JP4526816B2 - パウチ容器 - Google Patents

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この発明は、清涼飲料等の液体飲料や食品、医薬品、洗剤等の液体や粘性体を充填するパウチ容器に関する。
近年、清涼飲料等の液体飲料を充填する容器としては、例えば、図3に示すように、表裏一対の外装シート52a、52bの両側部からガセットシート53が内側に折り込まれ、そのガセットシート53の周縁部が外装シート52a、52bにヒートシールされると共に外装シート52a、52bの上縁部及び下縁部が相互にヒートシールされることによって袋状に形成されたサイドガセットタイプの容器本体51に、スクリューキャップ等の口栓によって飲口や注口となる口部を開閉することができるスパウト54が装着されたスパウト付きパウチ容器50が使用されるようになってきている。
特開平10−72044号公報
ところで、こういったサイドガセットタイプのパウチ容器50は、図4(a)に示すように、内容物を充填した状態で、容器本体51の底部から下方側に突出する、容器本体51におけるヒートシールされた下縁部51Aを、同図(b)に示すように、容器本体51の背面側に折り曲げることによって、容器本体51の底部ができるだけフラットになるようにして自立性を付与している。
しかしながら、こういったパウチ容器50では、容器本体51の下縁部51Aを強制的に一方向に折り曲げるのではなく、容器本体51の底部をフラットに形成するために、内容物が充填されたパウチ容器50を平坦面の上に落下させる際に、容器本体51の下縁部51Aが自然に折り曲がるようになっているので、必ずしも、下縁部51Aが容器本体51の背面側に折り曲がるとは限らず、製袋されたパウチ容器50には、容器本体51の下縁部51Aが容器本体51の背面側に折り曲げられたものと、容器本体51の正面側に折り曲げられたものとが混在することになり、統一した形態のパウチ容器50が得られないといった問題がある。
そこで、この発明の課題は、容器本体の下縁部が一定の方向に確実に折れ曲がるパウチ容器を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、表裏一対の外装シートと、両外装シートの両側部から内側に折り込まれてガセット部を形成する左右一対のガセットシートとを有し、前記ガセットシートの周縁部が前記外装シートにヒートシールされると共に前記外装シートの上縁部及び下縁部が相互にヒートシールされることで、袋状に形成されたパウチ容器において、いずれか一方の前記外装シートは、下端コーナ部における前記ガセットシートとのヒートシール部分が一部切除されることで、他方の前記外装シートに比べて、下縁部の幅が小さくなっていることを特徴とするパウチ容器を提供するものである。
なお、ここにいう表裏一対の外装シート及び左右一対のガセットシートは、それぞれが分離独立しているものに限定されるものではなく、例えば、一方の外装シートに、一方のガセットシート、他方の外装シート、他方のガセットシートが順次連設された1枚のシートや、一方の外装シートの両側縁にガセットシートがそれぞれ連設された1枚のシートのように、外装シートとガセットシートとが予め連設されている1枚のシートを折り曲げて使用する場合も含まれる。
以上のように、請求項1に係る発明のパウチ容器は、いずれか一方の前記外装シートは、下端コーナ部における前記ガセットシートとのヒートシール部分が一部切除されることで、他方の前記外装シートに比べて、下縁部の幅が小さくなっているので、相互にヒートシールされている外装シートの下縁部は、常に、下端コーナ部における前記ガセットシートとのヒートシール部分が一部切除されているほうの外装シート側に折れ曲がることになり、パウチ容器の形態が統一される。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1及び図2に示すように、このパウチ容器1は、例えば、ポリエチレンテレフタレートフィルム等のポリエステルフィルムからなる厚さ12μmの基材層の内面側に、アルミニウム箔等からなる厚さ7μmのガスバリア層、ポリアミドフィルムからなる厚さ15μmの補強層及びポリエチレンフィルムからなる厚さ70〜100μmのシーラント層が順次積層されたフレキシブルシートによって袋状に形成された容器本体10と、この容器本体10に取り付けられるポリエチレン等の熱接着性樹脂によって形成されたスパウト20とから構成されている。
前記容器本体10は、図2(a)、(b)に示すように、上述したフレキシブルシートによって形成された、表裏一対の外装シート11a、11b及び両外装シート11a、11bの両側部から内側に折り込まれて左右のガセット部を形成する左右一対のガセットシート12、12とから構成されており、折り込まれたガセットシート12、12の内面の周縁が外装シート11a、11bの内面にヒートシールされると共に、外装シート11a、11bの内面の上縁部及び下縁部が相互にヒートシールされることで、袋状に形成されている。なお、図2における網掛け表示部分が、容器本体10のヒートシール部分を示している。
また、容器本体10におけるガセットシート12及び外装シート11a、11bの下端コーナー部については、図2に示すように、外装シート11a、11bの下方に向かって、ヒートシール領域が内方に張り出しており、裏側の外装シート11bは、同図(b)に示すように、下端コーナ部におけるガセットシート12、12とのヒートシール部分が一部切除されている。
前記スパウト20は、図1及び図2に示すように、ポリエチレンやポリプロピレン等により形成され、袋状の容器本体10に取り付けられる固着部21と、この固着部21の上部に設けられた、スクリューキャップ22によって開閉可能な飲口または注口となる口部と、固着部21の下部に設けられた、容器本体10内に充填された内容物を吸い上げる導出管23とから構成されており、導出管23が容器本体10内に挿入された状態で、固着部21の側面が容器本体10の上縁部にヒートシールされている。
