JP2012210978A - ガゼット袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】サイドガゼットタイプのガゼット袋において、内容物を収容した際に、底面の底シール部周辺が下方へ突出した状態であっても、自立性に優れたガゼット袋を提供する。
【解決手段】対向する表裏一対の主面部材2と、前記主面部材2の両側縁から内側に折り込まれる一対の側面部材3とを備えたサイドガゼットタイプのガゼット袋1であって、前記主面部材2の下縁部には、前記主面部材2が互いにシールされた底シール部5が形成され、その両側に前記主面部材2と前記側面部材3とがシールされた斜めシール部6が上方に側縁まで形成されており、前記主面部材2の両側縁には、前記主面部材2と前記側面部材3とがシールされた側縁シール部4が形成されており、一方の前記主面部材2の前記側縁シール部4から他方の前記主面部材2の前記側縁シール部4を連結してなる連結部9が左右に少なくとも一対形成されていることを特徴とするガゼット袋1。
【選択図】図1
【解決手段】対向する表裏一対の主面部材2と、前記主面部材2の両側縁から内側に折り込まれる一対の側面部材3とを備えたサイドガゼットタイプのガゼット袋1であって、前記主面部材2の下縁部には、前記主面部材2が互いにシールされた底シール部5が形成され、その両側に前記主面部材2と前記側面部材3とがシールされた斜めシール部6が上方に側縁まで形成されており、前記主面部材2の両側縁には、前記主面部材2と前記側面部材3とがシールされた側縁シール部4が形成されており、一方の前記主面部材2の前記側縁シール部4から他方の前記主面部材2の前記側縁シール部4を連結してなる連結部9が左右に少なくとも一対形成されていることを特徴とするガゼット袋1。
【選択図】図1
Description
本発明は種々の液体及び粘稠体等を内容物として収容されるガゼット袋に関する。
例えば、この種のガゼット袋としては、表裏一対のシートにその両側縁から内側に二つ折りにした側面シートを挟み込んで、側面シートの周縁が表裏シートとヒートシールされ、かつ、表裏シート相互間の上縁部及び下縁部がヒートシールされたサイドガゼットタイプのガゼット袋が提供されている(例えば、下記特許文献1参照)。
サイドガゼットタイプのガゼット袋を店頭などで陳列のため自立させるには、下縁部に形成された反発力の大きな底シール部を表裏シートのどちらか一方に沿わせるように折り曲げる必要がある。
さらに、反発力の大きな底シール部をできるだけ小さくするために、底シール部の両側に形成される隅角部を切除したガゼット袋が提案されている(例えば、下記特許文献2参照)。
図11に示すように、ガゼット袋20に内容物を収容したとき、折り込まれた側面シート21が展開し、それに伴い、表裏シート22が展開し、底面23が形成される。この底面23において、表裏シート22は底シール部24の内縁25まで完全に展開せず、内縁25より僅かに収容部側(内側)までしか展開しないことが多い。このため、底シール部24の内縁25付近が緩やかに折り曲がり、底シール部24が下方向へ大きく膨らむことになり、ガゼット袋20の底面23が平坦には形成されない。このことにより、ガゼット袋20を自立させたときに、図12に示すように、底面23の四隅全てが水平面に接した状態にはならず、がたつきが生じ、ガゼット袋20が自立安定性に欠けるといった問題がある。特に、内容量が比較的少量の小型ガゼット袋や内容物の残量が少量となったガゼット袋では、自重だけでは底シール部が起き上がろうとする反発力を抑えることができず、安定した自立性を獲得するに至っていない。
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたものであり、サイドガゼットタイプのガゼット袋において、内容物を収容した際に、底面の底シール部周辺が下方へ突出した状態であっても、自立性に優れたガゼット袋を提供することを課題とする。
