JP2023006028A - パウチおよびパウチ入りケース - Google Patents

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翔大郎 勝田
Shotaro Katsuta
源英 畠
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Abstract

【課題】パウチ運搬時の振動に起因したフィルム損傷を抑制すること。【解決手段】ケース80内に収容された状態で運搬されるパウチ10であって、第1フィルム40は、ケース80内に収容された状態で折り曲がる予定の第1折曲予定箇所41を有し、左右の第1サイドシール24は、第1シール基部24aから左右方向Yの内側に向けて凸状に突出した第1折曲制御シール部24dを有し、第1折曲制御シール部24dは、第1折曲予定箇所41よりも高さ方向Zの外側に位置するように、第1折曲予定箇所41に隣接して形成されているパウチ10。【選択図】図2

Description

本発明は、ケース内に収容された状態で運搬されるパウチおよびパウチ入りケースに関する。
従来、本出願人は、特許文献1において、飲料水や液体洗剤等の内容液を収容する容器として、図12に示すように、左右の側方フィルム130と、左右両側に形成された第1サイドシール124によって左右の側方フィルム130に接続された第1フィルム140と、左右両側に形成された第2サイドシール125によって左右の側方フィルム130に接続された第2フィルム150とを有したパウチ110を提案している。
そして、本出願人は、パウチ110を運搬するに際して、図12に示すように、フィルム140、150を折曲予定箇所141、151で折り曲げてパウチ形状を整え、段ボール等のケース180内にパウチ110を収容した状態で、パウチ110を運搬することを予定している。
特開2020-132177号公報
ところが、本出願人が、図12に示すような、ケース180内にパウチ110を収容した状態でのパウチ110の運搬を模した振動試験を行った結果、ケース180内で下側に向けられた状態で配置された第1フィルム140の図12のA箇所において、第1フィルム140の損傷が生じることがあることが分かった。
このような図12のA箇所における第1フィルム140の損傷は、振動試験における振動に起因して、第1フィルム140の折り曲げ箇所(屈曲箇所)が図12に示す矢印方向(高さ方向)に繰り返し移動を生じることに起因して、発生したものと推測される。
そこで、本発明は、これらの問題点を解決するものであり、簡素な構成で、パウチ運搬時の振動に起因したフィルム損傷を抑制することを目的とするものである。
本発明のパウチは、ケース内に収容された状態で運搬されるパウチであって、前記パウチは、内容液収容部を挟んで左右方向に対向して配置された左右の側方フィルムと、左右両側に形成された第1サイドシールによって前記左右の側方フィルムに接続された第1フィルムと、前記内容液収容部を挟んで表裏方向に前記第1フィルムに対向して配置され、左右両側に形成された第2サイドシールによって前記左右の側方フィルムに接続された第2フィルムとを有し、前記第1フィルムは、前記左右の第1サイドシールの一方側から他方側に向けて延びる、前記ケース内に収容された状態で折り曲がる予定の第1折曲予定箇所を有し、前記左右の第1サイドシールは、高さ方向に延びる第1シール基部と、前記第1シール基部から左右方向内側に向けて凸状に突出した第1折曲制御シール部とをそれぞれ有し、前記第1折曲制御シール部は、前記第1折曲予定箇所よりも高さ方向外側に位置するように、前記第1折曲予定箇所に隣接して形成されていることにより、前記課題を解決するものである。
本発明のパウチの他の態様は、ケース内に収容された状態で運搬されるパウチであって、前記パウチは、内容液収容部を挟んで左右方向に対向して配置された左右の側方フィルムと、左右両側に形成された第1サイドシールによって前記左右の側方フィルムに接続された第1フィルムと、前記内容液収容部を挟んで表裏方向に前記第1フィルムに対向して配置され、左右両側に形成された第2サイドシールによって前記左右の側方フィルムに接続された第2フィルムとを有し、前記第1フィルムは、前記左右の第1サイドシールの一方側から他方側に向けて延びる、前記ケース内に収容された状態で折り曲がる予定の第1折曲予定箇所を有し、前記左右の第1サイドシールは、高さ方向に延びる第1シール基部と、前記第1シール基部から左右方向内側に向けて凸状に突出した第1内側折曲制御シール部とをそれぞれ有し、前記第1内側折曲制御シール部は、前記第1折曲予定箇所よりも高さ方向内側に位置するように、前記第1折曲予定箇所に隣接して形成されていることにより、前記課題を解決するものである。