以上のように、このパウチ容器1は、表裏一対の外装シート11a、11bのうち、裏側の外装シート11bの下端コーナ部におけるガセットシート12、12とのヒートシール部分が一部切除されることによって、裏側の外装シート11bが、表側の外装シート11aよりも下端コーナ部におけるガセットシート12、12とのヒートシール部分の面積が小さくなっているので、相互にヒートシールされている外装シート11a、11bの下縁部は、下端コーナ部が一部切除されている裏側の外装シート11b側に折れ曲がり易くなっている。なお、図1には、容器本体10に内容物を充填した直後であって、相互にヒートシールされている外装シート11a、11bの下縁部を折り曲げる前の状態を示している。
従って、容器本体10の底部をフラットに形成するために、内容物が充填されたパウチ容器1を平坦面の上に落下させると、容器本体10の下縁部は、常に、下端コーナ部が一部切除されている裏側の外装シート11b側、即ち、容器本体10の背面側に折れ曲がることになり、内容物が充填された状態のパウチ容器1の形態が統一される。
特に、このパウチ容器1では、相互にヒートシールされている外装シート11a、11bの下縁部が、容器本体10の背面側に折れ曲がるので、このパウチ容器1を陳列する際、パウチ容器1の頭部が後方側に傾いても、パウチ容器1の正面側から、折れ曲がった外装シート11a、11bの下縁部が視認されることがなく、良好な陳列状態を維持することができる。
また、このパウチ容器1では、裏側の外装シート11bの下端コーナ部におけるガセットシート12、12とのヒートシール部分が一部切除されているので、表裏一対の外装シートの下端コーナ部が全く切除されていない従来のパウチ容器に比べて、折れ曲がった状態における外装シート11a、11bの下縁部のスプリングバック力が小さくなって、折れ曲がる前の状態に復元しにくくなるので、パウチ容器1自体の自立安定性も向上するという効果が得られる。
なお、上述した実施形態では、相互にヒートシールされている外装シート11a、11bの下縁部が、常に、容器本体10の背面側に折れ曲がるように、裏側の外装シート11bの下端コーナ部におけるガセットシート12、12とのヒートシール部分を一部切除しているが、これに限定されるものではなく、例えば、表側の外装シート11aの下端コーナ部におけるガセットシート12、12とのヒートシール部分を一部切除することによって、外装シート11a、11bの下縁部を容器本体10の正面側に折れ曲がるようにすることも可能である。
また、上述した実施形態では、相互にヒートシールされている外装シート11a、11bの下縁部が、常に、容器本体10の背面側に折れ曲がるように、裏側の外装シート11bの下端コーナ部におけるガセットシート12、12とのヒートシール部分だけを一部切除することによって、裏側の外装シート11bが、表側の外装シート11aよりも下端コーナ部におけるガセットシート12、12とのヒートシール部分の面積が小さくなるようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば、裏側の外装シート11bだけでなく、表側の外装シート11aの下端コーナ部におけるガセットシート12、12とのヒートシール部分を一部切除することも可能であり、その場合は、裏側の外装シート11bの切除量を、表側の外装シート11aの切除量に比べて大きくしておけばよい。
また、上述した実施形態では、外装シート11a、11bの下縁部が常に一定の方向に折れ曲がるように、裏側の外装シート11bの下端コーナ部におけるガセットシート12、12とのヒートシール部分を一部切除しているが、これに限定されるものではなく、例えば、表裏一対の外装シートとして、それぞれ厚みや材質の異なるフレキシブルシートを使用することにより、表側の外装シートと裏側の外装シートとの間で腰の強さを変えるようにしておくと、相互にヒートシールされている外装シートの下縁部が、必ず、腰の弱いほうの外装シート側に折れ曲がることになる。
例えば、上述したパウチ容器1の容器本体10を形成しているフレキシブルシートの場合は、表裏一対の外装シートのうち、いずれか一方の外装シートとして使用しているフレキシブルシートの基材層(厚さ12μm)を4μm程度厚くしたり、シーラント層(厚さ70〜100μm)を20μm程度厚くしたりすることが考えられる。
また、上述した各実施形態では、袋状の容器本体10にスパウト20が装着されたパウチ容器1について説明したが、これに限定されるものではなく、スパウトのないパウチ容器についても本発明を適用することができることはいうまでもない。
この発明にかかるパウチ容器の一実施形態を示す斜視図である。 (a)は同上のパウチ容器を折り畳んだ状態を示す正面図、(b)は同上のパウチ容器を折り畳んだ状態を示す背面図である。 従来のサイドガセットタイプのパウチ容器を示す斜視図である。 (a)、(b)は同上のパウチ容器の問題点を説明するための説明図である。
符号の説明
1 パウチ容器
10 容器本体
11a、11b 外装シート
12 ガセットシート
20 スパウト
21 固着部
22 スクリューキャップ
23 導出管

Claims (1)

  1. 表裏一対の外装シートと、両外装シートの両側部から内側に折り込まれてガセット部を形成する左右一対のガセットシートとを有し、
    前記ガセットシートの周縁部が前記外装シートにヒートシールされると共に前記外装シートの上縁部及び下縁部が相互にヒートシールされることで、袋状に形成されたパウチ容器において、
    いずれか一方の前記外装シートは、下端コーナ部における前記ガセットシートとのヒートシール部分が一部切除されることで、他方の前記外装シートに比べて、下縁部の幅が小さくなっていることを特徴とするパウチ容器。
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JP3460999B1 (ja) * 2002-12-17 2003-10-27 株式会社細川洋行 ガゼット袋

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