本発明者らは上記課題を解決すべく、鋭意研究を重ねた結果、本発明に係るガゼット袋は、対向する表裏一対の主面部材と、前記主面部材の両側縁から内側に折り込まれる一対の側面部材とを備えたサイドガゼットタイプのガゼット袋であって、前記主面部材の下縁部には、前記主面部材が互いにシールされた底シール部が形成され、その両側に前記主面部材と前記側面部材とがシールされた斜めシール部が上方に側縁まで形成されており、前記主面部材の両側縁には、前記主面部材と前記側面部材とがシールされた側縁シール部が形成されており、一方の前記主面部材の前記側縁シール部から他方の前記主面部材の前記側縁シール部を連結してなる連結部が左右に少なくとも一対形成されており、前記ガゼット袋を折り込んだ状態において、前記側縁シール部の内縁から前記連結部に形成される折り曲がり部の内方側の内端までの幅方向の距離L1が、前記底シール部の内縁から前記側縁シール部の内縁と前記斜めシール部の内縁との交点までの高さ方向の距離L2よりも短くなるように形成されていることを特徴とする。
これによれば、ガゼット袋に内容物を収容したとき、主面部材が底シール部の内縁まで展開しないときでも、側縁シール部に設けられた連結部によって、底面の四隅近傍におけるガゼット袋の厚み方向の広がりが僅かに狭められるため、底面の全ての四隅近傍が下方に突出し、自立性に優れたガゼット袋を提供できる。また、ガゼット袋の設計が容易で、製袋工程が煩雑にならず、安価にガゼット袋を製造可能である。
また、前記連結部が、一方の前記主面部材側から形成された第一連結部材と、他方の前記主面部材側から形成された第二連結部材と、両連結部材を結合する結合部とを備えており、前記ガゼット袋を折り込んだ状態において、前記結合部の内端が前記折り曲がり部の内方側の内端となされているものであってもよい。これによれば、自立性に優れたガゼット袋を簡単な構成によって提供することができる。
また、前記側縁シール部の内縁と前記斜めシール部の内縁との交差部分がアール形状に形成され、前記側縁シール部の内縁における前記アール形状の開始点での接線と前記斜めシール部の内縁における前記アール形状の開始点での接線とによる交点が前記側縁シール部の内縁と前記斜めシール部の内縁との交点となされているものであってもよい。
これによれば、側縁シール部の内縁におけるアール形状の開始点での接線と斜めシール部の内縁におけるアール形状の開始点での接線とによる交点が側縁シール部の内縁と斜めシール部の内縁との交点となされるため、交差部分がアール形状であってもガゼット袋を安定して自立させることができる。
本発明によれば、ガゼット袋に内容物を収容したとき、主面部材が底シール部の内縁まで完全に展開しないときでも、側縁シール部に設けられた連結部によって、底面の四隅近傍におけるガゼット袋の厚み方向の広がりが僅かに狭められるため、底面の四隅近傍が下方に突出し、自立性に優れたガゼット袋を提供できる。また、ガゼット袋の設計が容易で、製袋工程が煩雑にならず、簡単な構成によって、安価にガゼット袋を製造可能である。
以下、本発明をその好ましい実施形態に基づき図面を参照して説明する。ここで、図1の左右方向をガゼット袋の幅方向、上下方向を高さ方向、前後方向を厚み方向とする。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態について図1から図5を参照しつつ説明する。本発明の第1の実施形態のガゼット袋1は、図1に示すように、表面部材2aと裏面部材2bとからなる一対の主面部材2と、主面部材2の両側縁から内側に折り込まれて、サイドガゼット部を形成する右側面部材3cと左側面部材3dとならなる一対の側面部材3とからなる。
本発明の第1の実施形態について図1から図5を参照しつつ説明する。本発明の第1の実施形態のガゼット袋1は、図1に示すように、表面部材2aと裏面部材2bとからなる一対の主面部材2と、主面部材2の両側縁から内側に折り込まれて、サイドガゼット部を形成する右側面部材3cと左側面部材3dとならなる一対の側面部材3とからなる。
主面部材2及び側面部材3は、可撓性のフィルムまたはシートからなり、少なくとも片面にシーラント層が形成されている。例えば、最外層から、数μmから25μmのポリエチレンテレフタレートフィルム、数μmから30μmのナイロンフィルム、および数10μmから200μmのポリエチレンフィルムからなる積層フィルムである。
可撓性のフィルムまたはシートにはさらにバリア層として、金属箔または金属もしくは無機酸化物の蒸着薄膜層を設けることもできる。金属箔としては、アルミニウム、銅、鉄、ステンレス等が使用できる。金属の蒸着薄膜層としてはアルミニウム、クロム、亜鉛、金、銀、プラチナ、ニッケル等が使用できる。無機酸化物の蒸着薄膜層としては、酸化珪素(SiOx)、アルミナ等が使用できる。