また、本発明のパウチ入りケースは、前記パウチと、内容液を収容した状態の前記パウチを収容する前記ケースとを備えたパウチ入りケースであって、前記パウチは、前記第1折曲予定箇所で前記第1フィルムを折り曲げた状態で、前記ケース内に収容されていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項1、9、10に係る発明によれば、第1フィルムがケース内に収容された状態で折り曲がる予定の第1折曲予定箇所を有し、左右の第1サイドシールが、第1シール基部から左右方向内側に向けて凸状に突出した第1折曲制御シール部を有し、第1折曲制御シール部が、第1折曲予定箇所よりも高さ方向外側に位置するように、第1折曲予定箇所に隣接して形成されていることにより、第1折曲予定箇所で第1フィルムを折り曲げてパウチ形状を整えた状態で、ケース内に収容されたパウチを運搬する時に、第1折曲制御シール部によって、パウチ運搬時の振動に起因して第1フィルムの折り曲げ箇所が高さ方向に繰り返し移動することを抑制することが可能であるため、簡素な構成で、パウチ運搬時の振動に起因したフィルム損傷の発生を抑制することができる。
また、第1折曲制御シール部の態様として、第1シール基部から左右方向内側に向けて凸状に突出するという簡素な態様を採用することにより、第1折曲制御シール部以外の部分の設計自由度が損なわれることを回避できる。
本請求項7、8に係る発明によれば、第1折曲予定箇所よりも高さ方向内側に位置するように、第1折曲予定箇所に隣接して形成される第1内側折曲制御シール部を、左右の第1サイドシールに形成することにより、上述した第1折曲制御シール部の形成による効果と同様に、パウチ運搬時の振動に起因して第1フィルムの折り曲げ箇所が高さ方向に繰り返し移動することを抑制することが可能であるため、簡素な構成で、パウチ運搬時の振動に起因したフィルム損傷の発生を抑制することができ、また、第1内側折曲制御シール部の態様として、第1シール基部から左右方向内側に向けて凸状に突出するという簡素な態様を採用することにより、第1内側折曲制御シール部以外の部分の設計自由度が損なわれることを回避できる。
本請求項2に係る発明によれば、第1折曲制御シール部の高さ方向内側に面する高さ方向内側縁部が、高さ方向外側に向かうに従って左右方向内側に寄るように傾斜して形成されていることにより、パウチ運搬時の振動に起因した第1フィルムの折り曲げ箇所の高さ方向への移動を抑制しつつも、第1サイドシールの内側縁形状の急激な変化を抑制して、パウチを落下させてしまった時等に第1折曲制御シール部がパウチ破断の起点となることを抑制できる。
本請求項3に係る発明によれば、第1折曲制御シール部の高さ方向外側に面する高さ方向外側縁部が、高さ方向外側に向かうに従って左右方向外側に寄るように傾斜して形成されていることにより、第1折曲制御シール部よりも高さ方向外側における内容液収容部の容積を確保しつつも、第1サイドシールの内側縁形状の急激な変化を抑制して、パウチを落下させてしまった時等に第1折曲制御シール部がパウチ破断の起点となることを抑制できる。
本請求項4に係る発明によれば、側方フィルムに第2フィルムを接続する第2サイドシールにも、折曲制御シール部を形成することにより、パウチ運搬時の振動に起因して第2フィルムの折り曲げ箇所が高さ方向に繰り返し移動することを抑制することが可能であるため、ケース内におけるパウチの設置態様の自由度を向上させることができる。
本請求項6に係る発明によれば、第1フィルムに内側フィルムを接続する第1中間シールにも、折曲制御シール部を形成することにより、パウチ運搬時の振動に起因した第1フィルムの折り曲げ箇所の高さ方向への移動をより確実に抑制することができる。
本請求項11に係る発明によれば、パウチが、第1折曲予定箇所で第1フィルムを折り曲げ第1フィルムを下側に向けてケース内に収容された状態で、第2フィルムよりも上方側に位置するフィルム突出部分を有し、フィルム突出部分に把手部が形成されていることにより、ケース内に収容された状態で第2フィルムよりも上方側に位置する把手部を利用して、使用者がパウチを容易に把持することができる。
本発明の一実施形態に係るパウチを使用状態で載置面上に置いた状態を示す説明図。 ケース内にパウチを収容した状態を示す説明図。 パウチを構成する各フィルムを示す説明図。 折曲制御シール部を中心として示す説明図。 パウチの第1変形例を示す説明図。 パウチの第2変形例を示す説明図。 パウチの第3変形例を示す説明図。 パウチの第4変形例を示す説明図。 図8に示すパウチにおいて折曲制御シール部を中心として示す説明図。 パウチの第5変形例を示す説明図。 図10に示すパウチにおいて折曲制御シール部を中心として示す説明図。 パウチ運搬時における問題点を説明する参考図。
以下に、本発明の一実施形態であるパウチ10について、図面に基づいて説明する。
パウチ10は、飲料水や液体洗剤等の内容液を収容するものであり、図1に示すように、その使用時に、後述するトップシール26を上に向けボトムシール27を下に向けて置かれた状態で、パウチ本体20の側面に装着されたスパウト70から内容液を注出するスパウト付きパウチとして構成されている。
