JP2005059928A - パウチ容器 - Google Patents

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修生 上田
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Abstract

【課題】自立安定性に優れたパウチ容器を提供する。
【解決手段】表裏一対の外装シート11、11及び両外装シート11、11の両側部から内側に折り込まれて左右のガセット部を形成する左右一対のガセットシート12、12によって袋状に形成された容器本体10と、容器本体10に装着されるスパウト20とから構成されており、両外装シート11、11には、容器本体10の胴部と底部とを区画する折目線11A、11Aが形成されている。また、袋状に形成された容器本体10は、ヒートシールされている下縁部10Aが、予め、一方の外装シート11側に折り返されており、一方の外装シート11に形成された、容器本体10の下縁部10Aを折り返したときに相互に一致する穴部分において、ガセットシート12、12のシーラント層同士をヒートシールすることによって、容器本体10の下縁部10Aが折り返された状態に保持されるようになっている。
【選択図】 図2

Description

この発明は、清涼飲料等の液体飲料や食品、医薬品、洗剤等の液体や粘性体を充填するパウチ容器、特に、自立安定性に優れたパウチ容器に関する。
近年、清涼飲料等の液体飲料を充填する容器としては、例えば、図6に示すように、表裏一対の外装シート51aの両側部からガセットシート51bが内側に折り込まれ、そのガセットシート51bの周縁部が外装シート51aにヒートシールされると共に外装シート51aの上縁部及び下縁部が相互にヒートシールされることによって袋状に形成されたサイドガセットタイプの容器本体51に、スクリューキャップ等の口栓によって飲口や注口となる口部を開閉することができるスパウト52が装着されたスパウト付きパウチ容器50が使用されるようになってきている。
特開平10−72044号公報
ところで、こういったサイドガセットタイプのパウチ容器50は、図7(a)に示すように、内容物を充填した状態で、容器本体51の底部から下方側に突出する、容器本体51におけるヒートシールされた下縁部51Aを、同図(b)に示すように、容器本体51の背面側に折り曲げることによって、容器本体51の底部ができるだけフラットになるようにして自立性を付与しているが、その折り曲げられた下縁部51Aの両端部は最も厚い部分であり、常時、スプリングバックによる復元力が作用しているので、容器本体51の下縁部51Aを、容器本体51の背面側に折り曲げた状態に保持することが難しく、こういったサイドガセットタイプのパウチ容器は一般的に自立安定性が悪いといった問題がある。
そこで、この発明の課題は、自立安定性に優れたパウチ容器を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1にかかる発明は、表裏一対の外装シートと、両外装シートの両側部から内側に折り込まれてガセット部を形成する左右一対のガセットシートとを有し、前記ガセットシートの周縁部が前記外装シートにヒートシールされると共に前記外装シートの上縁部及び下縁部が相互にヒートシールされることで、袋状に形成されたパウチ容器において、前記外装シートにおけるヒートシールされた下縁部が、予め、折り返された状態に保持されていることを特徴とするパウチ容器を提供するものである。
特に、請求項2にかかる発明のパウチ容器のように、表裏一対の前記外装シートに、胴部と底部とを区画する折目線をそれぞれ形成しておくことが望ましい。
以上のように、請求項1にかかる発明は、外装シートにおけるヒートシールされた下縁部が、予め、折り返された状態に保持されているので、内容物を充填したときに形成されるパウチ容器の底部からヒートシールされた下縁部が突出することがなく、しかも、ヒートシールされた下縁部を折り曲げただけの従来のパウチ容器のように、その折曲部分がスプリングバックによって元の状態に復元されることもない。従って、内容物が充填された状態では、パウチ容器の底部が、常時、略フラットな状態に保持されることになり、優れた自立安定性を確保することができる。
