JP5995143B2 - 詰め替え袋 - Google Patents
詰め替え袋 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5995143B2 JP5995143B2 JP2012278114A JP2012278114A JP5995143B2 JP 5995143 B2 JP5995143 B2 JP 5995143B2 JP 2012278114 A JP2012278114 A JP 2012278114A JP 2012278114 A JP2012278114 A JP 2012278114A JP 5995143 B2 JP5995143 B2 JP 5995143B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- convex
- spout
- main body
- refill bag
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Description
図1は、本実施の形態による詰め替え袋10全体を示す平面図である。表面11および裏面12を有する詰め替え袋10は、液体洗剤やシャンプーなど、ボトルへ詰め替えられる液体を収容するよう構成されたものである。なお以下の説明および図面において、詰め替え袋10とは、特に断らない限り、液体が収容される前の詰め替え袋のことである。また特に断らない限り、表面11および裏面12は互いに対称的な形状を有している。すなわち、表面11の構成要素と裏面12の構成要素とは略同一になっている。従って、以下の説明においては、主に表面11の形状について説明し、裏面12の形状の説明を省略する。
本体部14は、主に液体を収容するための部分である。本体部14は、底部シール23aによって封止された底部23と、側部シール22aによって封止された一対の側部22と、上部21と、を備えている。上部21は、詰め替え袋10に液体が充填される際に開口される開口部21bとなっている。詰め替え袋10に液体が充填された後、上部21は、ヒートシールなどによって封止される。図1において、液体が充填された後にヒートシールされる部分が上部シール予定部として符号21aで示されている。
次に注出口部15について説明する。注出口部15は、液体がボトルへ詰め替えられる際に液体が注出される注出方向に沿って延びるよう構成されている。このような注出口部15を設けることにより、詰め替え袋10から注出される際の液体の流れを整えることができ、これによって、液体の詰め替え作業を容易化することができる。なお本実施の形態においては、注出口部15が延びる方向が、本体部14の上部21および側部22が延びる方向のいずれに対しても傾斜している例が示されているが、これに限られることはない。例えば、注出口部15が延びる方向が、本体部14の上部21または側部22が延びる方向に平行になっていてもよい。
また本実施の形態による詰め替え袋10の表面11および裏面12にはそれぞれ、本体部14と注出口部15との間の境界線19に対する垂直二等分線18と少なくとも本体部14において交わるよう設けられ、外方に向かって突出する第1凸部30と、第1凸部30からさらに外方に突出するよう第1凸部30上に設けられた第2凸部40と、が形成されている。以下、第1凸部30および第2凸部40について図2を参照して説明する。図2は、図1の詰め替え袋10の注出口部15およびその近傍を拡大して示す平面図である。
次に、第1凸部30および第2凸部40の断面形状について、図3および図4を参照して説明する。図3は、液体の注出方向に沿った方向において詰め替え袋10を切断した場合を示す断面図である。図4は、垂直二等分線18に直交するとともに第2凸部40の連結部分45を横断する線で詰め替え袋10を切断した場合を示す断面図である。
次に、詰め替え袋10の表面11および裏面12を構成するフィルムの構成について説明する。
層構成:外面側からONY(15μm)/印刷/DL/LLDPE(130μm)
・ONY:ユニチカ製「ON−RT」
・LLDPE:テクノフィルム製「SP−303SL」
・接着剤:ロックペイント製「RU−77T/H7」
図5(a)(b)(c)(d)は、本発明の実施の形態による詰め替え袋10を製造する方法の一例を示す図である。はじめに図5(a)に示すように、表面11を構成するためのフィルム11Aを準備する。次に図5(b)に示すように、フィルム11Aに対してエンボス加工を施すことにより、フィルム11Aに第1凸部30および第2凸部40を形成する。例えば、第1凸部30および第2凸部40の形状に対応した突起および溝を有する雄型および雌型を用いてフィルム11Aを押圧し、これによってフィルム11Aに第1凸部30および第2凸部40を形成する。
次に、液体が注出される際に得られる、詰め替え袋10の作用効果について説明する。図6を参照して、本実施の形態による詰め替え袋10を用いて液体を詰め替える際の様子について説明する。図6は、液体が充填され、かつ開封予定部16が開封されて注出口16aが形成されている状態の詰め替え袋10を、液体の注出方向に沿った方向において仮想的に切断した場合を示す断面図である。