パウチ10は、図1~図3に示すように、可撓性を有したフィルム30、40、50を熱溶着して製袋用シール部23を形成することで袋状に形成されたパウチ本体20と、パウチ本体20内に配置される内側フィルム60と、パウチ本体20に装着されて内容液の注出口として機能する合成樹脂等から成るスパウト70とを有している。
パウチ本体20は、図1~図3に示すように、両側部にマチ部が形成された所謂横ガゼット型のパウチとして構成され、内容液収容部21を挟んで左右方向Yに対向して配置された左右の側方フィルム30と、左右両側に形成された第1サイドシール24によって左右の側方フィルム30に接続された第1フィルム40と、内容液収容部21を挟んで表裏方向Xに第1フィルム40に対向して配置され、左右両側に形成された第2サイドシール25によって左右の側方フィルム30に接続された第2フィルム50と、2つ折りに折り曲げられた状態でパウチ本体20(内容液収容部21)内において左右の側方フィルム30の間に配置された内側フィルム60とを有している。
各フィルム30、40、50、60は、少なくともその片面に熱溶着層を有した矩形状(またはほぼ矩形状)の樹脂フィルムとして形成され、互いに熱溶着される箇所において、熱溶着層同士を対向させるように配置されている。
なお、図3等では、各フィルム30、40、50、60の各熱溶着領域を塗り潰しで表した。
パウチ本体20は、図1~図3に示すように、第1フィルム40の左右方向Yの両側を左右の側方フィルム30に熱溶着した第1サイドシール24と、第2フィルム50の左右方向Yの両側を左右の側方フィルム30に熱溶着した第2サイドシール25と、内容液収容部21を挟んでボトムシール27に対向するパウチ本体20の頂部に対応する位置で、フィルム40、50、60を熱溶着したトップシール26と、パウチ本体20の底部に対応する位置で、フィルム40、50、60を熱溶着したボトムシール27とを有している。
これら、第1サイドシール24と第2サイドシール25とトップシール26とボトムシール27とは、製袋用シール部23を構成する。
また、パウチ本体20は、図1~図3に示すように、第1フィルム40と内側フィルム60とを熱溶着した第1中間シール28と、第2フィルム50と内側フィルム60とを熱溶着した第2中間シール29とを更に有している。
また、左右の側方フィルム30の一方は、図3に示すように、スパウト70が固着されるスパウト用固着部31を有している。
また、内側フィルム60には、図2に示すように、フィルム厚み方向に貫通する孔状に形成された複数のフィルム貫通部61が形成されている。
パウチ10は、その運搬時に、図2に示すような、フィルム40、50を後述する折曲予定箇所41、42、51、52で折り曲げてその全体形状を整えられ、かつ、第1フィルム40(または第2フィルム50)を下側に向けた状態で、内容液を収容した状態の1つまたは複数のパウチ10を段ボール等のケース80内に収容したパウチ入りケースの状態で運搬されるようになっている。この点に関連して、パウチ10は、以下の構成を備えている。
まず、第1フィルム40は、図2や図3に示すように、ケース80内に収容された状態で山折り状に約90°折り曲げられる(屈曲させられる)予定の部位として、スパウト70よりも上方側に設定された上方側の第1折曲予定箇所41と、スパウト70よりも下方側に設定された下方側の折曲予定箇所42とを有している。これら折曲予定箇所41、42は、左右の第1サイドシール24の一方側から他方側に向けて延び、本実施形態では、左右方向Yに沿って直線状に延びている。
また、同様に、第2フィルム50は、図2や図3に示すように、ケース80内に収容された状態で山折り状に約90°折り曲げられる予定の部位として、スパウト70よりも上方側に設定された上方側の第2折曲予定箇所51と、スパウト70よりも下方側に設定された下方側の折曲予定箇所52とを有している。これら折曲予定箇所51、52は、左右の第2サイドシール25の一方側から他方側に向けて延び、本実施形態では、左右方向Yに沿って直線状に延びている。
本実施形態では、図3に示すように、第1フィルム40における第1折曲予定箇所41の高さ方向Zの位置と、第2フィルム50における第2折曲予定箇所51の高さ方向Zの位置とは、同じに設定され、また、第1フィルム40における折曲予定箇所42の高さ方向Zの位置と、第2フィルム50における折曲予定箇所52の高さ方向Zの位置とは、同じに設定されている。
第1、第2サイドシール24、25については、以下の通りに形成されている。
