出した値から前述と同じ基準に従って洗眼用組成物の防腐力を評価した。
滅菌した生理食塩水に黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)を懸濁して菌液(1×108cfu/mL)を調製した。前述のようにして得た各組成物10mLに菌液を1×106cfu/mLとなるように接種し、35℃、暗所で14日間保存した。保存後、黄色ブドウ球菌を接種した各組成物0.1mLを市販のSCDLP寒天培地(SCDLP寒天培地「ダイゴ」、富士フイルム和光純薬株式会社製)にコンラージ棒で塗布し、35℃で48時間培養後、コロニー数を目視でカウントし、カウントした値に100を乗じた値を、保存から14日後の各組成物の菌数とした。接種時の菌数を100%として、14日間保存後の各組成物における菌数の割合(生存率)を算出した。算出した値から前述と同じ基準に従って洗眼用組成物の防腐力を評価した。
3.結果
結果を表1及び2に示す。
結果を表1及び2に示す。
防腐剤である塩化ベンザルコニウムを配合した参考例は、本試験例におけるポジティブコントロールを意味し、表1に示す通り、評価結果は◎であり、防腐力に優れていた。これに対して、塩化ベンザルコニウムを配合せず、プロピレングリコールを配合した比較例1では評価結果が×であり、所望の防腐力は得られなかった。また、塩化ベンザルコニウムやプロピレングリコールを配合せず、ヒアルロン酸ナトリウムを0.01w/v%で配合した比較例2では評価結果が△であり、所望の防腐力は得られなかった。また、塩化ベンザルコニウムを配合せず、ヒアルロン酸ナトリウム0.001w/v%とプロピレングリコールとを配合した比較例3では評価結果が△であり、所望の防腐力は得られなかった。
これに対して、塩化ベンザルコニウムを配合せず、ヒアルロン酸ナトリウム0.01w/v%とプロピレングリコールとを配合した実施例1では評価結果が○であり、防腐力の向上が認められた。実施例1においてヒアルロン酸ナトリウムの含有量を高めた実施例2においても、評価結果が○であり、防腐力の向上が認められた。このことから、驚くべきことに防腐性が劣るプロピレングリコールにヒアルロン酸ナトリウムを0.01w/v%以上で組み合わせて使用することにより、洗眼用組成物における防腐性を高められることが確認された。
また、実施例1や2において更にエデト酸ナトリウムを配合した実施例3~5、また、実施例5において更にコンドロイチン硫酸エステルナトリウムを配合した実施例6、また、実施例6において更にピリドキシン塩酸塩を配合した実施例7においても評価結果が○または◎であり、防腐力の向上が認められた。また、実施例1~7のpHを6.2とした場合においても、それぞれ、実施例1~7と同程度の防腐性の向上が認められた。
これらのことから、防腐性が劣るプロピレングリコールにヒアルロン酸ナトリウムを0.01w/v%以上で組み合わせて使用することにより、更には、エデト酸ナトリウムやコンドロイチン硫酸エステルナトリウムやピリドキシン塩酸塩を組み合わせて使用することにより、洗眼用組成物における防腐性を高められることが確認された。また、実施例1~7の洗眼用組成物はコンタクトレンズへの吸着が懸念される塩化ベンザルコニウムのような防腐剤を使用せずに防腐性を高められるため、コンタクトレンズを装着したまま洗眼することが可能である。
処方例
表3に示す配合割合に従い洗眼組成物を調製し、試験例と同様の方法で防腐力評価を行ったところ、処方例1~7のいずれの洗眼組成物においても、実施例7と同程度に防腐性の向上が認められた。
表3に示す配合割合に従い洗眼組成物を調製し、試験例と同様の方法で防腐力評価を行ったところ、処方例1~7のいずれの洗眼組成物においても、実施例7と同程度に防腐性の向上が認められた。
Claims (4)
- (A)ヒアルロン酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種を0.01w/v%以上、及び(B)プロピレングリコールを含有し、第4級アンモニウム塩系防腐剤、パラオキシ安息香酸エステル類、クロロブタノール及びソルビン酸類から選択される防腐剤を含有しない、洗眼用組成物。
- 更に、(C)エデト酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種を0.05w/v%以上含有する、請求項1に記載の洗眼用組成物。
- 更に、(D)ピリドキシン、コンドロイチン硫酸及びこれらの塩からなる群より選択される少なくとも1種を含有する、請求項1または2に記載の洗眼用組成物。
- コンタクトレンズ装着中に使用される、請求項1~3のいずれか一項に記載の洗眼組成物。
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