上述の本実施の形態において、第1凸部30の第1部分33が、本体部14および注出口部15の両方に跨って広がっている例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、図9に示すように、第1凸部30の第1部分33は、本体部14内に配置されていてもよい。図9に示す例においても、液体の注出の際、第1凸部30の第1部分33のうち注出方向から見て第2凸部40の第1部分43と第2部分44によって挟まれている領域に窪み32aを形成することができる。この窪みによって、本体部14から注出口部15に流入する液体の流量を適切に制御することができ、これによって、注出口部15が閉塞されてしまうことを抑制することができる。
第1凸部30は、本体部14と注出口部15との間の境界線19の近傍において広がるとともに、本体部14から開封予定部16に至るよう構成されていてもよい。例えば図10に示すように、第1凸部30は、本体部14と注出口部15との間の境界線19の近傍において広がる第1部分33に加えて、第1部分33に連結され、開封予定部16に至るよう線状に延びる第2部分34をさらに有していてもよい。図11は、図10の詰め替え袋10を線XI−XI方向から見た場合を示す断面図である。図11に示すように、このような第2部分34を形成することにより、注出口部15における液体の流路の断面積を十分に大きく確保することができる。このため、注出口部15が閉塞してしまうことをさらに抑制することができる。
上述の実施の形態および各変形例において、第1凸部30および第2凸部40のうち本体部14側の部分が、平面視において円形または楕円形の輪郭を有する例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、図16に示すように、第1凸部30のうち本体部14側の部分、すなわち第1部分33は、注出口部15から本体部14に向かう方向において凸となる弧状の輪郭を有していてもよい。この場合、第1部分33は、図16に示すように、境界線19が延びる方向における第1凸部30の延在範囲が注出口部15よりも大きくなるよう、注出口部15の近傍において広がっていてもよい。なお図16において、第1凸部30の第1部分33は、第1肩部シール24aおよび第2肩部シール25aの近傍に至るよう形成されている。
11 表面
11A 表面シート
12 裏面
14 本体部
15 注出口部
15 注出口部シール
16 開封予定部
18 垂直二等分線
19 境界線
24 切り欠き(上部側)
25 切り欠き(側部側)
30 第1凸部
32a 窪み
33 第1部分
40 第2凸部
43 第1部分
44 第2部分
Claims (6)
- 表面および裏面を有し、ボトルへ詰め替えられる液体を収容する詰め替え袋であって、
液体を収容する本体部と、
前記本体部に接続され、液体がボトルへ詰め替えられる際に液体が注出される注出方向に沿って延びる注出口部と、を備え、
前記注出口部は、開封されることによって液体が注出される注出口となる開封予定部を含み、
前記詰め替え袋の前記表面および前記裏面にはそれぞれ、前記本体部と前記注出口部との間の境界線に対する垂直二等分線と少なくとも前記本体部において交わるよう設けられ、外方に向かって突出する第1凸部と、前記第1凸部からさらに外方に突出するよう前記第1凸部上に設けられた第2凸部と、が形成されており、
前記第2凸部は、前記本体部内に配置され、前記本体部と前記注出口部との間の境界線に対する垂直二等分線と交差するとともに前記注出口部から前記本体部に向かう方向において凸となるよう延びる第1部分と、前記注出方向から見た場合に前記第1部分と少なくとも部分的に重なるよう配置され、前記第1部分よりも前記開封予定部側に位置する第2部分と、を有し、
前記第1凸部の領域のうち前記第2凸部の第1部分および第2部分によって挟まれた領域に窪みが形成されている、詰め替え袋。 - 前記窪みの深さは、前記第1凸部の高さと前記第2凸部の高さの合計よりも小さくなっている、請求項1に記載の詰め替え袋。
- 前記第1凸部は、前記本体部から前記開封予定部に至るよう構成されている、請求項1または2に記載の詰め替え袋。
- 前記第2凸部は、前記第2凸部の前記第2部分に連結されるとともに前記開封予定部に向かって延びる第3部分をさらに含む、請求項3に記載の詰め替え袋。
- 前記第2凸部の前記第1部分および前記第2部分は、前記注出方向における前記第1部分と前記第2部分との間の間隔が端部分から中央部分へ向かうにつれて少なくとも部分的に大きくなるよう、構成されている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の詰め替え袋。
- 前記第2凸部の前記第1部分および前記第2部分は、平面視において前記第2凸部に環状の部分が形成されるよう、端部において互いに連結されている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の詰め替え袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012278114A JP5995143B2 (ja) | 2012-12-20 | 2012-12-20 | 詰め替え袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012278114A JP5995143B2 (ja) | 2012-12-20 | 2012-12-20 | 詰め替え袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014122043A JP2014122043A (ja) | 2014-07-03 |