具体的には、第1、第2サイドシール24、25は、図3や図4に示すように、高さ方向Zに延びる帯状の第1、第2シール基部24a、25aと、第1、第2シール基部24a、25aの上方側に形成された上方側傾斜部24b、25bと、第1、第2シール基部24a、25aの下方側に形成された下方側傾斜部24c、25cと、第1、第2シール基部24a、25aから左右方向Yの内側に向けて凸状に連続して(約3.0~5.0mm程度)突出した第1、第2折曲制御シール部24d、25dとをそれぞれ有している。
第1、第2シール基部24a、25aは、図3や図4に示すように、高さ方向Zに沿って直線状に延びる内側縁を有している。
上方側傾斜部24b、25bは、図3や図4に示すように、上方側に向かうに従って左右方向Yの内側に寄るように高さ方向Zに対して(本実施形態では45°)傾斜した内側縁を有している。
下方側傾斜部24c、25cは、図3や図4に示すように、下方側に向かうに従って左右方向Yの内側に寄るように高さ方向Zに対して(本実施形態では45°)傾斜した内側縁を有している。本実施形態では、下方側傾斜部24c、25cは、その全体が折曲予定箇所42、52よりも高さ方向Zの外側(パウチ10の高さ方向Zの中央から遠ざかる側、図3や図4に示す例では下方側)に位置するように、折曲予定箇所42、52に接するように隣接して形成されている。
第1、第2折曲制御シール部24d、25dは、図3や図4に示すように、その全体が第1、第2折曲予定箇所41、51よりも高さ方向Zの外側(パウチ10の高さ方向Zの中央から遠ざかる側、図3や図4に示す例では上方側)に位置するように、第1、第2折曲予定箇所41、51に隣接して形成されている。
なお、本実施形態では、第1、第2折曲制御シール部24d、25dが、図3や図4に示すように、第1、第2折曲予定箇所41、51に接して形成されているが、第1、第2折曲予定箇所41、51との間に僅かな間隔を置いて形成されていてもよい。
第1、第2折曲制御シール部24d、25dは、図4に示すように、高さ方向Zの内側(パウチ10の高さ方向Zの中央に近づく側、図4に示す例では下方側)に面する高さ方向内側縁部24e、25eと、高さ方向Zの外側に面する高さ方向外側縁部24f、25fとを有している。
高さ方向内側縁部24e、25eは、図4に示すように、高さ方向Zの外側に向かうに従って左右方向Yの内側(パウチ10の左右方向Yの中央に近い側)に寄るように傾斜して形成されている。
なお、本実施形態では、高さ方向内側縁部24e、25eは、左右方向Yの内側に向けて凸状になるように曲線状に形成されているが、その具体的態様は如何なるものでもよい。例えば、高さ方向内側縁部24e、25eを、直線状に形成してもよく、また、左右方向Yの外側に向けて凸状になるように曲線状に形成してもよく、また、上述した1つ以上の凸状または凹状の曲線や直線を任意に組み合わせて形成してもよい。
高さ方向外側縁部24f、25fは、図4に示すように、高さ方向Zの外側に向かうに従って左右方向Yの外側に寄るように傾斜して形成されている。
なお、本実施形態では、高さ方向外側縁部24f、25fは、直線状に形成されているが、その具体的態様は如何なるものでもよい。例えば、高さ方向外側縁部24f、25fを、左右方向Yの内側に向けて凸状になるように曲線状に形成してもよく、また、左右方向Yの外側に向けて凸状になるように曲線状に形成してもよく、また、上述した1つ以上の凸状または凹状の曲線や直線を任意に組み合わせて形成してもよい。
また、本実施形態では、図4に示すように、高さ方向内側縁部24e、25eの高さ方向Zの外側部分が、高さ方向Zの外側に向かうに従って左右方向Yの外側に寄るように傾斜した高さ方向外側縁部24f、25fであるものとして説明したが、高さ方向内側縁部24e、25eの高さ方向Zの外側部分の具体的態様は、如何なるものでもよく、例えば、高さ方向Zに沿って延びる内側縁を有するものであってもよく、また、高さ方向Zの外側に向かうに従って左右方向Yの内側に寄るように傾斜した内側縁を有するものであってもよい。
また、パウチ本体20は、図2に示すように、折曲予定箇所41、51でフィルム40、50を折り曲げ第1フィルム40を下側に向けてケース80内に収容された状態で、第2フィルム50よりも上方側に位置するフィルム突出部分22を有している。
このフィルム突出部分22は、フィルム40、50、60が重なった部位であり、フィルム突出部分22には、フィルム40、50、60を貫通して形成された、使用者が手や指を通してパウチ10を持つための孔状の把手部22aが形成されている。
なお、図3においては、技術理解の便宜上、各フィルム30、40、50、60間を熱溶着していない状態で、孔状の把手部22aが形成されているものとして図示したが、本実施形態においては、各フィルム30、40、50、60間を熱溶着した後に、所定箇所に打ち抜き加工を施すことで孔状の把手部22aを形成する。
また、図3に示す符号43、53は、ボトムシール27を下に向けて置かれた状態で、未開封状態の内容液入りのパウチ10を載置面上に置いた時に内容液の液面に接触するフィルム40、50の液面接触予定箇所を示している。
