JP6256806B2 - 詰め替え袋 - Google Patents
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Description
図1は、本実施の形態による詰め替え袋10全体を示す平面図である。表面フィルム11および裏面フィルム12を有する詰め替え袋10は、液体洗剤やシャンプーなど、ボトルへ詰め替えられる液体を収容するよう構成されたものである。なお以下の説明および図面において、詰め替え袋10とは、特に断らない限り、液体が収容される前の詰め替え袋のことである。また特に断らない限り、表面フィルム11および裏面フィルム12は互いに対称的な形状を有している。すなわち、表面フィルム11の構成要素と裏面フィルム12の構成要素とは略同一になっている。従って、以下の説明においては、主に表面フィルム11の形状について説明し、裏面フィルム12の形状の説明を省略する。
本体部14は、主に液体を収容するための部分である。本体部14は、底縁シール部23aによって封止された底縁23と、側縁シール部22aによって封止された一対の側縁22と、上縁21と、を備えている。上縁21は、詰め替え袋10に液体が充填される際に開口される部分であってもよい。詰め替え袋10に液体が充填された後、上縁21は、ヒートシールなどによって封止され、これによって上縁シール部21aが形成される。なお本実施の形態において、詰め替え袋10とは、液体が充填される前の、上縁21が開口されている状態のもの、および、液体が充填された後の、上縁21がシールされている状態のものの両者を含む概念である。また、上縁21が開口されている状態の詰め替え袋10において「上縁シール部21a」という用語が用いられる場合、「上縁シール部21a」とは、シールされることによって上縁シール部21aとなる予定の部分を意味している。
次に注出口部15について説明する。注出口部15は、図2に示すように、液体をボトル30へ詰め替える際にボトル30の口部31に挿入される部分を含む領域のことである。図2に示すように、注出口部15は、シール部として構成される一対の注出口部側部を含んでいる。図2において、上縁21側の注出口部側部が符号18aで表されており、側縁22側の注出口部側部が符号18bで表されている。一対の注出口部側縁18a,18bの間には、液体をボトル30へ詰め替える際に液体が通ることができる、注出口部15の未シール部が画定される。このような注出口部15を設けることにより、詰め替え袋10から注出される際の液体の流れを整えることができ、これによって、液体の詰め替え作業を容易化することができる。なお本実施の形態においては、注出口部15の注出口部側縁18aが延びる方向が、本体部14の上縁21の上縁シール部21aが延びる方向に平行になるとともに、注出口部側縁18bが延びる方向が、側縁22の側縁シール部22aが延びる方向に対して傾斜するように、注出口部15が構成されている。この場合、図3に示すように、側縁シール部22aと注出口部側縁18bとの間には切り欠き25が形成されていてもよい。これによって、本体部14から注出口部15に液体が至る際に液体の流路の幅を狭めることができ、このことにより、注出口部15が液体の流れを整えるという作用を高めることができる。また液体をボトル30に詰め替える際、切り欠き25がボトル30の口部31の先端に接触するので、ボトル30に対して詰め替え袋10を安定に保持することができる。
また、表面フィルム11および裏面フィルム12を構成する積層フィルムの中に延伸フィルムを包含させ、延伸フィルムの延伸方向と開封予定部16の延びる方向とを一致させてもよい。
その他にも、開封予定部16は、開封場所であることを使用者に示すことができる印刷領域として構成されていてもよい。
次に、詰め替え袋10の表面フィルム11および裏面フィルム12の構成について説明する。
層構成:外面側からONY(15μm)/印刷/DL/LLDPE(130μm)
・ONY:ユニチカ製「ON−RT」
・LLDPE:テクノフィルム製「SP−303SL」
・接着剤:ロックペイント製「RU−77T/H7」
はじめに図6乃至図8を参照して、比較の形態による詰め替え袋110を用いた場合に生じ得る問題点について説明する。図6は、比較の形態による詰め替え袋110の注出口部115を拡大して示す平面図である。図6に示すように、比較の形態において、開封予定部116は、上縁21側の注出口部側縁18aから側縁22側の注出口部側縁18bへ至るよう延びている。なお図6乃至図8に示す比較の形態において、図1乃至図5に示す本実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