可撓性のフィルムまたはシートの構成や厚みは特に限定されるものではなく、内容物の性状に合わせて、酸素バリア性や水蒸気バリア性等を具備させた設計が適宜可能である。
主面部材2は、表面部材2aと裏面部材2bのシーラント層が互いに面するように重ね合わされる。側面部材3は、シーラント面が主面部材2のシーラント面と面するように高さ方向に沿って折り込み線30によって二つに折り込まれ、主面部材2の両側縁から表面部材2aと裏面部材2bの間に挿入されている。主面部材2の両側縁が側面部材3の周縁とヒートシールされることにより側縁シール部4が高さ方向に沿って4ヶ所形成されている。
主面部材2の下縁部の中央部には、主面部材2を構成する表面部材2aと裏面部材2bとの下縁部を互いにヒートシールすることにより底シール部5が形成されている。さらに、底シール部5の長手方向両側には、斜め上方に側縁シール部4まで延びる斜めシール部6が形成されている。斜めシール部6は主面部材2と側面部材3とをヒートシールすることに形成されている。
斜めシール部6は底シール部5に対する角度αが30〜50度を成すように形成されるのが好ましい。30〜50度の範囲では、内容物を収容し落下させたとき、落下による衝撃がガゼット袋の特定の部分へ集中することを防止できるため破袋し難くなるからである。なお、斜めシール部6は直線に限定されるものではなく、曲線状などであってもよい。
底シール部5の内縁には底シール部5の反発力を抑えるために罫線を設けることもできる。罫線は、熱成形により形成させたり、単に折り曲げることによっても形成させることができる。
主面部材2の上縁部には、主面部材2を構成する表面部材2aと裏面部材2bとの上縁部を相互にヒートシールすることにより天シール部7が形成されている。
さらに、天シール部7の長手方向両側には、斜め下方に側縁シール部4まで延びる肩シール部8を形成することもできる。肩シール部8は主面部材2と側面部材3とをヒートシールすることに形成される。肩シール部8は直線に限定されるものではなく、アール形状であってもよい。
ガゼット袋1には注出口を設けることができる。注出口は、プラスチック製のスパウト等の注出部材11を使用できる。注出部材11は下半部に設けられたシール部を、主面部材2とヒートシールすることにより固定されている。注出部材11の上部にはネジにより蓋栓12を装着することができる。
注出部材11は、ガゼット袋1の幅方向中央である天シール部7の長手方向中央部に設けられるのが、自立安定性の観点から好ましい。しかしながら、特に限定されるものではなく、肩シール部8、側縁シール部4、主面部材2、側面部材3に融着、接着、その他方法により設けられてもよい。
ガゼット袋1の内容量は特に限定されるものではないが、底シール部の反発力をガゼット袋の重量では抑えることが困難である、比較的少容量の50cc〜3000ccに適している。
図3に示すように、一方の主面部材2の側縁シール部4から他方の主面部材2の側縁シール部4を連結してなる連結部9が、ガゼット袋1に内容物を収容した状態で、側面に沿うように、ガゼット袋1の左右に一対形成されている。
図1、図2に示すように、ガゼット袋1を折り込んだ状態において、側縁シール部4の内縁Wから連結部9に形成される折り曲がり部X0の内方側の内端Xまでの幅方向の距離L1が、底シール部5の内縁Yから側縁シール部4の内縁Wと斜めシール部6の内縁Vとの交点Zまでの高さ方向の距離L2よりも短くなるように形成されている。図4に示すように、ガゼット袋1に内容物を収容し、水平面に自立させたときに、連結部9に弛みがなく張った状態になるように、連結部9に形成される折り曲がり部X0の内方側の内端Xの位置が設計されている。
連結部9は、主面部材2及び側面部材3または主面部材2または側面部材3から形成されてもよいし、別の部材を取り付けるものであってもよい。別の部材としては、可撓性のフィルムやシート、紙、金属などが挙げられるが特に限定されるものではなく、融着、接着、その他方法により取り付けられてもよい。
図5に示すように、ガゼット袋1に内容物を収容し、ガゼット袋1を水平面に自立させたとき、底シール部5の内縁まで主面部材2が展開しない状態であっても、連結部9によって、表面部材2aと裏面部材2bが互いにガゼット袋1の厚み方向に連結されているため、ガゼット袋1の幅方向中央付近と比較して、底面13の四隅近傍におけるガゼット袋1の厚み方向の膨らみを抑制することができる。その結果、側面部材3の底面稜線14c、14dの中央の折り込み線30付近を僅かに上方向に押し上げ、ガゼット袋1の底面13の全ての四隅近傍が下方向に突出することとなる。ここで、底面13の四隅近傍とは、底面13の幅方向の全長の3分の1よりも四隅に近く、底面13の厚み方向の全長の3分の1よりも四隅に近い領域をいう。