本実施形態では、液面接触予定箇所43、53は、フィルム40、50の折曲予定箇所41、51の下方側に間隔を置いて設定されている。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。また、上記または下記に記載した実施形態や変形例の各構成を、任意に組み合わせてパウチ10を構成しても何ら構わない。
例えば、各フィルム30、40、50、60の具体的態様については、低密度ポリエチレンやポリプロピレンのオレフィン系やPET(ポリエチレンテレフタレート)などのポリエステル系等の熱溶着性を有する層を少なくとも片面に有するものであれば、熱溶着層の単膜又は熱溶着層に任意の層を積層してもよい。積層を構成する素材は如何なるものでもよく、公知のPETやPBT(ポリブチレンテレフタレート)等のポリエステル、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエチレン、アルミ箔等を積層することで任意に形成すればよい。
また、上述した実施形態では、パウチ本体20が、フィルム30、40、50の4枚のフィルムから形成されているものとして説明したが、パウチ本体20を構成するフィルムの枚数等の、パウチ本体20の具体的態様は、上記に限定されない。
また、内側フィルム60を設けなくてもよい。
また、上述した実施形態では、パウチ10が、パウチ本体20にスパウト70が装着されたスパウト付きパウチとして構成されているものとして説明したが、スパウト70を設けることなく、例えば、パウチ本体20の一部を切断することで注出口を形成するようにパウチ10を構成してもよい。
また、上述した実施形態では、第1サイドシール24および第2サイドシール25に、折曲制御シール部24d、25dが形成されているものとして説明したが、図5に示すように、第2サイドシール25に第2折曲制御シール部25dを形成することなく、第1サイドシール24のみに第1折曲制御シール部24dを形成してもよく、この場合、ケース80内にパウチ10を収容する時には、第1フィルム40を下側に向けた状態でケース80内にパウチ10を設置するのが好ましい。
また、図6に示すように、第1中間シール28および第2中間シール29の少なくとも一方に、折曲制御シール部28d、29dを形成してもよい。
具体的に説明すると、内側フィルム60の左右に形成された第1中間シール28および第2中間シール29の少なくとも一方に、高さ方向Zに沿って直線状に延びる内側縁を有した中間シール基部28a、29aから表裏方向X(左右方向Y)の内側に向けて凸状に連続して(約3.0~5.0mm程度)突出した中間折曲制御シール部28d、29dを形成してもよい。この中間折曲制御シール部28d、29dは、第1折曲予定箇所41(または第2折曲予定箇所51)よりも高さ方向Zの外側に位置するように、第1折曲予定箇所41(または第2折曲予定箇所51)に隣接して形成されている。なお、図6に示す例では、折曲制御シール部28d、29dが、第1折曲予定箇所41(または第2折曲予定箇所51)に接して形成されているが、第1折曲予定箇所41(または第2折曲予定箇所51)との間に僅かな間隔を置いて形成されていてもよい。
なお、上記の折曲制御シール部28d、29dの具体的態様は、高さ方向内側縁部24e、25eと同様に形成された高さ方向内側縁部や、高さ方向外側縁部24f、25fと同様に形成された高さ方向外側縁部を有する等、折曲制御シール部24d、25dと同様であるため、その説明を省略する。
また、上述した実施形態では、図3に示すように、フィルム40(50)に2箇所形成された上下の折曲予定箇所41、42(51、52)のうち、上方側の折曲予定箇所41(51)の高さ方向Zの外側に、折曲制御シール部24d(25d)が形成されているものとして説明したが。折曲制御シール部24d(25d)の形成位置や数量は上記に限定されず、例えば、図7に示すように、下方側の折曲予定箇所41(51)の高さ方向Zの外側にも、下方側の折曲予定箇所41(51)に隣接して形成された折曲制御シール部24d(25d)を形成してもよい。なお、図7に示す例では、下方側の折曲制御シール部24d(25d)が、下方側の折曲予定箇所41(51)に接して形成されているが、下方側の折曲予定箇所41(51)との間に僅かな間隔を置いて形成されていてもよい。
なお、この場合の下方側の折曲制御シール部24d(25d)の具体的態様は、高さ方向内側縁部24e(25e)と同様に形成された高さ方向内側縁部や、高さ方向外側縁部24f(25f)と同様に形成された高さ方向外側縁部を有する等、上方側の折曲制御シール部24d(25d)と同様であるため、その説明を省略する。
また、図8や図9に示すように、上述した第1、第2折曲制御シール部24d、25dに加えて、第1、第2サイドシール24、25に、第1、第2シール基部24a、25aから左右方向Yの内側に向けて凸状に突出した第1、第2内側折曲制御シール部24g、25gを形成してもよい。