JP5995143B2 true JP5995143B2 (ja) | 2016-09-21 |
Family
ID=51402908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012278114A Active JP5995143B2 (ja) | 2012-12-20 | 2012-12-20 | 詰め替え袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5995143B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6902836B2 (ja) * | 2016-08-23 | 2021-07-14 | 藤森工業株式会社 | 注出口付き包装袋及びその製造方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4802362B2 (ja) * | 2000-11-16 | 2011-10-26 | 凸版印刷株式会社 | 液体包装容器 |
JP4612391B2 (ja) * | 2004-10-20 | 2011-01-12 | 大日本印刷株式会社 | 注出口部付き自立袋 |
JP4887936B2 (ja) * | 2006-06-28 | 2012-02-29 | 凸版印刷株式会社 | 注出口部を有する詰め替え用の包装袋 |
JP2008168921A (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-24 | Toppan Printing Co Ltd | 注ぎ口付きパウチ |
JP2008179405A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-07 | Toppan Printing Co Ltd | 注出機能付き袋状容器 |
-
2012
- 2012-12-20 JP JP2012278114A patent/JP5995143B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014122043A (ja) | 2014-07-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5957750B2 (ja) | 詰め替え用パウチ | |
JP2008133003A (ja) | 詰替え用袋 | |
JP6031885B2 (ja) | 詰め替え袋 | |
JP6790457B2 (ja) | 注出口具付きガゼット袋 | |
JP6892817B2 (ja) | スパウト付きガゼット袋 | |
JP2021534045A (ja) | 折り畳みシール可撓性バルブ | |
JP5995143B2 (ja) | 詰め替え袋 | |
JP2008074479A (ja) | 詰替え用袋 | |
JP5689806B2 (ja) | 複数回詰め替え用パウチ | |
JP5573245B2 (ja) | 詰替え容器 | |
JP6264630B2 (ja) | 詰め替え袋 | |
JP6074674B2 (ja) | 詰め替え用パウチ | |
JP2015113163A (ja) | 詰め替え袋 | |
JP3740859B2 (ja) | 注出用口部材付パウチ | |
JP6554920B2 (ja) | 収納容器 | |
JP6488567B2 (ja) | 袋 | |
JP6264637B2 (ja) | 把持部を備えた袋、および把持部 | |
JP6236927B2 (ja) | 把持部を備えた袋 | |
JP6256806B2 (ja) | 詰め替え袋 | |
JP6012966B2 (ja) | スパウト付き収容体 | |
WO2016031429A1 (ja) | 袋 | |
JP2008150073A (ja) | 詰替え用袋 | |
JP6859803B2 (ja) | パウチ | |
JP2018083652A (ja) | 袋 | |
JP2019172378A (ja) | 収納容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151029 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160715 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160729 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160811 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5995143 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02 |