さらに、連結部9によって、ガゼット袋1を水平面に自立させたとき、ガゼット袋1の底面13の四隅近傍での厚み方向の膨らみを抑制することにより、底面13の張りが緩和され柔軟になり、底シール部5が底面13に対して上方向(収容部側)に食い込みやすくなり、底シール部5付近の下方への突出を軽減することができる。
連結部9はガゼット袋1に内容物を収容し、自立させた状態において、底面13から天シール部7の外縁までの高さに対して、50%以下の高さの位置に設けられている。連結部9によって、主面部材間が連結され、ガゼット袋1の下半部の形状が安定することにより、ガゼット袋1の自立性が安定するためである。さらに、底面13から天シール部7の外縁までの高さに対して、25%以下の高さの位置に設けられるのが好ましい。より顕著に自立安定性が向上するからである。さらに、自立させた状態において、連結部9の下縁が水平面に接するような位置に設けるがより好ましい。底面13の四隅と連結部9の下縁が水平面に接し、さらに、底面稜線14付近の形状が安定することにより、より自立安定性が向上するからである。
よって、底面13の全ての四隅近傍が常時、水平面に接した状態を保つことができるため、底シール部5の反発力が強くても、安定した自立性を獲得することができる。
また、シール部がヒートシールによって形成される場合について説明したが、接着剤、粘着剤あるいはその他の手段によって形成されたものでもよい。
<第2の実施形態>
次に、本発明に係るガゼット袋の第2の実施形態について図6から図9を参照しつつ説明する。以下の説明では、第1の実施形態と異なる構成について説明することとし、同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
次に、本発明に係るガゼット袋の第2の実施形態について図6から図9を参照しつつ説明する。以下の説明では、第1の実施形態と異なる構成について説明することとし、同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
連結部9は、表面部材2a側から延びる第一連結部材9aと、裏面部材2b側から延びる第二連結部材9bと、それらの先端付近において第一連結部材9aと第二連結部材9bとが結合される結合部90とを備えており、ガゼット袋1を折り込んだ状態において、結合部90の内端が折り曲がり部X0の内方側の内端Xとなされている。結合部90は、ガゼット袋1を折り込んだときに重なり合うように、第一連結部材9aと第二連結部材9bの内面どうしが合掌張りにより結合されている。結合方法は、融着、接着、その他方法を用いることができる。しかし、ポイントシールによって結合することが、製袋工程が容易となり、安価に製造可能で好ましい。また結合部90の形状は直線状、丸形、半円形、多角形等、特に限定されるものではなく、その内端をXとする。
図6に示すように、ガゼット袋1を折り込んだ状態において、側縁シール部4の内縁Wから結合部90の内端Xまでの幅方向の距離L1が、底シール部5の内縁Yから側縁シール部4の内縁Wと斜めシール部6の内縁Vとの交点Zまでの高さ方向の距離L2よりも短くなるように形成されている。図9に示すように、ガゼット袋1に内容物を収容し、水平面に自立させたときに、連結部9の第一連結部材9aおよび第二連結部材9bに弛みがなく張った状態になるように、結合部90の内端Xの位置が設計されている。
ガゼット袋1に内容物を収容し、ガゼット袋1を水平面に自立させたとき、底シール部5の内縁まで主面部材2が展開しない状態であっても、連結部9によって、表面部材2aと裏面部材2bが互いにガゼット袋1の厚み方向に連結されているため、ガゼット袋1の幅方向中央付近と比較して、底面13の四隅近傍におけるガゼット袋1の厚み方向の膨らみを抑制することができる。その結果、側面部材3の底面稜線14c、14dの中央の折り込み線30付近を僅かに上方向に押し上げ、ガゼット袋1の底面13の全ての四隅近傍が下方向に突出することとなる。
<第3の実施形態>