これら第1、第2内側折曲制御シール部24g、25gは、図8や図9に示すように、第1、第2折曲予定箇所41、51よりも高さ方向Zの内側に位置するように、第1、第2折曲予定箇所41、51に隣接して形成されている。
第1、第2内側折曲制御シール部24g、25gは、図8や図9に示すように、高さ方向Zの内側に面する高さ方向内側縁部24h、25hと、高さ方向Zの外側に面する高さ方向外側縁部24i、25iとを有している。
高さ方向内側縁部24h、25hは、図8や図9に示すように、高さ方向Zの内側に向かうに従って左右方向Yの外側に寄るように傾斜して形成されている。
なお、本実施形態では、高さ方向内側縁部24h、25hは、直線状に形成されているが、その具体的態様は如何なるものでもよい。例えば、高さ方向内側縁部24h、25hを、左右方向Yの内側に向けて凸状になるように曲線状に形成してもよく、また、左右方向Yの外側に向けて凸状になるように曲線状に形成してもよく、また、上述した1つ以上の凸状または凹状の曲線や直線を任意に組み合わせて形成してもよい。
高さ方向外側縁部24i、25iは、図8や図9に示すように、高さ方向Zの内側に向かうに従って左右方向Yの内側に寄るように傾斜して形成されている。
なお、本実施形態では、高さ方向外側縁部24i、25iは、左右方向Yの内側に向けて凸状になるように曲線状に形成されているが、その具体的態様は如何なるものでもよい。例えば、高さ方向外側縁部24i、25iを、直線状に形成してもよく、また、左右方向Yの外側に向けて凸状になるように曲線状に形成してもよく、また、上述した1つ以上の凸状または凹状の曲線や直線を任意に組み合わせて形成してもよい。
また、図8や図9に示す例では、高さ方向外側縁部24i、25iの高さ方向Zの内側部分が、高さ方向Zの内側に向かうに従って左右方向Yの外側に寄るように傾斜した高さ方向内側縁部24h、25hであるものとして説明したが、高さ方向外側縁部24i、25iの高さ方向Zの内側部分の具体的態様は、如何なるものでもよく、例えば、高さ方向Zに沿って延びる内側縁を有するものであってもよく、また、高さ方向Zの内側に向かうに従って左右方向Yの内側に寄るように傾斜した内側縁を有するものであってもよい。
なお、図8や図9に示す例では、第1、第2サイドシール24、25に、第1、第2内側折曲制御シール部24g、25gが形成されているものとして説明したが、第2サイドシール25に第2内側折曲制御シール部25gを形成することなく、第1サイドシール24のみに第1内側折曲制御シール部24gを形成してもよい。この場合、ケース80内にパウチ10を収容する時には、第1フィルム40を下側に向けた状態でケース80内にパウチ10を設置するのが好ましい。
また、第1サイドシール24に第1内側折曲制御シール部24gを形成することなく、第2サイドシール25のみに第2内側折曲制御シール部25gを形成してもよい。
また、図8や図9に示した例では、第1、第2サイドシール24、25に、第1、第2折曲制御シール部24d、25dおよび第1、第2内側折曲制御シール部24g、25gが形成されているものとして説明したが、図10や図11に示すように、第1、第2折曲制御シール部24d、25dを形成することなく、第1、第2内側折曲制御シール部24g、25g(または第1内側折曲制御シール部24gのみ)を形成してもよい。
また、図8や図9に示す例では、第1、第2内側折曲制御シール部24g、25gが、第1、第2折曲予定箇所41、51に接して形成されているが、第1、第2折曲予定箇所41、51との間に僅かな間隔を置いて形成されていてもよい。
また、図8や図9に示す例では、フィルム40(50)に2箇所形成された上下の折曲予定箇所41、42(51、52)のうち、上方側の折曲予定箇所41(51)の高さ方向Zの内側に、第1、第2内側折曲制御シール部24g、25gが形成されているものとして説明したが。第1、第2内側折曲制御シール部24g、25gの形成位置や数量は上記に限定されず、例えば、下方側の折曲予定箇所41(51)の高さ方向Zの内側にも、下方側の折曲予定箇所41(51)に隣接して形成された第1、第2内側折曲制御シール部24g、25gを形成してもよい。
また、中間シール28、29に内側折曲制御シール部(図示しない)を設けてもよく、すなわち、中間シール基部28a、29aから表裏方向X(左右方向Y)の内側に向けて凸状に連続して突出して形成され、第1、第2折曲予定箇所41、51よりも高さ方向Zの内側に位置するように、第1、第2折曲予定箇所41、51に隣接して形成された、内側折曲制御シール部(図示しない)を設けてもよい。当該内側折曲制御シール部(図示しない)の具体的態様は、中間シール28、29に形成されていることを除いて、上述した第1、第2内側折曲制御シール部24g、25gと同様であるため、その説明を省略する。