特に、請求項2にかかる発明のパウチ容器では、表裏一対の前記外装シートに、胴部と底部とを区画する折目線がそれぞれ形成されているので、内容物を充填することによって底部が形成される際、外装シートが折目線で略直角に折れ曲がり、底面がよりフラットな状態に近づくので、さらに、自立安定性が向上する。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1及び図2に示すように、このパウチ容器1は、アルミホイル等のガスバリア性シートを積層したポリエステルフィルム等の基材シートの内面側に、ポリエチレンやポリプロピレン等の熱接着性樹脂からなるシーラント層が積層されたフレキシブルシートによって袋状に形成された容器本体10と、この容器本体10に取り付けられる熱接着性樹脂によって形成されたスパウト20とから構成されている。
前記容器本体10は、図2(a)、(b)に示すように、上述したフレキシブルシートによって形成された、表裏一対の外装シート11、11及び両外装シート11、11の両側部から内側に折り込まれて左右のガセット部を形成する左右一対のガセットシート12、12とから構成されており、図3に示すように、折り込まれたガセットシート12、12の内面の周縁が外装シート11、11の内面にヒートシールされると共に、外装シート11、11の内面の上縁部及び下縁部が相互にヒートシールされることで、袋状に形成されている。なお、図3における網掛け表示部分が、容器本体10のヒートシール部分を示している。
また、図2(a)に示すように、二つ折りされた状態のガセットシート12における合わせ目縁側の上側角部には、切欠部12aが形成されており、図3に示すように、この切欠部12aを介して、表裏一対の外装シート11、11同士が相互にポイントシール(ヒートシール)されるようになっている。このように、ガセットシート12に切欠部12aを形成したのは、表裏一対の外装シート11、11の上縁部の両端を相互に固着することによって、内容物を充填したときの容器本体10を所定の形状(図1参照)に保持するためである。
また、袋状に形成された容器本体10は、図2(a)、(b)及び図3に示すように、ヒートシールされている下縁部10A、即ち、外装シート11同士が相互にヒートシールされている下縁中央部におけるヒートシール部分の内縁に沿って延びる二点鎖線で示す仮想線Lの下側部分が、予め、仮想線Lの位置で折り返された状態になっており、以下に示す手法によって、下縁部10Aが折り返された状態に保持されるようになっている。
即ち、容器本体10を形成している一方の外装シート11における下端コーナ部のヒートシール領域には、図3に示すように、仮想線Lを挟んで上下方向に対称配置された、上下一対の穴11a、11bが形成されており、この穴11a、11b部分において、ガセットシート12の内面、即ち、ガセットシート12のシーラント層が露出した状態となっている。
従って、容器本体10におけるヒートシールされた下縁部10Aを仮想線Lの位置で折り返すと、外装シート11に形成された穴11a、11bが一致するので、その折り返し部分をシールバー等によって挟み込んで熱圧すると、図4(a)に示すように、相互に一致している穴11a、11b部分に露出しているガセットシート12のシーラント層同士がヒートシールされ、図2(a)、(b)に示すように、下縁部10Aが折り返された状態に保持されるようになっている。なお、図4において、m1及びs1は、外装シート11を形成している基材シート及びシーラント層を示しており、m2及びs2は、ガセットシート12を形成している基材シート及びシーラント層を示している。
また、容器本体10を形成している双方の外装シート11には、図3に示すように、仮想線Lから高さHだけ上方側に、そのシーラント層s1を溶かすことによって断面V字状に窪ませた折目線11A(図4(b)参照)が形成されており、パウチ容器1に内容物を充填した状態では、図5に示すように、折目線11A部分で外装シート11が略直角に折れ曲がり、容器本体10の胴部と底部とが明確に区画されるようになっている。なお、高さHは、サイドガセット部の幅の1/2、即ち、ガセットシート12の折込縁とガセットシート12の側縁におけるヒートシール部分の内縁との間の距離Dに等しくなるように設定されている。
前記スパウト20は、図1〜図3に示すように、ポリエチレンやポリプロピレン等により形成され、袋状の容器本体10に取り付けられる固着部21と、この固着部21の上部に設けられた、スクリューキャップ22によって開閉可能な飲口または注口となる口部と、固着部21の下部に設けられた、容器本体10内に充填された内容物を吸い上げる導出管23とから構成されており、導出管23が容器本体10内に挿入された状態で、固着部21の側面が容器本体10の上縁部にヒートシールされている。