次に、本発明に係るガゼット袋の第3の実施形態について図10を参照しつつ説明する。以下の説明では、上記各実施形態と異なる構成について説明することとし、同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
次に、本発明に係るガゼット袋の第3の実施形態について図10を参照しつつ説明する。以下の説明では、上記各実施形態と異なる構成について説明することとし、同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図10に示すように、ガゼット袋1の側縁シール部4の内縁Wと斜めシール部6の内縁Vとの交差部分がアール形状に形成されている。側縁シール部4の内縁におけるアール形状の開始点での接線m1と斜めシール部6の内縁におけるアール形状の開始点での接線m2とによる交点が、側縁シール部4の内縁Wと斜めシール部の内縁との交点Zとなされているものである。
上記各実施形態では、ガゼット袋1は、主面部材2及び側面部材3を合わせて4枚の別部材で構成されているものを説明した。しかしながら、実施形態に限定されるものではなく、1枚、2枚、3枚、5枚以上の部材で構成されたものであってもよい。
1 ガゼット袋
2 主面部材
2a 表面部材
2b 裏面部材
3 側面部材
3c 右側面部材
3d 左側面部材
30 折り込み線
4 側縁シール部
5 底シール部
6 斜めシール部
7 天シール部
8 肩シール部
9 連結部
90 結合部
11 注出部材
12 蓋栓
13 底面
14 底面稜線
V 斜めシール部の内縁
W 側縁シール部の内縁
X0 折り曲がり部
X 折り曲がり部の内方側の内端、結合部の内端
Y 底シール部の内縁
Z 側縁シール部の内縁と斜めシール部の内縁の交点
2 主面部材
2a 表面部材
2b 裏面部材
3 側面部材
3c 右側面部材
3d 左側面部材
30 折り込み線
4 側縁シール部
5 底シール部
6 斜めシール部
7 天シール部
8 肩シール部
9 連結部
90 結合部
11 注出部材
12 蓋栓
13 底面
14 底面稜線
V 斜めシール部の内縁
W 側縁シール部の内縁
X0 折り曲がり部
X 折り曲がり部の内方側の内端、結合部の内端
Y 底シール部の内縁
Z 側縁シール部の内縁と斜めシール部の内縁の交点
Claims (3)
- 対向する表裏一対の主面部材と、前記主面部材の両側縁から内側に折り込まれる一対の側面部材とを備えたサイドガゼットタイプのガゼット袋であって、
前記主面部材の下縁部には、前記主面部材が互いにシールされた底シール部が形成され、その両側に前記主面部材と前記側面部材とがシールされた斜めシール部が上方に側縁まで形成されており、
前記主面部材の両側縁には、前記主面部材と前記側面部材とがシールされた側縁シール部が形成されており、
一方の前記主面部材の前記側縁シール部から他方の前記主面部材の前記側縁シール部を連結してなる連結部が左右に少なくとも一対形成されており、
前記ガゼット袋を折り込んだ状態において、前記側縁シール部の内縁から前記連結部に形成される折り曲がり部の内方側の内端までの幅方向の距離L1が、前記底シール部の内縁から前記側縁シール部の内縁と前記斜めシール部の内縁との交点までの高さ方向の距離L2よりも短くなるように形成されていることを特徴とするガゼット袋。 - 前記連結部が、一方の前記主面部材側から形成された第一連結部材と、他方の前記主面部材側から形成された第二連結部材と、両連結部材を結合する結合部とを備えており、
前記ガゼット袋を折り込んだ状態において、前記結合部の内端が前記折り曲がり部の内方側の内端となされている請求項1に記載のガゼット袋。 - 前記側縁シール部の内縁と前記斜めシール部の内縁との交差部分がアール形状に形成され、前記側縁シール部の内縁における前記アール形状の開始点での接線と前記斜めシール部の内縁における前記アール形状の開始点での接線とによる交点が前記側縁シール部の内縁と前記斜めシール部の内縁との交点となされている請求項1から2のいずれかに記載のガゼット袋。
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-
2012
- 2012-03-16 JP JP2012059702A patent/JP2012210978A/ja active Pending
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