また、上述した実施形態や変形例では、折曲制御シール部24d、24g、25d、25g、28d、29dが、シール基部24a、25a、28a、29aに連続して形成されているものとして説明したが、折曲制御シール部24d、24g、25d、25g、28d、29dをシール基部24a、25a、28a、29aから独立して形成してもよい。
また、上述した実施形態では、図2に示すように、フィルム40、50を折曲予定箇所41、51で折り曲げてパウチ10の形状を整えた状態で、第1フィルム40(または第2フィルム50)よりも上方側に位置するフィルム突出部分22が形成されるようなサイズで、フィルム40、50、60が形成されているが、上記の通りにパウチ10の形状を整えた状態でフィルム突出部分22が形成されないようなサイズで、フィルム40、50、60を形成してもよい。
また、フィルム40、50に、折曲予定箇所41、42、51、52を示す印刷や印字等を施してもよく、また、このような印刷や印字等を施さなくてもよい。
また、上述した実施形態では、第1フィルム40(または第2フィルム50)を下側に向けた状態で、ケース80内にパウチ10を収容するものとして説明したが、ケース80内におけるパウチ10の収容態様は、上記に限定されず、例えば、フィルム40、50を折曲予定箇所41、42、51、52で折り曲げて全体形状を整え、トップシール26側(図2に示すパウチ10の左側面側)やボトムシール27側(図2に示すパウチ10の右側面側)を下側に向けた状態で、ケース80内にパウチ10を収容してもよい。
10 ・・・ パウチ
20 ・・・ パウチ本体
21 ・・・ 内容液収容部
22 ・・・ フィルム突出部分
22a ・・・ 把手部
23 ・・・ 製袋用シール部
24 ・・・ 第1サイドシール
24a ・・・ 第1シール基部
24b ・・・ 上方側傾斜部
24c ・・・ 下方側傾斜部
24d ・・・ 第1折曲制御シール部
24e ・・・ 高さ方向内側縁部
24f ・・・ 高さ方向外側縁部
24g ・・・ 第1内側折曲制御シール部
24h ・・・ 高さ方向内側縁部
24i ・・・ 高さ方向外側縁部
25 ・・・ 第2サイドシール
25a ・・・ 第2シール基部
25b ・・・ 上方側傾斜部
25c ・・・ 下方側傾斜部
25d ・・・ 第2折曲制御シール部
25e ・・・ 高さ方向内側縁部
25f ・・・ 高さ方向外側縁部
25g ・・・ 第2内側折曲制御シール部
25h ・・・ 高さ方向内側縁部
25i ・・・ 高さ方向外側縁部
26 ・・・ トップシール
27 ・・・ ボトムシール
28 ・・・ 第1中間シール
28a ・・・ 中間シール基部
28d ・・・ 折曲制御シール部
28e ・・・ 高さ方向内側縁部
28f ・・・ 高さ方向外側縁部
29 ・・・ 第2中間シール
29a ・・・ 中間シール基部
29d ・・・ 中間折曲制御シール部
29e ・・・ 高さ方向内側縁部
29f ・・・ 高さ方向外側縁部
30 ・・・ 側方フィルム
31 ・・・ スパウト用固着部
40 ・・・ 第1フィルム
41 ・・・ 第1折曲予定箇所
42 ・・・ 折曲予定箇所
43 ・・・ 液面接触予定箇所
50 ・・・ 第2フィルム
51 ・・・ 第2折曲予定箇所
52 ・・・ 折曲予定箇所
53 ・・・ 液面接触予定箇所
60 ・・・ 内側フィルム
61 ・・・ フィルム貫通部
70 ・・・ スパウト
80 ・・・ ケース
X ・・・ 表裏方向
Y ・・・ 左右方向
Z ・・・ 高さ方向

Claims (11)

  1. ケース内に収容された状態で運搬されるパウチであって、
    前記パウチは、内容液収容部を挟んで左右方向に対向して配置された左右の側方フィルムと、左右両側に形成された第1サイドシールによって前記左右の側方フィルムに接続された第1フィルムと、前記内容液収容部を挟んで表裏方向に前記第1フィルムに対向して配置され、左右両側に形成された第2サイドシールによって前記左右の側方フィルムに接続された第2フィルムとを有し、
    前記第1フィルムは、前記左右の第1サイドシーの一方側から他方側に向けて延びる、前記ケース内に収容された状態で折り曲がる予定の第1折曲予定箇所を有し、
    前記左右の第1サイドシールは、高さ方向に延びる第1シール基部と、前記第1シール基部から左右方向内側に向けて凸状に突出した第1折曲制御シール部とをそれぞれ有し、
    前記第1折曲制御シール部は、前記第1折曲予定箇所よりも高さ方向外側に位置するように、前記第1折曲予定箇所に隣接して形成されていることを特徴とするパウチ。
  2. 前記第1折曲制御シール部は、高さ方向内側に面する高さ方向内側縁部を有し、
    前記高さ方向内側縁部は、高さ方向外側に向かうに従って左右方向内側に寄るように傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1に記載のパウチ。
  3. 前記第1折曲制御シール部は、高さ方向外側に面する高さ方向外側縁部を有し、