上述の本実施の形態において、注出口部15の開封予定部16の第1部分16aが、表面フィルム11および裏面フィルム12の両方に同様に形成される例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、表面フィルム11に形成される開封予定部16の第1部分16aと、裏面フィルム12に形成される開封予定部16の第1部分16aとが異なっていてもよい。例えば、表面フィルム11に形成される開封予定部16の第1部分16aの方が、裏面フィルム12に形成される開封予定部16の第1部分16aよりも長くなっていてもよい。この場合、図9に示すように、注出口部側縁18aから注出口部側縁18bに至る方向に沿って注出口部15を切断した場合の断面図において、表面フィルム11には注出口17が形成されているが裏面フィルム12には注出口17が形成されていない、という部分が存在することになる。このような形態においても、表面フィルム11と裏面フィルム12との間隔に依らず注出口17から液体を注出させることができるので、液体の安定な注出を実現することができる。なお図示はしないが、表面フィルム11または裏面フィルム12のいずれか一方にのみ開封予定部16の第1部分16aを形成し、他方には第1部分16aを形成しない、という形態もまた考えられる。
上述の本実施の形態においては、注出口部15の注出口部側縁18aが延びる方向が、本体部14の上縁21の上縁シール部21aが延びる方向に平行になるとともに、注出口部側縁18bが延びる方向が、側縁22の側縁シール部22aが延びる方向に対して傾斜するように、注出口部15が構成されている例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、図13に示すように、注出口部側縁18aが延びる方向が、本体部14の上縁21の上縁シール部21aが延びる方向に対して傾斜するとともに、出口部側縁18bが延びる方向が、側縁22の側縁シール部22aが延びる方向に対して傾斜するように、注出口部15が構成されていてもよい。この場合、図13に示すように、上縁シール部21aと注出口部側縁18aとの間には切り欠き24が形成され、かつ、側縁シール部22aと注出口部側縁18bとの間には切り欠き25が形成されていてもよい。切り欠き24および切り欠き25は、好ましくは、液体をボトル30に詰め替える際、切り欠き24,25がボトル30の口部31の先端に接触するよう構成される。これによって、ボトル30に対して詰め替え袋10をより安定に保持することができるようになる。
11 表面フィルム
12 裏面フィルム
14 本体部
15 注出口部
16 開封予定部
16a 第1部分
17 注出口
18a,18b 注出口部側部
19 摘み部
26a,26b 当接点
27 二等分中間線
28 流路
29 過剰開封抑制手段
30 ボトル
31 口部
Claims (6)
- ボトルへ詰め替えられる液体を収容する詰め替え袋であって、
前記詰め替え袋は、表側フィルムおよび裏側フィルムをシールすることによって得られるシール部と、シールされていない未シール部と、に区画され、
前記詰め替え袋は、
液体を収容する本体部と、
前記本体部に接続された注出口部であって、液体をボトルへ詰め替えられる際にボトルの口部に挿入される部分を含む注出口部と、を備え、
前記注出口部は、前記シール部として構成される一対の注出口部側部を含み、前記一対の注出口部側部の間には、液体をボトルへ詰め替える際に液体が通ることができる未シール部が画定され、
前記注出口部は、開封されることによって液体が注出される注出口となる開封予定部をさらに含み、
前記開封予定部は、前記本体部に向かって前記一対の注出口部側部の間で延びる第1部分を含み、
前記開封予定部の端部のうち前記本体部側の端部は、前記未シール部に位置している、詰め替え袋。 - 前記一対の注出口部側部の二等分中間線が鉛直方向に平行になるように前記注出口部が前記ボトルの前記口部に挿入される場合に、前記ボトルの前記口部の内壁に当接する前記一対の注出口部側部上の点を一対の当接点と称する場合、前記一対の注出口部側部は、前記当接点から前記本体部の側に向かうにつれて前記一対の注出口部側部の間の間隔が少なくとも部分的に広くなるよう、構成されている、請求項1に記載の詰め替え袋。
- 前記開封予定部の前記第1部分のうち前記本体部側の端部と、前記一対の注出口部側部の二等分中間線との間の間隔が1mm以下である、請求項1又は2に記載の詰め替え袋。
- 前記開封予定部の前記第1部分と、前記一対の注出口部側部の二等分中間線との間の間隔が、前記第1部分の全域にわたって1mm以下である、請求項1又は2に記載の詰め替え袋。
- 前記開封予定部のうち前記未シール部を延びる部分の長さが3mm以上かつ50mm以下である、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の詰め替え袋。
- 前記注出口部は、前記開封予定部の端部のうち前記本体部の側の端部を超えて前記開封予定部が開封されることを防ぐための過剰開封抑制手段をさらに含む、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の詰め替え袋。
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