以上のように、このパウチ容器1は、容器本体10におけるヒートシールされた下縁部10Aが、予め、折り返された状態に保持されているので、内容物を充填したときに形成されるパウチ容器1の底部からヒートシールされた下縁部10Aが突出することがなく、しかも、ヒートシールされた下縁部を折り曲げただけの従来のパウチ容器のように、その折曲部分がスプリングバックによって元の状態に復元されることもない。従って、内容物が充填された状態では、図5に示すように、容器本体10の底部が、常時、略フラットな状態に保持されることになり、優れた自立安定性を確保することができる。
また、このパウチ容器1では、表裏一対の外装シート11に、胴部と底部とを区画する折目線11Aがそれぞれ形成されているので、内容物を充填することによって底部が形成される際、外装シート11が折目線11Aで略直角に折れ曲がり、底面がよりフラットな状態に近づくので、さらに、自立安定性が向上する。
なお、上述した実施形態では、容器本体10のヒートシールされた下縁部10Aを折り返した状態に保持するために、下縁部10Aを折り返したときに相互に一致する穴11a、11bを一方の外装シート11に形成しておき、その穴11a、11b部分において対向しているガセットシート12、12のシーラント層s2、s2同士をヒートシール(ポイントシール)するようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば、折り返した下縁部10Aを、ホットメルト接着剤等によって、外装シート11における対応する部分に固着するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、表裏一対の外装シート11、11の同じ高さ位置に折目線11A、11Aを形成するようにしているが、これに限定されるものではなく、折り返された下縁部10Aの厚み等を考慮して、容器本体10の下縁部10Aが折り返されるほうの外装シート11に形成される折目線11Aの形成位置を、他方の外装シート11に形成される折目線11Aの形成位置に比べて、僅かに(例えば、2mm程度)高くするようにしておくと、パウチ容器の自立安定性がさらに向上する。
また、上述した各実施形態では、袋状の容器本体にスパウトが装着されたパウチ容器について説明したが、これに限定されるものではなく、スパウトのないパウチ容器についても本発明を適用することができることはいうまでもない。
この発明にかかるパウチ容器の一実施形態を示す斜視図である。 (a)は同上のパウチ容器を示す一部切欠正面図、(b)は同上のパウチ容器を示す側面図である。 同上のパウチ容器を構成している容器本体におけるヒートシール領域、折目線の形成位置及びポイントシール用の穴の形成位置を説明するための説明図である。 (a)は同上の容器本体における下縁部の折り返し部分を示す断面図、(b)は同上のパウチ容器を構成している外装シートに形成された折目線を示す断面図である。 同上のパウチ容器に内容物を充填した状態を示す側面図である。 一般的なサイドガセットタイプのパウチ容器を示す斜視図である。 (a)、(b)は同上のパウチ容器におけるヒートシールされた容器本体の下縁部の処理方法を説明するための説明図である。
符号の説明
1 パウチ容器
10 容器本体
10A 下縁部
11 外装シート
11A 折目線
11a、11b 穴
12 ガセットシート
12a 切欠部
20 スパウト
21 固着部
22 スクリューキャップ
23 導出管

Claims (2)

  1. 表裏一対の外装シートと、両外装シートの両側部から内側に折り込まれてガセット部を形成する左右一対のガセットシートとを有し、
    前記ガセットシートの周縁部が前記外装シートにヒートシールされると共に前記外装シートの上縁部及び下縁部が相互にヒートシールされることで、袋状に形成されたパウチ容器において、
    前記外装シートにおけるヒートシールされた下縁部が、予め、折り返された状態に保持されていることを特徴とするパウチ容器。
  2. 表裏一対の前記外装シートには、胴部と底部とを区画する折目線がそれぞれ形成されている請求項1に記載のパウチ容器。
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