    前記高さ方向外側縁部は、高さ方向外側に向かうに従って左右方向外側に寄るように傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパウチ。
  4. 前記第2フィルムは、前記左右の第2サイドシールの一方側から他方側に向けて延びる、前記ケース内に収容された状態で折り曲がる予定の第2折曲予定箇所を有し、
    前記左右の第2サイドシールは、高さ方向に延びる第2シール基部と、前記第2シール基部から左右方向内側に向けて凸状に突出した第2折曲制御シール部とをそれぞれ有し、
    前記第2折曲制御シール部は、前記第2折曲予定箇所よりも高さ方向外側に位置するように、前記第2折曲予定箇所に隣接して形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のパウチ。
  5. 前記パウチは、前記第1フィルムおよび前記第2フィルムを接続したボトムシールと、前記内容液収容部を挟んで前記ボトムシールに対向する位置で前記第1フィルムおよび前記第2フィルムを接続したトップシールとを有し、
    前記パウチは、前記トップシールを上に向け前記ボトムシールを下に向けて置かれた状態で、前記左右の側方フィルムの一方に装着されたスパウトから内容液を注出するスパウト付きパウチとして構成され、
    前記第1折曲予定箇所は、前記スパウトよりも上方側に設定され、
    前記第1折曲制御シール部は、前記第1折曲予定箇所よりも上方側に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のパウチ。
  6. 前記パウチは、前記パウチ内において前記左右の側方フィルムの間に配置される内側フィルムを更に備え、
    前記内側フィルムは、第1中間シールによって前記第1フィルムに接続されるとともに、第2中間シールによって前記第2フィルムに接続され、
    前記第1中間シールは、高さ方向に延びる中間シール基部と、前記中間シール基部から表裏方向内側に向けて凸状に突出した中間折曲制御シール部を有し、
    前記中間折曲制御シール部は、前記第1折曲予定箇所よりも高さ方向外側に位置するように、前記第1折曲予定箇所に隣接して形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のパウチ。
  7. 前記左右の第1サイドシールは、前記第1シール基部から左右方向内側に向けて凸状に突出した第1内側折曲制御シール部を更に有し、
    前記第1内側折曲制御シール部は、前記第1折曲予定箇所よりも高さ方向内側に位置するように、前記第1折曲予定箇所に隣接して形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のパウチ。
  8. ケース内に収容された状態で運搬されるパウチであって、
    前記パウチは、内容液収容部を挟んで左右方向に対向して配置された左右の側方フィルムと、左右両側に形成された第1サイドシールによって前記左右の側方フィルムに接続された第1フィルムと、前記内容液収容部を挟んで表裏方向に前記第1フィルムに対向して配置され、左右両側に形成された第2サイドシールによって前記左右の側方フィルムに接続された第2フィルムとを有し、
    前記第1フィルムは、前記左右の第1サイドシールの一方側から他方側に向けて延びる、前記ケース内に収容された状態で折り曲がる予定の第1折曲予定箇所を有し、
    前記左右の第1サイドシールは、高さ方向に延びる第1シール基部と、前記第1シール基部から左右方向内側に向けて凸状に突出した第1内側折曲制御シール部とをそれぞれ有し、
    前記第1内側折曲制御シール部は、前記第1折曲予定箇所よりも高さ方向内側に位置するように、前記第1折曲予定箇所に隣接して形成されていることを特徴とするパウチ。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の前記パウチと、内容液を収容した状態の前記パウチを収容する前記ケースとを備えたパウチ入りケースであって、
    前記パウチは、前記第1折曲予定箇所で前記第1フィルムを折り曲げた状態で、前記ケース内に収容されていることを特徴とするパウチ入りケース。
  10. 前記パウチは、前記第1フィルムを下側に向けた状態で前記ケース内に収容されていることを特徴とする請求項9に記載のパウチ入りケース。
  11. 前記パウチは、前記第1折曲予定箇所で前記第1フィルムを折り曲げ前記第1フィルムを下側に向けて前記ケース内に収容された状態で、前記第2フィルムよりも上方側に位置するフィルム突出部分を有し、
    前記フィルム突出部分には、把手部が形成されていることを特徴とする請求項10に記載のパウチ入りケース。
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